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公安警察の「事業仕分け」を!

144とはずがたり:2013/06/22(土) 19:07:11
>>142-144
 −−ライフラフトで2人はどういう過ごし方をした

 「基本的にずぶぬれで乗ったので、体がどんどん冷えていくのが分かった。もしかして今日中に救助されないと低体温症で危ないと思ったので、『今までこんなに近づいたことはないよね』という距離で体を寄せ合って取りあえず体温を維持した。ただ、幸いなことに私たちが漂流しているのは皆さん知っていたし、どこで漂流しているのかも、おおよそ分かっていたので、『必ず救助されるだろう』という安心感があった」

 岩本さん「互いに励まし合った。皆さんも頑張っているのに『低体温症なんかで死なないように』と互いに体を寄せ合って時間を過ごした。ライフラフトの中に水が入ってきたのでそれをくみ出して。水に浸かっているのと水がないのとでは全然違う。体温を分け合いながら過ごしていた」

 辛坊さん「ライフラフトの中でも言い合ったのですが、私たちは非常に恵まれた漂流者だっというのは間違いないだろうと思う。そこで漂流しているのも誰にも分からない状況の中で、どこにいるのか、いつ発見されるのか、漂流していることすら知ってもらえていない漂流者もいるだろう。私たちはとても幸運だったと思う、そういう意味で。まず使わないだろうと思っていた非常用の持ち出し袋というのが防水袋に入っていて、その中に衛星携帯電話とGPS、現在地が分かるものがあって、それをライフラフトに運ぶことができたので、ライフラフトの中から状況が分かったので精神的にはだいぶ楽だった。なのでライフラフトの中で、そんなに体がどんどん冷えていくこと以外で危機感はなかった」

 「できるだけ希望的な観測は言わないようにした。というのは2時20分にきた自衛隊の最初の水上艇が、いったん3時に現場を離脱したという連絡を受けた。2回目に午後5時半にくると聞いた。『この波だとまず(救助活動は)無理』って思った。厚木から飛んできてくださっているわけだから、向こうだって必死になって助けようと思ってくれているわけだから、それでもやはり(海面に)降りられない海況なら仕方ないよねという。助かるとは今は思わないようにしようと、次のチャンスが必ずあるのだからという話をしていた」

 −−ご家族もすごく心配していたと思うが、どんな様子だったか

 辛坊さん「厚木に着いたらかみさんがきてましたが、まだ思いは、言葉は交わしていない。まあ言わなくちゃいけないのだろうけど、家族に向けてというよりは、今はとにかくご迷惑をおかけした皆さんに」

 −−今後の活動については

 辛坊さん「正直いうと、ちょっとやはり今後どのツラ下げてという感じがします。そういう意味では、やっぱりしばらく自らを省みる時間がいるだろうなと思う」

 「本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。本当に海上自衛隊、海上保安庁の方、多くの皆さんのおかげで帰ってくることができました。本当にありがとう」


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