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公安警察の「事業仕分け」を!

143とはずがたり:2013/06/22(土) 19:06:42

 辛坊さん「ひろさんの印象で(衝撃は)いうとかなり船底に近いところ?」

 岩本さん「そうですね、底に近いところで右側の底ぐらいだと思う。どうしてかというと、ガーンと当たったときに斜めになったので。そこから突き上げられたような、感覚としてはそういうものだった」

 辛坊さん「ポンプで排水できるくらいの浸水速度なら、見極めができるんですが、10分ももたずに船が沈没するということが浸水の状況から明らかですから、浸水箇所を特定して修理するという考えはなかった」

 岩本さん「素人ながら何かが当たったのなら、ボーンと衝撃を受けてから、その後の音は小さくなると思う。あるいは1回で終わるか。それが3回くらい同じくらいの大きさの音だったから、そのときに思ったのは『クジラか何かが(船体を)たたいたのかな』と、その瞬間は思った。今は分かりませんが、そのときはそうでした」
 −−岩などに当たった可能性は

 辛坊さん「(海底までの深さが)何千メートルのところだから、座礁は絶対にあり得ない。レーダーで間違いなく確認していた。海上にレーダーにうつるようなものは何もなかった」

 「数日前に北緯35度以北は低気圧の通過もあって、波が高くなるので危ないということで、ここ2日くらい進路を南に変えて北緯32度台まできていた。実は3日前に比べると海況はおだやか。見通しも非常にクリアで、風も1つの方向から吹いていた。波もさほど高くはなかった。恐らく3日前の海況だったらライフラフトに乗ることは無理だった。ライフラフトに乗った瞬間、そんなに海が荒れている印象はなかったのだが、その後、午後になって風が吹いてきた。海流の影響でライフラフトが北東方向に流され始め、時間を追うごとに風と波が強くなってきたという状況だった。ただ、ライフラフトには初めて乗ったのだが、とても安定している乗り物で、窓を開けて外の海を見てみると大変なうねりだったが、ライフラフトの中に乗っている限りでは、そんなに荒れている感じがしなかった」

 「海上自衛隊の第1便の水上艇が来てくれるという連絡をもらったが、私の基本的な知識では3メートルを超えると、水上艇は着水できないというのがあった。窓を開けてみたら確実に3メートルをこえていたので、これはもしかして無理かもしれないと思った。夕方になってもう少し波が穏やかになると予測し、その後、もう一度救助に来てくれたと思うが、結果的に波は相変わらず高かった。普通のパイロットだったら降りないと思う、あの海には。救助してくれた方々は『こんな海でレスキュー活動したことがない。訓練でもしたことがない』とおっしゃった。本当にたった2人の命を救うため、11人の海自の皆さんが犠牲になるかもしれないというのに着陸(水)してくれた。僕は本当にね、ああこのすばらしい国に生まれた。これほどまでにうれしかったことはない」

 −−今の気持ちとして再チャレンジというのは考えているか

 「これだけたくさんの人に迷惑をかけて、口が裂けてももう一回やりたいとはいえないでしょ。いや言えません。もし今度やるとするならば、誰にも連絡せずに全部自己責任、何があっても自分たちで責任を取るという覚悟で、船を出すことはないとはいえない。でも、これだけの方に迷惑をかけるということがわかっていながら、もう一回やるとはいえません。ひろさんはどうですか」

 岩本さん「同じです」


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