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132：とはずがたり：2012/04/17(火) 10:29:59: 京都府警トップ、祇園暴走事故当夜に酒宴
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120417-OHT1T00041.htm

　京都市東山区の繁華街・祇園で軽ワゴン車が暴走し、歩行者７人が死亡した事故で、発生当日の１２日夜、京都府警トップの安森智司本部長と、交通部トップの山形克己交通部長が、府警の署長ら幹部が参加した懇親会に出席し、飲酒していたことが１６日、府警への取材で分かった。府警幹部から「懇親会を中止すべき」との進言があったにもかかわらず、安森本部長が開催を決めたことも関係者への取材で判明。大惨事の裏での府警の姿勢に批判の声が集まりそうだ。

　８９人が出席　軽ワゴン車で暴走し、運転手の藤崎晋吾容疑者（３０）を含む８人が死亡した大事故が起きた夜、京都府警の交通部トップが、こともあろうか府警幹部の宴席で飲酒していた。

　府警総務部によると、懇親会は１２日午後１時１５分からの「警察署長会議」に伴ったもの。同日午後６時１５分頃から午後８時頃まで、府警本部近くのホテルで開かれた。府警本部の幹部や府内の各署長ら計８９人が参加し、立食形式でビールや日本酒などのアルコールが供された。

　交通部ナンバー２の交通次長や現場の東山署長ら７人は捜査指揮や被害者対応のため欠席したが、山形交通部長は約５分遅れて出席。ビールをコップ１、２杯を飲んだ。懇親会終了後は府警本部に戻り、引き続き深夜１時過ぎまで捜査指揮を執ったという。

　大惨事とあって、府警幹部からは懇親会自体を中止すべきとの声も上がったが、安森本部長は開催を決行し、懇親会開始から出席。山形交通部長が宴席に参加していることも知っていたという。

　警察署長会議は春の定期異動に伴うもので、幹部約１００人が出席し、事故発生直後の午後１時１５分から開かれていたが、事故の一報が入り、山形交通部長ら交通部門の幹部や東山署長らは退席した。山形交通部長は、この署長会議で指示できなかった事項などを署長らに伝えることや、実質的な指揮を交通捜査課長が執っていることなど総合的に判断して懇親会に出席。事故について電話で報告を受けていたという。

　山形交通部長は「捜査の指揮に大きな支障はなく、ミスもなかった。事故捜査の応援依頼など署長らへ業務指示をするために出席したが、酒を飲んだことは配慮が足りなかった」と反省。府警は「初動捜査は終わっており、業務上のミスはなかったが、配慮が足りなかった」としている。

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