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立法府・国会スレ

241名無しさん:2009/12/27(日) 11:35:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143084
国会議員 特権天国 仕分け必要の声 膨らむ予算 来年度1490億円
2009年12月27日 09:02 カテゴリー:政治
 今年の流行語大賞に選ばれた「事業仕分け」。国の事業が必要かどうかを民主党議員らが厳しく追及し、国民の支持を得たが、国会関連予算は対象外だった。国会議員には年収約2200万円のほかに数々の公費手当があり、JR無料パスなどの優遇措置も手厚い。「議員特権こそ仕分けを」の声が高まりつつある。

 「国会議員が先に実行すればすべての政府関係者もそうなっていくはずだ」。7日、民主党の山岡賢次国対委員長は記者団に胸を張った。

 国会議員が委員会調査などで海外出張する際、従来の航空機ファーストクラス利用を改め、ビジネスクラス以下を使うことで与党3党が原則合意。渡航先の在外公館から車の提供など便宜供与を受けないことも確認した。

 政府が掲げる「無駄遣い排除」を党が先取りした格好だが、こうした取り組みが「焼け石に水」と思えるほど国会議員の“特権”は盛りだくさんだ。

 給与に当たる歳費が月額約130万円。期末手当と呼ばれるボーナスが平均約630万円。これだけで年収約2200万円に上る。加えて非課税で領収書が不要な「文書通信交通滞在費」が月額100万円支給される。これらは日割りでなく月割り計算。8月30日の衆院選で当選した議員は在任期間わずか2日で8月分が満額支給された。

 さらに、衆参両院の委員長になれば国会会期中に日額6千円が加算され、運転手付きの乗用車まで用意される。

■恵まれた設備面

 文書通信交通滞在費は電話代などの通信費、交通費、宿泊費として使うものだが、電車や飛行機に無料で乗れる別の優遇措置もある。各議員は(1)JR全線の無料パス(2)東京‐選挙区間の月4回往復分航空券(3)JRパスと月3回往復分航空券‐のいずれかを選択できる。

 設備面も充実。議員宿舎は東京・赤坂の一等地にありながら家賃は3LDKで9万2千円。「同程度の物件なら相場は50万−60万円」(周辺の不動産業者)というから格安。各議員が事務所を構える永田町の議員会館は都内電話料と光熱水費が無料。秘書給与は3人まで公費負担される。まさに至れり尽くせりだ。

 衆参両院の予算は毎年1千億円を超え、25日に決定した2010年度予算案では「豪華すぎる」と批判のある新議員会館関係経費が増額され1490億円(前年度比13・6%増)まで膨らんだ。

■定数削減望む声

 特権批判の高まりを気にする国会議員は少なくない。民主党の若手参院議員は「事業仕分けのように費用対効果を詰められると答えられない」。「仕分け人」を務めた若手議員の事務所は「答えづらい」とコメントを避けた。

 同じく仕分け人の村藤功九州大ビジネススクール専攻長は「仕事さえきちんとしてくれれば気にならない」という容認派。「特権批判より、何千億円も削れる無駄遣いを放置するなど議員としての仕事の質を問うべきだ。仕事をしない政治家は半分でも3分の1でもいい」と指摘する。

 国会議員定数について民主党マニフェスト(政権公約)は「衆院の比例定数を80削減」と明記する。経費見直しや定数削減など、国会議員が自らの身を削れるか。「本当に公費でないとダメですか」。事業仕分けで官僚を問い詰めた仕分け人議員の言葉が今、自らに返ってきている。

=2009/12/27付 西日本新聞朝刊=


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