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立法府・国会スレ

1100名無しさん:2018/12/31(月) 23:06:00
>>1099

「大島流国対」は国会の“潤滑油”だったが…

 そうした中、2018年11月27日の改正入管法衆院通過に当たり、大島議長が異例の議長あっせんを行った。野党6会派の抗議を踏まえて「政府に政省令を含む全体像を国会に報告させ、法務委で質疑がしっかりできる環境を整えてほしい」と与党に“指示”したもので、与党も「しっかり政府に伝える」と応じた。

 この大島氏の“大岡裁き”で、強硬だった辻元清美・立憲民主党国対委員長も「異例の提案で評価できる」と態度を和らげて衆院通過時の大混乱は回避され、同党は会期末の内閣不信任案提出も見送った。

 大島氏は、18年7月下旬の通常国会閉幕時にも「所感」を発表し、財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題について「行政監視の根幹を揺るがす」などと政府に猛省を促した。

 今回の入管法審議で、失踪した技能実習生の実態調査結果の集計を法務省が誤ったことでも、不満を募らせていたとされる。大島氏は首相が意欲的発言を繰り返す国会での改憲論議についても「憲法は法律の基本。できるだけ合意形成して進めていかなければならない」と、自民党の独走を牽制(けんせい)した。

 国対委員長時代、同年輩の漆原良夫・公明党国対委員長(政界引退)と、「悪代官(大島氏)と越後屋(漆原氏)」と呼ばれた親密な関係を築いて、国会を切り回したのが大島氏。「おぬしもワルよのう」とのセリフが国会での流行語ともなった。

 「両氏の人相風体からのあだ名」(自民長老)で、実際は誠実さによる相互信頼関係だっただけに、あえて悪役として国会の潤滑油になってきた大島氏にとって、「憎悪と不信ばかりの現状には我慢がならない」(同)のは当然と言えそうだ。

(時事通信社「地方行政」2018年12月17日号より)


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