したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

8352チバQ:2012/12/24(月) 11:23:55
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=536283217
政流転(4) 苦悩する既存小政党


松江市内で開かれた演説会で、比例中国ブロックの社民党候補の演説を聞く支持者=11日夜、松江市殿町、県民会館
他党と主張重なり埋没

 「このままでは島根の農業は壊滅的です」。衆院選島根1区に出馬した共産党の吉儀敬子氏は11月中旬、島根県東部のJA幹部に環太平洋連携協定(TPP)反対の立場を訴えた。

 国政選挙で、同党島根県委員会が自民党支持の根強いJAを訪ねたのは初めて。全面協力は得られなかったものの、党名入りの「TPP反対」のポスターをはる支店もあった。

 中林隆委員長は「全部(の政策)は無理でも、TPPに絞れば協力ができるのではないか」と、個別の政策で他党の支持層に切り込む狙いだった。


比例票は大幅減

 TPPと並んで同党が訴えたのが原発即時廃炉。ところが解散後、原発に反対姿勢を示す日本未来の党が誕生し、公明党、社民党とも主張が重なった。

 自民、民主との三つどもえとなった島根1区では、吉儀氏が反TPP、反原発票の受け皿にもなり、前回選に比べて58・8%増の1万4173票を得た。しかし、9年ぶりの議席奪還を狙った比例代表は1区内で28・8%減の9075票。有権者が小選挙区と比例代表の票を“使い分けた”様子が読み取れる。

 実際、原発停止を願う、松江市西川津町の介護アルバイト、長岡瞳さん(21)は小選挙区は吉儀氏に投じたが、比例代表は「(原発停止の)意見を通すため、ある程度議席が取れる党」との判断で、日本未来の党に投票した。

 中林委員長は「『反対』だけでは駄目ということ。有権者に『共産党はこれだけやってくれた』という実感を抱いてもらえないと、党への信頼は高まらない」と、苦悩を打ち明けた。


危機感あらわに

 比例代表の得票が減少した社民党は、組織衰退が深刻だ。

 11日夜、松江市内で開かれた比例中国ブロック候補の演説会は、島根県東部で唯一の開催にもかかわらず、来場は35人ほど。

 このうち、社民党の「東の牙城」と言われた、旧大東町職員労働組合があった雲南市大東町からの参加は10人に満たず、同組合関係者は数人だった。

 旧大東町職労は、市町村合併で雲南市職労(約430人)に吸収。市議選では120人ほどの旧大東町出身者で支援するが、今や国政選挙では自治労に従って民主党を支援する。

 旧大東町出身の40代の組合員は「今は組織の少数派。国政選挙で社民党支持を打ち出しにくい」と打ち明ける。

 組織の衰退ぶりを象徴するように今回の選挙で、大東町を含む旧大原郡での社民党の得票は前回選比38・8%減の610票。県全体では48・94%減の8804票に終わった。

 同党県連の清水勝代表は「1万票を下回るとは想像だにしなかった」と嘆息。党も改選5議席が2議席に減った。「根強い支持者がおり、5議席は確保できると思っていた。国会議員は6人で(政党要件の5人という)下限が迫っている」と、来夏の参院選に向け危機感をあらわにした。

('12/12/21 無断転載禁止)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板