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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

8301チバQ:2012/12/21(金) 00:41:41
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121220ddlk18010484000c.html
2012衆院選:記者座談会 原発政策 各候補、争点化避ける 全国最多立地県、物足りなさ指摘 /福井
毎日新聞 2012年12月20日 地方版

 自民が県内3選挙区を独占し、民主が全議席を失った衆院選。選挙戦を担当記者4人が振り返った。

 −−3選挙区とも、自民が大差をつけた。

 記者A 福井の保守地盤の厚さをまざまざと見せつけられた。「切り崩すすき間がない」と弱音を漏らす他党の選対幹部は多かった。1区では、稲田朋美氏の後援会組織の強さが目立った。陣営関係者は「公示を迎えるころには、試験は終わっている」と話していたが、常在戦場で組織を鍛え上げている。

 記者B 2区の山本拓氏の個人演説会は連日、数百人が駆けつけた。前回選は中立に回った県農政連が動員をかけ、応援弁士にも立った。自治会単位の推薦状が事務所の壁に所狭しと並び、支持層の厚さを物語っていた。対照的に民主・糸川正晃氏は逆風に苦しみ、陣営は「『糸川本人は良いけど、民主党はちょっと……』と言われる」と嘆いていた。

 記者C 自民大勝というより民主自滅の印象だ。3区は元々自民が強いから順当勝ちと言える。陣営は完勝気分の引き締めのため、組織固めに万全を期していた。組織の機動力、活動量は圧倒的だった。

 −−第三極は風を巻き起こせなかった。

 A 維新の橋下徹代表代行が福井市で応援演説を行った時、約2000人(陣営発表)が集まったが、現場からわき上がる高揚感のようなものは感じられなかった。橋下氏は「さらに公共工事をしても日本は成長しない」と訴えたが、北陸新幹線や足羽川ダムが主要課題の福井の現状とかけ離れていた。政策的に受け入れられなかったのではないか。

 B みんなは2区に候補を立て、維新と連携して2大政党打倒を訴えたが、保守層には浸透できなかった。ただ、1割強の票を集め、一定の手応えは感じたようだ。

 記者D 3区の維新候補は“落下傘”。公示の約10日前に公認が発表され、事務所にするため急いで借りた敦賀市繁華街のテナントには、前に入っていた店舗のカウンターがそのまま残っていた。事務所開きに知人ら数人しか集まらず、党本部の支援が厚いとは思えなかった。大阪での維新の熱狂とは対照的に、地方での悲哀を感じた。

 −−原発問題は争点となったのだろうか。

 C 原発が集中立地する3区でさえ原子力が再重要の争点にはならなかった、というより、どの候補も争点化を避けた。原発と切り離せないという意味で、経済・雇用問題に一般化されたように感じる。「安全なら動かす」と現実論を強調していた自民にしても、国策としての見通しが不透明で、本質論に踏み込めなかった。立地自治体の関係者は「原発の必要性をもう少し訴えてもよかったはず」と物足りなさを指摘していた。

 A 1区で共産、社民候補が脱原発を柱に訴えたが、伸び悩んだのが象徴的だった。毎日新聞の世論調査で、最も重視する争点に原発を挙げた人の割合は景気対策や社会保障に比べて低かった。ただ、立地県の方が若干、原発への関心は高い傾向があった。

 B 2区でも、共産以外の候補が街頭演説で原発に触れることはほとんどなく、景気回復やTPPが主な主張だった。原発から距離があり、住民の関心事ではないと判断したのかもしれない。しかし、全国最多の原発立地県の候補者として、自らの考えを有権者に示してほしかった。


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