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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
8288
:
チバQ
:2012/12/21(金) 00:15:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000078-mailo-l11
回帰・衆院選’12:政権再交代/中 民主惨敗 前回の勢い、見る影なし 教訓導き、立て直しへ /埼玉
毎日新聞 12月19日(水)12時27分配信
「こんなに運動した選挙はいままでにない」。衆院選埼玉5区で7選を果たした民主前職の枝野幸男氏(48)の陣営幹部が振り返った。
1993年の初当選以降、これまでにも逆風下の選挙はあったが、弁舌さわやかなイメージや知名度を生かした「空中戦」で勝ってきた。だが、今回は組織選挙を展開せざるを得なかった。選挙対策組織も初めて編成し、さいたま市大宮区の事務所には、支持を頼む電話をかける専用ブースを初めて設け、11台の電話機を置いた。
自民が圧勝した05年の郵政選挙でも小選挙区で勝ち残った埼玉1、5、6区の前職でさえ、今回は落選の瀬戸際に立たされた。小選挙区で当選できたのは枝野氏1人。1区と6区の前職2人が比例代表で復活するのがやっとだった。小選挙区の公認候補14人全員が当選した前回の勢いは、見る影もなかった。
「今回はより民主への風当たりが厳しくなった。ビラすら拒否され、選択肢の中から完全に外されていた」。枝野氏の陣営幹部は、そう悔しがる。埼玉12区の前職陣営は、大物議員を招いた集会でも会場が埋まらず、関係者は「民主に聞く耳を持たない雰囲気があった」とこぼした。
埼玉4区では、民主出身の上田清司知事から地盤を受け継いだ前職の神風英男氏(51)が自民新人に敗れた。上田知事は「新たに神風ファンを作っていない。遺産だけで食っていれば、(支持は)減る」と苦言を呈し、「政権与党が野党の批判をしてもしようがない。自分たちの成果、継続し、新たにやることを訴えるべきだった」と、民主の敗因を指摘した。
政権交代の原動力となったマニフェストの使い方も、陣営によってばらつきが見られ、候補個人のビラ配りを優先する陣営もあった。前回版は実現できなかった政策が多かったため、民主県連の山根隆治代表は「マニフェストというだけで拒否感を持たれることはあった」と言う。
「民主には2大政党の一翼を担ってもらいたい」。さいたま市浦和区の70代の男性はそんな思いで小選挙区は自民候補、比例代表で民主に投票したという。「自民一強」では政界に緊張感が失われる恐れがあると考えるからだ。山根代表は「コアな支持は崩れていない。熱い思いを寄せる方々を大切にして、新しい再建に向けて考えていきたい」と強調する。
党の立て直しは、貴重な与党経験からいかに教訓を導き、生かしていけるかにかかっている。
12月19日朝刊
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