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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

7780チバQ:2012/12/08(土) 09:48:46
http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/SEB201212060037.html
2012年12月7日03時00分
TPP、農家票を左右 佐賀2区佐賀2区

 田畑が広がる佐賀平野を抱え、日本一のノリを生産する有明海に面する佐賀2区。農漁業への関心がとりわけ高い。「首相の側近」の民主前職が、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の是非をめぐり、元農水副大臣の自民前職の攻勢にさらされている。

■首相側近、苦しい主張

 「これまで絶対できなかったことが一つ一つできるようになった3年だった」

 6日夜、佐賀市大和町での演説会で民主前職、大串博志首相補佐官(47)は支援者に訴えた。

 子ども手当、高校授業料無償化、農家への戸別所得補償。民主政権の実績を列挙し、力を込めた。「さらに前に進めるのか、逆戻りさせるのかが問われる」

 元財務官僚の大串氏は鳩山、菅両内閣で財務政務官、野田内閣で内閣府政務官を経て現在、首相補佐官として政権中枢にいる。

 解散後の11月28日、初めて九州入りした野田佳彦首相が、まず駆けつけたのが大串氏の選挙区。首相は「民主党で一番働いた政治家だ」と持ち上げた。

 大串氏の評判は自民系の首長や議員の間でも良い。ある首長は霞が関に陳情に行くと、省庁の幹部や大臣にすぐに会えたと驚く。「やはり大串さんの力だ」

 だが、今は「首相の側近」として中枢にいることが両刃の剣になっている。

 県内最大の集票力を誇るJAグループ佐賀の政治組織、県農政協議会は11月30日、大串氏からの推薦願を退け、自民前職の今村雅弘・元農水副大臣(65)の推薦を決めた。

 「TPP交渉参加の断固阻止に向け、一貫した行動、発言をしている」ことを推薦条件に掲げる。

 大串氏も「関税原則全撤廃のTPP参加には反対」と言うが、首相は交渉参加に前向きだ。「民主党執行部の大半は推進派。要請に行っても何も変わらない」と話す県農政協の中野吉實会長は、大串氏にも厳しい。「首相に反対と言ってくれないと。我々の前だけで言っても……」

■自民前職は反対強調

 4日、今村氏は、鹿島市のJAさが北鹿島駐車場での集会で、農業者約50人を前にTPPに参加した場合の危うさを力説した。

 「関税がゼロになれば外国産農産物が大量に輸入され、日本の農業、農村が崩壊します」

 今村氏は各地でTPPを中心に演説して回る。「いったん締結させられれば、後になって内容を改めることは事実上不可能です」などと記したチラシも配る。

 熱心に支持を訴える背景には、前回、佐賀2区で大串氏に競り負けた経験がある。そのときも県農政協は今村氏を推薦したが、大串氏は農家にマニフェストの戸別所得補償を説明し、共感を得ていた。

 県農政協の中野会長は、「民主は戸別所得補償を法制化しようとしない。やめると言えばすぐにやめられる」と釘を刺し、農民票の自民回帰を促す。

■農協支所内に共産ポスター

 共産新顔の上村泰稔氏(47)は、TPP断固反対を訴える。職員しか目にしないものの、農協支所の部屋に共産の「TPP反対」のポスターを貼る所も出てきた。上村氏は「農民票は動く。政権交代は農協支配を崩してきている」。

 2005年、09年に選挙区、比例区とも自民に投票した佐賀市の農業女性(64)は、今回の投票先を自民か共産で迷っている。自民の姿勢が「条件次第では交渉参加とも受け取れる。もっと説明がほしい」。

 佐賀市の農業男性(80)も長年、自民に投票していたが、前回は戸別所得補償を訴える大串氏に投票した。今回は迷っている。「TPP参加は結局、小さい百姓をつぶそうとするもの。各候補の参加への姿勢を確認して、投票ギリギリまで考えたい」
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