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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
7435
:
チバQ
:2012/12/04(火) 01:42:25
富山
http://www.chunichi.co.jp/article/shuin2012/toyama/CK2012120102000278.html
<闘いの構図1区>民自共、三極 四つ巴 県内随一の激戦必至
闘いの構図<1区>
二〇〇九年の前回衆院選では、党への追い風に乗った民主前職の村井宗明氏(39)が自民の長勢甚遠氏を破り、小選挙区での初勝利を果たした。与党として選挙に臨む村井氏は攻守所を変え、自民新人の田畑裕明(39)、共産新人の山田哲男(65)、無所属新人の吉田豊史(42)の三氏の挑戦を受ける。吉田氏には公示直前になってみんな、日本維新の会が相次いで推薦を決定。民自共と「第三極」による県内随一の四つ巴(どもえ)デッドヒートが必至の情勢だ。
村井氏は〇三年と〇五年の選挙で、豊富な運動量による草の根選挙を繰り広げて元法相の長勢氏に食い下がり高い惜敗率で比例復活を果たしてきた。〇九年には三回目の対決で長勢氏を破り、党として県内唯一の小選挙区の議席を獲得した。
しかし「国民の生活が第一」が誕生する引き金となった社会保障と税の一体改革法案の採決を棄権。こうした対応をめぐって県連との関係が冷え込み、約四カ月間にわたって謹慎処分を受けた。
十月、文部科学政務官に就任した村井氏。党に対する全国的な逆風が吹く中で議席死守を目指し、街宣やあいさつ回りを精力的に展開。二日には党県連の臨時大会で県連代表に復帰する見通しだ。
田畑氏は、引退を表明した長勢氏の後継として擁立が決まった。ただ候補選考は首長や国会議員、県議の名前が浮上する紆余(うよ)曲折を経て、九月下旬になってようやく決着した。陣営は党の組織力をフル回転し、出遅れからの巻き返しを目指す。
自民は、十月の知事選で一定の制約の下で選挙活動ができた「確認団体」だった。田畑氏はその強みを生かして知事選の個人演説会に出席し、現職支持者にPR。解散後は出身高校のOBも後援会を発足させた。
こまめなあいさつ回りと街頭演説をこなす田畑氏だが、党も「1区集中型選挙」(県連幹部)と位置付けて2、3区の選挙はがきを1区に融通してもらうほか、党街宣車も1区集中で回る構えだ。
山田氏は新人の中で最も早く五月に立候補を表明した。擁立した共産は、知事選で無所属候補を立てて自民と同様に確認団体となった革新系市民団体の有力構成組織。このため山田氏は、知事選の応援演説でも無所属候補に並び立ち、消費税増税反対などをともに訴え、浸透を図った。
解散後も精力的な街頭演説を続ける。十一月二十九日夜に開かれた公開討論会では「原発の『即時ゼロ』は可能だ」などと党の方針を鮮明に打ち出した。
吉田氏は当初、自民公認での立候補を目指したが、候補者選考の過程で市連内での支持が広がらなかったことなどで離党。街宣活動、あいさつ回りを通じて「第三極の受け皿」としての立ち位置を鮮明に打ち出している。
十一月二十五日にみんなが、県内での候補擁立を断念した維新が三十日に相次いで推薦を決定した。中でも大学の同窓となるみんなの柴田巧参院議員は「公認に匹敵する応援方法を構築したい」と共闘姿勢を打ち出す。
同二十七日には日本未来の党と合流した生活も推薦を決めたが、吉田氏は三十日、日本未来の党の全体像を把握する時間的余裕がないことなどを理由に同党としての推薦を受けない考えを強調した。
■ ■
十二月四日の公示が迫る衆院選は、県内三選挙区の立候補予定者の顔触れがほぼ出そろった。各陣営は慌ただしく準備を進め、師走決戦の号砲に備えている。各区の構図を探った。(衆院選取材班)
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