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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

7260チバQ:2012/12/03(月) 01:19:07
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20121202ddlk32010306000c.html
問われるもの:衆院選・島根/下 2区 公共事業が支える現実 /島根
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 ◇「田舎をどれだけ理解するか」
 「今回当選すると、竹下先生にもポストが回ってくる。圧倒的な勝利が必要だ」

 衆院解散から2度目の週末、大田市内のホールは約100人の支持者で熱気に包まれた。自民前職、竹下亘氏(66)の国政報告会で、“弟分”を自認する青木一彦・参院議員(51)がマイクを握って声を張り上げた。竹下陣営は、今回の衆院選を大臣ポストをかけた戦いと位置付ける。

 兄の故竹下登元首相が築き上げた“竹下王国”は、逆風となった前回衆院選でも健在だった。地域まで張り巡らされた組織を生かし、非自民で結集した相手候補に2万7000票差を付けた。あれから3年3カ月。今度は民主に逆風が吹く。「前回より3割増しの票を集めたい」。国政での野党暮らしに飽き飽きしたという、地元の自民議員はそう息巻く。

 竹下氏は解散後、党務の合間に地元入りし、公共工事の必要性を説いて回る。自民の政権公約に盛り込まれた「国土強靱(きょうじん)化」を強調し、山陰道(安来〜益田間)の全線早期開通を訴える。

 「自民はまた公共事業をやろうとしているのかと批判する人がいる。しかし私たちは真っ正面から反論する。国民の命と暮らしを守る公共事業のどこが悪いんだ」。竹下氏はバラマキ批判を一蹴し、主張する。「東日本大震災では東北自動車道が1日半で復旧し、物資の輸送や避難に使われた。道路があればこそだ」「道路のない所に工場は来ない。それが冷徹な事実だ」

 発言の背景には、大規模な工場や地場産業がほとんどなく、公共事業が地元経済を支える現実がある。県民1人当たりの公共投資額は、全国1位が続いた。

 そうした現状に、県内の建設業大手幹部は「都会は社会基盤の整備が終わったのかもしれないが、田舎はまだまだ。田舎をどれだけ理解しているかを選ぶ基準にしたい」と話す。

    ◇

 「コンクリートから人へ」という華々しいスローガンを掲げ、政権交代を果たした民主。当初は公共事業費の大幅削減で注目を集めたが、マニフェストで中止を掲げた八ッ場ダム(群馬県)が建設再開するなど迷走を続けた。

 今回のマニフェストでは「コンクリートから人へ」は消え、公共事業の今後について直接的な文言は盛り込まれていない。

 衆院解散から3日後、立候補予定者が決まっていなかった民主は新人、石田祥吾氏(32)が出馬を表明した。県連が来春と見込んでいた解散が急きょ決まり、混乱の中での決定だった。石田氏の隣で、和田章一郎・県連代表代行は「切羽詰まった我々の動きがあり、本人の決意もこういう状況で生まれた」とドタバタぶりを認めた。

 刷り上がったばかりの石田氏の政策資料には、東日本大震災からの復興や子育て支援などと並び、山陰道や浜田港の整備継続もつづられる。石田氏は取材に対し、「必要でないことに予算を回す余裕はないが、必要な建設はしないといけない」と力説する。

 “竹下王国”で民主は苦しい戦いを強いられてきた。前回選は推薦候補が比例復活も果たせなかった。石田氏は、民主の独自候補としては7年ぶりとなる。くしくも石田氏が秘書を務めた小室寿明氏(52)=島根1区前職=以来となるが、小室氏の05年の得票数は竹下氏の3割にも満たなかった。

 県連幹部は「厳しい戦いになるだろうが、政権与党として候補者を何としても擁立したかった。公共事業を必要最低限に抑えるという方針は今も変わっていない。だが個別の県内事情もあり、一定の公共事業は必要だ」と話す。

    ◇

 共産新人、向瀬慎一氏(41)も出馬を予定している。共産は医療や福祉の充実を一貫して主張し、向瀬氏は「大型の公共事業をしても景気対策にはならない。地元業者にも利益の出る小規模事業を増やすべきだ」と呼び掛けている。【金志尚】

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 ○…立候補が予想される顔ぶれ…○

石田祥吾 32 党県副代表   民新

竹下亘  66 [元]副財務相 自前(4)

向瀬慎一 41 党地区役員   共新

 *敬称略、カッコ数字は当選回数


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