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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

6807名無しさん:2012/11/30(金) 12:42:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20121129-OYT8T01601.htm
[衆院選]風の行方<1>逆境に立つ民主党陣営

 衆院解散から8日後の11月24日。福井市の国際交流会館で開かれた民主党県連の総合選挙対策本部の初会合で、県議ら約70人にA4判の紙が1枚配られた。

 「『第46回衆議院議員選挙総合選対』組織図」。1区に7人、2区に12人、3区には19人の地方議員らを配し、選挙の最前線で応援弁士など実動部隊として活躍してもらう算段を示したものだ。

 ところが、間もなく、1区担当の福井市議1人が、民主党と決別して「日本維新の会」公認で出馬する前県議(39)の選対事務局長に就いていたことが判明。さらに、別の福井市議3人が社民党公認で1区から出る元越前市議(63)の選対と掛け持ちすることもわかった。

 1区の選対本部長の山本正雄(71)は「きちんと(選挙態勢を)整理しなければ」と顔をしかめた。選対名簿から維新陣営の選対事務局長の名は消えた。

 しかし、社民党との掛け持ちは事実上、容認する方針だ。1区は、自民、共産、社民、維新の4陣営を相手にする県内の最激戦区。民主党が擁立する笹木竜三(56)は当選4回だが、ここ2回は選挙区で敗れ、比例選で復活している。民主県連の選対事務局長の玉村和夫(62)は「社民党とは長年協力関係にあった。人手も足りず、掛け持ちを許さないなど堅苦しいことは言っていられない」と打ち明ける。

 その笹木は29日、福井市内で事務所開きをした。前回は手薄だった農村部回りに力を入れている。「戸別所得補償制度、高校無償化など、やってきたことを訴えるしかない」。陣営幹部は危機感を募らせる。

 ◇

 民主党に強い逆風が吹いている。政権交代を実現した2009年の前回選ですら、1〜3区すべてで自民党候補に全敗。笹木と2区の糸川正晃(37)、3区の松宮勲(68)の3人とも比例復活したものの、選挙区で自民党の全勝を許したのは福井と鳥取、島根、高知の4県だけ。10年の参院選でも自民党の後塵(こうじん)を拝した。

 支持母体「連合福井」の目も厳しい。27日の会合で前議員3人の推薦を決定したものの、民主党政権が「2030年代に原発ゼロ」方針を掲げたことなどから、電力総連を中心に「無条件に推すのはどうか」との不満が根強い。

 こうしたなか、陣営が頼るのは、政権与党としての実績だ。27日、坂井市であった糸川の事務所開き。政府への陳情の窓口役を務める県議の野田富久(65)は、中部縦貫自動車道建設計画の年間予算を約70億円から約120億円に増やしたことなどを紹介。続いてマイクを握った糸川も熱弁をふるった。

 「『コンクリートから人へ』を掲げた党の公約に反し、県内では『コンクリートからコンクリート』を推し進めてきた。自民党以上に自民党的な活動をしてきた」

 野田は「中央はボロボロでも福井の国会議員はよく汗をかいた」と胸を張る。

 ただ、こうした公共事業中心の実績PRに違和感を覚える支援者もいる。野党時代から支援してきた坂井市内の主婦(62)は言う。「政権交代で社会保障がもっと充実すると期待していたが、これでは自民党と一緒。生活重視の理念に立ち返ってほしい」

 ◇

 政権交代から3年2か月。逆風にさらされる民主党に、政権奪還に向け追い風に乗りたい自民党。脱原発の世論を好機ととらえる共産、社民の両党、そして県内に「第3極」の風を吹き込みたい日本維新の会、みんなの党――。慌ただしい冬の選挙戦にどう臨むのか。主要政党の動きを追う。(文中敬称略)

(2012年11月30日 読売新聞)


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