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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
6326
:
名無しさん
:2012/11/26(月) 12:11:30
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001211260004
総選挙いわて/民主・生活、元は身内激突
2012年11月25日
3区では、5選を目指す民主前職、黄川田徹氏(59)と、国民の生活が第一(生活)の新顔、佐藤奈保美氏(46)の「元身内」が対決する。ただ、佐藤氏との対決色を前面に出さない黄川田氏側と、積極的に黄川田氏の地盤にも踏み込む佐藤氏側とで、態度に差がみられる。
■共につながり
「過去、小沢先生のお考えの下、黄川田代議士を誕生させようと、(黄川田氏を)応援してきた……。しかし、民主党の色々な実情で小沢先生は離党した。政治理念をまっとうしようとしてのことだ」
24日、一関市であった佐藤氏の事務所開き。あいさつに立った佐藤氏の選対幹部
は、集まった200人に、支持する候補者を佐藤氏に変えるよう訴えた。
これに対し黄川田氏は、24日夜、岡田克也副総理を招いた講演会であいさつに立ち、復興副大臣として被災地に予算付けした実績を強調。「政権交代でできなかったこともあるが、時計の針を元に戻すことはできない」などと述べた。小沢氏や佐藤氏との対決の構図になった今回の選挙については一切触れなかった。
佐藤氏と黄川田氏は、どちらも小沢氏とのつながりが深い。
佐藤氏はかつて小沢氏が率いた自由党の元衆院議員、菅原喜重郎氏(86)の次女。黄川田氏が初当選した2000年の衆院選では、黄川田氏が小選挙区、菅原氏は比例区の自由党公認候補として共に戦った。陸前高田市出身で三陸沿岸南部を地盤とする黄川田氏、岩手3区で最も有権者が多い一関市など内陸部が基盤の菅原氏は、補完し合って当選を果たした。
黄川田氏は、小沢氏に対し「震災復興で先頭に立ってほしかったが、そうならなかった」と批判し、被災者でもあり、復興副大臣でもある自らのスタンスとの違いを鮮明にしてきた。
だが、「よもや彼女(菅原氏の娘)が出てくるとは思わなかった」。小沢氏にあまりに関係が近く、支持者の多くをもっていかれるかもしれない。「元の同根を分断しての選挙戦。やりにくい」と話す。
ただ、黄川田氏は「党や自らの政策を愚直に訴えるだけ」と、生活や佐藤氏への直接の批判は避ける。「今回の選挙は震災後初めての総選挙で、争点は人を批判するよりも復興しかない。自分のやることを訴えることで結果もおのずとついてくる」と陣営幹部は正攻法を強調する。
■違いを鮮明に
これに対し、佐藤氏側は黄川田氏との対立点を鮮明にし、支持を広げる戦術を取る方針だ。黄川田氏が地盤とする沿岸南部と一関市東部は、中選挙区時代に小沢氏の強固な地盤だった。佐藤氏側には、小沢氏の地盤を受け継ぐのは自分たちだ、との自負があ
る。
佐藤氏は、10月8日の立候補表明以来、ひたすら関係者や祭り会場などを回ってあいさつし、顔と名前の売り込みに躍起だ。
陣営幹部は「まだまだ復興しておらず、景気も悪いうえに消費増税なんて、国民の頭を上からガツンとやるようなもの。なのに、黄川田さんは明確に反対しなかった。復興副大臣というが、現場で何ひとつ具体化したものもない」と息巻く。
攻勢を強める佐藤氏は沿岸部にも積極的に入り、支持拡大を図る方針で、25日には、本拠の一関市に次いで大船渡市にも事務所を開設する。選対幹部は「一関よりも人を集める」と黄川田氏を牽制(けんせい)した。
■漁夫の利狙う
一方、小沢支持者が真っ二つに割れれば割れるほど、漁夫の利を得るのは自民。公認で立候補予定の橋本英教氏(45)は、選挙区内の各地での小規模な座談会などを通じて支持を訴える。
共産公認で立候補予定の菊池幸夫氏(53)は、街頭活動で消費税に頼らない社会保障制度のあり方など党の方針への理解を呼びかけている。
(斎藤大宙、杉村和将)
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