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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

4804チバQ:2012/11/15(木) 00:09:11
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わかる:有権者の思いとズレ/小差の衆院鹿児島3区補選
2012年11月06日


自民候補が小差で当選した衆院鹿児島3区補選の開票作業=鹿児島県薩摩川内市で、西貴晴撮影
拡大写真 次期衆院選の前哨戦として与野党候補が激突した衆院鹿児島3区補選。与党が逆風下のため、当初は国民新の新人候補=民主推薦=に対し、自民前職候補=公明推薦=が圧倒的有利と見られていた。しかし、10月28日の開票結果は、自民前職7万694票に対し、国民新・新人は6万5025票で、5669票の小差。更に投票率は前回衆院選から約16ポイント減り、同区では過去最低の56・60%だった。水面下で何が起こっていたのか。

 「どうにか勝てたという感じ」。自民前職の宮路和明氏(71)を支援した自民党国会議員は苦渋の表情。国民新の新人、野間健氏(54)を推薦した民主の県連幹部は「民主がだめだと言われるが、自民もだめということか」と結果を分析した。

 松下忠洋金融・郵政担当相(当時)の死去に伴う同補選は、松下氏に前回衆院選で敗れた宮路氏、松下氏の後継者の野間氏のほか、共産新人、諸派新人の計4人が立候補した。

 自民側は「パーフェクトに勝てる選挙を目指す」(森山裕県連会長)と組織を挙げて宮路氏を支援。安倍晋三総裁、石破茂幹事長、小泉進次郎青年局長が選挙区入りし、てこ入れした。しかし結果は「薄氷の勝利」。最大要因は有権者の思いに、政党、立候補者が応え切れなかった点にあるようだ。

 毎日新聞社が投開票日に実施した3区有権者対象のアンケート(回答者856人)では、投票の際に最も重視されたのは「経済振興・景気回復への取り組み」(34%)で、政策に重きが置かれた。

 しかし、自民は「政党同士の戦い」と位置付け、民主も岡田克也副総理、細野豪志・党政調会長らを続々投入。「所属政党や支持・推薦政党」を重視すると答えた有権者は16%しかいない。「政党対決か」とみた有権者の中には選挙への関心を一気になくした人もいただろう。

 一方、補選期間中の法相辞任など大逆風を意識した与党側は「政党ではなく人を選ぶ選挙」と位置付けたが、これも有権者の思いとはずれていたとみられる。「人柄や政治家としての資質」を重視すると答えた人は19%にとどまったからだ。

 有権者が関心をなくせば投票率は下がる。3区内8市町の投票率は、前回衆院選より約33ポイント〜約4ポイント減。市長・市議選と同日開票となった薩摩川内市も前回より下がった。

 更に、自民側には組織の「金属疲労」もあった。宮路氏の基盤は3区南部の農村地域だが、過疎高齢化で「後援会で会議を開くと、県議さんが若者に見える」(陣営幹部)ほど弱体化。後援会だけではない。宮路氏を推薦した県建設業協会幹部は「業界全体で(選挙応援を)やろうとしても、もう末端まで動かすのは難しい」。同じく推薦した県農民政治連盟も同様の状況で、組織による選挙戦が困難になっていることを明かした。

 選挙後、野間氏は「全体的に政治に対する不信感、嫌気みたいなものがあるのかもしれない」と語った。第三極の動きも活発化している中、有権者の意識はどの方向を向くのか。次期衆院選は予断を許さない選挙となりそうだ。【宝満志郎、村尾哲、黒澤敬太郎、仙石恭】


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