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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

4614チバQ:2012/11/09(金) 23:07:09
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=48309&catid=480&blogid=16
政権交代 宮崎の3年
(2)コンクリートから人へ

(2012年9月1日付)
■「必要な事業」も縮小

 宮崎市と都城市にまたがる農業用の天神ダム。2009年の政権交代以降、こうしたダムから水を引く畑地かんがいなどの土地改良費は大幅に削減された。国からの手当が減ったこともあり、県の当初予算で09年度に97億円あった事業費は10年度に65億円と約3割減。その後も減り続け、11年度61億円、12年度は55億円にまで落ち込んでいる。「天神ダムからの水が行き渡れば新たな作物に挑戦できる農家が増えるはずだが、このままでは農家の期待に応えられない」。大淀川右岸土地改良区の丸目賢一理事長はつぶやいた。

 民主党の「コンクリートから人へ」を理念に、国は公共事業の「選択と集中」を進め、直轄事業に手厚い事業費を盛り込んでいる。県内では細島港(日向市)が全国43の重点港湾の一つに選ばれて集中整備が進むほか、東九州自動車道は宮崎−大分の16年度中の全線開通が決まった。一方、「集中」から漏れ「選択」されなかった事業は、予算が削減されていったものも少なくない。

◇   ◆   ◇

 「選択」されなかった国の直轄事業のうち、本県では宮崎市と日南市をつなぐ国道220号が代表例。自公政権時代に費用対効果が低いとして一時凍結となり、政権交代後初の本格予算となった10年度も計上が見送られた。

 しかし、同国道は連続雨量170ミリ超で通行止めになる区間が3カ所あることなどから、災害時は孤立する集落が出る恐れもあるとして、地域住民が「命の道」の整備を求め続けてきた。こうした声を受け、国は11年度、新たに「日南防災」として事業化。北区間について着手されることになった。

 署名活動を続け整備を訴えてきた「命の道をまもる会」の竹山好行会長は、事業化を評価しながらも「県南は高速道路の整備も進んでいない。(政党を超え)国会議員が一つになって働いてほしい」と要望。「コンクリートから人へ」という理念を超えて、真に必要な事業への理解を求めた。

◇   ◆   ◇

 県発注の公共事業も厳しい状況にある。国は11年度から、民主党の地域主権改革の一環として、地方自治体が使途に縛られず自由に使える一括交付金の交付を開始。従来の補助金が削減される代わりに地方自治体の財源の多くを占めるようになったが、金額自体は年々減り、地方財政を圧迫する要因となっている。

 県県土整備部の道路関連の補助、交付金事業でみると、その傾向は顕著だ。最終予算額は09年度の321億円から10年度250億円、11年度221億円と推移。12年度は当初予算223億円と見込んだが、7月末現在の内示額は179億円で44億円もの開きがある。

 このため、今後は工期延長などが余儀なくされる事業も予想され、日向地区建設業協会(82社)の甲斐英伸会長は「このままでは地方がつぶされる。管内では来年にも(廃業などで)建設業の空白地帯が生まれるのではないか」と危機感を抱いている。


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