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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
3185
:
名無しさん
:2012/09/10(月) 11:11:27
次期衆院選 擁立難航 急ぐ準備
2012年09月09日
与野党混乱、構図不鮮明
民主党の野田佳彦代表(首相)と自民党の谷垣禎一総裁が「近いうち」の衆院解散で合意してから1カ月。消費増税法案を成立させた通常国会は8日、解散のないまま閉会した。与野党とも年内解散をにらんで準備を急ぐが県内3小選挙区の候補者擁立は難航、対決の構図が固まらない。
◇自民 1区選考振り出しに
県内最大勢力を誇る自民党は、1区で長勢甚遠氏の後継候補が決まらない。
選考を委ねられている党富山市連の野上浩太郎支部長(参院議員)は8日、富山市内で開かれた党県連の会合であいさつし、「選考の遅れを申し訳なく思っています。自民党勝利のため責任を持って汗をかきます」と釈明した。
野上氏は2日前、くら替え立候補を要請する市連の候補者選考委員会に、「全県の支えで当選した参院の任期を4年残している」などとして固辞したばかり。長勢氏の引退表明から半年。野上氏に絞り込んできた市連の選考は振り出しに戻り「8日の国会会期末まで」としていた決定はさらに遅れることになった。
前回総選挙で長勢氏は民主党候補に敗れ、比例・北陸信越ブロックで復活当選した。県内3小選挙区で唯一勝てなかった1区の選考委員長を務める五本幸正市議は「勝てる候補にしたい」と言い続けてきた。
市連各地域支部からは森雅志市長と野上氏を推す声が多く、森市長に早々に断られた市連幹部は「野上氏が軸」と公言してきた。満を持して意向を確かめた野上氏の固辞に、五本氏からは「残念の一言。口説き落とそうと思っていた」と恨み節も漏れ、野上氏と市連幹部のすれ違いがこの時期になって露呈した。
市連は、改めて今月中には結論を出す方針。市連総務会長で選考委員の村家(むら・い)博市議は「困っている場合ではない。野上氏が出ないなら出たいという県議は複数いるので、その中から決めたい」。立候補に意欲を見せる吉田豊史県議や、自薦他薦の県議2〜3人の名が挙がっているという。
ほかに、2区は宮腰光寛氏(61)、3区は橘慶一郎氏(51)のいずれも現職が立候補を予定している。
◇民主 増税法案の混乱続く
前回総選挙の圧勝で政権交代を実現した民主党も、県内では1区しか勝てなかった。今回は、与党として全300小選挙区に候補者を立てる方針だが、消費増税法案を巡る混乱が県連にも及び、1区の現職・村井宗明氏(39)とは関係がぎくしゃく。2区と3区の候補者は決まっていない。
まず県連代表だった広野允士・参院議員が7月、法案に反対を表明して離党、小沢一郎・民主党元代表らと新党「国民の生活が第一」を結成した。残るただ1人の国会議員となった村井氏は法案の衆院採決を棄権。県連は村井氏を謹慎処分とし、関係修復に至っていない。代表不在のまま、高田一郎・富山市議が代表代行を務めている。
2区、3区の新顔候補について、坂野裕一・県連幹事長は「水面下で順次当たっている」と強調するが厳しい選挙戦が予想され、選考が難航している。坂野氏は「富山にゆかりがあり、何度でも挑戦してもらえる若い方を」と話す。
前回は2区と3区で公認候補擁立を見送った共産党も、今回は全小選挙区で立てる方針。1区に党県委員の山田哲男氏(64)、3区に党県呉西地区委員長の泉野和之氏(55)を決め、残る2区の選考を進める。
社民党は2区、みんなの党は県内のいずれかの小選挙区で擁立を目指すが、決定に至っていない。「国民の生活が第一」も、擁立を検討している。
また、幸福実現党は1区に吉田かをる氏(57)を立てる方針を決めている。
県内3小選挙区の立候補予定者(敬称略)
◆1区
村井 宗明(39) 民現
山田 哲男(64) 共新
吉田 かをる(57) 諸新
◆2区
宮腰 光寛(61) 自現
◆3区
橘 慶一郎(51) 自現
泉野 和之(55) 共新
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001209100006
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