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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

2866名無しさん:2012/08/29(水) 10:12:49
第三極の影 警戒強める既成政党 衆院選さが事情・下

 25日夕、佐賀市高木瀬の寄人公民館。元総務相の原口一博は年配の約20人と向き合った。支持者が領土問題などを引き合いに「次の選挙で政権を取り戻そうとしている」と自民党の攻勢を心配した。

 「そうはいかない。自民も民主も、もう嫌だという人がたくさんいる。もう一回、(政界)再編しなければいけないんじゃないか」。その上で原口は最近2回の党代表選で出馬準備をしながらも断念した経緯を語り、9月の代表選への意欲をにじませた。後援会長が「調整役をやめて、もう本人が手を挙げていい」。決断を促したが、感謝の言葉を述べるにとどめた。

 27日夜。原口は政党化を準備する「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長と都内で会談、地域主権改革や外交・安全保障問題で意見を交わした。そんな原口の動きは、衆院選をにらんで憶測も呼ぶ。消費増税法案の採決で棄権し、民主党代表選で野田佳彦の対抗馬候補の一人に取りざたされる一方、「離党予備軍」との見方もくすぶる。

 第三極の核として、政界再編のかぎを握りそうなのが大阪市長橋下徹が率いる地域政党「大阪維新の会」。新党結成へ準備を加速させ、衆院選の「台風の目」になると注目される。8月上旬、週刊誌に「維新政治塾」塾生888人の実名リストが載ると、保利耕輔事務所は佐賀3区内の男性を見つけ、アンダーラインを引きながらつぶやいた。「彼は本気だろうか。何を狙っているのだろう」

 県内在住の維新塾生は、少なくとも50代会社役員と30代地方公務員の2人。今のところ、具体的な動きは見せていない。「都市部なら浮動票を見込めるが、地方はどうか。選挙資金を自前でとなれば、かなり難しいのでは」と自民関係者はみる。

 佐賀2区支部長の今村雅弘(比例九州)は「民主党は選挙を遅らせたいのだろうが、遅くなるほど第三極の勢いが増す。早くやったがいい」と早期解散を訴える。ただ、維新の会が保守色の強い元首相安倍晋三に秋波を送っていることもあり、「維新は環太平洋連携協定(TPP)推進なので全面的には乗れないが、部分的な連携はあり得る」と選挙後の枠組みを見据える。

 中小政党も維新の会への警戒心は強い。「みんなの党は特別に警戒していないが、維新の会は要注意だ。民主党への批判と『決められる政治』への期待が強いことは否定できない」。共産党県委員会は前回衆院選で民主党大勝につながった民意のうねりが、維新の会にも起こる可能性を指摘する。社民党県連も「国民の不満を変な形で吸収し、比例では支持を集めるだろう」

 橋下について、原口は「盟友関係だが、(新党に関し)何も話していない」と多くを語らない。民主党県連幹部は「既成政党が見えない敵に翻弄(ほんろう)されている」と嘆息する。

 来年8月29日の任期満了まで365日。野田が表明した「近いうちに解散」は刻一刻と迫っている。

2012年08月29日更新
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2274933.article.html


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