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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

275チバQ:2010/03/04(木) 23:22:47
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr201001240001.html
<4>暮らし見つめる女性票 「実情 国政に届けて」 '10/1/24

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 柿原ちとみさん(57)の朝は早い。広島県北広島町で酪農を営む。午前7時半、飼育する乳牛37頭の世話を始める。家事をこなし酪農組合の役員を務め、寺への奉仕活動にも出る。その合間を縫って18日夕、広島市中区のホテルに駆けつけた。

 自民党の河井克行衆院議員(46)=比例中国=の新年交歓会。「頑張ってもらわんと、『やよい会』も盛り上がらんよ」。党が下野して初のパーティーで励ましの声をかけた。千代田地区の女性後援会員でつくる「やよい会」。柿原さんは、その会長でもある。

 家業の酪農を継いで20年になる。4年前、頼み込まれて後援会役員を引き受けた。町長選で弁士をした力量を買われた。昨年6月には、約400人でやよい会をつくった。家庭をつなぎ、地域に根を張る口コミの力。「大きな存在」と、役員たちの期待を浴びる。

 あいさつ回りや行事で訪れる河井氏に会い、じかに言葉を交わす。農業、介護、雇用…。国政への反映を願い、町の暮らしの実情を伝える。日常の中で積み重ねる小さな政治の営みでもある。

 野党に転じたが、河井氏には10年近い国会議員活動の経験がある。町をよく知る政治家を支えたい意欲に、揺らぎはない。「弱気じゃだめ。役員が引っ張らんと」。お茶を飲みながら雑談が交わせるような、参加しやすい活動を探る。巻き返しの端緒にしようと2月初め、町内で100人規模の集いを開く。

 昨夏の衆院選。広島3区の北広島町の投票者は女性6945人、男性6283人。この町でも全国でも、女性票が結果を左右する流れが定着した。

 団体職員の沖末万里子さん(56)。「暮らしを切り口に女性と政治とのかかわりが、もっと前面に出れば」。民主党の橋本博明衆院議員(39)=広島3区=の支援に、そんな思いを膨らませる。

 20年前、広島市内から町内の夫(60)の実家に引っ越した。義父母の介護が理由だった。「政治は難しゅうて分からんね」「誰がやっても変わらん」。それから町内で何度も耳にしてきた。地域の女性会でも政治はほとんど話題にならない。関心や不満があっても女性は口が出しにくい―。そんな空気を感じる。

 農機具製造工場で、労働組合の事務員を務める。橋本氏は2005年の衆院選に敗れて以来、毎月のように職場に来た。いつも町民の暮らしぶりを聞いて帰る。昨夏の衆院選で民主党が掲げた「生活が第一」。信じた。農事組合法人理事を務め後継者がいないと嘆く夫に、初めて1票を頼んだ。

 保守地盤の厚い町での勝利に、沖末さんも驚いた。ガソリンなどの暫定税率の廃止、子ども手当支給…。過疎にあえぐ町で、暮らしに直結するマニフェスト(政権公約)が、女性票を押し上げたのではないかと推し量る。

 だから、暫定税率を事実上維持した公約の変更を残念がる。「暮らしが本当に良くなったのか。次の選挙で見極める人が多いだろうな」。生活の場で静かに醸成されていく党と議員への風向き。橋本氏も、敏感に察知してほしいと願う。


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