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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

272チバQ:2010/03/04(木) 23:21:06
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr201001210001.html
<1>政治とカネ しぼむ期待 いら立つ民主支援者 '10/1/21

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 風向きが変わった。広島県北広島町で料理店を営む藤本隆幸さん(52)。カウンター越しに耳にする常連客の政治談議に、風の反転を実感する。「やっぱり民主党も一緒で」「何も信じられんの」―。年配の自民党支持者が明るさを取り戻し、民主党支持の若者はいら立ちの声を上げる。

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐり、元秘書の衆院議員たち3人が東京地検特捜部に逮捕された。自民党は小沢氏の参考人招致を要求し、鳩山由紀夫首相の偽装献金問題も厳しく追及する。政権交代後初の通常国会。最大の焦点となったのは、またしても「政治とカネ」の問題だった。

 「小沢さんは、早く幹事長を辞めた方がいい」。大倉悦子さん(65)と山本静子さん(65)の思いは、重なり合う。主婦の感覚とかけ離れた億単位の金が行き来した事件が、やるせない。

 ともに民主党の橋本博明衆院議員(39)=広島3区=の支援者だ。町出身の橋本氏の母親(65)と同級生でもある。「税金の無駄遣いを徹底的に排除し、使い道を変える」。その縁にも増し、訴えに引き込まれた。橋本氏が初当選した昨年8月の衆院選。2人が投票を頼んだ知人は、合わせて70人近い。

 その人々から今、疑念や批判が届く。「何で小沢さんは早く説明せんの」「民主党も自民党と変わらんね」。きっと世の中が変わる―。政権交代への期待一心、演説会への誘いにも動いた2人は、いたたまれない。

 「どうぞ(検察と)戦ってください」。こわもて幹事長に追随する首相の姿も情けなく映る。「今のままでは政権も民主党も支持離れが進む」。東京・永田町から遠く離れた町の支援者2人が、世の中の空気を感じ取る。

 「よりによってカネの問題か」。農業対馬栄三さん(68)は、落胆をあらわにした。

 2007年秋。橋本氏の応援で、岡田克也民主党副代表(現外相)が北広島町に入った。リクルートや佐川急便事件、政治資金や事務所費の不正処理…。なぜ、政治とカネの問題が後を絶たないのか、対馬さんは直接尋ねた。「政権交代しないと、なくならない」。岡田氏から返ってきた言葉だった。

 そのひと言で、留飲が下がった。食料自給率を高める民主党の農業政策にもひかれる。それまでの自民党から民主党の候補を支えようと腹を固めた。以来、決心は昨年夏の衆院選を経て今に至る。

 10日にあった地区の新年懇親会。「今のままじゃ、参院選でひっくり返るんじゃないか」。区長の内藤林さん(71)から、対馬さんは声を掛けられた。「勢いには勝てん思うよ」。自信を持って切り返した。

 それから10日。不安が頭をもたげてきた。政権交代できたのは、変化への待望が民主党に集まったからだと思う。その期待がしぼみ切ったとき、みんな政治に愛想を尽かすのではないか。対馬さんは、それが一番怖い。

    ◇

 与野党逆転から4カ月。鳩山内閣と民主党に逆風が吹き出す一方、自民党も再生の道を見いだせない。政党・議員と有権者の間に立ち、「政」と「民」双方の風にさらされる支援者の群像を、北広島町にたどった。


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