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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

678千葉9区:2009/06/16(火) 21:54:06
http://globe.asahi.com/feature/090608/01_1.html
菅はロンドンへ飛んだ
6月6日。民主党代表代行の菅直人は、成田からロンドンへと旅立った。英国の議院内閣制の実態を調査するためだ。

厚相の経験もある菅は、日本の政治を「官僚主導」とみて、強い違和感を持ち続けてきた。

大臣の就任直後に、記者会見がある。多くの大臣は、政策に通じないまま、想定問答を手渡される。そこから、官僚によるコントロールは始まる。国会答弁も官僚頼みだ。

「主客が逆転しているんですよ」。役人が内閣を動かし、根本的な政治を担っている。政治家は役人に対する陳情活動を行っている――。それが菅の見る日本政治だ。

「議院内閣制」の本場、英国はそうではないはず。有力な与党の政治家は、内閣(政府)に入り、「オールスター」で官僚をコントロールする。政府以外に、与党幹部が政策に関与する「権力の二元体制」もない。政策立案機能は内閣に一元化されている。

民主党は数年前から、英国型モデルの勉強を重ねてきたが、幹部が本格調査するのは初めて。イギリスの仕組みを学んで、来るべき政権交代に備えたい。

そんな意味をこめた視察である。

下っ端大臣の退屈な日々
「いやあ、ヒマだった。大臣のいすは、ビーチにある折りたたみ式の寝いすみたいだった」

そう語るのは、61歳の下院議員(労働党)、クリス・マリンである。

99年から2年間、環境・交通・地域省(当時)の大臣の1人に任命された。閣僚である大臣のもとに、政策運営を補佐する閣外大臣が8人置かれている。マリンは、一番下っ端だった。

ある日、席に届けられた書類に、外し忘れた付箋(ふ・せん)が残っていた。「これは優先順位最下位の仕事。マリンに回して」

退屈と無意味な仕事の日々。英国で閣僚、閣外相などとして政府に入っている議員は計127人。下院(646人)からは労働党350人のうち97人にのぼる(5月末現在)。マリンも、閣外相を3回経験した。

「週末には選挙区に帰る議員たちが政府に入れば、現場感覚を政策に反映できる」と良い面を認める。「トップの大臣が優れていれば閣外相もやりがいのある仕事になる」。ただ「大臣にしてもらえるかも、との期待から議員たちが政府に忠実になる」という弊害もあるという。

首相も大臣になる議員を増やそうと頻繁に交代させる。その結果「官僚たちは、大臣と意見が違っても、次の交代を待てばいいとたかをくくる」。これでは肝心の官僚のコントロールもままならない。

(文中敬称略)


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