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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2
561
:
名無しさん
:2009/06/12(金) 20:55:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai/20081014/20081014_0007.shtml
(#6) 郵政改革 効率化が断ち切った絆
2008年10月14日 20:28
大分県日田市中津江村の山道を行く郵便配達のオートバイ。緑の中に赤いボディーが映える 娘からはがきが届く時、いつも「クラオカさん」の笑顔が一緒だった。山深い大分県日田市中津江村で暮らす高野キヨネ(83)には、そんな印象が強く刻まれている。
集落の急な坂を上り切った所に、高野の家がある。「こんな山奥まで、郵便配達の人は大変よね」。夫を亡くし、1人暮らしが10年以上続く。日田市中心部に住む娘が定期的に送ってくるはがきが何よりの楽しみだ。
「この前まで配達に来ていたクラオカさん。最近姿を見せないけど、どうしてるのかね」。配達がなくても、必ず立ち寄って声を掛けてくれた。家族のこと。体調のこと。寂しい時の話し相手だった。
「このごろ体があちこち痛くってね。顔なじみがいると、安心だけどねぇ」。最近担当になった新顔の配達員に、「上がってお茶でも」と気軽に言えるようになりたいと思っている。
◇ ◇
津江郵便局の「クラオカさん」−倉岡秀幸(31)は、山道をオートバイで走り回っていた。日田市の上津江町と中津江村をカバーする津江局で勤務して10年。配達員から、貯金や保険の外交をする渉外担当に替わって2年目になる。昨年10月の郵政民営化で、身分は郵便局会社の社員となった。
最近、言葉を交わす人が減った。配達員のころ、郵便物を手渡しながら中津江の人に声を掛けて回った。切れた電球を取り換えてと言われたり、視力が落ちたから手紙を読んでと頼まれたり。お年寄りに頼られているという絆(きずな)がうれしかった。
渉外の担当エリアも同じ中津江だが、保険や貯金の仕事は1軒にとどまる時間が長い。こまめに回る時間はない。この春、上津江もエリアに加わった。津江局の渉外担当が1人になったからだ。福岡市の面積の半分に当たる170平方キロメートルを駆けながら、通り過ぎる家を振り返る。
「元気にしてるかな」。気になるお年寄りは今もたくさんいる。
◇ ◇
小泉構造改革の「本丸」とされた郵政民営化。競争原理の導入と経営の自由化でサービス向上が期待されたが、現実には地方で小規模局の統廃合が相次いだ。改革に伴う「地方切り捨て」の象徴とされることもある。
津江局は管内に2つある簡易郵便局が維持され、見た目は民営化前と変わらない。
「窓口の人が替わって寂しかったですよ」。中津江で長く農業を営む合谷ヒデ子(71)は言う。以前は郵便局に行くたび、窓口の人と近況を語り合った。民営化後、そんな顔見知りが、1人また1人と異動していった。
昨年から郵便貯金の窓口で50万円以上を引き出すとき、身分証明書の提示が厳格化された。目的は「おれおれ詐欺」など犯罪の防止。民営化そのものとは何ら関係ないが、窓口で「前はそんなもん、必要なかったぞ」と怒る人の姿を合谷は何度か目にした。
効率化、合理化が必要なのは分かる。だけど全国一律でいいのか。
合谷は郵便貯金をおろす時、自動預払機(ATM)を使うようになった。 (敬称略)
<わたしたちの九州 第11部>
=2008/10/04付 西日本新聞朝刊=
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