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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2110千葉9区:2009/07/24(金) 21:35:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20090723-OYT8T01190.htm
「世襲」自民VS「官僚」民主

 「衣鉢を継ぐ政治家の一人として、国を憂う父の心を安んじることができなかった」。1区の自民前議員・平井卓也は支持者らへのメールで、16日に77歳で亡くなった元労働相の父・卓志に対する思いをこうつづった。「衣鉢を継ぐ」とは、弟子が師から教えを授かるという意味だが、政治家にとっては「地盤(支援組織)、看板(知名度)、カバン(資金)」を受け継ぐことも含まれる。

 初出馬した前年の1995年から2000年、平井の後援会と政治資金管理団体が、98年に政界を引退した卓志の関連団体から受けた寄付は、少なくとも1億2250万円。県に報告された「政治資金収支報告書の要旨」には、ほぼ毎年、数百万円から数千万円単位で記載されている。すべて政治団体への寄付として、非課税で「相続」を受けた形だ。

 自民党は、「世襲」の立候補制限が取りざたされた。参院議員で元郵政相の祖父・太郎から数えて3代目の平井は、記者会見で世襲について問われると、「祖父も父も尊敬しているが、時代は変わった。私は全く違った政治家像を目指している。最後は有権者が判断することだ」とかわした。

 平井をはじめ、県内3選挙区の自民前議員は全員が世襲。父が衆院議員だった2区の木村義雄は「選挙区割りが変わり、半分しか地盤は継いでいない」と反論し、妻の父が労働相だった3区の大野功統は「世襲が駄目なら『予選』で党の公認を選べばいい。地元をよく知る人物が最後に残るはずだ」と言う。2人とも7期連続当選の大ベテランだ。

 一方、「脱官僚」を掲げる民主党。マニフェスト(政権公約)で霞が関の官僚主導による政策決定システムを、政治主導に転換すると訴える。ところが、1区から出馬を予定する前議員の小川淳也(比例四国)、2区の新人・玉木雄一郎は、ともにキャリア官僚出身だ。

 前回衆院選の1か月前に財務省主計局を退職した玉木は「行革を唱えながら自らの天下り先を守る人たちに失望した。自民党と官僚が一体のスタイルはもう限界だ」と訴え、総務省大蔵官房秘書課長補佐だった小川は「国民を無視して省益に走る姿に幻滅した」と明かす。だが、父親が外務官僚だった木村は「自らの存在を否定するかのようだ」と皮肉った。

 県出身で元大蔵官僚の大平正芳ら、1960〜70年代の首相7人中5人は元官僚。中央官庁はかつて「自民党議員の供給源」と言われた。

 その流れが逆転しつつあることに、自民党県連の幹部は「地盤の強い世襲議員が、長く自民の議席を守った結果、政界を目指す官僚の行き場がなくなり、民主に流れた」と分析する。

 「世襲」対「官僚」となった1、2区の自民、民主の対決。この構図を、田中愛治・早大教授(政治学)は「社会システムの変革が必要な今、政治家に最も求められるのは新たな発想ができる人材。世襲や元官僚が、自分の育った世界を打破できるのか。有権者が見極めるしかない」。有権者の選択が問われている。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)


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