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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2079とはずがたり:2009/07/24(金) 13:09:40

’09政権選択:注目区ルポ/1 福岡7区 古賀氏VS元秘書、一躍「対決の象徴」に
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/seikensentaku/news/20090722ddp041010010000c.html

 「さあ、選挙区という『戦場』に行きましょう」。21日正午前、東京・自民党本部。衆院解散を控えた党両院議員懇談会で、古賀誠氏(68)は集まった同僚議員に訴えかけた。

 党内第3派閥を率いる重鎮も今回、地元・福岡7区の戦いは厳しい。昨年9月、当時の小沢一郎・民主党代表が直々に現地に入り、古賀氏の元秘書、野田国義氏(51)を対抗馬に擁立。一躍「政権選択の象徴区」になった。

 古賀氏の選挙手法は一変した。「1日100人電話しなっせ」。支援者の進言を受け、東京から電話を繰り返した。春以降は地元で小学校区単位のミニ集会を重ねる。徹底した「ドブ板選挙」だ。

 「ようやく流れを取り戻した」と陣営幹部。東国原英夫・宮崎県知事の擁立を巡る騒動で党選対委員長の辞意を表明したことも「自分の選挙に没頭できる」と、歓迎ムードだ。

 18日夜、みやま市の公民館。2日間で11カ所を回る集会の一つで、古賀氏は約200人の支持者を前に、地元の大型公共事業を列挙して実績を強調した。九州新幹線の新駅、有明海沿岸道路、三池港整備……。「九州一の街作りのため、インフラを整備したい。税金の無駄遣いといわれる筋合いはない」

 党関係者は「たすきをかけて自転車で回るより、高級車に乗っているヤツが頼られる。それが7区」と、都市部との選挙風土の違いを強調する。「政権交代しても野田氏は与党の1年生。工事を引っ張って来られるか?」

 だが、地元の中堅土木業者は「前回選挙から4年で、地域の同業者の4分の1は倒産した。勝ち組と負け組の差はひどくなる一方だ」と声を潜める。集会には社員を出すが「反対派と見られるのが怖いから。投票所では、自分で判断する」。

    ◇

 解散間もない午後3時半。民主の野田氏は大牟田市郊外のスーパー前で演説に立った。「勇気を持って日本の政治を変えよう」。党への追い風の中、買い物客ら約700人が周囲を埋めた。ただ、元秘書として、古賀氏との基礎票の差は肌で知る。超えるには労組票を持つ社民、郵政票を持つ国民新、両党との共闘が不可欠だ。

 19日、柳川市で開いた「チェンジ集会」。開会の1時間前、国民新党の自見庄三郎副代表は別室で地元の特定郵便局長ら約150人と向き合った。

 7区の郵政票は前回選挙後も、郵政民営化法案の採決を棄権した古賀氏が握ってきた。「野田さんを推すことが法改正につながる」。自見氏はそう訴え、郵政民営化見直しに関する民主党との協定を記した文書を配ったが、残り40日でどこまで浸透するか。陣営も「未知数」という。

 社民との共闘にも不安がある。炭労が強かった大牟田地区には今も根強い革新票があるが、労組側には、野田氏が八女市長当時に労組と対立したことへのしこりも残っている。

 野田氏が自民重鎮の牙城を崩し、文字通り「政権交代の象徴」となれるのか。戦いは本番を迎えた。【阿部周一、井上秀人】=つづく
    ◇
 「政権選択」が最大の焦点となる4年ぶりの総選挙。全国の注目選挙区を歩く。
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 ◇福岡7区立候補予定者
古賀誠  68 党選対委員長 (9)自前[古]
野田国義 51 元八女市長     民新
林孝宣  47 幸福県副代表    諸新
(敬称略)

毎日新聞 2009年7月22日 西部朝刊


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