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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1343千葉9区:2009/07/10(金) 23:59:15
http://www.tokachi.co.jp/feature/200907/20090710-0002012.php
【激戦の構図 2009衆院選・十勝】(下)拮抗する町村部
2009年07月10日 15時37分



“代々中川”に危機感
攻め込む石川・大地
 「泥まみれでやってほしい」。自民党の中川昭一氏は父・一郎氏の代から十勝の農業界に強固な基盤を築いてきたが、農業団体には、これまでの安泰ムードはなく、危機感が募っている。

「過去の言動」改め行脚
 2007年秋。中川氏は管内を回り、各JAの青年部らと対話集会を持った。ある集会では農業政策をめぐってやりとりが行われたが、政策が若手に理解されず、中川氏は農協幹部に苦言を呈し、険悪なムードになった。幹部らとは最近、関係を修復したが、会場にいた支持者は「支持を得るための地方行脚なのだが、ちょっとした言動がマイナスになった」と残念がる。

 政策通ゆえの言動は末端の農家から反発を招いた。これらのやりとりは失態会見を機に広がり、対抗陣営の攻撃材料にされている。自民党支部役員も務める農業者は「とっつきづらい」とこぼす。

 一方、十勝の農業界には、WTO(世界貿易機関)など重要課題を控え、中川氏を失えば「大きな痛手」との声は根強い。農協幹部は「稲作中心の農政で畑作酪農を引き上げた実績は大きい」(JA本別町)、「何が何でも中川に勝ってもらわねば」(JA木野)と口をそろえる。

 中川氏は、かつてないほど町村に足を運ぶ。「初心に戻って、とにかく歩いてくれ」。中川父子を支持してきた農業者は有権者との信頼回復を第一に訴える。

 これに対し民主党の石川知裕氏は、新党大地の鈴木宗男代表の影響力が残る町村での戦いに自信をのぞかせる。前回の衆院選では、石川氏は新人ながら、出身地の足寄と周辺4町で中川氏の票を上回り、音更、幕別、新得、中札内でも差を縮めた。ある町の民主党関係者は「大地がキャスチングボートを握る。(うちの町でも)逆転の可能性は十分にある」と語る。

簡単ではない協力関係
 半面、新党大地との協力関係は、実際のところ、そう簡単でもない。民主の実働部隊となる労働組合の組合員と新党大地支持者には、依然として隔たりがあるからだ。「新党大地の支援者はもともと保守層。投票用紙には石川とは書けない」(新党大地系町村議員)、「選挙協力は上が決めたこと。鈴木代表がかつて組合を批判したことは忘れていない」(北教組関係者)との声が交錯する。

 選挙を間近にして池田、芽室、幕別などで民主党と新党大地との集会が相次いで開かれ、協力関係は徐々にできつつある。その反動で新党大地の内部には、自民党・中川陣営との関係から、微妙な立場に立たされる支持者も出てきた。先の民主党関係者は「水面下で協力してくれればいい」と漏らす。

 帯広に次ぐ大票田の音更町では、3月の町長選で民主支持の寺山憲二氏が自民系候補を破り当選した。民主基礎票に約4000票の上積みを果たした。「町長選のムードを維持できれば、音更で石川の勝利も可能」(民主党音更支部)と勢い付く。ただ、寺山サイドには自民党の中川義雄参院議員の支持者も数多く回っており、内部事情は複雑だ。

 「中川対石川」の町村部の攻防は前回衆院選より差が縮まり、拮抗(きっこう)しているとの見方が支配的だ。また共産党の渡辺紫氏は自民、民主とは一線を画し、国内農業を守るための国境措置強化を訴え、第三の立場で浸透を図る。

 一連の農政改革、国際交渉の行方を見据え、基幹産業を担う農村がどう判断するのか。十勝の選挙戦のポイントとなっている。
(衆院選取材班)


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