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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1108千葉9区:2009/06/30(火) 23:47:47
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku3/05.html
敵失

 潮目変化に一喜一憂

政策よりも弁明、攻撃

小沢の辞任会見をテレビで見ながら報道陣の質問に答える民主党県連幹事長の渡辺敏勝(右)。自民、民主とも敵失で一喜一憂している=5月11日、長崎市樺島町の同党県連

<5完>

 自民党県連幹事長の田中愛国は19日、県議会の議員控室で機嫌が良さそうだった。「さすがは小沢さん。大した力だ。今どき天の声なんてあるんかね」とにやりとした。

 小沢一郎の民主党代表辞任の引き金となった西松建設の巨額献金事件。この日の同社前社長の初公判で検察側は小沢事務所が同社に公共工事談合の「天の声」を出していたと指摘した。

 同じく県議会の議員控室。民主党県連幹事長の渡辺敏勝は「今の段階でコメントすることは何もない」と少しいら立っていた。この1週間前。渡辺は、日本郵政社長の続投問題で総務相の鳩山邦夫が辞任したことに「麻生内閣の支持率は下がるだろう。こちらにとってはプラスになる」と語ったばかりだった。

 3月に小沢の公設秘書が逮捕されて以降、自民、民主の攻守は刻一刻と変わる。小沢の進退問題では民主が浮足立ち、自民は時流を得たかのように批判を強めた。鳩山邦夫の総務相辞任ではそれが逆転する。鳩山辞任直後の全国世論調査では麻生内閣の支持率は急落した。一喜一憂の政局。

 県内の候補者や陣営もまた、潮目が変わるごとに集会や街頭演説で弁明に追われ、あるいは相手の攻撃材料に使ってきた。「法律家としてこの(西松)事件は無罪です」と検察批判を鮮明にしてきたのは3区に出馬予定の民主現職、山田正彦(67)=比例九州=。同じ3区の自民現職、谷川弥一(67)は民主新代表に鳩山由紀夫が選ばれた際「小沢さんの後押しを受けた人が代表になりありがたい」と皮肉った。

 自民のある県議は「相手がミスをしないかを待つ敵失の戦いだ。政策を語らないといけないのだが…」と嘆く。だがそんな中で有権者は、どちらかの政権を選ぶ衆院選を迎える。

 小沢の説得を受けて出馬を決めたとされる2区の民主新人、福田衣里子(28)。著書でも小沢の政治姿勢を支持してきた。だがその福田も西松事件以降、集会では小沢との関係を語らない。一定の距離を置こうとしているようにも見える。集会では官僚政治を変える必要性を説いて回る。

 だが−。麻生内閣の支持率急落を1面で伝えた16日の新聞各紙。福田の選対本部長代行を務める橋本希俊は、同じ紙面に載った厚生労働省の局長逮捕の記事が気になっていた。民主党国会議員と官僚の黒い関係をにおわせていた。底流にはまだ、うごめくものがあるかのように。(敬称略)(衆院選取材班)



2009年6月22日長崎新聞掲載


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