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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2632チバQ:2013/04/13(土) 10:02:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130412-OYT8T01310.htm
「継続」か「刷新」か、争点…郡山市長選14日投票

 郡山市長選は14日、投開票される。元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)と、現職で3選を目指す原正夫氏(69)の無所属2人が立候補し、前回選と同じ顔ぶれによる一騎打ち。震災と原発事故で市の置かれた状況や課題は4年前と大きく変わり、両陣営は除染の徹底と復興の加速などを訴える。政策に際だった差はなく、前回選同様、市政の「継続」か「刷新」かが大きな争点となっている。

 前回選は1万834票差で敗れた品川氏は4年間、市内各地を回って知名度アップに努めた。小中学校時代の同級生や、個人的つながりで生まれた支持者を中心に「草の根」選挙を展開。現市政を批判する市議らから支援を受ける。「新発想、即実現力」をスローガンに、中央官僚、大学教授などの経歴から人脈と実行力をアピールする。保育料・出産費用の無料化、18歳以下への「放射線健康管理手帳」の交付、高齢者向け通院パスポート発行などを公約に掲げている。

 原氏は、自民党、公明党の各郡山総支部から推薦を受け、約250の後援会を中心に組織選挙を展開する。前回市長選で支持が分かれた市選出自民党県議は5人全員から支援を受け、26か所で行う個人演説会には公明党関係者も出席する予定。郡山市出身を強調し、学校除染や健康対策などの実績を訴え、「今だからこそ継続」をアピール。2015年度までの住宅全戸や農地約2300ヘクタールの除染、屋内遊び場の4か所増設、小中学校の耐震化促進などを公約としている。

 投票率は、両陣営とも過去2番目に低かった前回(51・54%)を下回ると予測。7万票程度を当選ラインとみている。12日現在の期日前投票者数は2万205人(前回同時期1万3658人)。

 投票は14日午前7時から午後6時まで市内147か所で行われる。開票は午後7時半から、市豊田町の市総合体育館で行われ、午後9時頃には大勢が判明する見通し。6日現在の有権者数は26万3642人。

◇投票権持たぬ避難住民9000人

 郡山市内では、原発事故で市外から避難し、仮設住宅などで暮らしている人が約9000人に上る。住民票を移していないため、市長選に投票することはできない。一方、市外に自主避難した市民は約6000人とされ、市外からの不在者投票件数が増えている。

 市内に役場機能を移し、住民3151人(1日現在)が避難する富岡町は昨年、「5年間は帰還できない」と宣言した。多くの避難町民は新市長の任期である4年間、市内にとどまる可能性が高い。市内の仮設住宅で自治会活動をしている男性(48)は「候補者の姿を見たことがない。選挙権がないから仕方ないが、蚊帳の外に置かれたみたいでさみしい」と話す。

 自主避難した住民などが、市外から市選挙管理委員会に請求した不在者投票用紙は11日時点で50件。前回選で市外から請求された総数(7件)の7倍を超えた。

 娘2人と新潟市に自主避難する主婦磯貝潤子さん(39)もその1人。「周囲でも5人ぐらいは不在者投票する。避難しているとなかなか公約などがわからないが、夫が郡山で働いており、帰りたい気持ちはずっと持っている」と話す。

(2013年4月13日 読売新聞)

2633チバQ:2013/04/13(土) 11:22:29
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130413ddlk07010160000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 あす投開票 鍵握る投票率 「浮動票狙い」VS「組織票固め」 /福島
毎日新聞 2013年04月13日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票される。「逃げない」をスローガンに「新しい郡山」を訴える元郵政官僚の品川万里候補(68)は浮動票の掘り起こしを進める。安倍晋三政権とのパイプや県議市議らの支持を得て3選をめざす現職、原正夫候補(69)は組織票固めを続ける。政策的にも人物的にも際立った違いが見られない、前回09年と同じ顔ぶれの市長選。投票率の行方が勝敗をわける鍵となりそうだ。【藤原章生】

 両陣営は7日の告示前まで、後援会組織がフェイスブックも駆使し、PR活動を続けた。衆院は12日にネット選挙を解禁する公職選挙法改正案を通過させたが、今はネットを使った選挙活動は違法。両陣営とも告示後は内容を更新していないが、支持を意味する「いいね!」の数は増え、12日夜時点で品川氏が248人、原氏が124人で、絶対数としてはまだ少ない。

 郡山市民の投票率は相対的に低い。地元の佐藤栄佐久氏を知事に送り込んだ88年知事選の約79%▽民主党旋風が起きた09年衆院選の約70%と沸き立つこともあるが、県平均を下回るのが常だ。自民の勝利で「郡山初の閣僚」の根本匠復興相が誕生した昨年12月の衆院選では、福島市(57・41%)やいわき市(54・81%)より低い54・48%だった。

 市長選の投票率も、77年から93年まで6〜7割台だったが、97年に5割台に落ち、01年には史上最低の42・6%。新人候補4人が立ち、原氏が初当選した05年には57・43%と盛り返したが、09年は51・54%に再び落ちた。

 こうした中、品川氏の選対本部副部長、飛田新一元県議(55)は女性票や浮動票の掘り起こしに躍起だ。「投票率が上がるほど我々に有利。政党から推薦をもらわない『市民党』としては、投票してこなかった世代、層に行ってもらいたい」。具体的には「女性票は口コミが影響する。接触を重ねてきた女性支持者たちがそれぞれのネットワークで投票を呼びかけている」。

 一方、原氏の選対本部長、渡辺隆弘・元市議会議長(74)は、「若手で投票に行くのは20%というのが流れ」と、子育て世代以下の票は増えないと読み、組織票固めを進める。県議では自公、民主の計7人が、市議では40人のうち25人前後が原氏支持を公言。地元政治家による「数の勝負」を重視し、「必ず自分の選挙に返ってくるからなと、議員にハッパをかけています」。

 市選管によると、有権者(6日現在)は26万3642人(男性12万7768人、女性13万5874人)。期日前投票は13日まで市役所本庁舎など計16カ所で。投票は市内147カ所で14日午前7時〜午後6時。郡山総合体育館で即日開票され、午後10時ごろに大勢が判明する見通し。

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 ◇郡山市長選立候補者(届け出順)
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

原正夫(はら・まさお) 69 無現(2)

 市長[歴]市議2期▽県議4期▽会社顧問▽明治大

2634チバQ:2013/04/13(土) 22:39:32
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2013041310
佐藤氏、立候補を表明 いわき市長選9月27日の任期満了に伴う、いわき市長選で、災害支援組織代表の佐藤貞光氏(52)は12日、福島民報社の取材に対し、立候補を表明した。

複数の政党と連携に向けて協議しているという。

佐藤氏は「東日本大震災後の市の施策にはスピード感が足りない。

攻めの姿勢で課題を解決する」と述べた。

佐藤氏は同市出身、小名浜高卒。

平成15年に自ら設立した「高度特別緊急災害支援組織」の代表を務めている。

16年の市議選に立候補している。

現職で1期目の渡辺敬夫氏(67)は、立候補に前向きな姿勢を示しているが、正式な立候補表明はしていない。


2013年04月13日 09時19分 配信

2635チバQ:2013/04/14(日) 11:43:47
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130414ddlk07010093000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 きょう投開票 着実な現職か発信力の新人か /福島
毎日新聞 2013年04月14日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票される。「素早い対応」「開かれた市政」をめざす元郵政官僚の品川万里候補(68)と、「放射線と闘い、子どもの健康第一の町づくり」を掲げて3選を狙う現職、原正夫候補(69)の一騎打ちは、2期8年の原市政の信任投票という意味合いが濃い。地味だが着実な原氏に続投を託すか、発信力が強そうで目新しい品川氏にゆだねるか。市民の選択は同日夜、明らかになる。

 品川氏は告示日の7日から連日の演説会で「市長は町を歩かなくては。市職員の若手を、組織を成長させなければならない」と主張。除染も「市民の要望を聞き、自ら現場を見て解決したい。除染の比較研究センターを設け、科学的な実験をしていく。行列のできる市役所、市議会にしたい」と公約してきた。

 原氏は県議、市議と共に演説会を重ね「地震からの復興は10〜30年との見通しだが、放射能は一日の遅れも許されず、休まずに取り組んできた」と実績を報告。「安倍(晋三)首相からも『根本匠復興相は郡山の顧問格だから、しっかりやってください』と言われた。ぜひ3期目もやらせてほしい」と訴えた。

 「結果は昨年12月の衆院選で出たも同じ」と言うのは郡山市大町の自営業、渡辺守康さん(62)。根本氏の選挙事務所を支えたメンバーと原氏のそれとが重なっているからだ。

 だが、原氏につく県議、市議の票田は一枚岩ではない。「組織票は半々に割れている」(原陣営関係者)との声もあり、予断は許さない。また、争点は「原市政の8年に飽きたかどうかに尽きる」(地元企業の元重役)との見方もある。

 市民は、パフォーマンスはないが小中校の除染や復興資金の国への直訴などをこなした現職を望むか、南相馬市や双葉町の首長のように発信力のある新顔を求めるかどうか。投票は14日午前7時から午後6時、市内147カ所で。開票は同7時半に郡山総合体育館で始まり、選管確定時間は午後10時ごろの見込み。【藤原章生】

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2636アーバン:2013/04/14(日) 22:08:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130414-00000048-mai-pol
<青森市長選>鹿内博氏が再選

毎日新聞 4月14日(日)21時19分配信



 青森市長選が14日投開票され、鹿内博氏(65)が、前青森県副知事の蝦名武氏(67)を破って再選。「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、市長や市議の報酬削減などを主張し、マニフェストには「脱原発依存」も盛り込んだ。

2637チバQ:2013/04/15(月) 18:51:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130415dde041010093000c.html
自公:青森、福島・郡山の2市長選で敗北 「アベノミクス」支持限定
毎日新聞 2013年04月15日 東京夕刊

 14日投開票された青森市長選と福島県郡山市長選で、自民、公明両党が県連や支部レベルで推薦する候補者が敗れた。青森市長選では候補者擁立過程で自民党県連内が混乱したのが一要因。郡山市長選では東京電力福島第1原発事故後の復興と除染の現状に対する不満から、現職に批判票が集まった。高支持率が続く自公政権だが、市民生活に直結する地方選で「アベノミクス効果」は限定的だったとみられる。

 青森市長選では、自公が推薦する無所属新人で前青森県副知事の蝦名武氏(67)が、無所属現職の鹿内博氏(65)に約2万票差で敗れた。自民は蝦名氏と県議、前市議会議長の3人の中から1月に蝦名氏に絞ったが、市議の多くは蝦名氏と距離があり、一枚岩の態勢にならなかった。

 敗因として蝦名氏は「知名度と時間がなかった」と話し、自民党の山崎力参院議員(青森選挙区)は「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)で農家の反発があるのかもしれない」と指摘した。

 一方、原発事故後、初となる郡山市長選は3選を目指す無所属現職の原正夫氏(69)=自公支部推薦=と、無所属新人で団体理事の品川万里氏(68)による前回09年と同じ顔ぶれになり、原氏は約7600票差で敗れた。原氏は県議や市議の大半の支援を受け、地元出身の根本匠復興相との密接ぶりを強調。安倍晋三政権の人気を追い風にしようとしたが、組織が空回りした。初当選を果たした品川氏は15日午前に記者会見し「迅速な除染方針を打ち立てたい」と語った。【酒造唯、藤原章生】

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2638チバQ:2013/04/15(月) 18:52:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130415dde041010100000c.html
選挙:宮城・石巻市長選 4氏が立候補、復興遅れに危機感
毎日新聞 2013年04月15日 東京夕刊

 東日本大震災で約4000人の死者・行方不明者を出した宮城県石巻市で14日、震災後初の市長選が告示された。過去2回は一騎打ちだったが、今回はいずれも無所属の現職と新人3人が震災復興を最重要課題に掲げて出馬する乱戦になった。

 立候補者は、新人で元市議会議長の阿部和芳氏(53)▽新人でボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽現職で再選を目指す亀山紘氏(70)▽新人で元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)。

 同市は大震災で全国最多の犠牲者を出し、今も約3万人が仮設住宅で生活する。高台移転を巡る住民合意やマンパワー不足などさまざまな課題が山積するほか、合併前の旧7市町間で復興のスピードに格差が生じているとの指摘も多い。第一声で4候補は被災体験や復興の遅れへの危機感などを訴えた。【近藤綾加、金森崇之】

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2639チバQ:2013/04/15(月) 18:56:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t61039.htm
郡山市長選 品川氏が初当選 現職3選阻む
 任期満了に伴う福島県郡山市長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元郵政審議官品川万里氏(68)が、3選を目指した無所属現職の原正夫氏(69)を破り、初当選した。
 品川氏は2009年の前回に続く挑戦。政党推薦を受けず、「市民党」を掲げて選挙戦を展開した。子どもを重視する政策を訴え、無党派層などから幅広い支持を集めた。福島第1原発事故からの復興のスピードに不満を持つ市民の受け皿にもなった。
 原氏は原発事故の除染対応などの実績を強調し、自民、公明両党の推薦を受けて組織戦で臨んだが、及ばなかった。
 投票率は45.01%で前回を6.53ポイント下回った。当日の有権者は25万9088人。

◎郡山市長選開票結果(選管最終)
当 61,468 品川万里 無新(1)
  53,812 原正夫  無現

<品川万里(しながわ・まさと)>68
NPO理事(NTTデータ副社長、郵政審議官)白河市、東大

2640チバQ:2013/04/15(月) 20:58:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t21040.htm
青森市長に現職の鹿内氏再選
 任期満了に伴う青森市長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の鹿内博氏(65)が、無所属新人の元青森県副知事蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=を破り、再選を果たした。
 鹿内氏は、市民の声を直接聞く制度の導入や研究施設の誘致など1期目の実績を強調。「青森らしさ」を生かした街づくりの実現を訴えた。政党や団体に頼らない「市民派無所属」を掲げ、1人で300回近く街頭に立つなど徹底した草の根戦術と、高い知名度で幅広く支持を集めた。
 蝦名氏は、副知事としての行政経験、県や国とのパイプ役を強調。公共事業拡大などの経済対策も打ち出した。自民、公明両党が支援し、国会議員や県議、市議らと組織型の選挙戦を展開したが、浸透しなかった。
 当日の有権者は24万4557人。投票率は48.38%で、前回(2009年)を8.25ポイント下回った。

◎青森市長選開票結果(選管最終)

当 68,442 鹿内博 無現(2)
  48,864 蝦名武 無新
<しかない・ひろし>1948年3月4日、青森市生まれ。青森高卒。会社員を経て、青森市議を3期、青森県議を5期務めた。2009年の市長選で初当選。


2013年04月15日月曜日

2641チバQ:2013/04/15(月) 21:11:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t11035.htm
宮城4市長選告示 石巻、現新4人の争い 東松島は無投票
 任期満了に伴う宮城県石巻、登米、栗原、東松島の4市長選が14日、告示された。石巻は現職と3新人の計4人が立候補した。登米と栗原は現職と新人による一騎打ちの構図が決まった。震災復興や産業振興などの市政課題をめぐって舌戦が始まった。東松島は現職が2期連続で無投票当選を決めた。登米、栗原、東松島の3市議選と石巻市議補選も同日、告示された。投票は21日に行われ、即日開票される。

 石巻市長選はいずれも無所属で、元市議の新人阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の新人藤田利彦氏(50)、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)=自民・民主推薦、共産支持=、元大学講師の新人青木満里恵氏(58)の4人が立候補を届け出た。東日本大震災後初めての市長選は復興の針路をめぐり、論戦がスタートした。
 前市議会議長の阿部氏は市内の事務所前で出陣式を開き、「新たな支援制度を構築するため、先頭に立って被災地の声を国に届ける」と訴えた。
 藤田氏は仮設住宅団地で第一声を上げ、「住宅の再建を最優先で進め、仮設住宅の被災者を一刻も早く救い出さなければならない」と主張した。
 亀山氏はJR石巻駅近くで「住宅再建となりわいの確保を通じた定住人口の増加が最重要課題。復興の加速には継続が最も大事だ」と強調した。
 初の女性市長を目指す青木氏は市内の事務所前で「復旧・復興が進んでいない。市民会議を設置して英知を結集し問題を解決したい」と述べた。
 13日現在の有権者は12万5608人。

◎登米・栗原市長選/現新2人届け出

 登米市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)=自民・民主・公明推薦=と、元市議の新人遠藤音氏(56)が立候補を届け出た。
 布施氏は同市中田町の事務所前でマイクを握り、2期8年の実績を強調し「市勢が前進し、後退を止める手だてを講じてきた。市民が安心して過ごせる地域を確立したい」などと語った。
 遠藤氏は同市津山町の事務所前で第一声。周辺地域の停滞を指摘し「合併時に多くの市民が期待した街になっていない。市民の思いを結集して行政の仕組みを変えたい」などと訴えた。
 13日現在の有権者は7万452人。
   ◇
 栗原市長選はともに無所属で、新人の元市議千葉健司氏(56)と、現職で3選を目指す佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=が立候補した。8年ぶりの選挙戦は一騎打ちとなった。
 千葉氏は同市築館の工場前広場で第一声。現市政の停滞ぶりを挙げて「このままではじり貧だ」と批判。収益性ある農業政策などを提示し「真の郷土愛と新しい発想による抜本的な政策で、『栗原革命』を起こそう」と強調した。
 佐藤氏は同市築館の事務所で第一声を上げた。雇用の拡充、待機児童ゼロ、農家への経営支援などの公約を掲げ「今が栗原の一番大切な時期だ。市政の流れを変えることなく、これからの4年を任せてほしい」と支持を訴えた。
 13日現在の有権者は6万3241人。

2642チバQ:2013/04/15(月) 21:11:57
◎市長選立候補者

【石巻】
<阿部和芳(あべ・かずよし)>53 無新
元市議(市議会議長、県漁協支所長)石巻市、千葉商科大
<藤田利彦(ふじた・としひこ)>50 無新
ボランティア団体代表(専門学校教員)石巻市、関東学院大院
<亀山紘(かめやま・ひろし)>70 無現(1)
市長(石巻専修大教授、東北大講師)石巻市、神奈川大=(自)(民)《共》
<青木満里恵(あおき・まりえ)>58 無新
元東北大非常勤講師、石巻市、北大

【登米】
<布施孝尚(ふせ・たかひさ)>51 無現(2)
市長(歯科医、佐沼青年会議所理事長)登米市、日大=(自)(民)(公)
<遠藤音(えんどう・おん)>56 無新
僧侶(市議(2)、津山町議(2))登米市、東北福祉大

【栗原】
<千葉健司(ちば・けんじ)>56 無新
元市議(会社役員、銀行員)栗原市、国学院大
<佐藤勇(さとう・いさむ)>70 無現(2)
市長(県議会議長、県議(5))兵庫県、立大=(自)(公)


◎東松島市長選/無投票で阿部氏3選

 東松島市長選は、無所属現職の阿部秀保氏(57)以外に立候補の届け出はなく、阿部氏が2期連続の無投票で3選された。
 阿部氏は、東日本大震災を教訓に災害に強い安心・安全なまちづくりの推進などを訴えた。「産業の再生を図り、雇用の創出も進めたい」と決意を述べた。
 13日現在の有権者は3万2711人。

▽無投票当選者
【東松島】
<阿部秀保(あべ・ひでお)氏>1955年4月26日、東松島市生まれ。中央大法学部卒。燃料会社社長などを経て旧矢本町議5期。99年から議長2期。合併に伴う2005年の市長選で初当選。


2013年04月15日月曜日

2643チバQ:2013/04/16(火) 20:03:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk02010127000c.html
選挙:青森市長選 鹿内氏、大差で再選 「改革継続」訴え 蝦名氏の組織戦及ばず /青森
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う青森市長選が14日投開票され、無所属現職の鹿内博氏(65)が、前副知事で無所属新人の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=を約2万票差で破り、再選を果たした。「市民派」を掲げて改革の継続を強調した鹿内氏が、「市政奪還」を目指して組織戦を展開する蝦名氏を大差で押し切った。当日有権者数は24万4557人(男11万1673人、女13万2884人)。投票率は48・38%で、前回から8・25ポイント下がった。【酒造唯、吉田勝】

 鹿内氏は市議・県議時代と同様に今回も政党推薦を受け付けなかったため、共産党が「自主支援」を宣言したほか、野党系の県議や市議が個々に応援。運動の中心は鹿内氏の支持者による「勝手連」だった。

 鹿内氏の1期目は市民の意見聴取に積極姿勢を見せる一方、市長や市議の報酬削減などで市議会との対立を辞さなかった。選挙戦はその「実績」を前面に掲げ、現職でありながら「草の根対組織」の構図に持ち込み、投票率低下で得票数は前回から約4000票減らしたものの、得票率は58%と6ポイント上昇した。

 一方、自公両党は昨年末の衆院選で国政での政権を奪還したが、野党系候補との県都決戦で敗れた。蝦名氏は副知事時代の行政経験や人脈をもとに「国、県、青森市を一直線に結ぶ」と訴え、公共事業による活性化を主張。鹿内市政には「市民に任せきりの『決められない政治』」と批判を強め、「100人委員会」廃止などの対決姿勢を鮮明にした。

 ただ、蝦名氏と高橋修一県議、花田明仁元市議会議長の3人から自民党が推薦候補を決める過程で、党浪岡支部が一時、独自に高橋氏を推薦。市議会最大会派「市政会」の一部市議が鹿内氏支援に回るなど一枚岩になりきれなかった。

 争点があいまいな選挙に市民の関心も低く、14日昼に市内に暴風警報が発令された悪天候も影響。投票率は87年の42・62%に次ぎ過去5番めの低さとなった。

 ◇「実績、市民に評価」−−鹿内氏
 鹿内氏の「当選確実」の一報は、投票時刻終了の午後8時を回った直後、NHK速報でもたらされた。鹿内氏はすぐに青森市本町1の選挙事務所に姿を現し、集まった支持者約40人とバンザイを繰り返した。

 鹿内氏はあいさつで「公務に時間をかなり取られて、選挙運動を思うようにできず、厳しい戦いだった」と振り帰り、再選の要因については「草の根選挙が組織選挙に勝った」と宣言。「市内で最強の人(である蝦名氏)が最強の布陣で私に挑んだが、この4年間の私の実績が市民に評価してもらった結果だ」と胸を張った。2期目の市政については「まずは(市議報酬の15%減額などの)特別プロジェクトを始めていきたい」と述べた。

2644チバQ:2013/04/16(火) 20:03:56
◇「理想浸透せず」−−蝦名氏
 蝦名氏は14日午後8時半ごろ、青森市中央2の選挙事務所で三村申吾知事や支持者約100人に深々と頭を下げ、「市民の審判なので厳粛に受け止める。選挙が素人で、知名度もなかった」と肩を落とした。

 選挙戦については「自分の理想は訴えられたが、最後まで浸透しなかった。67歳なのでこれが最後の選挙」と淡々と振り返った。選対本部長の津島淳衆院議員は「私の不徳。参院選に影響しないよう、分析して立て直す」と語った。

 ◇市議報酬削減、5月議会提案へ 鹿内氏が初登庁
 鹿内氏は一夜明けた15日午前9時半過ぎに2期目の初登庁。正面玄関で女性職員から花束を手渡され、職員の拍手の中、2階の市長室へ。「きつい選挙だったが、ここに戻って仕事ができることに感謝します」と述べた。記者会見では「市民のための市政実現のため、1期目は種をまき、芽を出せた。2期目は花を咲かせて実らせる」と強調。懸案の市議報酬15%削減について「5月に臨時議会を開いて提案したい」とし、旧県青年の家取得は「6月か9月の定例会に関連議案を提案したい」と語った。

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 ■解説

 ◇政策論争は深まらず 「知名度」対「組織」の戦いに
 「市民派」現職が、前副知事の新人に大勝した今回の青森市長選は、一言で言えば「知名度」対「組織」の戦いに終始した。政策論争は埋没し、最後まで深まらなかった。

 知名度に勝る鹿内氏は一人で行う「つじ立ち」を今回も徹底し、組織に頼る蝦名氏との違いを際立たせた。市議報酬の削減問題で、市民で作る有識者会議の答申を前面に出し、削減幅を巡って混乱する市議会を「抵抗勢力」に位置づけた。ただ、100人委などの広聴活動が市政にどう反映されたかは語られず、「成果が見えない」との批判は払拭(ふっしょく)できなかった。

 蝦名氏は「市政の転換」を訴えたが、実態は自民党による市政「奪還」だった。公約や選挙戦術も、政府や自民党とのパイプを強調する旧来型の「利益誘導」を想起させるもので、浮動票が多い青森市では限界があった。蝦名氏擁立を巡る自民党内のしこりもあり、結局、鹿内氏に太刀打ちできなかった。

 一方、市庁舎建て替えや財政再建、新幹線延伸問題などの論戦は深まらなかった。低調な市民の関心は、前回より8ポイント下がった投票率が如実に物語る。「2期目で花や実を」と述べる鹿内氏。その真価は、本当に成果を出せるかにかかっている。【酒造唯】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 68442 鹿内博 65 無現

  48864 蝦名武 67 無新

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 ◇青森市長略歴
鹿内博(しかない・ひろし) 65 無現(2)

 市長[歴]会社員▽県新生活協議会事務局職員▽市議▽県議▽青森高

2645チバQ:2013/04/16(火) 20:04:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130416t21011.htm
青森市長選 鹿内氏、草の根選挙徹底

当選確実の知らせに、妻久美子さんと笑顔を交わす鹿内氏=14日午後8時10分ごろ、青森市


 青森市長選は14日に投開票が行われ、現職の鹿内博氏(65)が、自民、公明両党が推薦した元青森県副知事の蝦名武氏(67)に約2万票の大差をつけて再選を果たした。
 14日午後8時すぎ、当選確実が報じられると、選挙事務所に集まった約30人の支持者は一斉に喜びの声を上げた。
 政党や団体に頼らない「市民派無所属」を掲げ、期間中もひたすら街頭に立ち、一人でマイクを握り続けた鹿内氏。妻久美子さん(62)と並んであいさつに立ち、「自民の組織選挙に、市民による草の根選挙が勝利した」と声を震わせた。
 財政改革や中心市街地活性化策などが主な争点となった選挙戦では、対立候補から「(市政が)停滞している」と批判を受け、一時は防戦を強いられた。
 「改革は道半ば。今の政策を続ければ結果が出る」と市政の継続を訴えながら、一方では「市が何をしているのか、これまで市民に十分理解されていなかった」と痛感したという。「情報発信を強化し、市民と共にある市政を実現させる」と2期目への決意を語る。


2013年04月16日火曜


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130415-OYT8T01285.htm
青森市長選 鹿内氏再選



再選が確実となり、万歳三唱する鹿内博さん(中央)と妻久美子さん(左)(14日午後9時30分、青森市本町の事務所で)  青森市長選は14日投開票され、現職の鹿内博氏(65)(無所属)が、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属=自民、公明推薦)を大差で破り、再選を果たした。現職と新人の一騎打ちは、市政の継続を掲げる鹿内氏の訴えが浸透し、市政の「リセット」を求めて組織戦で臨んだ蝦名氏を寄せ付けなかった。当日有権者数は24万4557人、投票率は前回56・63%を下回る48・38%で、新市移行後の3回の選挙で最低となった。

 青森市本町の鹿内陣営の事務所では、午後8時の投票終了と同時にテレビで「当確」の一報が流れ、詰めかけた支持者から歓声が上がった。鹿内氏は万歳三唱し、乾杯して再選の喜びをはじけさせた。

 鹿内氏は「公務に時間をとられる中、政権政党が応援する最強の相手との厳しい選挙戦だった」と胸の内を明かし、「草の根選挙が組織選挙に勝った。今までの4年間でまいた種から芽が出た。次の4年で花を咲かせ実らせる」と力を込めた。

 前回、自民、公明の支援を受けた現職を破った鹿内氏は1月、「市民のための市政を実現したい」と、再選を目指すことを表明。4年間の実績を強調し、市庁舎の現在地での建て替えや、議会で否決された特別職報酬の削減、脱原発依存社会を目指す市の方針作成などを新たなマニフェストに掲げた。

 ひたすら街頭遊説で政策を訴え、「争点は明確だ」と繰り返して相手との違いを前面に出す戦いを展開。勝手連や自主支援する共産なども応援し、再び無党派層の支持を集めた。

 一方、蝦名氏は午後8時半、鹿内氏当確の報が入って静まりかえった同市中央の事務所に姿を現した。「市民の厳粛な審判。選挙は素人だったが、精いっぱい理想や市政への考え方を言えた」と振り返った。

 選対本部長の津島淳衆院議員は「大変申し訳ない。結果を重く受け止めて今後につなげていく」と厳しい表情で語った。駆け付けた三村知事は「抱いた志は市民に理解してもらったと思うが、時間が必要だった」と述べた。

 蝦名氏は「市政奪還」を掲げ、津島氏を中心に組織戦を展開。自民の野田聖子総務会長が応援に駆け付けるなど公認候補並みの支援を受けたが、自民の推薦候補一本化を進める過程で他の県議を推す声があり、組織票をまとめきれずに現職に一部流れた。課題だった知名度の低さも最後まで響き、衆院選以降の党の勢いを生かせなかった。

(2013年4月16日 読売新聞)

2646チバQ:2013/04/16(火) 20:05:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk07010373000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 品川氏が初当選 投票率、史上2番目に低い45.01% /福島
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票され、団体理事の新人、品川万里氏(68)が、自民、公明両党の支部推薦を受けた現職の原正夫氏(69)を破り初当選した。大震災と原発事故をはさみ、復興策が大きな争点となったが、前回09年市長選と同じ顔ぶれで、政策も際立った違いが見られず、投票率は前回より約6ポイントも下回る45・01%と史上2番目の低さだった。「新しさ」を訴えた品川氏に対し、原氏は「2期8年の実績」をアピールしたが、除染の現状に対する不満などが批判票になったとみられる。【藤原章生、栗田慎一、深津誠】

 ◇「除染を加速する」
 市選挙管理委員会によると、得票は品川氏6万1468票、原氏が5万3812票。

 品川氏は前回の敗戦後、小中学校時代の同級生らと「草の根」で支持拡大を図ってきた。また、公約の最優先項目にした「保育料などの無料化」に女性の支持が集まり、当選が決まった14日夜に市内の選挙事務所に集まった支持者の中には多くの女性たちがいた。

 品川氏は当選後、「皆様の情熱が乗り移り、きょうを迎えられた」と会場を沸かせた。15日には記者団に「除染を加速する。さまざまな手法を比較研究し、効果的で迅速な除染方針を打ち立てる」とし、「これからが本当の戦い」と強調した。

 一方、原氏は自民、公明両党の県議や市議らの後援会組織の応援を得て、個人演説会を開催。地元出身の根本匠復興相(自民)との密接ぶりも強調し、安倍晋三政権の人気を追い風にしようとした。しかし、昨年度に計画した約2万5000戸分の除染は大幅に遅れるなど、市民の間に批判が高まっていた。

 原氏は14日夜、支援者約100人を前に「8年間支えていただき、御礼申し上げます。申し訳ありませんでした」と涙を浮かべながら語った。

 ◇市民に広がった流言「逃げない」に刺激受け、争点が際立たない中
 東日本大震災と福島第1原発事故後、初めて実施された郡山市長選は、除染や復興事業などが大きな争点となった一方で、出所不明の未確認情報を巡る真偽が、隠れた争点として有権者の高い関心を集めた。

 問題の発端は、品川万里氏(68)の陣営がポスターや選挙カーに掲げた「逃げない!」の標語だった。選挙期間中、市民の多くが「原発事故直後に原市長は県外へ逃げた」という伝聞を口にしたのも、この標語を意識してのことだった。そして、避難区域となった浜通り地域以外では、放射線量が比較的高い郡山で避難せずに暮らしている人々は「本当ならば許せない」と反応した。

2647チバQ:2013/04/16(火) 20:06:20
 しかし、原正夫氏(69)を巡る情報の出所については、誰もはっきり分からないという。

 市広報広聴課に震災直後の話を聞くと、「行政の長(ちょう)がいなくなれば、大騒ぎになります」と言う。原氏は開成山野球場に災害対策本部を構え、多忙を極めていたという。たとえ事実でなくとも、争点が際立たない選挙にあって、流言だけがおもしろおかしく広がっていったのだろうか。

 「福島市長、いわき市長も震災後はネットで書かれてました。郡山では一旦沈静化したんですけど、去年の12月ごろワーッとまた出てきて」。原氏の次女、冨本理子(さとこ)さん(42)は目に涙をため、「『(市長は)孫を逃がした』と言われてますが、それは私が原因なんです」と語った。理子さんは、震災直後にストレスをため、宇都宮の病院に息子と向かった。それに尾ひれがつき、原氏が県外に逃げたとの流言につながったのではとみている。

 理子さんは「決起集会の壇上で事実を話したい」と主張したが、家族会議で「なおさら揚げ足を取られるのでは」と押しとどめられたという。原氏は公の場で反論どころか、話題にもしなかったが、応援の県議、市議らは品川氏について「ウソつき」「風評被害で困っている郡山で風評を流してどうするんだ」などと猛反発した。

 当選から一夜明けた15日朝、「逃げない!」の真意を聞くと、品川氏は「行政の長としてあらゆる事態に対応するのが『逃げない』という意味です」と言い、「自分のスタンスを申し上げたわけで、相手(候補)がどうこうではない。(市民の反応を)意識したわけではない」と原氏にまつわる流言との関係を否定した。

 選挙中、品川氏陣営の応援演説に立った弁士が「原氏は逃げた」と批判していたが、「僕はすれ違って(その演説を)完全に聞いていない。そんな批判があったんでしょうか。全部を聞いておりませんので」と静かに語るだけだった。

 放射線と暮らす市民は、多かれ少なかれ「逃げない」という言葉に刺激を受けた。投票行動にどう表れたかを測るのは容易でないが、市長選の空気をいつになく不穏にしたのは確かだ。【藤原章生】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 61468 品川万里 68 無新

  53812 原正夫  69 無現

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 ◇郡山市長略歴
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新(1)

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

2648チバQ:2013/04/16(火) 20:07:14
http://www.minpo.jp/news/detail/201304167880
郡山市長に品川氏 7656票差で現職の原氏破る
 任期満了に伴う郡山市長選は14日、投開票が行われ、新人でNPO法人理事の品川万里(まさと)氏(68)が6万1468票を獲得し、現職で三選を目指した原正夫氏(69)に7656票の差をつけて初当選を果たした。品川氏は新しい発想による地域づくりを掲げ、有権者と対話する“草の根戦術”で浸透、組織力で戦う原氏に競り勝った。投票率は45・01%で、過去2番目の低さだった。当選証書付与式は16日午前10時から市役所で行われる。品川氏の任期は27日から4年。
 東日本大震災後、初めての郡山市長選は2度目の挑戦となった品川氏が現職に雪辱した。「復興がなかなか進まず、市内に閉塞(へいそく)感が漂う」とする声も聞かれる中、経済県都の市民は「新発想」「即実現力」を掲げる新人に市政を託した。
 品川氏は子どもの未来と子育てを支援する「子本(しほん)主義」を提案。幼稚園・保育所の保育料無料化などの政策を訴え、若者や子育て世代に浸透した。
 選挙戦序盤では組織戦を進める現職に苦戦を強いられた。しかし、政党の支援を受けない「市民党」を強くアピールすることで、態度を決めていなかった無党派層を終盤に入って取り込んだ。
 地域的には前回、支持が広がらなかった旧市内や東部地区に食い込んだ。中でも、震災から半年後に起きた台風15号で被害を受けた東部の阿武隈川沿岸地域を遊説の打ち上げ場所に選び、有権者の心をつかんだ。
 品川氏は前回市長選からの4年間、有権者一人一人との対話を重視する地道な活動を展開し信頼を得ていった。市内全域を歩き、震災後に生じた市民の悩みや不安を丁寧に聞き、今回、打ち出した公約に反映させた。
 原氏は2期8年の実績と、原発事故に的確に対応したとして行動力をアピールした。除染の加速と風評の払拭(ふっしょく)、子どもの健康日本一、積極的な財政投資などを掲げた。自民、公明両党の郡山総支部の推薦を受け、拡充した後援会を軸に戦った。しかし、「住宅除染など復興策が進まない」とする批判は予想以上に大きかった。
 震災から2年が過ぎ、本格的な復興のリーダーを選ぶ重要な選挙だったが、市長選では過去2番目に低い投票率となった。品川氏の得票は有権者総数の4分の1に満たない。政策論争とは別に相手陣営を意識した批判合戦も一部にあり、選挙への関心を失った有権者もいたとみられる。(郡山本社報道部長・安斎 康史)

■開票結果(選管最終、敬称略) 
当61,468 品川万里 68無新
 53,812 原 正夫 69無現
         無効 1,282


■投票率45・01%2番目の低さ
 郡山市長選の投票率45・01%(男44・30%、女45・67%)は平成21年の前回の51・54%を6・53ポイント下回った。過去最低だった13年の42・60%を2・41ポイント上回った。
 当日有権者数は25万9088人(男12万5154人、女13万3934人)だった。

■しっかりと除染安心できる市に
 品川万里氏の話 前回の市長選から4年間、変わらぬ支援と激励を寄せてくれたことに感謝する。支援してくれた皆さんの郡山をこよなく愛する気持ちがもたらした勝利だ。市政を立て直す闘いはこれから。市民感覚を大切にしながら、もっと市民が期待を持てる市政を実現しないといけない。しっかりと除染に取り組み、子どもたちが安心して伸び伸びと暮らせる郡山を市民と一緒につくりたい。


( 2013/04/16 09:18 カテゴリー:主要 )

2649チバQ:2013/04/16(火) 20:07:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130416-OYT1T00387.htm?from=ylist
復興に積極対策の市長、市民に思い通じず?落選

 14日投開票の福島県郡山市長選は、新人で元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(68)(無所属)が、3選を目指した現職の原正夫氏(69)(同)を破り、初当選した。

 同市は原発事故後、学校などの除染をいち早く始め、給食の放射性物質検査を国より厳しい基準で実施するなど、積極的に放射線対策に取り組んできたが、有権者からは厳しい評価が下された。

 原氏は選挙戦で、公共施設での除染のほか、企業の協力を受けて開設した大型屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」などの実績をアピール。告示前には根本復興相も応援に駆けつけた。

 品川氏は、前回に続く2度目の挑戦。政党の支援を受けず、保育料や出産費用の無料化を掲げた。「新たな発想でスピード感のある市政」を訴え、現職に7000票以上の差をつけた。

 予想外の厳しい結果に、原氏は「自分の思いは訴えてきたつもり」と敗戦の弁を述べた。

 小中2人の娘を持つ主婦(42)は「保護者の間では、他市より原発事故の対応が遅いと話していた。自宅の除染はまだ説明会の段階」と指摘する。母子で日本海側に自主避難し、不在者投票した主婦(39)は「学校除染では、校庭以外はPTAが自主的にやった。自主避難者への通知も、市からはほとんどない」と手厳しい。

 町内会長の男性(70)は「復興対策で原市長はかなり頑張っていたが、住民の声が届きにくかったのかもしれない。新市長には市政と市民の風通しを良くしてほしい」と話した。

(2013年4月16日10時06分 読売新聞)

2650チバQ:2013/04/16(火) 22:04:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20130415-OYT8T01326.htm
石巻市長選 現職に3新人挑む

 石巻市長選には、いずれも無所属で、前市議会議長で新人の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表で新人の藤田利彦氏(50)、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)(自民、民主推薦、共産支持)、元東北大非常勤講師で新人の青木満里恵氏(58)の4人が立候補を届け出た。

 阿部氏の出陣式には約300人の聴衆が集まり、佐藤正昭・仙台市議会議長らが応援演説した。

 藤田氏は市最大の開成仮設団地から選挙戦を開始。公約を訴えた後は自転車に乗って敷地を回った。

 亀山氏はJR石巻駅前で第一声を行い、安住淳・元財務相や連合宮城幹部、自民党県議らが応援演説した。

 青木氏は父親で元市長の青木和夫・石巻ガス会長(85)らの支援を受け、出陣式で気勢を上げた。

 前回の投票率は58・82%。

 13日現在の有権者数は12万5608人。

(2013年4月16日 読売新聞)

2651チバQ:2013/04/16(火) 22:04:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000021-mailo-l04
選挙:4市長・市議選 告示、21日投開票(その1) 石巻市長選、4氏乱立 /宮城
毎日新聞 4月16日(火)11時8分配信

 石巻、東松島、栗原、登米の4市で14日、市長選と市議選が告示された。4市長選は東日本大震災後初めてで、約4000人が死亡・行方不明となった石巻市では、過去2回の一騎打ち選挙から一転して震災復興を最重要課題に掲げた4人が出馬する乱戦となり、一方約1150人が犠牲となった東松島市では、現職が2回連続で無投票当選を決めた。栗原、登米の両市はいずれも現職と新人の一騎打ちとなった。また、石巻市議補選(改選数5)は7人、東松島市議選(定数18)は19人、栗原市議選(同26)は29人、登米市議選(同26)は31人が、それぞれ立候補した。いずれも21日に投開票される。【久木田照子】
 ◇震災復興を掲げ
 石巻市長選にはいずれも無所属で、元市議会議長の阿部和芳氏(53)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽現職の亀山紘氏(70)▽元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)の4人。
 同市は全国最多の犠牲者を出した市町村で、今なお全人口の5分の1にあたる約3万人が仮設住宅で生活している。震災から3年目となり住宅再建が本格化する自治体もある中、石巻市では高台移転を巡る住民合意やマンパワー不足など課題が山積。合併前の旧7市町ごとの復興スピード格差を指摘する声も多く、候補乱立につながったとみられる。4候補は、自らの被災体験や復興の遅れへの危機感などさまざまだが、いずれも最大の出馬理由に震災復興を掲げ、14日の第一声でもその思いを訴えた。【近藤綾加、金森崇之】
 ◇布施氏、地域医療の再生を 遠藤氏、市政の刷新を訴え−−登米市長選
 登米市長選は、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)、前市議の遠藤音氏(56)の2氏=ともに無所属=が立候補し、8年ぶりに選挙戦に突入した。
 布施候補は、同市中田町の事務所前で「健康で生きがいを持ち、安心して暮らせる街を」と第一声。2期8年の実績をアピールし、市立病院の赤字問題について「今後の4年で地域医療再生に取り組む」と語った。
 遠藤候補は同市津山町で、支持者を前に「8年前の合併で生まれた登米市は市民の望んだものになっていない。変化が必要」と市政の刷新を訴え、「市民自らが知り、参加するガラス張りの市政を目指す」と語った。【井田純】
 ◇千葉氏、郷土愛と実行力で 佐藤氏、流れを変えないで−−栗原市長選
 栗原市長選は、前市議で新人の千葉健司氏(56)と、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=ともに無所属=が立候補した。09年の前回選は佐藤氏が無投票当選しており、8年ぶりの選挙戦となった。
 千葉候補は同市築館の事務所近くで約150人に向かって第一声。「新時代を切り開くのは新しい力。地元に生まれた郷土愛と政策実行力で“栗原革命”を起こす」と訴えた。
 佐藤候補も同市築館の事務所前で約250人を前に「今は栗原にとって大事な時。流れを変えないことが必要。イエス・ノーをはっきりさせる政治を貫く」と主張した。【小原博人】

2652チバQ:2013/04/16(火) 22:05:26
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 ◆石巻市長選 候補者の第一声(届け出順)
◇顔の見える政治を−−阿部和芳
 阿部候補は、同市大街道西1の事務所前で、約300人の支持者を前に第一声を上げ「一人一人顔の見える政治を行っていきたい」と支持を訴えた。
 阿部候補は、「震災時に(同市)桃浦に行ったときには何にもなくて、あふれる涙が止まらなかった」と振り返り、市議会議長として仮設住宅の整備や水産業の復興などに向けて奔走した実績を訴え、現場主義を強調。「光の当たらないところに光を当てる。市民の気持ちにより添い、新たな制度を構築するよう国に訴える。しっかりと被災地を回り、発展のために頑張る」と述べた。【金森崇之
 ◇現場来ず解決なし−−藤田利彦
 藤田候補は、同市開成の被災者が暮らす仮設開成団地で第一声。「震災後から何度も仮設住宅に足を運んだこの2年間、石巻の政治家で苦しい生活を見に来た人、悩みに耳を傾けて行政に掛け合った人は何人いましたか」と、ボランティア団体で被災地支援に駆け回った実績を訴え、「現場に来ずして解決はできない。復興住宅群だけを作るのではなく、介護施設や市役所窓口、喫茶店などを周囲に作る新しいまちづくりに取り組む」と熱弁を振るった。集まった被災者から「早く仮設住宅から脱出させて」と訴えられる場面もあった。【近藤綾加】
 ◇定住人口の回復を−−亀山紘
 自民、民主の推薦、共産の支持を受けた亀山候補は、同市のJR石巻駅前で第一声。集まった約350人の支持者らを前に「一日も早く復興を進めていくことが私の責務。決して諦めず皆さんと新しい石巻を作っていく」と決意表明。現職として震災復興にあたってきた実績を強調したうえで、「住宅と仕事の再建に取り組み、定住人口を回復させることが最重要課題。復興を加速させるために一番大切なことは継続することだ」と再選を誓った。その後、亀山候補は「復興加速」と書かれた選挙カーに乗り込み、蛇田などを遊説した。【近藤綾加】
 ◇特区で経済復興を−−青木満里恵
 青木候補は、同市中央2の選挙事務所前で第一声を上げ、「思いやりのある、安全安心で幸せな未来のある、住みよい街を目指す」と決意を述べた。
 また青木候補は「復旧・復興は進んでいるか」と問いかけ、復興特区制度を活用した投資呼び込みや中心市街地の活性化など、被災企業を再建する経済復興を訴え、「現地で要望をしっかりと聞き、分野・課題別の市民会議を設置する」と述べた。市がJR石巻駅前での再建を決めた市立病院については「もう一度検討し、多くの方々の意見を聞きたい」と計画見直しを主張した。【金森崇之】
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 ◆石巻市長選候補者(届け出順)
阿部和芳(あべ・かずよし) 53 無新
 [元]市議会議長[歴]県漁協石巻市東部支所長▽市議5期▽千葉商大
藤田利彦(ふじた・としひこ) 50 無新
 石巻市復興を考える市民の会代表[歴]宮城生協職員▽専門学校講師▽関東学院大院
亀山紘(かめやま・ひろし)70 無現(1)
 市長▽石巻広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民][共]
青木満里恵(あおき・まりえ) 58 無新
 [元]東北大国際交流センター非常勤講師[歴]北海道大
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 ◇登米市長選立候補者(届け出順)
布施孝尚(ふせ・たかひさ) 51 無現(2)
 市長[歴]佐沼JC理事長▽日本JCブロック協議会長▽県歯科医師会理事▽日大=[自][民][公]
遠藤音(えんどう・おん) 56 無新
 音聲寺住職▽保険代理店経営[歴]損保社員▽市議2期▽東北福祉大
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 ◇栗原市長選立候補者(届け出順)
千葉健司(ちば・けんじ) 56 無新
 栗原青年会議所特別会員[歴]銀行員▽市議1期▽国学院大
佐藤勇(さとう・いさむ) 70 無現(2)
 市長[歴]衆院議員秘書▽県議5期▽県議長▽立教大=[自][公]
4月16日朝刊

2653チバQ:2013/04/16(火) 22:06:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000022-mailo-l04
選挙:4市長・市議選 告示、21日投開票(その2止) 東松島市長選、阿部氏が無投票3選「気持ちは2期目の延長」 /宮城
毎日新聞 4月16日(火)11時8分配信

 東松島市長選では、現職の阿部秀保氏(57)が、2回連続の無投票で3選を決めた。
 阿部氏は14日、朝の出陣式も黙とうから始め、当選が決まっても万歳はしなかった。当選後、事務所に集まった支持者に「震災で失われた命の重さ、遺族の無念さを胸に復興に取り組みたい。3期目ではなく、(震災が発生した)2期目の延長という気持ち。まだ仕事が残っている」と呼び掛け、住宅再建と新エネルギーなど環境施策による雇用確保などの抱負を語った。
 また、無投票となったことについては「災害対応はトップダウンでないと解決しない。復興を進めてほしいという市民の声なのだろう」と述べた。【山越峰一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東松島市長略歴
阿部秀保(あべ・ひでお) 57 無現(3)
 市長▽防衛施設周辺整備全国協議会理事[歴]矢本町PTA連合会長▽矢本町議長▽中大



(市議選省略)

2654チバQ:2013/04/17(水) 21:57:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130417ddlk02010005000c.html
選挙:青森市長選を振り返る 「草の根VS組織」の構図鮮明 /青森
毎日新聞 2013年04月17日 地方版

 現職の鹿内博氏(65)が大差で再選された14日の青森市長選。「市民派無所属」を掲げる鹿内氏に、自民、公明両党の推薦を受けて組織戦を展開した前副知事の蝦名武氏(67)=無所属=は迫りきれなかった。市長選を取材した記者が両氏の戦いぶりを振り返った。

 ◇時間なく危機感も−−鹿内氏
 記者A 鹿内さんの選挙事務所は地味な感じのビルにあった。ボランティアのスタッフがのんびりした感じでチラシの発送作業などをしていて、ほかの政治家からの応援ポスターも少なく、いい意味でも悪い意味でも「熱っぽさ」はなかったね。

 記者B 蝦名さんの事務所は対照的で、昨年の衆院選で津島淳衆院議員が使った建物と同じだった。与党の大物議員の「必勝祈願ポスター」や団体などからの100以上の推薦状が壁一面に張られていたよ。後援会や選対、勝手連がそれぞれ別々に部屋を構えていて、組織力をひしひしと感じた。

 記者C 蝦名陣営の動きによって、鹿内陣営が望んだ「草の根対組織力」という構図にはまっていった面もあるね。

 記者A 鹿内さんはいろんな場面で「公務で時間を取られて街頭演説ができない」とぼやいていた。市議に初当選した82年から1人で街頭に立つ「つじ立ち」を続け、地道に支持を積み上げてきたから、唯一の戦法を公務で封じられて焦っていたんだろう。

 記者B 組織はあった蝦名さんだけど、「副知事は陰の仕事。市民は名前を知らない」と知名度のなさを気にしていた。細かい街頭演説を繰り返し、名前の売り込みに懸命だった。個人演説では妻文子さんと2人でマイクを持つなど、女性へのアピールにも気を配っていた。

 ◇引き締めも実らず−−蝦名氏
 記者A 鹿内さんは焦りの一方で自信を秘めているようにも感じた。「選挙はやってみないと分からない」と言いつつ「反応は前回と変わらない」と手応えを感じていたようだ。ただ陣営幹部は「相手候補が若かったら結果は分からなかった」とも言っていた。

 記者C 蝦名陣営は団体票の引き締めに躍起だったが、陣営幹部は「経営陣ら上層部を固めても、下の従業員へ広がっていかない」と懸念していた。擁立が決まったのが1月と遅く、出遅れ感は否めなかった。

 記者A 大差で再選した鹿内さんだけど、市議報酬削減を巡って市議会を「抵抗勢力」と位置づけてしまった。今後の議会運営は大変だろう。5月には早速、臨時議会を開いて懸案の市議報酬15%削減を提案するようだが、反発は必至だ。

 記者B 鹿内さんは市議報酬削減で有権者をかなり味方につけた。その世論を市議側がどう受け止めるかだ。不毛な対立を避けるためにも、市長と議会双方の歩み寄りが必要だろう。

2655チバQ:2013/04/18(木) 22:08:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130418ddlk02010015000c.html
自民党:青森市長選敗北で参院選に懸念 蝦名氏推薦の確執、尾を引く /青森
毎日新聞 2013年04月18日 地方版

 14日の青森市長選で、自民、公明両党が推薦する前副知事の蝦名武氏(67)が現職の鹿内博氏(65)に大差で敗れたことで、自民党内で夏の参院選への影響を懸念する声が出始めた。党青森市支部は週内にも総会を開いて敗因を分析する予定だが、蝦名氏擁立をめぐって党の結束が乱れた現実は重く、尾を引きそうだ。【酒造唯、宮城裕也】

 「参院選に影響があってはならない。マイナスをゼロに、ゼロをプラスにしていくことが必要だ」

 14日夜の蝦名氏の選挙事務所。陣営の選対本部長の津島淳衆院議員が自分に言い聞かせるように記者団との受け答えをしていた。

 自民県連は昨年7月、県議の滝沢求氏(54)を参院選青森選挙区の公認候補に決定。同じ八戸市を地盤とする大島理森衆院議員らと選挙準備を進めている。昨年末の衆院選で自民が県内4選挙区で他の候補の比例復活すら許さない圧勝をしたことや、現時点で青森選挙区に6人が乱立する見通しなことから、自民党内でも夏の参院選に関しては楽観ムードが漂っていた。

 ただ、過去3回の国政選挙の比例代表での自民票は微減傾向だ。09年衆院選は投票率が高く23万1934票を獲得したが、10年参院選は19万8915票、12年衆院選は19万4423票と減少。近年の自民復調は「反自民票」が複数の野党に分散している結果だということが分かる。

 今回の市長選では反自民票が鹿内氏に結集。津島氏のお膝元でもある県都決戦で「公認並み」(陣営幹部)に支援した蝦名氏が大敗した。浮動票の多い青森市では自民党が浸透していない。津島氏は「衆院選は自民党が全面的に信頼を得て勝ったわけではない。強く戒め、自覚しないといけない」と語った。

 候補者選考過程での党内の確執も今後の不安要因だ。党市支部は蝦名氏と高橋修一県議、花田明仁元市議会議長の中から蝦名氏擁立を決めたが、合併前の旧浪岡町が拠点の党浪岡支部が一時、高橋氏の推薦を独自に決定。自民系市議が高橋氏を推す勢力と花田氏を推す勢力の真っ二つに分かれる中、推す市議がほとんどいなかった蝦名氏を推薦することが確執に拍車をかけた。

 党市支部長の森内之保留県議は14日、記者団に「青森と浪岡で意見交換ができていなかった」と認め、「(党内が)こんな雰囲気で選挙したのは初めてだ」と語った。山崎力参院議員も記者団に「浪岡支部がああいうことをやった」と結束の乱れが敗因と指摘。さらに「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で農家の人たちの反発があるかもしれない」とも語った。

 県連幹部は「この敗戦が(安倍晋三首相の経済政策)アベノミクスへの地方の反乱のスタートにならなければいいが」と漏らした。

2656チバQ:2013/04/18(木) 23:07:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130418t11011.htm
現職亀山氏が優勢 石巻市長選情勢 本社世論調査
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(21日投票)で、河北新報社は世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて17日、情勢をまとめた。東日本大震災の最大被災地で復興のかじ取り役を争う選挙戦は、再選を目指す無所属現職の亀山紘氏(70)=自民・民主推薦、共産支持=が優位に立っている。いずれも無所属新人で、元大学講師の青木満里恵氏(58)と元市議の阿部和芳氏(53)が追い、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)は伸び悩んでいる。調査時点で4割以上の有権者は態度を決めておらず、情勢は変動する可能性もある。
 亀山氏は、震災時の居住地による旧市町別で、大票田の旧石巻市で4割の支持を集め、年代別では30代から70歳以上の各世代でリードする。職業別でも事務技術職の半数近くの支持を取り付けるなど幅広く浸透。支持政党別では自民、民主両党の支持層を手堅くまとめ、共産支持層の8割弱を固めた。無党派層も4割近くを取り込んでいる。
 青木氏は、旧北上町で他候補を上回り、旧石巻市は亀山氏に続く。世代別では20代で最多の3割以上の支持を集める。職業別では管理職で4割近い支持を集め、自主投票を決めた公明党の支持層に食い込んでいる。
 阿部氏は、出身地に近い旧牡鹿町で亀山氏とほぼ並ぶ。世代別では60代の支持が比較的高く、30代と40代も一定の支持を得ている。職業別では農林漁業で3割を超え、亀山氏に迫る。公明支持層は青木氏と肩を並べる。
 藤田氏は旧石巻市以外で浸透しきれていない。民主支持層は亀山氏に次ぎ、公明支持層でも善戦している。

 [調査の方法] 石巻市の有権者を対象に14〜16日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは530件、うち502人から回答を得た。


2013年04月18日木曜日

2657チバQ:2013/04/20(土) 10:54:24
http://mainichi.jp/select/news/20130419k0000e040215000c.html
東日本大震災:元建設省局長が福島・広野町職員に
毎日新聞 2013年04月19日 15時14分

 東京電力福島第1原発に近く、大きな被害を受けた福島県広野町に今月、元建設省(現国土交通省)河川局長の尾田栄章(ひであき)さん(71)が、県の派遣職員として着任した。阪神大震災でも現地で復興に携わった経験から、「現地に入ってこそ力になれる」と、希望して最前線の被災地に赴いた。かつて長く勤務して愛着のある福島で、役人人生をまっとうするつもりだ。

 昨年11月初め、東京都営地下鉄のつり広告が目に入った。県職員を募り、年齢制限はなかった。1995年の阪神大震災でも発生当日、建設省から対策本部に派遣され、現地で街の再建に携わった経験がある。東日本大震災後、「被災地に入らなければ復興はままならない」という思いが募っていた。県から市町村に派遣される土木技術職員を選んで願書を送り、筆記試験と面接を受けて1月18日に内定が出た。広野町では建設課建設復興グループに配属されている。

 奈良市出身の尾田さんは67年に建設省入りし、福島工事事務所など東北地方建設局(現整備局)に約11年間勤めた。建設に携わった広野町の国道6号は今、原発の工事関係者の通勤路となり、自ら潜って調査をした三陸の海は津波ですっかり姿を変えた。

 河川局長時代に町内で講演したこともきっかけに、多くの知己を得た。親しくなった医師が若くして亡くなり、やっと時間ができた大みそかに弔問に駆け付けたこともある。親交を深めた根本重信元町長(85)は、「朝、散歩をしてもあいさつする人がいない。まだそんな状況の町に……。本当にありがたい」と話す。

 広野町は同原発の南二十数キロにある。事故後、全域が緊急時避難準備区域となり、大半の住民が町外に避難。2011年9月に区域を解除されて除染や上下水道の復旧などを進めてきたが、震災前の人口約5500人に対しこれまで820人が戻っただけで、放射能汚染の影響で存続の危機に立たされている。山田基星(もとほし)現町長(65)も「国との協議の際も心強い」と期待している。

 任期は1年更新で最長5年。尾田さんは「少なくとも3年以上は置いてもらい、町のビジョンをともに作っていきたい」と意気込む。新人研修が済んだ11日、住民票も東京から移し、転身に最初に賛成してくれた妻祀子(としこ)さん(68)と、町営住宅で2人暮らしを始めた。【西村浩一】

2658チバQ:2013/04/21(日) 15:15:43
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130419ddlk04040120000c.html
地震:県内で震度5弱 石巻市長、発生後1時間半連絡取れず /宮城
毎日新聞 2013年04月19日 地方版

 石巻市の亀山紘市長が、同市などで震度5弱が観測された地震が発生した17日午後9時過ぎから約1時間半、市役所から連絡が取れない状態にあったことが、同市への取材で分かった。この時間帯には、市長が本部長の市災害対策本部会議が2度開かれていた。亀山市長は「地震発生時は車中で気付かず、(携帯)電話も半島で(電波状態が悪いため)受信できなかった」とコメントしている。

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2659チバQ:2013/04/22(月) 21:38:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11035.htm
栗原市長選 佐藤氏3選 震災対応評価 市民の閉塞感打破を

祝福の花束を受け取り、支持者と喜びを分かち合う佐藤さん=21日午後11時ごろ、栗原市築館の事務所


 8年ぶりの選挙戦となった宮城県栗原市長選は、現職の佐藤勇氏(70)が新人の元市議千葉健司氏(56)を下し、3選を果たした。
 有権者は岩手・宮城内陸地震、東日本大震災への対応など、佐藤氏の2期8年の実績や手腕を評価した。勝因には多極分散型の合併市で、元首長らの支援を取り付けたことが挙げられる。
 2005年の市長選で、佐藤氏と戦った菅原郁夫元若柳町長、鹿野清一元志波姫町長が応援のマイクを握った。こうした元首長の演出が、いまだに地縁の濃い旧町村単位で有権者の心理に影響したのは間違いない。
 千葉氏は、教育レベルの向上や総合支所の充実などを訴えたが明確な対立軸にはならず、個別の政策論議は深まらなかった。最大の争点は、佐藤市政の継続か否かに集約された。
 合併から8年。千葉氏が訴えた「合併して、地域や生活が何か良くなったか」という思いは、多くの市民が共有する。商工業、農業など幅広い分野で閉塞(へいそく)感が漂う。
 16年度から合併による交付税の特例措置は段階的に削減される。さらに財政が縮小する中で、必要な政策を打ちながら市民に夢や誇りをいかに感じてもらうか。合併後の3期目こそ、佐藤氏の手腕が問われる。(解説=栗原支局・藤本貴裕、若柳支局・三浦康伸)

◎住みたくなる街、実現目指し全力/佐藤さん

 「よし、やったぞ」。佐藤勇さん(70)の3選確実の一報が入ると、栗原市築館の中心部にある事務所に、集まった支持者らの大きな歓声と拍手が湧き起こった。
 佐藤さんは妻篤子さん(66)と共に事務所に入ると、支持者らとがっちり握手を交わし、何度も「ありがとう」と感謝の言葉を口にした。支持者やスタッフは選挙戦の労をねぎらい合った。
 駆け付けた県議らは、「有権者は佐藤さんの指導力を評価した」「2期8年の実績、行政手腕を認めてくれた」と勝因を分析した。
 8年ぶりの選挙を戦い抜いた佐藤さんは「合併から10年の節目を控え、これから4年間は栗原市にとって大切な時期となる。市民のため、暮らしたくなる栗原の実現のために全力で働きたい」とあいさつした。

◎4年後の市長選「捲土重来期す」/千葉さん

 栗原市築館中心部にある元市議千葉健司さん(56)の事務所では、詰め掛けた支持者らが落選の情報に「あと一歩、及ばなかったか」と落胆の声を上げた。
 事務所入りし、支持者一人一人と握手して回った千葉さんは「私の不徳の致すところ。支持してくれた皆さんには本当に申し訳ない。4年後の捲土(けんど)重来を目指す」と深々と頭を下げた。
 支持者は「この次こそだ。頑張れ」「確実に支持は広がっていた」と、千葉さんをねぎらった。

◎スポット/佐藤勇さん(70)=栗原市長に3選された=/交流増狙いジオパーク

 「新たな栗原をつくるため全力で進んでいく」。連日の選挙戦ですっかり日焼けした顔を引き締めながら、3期目に向けた抱負を語る。
 1期目に宮城・岩手内陸地震、2期目には東日本大震災と福島第1原発事故による放射能汚染と、任期の多くを災害対応に追われた。作業服と長靴で現場に赴く姿が、その象徴だった。
 築館、若柳、栗駒と市街地が分散し、中心部がはっきりしないと言われる栗原市。隣の登米市は佐沼地区への一極集中が進む。基礎自治体の将来を見据え、「若者定住化を進めるためにもにぎわいの場づくりは急務だ」と頭を悩ませる。
 交流人口増の切り札に、内陸地震で栗駒山麓にできた大規模崩落地を中心に据えた「ジオパーク」を挙げる。「ガイド講座に参加する市民の意識は高い。少人数のツアーがたくさん出てくるようにしたい」と意気込む。
 健康法は、愛犬「シャドウ」を伴っての毎朝の散歩。「竜馬がゆく」など司馬遼太郎作品が愛読書。栗原市一迫川口の自宅に妻、長女、孫の4人暮らし。

<栗原市長選開票結果>(選管最終)
当 25,534  佐藤勇 無現(3)
  19,001千 葉健司 無新


2013年04月22日月曜日

2660チバQ:2013/04/22(月) 21:39:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11034.htm
登米市長選 布施氏3選 組織力、勝敗分ける 医療強化課題

登米市長選に3選を決め、支持者らとともに万歳する布施さん(中央)=21日午後11時15分ごろ、登米市中田町の事務所


 宮城県登米市長選は現職の布施孝尚氏(51)が新人の元市議遠藤音氏(56)に大差をつけ、三たび市長の座に就いた。
 8年ぶりの選挙戦は具体的な争点に乏しく、組織力が勝敗を分けた。布施氏は主要政党や多くの市内団体から推薦を得て、高齢者層を中心に支持を集めた。知名度で勝り、2期の実績を丹念に説明する手法も奏功した。
 遠藤氏は医療態勢の強化に向け、「登米市民病院のオープン化」など具体的な対応策を示した。若年層を中心に支持を集めたが組織力で劣り、知名度不足を最後まで解消できなかった。
 ただ、合併前の旧町で有権者が最も少ない旧津山町を地盤とする遠藤氏が、1万7000を超す票を獲得したことの意味は大きい。改善が進まない市の医療態勢や所得低迷などへの市民の不満や不安は根強く、市全体に広がっている。
 3期目を迎える布施氏には、目に見えた成果が求められる。救急など医療の態勢強化は喫緊の課題だ。手をこまねいては周辺地域に負の影響を及ぼしかねない。
 布施氏が唱える広域連携が、他の自治体を当てにすることであってはならない。自ら「拠点都市」と位置づけた県北地域の発展はおぼつかない。市が抱える諸課題の解決に向け何を優先し、市自らがどう取り組むのか。目指す方向性や方法論を、丁寧に市民に示す必要がある。(解説=登米支局・肘井大祐)

◎「初心を忘れず発展に尽くす」/布施さん

 合併後8年の総括となった登米市長選は、現職の布施孝尚さん(51)が三たび市政のかじ取り役を託された。市政運営を信任された布施さんと大勢の支持者は、勝利を喜び合った。
 同市中田町の事務所に当選確実の知らせが届いたのは午後11時ごろ。「よし」「よかった」。集まった支持者らは抱き合い、握手を交わすなどして歓喜に沸いた。
 布施さんは妻紀江子さん(49)と共に事務所に現れ、「支援をいただいた皆さんに感謝したい。初心を忘れず粉骨砕身、市政の発展に尽くしたい」と謝意を述べた。
 8年間選挙から遠ざかり、後援会の危機感は強かった。対立候補の批判を受け、陣営は結束した。勝因について、菅原正一郎選対本部長は「布施さんの誠実な人柄と堅実な手腕が評価された」と話した。

◎「思い生かせず」言葉詰まらせる/遠藤さん

 登米市津山町の元市議遠藤音さん(56)の事務所では支持者たちが固唾(かたず)をのんで開票結果の知らせを待った。落選の報に多くの支持者が言葉を失い、事務所は静まり返った。
 「私の力不足。大勢の皆さんの思いを生かすことができず、申し訳ない」。遠藤さんは時折言葉に詰まりながら、敗戦の弁を述べた。
 支持者の多くはぼうぜんとし、中には悔しさを隠せずにいる人も。遠藤さんは握手を交わすなどして、支持者の労をねぎらった。

◎スポット/布施孝尚さん(51)=登米市長に3選された=/近隣と協力、県北拠点に

 折り目正しく、偉ぶらない。その人当たりの良さが今回も、多くの有権者に好感を持たれた。「政治家然としない」。就任以来、変わらない心掛けだ。
 9町の合併で登米市が誕生した8年前、「しがらみに染まらない政治」を掲げ、県内の首長で当時、最も若い43歳で初代市長の座に就いた。「独断にならず、偏りのないような市政運営を心掛けてきた」とこれまでの2期を振り返る。
 選挙戦では登米市の位置づけを、「県北の拠点都市」と明確に打ち出した。「相乗効果を発揮できるよう周辺自治体との関わりを深めたい」。沿岸部の被災者支援を視野に入れ、近隣市町と共に産業振興や医療の態勢強化に取り組む考えだ。
 現職として挑んだ初の選挙戦。「初心を取り戻したい」と8年前に愛用していたスーツを身に着け、遊説をこなした。
 話し好き。話し出すと止まらなくなり、話題が方々に飛ぶ癖がある。市議らに「言語明瞭、趣旨不明瞭」とやゆされることも。趣味は映画鑑賞。自宅に父母と妻、長女、次男と暮らす。

<登米市長選開票結果>(選管最終)
当 30,418 布施孝尚 無現(3)
  17,154 遠藤音  無新


2013年04月22日月曜日

2661チバQ:2013/04/22(月) 21:39:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11027.htm
石巻市長選 亀山氏再選 復興加速に期待 市民と信頼関係を

再選を決め、支持者と握手を交わす亀山さん(左)=21日午後10時25分ごろ、石巻市双葉町の事務所


 宮城県石巻市長選は現職の亀山紘氏(70)が新人3人を下し、再選された。東日本大震災の傷跡が癒えない被災地の市民は「市政継続」に復興を託した。住宅再建などの事業は既に枠組みが固まっている。早期復興を望む市民はトップ交代による影響を測りかね、現実的な選択に傾いたと言える。

 国との交渉で支援策を充実させた実績を訴えた亀山氏に対し、3新人は政策の違いを明確に打ち出せなかった。「市長の顔が見えない」と亀山氏の政治姿勢、資質に矛先を向けたが、争点とはなり得なかった。
 低投票率は、論戦が盛り上がりを欠いただけでなく、市政への不信が表れたと読み取れる。亀山氏も「復興加速」を唱えたが、足踏みすれば失望感は増幅する。どうスピードを上げるのか。加速を具現化する施策の提示が求められる。
 亀山氏は生活再建を最優先し、国から支援を引き出してきた。時間の経過とともに、重点を置くべき施策は変わる。今後4年間は復興基本計画の「再生期」にほぼ重なり、「インフラと市民の力で地域の価値を高める期間」と位置付けられる。市民と向き合い、地域の将来像を磨き上げる必要がある。
 これまでは「外向き」の仕事を重視してきた。情報発信や対話に努め、「顔が見える市政」で市民と強い信頼関係を築くことが復興加速を実感させる一つの要素になる。(解説=石巻総局・吉江圭介)

◎表情引き締め決意/亀山さん

 「石巻の良識を示すことができた」。午後10時前、「当選確実」の知らせが入ると、石巻市双葉町の亀山紘さん(70)の事務所は安堵(あんど)の空気に包まれた。
 大きな拍手の中、亀山さんは疲れた表情も見せず、「皆さんの支援のおかげです」と集まった約30人の支持者に感謝した。
 東日本大震災で多くの市民が犠牲になり、今も3万人以上の市民が仮設住宅で暮らす。被災者の感情に配慮して、控えめに再選の喜びを分かち合った。
 前回の一騎打ちとは打って変わり、新人3人と争った選挙戦は、組織的な戦術で手堅く票を積み上げた。相手陣営からは政治姿勢や危機管理を批判されたが、地道に実績を訴えてかわした。
 復興への道のりはまだ険しい。亀山さんは表情を引き締め、「やり残した課題はいっぱいある。これからの4年間で、石巻を素晴らしい街に変えたい」と決意を述べた。

◎「時間が足りず」/阿部さん

 石巻市大街道西1丁目の元市議阿部和芳さん(53)の事務所は、落選が決まると約50人の支持者から「駄目だったか」とため息が漏れた。
 前市議会議長で「責務を全うしなくてはならない」と、立候補を表明したのは市議会3月定例会後の3月下旬。前哨戦を含め3週間の短期決戦では浸透しきれなかった。
 「時間が足りなかった」と阿部さん。「仮設住宅の被災者からは現職を批判する多くの声を聞いた。もう少し投票率が上がれば」と悔しさもにじませた。

◎「力不足でした」/青木さん

 「私の力不足でした」。落選が決まった元大学講師の青木満里恵さん(58)は、石巻市中央2丁目の事務所で集まった支持者に頭を下げた。
 父親の和夫さん(85)は元市長。小学2年から中学1年まで石巻で過ごし、東日本大震災で深く傷ついた「古里」の姿に心を痛めた。「活気のあった港町がこのままでは沈没してしまう」と立ち上がった。
 初の女性市長を待望する声も受けたが、準備不足は否めなかった。敗戦の弁も言葉少なで、無念さを漂わせた。

◎「手応えあった」/藤田さん

 ボランティア団体代表の藤田利彦さん(50)は石巻市渡波の事務所で「一日も早い住宅再建を望む被災者に応える訴えに、手応えは悪くなかった」と選挙戦を振り返り、「市政への不満が投票に結び付かなかった」と語った。

2662チバQ:2013/04/22(月) 21:40:02
◎スポット/亀山紘さん(70)=石巻市長に再選された=/粘り腰で支援引き出す

 太陽光エネルギーなどを専門とする学者の道から、政治の世界に飛び込んで4年。無心の挑戦者が、受けて立つ側に回った。
 「ものすごいプレッシャーがあった」。4人による短期決戦を制し、ほっとした表情を見せた。
 東日本大震災が起き、「復旧・復興には国の財政支援を引き出すことが必要」とトップの役目を自覚し直した。
 被災者が切望する住宅再建の支援拡大に国は当初、難色を示した。1年間、永田町や霞が関に通い、実態を訴えた。新たな支援が決まった。「一度決めたら、やり通す」。その粘り腰と頑固さに周囲は舌を巻く。
 古希を迎えたが、1日に80回も選挙カーから降り、有権者と握手する日もあった。手を合わせるごとに古里再興への願いを感じ取り、「早くして命を絶たれた人の思いを受け止め、いい街に変える」と誓う。
 趣味はゴルフと家庭菜園。震災後、完全な休日はほとんどない。「まずはビール」の晩酌が気の休まる貴重な時間だ。石巻市内の自宅で妻、次男、義母の4人暮らし。

<石巻市長選開票結果>(選管最終)
当 28,607 亀山紘   無現(2)
  15,132 阿部和芳  無新
   8,308 青木満里恵 無新
   2,015 藤田利彦  無新


2013年04月22日月曜日

2663チバQ:2013/04/22(月) 21:42:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130422ddlk04010413000c.html
選挙:3市長選/4市議・補選 石巻市長選、亀山氏が再選/登米市長選、布施氏が3選/栗原市長選、佐藤氏が3選 /宮城
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 石巻、栗原、登米の3市で市長選、東松島を含む4市で市議・市議補選が21日、投開票された。石巻、栗原、登米の3市長選は東日本大震災後初めてで、復興などを争点に、石巻市は現職と新人の計4人が立候補し、栗原、登米の両市はいずれも現職と新人の一騎打ちの構図で選挙戦が繰り広げられた。また、石巻市議補選(改選数5)は7人、東松島市議選(定数18)は19人、栗原市議選(同26)は29人、登米市議選(同26)は31人が、それぞれ立候補した。

 当日有権者数と市長選の投票率▽石巻市12万3770人、44・16%(前回58・82%)▽栗原市6万2535人、72・67%(05年の前々回は84・41%)▽登米市6万9589人、69・61%(同82・49%)だった。【近藤綾加、小原博人、金森崇之、井田純】

 ◇亀山氏が再選「復興を加速」−−石巻市長選
 過去2回の一騎打ち選挙から一転して4人が出馬する乱戦となっていた石巻市長選では、市政の継続を訴えた現職の亀山紘氏(70)が、前市議会議長の阿部和芳氏(53)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽元東北大学非常勤講師の青木満里恵氏(58)=いずれも無所属=を破って再選を果たした。

 同市双葉町8の亀山氏の事務所では、当選確実の情報が入ると、亀山氏は握手攻めに遭いながら登場。「復興加速のため引き続き全力で取り組む」と、感謝と決意を述べた。

 亀山氏は、震災以降に復興施策で政府との太いパイプを築いてきたことなど現職としての実績を強調。住宅再建を最重要課題とし、災害公営住宅(復興住宅)や高台移転の早期進展や漁港施設の復旧、機能強化などを掲げて支持を集めた。

 阿部氏は市街地再開発事業や復興住宅などの完成目標前倒し、藤田氏は福祉施設などを含めた復興住宅の新しいまちづくり、青木氏は特区制度を使った諸税減免などの経済復興などを訴えたが、現職の壁を崩せなかった。

 投票率は05年の新市発足以降最低だった。

 ◇布施氏が3選 新人の遠藤氏退け−−登米市長選
 登米市長選は、現職の布施孝尚氏(51)が元市議で新人の遠藤音氏(56)=いずれも無所属=の挑戦を退け、3選を決めた。

 布施市長は「安心して暮らせる古里づくり」を旗印に、医師招へいを踏まえた市民病院の再編、沿岸部との連携による産業ハブ化などの施策に取り組む、としている。

 8年ぶりの市長選で、布施市長は自民、民主、公明の支援を受け後援会ネットワークを固めて票の目減りを抑えた。遠藤氏は組織力と知名度に欠けた。

 ◇佐藤氏が3選 新人の千葉氏退け−−栗原市長選
 栗原市長選は、現職の佐藤勇氏(70)が新人の元市議、千葉健司氏(56)=いずれも無所属=の挑戦を退け、3選を決めた。

 佐藤氏は産業振興と雇用創出、教育環境の整備を進め若者が定住する町づくりを実現したいとしている。佐藤氏は8年ぶりの選挙戦にあたり自民、公明の国会議員や県議らの応援を受け、2度の地震災害からの復興や除染対策などの実績を強調。「市政の流れを変えてはいけない」との訴えが奏功した。千葉氏は組織力に欠けた。

2664チバQ:2013/04/22(月) 21:43:12
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 ◇石巻市長略歴
亀山紘(かめやま・ひろし) 70 無現(2)

 市長▽石巻広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民][共]

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 ◇登米市長略歴
布施孝尚(ふせ・たかひさ) 51 無現(3)

 市長[歴]佐沼JC理事長▽日本JCブロック協議会長▽県歯科医師会理事▽日大=[自][民][公]

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 ◇栗原市長略歴
佐藤勇(さとう・いさむ) 70 無現(3)

 市長[歴]衆院議員秘書▽県議5期▽県議長▽立教大=[自][公]

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 ◇石巻市長選開票結果=選管最終発表
当 28607 亀山紘   70 無現

  15132 阿部和芳  53 無新

   8308 青木満里恵 58 無新

   2015 藤田利彦  50 無新

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 ◇登米市長選開票結果=選管最終発表
当 30418 布施孝尚 51 無現

  17154 遠藤音  56 無新

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 ◇栗原市長選開票結果=選管最終発表
当 25534 佐藤勇  70 無現

  19001 千葉健司 56 無新

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2665チバQ:2013/04/22(月) 22:42:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130422/myg13042202010000-n1.htm
“震災疲れ”関心薄く 石巻市長選、冷めた有権者 宮城
2013.4.22 02:01
 任期満了に伴う石巻市長選が21日、投開票された。東日本大震災の死者・行方不明者は約4千人に上り、最大の人的被害となった同市の震災後初の市長選。有権者からは「生活の再建が優先」との冷めた声も聞こえ、“震災疲れ”が目立つ。合併による旧市町の対立や被災の程度で、地域の温度差も浮き彫りになった。市民が下した選択の裏には現状への不満が見え隠れする。復興へのかじ取りには、多くの課題が山積している。(高木克聡)

                   ◇

 午前7時、4月下旬としては2年ぶりの積雪を記録した厳しい寒さの中、石巻市北上町の仮設にっこりサンパーク団地の集会所に設けられた仮設投票所で投票が始まった。仮設住宅に住む十数人が朝一番の投票を済ませると、その後も有権者は断続的に続いた。現職に投票したというアルバイトの男性(62)は「1日も早く、震災前に近い生活に戻れるようにと投票した」と話す。ただ、現職への投票者の多くが“合格点”という意味の支持を表明したわけではない。別の仮設住宅に暮らす主婦(55)は「復興が一番の課題なのは当たり前。候補者の違いが見えにくい。消去法で(経験のある)現職だっただけ」と消極的だった。

                 × × ×

 震災から2年近く、仮設暮らしの人々にとって、生活の再建に奔走する日々に追われ、政治への関心が薄れる“選挙疲れ”も影を落とす。郊外の住宅展示場の駐車場では、車をせわしなく誘導する整理員の姿が目立つ。来場した会社員の平田康広さん(38)は投票所に行かなかったという。「住宅の建設ラッシュが続いている。消費増税も控えているし、今のうちに家を建て直さないと出費はかさむばかりだ」というのが理由だ。

 市外への移転を検討している市民が多いことも、盛り上がりに欠けた一因だ。郊外のショッピングモールもいつもの週末と変わらないにぎわいだ。女子大生の佐々木美●さん(21)は「県外で就職する予定で、家族も仕事のある仙台への転居を考えている。あまり関心はない」という。

 平成17年に1市6町が合併した石巻市。人口の約70%を占める中心部の旧市区域へ復興の資源が集中しているとして、周辺の旧町からは批判の声が上がった。市は市全域の融和を進めてきたが、震災によって、“合併後遺症”が噴出した格好だ。

 雄勝町は全世帯の7割が被災。約4300人の人口は1千人弱に激減した。「災害危険区域」に指定され、約7割が町外移転を希望している。女性会社員(43)は「雇用も町の再開発も、市役所近くの中心市街地の話ばかり。周りの6町はおいてけぼりだ」と不満を口にする。旧北上町の無職の男性(72)は「対等合併といっていたのに、ふたを開けたらそうじゃなかった。復興の速さでも同じことが起こっている」とこぼした。

●=歩の「、」を取る

2668チバQ:2013/04/24(水) 22:19:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130424ddlk05010157000c.html
選挙:由利本荘市議選、決定の翌日変更 「米まつり」忘れていた! 1週間早め10月20日 /秋田
毎日新聞 2013年04月24日 地方版

 由利本荘市選管は23日、10月27日投開票と決めた市議選(定数26)の日程を変更し、10月13日告示・20日投開票と1週間前倒しした。理由について、当初の日程では恒例イベント「米まつり」(10月26〜28日)と重なるためと説明している。

 市選管によると、22日に市議選の日程を決めたが、翌23日朝になり、市から選挙日程を変更するよう要請があったという。

 市選管は急きょ委員会を開き、決めたばかりの日程を改めた。

 市選管は「米まつりで投票率が下がるよりは日程を変更した方がいいと判断した。日程は一度は決めたが、判例では投票日の7日前まで変更できるとしており、問題はない」と説明した。

 米まつりは旧本荘市から続く秋の収穫を祝う一大イベント。地域の農産物の展示・販売のほか、市民芸術文化祭などもある。市によると、昨年は開催3日間で約2万5000人が訪れたという。【仲田力行】

2669チバQ:2013/05/06(月) 01:54:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130428t11009.htm
仙台市長選名乗りなし 告示まで3ヵ月 現職沈黙のまま
 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投票)は、告示まで3カ月となった。現段階で立候補を表明した人はいない。現職の奥山恵美子氏(61)が再選を目指すのは確実視されているが、まだ態度を表明していない。具体的な動きは、共産党と歩調を合わせる市民団体が独自候補擁立の方針を決めただけ。現職の沈黙と連動して、前哨戦の動きは鈍い。

 奥山氏は23日の定例記者会見で市長選への対応を問われ、「これから考える」とだけ述べた。ただ、21日投開票された石巻、登米、栗原の宮城県内3市長選でいずれも現職が勝利したことに触れ「東日本大震災の復興事業には継続性が必要だ」と強調。2期目への意欲をにじませた。
 対抗勢力の動きを見ながら態度表明のタイミングを計っているのか、最近はこうしたやや思わせぶりな発言が目立つ。
 市議会はほぼオール与党体制。自民、民主、公明、社民各党は会派レベルで「奥山支持」の流れだ。みんなの党の会派・みんなの仙台が擁立を模索するが、具体化していない。
 加えて、震災復興に市政の継続性が必要という雰囲気が漂っていることが、奥山氏の「自信」につながっているようだ。
 こうした状況に、与党市議の中にも「強気は結構だが、謙虚な姿勢を忘れてはいけない。慢心は落とし穴になる」との指摘がある。
 めじろ押しの選挙日程が、市長選の動きを鈍くしている側面は否めない。告示1週間前は7月21日で、参院選の投開票が有力視される。宮城選挙区(改選数2)には民主、自民、みんな、共産各党が公認候補を立てる予定。「市長選に構っている余裕はない」(民主党市議)との声もある。
 唯一、市長選で候補擁立方針を決めたのが市民団体「いのち・緑・平和を守るみんなの会」。12日の集会で「復興に乗じたハコモノ政治が復活している」などと奥山市政を批判した。6月までに候補者を発表し、共産党が推薦する見通しだ。
 現状の流れでは、奥山氏が態度を明らかにするのは市議会6月定例会とみられる。動向をめぐる駆け引きは今のところ、波乱要素が少ない展開となっている。


2013年04月28日日曜日

2670チバQ:2013/05/10(金) 23:50:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130510t41004.htm
秋田県議会、議員定数を45から43へ2減
 秋田県議会定例会は9日、本会議を開き、議員定数を現行の45から43に減らす条例改正案を賛成多数で可決した。最大会派の自民党、第2会派の新みらいなどが賛成、民主党、社民党などは反対した。
 条例案は議会運営委員会が提出。現行定数4の由利本荘市選挙区と、13の秋田市選挙区をそれぞれ1減する。2015年の次期県議選から適用する。
 定数削減は、県人口の減少への対応や財政負担の軽減などが目的。3月1日現在の県内の人口比で議席を割り振った場合、由利本荘市選挙区、大仙市仙北郡選挙区の順に削減対象となるが、議席数が突出して多いとして秋田市選挙区を大仙市仙北郡選挙区に代えて削減対象とした。
 大関衛議運委員長(自民党)は趣旨説明で、削減幅を2議席としたことについて「3議席以上削減すると、区割り変更を検討しなければならなくなる」と述べた。
 沼谷純県議(民主党)は反対討論で「減少を続ける県人口の実態に対応できていない。削減対象となる選挙区は、あくまで人口比で決めるべきだ」と主張した。
 県は同議会に、鹿角市の秋田八幡平クマ牧場で従業員2人がヒグマに襲われて死亡した事故に伴い、ヒグマを受け入れる阿仁熊牧場(北秋田市)の施設整備への助成費など4億5600万円の一般会計補正予算案など5議案を提出した。


2013年05月10日金曜日

2671チバQ:2013/05/15(水) 21:03:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130515ddlk02010038000c.html
選挙:首長選で無投票続く 12年1月以降、17選挙中12で 市町村合併で人口増加、対抗馬の擁立難しく? /青森
毎日新聞 2013年05月15日 地方版

 14日告示の新郷村長選が無投票になるなど、県内の市町村長選挙で無投票当選が相次いでいる。2012年以降に告示された17の首長選のうち、12市町村の選挙が無投票となり、当選したのはいずれも現職だった。専門家は無投票多発の原因として、市町村合併に伴う面積拡大や人口増加で、現職への対抗馬擁立が難しくなったことや、公共事業の縮小などを挙げている。【伊藤奈々恵】

 首長選の無投票は全国でも相次いでおり、今年1月の山形県知事選、3月の秋田県知事選など知事選の無投票も珍しくなくなっている。県内で無投票だった12自治体のうち、つがる市、十和田市など6市町が「平成の大合併」に伴って05年に合併して誕生した自治体。中でも、つがる市と中泊町は合併後3回の首長選がいずれも無投票だった。

 青森中央学院大の木村良一教授(政治学)は「かつて非常に激しい選挙をしていたところが、合併後、選挙をしなくなっている」と指摘する。「合併で範囲が広くなり、選挙にいっそうカネがかかるようになって立候補しにくくなったのではないか」と分析。また、公共事業の縮小も要因に挙げ、「かつては勢いのある業者が、仕事をまわさない首長に対抗馬を擁立した。経済力が落ち込み、それもできなくなっている」との見方を示した。

 関係者の中には、選挙戦による対立がしこりを残すことから無投票が望ましいとの意見もあるが、同大の佐藤淳講師(地方自治)は無投票の弊害も指摘する。「選挙は住民が課題を考える場でもあり、無投票では自治体が抱える人口減や財政難などの課題が顕在化しにくい」と語る。佐藤講師は「無投票でも、候補者が事後検証できる具体的な公約を掲げ、達成度の評価をしていくことが必要だ」と述べ、候補者が詳細な公約を掲げるよう求めた。

2672チバQ:2013/05/22(水) 21:54:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130521-OYT1T01484.htm
参院選後は県連どうなるか…民主に追い打ち離党

 民主党青森県連幹事長代理の菊池憲太郎県議(むつ市選挙区)が県連に離党届を提出し、21日に受理された。

 党本部の安全保障や原子力政策との考え方の違いが理由で、当面は無所属で活動する。間近に参院選が迫る中での離党は、県連の求心力の低下に拍車をかけることになりそうだ。

 「党の方針と自分の考えに大きな隔たりができ、政策的に相いれなくなった」

 県庁で同日記者会見した菊池氏は、昨年9月に民主党政権が打ち出した原発ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略」に批判の矛先を向けた。選挙区は東通原発(東通村)や大間原発(大間町)などを抱え、原発ゼロになった場合の地域経済への影響は大きい。昨年の衆院選後から離党のタイミングを見計らっていたという。

 菊池氏は2011年4月に無所属(民主推薦)で県議に初当選し、1期目。近く、県議会の民主党会派も離れる。他党への入党は「全くの白紙」とした。

 県連は衆院選で国会の議席を失い、夏の参院選での候補擁立も断念している。追い打ちをかけるような離党に、県連幹部は「参院選後は県連もどうなるかわからない」と肩を落とした。

 県議会の会派は6月定例会から、自民30人、民主6人、青和会4人、公明・健政会3人、共産2人、無所属3人となる見通し。

(2013年5月22日18時32分 読売新聞)

2673名無しさん:2013/05/22(水) 22:04:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130522ddlk05010037000c.html
選挙:鹿角市長選 柏木氏出馬へ /秋田
毎日新聞 2013年05月22日 地方版

 任期満了に伴う鹿角市長選(6月16日告示、23日投開票)で、旧鹿角組合総合病院(現かづの厚生病院)の元臨床検査技師、柏木修次氏(65)が21日、無所属で立候補する意向を表明した。

 大館市内で記者会見した柏木氏は「鉱山跡地に高レベル放射性廃棄物の最終処分場を誘致する。雇用を確保し、地域経済の活性化を目指す」と述べた。

 柏木氏は杏林学園短大卒。1969〜2002年、旧鹿角組合総合病院病院などで臨床検査技師を務めた。鹿角市長選には04、05、09年と3回連続で立候補し、いずれも落選した。

 鹿角市長選を巡っては、現職で3選を目指す児玉一(ひとし)氏(66)、新人で元市議の石川徹氏(48)が出馬を表明。前回選と同じ顔触れによる三つどもえ戦の公算が濃厚となっている。【田村彦志】

2674チバQ:2013/05/24(金) 00:02:04
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130523ddlk07010255000c.html
選挙:福島市長選 環境省出身の小林氏が出馬検討 「除染早期化を」 /福島
毎日新聞 2013年05月23日 地方版

 12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、伊達市保原町出身で元環境省東北地方環境事務所長で、独立行政法人・環境再生保全機構(川崎市)石綿健康被害救済部長の小林香氏(54)が出馬を検討していることが22日、分かった。

 小林氏は福島高、中央大卒。1988年に旧大蔵省に入省し、2002年から環境省。現在は独立行政法人に在籍しているため、出馬する場合、同省に復職した上で退職し、福島市に拠点を移す考え。小林氏は取材に「除染担当の環境省出身で、福島の除染が進まない状況を心配している。除染の早期化で福島の現状を打開したい」と語った。

 同市長選では、現職の瀬戸孝則氏(65)が出馬の意向を示している。【深津誠】

2675チバQ:2013/05/29(水) 21:15:55
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130529ddlk06010046000c.html
’13参院選:舟山氏支援、県議団結成 民主・社民系など「心強い」 /山形
毎日新聞 2013年05月29日 地方版

 夏の参院選に県選挙区から立候補を表明しているみどりの風政調会長の現職、舟山康江氏(47)を支援しようと、民主・社民系の県議会会派「県政クラブ」と無所属の県議8人が28日、「舟山やすえを支援する県議団」を結成。山形市城西町5の舟山氏の事務所で結成式を開いた。

 県議団の会長には木村忠三県議、副会長には阿部昇司県議と広谷五郎左エ門県議がそれぞれ就任した。事務局長を吉村和武県議が務める。

 舟山氏は「心強い応援団。みどりの風は小さな政党で、組織的なハンディは否定できない。26日に民主党、社民党から支持を決めてもらい、連合山形から盛り上げてもらえると聞いている」と組織的な支援を強調。「アベノミクスは小泉改革と同じ。農業や労働の成長戦略の裏側を見れば規制緩和しかない。暴走を止めるためにも一丸となって闘っていく」と意気込みを述べた。【前田洋平】

2676チバQ:2013/06/07(金) 22:34:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130607t31007.htm
観光再生へ高まる期待 宮古市長選9日告示

震災から2年を経て今月、改修工事が全て終わる浄土ケ浜の遊歩道


 任期満了に伴う岩手県宮古市長選は9日告示される。東日本大震災で甚大な被害を受けた同市では、観光業を起点とする産業再生に期待が高まる。観光客の受け入れ態勢は整いつつあるが、被災した市民の生活再建の遅れが基幹産業の復興にも影を落とす。市長選を前に課題を探った。(宮古支局・山並太郎)

<震災前の6割に>
 宮古市は、東北の太平洋沿岸の自然公園を再編し5月24日に誕生した国立公園「三陸復興国立公園」の中心に位置する。
 市への観光客の半数以上が足を運ぶという景勝地「浄土ケ浜」は津波に襲われたが、景観に大きなダメージはなかった。周辺を巡る遊覧船とサッパ船は震災から4カ月後の2011年7月にいち早く運航を再開。海水浴場とレストハウスも昨年夏、2年ぶりに営業を始めた。
 市商業観光課によると、12年の観光客は約74万人で、震災前の10年の6割に回復した。世界遺産「平泉の文化遺産」(岩手県平泉町)と合わせ、海と陸の「浄土」を結ぶ観光ルートをつくり、観光客を呼び込もうという模索も始まっている。
 今月中には、津波で損壊した浄土ケ浜の遊歩道約1キロの改修工事も終了する見込みだ。
 だが、遊覧船を運営する岩手県北自動車の佐々木司観光船事業部長は「遊歩道を元に戻しただけでは観光客は増えない」と指摘。遊歩道の各ポイントで露店を出したり、休憩所を設けて震災を語る案内人を常駐させたりするなど「何度も訪れたくなるような細かい仕掛けが必要」と強調する。
 市は被災した地元事業者の復興を手助けしようと、修繕費・復旧費への独自支援策を進める。宿泊業では47施設のうち36施設が被災したが、半数以上の19施設が再開にこぎ着けた。被災を免れた11施設、新規参入1施設を合わせ計31施設が営業する。近く再開予定も3施設ある。

<清掃に手回らず>
 ただ、観光客受け入れは関連業者だけが担ってきたわけではない。
 巨大防潮堤がある同市田老地区では震災前、奇岩「三王岩」周辺の景観を守るため、地元の民宿や商店の経営者らでつくる「三王真崎をきれいにする会」が清掃などを担ってきた。
 被災した商店主らは現在、市保養施設「グリーンピア三陸みやこ」敷地内の仮設店舗での営業を余儀なくされ、「きれいにする会」として活動できない状態だという。
 宅地造成や災害公営住宅の完成は3〜4年後で、商店主でつくる「たろちゃん協同組合」の箱石英夫理事長は「地元住民の生活や商店の再建が進まないと、観光との連携まで手が回らない」と話す。
 宮古観光協会の山口惣一事務局長は「観光復興は水産業をはじめ物販、飲食など幅広い地元産業との連携なしに成り立たない。被災した地域全体が立ち上がることでようやく動きだす」と述べ、市に住民の生活再建の加速を求めている。


2013年06月07日金曜日

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2677チバQ:2013/06/08(土) 20:00:29
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130524ddm010040016000c.html
検証・大震災:福島・いわき市の現状 共生遮る誤解の連鎖
毎日新聞 2013年05月24日 東京朝刊


仮設住宅と一戸建てが混在するいわき市中央台の住宅街。落書きされたいわきニュータウンセンタービルは、森を挟んで左上にある=本社ヘリから矢頭智剛撮影
写真特集へ 東日本大震災の被災地でありながら、東京電力福島第1原発事故の多くの避難者を受け入れている福島県いわき市。もとの住民とのあつれきは震災から2年以上たった今も続く。その背景を追った。

 ◇落書き、住民の本音を代弁「もといた人が遠慮している」
 いわき市の市役所など4カ所に「被災者帰れ」と黒スプレーで落書きされて間もない昨年12月28日。市に「今回の役所の落書きの事件に関して」と題するメールが市民から寄せられた。

 「公共の場に落書きは許されず、書いた人は捕まるべきです。しかし、こういったのが書かれる程、いわき市民と双葉避難民との軋轢(あつれき)は、悪化の一途を辿(たど)っているのも事実です。実際、彼らが避難してきてから、道路でのマナーは悪化し、病院などのインフラを無償化で湯水のごとく使うために、元からの市民が使うのに影響が出、挙(げ)句、市に家を作りつつも双葉地区に住民票を置き、自治会にも入らないという話まで聞こえ、彼らに対する陰口は絶える事がありません」(原文、一部略)

 年が明け、事件1カ月後の1月23日には「いわきの環境について」というメールが届いた。

 「私は二十代の者です。生まれてからずっといわきに住んでいて、いわきの環境が大好きでした。しかし、震災を境にいわきが嫌いになりつつあります。理由は、避難者の人口増加です。震災後、危険な運転をする車が増え、何度も危ない目に合いました。全てが避難者とは限りませんが、人口増加ゆえに運転手のストレスがたまっているのは確かです。スーパーや飲食店も人で溢(あふ)れています。そろそろ家を建てたいと思ったのですが、土地もありません。どうして、私達(たち)がこのような思いをしなければならないのでしょうか? 困ったときは助け合うのが大事だと思いますが、今のいわきは避難者が中心となり堂々と生活する中、もともといわきにいた人が遠慮して住んでいるように感じます」(同)

 いわき市には大震災の後、福島第1原発事故に伴い双葉郡8町村を中心に約2万4000人が避難し、原発作業員らを含めると、人口約33万人の1割に当たる3万人前後が流入しているとされる。

 同市の渡辺敬夫市長は昨年7月、国や県との福島復興再生協議会で「ごみは1割増、(震災前から)医師不足だったのに医療は3割増。仮設住宅近くの診療所の先生は疲れてやめたいという話も出ている」と訴えた。

2678チバQ:2013/06/08(土) 20:01:00
 渡辺市長は今年2月にも同協議会で「歯医者は震災前は1週間に2回ぐらい予約が取れたのに、いまは1カ月で1、2回しか取れない」と嘆いた。双葉郡からの避難住民は医療費が無料になっているのが混雑の一因と見る市民もいる。

 落書き現場の一つ、「いわきニュータウン」がある同市中央台の住民でまちづくりに関わる高木淳一さん(56)は、やり場のない市民の思いを推し量ってか、こう解説した。「あの落書きは良いわけではない。ただ、本当にいわき(市民の気持ち)を代弁している」

 ◇避難者「好きでここさ来ているわけではないのに」
 ◇ささいな中傷が増幅 賠償金格差や賃貸不足で拍車
 中央台は丘陵を切り開いた造成地にある。震災から3度目の遅い春を迎え、新緑の木々の間に山桜の薄紅色が映える。起伏に富んだニュータウンには、いわき市内36カ所の仮設住宅のうち12カ所が集中し、計1000戸に約2400人が入居する。このうち1カ所にいわき市の津波被害者らが入り、残りはほぼ全て広野、楢葉両町の被災者だ。

 落書きがあった昨年12月23日、被災者との交流を図るクリスマスイベントが開かれたいわきニュータウンセンタービル。ここから車で2〜3分走ると、楢葉町の避難住民が入居する仮設住宅に着く。軒先で包丁を研いでいた山内貞勝さん(74)もイベントに参加した。歌や大道芸を楽しみ、避難生活の悩みもいっとき忘れられた。

 落書き事件には「誰が書いたかなんて言わんねえ(言いたくない)。でも、原発で月10万円もらえっから、いわきの人からうらやましがられるんでねえかな」と感じる。楢葉町など原発避難自治体の住民には精神的損害に対して東電から1人月10万円の賠償があるが、いわき市民はトータルで1人につき8万円(妊婦や子供は48万円)に限られる。

 「親子6人で暮らされんなら、そんな金いらねえ、本当に」と山内さんは言う。震災前は一緒に暮らした3歳と4歳の孫は、長男の妻とともに東京に避難した。楽しみだった孫との散歩も今はできない。「だから『帰れ』だのいたずらされるなんて、誰も思わなかったっぺ」と寂しそうな顔をした。

 楢葉町の自宅は津波で1メートル以上浸水した。町は「2015年に帰還を」と説明するが、原発事故でいまだ放射線量は高く、除染の見通しも立たない。2年以上家を空け、買い替えが必要な物もある。だから「賠償金はいまは使えない」という。

2679チバQ:2013/06/08(土) 20:01:35
 同じ仮設住宅の大和田幸良さん(76)は、混雑する店舗をなるべく避けて買い物をするようになった。「自重しなければならない部分がある。遠慮して、迷惑をかけないように」。武藤幸子さん(55)も肩身の狭い思いを抱える。昨春、いわき市内の山間部であったイベントに夫婦で参加し昼食をとっていた時、隣のテーブルの人たちに話しかけられ、楢葉町から避難していると伝えた。すると、「あんたらはいいよね。遊んでいながらお金もらえるんだから」と言われた。以後、楢葉町から避難していることは話さないと決めた。「私らだって好きでここさ来ているわけではないのに」

      □

 いわきニュータウンは地域振興整備公団(現・都市再生機構)が開発し、1982年から分譲が始まった。530ヘクタールを造成し、約4900世帯、約1万3800人(仮設住宅を除く)が暮らしている。入居者の給与水準も高く「いわきのビバリーヒルズ」とも呼ばれた。だが、バブル経済崩壊後は売れ行きが鈍り震災前には290区画が売れ残っていた。

 震災後、利用未定だった用地が仮設住宅建設地に充てられた。一方、震災から4カ月ほどたった一昨年7月から宅地売買の申し込みが殺到し、昨年8月には290区画がほぼ売り切れた。転売を含めると90区画以上は帰郷が難しい双葉郡の人たちが契約したという。

 仮設住宅から道1本挟んだ中央台高久4丁目付近は真新しい家が建ち並び、今もつち音が絶えない。「どうやって売ろうかと苦労していた状態だった。想像を超えた動きが震災で起きた」。都市再生機構いわき営業所の浅野雅之所長は驚きを隠さない。

 不動産の活況は市内全域に広がる。住宅地価の平均変動率(上昇・下落率)は16年ぶりにプラスとなり、県内の上位19位までがいわき市だ。

 市内で活動する「土地と建物よろず相談室」のメンバーで不動産会社を営む矢吹匠さん(59)は「震災直後はスーパーの特売日のようにずらっとお客さんが来た。塩漬けになっていたものがオセロゲームみたいに一挙に反対になって売れてしまう。バブルの時にもなかった状況」と言う。賃貸住宅も、約1万8000戸あった空き物件が瞬く間に埋まった。契約更新時に家賃を値上げする家主もいる。

 そのしわ寄せは市民生活に及ぶ。市内の不動産会社「報徳土地」の星由美営業部長は「市民が結婚しても空きがなく、新居を構えられない。給料が上がっていないのに不動産の値段だけ上がり、マイホームに手が届かない」と語る。市内で就職が内定しても住居がなく、泣く泣く辞退したケースさえあるという。

2680チバQ:2013/06/08(土) 20:02:03
 住宅不足は解消に向かうのか。県宅地建物取引業協会の佐藤光代副会長兼いわき支部長は「物件はないのに、新規開発に投資をする人は誰もいない。(原発事故後に)一応安全だと言いながら、いつどのような状況になるのか分からないから」と、暗い見通しを口にした。

 ◇「お互い気持ちはわかる」
 「双葉郡の被災者は賠償金をもらってぜいたくしている」。そんないわき市民の声を聞き、仮設住宅が集まる地域に近い大型量販店をのぞいた。午前11時になると、レジに列ができ始める。店長は「仮設住宅の方々が買いに来る時間。高齢者が多いですよ」と教えてくれた。

 全国展開しているこの大型量販店は震災後、屈指の売り上げを誇る。好調な月は東京・新宿の店舗を上回るほど。家電などが売れ、震災前より3〜4割の売り上げ増。店長は「仮設住宅の方々の購買意欲は非常に旺盛」と説明する。

 双葉郡からの避難住民に尋ねた。「仕事を失い今は暇だから買い物に行ってしまうと余計なものを買ってしまう」という女性もいた。だが、多くの人は「以前から遠くにある大型店で週1回のまとめ買いをしていた。肉や魚は冷凍しているから余分な物を買っているわけではない」と口をそろえる。こうしたことが誤解を招いているのかもしれない。賠償金も同様だ。広野町では昨年8月末、精神的損害の支払いが終了したのに、「まだ補償が続いている」と思い込んでいる周辺住民もいる。

 記者が市内を歩いていると、うわさ話を真顔で語る市民が少なくない。「入金者欄にずらっと東電と書き込まれた残高数千万円の通帳を仮設住宅近くで拾った人がいる」「仮設住宅にタクシーを呼びつけて、パチンコ屋まで乗っていく」。あつれきが誤解やうわさ話で増幅されている印象を受けた。

 住民間のあつれきは、そもそも市民生活の中に起きたさざ波のような小さな変化から始まる。中央台の男性(68)の場合はこうだ。自宅の目の前に仮設住宅が建ち始めた一昨年の夏、近くの交差点の渋滞が気になり出した。住宅の新築ラッシュで大型トラックが増え、車の接触事故が相次ぐ。地区内で工事をしている全部の業者を調べ上げ、警備を徹底するよう頼んだ。いつしかストレスを感じている自分に気づいた。

 仮設住宅の避難者には干渉せず、距離を置く。「目に見える特効薬はないからお互い我慢するしかない。帰れとは言えない。いわきに住みたいという避難者の気持ちは痛いほど分かるから」

2681チバQ:2013/06/08(土) 20:02:39
 被災地なのに「光が当たっていない」という感情もいわき市民の心境を複雑にする。津波で自宅が全壊し、中央台の仮設住宅に入居しているいわき市民の鈴木恒次さん(81)は、海が近い元の場所に戻るのはあきらめ、別の地区の高台に長男が家を建てる。家に帰れないのは原発避難者と同じだが、賠償には大きな差がある。「ある程度の差は仕方ないが、なるべく肩を並べるようにしてほしい。私らは取り残されてしまったみたい」

 中央台のまちづくりに関わる高木さんは、落書きについて考え続けている。「犯人は見つからなくていい。自分の心の中に犯人がいることに気づかないと。悪かったのは、相手を思いやれなかった自分なんだと」

 ◇仮の町構想、寝耳に水 不満噴出、苦情390件
 昨年8月28日。いわき市内で渡辺敬夫・同市長と双葉郡8町村の浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野の各町長、葛尾村長、川内村副村長が顔をそろえた。市主催で3回目となる原発避難に伴う意見交換会。これまでは公開だったが、前日に急きょ非公開と取り決められた。

 会合で配られた資料の中に1枚の紙があった。「非公開・当会議限り」と記され、原発避難者を巡っていわき市に寄せられた263件の苦情がまとめられていた。

 「この苦情は一部のいわき市民の意見にすぎず、市全体の意見だと思われても困る。そういうものを見せつけられた市民も避難者も両方嫌な気分になると考えた」。非公開の理由を市復興支援室の寺島範行・室長補佐は語る。

 苦情が集まったのは、渡辺市長のある発言が発端だった。その年の4月9日、平野達男復興相(当時)と意見交換した後、報道陣にこうこぼした。「(原発事故で)賠償していただいている避難者の方々で働いていない方もいらっしゃるわけです。一方、いわき市民は(賠償も少額で)みんな働いている。そういう中で、特にパチンコ屋とかいろんなとこが今どこも満杯。これが1年、2年たってどうなるか心配している」

 避難者の生活ぶりに不満を表明し、後に「パチンコ発言」と呼ばれるこのコメントが翌朝報じられると、市長の意見に賛同するかのように、市には避難者を巡る苦情が殺到した。

 当時、市には何の相談もないまま、避難自治体の「仮の町」をいわき市に設ける構想が浮上。この時の仮の町はニュータウンのように学校や病院が1カ所に集中的に設置され、市内に「治外法権」のような場所が作られるイメージで語られていた。仮設住宅の中には市を通さず、他の自治体が地権者と直接交渉して建つケースもあった。既に避難者とのあつれきが積もる中、渡辺市長の発言で不安や不満が一気に噴き出した。

 苦情は今年2月末時点で約390件に達する。1件で複数の指摘もあり、内訳は(1)住民税など税負担の公平性を求めるもの約230件(2)住宅事情の逼迫(ひっぱく)約140件(3)病院の混雑約130件(4)ごみの出し方や交通ルールなどマナー面約120件(5)道路の混雑約110件。

 昨年8月の意見交換会でこうした苦情を知った浪江町の馬場有(たもつ)町長は「思いがけない話を聞きました」と顔を曇らせ、こう気遣った。「私どもは原発で避難したんだと(の被害者意識から)、いわき市民の方に理解できない態度をとったりする。市の報告を聞くと、つらいところがある。町の責任者として町民の皆さんにお話ししたい。我々ばかりが被災者じゃない、いわき市民も被災者だよ、ということを」

      □

2682チバQ:2013/06/08(土) 20:03:14
 苦情の呼び水の一つとなった「仮の町」という言葉が最初に報じられたのは11年12月18日。政府が避難区域の再編を地元自治体に伝えた際、井戸川克隆・双葉町長(当時)が口にした。候補地の一つとして白羽の矢が立ったのが、原発避難者の多くが住まいを求めていたいわき市だった。

 だが、その後も国や県、避難自治体からいわき市に正式な打診はなく、渡辺市長は昨年4月9日の平野復興相との会談でいらだちをあらわにした。「いわき市と双葉郡は磐城国(いわきのくに)といわれ、歴史、文化的背景、気候も同じで何とか(支援を)したいが、仮の町のことは何も聞いていない」

 その席で原発避難に関する国と県、避難自治体の枠組みに、避難者を受け入れた自治体も含めるよう要請したことを受け、「長期避難者等の生活拠点の検討協議会」が設置された。昨年9月22日、全体会の初会合。いわき市は仮の町について、一点集中のニュータウン型ではなく、周辺住民に溶け込みやすい「分散型」を提案した。同時に、避難者を受け入れるための新たな「制度設計」を国に求めた。

 その一つは住民票だ。避難者全員が住民票を移すと、元の町村の住民はゼロになる。このため国は避難者が元の住民票のまま他の自治体で生活することを認めているが、受け入れた側の住民は「住民税も払わず公共サービスにただ乗りしている」と不公平感を抱く。市は国が考え方を整理するよう訴えた。

 二つ目は特別交付税。仮に住民票を移さなくても、避難者受け入れに伴うゴミ処理など上積みされた費用は、個別に算定すれば国から特別交付税を充てられている。しかし、いわき市財政課の飯尾仁課長は「個別算定できない部分がある」と指摘する。

 「例えば公園や道路、公共施設。道路は避難者も多く通っているが、それで傷んだ金額をカウントするのは無理。公共施設は住民からの税で建てるから市民の利用料を安くできる。でも、避難者がどれだけ使ったかは数えられない」

 いわき市は昨年10月、復興庁に算定方法を提示するよう求めたが回答はなく、今年2月には福島復興局長や福島復興再生総局事務局長に、書面を示して市の考え方を提案した。算定できない部分は避難者の人口に応じて積算する内容だった。説明に当たった飯尾課長は「毎回同じことを話した。そのたびに相手は変わる。でも全然進展しなかった。そもそも国から『こういうルールだから受け入れてくれないか』と言ってくるのが筋ではないか」と憤る。

 制度設計に関して復興庁は今月20日にようやく、いわき市に回答した。算定できない費用は、避難者数に応じた積算に見直す方針を示した。一方、住民票の扱いは従来と変わらず、いわき市民の不公平感は残ったままだ。

 住民のあつれきを聞くのは誰もがつらい。でも、被災地の今の姿を見つめることは「人の復興」のためには避けて通れない。

2683チバQ:2013/06/08(土) 20:03:59
 ◇家族5人、福島で暮らしたい−−父残し広島に避難の女児
 昨年8月6日、広島市であった平和記念式典で、福島県いわき市から避難している小学6年生の作文「幸せな世界」の一節が世界に発信された。

. 「私の家族は五人います。でも今、広島にいるのは、四人だけです。東日本大震災が起きてしまったからです。お父さんは仕事をしなくてはならないので、広島に住むことができません。福島には、自分の家でくらしたくてもくらせない人がたくさんいるし、福島第1原発からはなれたくても、仕事でそこに入らなければならない人もいます。私は、一日でも早く、福島で家族五人が安心して、楽しくくらせる、あたり前の日が来てほしいと思っています」(抜粋)

 作文を書いたのは震災直後、いわき市立平三小から広島市立船越小に転校した三浦友菜(ゆうな)さん(12)。地元でオフィス機器販売会社を営む父芳一郎さん(43)は悩み抜いた末、3人の娘を妻綾さん(40)の実家がある広島市に避難させた。いわき市では多数の被災者が流入する一方、約3500世帯、約7600人が市外に避難し、三浦さん一家のように分断された家族も少なくない。

 創業者の父秀一さん(75)から後を継ぎ、社員26人、年間売上高10億円近くまで成長した会社の取引先には、原発事故で避難を強いられた双葉郡の事業者も多い。震災直後、一度は会社の清算も考えたが、取引先から「もう一度、福島を再生させたい」と聞かされた。「これまで世話になり、会社を育ててくれた人たちが困っている時に逃げられない」

 いわきに残った芳一郎さんは、理事長を務めた地元青年会議所(JC)や仕事先を通じて、被災した事業者に融資や職場をあっせんした。富岡町から家族で避難したホテル経営者の仲間からいわきで事業を再開したいと相談された時には付き合いのある建設会社を紹介した。再開のための土地を確保できたと聞かされた。

 広島といわきを行き来する綾さんは今年初め、楢葉町民が入居する仮設住宅で支援活動を続ける女性ボランティアからこんな話を持ちかけられた。「市民と避難者がお互いにわだかまりがあったままではよくない。仲良くしていくために出会いの場を」。4年前から託児や料理教室の場として自宅を近所の主婦らに開放してサロンを開いていた綾さんは月1回、避難してきた女性たちと地元の母親たちが語り合うカフェを併設することにした。

 サロンは主婦仲間も手伝ってくれる。1月、仮設住宅に出向き、「子育てでも何でも相談して」と声を掛けた。綾さんは思う。「あつれきが広がる中、古里を失った人たちを思いやる友人たちが誇らしい。やっぱり、いわきは自分の居場所なんだ」

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 ■ことば

 ◇いわき市と「仮の町」(町外コミュニティー)

 1966年に14市町村が合併し発足。高度経済成長期まで本州最大規模の炭鉱「常磐炭田」の町としてにぎわった。閉山後は工業化を図り、2009年の製造品出荷額は東北地方1位。沿岸部では漁業も盛ん。東日本大震災では仙台市の約25万棟に次ぐ9万棟以上の建物が被害に遭い、死者数は441人。原発避難者が生活する「仮の町」は双葉郡と相馬郡の6町村が検討しており、このうち浪江、双葉、大熊、富岡4町はいわき市を候補地の一つとする。ただ、昨年7月に閣議決定された福島復興再生基本方針では「仮の町」ではなく「町外コミュニティー」と表現された。

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 この特集は町田徳丈、中尾卓英、藤原章生、神保圭作が担当しました。(グラフィック 勝又雄三、菅野庸平、編集・レイアウト 鈴木朋行)

2684チバQ:2013/06/09(日) 09:32:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130608-OYT8T01268.htm
五日市県議、民主離党 参院選

 民主党県連は8日、政調会長の五日市王県議(二戸選挙区)が提出していた離党届を受理した。離党は、党を除籍(除名)され、夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)に無所属で出馬する現職の平野達男前復興相(59)を支援するため。県議会会派にはとどまる。残りの民主県議11人のうち2人も平野氏支援を公言しており、参院選で同県連は事実上の分裂選挙となる。

 民主党県連は五日市氏の慰留を続けていたが、翻意は難しいとして8日の常任幹事会で受理を決めた。階猛県連代表(衆院1区)は決定後、「原因は平野さんが離党の意思を示したからで、一概に県議を責められない」と淡々と述べた。政調会長には新たに高橋元県議(北上選挙区)を充てた。

 民主党は同選挙区で、新人の吉田晴美氏(41)を擁立することを決めているが、県外からの“落下傘候補”に「全力で応援する県議は少ない」(県連幹部)との声が根強い。県連では、代表代行の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)と小田島峰雄県議(花巻選挙区)が、離党はしないものの、平野氏を支援することを公言している。

 ◇社民県連は自主投票

 社民党県連は同選挙区で、1996年の同党発足以来初めて、独自候補を立てずに自主投票とすることを、同市内で開いた総合選対会議で決めた。同県連は4月下旬、独自候補を擁立せず、憲法改正に慎重な野党との統一候補擁立を目指すことを決定した。しかし、民主党と生活の党がそれぞれ公認候補を擁立したことから、「統一候補の前提が崩れ、白紙になった」(社民党県連幹部)として自主投票とした。

 5月下旬には、民主、生活両党の県連からそれぞれ推薦要請を受けていた。

 民主党県連の階代表は「推薦を頂きたかったが、自主投票は民主党にも門戸が開かれていると思う」と述べ、生活の党県連の佐々木順一幹事長は「安倍自公政権に対抗しうる政治勢力の形成に向け、その一翼を担っていただくことを期待する」とコメントした。

(2013年6月9日 読売新聞)

2685チバQ:2013/06/09(日) 18:56:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130417-OYT8T01548.htm
鹿内市政 次の4年
深まる議会との溝

青森市議会で議員報酬を月額10%削減する議員提案の条例改正案が可決される瞬間を見守る鹿内市長(中央、3月25日)  14日投開票の青森市長選で、現職の鹿内博氏(65)が再選を果たした。鹿内市政の4年間を振り返り、2期目の課題を考える。

     ◇

 「起立多数であります。よって本案は可決されました」。3月25日の青森市議会定例会。議員提案による議員報酬の10%削減が決まる瞬間を、鹿内市長は硬い表情のまま見つめていた。

 議会は昨年12月、市側が市特別職報酬等審議会の答申を受けて提案した15%削減案を否決。その後、議員有志が紆余(うよ)曲折の議論の末に対案をひねり出し、ひっくり返した。

 首長と議会を「車の両輪」と表現する鹿内市長。だが、最大会派の市政会や自民会派を中心に、鹿内市長との溝は深まる一方に見えた。選挙前の駆け引きの側面を差し引いても、首長と議会の「適切な緊張関係」とは言い難い状況だった。

 両者の関係がこじれた一因は昨年3月にさかのぼる。議会は、市が県外の震災がれきを受け入れるよう求める決議を全会一致で可決。当時、「議会と市は共通の認識」と語った鹿内市長だが、5か月余りの検討の末の結論は「受け入れ断念」だった。老朽化した処分場に安全面で懸念があるなどと理解を求めたが、議会は10月、がれきの受け入れを再検討するよう市に求める決議を可決した。

 続く12月議会、官製談合を巡る元市幹部職員への損害賠償請求の議案も否決された。今年1月、立候補表明の記者会見で鹿内市長は「議会との意思疎通に欠けるとは思わない」と強気の姿勢を見せた。しかし、「議会側の声を聞こうとしない」と嘆く議員らとの隔たりは大きかった。

 審議会答申を尊重した議員報酬などの削減、官製談合の元幹部への賠償請求、市役所庁舎の現在地での建て替え……。鹿内市長は「選挙で市民の信を問う」として、議会で異論がある政策を市長選のマニフェストの前面に並べ、約2万票の大差を付けて勝利した。「市民の声が一番反映されているのがこの市長選」と自信を深め、今後、議会に丁寧に説明して理解を求めていくとする。

 これに対し、市長選で相手候補を支援した市政会の渋谷勲会長は「選挙前とスタンスは変わらない。だめなものはだめ」とすっぱり。鹿内市長を自主支援した共産会派も「全部実行しようとすれば、ぎくしゃくする」と懸念する。

 青森中央学院大の佐藤淳専任講師(地方自治)は、「議会側にも問題はある」と前置きした上で、「首長が議会とべったりするのは良くないが、距離を置きすぎてもうまくいかない。問われるのは首長の運営管理能力だ」と指摘する。

(2013年4月17日 読売新聞)

2686チバQ:2013/06/09(日) 18:56:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130417-OYT8T01535.htm
鹿内市政 次の4年
民意の反映発展途上



鹿内市長(右)が参加し、意見交換をした市民100人委員会(2月19日)  市民が主役、市民参加、市民とともに、市民のための、市民が決める……。青森市長に再選された鹿内博氏(65)は選挙期間中、街頭の訴えで「市民」という言葉を繰り返した。

 「市民派無所属」を標榜(ひょうぼう)する鹿内市長の取り組みの象徴が、広聴会「あおもり市民100人委員会」だ。初当選した4年前、市民の声を市政運営に反映させたいと、マニフェストの中で政策の柱に据えた。

 公募の50人と各部局長が推薦する50人で構成し、2009年9月から1、2か月に1回のペースで開催。今年3月までに計32回の会を重ねた。青森操車場跡地の利用計画、除排雪事業の見直し、市役所庁舎整備、雇用問題など各回テーマを設定して1人4分で意見を述べた後、市長が総括的にコメントするという形式だ。

 しかし、委員会の出席人数でみると、当初こそ80〜70人だったが、その後は減少して昨年度は50〜40人にとどまった。「100人委員会」とは名ばかりの状況だった。

 選挙戦では対立候補の蝦名武氏(67)がこの委員会を批判のやり玉に挙げた。「参加者が意見を述べる時間が短く、機能していない。市民30万人の0・03%に過ぎない人の意見を行政に反映させるのは無理がある」と廃止を訴えた。

 確かに、設置当初から「言いっ放しで終わるのでは」との懸念が委員の間でもあった。年度末、3月27日に行われた締めくくりの会合では、出席委員41人がそれぞれ委員会の感想を述べた。「市政への関心が高まった」という肯定的な意見もあったが、「もう少し深い議論ができたら良かった」(30代男性)、「発言しても無駄かなと思うようになった」(60代男性)という否定的な声も少なくなかった。

 この日の会合で鹿内市長は、「100人委員会の予算額は年間100万円ちょっとで、市長選の争点になるとは思わなかった。足りない部分はさらに深化させたい」と語った。

 100人委員会に限らず、市長が小学校区ごとに出向く「市民と市長のなんでもトーク」や「市民1万人アンケート」など、鹿内市長は市民から意見を聞く複数の装置を作った。今回のマニフェストではさらに、まちづくりのあり方を市民と討論する「まちづくり政策創造フォーラム」も掲げた。

 だが、「聞きっぱなし」「政治パフォーマンス」といった批判が出ないようにするには、「意見が政策に生かされている」と市民が確かな手応えをつかめる仕組みに発展させることが必要だ。

(2013年4月18日 読売新聞)

2687チバQ:2013/06/09(日) 18:56:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130419-OYT8T00309.htm
鹿内市政 次の4年
「身内の評価」に厳しい声

再選を決めた翌朝、街頭に立ってマニフェストの実現を訴える鹿内市長(15日、青森市浜田で)  「100点ではないが、合格点として80点は頂けるのでは」

 青森市の鹿内博市長(65)は再選を目指すと発表した1月29日、4年間の市政を振り返ってそう自己評価した。1期目のマニフェストに掲げた71項目のうち、「実施・達成した」(◎)の29項目と「段階的に実施している」(○)の38項目を合わせると67項目に上るというのが、その根拠だ。

 マニフェストの約94%に取り組んでいるという進捗(しんちょく)状況は、各担当課の事業を市長公室がとりまとめた、いわば「身内の評価」。疑問符が付く項目もある。

 マニフェストに詳しい青森中央学院大の佐藤淳専任講師(地方自治)が「評価が甘すぎる」として挙げるのは、○が付いた「学校給食の地産地消率100%」の項目。強化月間を設けて市(県)産品を積極的に使用するというが、市産品の使用割合は2009〜11年度、約11%で横ばいだ。「市民生活が変わらなければ評価できない」と手厳しい。

 弘前市の場合、葛西憲之市長が初当選翌年の11年度から、外部の有識者や公募市民ら計8人で作る「市民評価会議」に施策の実施状況の評価を毎年度依頼している。昨年度は「魅力ある街づくり」など7項目で評価を受け、市の自己評価で「遅れている」としたものは「妥当だが要因について担当部局の具体的分析を求める」、「おおむね順調に推移」とした項目にも「重要な事業が遅れており順調とは評価しがたい」と指摘。そして「自己評価の作業精度を高め、適切な評価が行われることを望む」と改善を求めた。

 八戸市の場合、市長選で立候補予定者の公開討論会に取り組んだ八戸青年会議所が小林真市長の公約を独自に検証した。2期目途中の11年11月、小林市長は全100施策の取り組み状況を点検し、81施策を実施済み・実施中、13施策の内容や実施時期を見直すとした中間評価を公表した。これに対して同会議所は「地域の魅力向上」など4項目で4段階評価を行い、「様々な取り組みを行っているが市民に伝わっていない」と辛口の評価もあった。会議所担当者は「首長の一方通行の評価ではなく、外部の目は非常に大切」と意義を語る。

 今回の青森市長選で鹿内市長が示した新マニフェストの161項目には、「14年度からマニフェストの外部評価を実施する」という項目もある。「お題目」で終わらないためにも、客観的評価を受け、政策実現への具体的な道筋を示し、項目によっては現実的な修正を加えることも必要になる。

 (この連載は大垣裕、森山雄太が担当しました)

(2013年4月19日 読売新聞)

2688チバQ:2013/06/09(日) 19:13:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130324-OYT8T00182.htm
佐竹県政 2期目の難題

(上)雇用・経済

長期的な産業育成カギ


「日本一」の横手市進出が決まり、立地協定締結式で、(左から)五十嵐忠悦市長、同社の染谷幸雄社長と握手を交わす佐竹知事(1月29日、県庁で) 今年1月、焼き鳥や総菜の製造販売会社「日本一」(千葉県)が、横手市に工場を建設することが決まった。同社と市の企業立地協定締結式に立ち会った佐竹知事は、この工場で100人の雇用が見込まれることを挙げ、「厳しい経済・雇用情勢の中で大変うれしい」と顔をほころばせた。

 2012年度の県内の企業誘致は9件と、前年度の6件を上回り、3年連続で増えた。12年度はコールセンターの立地を促進する制度を新設し、3件の誘致につなげた。計画ベースでは3年後、9件で計437人の雇用効果が期待される。県産業集積課の水沢聡課長は「目に見える大きな雇用につながる」と意義を強調する。

 一定の成果がある反面、県の経済政策に対する県民の満足度は高いと言えない。県が県内在住の20歳以上の男女計4000人を対象に実施した12年度の県民意識調査によると、県の商工業・貿易・観光の振興について「十分」「おおむね十分」が計2・3%だったのに対し、「やや不十分」「不十分」が計65・4%と大幅に上回った。

 県民の不満の背景には、雇用環境がなかなか改善しない現状がある。1月の有効求人倍率は前月比0・05ポイント低下の0・67倍で全国平均(0・85倍)を下回った。県民意識調査でも、県政の重要課題として「若者等の就業支援や雇用環境の整備」が54・2%で最多だった。

 12年、TDK(東京都)の県内生産拠点再編に伴う雇用不安が表面化した。県は約1000人の離職者が出るとの見通しの下、同年11月から2年間、一般職員の基本給を3%削減して財源を捻出し、企業に採用奨励金を支給するなどの緊急対策に取り組んでいる。

 こうした状況下、知事は知事選の公約として、新たに5000人の雇用創出を掲げた。フィデア総合研究所(山形市)の後藤正彦・主席研究員は「企業誘致は即効性があるがタイミングに左右される。企業への継続的なアプローチも必要。時間がかかっても、地場で受け皿を作ることが安定的な雇用に結びつく」と話し、地元の産業振興の重要性を指摘する。

 知事は雇用創出のため、農林漁業の6次産業化や、風力・太陽光など再生可能エネルギー関連産業の育成を掲げる。「上質な地場産業を中心とするヨーロッパ型の産業構造を目指す」と、中小企業振興にも意欲を示す。22日、再選後に初登庁した佐竹知事は記者会見で、「1期目で流れは仕込んだ。これにいかに肉をつけるかが課題だ」と、自らに言い聞かせるように述べた。

 「緊急的な対策のみではいずれ離職者が生まれ、消費拡大などの好循環が生まれにくい。継続的な雇用をいかに確保するかがカギ」(後藤氏)。短期的な雇用対策と中長期的な産業構造の変革を並行して進め、公約を実現させられるか。知事の手腕が問われている。

(大郷秀爾)

(2013年3月23日 読売新聞)

2689チバQ:2013/06/09(日) 19:13:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130324-OYT8T00184.htm
佐竹県政 2期目の難題
(中)少子化

結婚支援に数値目標


結婚支援センターを介して出会った男女が、佐竹知事に結婚を報告した(6日、県庁で) 「本当によかった。今度は次のステップだな。いい家庭を築いてください」

 知事選告示を約2週間後に控えた今月6日。佐竹知事は、知事室を訪れた30歳代の男女2人に祝福の言葉をかけた。

 2人は、県が独身の男女の結婚を支援する「あきた結婚支援センター」に登録し出会った。センターが関わって、結婚に至った199人目と、200人目にあたる。就任以来、脱・少子化を掲げ、若い男女の出会いの場を設ける施策を実施してきた佐竹知事は、成果を誇るように満面の笑みを浮かべた。

 佐竹知事は就任後、「雇用環境の整備による若者の県内定着」「出会い支援」「子育て環境の充実」「仕事と育児の両立促進」の4本柱を掲げ、県庁内に新たに少子化対策局を設置。企業誘致や結婚支援センターの設立など包括的に脱・少子化に取り組んできた。

 この結果、支援センターがらみの成婚者は通算200人を超え、出生数の減少幅も縮小していることなどから、佐竹知事は22日の無投票再選後初の記者会見で、「結婚支援で可能性がみえてきた」と胸を張った。だが2012年度の県民意識調査によると、県が取り組む「少子化対策」について十分もしくはおおむね十分と回答したのはわずか2・4%で、67・4%が不十分かやや不十分と回答するなど、県民の満足度は低い。

 この結果について、少子化対策局の鈴木和朗少子化対策推進監は「数字として成果に表れていないため、県民の理解が得られていない」と話し、「一朝一夕にはいかない分野。地道にPRしていくことが重要」とした。

 実際、データ上は成果が見えにくく、厚生労働省の人口動態統計によると、県内で11年に結婚したのは4058組。婚姻率(人口1000人当たりの婚姻数)は3・8で、12年連続で全国ワーストと低迷。それに連動する形で、年間出生数も減少の一途をたどっており、11年の出生数は6658人、出生率(同出生数)は17年連続で全国ワーストを記録し続けている。

 県に活気を取り戻すため、脱・少子化は、焦眉の急を要している。再選出馬にあたって佐竹知事は、引き続き脱・少子化を重点施策の一つとして政策集に掲げた。4年間で結婚支援センターによる成婚者数600人との数値目標を明示したほか、子育て環境の充実のため、子育てサークルの育成なども公約とした。

 佐竹知事は読売新聞が昨年12月にインタビューした際、「雇用状況がよくなると結婚もしやすくなる。福祉の充実で子育てもしやすくなる」と語る。その上で佐竹知事は、「少子化対策は、息の長い取り組みが必要で、手を抜けない」と述べ、脱・少子化に向け、経済の活性化、福祉の充実を含めた三位一体の対策の継続を強調する。(石黒慎祐)

(2013年3月24日 読売新聞)

2690チバQ:2013/06/09(日) 19:14:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130326-OYT8T00223.htm
佐竹県政 2期目の難題 (下)高齢化

生活支援 地域と連携


まきストーブのそばで暖を取り、テレビを眺めて1日を過ごす村田さん(23日、上小阿仁村で)  村民の約半分が65歳以上と、高齢化率が県内最高の上小阿仁村。村中心部から車で30分の八木沢集落(9世帯18人)で、村田チサさん(91)は60歳代の三男と暮らしている。

 村田さんの8人の子供は、みんな地元を離れた。村田さんは膝の調子が悪く、歩き回ったり、家の周りを除雪したりできない。三男は1月、村田さんを心配し、アルバイトを辞めて埼玉県から一時的に戻ってきた。

 村で唯一の医療機関・村立上小阿仁国保診療所に通うにも、週1本の無料の診療所バスを待つ。緊急時には集落に住む村地域活性化応援隊員に車で送迎してもらっている。子供たちが都合をつけては一時的に帰ってくるが、三男は「世話と呼べることはとてもできない。応援隊員がいなかったらもうだめだ」と漏らす。

 村田さんは生まれ育った集落を離れるつもりはない。「生まれた所にいるのがいい。『誰かそばにいれば』と寂しく思うけども、どうしようもねすべ」

 2010年の国勢調査で、県内の高齢化率は29・6%で全国一となった。県長寿社会課によると、1980年に10・6%だったが、97年には約2倍に。その後も上昇を続け、2012年7月現在、30・4%だ。

 15年には「団塊の世代」全てが高齢期を迎え、さらに高齢化が進む。国立社会保障・人口問題研究所(東京都)は、30年には全国で秋田県だけが40%を上回ると推計している。同課の石川肇主幹は「今は団塊の世代が介護を『する』立場だが、10年ほど後から『される』立場になる。事前の体制づくりが必要だ」と話す。

 県は06年度、こうした状況を見据え、高齢者介護・福祉の在り方の長期的な目標を策定した。高齢者が住み慣れた地域で健康に暮らし続けられる環境整備を主眼に、3年ごとに「老人福祉計画」などを練り直した。

 その中心的な役割は、市町村が設置する「地域包括支援センター」が担う。ケアマネジャーや社会福祉士らが在籍するセンターが、地域の医療機関やNPO、老人クラブなどと連携し、高齢者の包括的な介護・生活支援に当たる。

 県内のセンターは12年度までに46か所。同課は「数の上でほぼ充足」とするが、慢性的な人手不足や、広範な業務に職員の専門分野で対応しきれないなど新たな課題が浮上している。

 そうした中、佐竹知事は知事選の公約の柱に「『生涯安心』秋田づくり」を掲げた。住民、行政、社会福祉協議会などが連携を強化し、それぞれの地域に合わせ、高齢者などの生活課題にきめ細かく対応する支援ネットワークのモデル「秋田型地域支援システム」の確立をうたっている。

 12年度の県民意識調査では、居住地域の高齢者のための福祉サービスについて、約6割が「充実している」など一定の評価を示した。だが、本格的に問題が顕在化するのは15年以降だ。評価を維持・向上させられるのか。「日本の10年先を行く」と言われる秋田県だけに、佐竹知事の手腕が注目される。(西田道成、大舘匠)

(2013年3月26日 読売新聞)

2691チバQ:2013/06/15(土) 02:48:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130613ddlk02010002000c.html
青森市議会:報酬削減案、議会常任委が否決 本会議での可否は流動的 /青森
毎日新聞 2013年06月13日 地方版

 青森市議会の総務企画常任委員会が12日開かれ、鹿内博市長が提案した市議報酬を2014年末まで15%削減する市特別職給与条例改正案の修正案が、賛成少数で否決された。また、市職員給与を削減する条例案と、市庁舎建て替え工事に伴う公募型プロポーザル審査委員会の設置条例案も否決された。4月に再選された鹿内市長の1期目の任期中に、市議会が市長の議案の否決を連発した構図が再燃しかけている。ただ、今回は1期目では反対し、市長選で対立候補を支援した保守系議員の一部や公明党が賛成に転じた。同委員会で反対した会派でも一部が賛成に回る可能性もあり、25日の市議会本会議で可決される可能性は残っている。

 15%削減案は昨年12月市議会の本会議で賛成10人、反対30人で否決された。市長選で15%削減を掲げて当選した鹿内市長は、6月市議会で改めて提案したが、削減期間を14年末までに限定することで譲歩した。一方、市議会側では、市長選前の最大会派「市政会」と第2会派の「自民党」が市長選後に再編され、「自民党新青会」が反対を続ける一方、「新政会」が賛成した。

 同日の同委員会では、採決に加わらない委員長を除く10人のうち、新政会2人と公明党1人、共産党1人の計4人が賛成した。一方、最大会派の自民党新青会と、「社民党・市民の会」、「市民クラブ」の3会派各2人ずつ計6人が反対した。反対した3会派の合計人数は23人で、定数41の市議会の過半数を占める。ただ、同委員会の採決に参加していない3人や無所属の1人は昨年の市長提案に賛成しており、新政会所属の議長を除く40人が20人ずつに割れる可否同数となるなど可決される可能性は残っている。

 同委終了後、自民党新青会の小豆畑緑氏は「会派の決定に従って反対した。3月議会で議員提案の10%削減案を議決して既に減額している」と説明。社民党・市民の会の三上武志氏と、市民クラブの木下靖氏も「3月議会で議決しているのに再び15%削減案を持ち出すのは議会の意思を無視している」と声をそろえた。

 一方、賛成に転じた新政会の花田明仁氏は「4月の市長選で市長が15%削減を掲げ当選した。直近の民意を問うたことになる。10%削減は民意の根拠がなかった」と語った。公明党は削減期間が限定されたことや、市職員の給与削減案が提案されたことを評価して賛成に転じた。

 否決を受け、鹿内市長は記者団に「3件とも否決されたことは全く予想外で非常に残念。25日まで各会派や各市議に理解してもらえるよう説明したい」と述べた。一方、同委員会で賛否の理由が説明されないまま採決されたことについて「反対理由が示されていないのに否決されたことは残念だ」と不満も漏らした。【吉田勝】

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 ■青森市長提案の市議報酬15%削減案への各会派の賛否と所属人数

▽賛成 人数

新政会  7

共産党  6

公明党  4

計   17

▽反対      人数

自民党新青会   11

社民党・市民の会  6

市民クラブ     6

計        23

 ※市議会定数は41。無所属の奈良岡隆氏は12日に市議報酬削減案を否決した総務企画常任委員会に所属しておらず、この表に含めていない。

2692チバQ:2013/06/15(土) 10:25:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130615-OYT1T00265.htm?from=ylist
退職金辞退が公約、2期目「受け取る」女性市長

 仙台市議会6月定例会の代表質問が14日行われ、退職金の辞退を公約に掲げ初当選した奥山恵美子市長は、次期市長選で再選を果たした場合、2期目の退職金について「受け取ることを基本に考えている」と述べた。


 市によると、退職金は約3773万円になるという。自由民主党・仙台の斎藤範夫議員の質問に答えた。

 ただし、奥山市長は「市は2015年度まで復興計画期間でもある。それらを踏まえて最終的に判断したい」とも述べ、辞退についても含みを持たせた。

 首長の退職金を巡っては、辞退を公約に掲げて初当選した山形県の吉村美栄子知事が再選後、態度を明らかにせず、10日の記者会見で、2期目の退職金約3200万円を受けとる考えを示した。だが、その後、県民からの批判を受け、13日に辞退する考えを表明した。

(2013年6月15日09時19分 読売新聞)

2693名無しさん:2013/06/15(土) 10:54:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130614-OYT8T01241.htm
鹿角市長選 3氏の争いか

 鹿角市長選は16日、告示される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の児玉一氏(66)、新人で元鹿角市議の石川徹氏(48)、新人で元鹿角組合総合病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)の計3人が立候補を表明しており、前回選と同じ顔ぶれでの選挙戦が見込まれている。

 児玉氏は、行財政改革やスポーツを取れ入れたまちづくりなど、2期8年の実績をアピールし、政策継続の必要性を訴える。地場産業活性化での雇用拡大、JR花輪駅前に着工した学習文化交流施設を中心にしたにぎわい創出を掲げる。昨年12月に立候補を表明し、後援会と商工、建設、農業、自治会など幅広い団体の推薦をとりまとめた。

 石川氏は、若さをアピールし、変革を求める市民を中心に支持を広げる。市内に漂う閉塞感や停滞感を打破すると訴え、学習文化交流施設の建設の一時中断を掲げる。福祉の拡充、雇用創出に積極的な企業の誘致などが公約の柱だ。3月に出馬表明し、地元・十和田地区が中心の後援会以外は、組織に頼らない戦いを展開する。

 柏木氏は5月、4回連続となる市長選への挑戦を表明した。これまで同様、後援会や支持組織を持たない独自の選挙戦で、具体的な公約も告示後に発表するとしている。雇用拡充の施策として、高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を掲げることを検討しているという。

 投票は23日。市記念スポーツセンターで即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は2万8811人。

(2013年6月15日 読売新聞)

2694チバQ:2013/06/15(土) 12:11:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130614-OYT8T01387.htm
郡山 女性市議が「産休」

 来月に出産予定の滝田春奈・郡山市議(35)(1期目)が、13日に開会した市議会定例会を欠席している。事実上の産休を取るという。同市議会で過去に議員が出産したケースはなく、産休も初めて。

 労働基準法では、出産前6週間、産後8週間の休暇が認められているが、議員の場合、同法は適用されない。欠席事由として「出産」が明記されている地方議会は少なく、郡山市議会の規則でも出産や産休の項目はない。

 滝田議員は、「自分としては議会に出席したかった。悩んだが、支援者からの助言や民間企業が産休を取りにくい現状も踏まえて決めた。議員が休みをしっかり取ることで、産休の必要性を認識してもらいたい」と話している。

 県内では2010年3月、いわき市の福嶋あずさ議員が出産前に議会を休んだケースがある。いわき市議会によると、福嶋議員は「母体安静のため」として欠席。同市はこれを機に出産も欠席事由に加えた。国は、橋本聖子参院議員(自民)の妊娠をきっかけに衆参両院とも、出産が議会欠席の正当な理由になっている。

(2013年6月15日 読売新聞)

2695チバQ:2013/06/15(土) 20:04:34
1953 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/15(土) 20:03:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130615ddlk03010013000c.html
’13参院選・岩手:地域政党いわて、初の国政参戦 平野前復興相を支援 /岩手
毎日新聞 2013年06月15日 地方版

 参院選岩手選挙区での対応を検討していた地域政党いわては14日、無所属で立候補予定の平野達男前復興相(59)の支援を決めた。所属県議4人は平野氏支援の超党派県議団に加わる。2010年結成後、国政選挙に本格参戦するのは初めて。

 盛岡市で記者会見した飯沢匡(いいざわただし)代表は、自民党県連と平野氏から推薦か支援要請があったことを明かし、「復興、TPPなど岩手が抱える課題を解決するうえで平野氏が適任」と述べた。平野氏も同席し「力強い支援を得た」と語った。

 その後、平野氏支援の県議団の初会合があった。終了後、世話人代表の渡辺幸貫氏(民主)は「選挙戦まで時間がないが、中核組織ができた。早急に体制を整え、決戦に向けて頑張りたい」と話した。【金寿英】

2696チバQ:2013/06/15(土) 20:05:09


1951 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/15(土) 20:01:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130615-OYT1T00288.htm?from=ylist
退職金返上知事が参院選で「恩返し」するのは…

 参院選山形選挙区で、吉村知事が特定候補を支援するかどうかに関心が集まっている。

 知事選で応援を受けた議員らには「恩返し」として、国政選挙や首長選で激励の演説などをしてきたからだ。今回の顔ぶれでは、みどりの風現職の舟山康江氏(47)が対象となるが、立候補予定者を抱える自民党との関係もあり、難しい選択を迫られそうだ。

 吉村氏は10日の知事会見で、参院選の対応について「今のところ、考えを決めていない」と述べた。「誰も支援しないと決めたのか」との問いには、「まだ決めていない、ということ」と答え、舟山氏支援に含みを持たせた形だ。

 吉村氏は、2009年衆院選で山形1区の鹿野道彦氏(民主)、10年参院選では山形選挙区で岸宏一氏(自民)の個人演説会でそれぞれマイクを握った。昨年の酒田市長選では和嶋未希氏(無所属)の選挙事務所を訪れ、スタッフらを激励した。いずれも知事選の恩返しが理由だった。

 舟山氏は09年の知事選で吉村氏を支援。今年1月の知事選に向けた昨年11月の総合選対本部発会式でも、壇上の吉村氏に寄り添って一緒に拳を突き上げた。吉村氏も今年2月の舟山氏の集会に駆け付け、「山形をこよなく愛し、骨もうずめると。山形のために働いてくださる、山形の宝だ」と持ち上げた。

 だが、07年の参院選で当選した舟山氏に対しては、「選挙での『恩返し』がまだ済んでいない」(吉村氏に近い県議)。舟山氏の後援会幹部は「吉村氏は応援に駆け付けてくれるはず」と期待を寄せる。

 一方、新人の大沼瑞穂氏(34)を擁立する自民党は、県議会で過半数を占める最大会派。県連幹部は「参院選後の県政運営を考えれば、舟山氏を支援できないだろう。個人的な恩義で動くのか、県全体の利益を考えるのか、ご自身で判断してほしい」とけん制する。

 1月の知事選で同党県連は、吉村氏の対立候補を擁立せず、自主投票とした。所属県議の多くは吉村氏支持を打ち出しており、吉村氏は再選後、「大変ありがたいことだった」と同党県連の対応に感謝した。

 昨年12月の衆院選は、山形1区の鹿野氏を支援するかどうかが関心事となったが静観した。吉村氏の後援会関係者は「応援したかったが、知事選で対立候補の擁立をちらつかせる自民党を刺激するのは避けたかった」と解説する。

 各党が大きな選挙を前にすると、決まって知事の動向に神経をとがらせるのは、知事の人気が高く、有権者に一定の影響を与えると見ているためだ。今回は知事退職金を巡る騒動もあり、“知事効果”にかげりが出るのではとの指摘もある。

     ◇

 参院選山形選挙区には、いずれも新人で、共産党の太田俊男氏(59)、幸福実現党の城取良太氏(36)も立候補の意向を表明している。

(2013年6月15日11時38分 読売新聞)

2697チバQ:2013/06/15(土) 22:28:17
http://news24.jp/nnn/news8655304.html
いわき市長選挙に元衆議院議員が出馬表明
(福島県)任期満了に伴いことし9月に行われるいわき市長選挙に、新人で元衆議院議員の宇佐美登さんが出馬を表明しました。▽いわき市長選に出馬表明する無所属・新人の宇佐美登氏「希望を持てる、そんないわき市に出来るよう、全力を尽くすことを決意をさせて頂きました」宇佐美さんは、いわき市内で会見し、市長選挙への出馬を表明しました。宇佐美さんは、東京都出身の46歳。衆議院議員を2期務め、去年の総選挙では、日本維新の会の公認を受け、福島5区から立候補し落選しています。いわき市の市長選挙は9月1日に告示されますが現職の渡辺敬夫市長はまだ態度を明らかにしていません。
[ 6/15 20:18 福島中央テレビ]

2698チバQ:2013/06/16(日) 19:41:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130616/lcl13061610470001-n1.htm
埼玉からいわきに 双葉町役場“転居”
2013.6.16 09:30
 東京電力福島第1原発事故で、埼玉県加須市の旧県立騎西高校に役場機能を置く福島県双葉町は15日、役場を福島県いわき市に移すため、旧高校から荷物の搬出作業を行った。17日から、いわき市に新設した仮庁舎で業務を始める。

 双葉町は全住民が避難し、役場も福島県川俣町、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)を経て旧高校に移転。福島県の避難自治体の中で唯一、県外に拠点を構えていた。

 平岩邦弘秘書広報課長(51)は「埼玉県や加須市の皆さんに今日まで支援をいただいたことに感謝します」と語った。移転後、旧高校は埼玉支所となり、町職員約10人が勤務する。

2699居酒屋へ逃ワズ集りなう ◆S3/.7DxKSg:2013/06/17(月) 01:50:59
山形は舟山が勝ちます

2700チバQ:2013/06/18(火) 01:09:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130617ddlk05010002000c.html
選挙:鹿角市長選 告示 現職に2新人が挑む 論戦の火ぶた切る 23日投開票 /秋田
毎日新聞 2013年06月17日 地方版

 任期満了に伴う鹿角市長選は16日告示され、新人で元病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)、現職で3選を目指す児玉一氏(66)、新人で元市議の石川徹氏(48)=届け出順=の無所属3人が立候補した。

 前回09年と同じ顔触れによる選挙戦で、現職に新人2人が挑む三つどもえの戦いとなった。3候補とも雇用創出や地域経済活性化について訴え、23日の投開票に向け、論戦の火ぶたを切った。選挙人名簿登録者数は15日現在で2万8842人(男1万3329人、女1万5513人)。

 ◇公明は現職推薦
 公明党県本部は鹿角市長選で現職の児玉一氏を推薦することを決め、16日、児玉氏に推薦状を手渡した。田口聡代表は「児玉市政の実績を評価した」としている。【田村彦志、仲田力行】

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇最終処分場を誘致−−柏木氏
 柏木氏は午前11時、選挙事務所を構えた花輪地区の自宅前で第一声。自ら重要課題と位置づける高レベル放射性廃棄物の最終処分場を市内の鉱山跡地に誘致することについて、持論を展開。「賛否を有権者に問い、賛意が得られれば議論をスタートさせたい」と強調した。支持組織を持たず、一人で選挙戦に挑む。

 ◇地域経済再生訴え−−児玉氏
 児玉氏は午前9時過ぎ、花輪地区の選挙事務所前で第一声。支持者らを前に、2期8年の実績を強調。その上で「今選挙を地域経済再生の突破口としてとらえ、地域、市民、暮らしに元気を取り戻す」と訴え、地域経済の活性化や人づくりなどを公約に掲げた。支持者らが必勝を期してこぶしを突き上げ、気勢を上げた。

 ◇雇用対策など指摘−−石川氏
 石川氏は午前9時過ぎ、十和田地区の選挙事務所前で第一声。「借金をしてまでハコものを造る行政は必要ない。市民の気持ちと行政が対峙(たいじ)している」として、高齢者世代向けの生活路線バスと住宅の整備、雇用対策などの必要性を指摘。「将来世代に負担を先送りしない責任あるまちづくりを」と訴えた。

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柏木修次(かしわぎ・しゅうじ) 65 無新

 [元]県厚生連鹿角組合総合病院臨床検査技師▽杏林学園短大

児玉一(こだま・ひとし) 66 無現(2)

 全国過疎地域自立促進連盟理事[歴]市総務部長・助役▽全国市長会理事▽十和田高=[公]

石川徹(いしかわ・とおる) 48 無新

 [元]市議[歴]八幡平山麓観光開発事業団社員▽新聞記者▽明大

2701チバQ:2013/06/18(火) 01:26:35
http://www.asahi.com/area/akita/articles/TKY201306160112.html
秋田・鹿角市長選に3氏 現市政継続・刷新が焦点[PR]

 鹿角市長選が16日告示され、新顔で元臨床検査技師の柏木修次氏(65)、現職で3選を目指す児玉一氏(66)=公明推薦=、新顔で元市議の石川徹氏(48)の無所属の3氏が立候補を届け出た。4年前の市長選と同じ顔ぶれの争いで、2期8年続いた児玉市政の継続か刷新かが焦点になる。23日に投開票される。

 市長選挑戦4度目の柏木氏は午前11時から事務所前で第一声をあげた。「今回が最後の選挙。鹿角の発展のために、後戻りはしない」と力を込めた。「公約は1点のみ」と、鉱山跡地を利用した高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を公約に掲げた。

 「福島から学び、鹿角から行動を起こそう」と話し「全国の模範となるように、鉱山の街である歴史と文化を生かして、地下鉱山を利用した核管理を進めていく」と訴えた。

 児玉氏は午前9時前から事務所前で第一声。「地域、市民、暮らしの三つの元気を目ざす」とマイクを握った。最も重要な課題は「地域経済の活性化と雇用拡大」とし、「積極的に経営拡大や異業種参入、低炭素エネルギーの切り替えに支援していきたい」と述べた。

 自民党の金田勝年衆院議員や推薦する公明党の県議も応援に駆けつけた。児玉氏は集まった支持者とガンバロー三唱すると選挙カーに乗り込み、市内全域で支持を訴えた。

 2度目の市長選立候補となった石川氏は、午前9時から事務所前で第一声を上げた。石川氏は「市内1万3千世帯を歩いた。市民の考えと行政の取り組み、推進していることがかけ離れている」と現市政を批判。

 市が進める複合施設建設について「借金をして建てる街づくりが必要なのかが争点だ」とハコ物行政に疑問を呈した。そのうえで「将来世代に負担を先送りしないで次の世代にバトンタッチする仕事をさせてほしい」と呼びかけた。

2702チバQ:2013/06/20(木) 21:57:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130620t12032.htm
仙台市長選 市議8割が奥山氏支援 与党系会派、会発足へ
 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投票)で、市議会の与党系会派の有志は19日、再選出馬を表明している奧山恵美子市長(61)を支援する「市議の会」を結成する方針を固めた。25日に発足式を開く。
 自民、民主、公明、社民各党系の会派代表が19日、非公開の会合で、奥山氏支援を申し合わせた。市議の会に参加するのは共産、みんなの党系の両会派を除く5会派の計43人に上る見通しで、全議員55人の8割に達する。
 会の発足後、奥山氏に対し、選挙公約に関する協議を申し入れる。
 2009年の前回市長選では、県連が支持を表明した民主党系に加え、自民党系など計5会派の35人が奥山氏支援の「市議の会」に加わった。
 今回の市長選に立候補を表明しているのは奥山氏のみ。市民団体「いのち・緑・平和を守るみんなの会」が近く対立候補を擁立し、共産党が推薦する見通し。


2013年06月20日木曜日

2703チバQ:2013/06/24(月) 21:00:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130623-OYT8T00845.htm
鹿角市長 児玉氏3選



当選確実の一報を受け、事務所で万歳三唱をする児玉氏(中央、23日午後8時38分、鹿角市花輪で)  鹿角市長選は23日、投開票され、現職の児玉一氏(66)(無所属=公明推薦)が、元鹿角市議の石川徹氏(48)(無所属)、元鹿角組合総合病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)(同)の新人2人を退け、3選を果たした。当日有権者数は2万8502人。投票率は67・69%で、前回市長選を3・7ポイント下回った。

 前回市長選と同じ顔ぶれによる戦いは、児玉、石川両氏の事実上の一騎打ちとなった。

 児玉氏は選挙戦で、2期8年の実績を前面に出し、市政継続の必要性を訴えた。「地域、市民のさらなる元気を目指す」として、資源を生かした地場産業活性化と雇用の拡大、未来を担う人材の育成、災害に強い街づくりなどの施策を掲げ、支持を広げた。

 市内7支部の後援会をフル稼働させたほか、商工、建設、農業など幅広い団体から推薦を取り付け、県議、市議らの支援も受け、手堅く票をまとめた。

 児玉氏は23日夜、同市花輪の事務所で当選確実の報を受けると万歳三唱をした。選挙報告会の会場に移動すると花束を受け取り、大勢の支持者らと固く握手を交わして勝利を喜び合った。

 児玉氏は、報道陣の取材に対し、「2期の行動と実績が市民に理解された。産業の振興と雇用の拡大、市民所得の向上が最重要課題。『三つの元気と七つの戦略』を確実に実施すれば、必ず元気になる。スピードを上げて政策を実施したい」と述べた。

 一方、石川氏は、市の「箱もの行政」を批判し、学習文化交流施設の建設一時中断などを掲げて、市政の刷新をアピールしたが、支持を広げられなかった。

 柏木氏は「高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致」を訴えたが、浸透しなかった。

(2013年6月24日 読売新聞)

2704チバQ:2013/06/24(月) 21:16:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130624t41017.htm
鹿角市長選 児玉氏が3選
 任期満了に伴う秋田県鹿角市長選は23日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の児玉一氏(66)が、いずれも無所属新人で元市議石川徹氏(48)、元病院職員柏木修次氏(65)を破り、3選を果たした。
 児玉氏は、雇用拡大や小中学校の耐震補強完了など2期8年の実績を強調。農業や観光振興、所得向上などを公約に掲げて支持を集めた。
 文化施設建設見直しを訴えた石川氏と、高レベル放射性廃棄物の処分場誘致を掲げた柏木氏は及ばなかった。
 投票率は67.69%で、前回(71.39%)を3.7ポイント下回った。当日の有権者は2万8502人。

 ◇鹿角市長選開票結果(選管最終)

当  10,999児玉  一 無現(3)
    7,945石川  徹 無新 
      217柏木 修次 無新 

<児玉一((こだま・ひとし)> 66 
市長(全国市長会理事、市助役)鹿角市、十和田高  


2013年06月24日月曜日

2705チバQ:2013/06/25(火) 21:32:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000019-mai-soci
<岩手県議>小泉氏死亡、自殺か 病院非難でブログ炎上
毎日新聞 6月25日(火)10時11分配信

 25日午前5時ごろ、岩手県一戸(いちのへ)町平糠の大志田ダムの湖岸で、近くに実家がある小泉光男・岩手県議(56)=盛岡市北山2=がぐったりしているのを、偶然通りかかったいとこが発見、110番した。県警二戸署によると、既に死亡しており、自殺の可能性が高いとみている。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。

 小泉県議は5日に更新したブログで、盛岡市の県立中央病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。非難が殺到してブログを閉鎖。17日に記者会見し「公人の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現を公開した」と謝罪した。県議会と県には21日までに苦情や議員辞職を求めるメールと電話が計762件寄せられた。

 遺体が発見された25日は6月定例県議会の開会日。小泉県議は前日の議会運営委員会にオブザーバーとして出席予定だったが、姿を見せなかった。県議会では一般質問をする予定だったが、炎上騒動を受け辞退していた。

 後援会幹部は「先週末、小泉さんから『元気がなくなりました。何も食べられません』と電話があった。騒動を気にして思い悩んでいるようだった」と話した。24日夜には、小泉県議の妻から「夫の携帯に電話してもつながらない」と相談があったという。

 親族によると、小泉県議は発見された現場で、カバンを枕にしてあおむけに横たわっていた。近くには小泉県議の乗用車があった。

 小泉県議は2011年9月に二戸選挙区から無所属で立候補し初当選。同期当選で、同じ無所属の清水恭一県議は「小泉さんはブログのことを随分悔やんでいた。これから行動で示して頑張ろうという話をしたのに」と話した。【安藤いく子、金寿英】

2706チバQ:2013/06/25(火) 21:33:03
http://apital.asahi.com/article/news/2013061800005.html
番号で呼ばれ「病院は刑務所か!」 岩手県議ブログ炎上
 【野津彩子】無所属の小泉光男・岩手県議(二戸選挙区・1期目)が、自身のブログに不適切な内容を書き込み、批判が殺到したためブログを閉鎖した。小泉氏は17日、記者会見を開き、「公人としての立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現をした。世間をお騒がせし、申し訳ない」と謝罪した。県議を辞職する考えはないという。

 問題となったのは、5日付の「俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!」という題名のブログ。県立病院に検査入院した際、241番の番号で呼び出されたことに腹を立てたという内容だ。「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。

2707チバQ:2013/06/25(火) 21:33:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130618t33022.htm
岩手県議、県立病院に立腹「会計せず帰った」ブログ炎上
 岩手県議の小泉光男氏(56)=無所属、二戸選挙区=が17日、自身のブログに書き込んだ内容が不適切だったとして、県議会運営委員会などで謝罪した。

 問題となったのは5日の書き込み。ブログによると、小泉氏は盛岡市の県立中央病院で検査料を支払う際、職員に「241番の方」と呼ばれたことに腹を立て「ここは刑務所か! 名前で呼べよ」「会計をすっぽかして帰った」などと書き込んだ。
 ブログは批判が殺到する「炎上」状態となり、9日に閉鎖された。県議会事務局によると、電話やメールによる苦情や問い合わせが8〜14日に約460件あった。
 小泉氏は県庁で記者会見し「公人の立場を忘れた行為だった」と謝罪。病院への支払いは済ませたとして「浅はかな文章で誤解を与えた」と釈明した。「反省し、県議会にふさわしい議員として精進を重ねたい」と議員辞職は否定した。
 小泉氏は会社員などを経て2011年の県議選で初当選し、現在1期目。


2013年06月18日火曜日

2708チバQ:2013/06/26(水) 20:21:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130626ddlk04010153000c.html
選挙:仙台市長選 現職奥山氏を応援 与党会派43人が「市議の会」 /宮城
毎日新聞 2013年06月26日 地方版

 仙台市議会の与党5会派の有志43人が25日、仙台市長選に立候補を表明している現職の奥山恵美子氏を支援する「市議の会」を結成し、発会式を開いた。参加議員は市議全体の約8割に上る。

 会に参加するのは、自民党系の「自由民主党・仙台」と「復興仙台」、民主党系の「市民フォーラム仙台」、「公明党仙台市議団」、「社民党仙台市議団」の5会派。仙台市青葉区のホテルであった発会式終了後、発起人代表で自民党・仙台の西沢啓文会長は「今後、奥山陣営と政策を擦り合わせ、支援していく」と述べた。

 奥山氏が初当選した2009年の前回市長選では、民主党県連が支持を表明し、市議の過半数が同様の会を結成して奥山氏を支援した。【金森崇之】

2709チバQ:2013/06/26(水) 20:30:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130625-OYT8T01523.htm
青森市議会14議案否決 鹿内市長と自民会派対立

 青森市議会は定例会最終日の25日、議案の否決が相次いだ。市庁舎建て替えの関連条例案、議員報酬を15%削減する条例改正案、市職員給与を減額する条例案と関連する予算案11件を合わせ、市長提案の32件中14件を否決。1件を議員提案で修正可決する異例の事態となった。4月の市長選後もなお、鹿内博市長と最大会派・自民党新青会など議会側との間で議論がかみ合わず、溝が深まっている。

 ■議員報酬削減

 市側は15%カットを来年12月までの期間限定に修正して議会側に譲歩。共産に加えて新政会、公明などが賛成に回ったが、起立採決は賛成19、反対21の僅差で、昨年12月に続き2回目の否決となった。

 「できればこの議会で終わらせたかった」とする鹿内市長に対し、3月に議員提案で10%削減を決めたことを踏まえ、自民の渋谷勲会長は「10%で市民には責任を果たしている。市長から今回の譲歩案の説明が全然なかった」と、ぶぜんとした表情を見せる。

 ■市職員給与の減額

 国家公務員の給与減額に合わせた減額措置は、新政会、公明などの賛成12にとどまった。鹿内市長は「(自公政権の)総務大臣の要請を受けた措置。自民会派の反対は筋が通らない」と批判。一方の渋谷会長は「地方の事情がある。給与カットすると青森市の経済が成り立たない」と反対理由を説明する。

 ■庁舎建て替え

 設計業者を決める審査委員会の設置条例案は共産、新政会の賛成12で否決された。建て替えの設計費用を補正予算から外す議員提出の修正案は賛成多数で可決した。

 鹿内市長は「議員説明会を重ねて丁寧に説明してきた。反対理由が分からない」とする。修正案を提出した山本治男議員(自民)は「説明会でも反対してきたが、意見は反映されなかった。じっくり議論する必要がある」と反論した。議会後、鹿内市長は各議案の再提案について「今後検討したい」と述べるにとどめた。

(2013年6月26日 読売新聞)

2710チバQ:2013/06/26(水) 20:31:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130626t21005.htm
青森市議会 議員報酬削減など32議案のうち14件否決
 青森市議会は定例会最終日の25日、議員報酬を期間限定で月額15%削減する特別職給与条例改正案など条例案3件と、関連する予算案11件をいずれも賛成少数で否決した。鹿内博市長にとっては4月の再選後、初の定例会だったが、提出議案32件のうち14件が否決される多難な再出発となった。
 議員報酬の削減案について、採決前の討論で藤原浩平市議(共産)が「第三者機関(市特別職報酬等審議会)の答申に基づく市の削減案こそ、市民からの理解が得られる」と賛成したが、反対討論はなかった。
 削減案は提出後、議会側の意見を取り入れ期間限定に修正されたが、12日の総務企画常任委員会で否決された。修正を提案した公明が賛成に回ったが、本会議では賛成19、反対21で否決された。
 議員提出の削減案が3月の定例会で既に可決されており、議員報酬は現行の10%削減(月額56万9700円)を、来年11月25日の市議の任期満了まで継続する。
 議員報酬の削減案をまとめる市議有志の検討会で会長を務めた渋谷勲市議(自民党新青会)は「八戸や黒石の市議会で参考にされるなど、われわれの削減案は一定の理解を得られている。いまさら市長に従ういわれはない」と話した。
 庁舎建て替えに伴う設計者の選定方式をプロポーザル方式にする関連議案も否決。議員提出の基本設計費など約8700万円を削除する2013年一般会計補正予算の修正案は賛成多数で可決され、市が進める庁舎整備事業に待ったがかかった。ほかに、一般職員の給与を平均7.8%(4.77〜9.77%)引き下げる条例案と、削減を見込んで減額補正するとしていた病院事業や下水道事業などの予算案11件も否決された。
 本会議終了後、鹿内博市長は今後の対応について「これから考える。反対の理由がほとんど語られなかったことが残念」と不快感を示した。


◎公約の実現へ議会と対話を

 【解説】青森市議会定例会は、鹿内博市長が公約に掲げた議員報酬の削減や庁舎建て替えに関連する議案をことごとく否決し、閉会した。自民、公明両党が推薦した対立候補を約2万票の大差で破った市長選から約2カ月。鹿内市長は、選挙の強さだけでは公約を実現できない現実を突き付けられる結果となった。
 1期目から議会との摩擦が絶えなかった鹿内市長は4月の市長選で、あえて鋭く対立してきた問題を争点にし、選挙戦を展開した。特定の政党にくみせず「市民の信を問う」とした姿勢は有権者の共感を集めたが、一方では自民系市議らの間に「抵抗勢力にされた」との遺恨を残した。
 本会議の終了後、最大会派・自民党新青会の渋谷勲会長は2期目の鹿内市長について「(1期目より)かえってまいね(ダメ)」と津軽弁で批判した。「腹を割って話そうという姿勢が一切ない。自分の意見を押し通すだけだ」と憤った。
 とはいえ、この定例会では、鹿内市長にも自民系会派との妥協点を探ろうとする柔軟性がみられた。「変化が急激すぎる」と第1回定例会(3月)で否決された国保税の引き上げは、17.41%から10.86%に抑えたことで、自民系市議も賛成に回った。
 鹿内市長に寄せられた有権者の期待は「市民派無所属」として、したたかに公約を実現していくことだ。その責任を果たすためにも、既成政党が主導権を握る議会との対話力をさらに磨くことが不可欠になっている。(青森総局・橋本俊)


2013年06月26日水曜日

2711チバQ:2013/06/26(水) 20:34:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130626-OYT1T00445.htm?from=ylist
民主会派、雰囲気一変「対立陣営」に…参院岩手

 岩手県議会6月定例会は25日開会し、県は総額51億900万円の2013年度一般会計補正予算案など44議案を提出した。

 会期は7月9日までの15日間。会期中に参院選の公示日を迎える見通しで、県議からは「議会優先で、当面は選挙に集中できない」との声も漏れた。25日の本会議では、7月から今年度末まで県職員の月額給与を平均7・1%削減する改正給与条例が賛成多数で可決、成立した。

 この日の県議会は午前11時の議会運営委員会から開始。給与削減関連条例案の委員会審査に時間を要し、全日程の終了は午後5時半前だった。

 沿岸部選出の自民党県議は「地元まで片道2時間以上かかるため、夜に戻っても参院選に向けた活動は難しい」ともどかしい様子。7月1日からの一般質問を行う県議の1人は「選挙間近でやることがいっぱいある。質問準備は急いで仕上げたい」と語った。

 参院選を控え、雰囲気が一変した会派もある。

 12人が所属する民主党会派では従来、昼休みなど日程の合間に、控室で参院選の協議が頻繁に行われていた。ところが、会派内の3人は党を離れた現職の平野達男前復興相(59)を支援。党は新人の吉田晴美氏(41)を公認しているが、会派は維持したため、“対立陣営”の幹部が相部屋することになった。

 双方の陣営の県議とも「相手を追い出すわけにもいかないし、打ち合わせは別の場所でやるしかない」と苦笑する。

 一方、新人の関根敏伸氏(57)を擁立する生活の党県議は「達増知事に早くエンジンをかけてほしい」と話す。同党に近い知事はすでに関根氏支持の意向を表明しているが、議会会期中は表立った言動を控えているためだ。県内に広く支持基盤を持つ知事の支援は関根氏には強力な後ろ盾で、この県議は「実際的な活動は、閉会後の7月10日以降だろう」と見ている。

 このほか、参院選岩手選挙区(改選定数1)には自民党新人の田中真一氏(46)、共産党新人の菊池幸夫氏(54)、幸福実現党新人の高橋敬子氏(51)が出馬を予定している。


 25日成立した県職員の給与削減関連4条例には、地域政党いわて(4人)、社民党(3人)、共産党(2人)、佐々木努県議(無所属)が反対。特別職給与を知事20%、副知事15%削減する改正条例は、全会一致で成立した。

(2013年6月26日17時28分 読売新聞)

2712チバQ:2013/06/27(木) 22:51:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130626-OYT8T01387.htm
新庁舎入札 全業者が辞退 秋田市



秋田市役所新庁舎の外観イメージ図(秋田市提供)  秋田市は26日、市役所新庁舎建設工事の入札を28日に予定していたが、参加指名を受けた五つの共同企業体(JV)が全て参加を辞退したため、中止したと発表した。辞退したのは、東日本大震災の復興事業で資材価格や人件費が高騰し、入札で予定価格以下の金額を示せないためとみられる。市は7月中に再度、公告をやり直す。今夏着工し、2015年8月末に完成する予定が、いずれも1、2か月ずれ込む可能性があるという。

 市は15年夏の新庁舎完成に向け、5月24日に公募型指名競争入札の公告を行った。事前に公表した予定価格は約96億円。市新庁舎建設室によると、12年度の労務単価や今年1〜3月の資材価格を基に算出した。

 市は入札に参加できる業者を、市内経済への波及効果や雇用創出を目的に、市内の建築、電気、管工事の各業者が計3〜6社でつくるJVに限定。今月10日、応募した5JVに参加指名を通知したが、25日までに全てのJVが辞退届を提出した。理由として、いずれも「予定価格が見積もり価格とかけ離れている」と説明したという。

 県内の鉄筋工事会社によると、鉄筋の価格は東日本大震災後の復興需要などを背景に、昨秋に比べて1トン当たり約5000円上昇した。県生コンクリート協同組合も4月、生コン価格を1立方メートル当たり約1500円値上げした。また、国土交通省は今春から、公共工事での労務単価を平均15%引き上げている。

 13日の市議会本会議の一般質問で、石塚博史・総務部長は、資材高騰の新庁舎建設への影響を問われ、「直近の単価や、施工時期を明示した上で(市、業者双方の)見積単価を採用し、市場価格の動向に対応した予定価格になっている。著しい変動があった場合は、(契約後に)契約金額を変更するなど適切に対応する」と答弁していた。

 入札に参加予定だった建設会社の担当者は26日、取材に対し、「現在の見積もりでは120億〜130億円必要で、予定価格に抑えるのは不可能。契約後の変更も担保されておらず、実勢価格に基づいて予定価格が見直されない限り、入札には応じられない」と話した。

 市は辞退したJVから改めて理由などを聞いた上で、予定価格の見直しも含めて対応を協議し、7月中に再公告する方針。

 市新庁舎建設室の小原正明参事は「資材や人件費が高騰している現状は重々承知の上で準備しており、入札には応じてもらえるという認識だった。このような事態になり残念」としている。

(2013年6月27日 読売新聞)

2713チバQ:2013/06/29(土) 08:28:54

2235 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/29(土) 08:27:50 http://senkyo.mainichi.jp/news/20130628ddlk06010034000c.html

2013参院選・山形:知事、舟山氏を支援 地元・大江町の集会で表明 初当選支えた「恩返し」 /山形

毎日新聞 2013年06月28日 地方版


 参院選を前に、吉村美栄子知事は27日、自身の地元・大江町で開かれたみどりの風現職、舟山康江氏(47)の支援者集会に弁士として出席、舟山氏への支援を表明した。吉村知事は国政選挙や首長選挙の度、2009年知事選の初当選を支えた人々への支援を繰り返してきた。今回は舟山氏への支援を表明するか注目されていた。

 吉村知事は集会で、舟山氏について「山形への愛情を持つと同時に、山形に住むことの実情や苦労が分かっている」と紹介。09年知事選を振り返り「舟山さんは県内各地を回り応援演説を繰り返してくれた。感謝の気持ちを表さなければ、人としておかしい」と述べ、「古里の皆さん、舟山さんを応援してください」と呼び掛けた。

 舟山氏は吉村知事の支援について「力強く心強い」と謝意を述べた。山形市で25日に開かれた立候補予定者の討論会後、吉村知事から「もっと明るい服装を」とアドバイスされたことを紹介し、この日着ていた緑色のポロシャツと白色のジャケットを参加者の前で披露。「身も心も明るく、元気に頑張りたい」と笑顔を見せた。

 吉村知事は、舟山氏のほか、鹿野道彦元衆院議員(民主)、岸宏一参院議員(自民)、和嶋未希元衆院議員(当時民主)に支えられ、09年知事選で初当選した。「恩返し」として09年衆院選で鹿野氏、10年参院選で岸氏を支援、2氏の当選に貢献。昨年10月の酒田市長選でも、結果的には落選したものの和嶋氏を支援した。【鈴木健太】

2714チバQ:2013/06/29(土) 08:37:27
http://www.minpo.jp/news/detail/201306299304

いわき市長選 現新3人の争いか 県議の清水氏出馬の意思


  宇佐美登氏   渡辺敬夫氏   清水敏男氏

 任期満了に伴い9月1日告示、8日投票で行われるいわき市長選で、自民党の県議清水敏男氏(49)=いわき市選出=が立候補の意思を固めたもようだ。清水氏は取材に対し「県議会開会中のため、現時点ではコメントできない」としているが、関係者に立候補への意欲を伝えており、6月定例県議会が閉会する7月3日以降に正式表明するとみられる。これまでに現職で一期目の渡辺敬夫氏(67)=無所属=と元衆院議員の新人宇佐美登氏(46)=無所属=が立候補を表明しており、同市長選は現職と新人2人による三つどもえの選挙戦になる公算が大きくなった。
 清水氏はいわき市出身。磐城高、日大法学部卒。市議2期を経て平成11年の県議選で初当選し4期目。県議会福祉公安、子育て支援対策特別の両委員長を歴任。現在、党県連総務会長を務めている。
 渡辺氏はいわき市出身。湯本高、日大法学部卒。市議2期を経て平成3年の県議選で初当選し、県議会議長、自民党県連幹事長を歴任。5期目途中で県議を辞職し、21年の市長選で初当選した。
 宇佐美氏は東京都出身。早大高等学院、早大理工学部卒。衆院当選2回。昨年12月の衆院選本県5区に日本維新の会公認で立候補した。衆院選後は、いわき市を拠点に無所属で活動している。
 市長選をめぐっては、民主党県第5区総支部と共産党いわき・双葉地区委員会がそれぞれ候補者擁立を目指しているが、決定には至っていない。
 17年、21年の過去2回の市長選は自民党系の現職と新人の争いとなり、党総支部が分裂状態で行われた。総支部は今回の市長選の対応をまだ決めていない。



( 2013/06/29 07:55カテゴリー:主要 )

2715チバQ:2013/06/29(土) 11:57:11
2087 チバQ 2013/06/24(月) 21:17:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130624t51007.htm
参院山形選挙区 自民大沼氏支援へ会結成 会長に東根市長
 山形県内の市町村長有志が23日、参院選山形選挙区(改選数1)に立候補する自民党新人の大沼瑞穂氏(34)を支援する会を発足させた。会長には2010年の前回、民主党候補を支援した元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長が就任した。
 会に参加したのは県内35市町村長のうち24人。最上地域は全8人が名を連ね、庄内地域も本間正巳酒田市長以外は全員が参加し、本間氏も大沼氏の支援を伝えた。市川昭男山形市長、安部三十郎米沢市長らは意思表示がなかったという。
 山形市であった発足式で、土田氏は「久々に自民党へ里帰りした」とあいさつ。「自民党は政権運営に慣れており、安定感がある。市町村長が結束し、大沼氏の当選に努力したい」と述べた。
 土田氏は県内で「ミスター自民党」とも言われた実力者だが、前回は落選した元防衛省職員の民主党候補を支援。09、12年の衆院選も山形2区で民主党候補を支持し、波紋を広げた。国政選で自民党候補を応援するのは07年参院選以来となる。
 土田氏は発足式後の取材に「前回や衆院選は個人的なつながりで応援しただけ。民主党を支持したことは一度もない。自分は誰よりも自民党を愛する一人だ」と語った。


2013年06月24日月曜日

2716チバQ:2013/06/30(日) 16:14:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130629ddlk04010094000c.html

選挙:仙台市長選 告示まで1カ月、高まらぬ関心 現職評価高く、鈍る候補擁立 /宮城

毎日新聞 2013年06月29日 地方版


 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投開票)の告示まで、28日で1カ月となった。これまでに、いずれも無所属で、現職の奥山恵美子氏(62)と共産党仙台西地区副委員長の角野達也氏(54)=共産推薦=が立候補を表明している。東日本大震災後の奥山市政に対する評価を問う選挙となるが、市議会与党5会派が奥山氏支援を決め、角野氏以外の対立候補擁立の動きも鈍い。参院選の陰に隠れて投票率低下も予想され、市民の関心が高まらない状況が続いている。【金森崇之】

 この日、同市役所であった立候補予定者説明会には両氏陣営、市議会会派「みんなの党・みんなの仙台」など計4陣営が出席。市選挙管理委員会の担当者らが、インターネットを利用した選挙活動などについて説明した。

 奥山氏は、先月の出馬表明会見で「被災者と最後まで一緒に歩かせていただく」と述べ、市民力を生かしたまちづくりや子育て支援に取り組む方針を強調。角野氏は今月、「奥山市長は市民や被災者の声に耳を傾けていない」と批判し、不要な公共事業の凍結や被災者の医療費減免措置の復活などを訴えた。

 一方、みんなの党は候補者擁立が難航している。説明会の受け付けでは、候補予定者の項目は空欄。同会派の柳橋邦彦代表は毎日新聞の取材に「選挙まで時間が無く、費用の問題もある。擁立するかどうかの最終局面。擁立しなくても、(奥山氏が当選すれば)市長と適切な距離で政策本位に話し合い、お互いを認め合う関係を続けたい」と話した。

 対立候補擁立の動きが鈍いのは、市議の大半が「奥山市政継続」を支持していることが要因の一つだ。与党5会派は「奥山市長を支援する市議の会」を結成、全市議の約8割が参加し、選挙準備を進めている。与党会派のある市議は「復興計画の途中で市長を代える必要はない」と話す。

 また、奥山市政に対する一定の評価も、他候補が出馬に二の足を踏む要因だ。市職員労働組合が3〜4月に行ったアンケートでは、一般市民では回答者1255人のうち、奥山市政を「評価している・どちらかといえば満足している」が約49%に上り、「評価していない・あまり評価していない」の約27%を大きく上回った。市職員でも3293人のうち、約59%が「(どちらかというと)評価する」と答え、「(あまり)評価していない」は約20%にとどまった。

 また、2011年の県議選にも出馬したコンサルタント会社経営の男性(38)は、経済界からの要請で一度は出馬を検討したが断念し、説明会にも出席しなかった。男性は「いろいろな方から『今は時期ではない』といった話を聞いて総合的に判断した。(組織力などの面で奥山氏と)戦える環境にない」と話した。

2717チバQ:2013/06/30(日) 22:27:36
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130629ddlk02010010000c.html
県議会:3会派、区割り見直し要望 1人区、飛び地解消を /青森
毎日新聞 2013年06月29日 地方版

 県議会(定数48、欠員1)の民主党(6人)、保守系の青和会(4人)、公明・健政会(3人)の3会派は28日、2015年の次回県議選までに各選挙区の区割りを見直し、1人区や飛び地を解消するよう、それぞれ西谷洌議長に要望した。西谷議長は、最大会派の自民党(29人)の意向も踏まえた上で、9月定例会から検討会を発足させる意向を示した。

 要望は各会派が個別に行ったが、内容はほぼ共通。公職選挙法では県議会の選挙区は市と郡で区割りすると定めているが、次の臨時国会で「市や隣接する町村」と改める改正案が成立し、15年3月に施行される見通しであることを踏まえた。

 公明の伊吹信一代表は「飛び地は05年の定数削減の時にも積み残しになっていた。1人区は無投票再選が繰り返される原因になっており、死票を増やさないためにも解消すべきだ」と述べた。

 県選管によると、他の選挙区で分断されて飛び地になっているのは平内町(東津軽郡)と階上町(三戸郡)。1人区は東西南北の各津軽郡4郡と、黒石、三沢、つがる3市の計7選挙区あり、11年の前回県議選では南津軽郡を除く1人区の6選挙区と、十和田市(定数2)の計7選挙区で無投票になった。【酒造唯】

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2718チバQ:2013/07/06(土) 01:07:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130705ddlk07010054000c.html

選挙:富岡町長選/富岡町議補選 町長選、現新2氏立候補 16年ぶり選挙戦 /福島

毎日新聞 2013年07月05日 地方版


 任期満了に伴う富岡町長選は4日告示され、無所属新人で前町議会議長の宮本皓一氏(66)と、5期目を目指す無所属現職の遠藤勝也氏(73)が立候補を届け出た。投開票は参院選と同じ21日。過去3回の改選は遠藤氏が無投票当選しており、1997年以来16年ぶりの選挙戦となった。

 宮本氏の辞職で空いた1議席を争う同じ日程の町議補選には、無所属の3新人が立候補を届け出た。

 原発に近い富岡町は全町民が避難中で、選管は選挙戦の期間を通常より10日長い17日間に延ばし、県外者を中心に早期の不在者投票を呼びかけている。

 投票は県内4カ所で行われ、郡山市大槻町の町郡山事務所で即日開票される。4日現在の有権者数は1万1732人(男5884人、女5848人)【藤原章生】

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 ◇富岡町長選立候補者(届け出順)

宮本皓一(みやもと・こういち) 66 無新

 [元]町議長▽農業▽町土地改良区理事▽小高農高

遠藤勝也(えんどう・かつや) 73 無現(4)

 町長▽県原発所在町協議会長[歴]県職員▽町議▽東農大

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 ◇富岡町議補選立候補者(改選数1−3)=届け出順

堀本典明 42 無新

高野匠美 53 無新

渡辺高一 53 無新

2719チバQ:2013/07/07(日) 12:58:41
http://www.minpo.jp/news/detail/201307069453

現新の戦い確実 福島市長選 小林氏、月内にも出馬表明




 12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、立候補を予定している伊達市保原町出身で独立行政法人環境再生保全機構石綿健康被害救済部長の小林香(かおる)氏(54)は5日、同機構の退職辞令を受けた。7日付。小林氏は環境省へ復帰した後、同省を退職する意向。福島民報社の取材に「月内にも正式に立候補を表明したい」と話した。現職の瀬戸孝則氏(66)は4選に向け立候補を表明しており現職と新人による選挙戦が確実となった。
 小林氏は、来週中にも都内から福島市に住所を移し、後援会の組織づくりを進める。
 福島高、中央大法学部卒。英国サセックス大修士課程修了。昭和63年に旧大蔵省に入省し、平成14年から環境省に出向。東北地方環境事務所長などを歴任した。
 瀬戸氏は6月定例市議会で立候補を表明した。共産党も候補者擁立を検討している。


( 2013/07/06 09:03カテゴリー:主要 )

2720チバQ:2013/07/08(月) 23:15:51
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130708_01.htm
奥山・仙台市長 現職2陣営をアポなし激励 参院選宮城
 任期満了に伴う仙台市長選(28日告示、8月11日投票)で再選を目指す現職の奥山恵美子氏(62)が、参院選宮城選挙区(改選数2)に立候補した民主、自民両党の現職の選挙事務所を「アポなし」で訪れ、激励した。
 奥山氏は昨年の衆院選でも現職陣営に出向いている。今回は市長選が迫っていることがあり、訪問を受けた陣営関係者は「自分の選挙が近いことも意識したのでは」と推し量った。
 奥山氏は6日午後、仙台市青葉区の民主党現職の事務所を訪れ、約30人のスタッフにねぎらいの言葉をかけた。居合わせた現職にも「力が強い政治家だ。頑張ってください」とエールを送り、握手を交わした。
 ほぼ同じ時間帯に青葉区の自民党現職の事務所も訪問した。現職は遊説に出掛けていたが、奥山氏はスタッフ約10人を前に、「一丸となって頑張ってください。私も(選挙が)近いです」などと話した。
 現職陣営への激励は、2015年の国連防災会議開催が決まるなど、日頃の市政運営への協力に感謝するためという。


2013年07月08日月曜日

2721チバQ:2013/07/09(火) 20:04:47


2492 名前:チバQ 投稿日: 2013/07/09(火) 20:04:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130709t71010.htm
参院選 東北6県知事、立ち位置の違い鮮明




 参院選(21日投開票)で、東北6県知事の立ち位置の違いが鮮明になっている。特定の政党や候補者を支援する姿勢を示したのは、青森、岩手、秋田、山形の4知事。青森、秋田が自民党を支援するのに対し、岩手、山形は野党候補を応援する。出身政党や過去の知事選で応援を受けた経緯が絡む。宮城、福島は中立を掲げるが、宮城は他県の選挙区への「越境応援」に乗り出す。(2面に関連記事)
 佐竹敬久秋田県知事は、秋田選挙区(改選数1)に立候補した元県議の自民新人を支援する。
 初当選した2009年知事選、無投票で再選された今春の知事選で、自民の支持を受けた。5月の記者会見で「(私の)後援会が応援部隊になり動く」と語った。
 三村申吾青森県知事は昨年の衆院選、10年参院選で自民候補を支援した。明確な態度表明はなかったが、公示された4日、青森選挙区(1)に立った元県議の自民新人の第一声でマイクを握り、「同志をぜひ、国政の場に送り出してほしい」と呼び掛けた。
 達増拓也岩手県知事は岩手選挙区(1)で、政治の師と仰ぐ小沢一郎氏(衆院岩手4区)が率いる生活の党の新人を応援する。過去の選挙から続く一貫した行動だ。
 知事は6月末、小沢氏を支援する岩手県内の経済人団体の会長に就いた。参院選に関し「基本的に自由にやらせていただく。会長になる前と後ではそれなりの違いは出てくる」と語った。
 吉村美栄子山形県知事は、山形選挙区(1)で再選を目指すみどりの風現職への支援を表明した。初当選した2009年知事選で、この現職から支援を受けた「恩義」があるからだ。現職が6月27日に開いた国政報告会に出席し「動かない方が楽だが、人として応援しなければならない」と述べ、固い握手を交わした。県議会最大会派の自民は知事の言動を注視している。
 「中立」を示す知事は一様ではない。
 自民県議出身の村井嘉浩宮城県知事は「基本的には中立でいきたい」と宣言。ただ「今までの人間関係がある」とも述べ、含みを持たせた。公示後、自民党本部から岩手選挙区の自民新人への応援要請があり、知事は快諾。10日に岩手に入る。政権党に力を貸すことで、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の北上山地への誘致を目指すという。
 佐藤雄平福島県知事は中立を貫く構え。5月の記者会見で「各党が福島の現実を捉えているか、復興の重要性を認識しているかを見極めたい。一党一派に偏らないスタンスで選挙を見たい」と語った。


2013年07月09日火曜日

2722チバQ:2013/07/18(木) 23:45:57
http://mainichi.jp/area/nara/news/20130718ddlk29010522000c.html


選挙:天理市長選 沢田氏が出馬表明 自民推薦、市民と向き合う市政へ /奈良
毎日新聞 2013年07月18日 地方版

 任期満了に伴う天理市長選(10月13日告示、20日投開票)で、建設会社社長の沢田昌久(よしひさ)氏(57)が17日、市役所で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。自民党が推薦する。出馬表明は元外務省職員の並河健氏(34)、同市選出県議の藤本昭広氏(66)に次いで3人目。3期目の南佳策市長(76)は引退を表明しており、新人3人による選挙戦の構図がほぼ固まった。

 沢田氏は天理市生まれ。市役所に約12年勤めた後、家業の建設会社を継いだ。市商工会専務理事、市建設業協会長などを歴任。現在、柳本商工連盟会長。

 沢田氏は、同市を選挙区に含む衆院奈良2区選出の高市早苗・自民党政調会長から出馬要請を受けたことを明らかにし、「市長は天理の発展と共に育ってきた天理人こそふさわしい。現市政の良き部分は継承し、市民と向き合う市政を目指したい」と話した。【熊谷仁志】

2723チバQ:2013/07/21(日) 17:00:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130721t11024.htm
仙台市長選告示まで1週間 参院選の陰埋没感
 28日の告示まで1週間となった仙台市長選(8月11日投票)は、現職と新人の争いとなる見通しだ。復興に向かう百万都市のかじ取り役を決める選挙の前哨戦は、参院選の陰で埋没。仙台七夕まつり(8月6〜8日)をはじめ夏のイベントもめじろ押しの中、短期間でいかに市民の関心を引き寄せるかが問われている。(1面に関連記事)
 立候補を表明しているのは、いずれも無所属で再選を目指す現職の奥山恵美子氏(62)と、新人で共産党県委員会役員角野達也氏(54)=共産推薦=。再選を目指す現職と共産党系候補が対決する構図となれば、1997年以来16年ぶりとなる。
 奥山氏の公約は、復興加速に加え、地下鉄東西線沿線の活性化や市民協働の推進など50項目の政策から成る。中小企業支援策や保育施設の定員増に関しては、具体的な数値目標を盛り込んだ。
 参院選期間中は、表立った政治活動は控え、公務を優先させてきた。陣営は「告示後にミニ集会を積極的に開く。住民と対話し1期目の実績と2期目の公約を浸透させる」と話す。
 角野氏は週に1度、記者会見を開き、子育てや被災者支援など分野ごとに公約を発表。被災者対象の医療費減免復活や、住宅再建への直接支援の拡充などを訴え、現職との違いを強調する。
 参院選では宮城選挙区の共産党公認候補とともにほぼ連日、仮設住宅などを訪問。応援弁士としてマイクを握って脱原発や消費税増税反対など国政課題を訴えた。仙台市政に対しても「弱者に耳を貸さず冷たい市政だ」と強く批判した。


2013年07月21日日曜日

2724二階席:2013/07/21(日) 17:57:18
仙台市長選


さすがに今回は出る人も少なく、投票率だけが注目されるところ。

2725チバQ:2013/07/22(月) 21:44:04
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201307222
宮本氏が現職破る 富岡町長選任期満了に伴う富岡町長選は21日投開票され、新人で元町議会議長の宮本皓一氏(66)=無所属=が3916票を獲得し、現職の遠藤勝也氏(73)=同=を57票差で破り初当選を飾った。

当日有権者数は1万1631人(男5829人、女5802人)。

投票率は選挙戦となった平成9年の88・21%を20・21ポイント下回る68・0%だった。

任期は8月6日から4年。

当選証書付与式は22日午前9時から郡山市の町郡山事務所で行われる。

町議補選(欠員1)の投開票も21日行われ、当選者が決まった。

投票率は67・93%だった。

任期は21日から平成28年3月30日まで。

町長選、町議補選の選挙運動期間は通常5日間だが、富岡町長選、同町議補選はいずれも参院選と同じ17日間に設定された。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により有権者が全国各地に避難していることに配慮し、不在者投票や期日前投票をする機会を十分に確保した。


2013年07月22日 09時17分 配信

2726チバQ:2013/07/23(火) 21:19:18
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1307230700002.html
2013年7月23日
復興遅れの不満 現職への逆風に
5期目の当選を果たせず、敗戦の弁を述べる遠藤勝也氏=郡山市


 

 ●57票差 新顔当選の富岡町長選


 16年ぶりの選挙戦となった富岡町長選は、新顔が現職を57票差で振り切った。震災や原発事故からの復興をめぐる住民の不満が、4月の郡山市長選に続いて現職落選という形であらわれた。


 「私の不徳の致すところ。新町長には一日も早い町の再生と安心安全な生活への取り組みを願いたい」。5選を目指して及ばなかった現職の遠藤勝也氏(73)は21日夜、郡山市の事務所で敗戦の弁と、支援者に感謝の言葉を述べた。


 「国の復興対応の遅れに対する町民の不満が、現職にぶつけられる――」。5選を果たせなかった現職の遠藤氏は、「逆風」への懸念を遊説で繰り返していた。高齢や多選といった批判もあったが、逆風は、国や県、東京電力へのいらだちや憤りに他ならない。


 復興住宅の整備や除染、賠償、そして第一原発の廃炉。町民が一分一秒でも早く望むものばかりだが、町だけでどうにかなるものではない。すべてが国や県、東電が主体として進めていくべき課題だ。町長選の結果を国や東電などが自らへの逆風と受け止める謙虚な姿勢が求められる。


 選挙戦でわずか57票差。友人知人が両陣営の応援に分かれて町を二分した戦いが終わった。「しこりは残る」と懸念の声も上がるが、新町長となる宮本皓一氏(66)は


「全町民に『一緒にやろう』と声をかけたい」と明言する。遺恨を復興の足かせにしてはいけないだろう。


 いらだちを住民の意思として前向きな力に変え、国や東電を動かす武器にすることを願わずにはいられない。(小沢邦男)


 ●慰謝料増に意欲 宮本氏に当選証書


 接戦を制して初当選した前町議会議長の宮本氏の当選証書の授与式が22日朝、郡山市の町役場郡山事務所であった。宮本氏は「町民や議会と相談しながら町政を進める」と新町長としての思いを改めて語った。


 原発事故からの復興については「町内で生産された農作物が安心して食べられる環境に戻ること」と持論を展開。また原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)を通した、東京電力に対する慰謝料増額の申し立てに意欲を見せた。現在は郡山市に置く役場機能のいわき市移転も視野に入れる。…

2727チバQ:2013/07/25(木) 21:39:19
民主を完全に見限ったのか?
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130725ddr041010005000c.html
参院選:福島・郡山市長、職員に自公の公約配布
毎日新聞 2013年07月25日 北海道朝刊

 福島県郡山市の品川万里市長が参院選期間中の今月17日、市幹部を集めた会議で、自民党と公明党の子ども向け公約集を配布し、職員に回覧させていたことが24日分かった。公職選挙法や地方公務員法で禁じられた政治活動と受け止められる可能性もあり、資料をまとめた箭内(やない)研一・総合政策部長は毎日新聞の取材に「配慮に欠けていた」と述べた。

 職員に回覧されたのは、自公両党が参院選に合わせて作成した子ども向け公約集▽それを報じた新聞記事のコピー▽市が独自に作成した両党の子どもに関する公約概要。品川市長は取材に「予算作成の参考資料で、特定政党を応援しようという意図はなかった」と説明したが、ある職員は「政治活動に当たるのではと思った」と話した。

2728チバQ:2013/07/26(金) 18:02:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130726ddlk05010058000c.html
選挙:横手市長選 高橋市議が無所属出馬へ /秋田
毎日新聞 2013年07月26日 地方版

 高橋大(だい)横手市議(37)は25日、市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(10月13日告示、20日投開票)に無所属で立候補すると表明した。

 高橋氏は「地域活力が減退している。若い力の活力が必要と感じる。老若男女で面白い地域をつくりたい」と述べた。

 高橋氏は秋田経法大卒。旧十文字町議などを経て、2005年10月の横手市議選で初当選。現在2期目を務めている。

 横手市長選には、現職の五十嵐忠悦市長(66)が3選出馬を表明している。【佐藤正伸】

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2729ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府:2013/07/26(金) 22:12:25
東京地検特捜部は、売国エージェント。
国民は、ロックフェラーが死んでも、謀略の全てが無くなったと勘違いしないように。その上がある。

2730官僚・自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!:2013/07/28(日) 20:30:28
官僚・自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

2731チバQ:2013/08/02(金) 00:09:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130801ddlk07010232000c.html
選挙:いわき市長選 遠藤氏が出馬表明−−4人目 /福島
毎日新聞 2013年08月01日 地方版

 任期満了に伴ういわき市長選(9月1日告示、8日投開票)に31日、元会社員の新人、遠藤貴志氏(37)が立候補を表明した。

 記者会見した遠藤氏は「いわきにはポテンシャルがあるのに生かし切れておらず、民意も吸い上げられていない。さまざまな職場を経験し身につけたコスト意識を市政運営にいかしたい」と述べた。出馬の動機は「供託金を支払って自分の主張を世に問う機会が与えられる」と話した。

 原発事故からの復興を目指す風評被害・除染対策のほか、人口83万人都市を実現するため、企業誘致▽市民サービス維持▽海外移住者受け入れ▽観光振興−−などに取り組む、とした。

 遠藤氏は県立磐城高、いわき明星大卒。市長選には元衆院議員の宇佐美登氏(46)、現職の渡辺敬夫氏(67)、元県議の清水敏男氏(49)が既に出馬を表明している。4人で争うことになれば、1966年10月の合併直後の市長選以来、2度目となる。【中尾卓英】


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