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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2461チバQ:2012/12/20(木) 22:58:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012122002000231.html
双葉町長の不信任可決 中間貯蔵めぐり対立
2012年12月20日 夕刊

 埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の町議会は二十日、井戸川克隆町長への不信任決議案を全会一致で可決した。町長は十日以内に議会を解散しなければ失職する。東京電力福島第一原発事故で出た汚染土の貯蔵施設を建設するための調査や、役場機能を福島県内に移す問題をめぐり、町長と議会で対立が続いていた。

 不信任決議案では「町長は町民の声を聞く努力をせず、町民との考え方に乖離(かいり)がある」と指摘。町長は「落ち着いて考え、整理したい」と話し、週明けにも判断する意向を示した。

 福島第一が立地する双葉町は、放射性物質の除染に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設候補地の調査対象になっている。だが、町長は「国が十分な説明を尽くしていない」などと批判。福島県と双葉郡八町村による受け入れ協議を欠席し、十日には八町村でつくる双葉地方町村会の会長を辞任していた。

 議会側は、こうした町長の対応に「町が孤立してしまう」と反発。全町議八人は「原発事故後の対応も遅れ、町民に不安をもたらしている」などと辞職を求める文書を提出したが、町長は十七日に拒否していた。

 政府は八月、双葉町、大熊町、楢葉町を建設候補地として提示。佐藤雄平知事は十一月、井戸川町長を除く七町村長と協議し、調査の受け入れ方針を表明した。佐藤知事は今月三日、井戸川町長と会談。知事は記者団に「町も県も前を向いて行こうという話をした」と述べたが、井戸川町長は「町にまったく人が住めなくなる」と話していた。

 役場機能を福島県内に移すかどうかをめぐっても、町議会は慎重だった町長に対し、六月と九月に不信任決議案を提出。いずれも否決され、十月には、いわき市に本年度中に移す方針が決まった。

 双葉町民約七千人のうち福島県内に約三千七百人、県外に約三千三百人が住む。井戸川町長は二〇〇五年に初当選し、現在二期目。

http://www.minpo.jp/news/detail/201212115375
会長の井戸川双葉町長辞任 後任に山田広野町長 双葉地方町村会

井戸川克隆氏
 双葉郡町村長から双葉地方町村会長の辞任要求を受けた会長の井戸川克隆双葉町長(66)は10日、郡山市の県農業総合センターで開かれた双葉地方町村長会議で会長を辞任した。新会長には副会長の山田基星広野町長(64)が就いた。任期は残任期間の来年3月31日まで。辞任理由について井戸川町長は「町村会の円滑な運営のため」と説明したが、東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設の現地調査をめぐり、他の首長と対立したことが原因とみられる。
 会議は非公開で開かれた。終了後、山田町長は記者団に、井戸川町長が11月28日に福島市で開かれた県と双葉郡町村長との協議会に欠席したことを挙げ、「大切な会議に出席しなかったのは無責任。ペナルティーが必要という(7町村長の)意見だった」と述べた。
 約4カ月間の任期を残して会長を交代させ、新態勢で臨む意義については「今後衆院選が終わり、双葉郡の復興に向けてさまざまな要望を進めなければならない大事な時期になる」と強調した。
 井戸川町長は辞任の理由について「国や県などの中間貯蔵施設建設に向けた進め方に不満がある。郡内の町村長でも中間貯蔵施設に関する考え方が異なる」と指摘した上で「町村会の運営を円滑に進めるためにも自分から辞任した」と語った。
 井戸川町長は、佐藤雄平知事が現地調査受け入れを表明した11月28日の県と双葉郡町村長との協議会を欠席。中間貯蔵施設を町に受け入れる理由、原発事故の責任の所在など8項目を環境省に求めているが、「質問に対する説明が十分ではない」ことなどを欠席した理由に挙げている。しかし他の7町村長は「国や県を交えた会合には重みがあり、会長として出席すべきだった」として辞任を求めていた。今後、8町村が一体となって取り組めるかはまだ不透明だ。
 副会長には渡辺利綱大熊町長(65)が就いた。


( 2012/12/11 08:33 カテゴリー:主要 )

2462チバQ:2012/12/24(月) 02:04:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121223-00000043-mailo-l04
選挙:栗原市長選 千葉氏が出馬表明 来春、8年ぶり選挙戦に /宮城
毎日新聞 12月23日(日)11時38分配信

 任期満了に伴う栗原市長選(来年4月14日告示、同21日投開票)で、同市議の千葉健司氏(56)が22日、記者会見し、無所属での立候補を表明した。現職の佐藤勇氏(70)が3選を目指して出馬を表明済みで、8年ぶりの選挙戦になるのは確実となった。佐藤氏の任期満了は4月30日。
 千葉氏は「05年の合併以来、農業や商工業が停滞し、病院医療など住民サービスが低下している。震災復興や放射能対策を含め、若者や女性が希望を持てる田園文化共生都市づくりを進めたい」と抱負を述べた。千葉氏は09年の市議選で初当選し、市議1期目。
 同市長選は、05年が佐藤氏と旧町長2人の三つどもえの争いとなったが、09年は佐藤氏が無投票で当選した。
 定数が09年より4減の26となる同市議選も、市長選と同じ日程で行われる。【小原博人】
12月23日朝刊

2463チバQ:2012/12/24(月) 02:23:05
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121221-OYT1T00285.htm?from=ylist
自民が独自候補断念、無投票再選ほぼ確実な知事

 自民党山形県議団は20日、来年1月10日告示の知事選の対応について、候補者擁立を断念して「自主投票」とする方針を決めた。

 年内に支部長・幹事長会議を開き、県連として正式決定するが、同党県議の約3分の2が現職の吉村美栄子氏支援を表明しており、吉村氏の無投票再選はほぼ確実な情勢となった。

 20日に非公開で行われた議員総会で決まった。出席した県議によると、県連幹事長の志田英紀県議が、衆院選で吉村氏が民主党候補を支援するのではないかとみられていたことを念頭に、「特定候補を応援しなかった知事にご恩返ししたい」と提案し、候補者擁立見送りが了承されたという。

 今回の自主投票には、大きな失政もなく県民からの人気も高い吉村氏に対し、「対抗馬を擁立しても太刀打ちできない」という諦めムードが背景にある。

 「県民党」を掲げながら、連合山形や民主、社民両党に担ぎ出された吉村氏に対し、自民党は独自候補擁立の可能性を探ってきた。しかし、同党県議32人のうち22人は、公明党県議ら2人とともに9月、吉村氏を「支援する会」を結成した。

 ベテラン県議は「知事選の議論をしてこなかった。擁立する人がいないから自主投票は既定路線」と自嘲気味に語る。中堅県議も「県内全域で支持を高める現職に勝てる候補はいない。吉村氏で仕方ないという雰囲気だ」と話す。

 自民党県連によると、知事選での自主投票は、1997年以来、連続5回目となる。2005年の知事選で、県議らが支援する現職の高橋和雄氏に対して、衆院議員が擁立した斎藤弘氏が当選。09年の前回選では、大勢が斎藤氏支援だったが、岸宏一参院議員ら一部は吉村氏の支援に回った。自主投票が次善の策となっていた。

 今回の同党の対応について、吉村氏の選対幹部は「候補者擁立という最も恐れていた事態は免れたので安堵(あんど)している」と話した。

(2012年12月21日11時42分 読売新聞)

2464チバQ:2012/12/26(水) 22:30:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20121225-OYT8T01525.htm
青森市議会「議員報酬15%カット」否決

 青森市議会は定例会最終日の25日、議員報酬を月額15%引き下げる条例改正案と、官製談合の損害賠償を元市幹部4人に求めて提訴する議案をいずれも賛成少数で否決した。

 議員報酬を巡っては、最大会派の市政会が「議会はこれまで議員定数や経費削減に自主的に取り組んできた。根拠のある報酬削減額を議論する」として、新たに削減額を示した案を3月議会に議員提出するとした決議を提出。賛成多数で可決された。

 米塚博・前副市長ら4人に約9114万円の賠償を求める訴訟の議案は、討論で「市の調査は公正取引委員会の判断に重きを置き、官製談合を否定する4人の声を聞かず、バランスに欠ける」(赤木長義議員)と反対意見があった。「刑事上の訴訟と民事の損害賠償は別。速やかに可決すべきだ」(海老名鉄芳議員)との賛成意見は及ばなかった。

 議会の休憩中、鹿内博市長は議員報酬について「議会から意見が寄せられず、(市特別職報酬等)審議会の答申を尊重した。否決は極めて残念」と述べた。また、損害賠償については「談合での4人の責任は2年前に議会に報告し、理解されていると認識していた。否決は理解できない」とした。否決によって賠償金が回収できない状態となるため再提案するかを今後検討する。

(2012年12月26日 読売新聞)

2465チバQ:2012/12/26(水) 22:34:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000061-jij-pol
町長不信任で議会解散=埼玉避難の福島・双葉町
時事通信 12月26日(水)15時24分配信

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場機能を移している福島県双葉町の井戸川克隆町長は26日、町議会が同町長に対する不信任決議を可決したことを受け、同日付で町議会を解散したと発表した。
 町議選は公職選挙法に基づき解散の翌日から40日以内に実施される。選挙後に初めて開かれる議会で、再び不信任案が可決されると、町長は自動的に失職する。

2466チバQ:2012/12/27(木) 21:43:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20121226-OYT8T01238.htm
双葉町議会解散 避難住民ら「住民不在の内輪もめ」



記者会見する井戸川町長(26日、埼玉県加須市で) 年の瀬の26日に解散した双葉町議会。町議選は来年2月上旬にも実施されるとみられ、原発事故による避難指示区域の再編や中間貯蔵施設の建設地選定など、山積する課題への影響は必至だ。双葉郡の他の首長や避難生活を送る町民らからは、井戸川克隆町長と町議会の双方に対し、「住民不在の内輪もめだ」と怒りの声が相次いで上がった。

 「この年末に解散することは、身を削るような思い。苦渋の決断だった」。井戸川町長は役場機能移転先の埼玉県加須市で開いた記者会見で、そう強調した。改選後にまた不信任が決議されるのを防ごうと、町議選に、自身を支持する候補者の擁立を検討。関係者によると、数人に打診しているという。

 町議からは、解散に反発する声が相次いだ。清川泰弘議員は「町長は町民や議会の意見に耳を傾けず、独断で町政をやってきた。解散もそうなのだろう」、岩本久人議員は「町民が求めているのは議会解散ではない」といずれも批判した。

 今月10日に井戸川町長に代わって双葉地方町村会の会長職に就任した山田基星・広野町長は、「解散でも辞職でもどちらにしてもとんでもない話だ。この時期に選挙とは町民にも負担がかかる。双葉郡8町村が一丸とならないと復興が遅れてしまい、県全体が空回りする」と憤りをあらわにした。

 避難生活を送る双葉町民からも怒りと失望の声が相次いだ。いわき市の仮設住宅で暮らす斉藤宗一さん(63)は、「町民の理解を得られるとは思えない」と憤る。埼玉県など県外を転々とし、昨年9月にいまの仮設にたどり着いた。

 「仮住まいに疲れて元気が無くなってきた。町長が県外に避難したままでは、他の自治体より復興が遅れてしまう。早く町の将来を示してほしい」と危惧する。

 福島市の仮設で家族と暮らす双葉町の大塚正樹さん(52)の自宅は、第一原発から約4キロにある。「除染などの問題が山積していて選挙をやっている場合じゃない」と憤った。

 町は年明けにも選挙管理委員会を開き、2月3日の投開票を軸に日程を検討する。改選後、町長が失職した場合は、50日以内に町長選が行われ、新たな町長が決まるのは3月下旬となりそうだ。

(2012年12月27日 読売新聞)

2467名無しさん:2012/12/30(日) 10:06:51
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2468チバQ:2013/01/06(日) 19:56:53
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130105-OYT1T00273.htm?from=ylist
福島県庁を誘致せよ…郡山市が担当部署設置へ

 福島県郡山市の原正夫市長は4日、県庁の同市への移転誘致を目指して、新年度、市役所に「県庁移転推進係」を設置する方針を明らかにした。
 県庁の移転誘致を担当する部署の設置は初めてで、誘致を推進する周辺市町村との連携や情報収集などを行うという。

 この日記者会見した原市長は「市議会で請願が採択され、他の自治体議会でも意見書が提出されるなど、移転誘致の機運が高まっている」と述べ、「震災以来、県や郡山の状況は大きく変わった。20年、30年先を考えたとき、何を今できるか考えながらしっかり取り組みたい」と意気込みを語った。同市では昨年5月、市民団体主催で県庁などの移転を目指すイベントが行われ、原市長も出席していた。

 原市長はこのほか、子供の運動不足を防ぐため屋内プールや屋内運動場を新設する方針も明らかにした。

(2013年1月5日11時53分 読売新聞)

2469チバQ:2013/01/09(水) 21:16:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000031-mailo-l06
東北
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.検証・吉村県政:13年知事選/上 財政 新しい財源確保模索 /山形
毎日新聞 1月7日(月)11時31分配信

 ◇行財政改革で一定成果
. 知事選の告示が10日に迫った。今のところ立候補を表明しているのは再選を目指す現職の吉村美栄子氏(61)のみ。無投票となる公算が大きく、有権者が吉村知事の1期目に対する評価を選挙を通じて表明できない可能性が高まっている。告示を控え主な県の課題から吉村県政の4年間を検証する。
 「予算自体を大きくして、活力ある山形県を作っていきたいといいますか、再生していきたいという思いがあります」
 昨年2月14日、12年度当初予算案を発表する記者会見。財政規模を大きくするのは景気の回復や刺激を狙っているのかを問われ、吉村知事は答えた。また負債部分を将来的に減らせるかを尋ねられると「国家財政と連動して歳入を増やす、つまり産業振興に取り組むことで、できる限り健全財政を目指していきたいのが正直なところ」と語った。
 吉村知事が掲げる「心の通う温かい県政の実現」というスローガンは1期4年の間に浸透してきた感がある。「温かい」という表現は、各分野で事業を見直し、予算を縮小した斎藤弘前知事時代(05年2月〜09年1月)を「冷たい」と断じたことと表裏一体の関係にある。
 斎藤前知事時代は歳出規模が4年連続で5000億円台に抑制された一方、吉村県政は就任1年目の09年度の歳出規模が6219億円(決算ベース)で、6000億円台に戻った。10年度は5915億円と減ったものの、11年度は6106億円、12年度(12月補正後予算)が6309億円と推移。景気・雇用対策の充実などを図った結果、歳出規模は拡大傾向にある。
 積極的に予算を投資し重点政策で成果を上げること。歳出を削減して行財政のスリム化を進めること。会見での吉村知事の発言は、対立するような二つの課題の共存に向けた覚悟をにじませている。
    ◇
 歳出規模が拡大傾向にある一方で、資本形成に向けられる投資的経費(普通建設事業費、災害復旧事業費などの合計)は、吉村県政でも抑え気味に推移している。斎藤県政では初年度(05年度)の1165億円から年々減り、08年度には834億円まで縮小。吉村県政では、09年度が1035億円に上ったものの、10年度が847億円、11年度は896億円に落ち着いている。
.
 加えて、行財政改革の取り組みは、一定の結果を出している。4年間で知事部局職員数を約360人削減、人件費は年間で37億円減少した。10年6月に知事公舎・公館を3億9000万円で売却するなど遊休財産も見直した。県幹部は「今は行財政改革が政策の看板になる状況ではないかもしれないが、続けていかなければならない」と自戒を込めて話す。
    ◇
 県の借金を見てみると、国から後で全額手当てがある臨時財政対策債などを除いた実質的な県債残高は03年の9116億円をピークに10年連続で減少し、12年度(12月補正後予算)は7745億円。一方、国の財源不足に伴って県が立て替える臨時財政対策債費はここ4年で年間400億〜500億円規模で推移。12年度(同)は臨財債残高が3808億円まで増えており、県債残高の合計は1兆2107億円に上る。志賀真幸財政課長は「財源は国に対する依存度が強いので、足腰を強くしていく必要がある」と語る。
 吉村知事は従来の農林水産業の振興に加え、震災後は再生可能エネルギーの開発・誘致に力を傾注している。財政支出の見直しだけでなく、財源確保の模索を続けているようだ。【安藤龍朗】
1月7日朝刊

2470チバQ:2013/01/09(水) 21:16:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000052-mailo-l06
検証・吉村県政:13年知事選/中 雇用創出 短期の数値、独り歩き /山形
毎日新聞 1月8日(火)11時47分配信

 ◇長期安定につながらず
 「知事就任当初は大変な不況の中、景気雇用対策が喫緊の課題で最初に雇用創出に取り組んだ。全国の知事の中でも雇用に力を入れる知事は珍しいといわれたが、(行政経験がなく)庶民生活を続けてきた人間だからそういう視点が持てたと思う」。吉村美栄子知事は先月21日、2期目への公約発表の記者会見で、雇用対策を1期目の公約の柱に取り組んできた自負心をのぞかせた。
 吉村知事は就任直後から09年度末の約1年間で1万人の雇用創出を掲げた「雇用創出1万人プラン」と、10〜11年度の2年間で2万人を目標にした「雇用安心プロジェクト」に取り組んだ。この3年間で計3万8262人の雇用を生み出したと主張するが、大半は国の雇用基金を使った6カ月以内や、最長でも3年以内など期限付きの事業。長期の安定雇用の課題は解消されず、先送りされてきた。「1万人」「2万人」といった数字達成ばかりが独り歩きした感が否めない。
 こうした課題の解消のため今年度から新たに打ち出したのが「やまがた新雇用安定プロジェクト」だ。14年度をめどに、求職者と求人数の差を「ゼロ」にするため「有効求人倍率1・0倍以上」を目標に掲げた。農業の6次産業化や再生可能エネルギー関連など成長分野への積極投資、人材育成などで目標指標を設定。県全部局が連携して産業振興と一体となり安定雇用を生み出すことを狙う。
    ◇
 山形労働局によると、県内の12年11月の有効求人倍率は0・87倍。2年前の10年11月の0・54倍と比べると数字上は回復してきている。昨年5月には0・94倍まで回復したが6月から少しずつ下がり、現在は弱含み傾向だ。1・0倍には07年1月(1・02倍)以来達していない。さらに正社員に限った11月の有効求人倍率は0・47倍で全国平均の0・52倍には届いていない。
 山形労働局職業安定課は「県内の基幹産業の製造業で求人が増えない。受注が来ても短期派遣でやりくりして何とか乗り切っている中小企業も多い」と分析。「休業してでも離職者を出さないように国が助成金で下支えし、企業側に現状の雇用を維持してもらっている状態」と話す。
 雇用状況は08年秋のリーマン・ショックから急激に悪化。持ち直しつつある中で弱含み傾向なのは、円高や領土問題などの世界情勢、エコカー補助金打ち切りなどが影響しているという。県内への企業誘致は見通せず、成長産業の育成で雇用を生み出すまでにどの程度の時間がかかるのかという不安もある。
    ◇
 吉村知事は「有効求人倍率は経済情勢の影響を受けるが行政として目標に取り組む姿勢が大事。業界、現場の市町村と一緒に取り組み、産業振興につなげたい」と強調した。2期目の公約には、正社員の有効求人倍率0・50倍以上を新たに掲げ、中小企業支援策などと一体となって雇用創出を図る考えを主張するが、どこまで安定雇用につながるか見通しにくい。「取り組む姿勢」だけではなく成果が求められている。【浅妻博之】
1月8日朝刊

2471チバQ:2013/01/09(水) 21:17:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000075-mailo-l06
検証・吉村県政:13年知事選/下 観光 PRには厳しい声も /山形
毎日新聞 1月9日(水)12時6分配信

 ◇「山形らしさ」「外国人」が鍵
 「ようやく上り調子になりかけていたのですが」。蔵王温泉観光協会の斉藤長右衛門会長は11年度の観光客に関する資料を手に肩を落とした。蔵王温泉では90年度の246万人をピークに観光客が減少。11年度は東日本大震災が影響し93万人。ピーク時の3分の1近くまで落ちた。
 蔵王温泉をはじめ県内主要温泉地は90年代から観光客が減り続けている。全国的な傾向と同じく、団体客から個人客への旅行形態の変化や、景気低迷による旅行消費縮小が背景にある。
 同協会も手をこまぬいていたわけではない。観光客が減る中、冬季中心から通年型へのPR戦略変更、台湾や香港、韓国からの観光客取り込みなど、攻めの誘客を展開してきた。しかしそうした活動が実を結ぼうとした矢先、震災が起きた。11年3月以降は自粛ムードや原発事故による放射線への懸念から宿泊キャンセルが相次いだ。
    ◇
 吉村美栄子知事は09年1月、12年度までに県内観光客を4500万人まで増やすことを公約に掲げ初当選した。就任初年度には、NHK大河ドラマ「天地人」や映画「おくりびと」の効果もあり、過去2番目に多い4184万人。11年3月には、山形ならではの資源を生かした着地型観光の確立▽広域連携によるインバウンド(訪日外国人旅行者)の取り込み促進などを基本方針に掲げた「やまがた観光交流推進プラン」を策定し公約達成に向け本格始動した。
 ところが結果をみると、11年度の県内観光客数は平成に入り最も少ない3539万人で、2年連続の前年度割れ。月別にみると、4月(前年比30・4%減)、5月(同23・5%減)、6月(同20・5%減)の減少幅が大きく、震災による交通機関の一部途絶や自粛ムード、原発事故による風評被害の影響を強く受けた。
 そうした中で県は今後の成功の鍵として「山形ならでは」をいかに打ち出すか、アジアを中心とした外国人観光客をいかに取り込むかの2点に重点を置く。
    ◇
 観光庁の宿泊旅行統計調査(09年)によると、山形県の宿泊者数は年間約400万人で全国27位、東北4位。外国人宿泊者数は約4万人で全国36位、東北最下位。首都圏での物産市開催、台湾や香港からのチャーター便確保など、県はさまざまな誘客施策に取り組んでいるが、数字を見れば「観光先進県」とは言い難い。とりわけ観光PRには厳しい声が上がる。
 県観光事業審議会委員を務める宮城大の宮原育子教授(地域資源論)は「山形の観光PRは失点もなければ得点もないという印象」と指摘。「自然、農業、歴史、精神文化など豊富な観光資源があるが生かし切れていない。各地域の良い部分を『資源』としてとらえ直し『売り』にする意識がもっと必要」と話す。また「観光客のみならず、ビジネス、イベント、スポーツなどあらゆる来訪者(ビジター)を各産業に結びつける『ビジターズ産業』に観光業を発展させるべきだ」と説く。
 蔵王温泉観光協会の斉藤会長も「県の観光PRは『県内全域を平等にくまなく』を意識し過ぎ。今年は村山、来年は置賜……と力点を置いた方が良い」と訴える。さらに「京都市のように小学生のころから観光業の重要性を教えることも大切。県に音頭を取ってほしい」と話した。【鈴木健太】
1月9日朝刊

2472チバQ:2013/01/12(土) 00:15:28
http://mainichi.jp/select/news/20130111k0000m010011000c.html
山形知事選:吉村美栄子氏が無投票で再選
毎日新聞 2013年01月10日 17時54分(最終更新 01月10日 18時32分)


吉村美栄子知事=2012年12月21日午前11時19分、浅妻博之撮影
拡大写真 任期満了に伴う山形県知事選が10日告示され、無所属現職の吉村美栄子氏(61)以外に立候補はなく、無投票で再選が決まった。知事選での無投票は11年11月の高知県知事選以来になる。

 吉村氏は「県民党」を掲げ、安定雇用の創出や子育て支援策の充実、「卒原発」に向けた再生可能エネルギーの導入促進を公約に盛り込んだ。前回同様に民主、社民、共産の3党が支援。自民は前回、衆院議員や大半の県議が対立候補を支援したが、今回は4年間の県政運営を評価する県議が多く、自主投票を決めた。公明は県議らが吉村氏の後援会のメンバーになり、オール与党体制ができた。

 吉村氏は前回、自民が支援する現職候補を1万712票差で退けて初当選し、東北初の女性知事に就任した。【安藤龍朗】

2473チバQ:2013/01/13(日) 10:20:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130113t51011.htm
知事選だけじゃない 首長選 無投票なぜ多い?

 山形県知事選は告示日の10日、無投票で現職吉村美栄子氏(61)の再選が決まった。知事選では全国的に異例の無投票だが、山形県内の市町村長選では最近、無投票が目立っており、知事選との共通点もささやかれている。ではなぜ無投票が多いのか? 県内の関係者に聞いてみると、自治体の財政難や政党の変化、山形の県民性などが背景から見えてくる。

 県内で昨年、首長選が実施されたのは表の12市町で、このうち10市町が無投票だった。いずれも現職が再選、あるいは3選した選挙で、新人が無投票当選したケースはなかった。
 無投票選挙が多い理由について、「堅実で冒険したがらない山形の県民性が大きいのでは」と見るのはある地方議員。「(地域全体が)現状に満足し『もっといい首長を』という、貪欲さに欠ける」と分析する。
 最上地方の地方議員は県内の政治風土に言及し、「なるべく争いを起こさない。無理してまで戦わない雰囲気、気質があるように感じる」と印象を語った。
 「共産党による対立候補の擁立が他県と比べて少ない」と指摘するのは元県幹部。県内では共産党が現職首長を支持するケースがあり、今回の知事選でも同党は「現職支援」という山形ならではの対応を取った。
 対して共産党の本間和也県委員長は、自民党の政治力低下を無投票選挙の増加と結び付ける。「公共事業が減り、地方で自民党政治が通用しにくくなっている。だから、自民党に首長選で候補を立てる力がなくなっている」との解説だ。
 2011年9月に無投票で再選された新庄市の山尾順紀市長は、地方自治の現状に触れながら持論を展開する。「(首長によって)政策的な幅を出しにくい時代だ。制度が成熟し、少子高齢化という共通の背景もあり、政策論争が難しい。一点集中の争点ならともかく、全体として(主張が)似通ってしまう」
 同様の見方をするのは山形市議会の加藤孝議長。「自主財源の比率が低い中、首長が変わっても目新しい政策を打ち出すことが困難になっている」と、現職との対立軸を打ち出しにくい事情を説明する。
 地方行政に詳しい東北文教大(山形市)の大川健嗣教授(農業経済学)は「財政が豊かな時代であれば『私はこれをやる』と対立点を挙げて戦うことが可能だが、いまは限られた財源の組み替えぐらいしかできない。明らかに欠点や問題がある首長が相手でないと、選挙で戦いにくいのでは」との見解を示す。


2013年01月13日日曜日

2474チバQ:2013/01/13(日) 10:21:59
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/01/13/new1301130901.htm
自民、候補選び大詰め/青森市長選(2013/01/13 09:10)
 4月14日投開票の青森市長選で、自民党の候補者選びが大詰めを迎える。党市支部は今週、推薦願を提出した3人の面談を行い、早ければ週内に候補を絞り込む方針。同じ自民でも市議会の会派が分かれるなど派閥争いを抱える同市の政治状況だけに、支部は難しい選考を迫られる。
 推薦願を提出しているのは県議の高橋修一(42)、市議会前議長の花田明仁(60)、前県副知事の蝦名武(67)の3氏。支部の選考委員会は17日に面談を行い、早ければ18日の総務会で候補を決める。
 現職鹿内博氏(64)の対抗馬擁立を目指す自民だが、同市での勢力図は複雑。県議ごとに系列市議を抱え、互いにしのぎを削る「三十数年来の勢力争い」(県議)が続き、さらに国会議員との関係も絡む。議会会派は市政会と自民の二つに分かれており、おおむね自民が高橋氏、市政会が花田氏を推している。
 こうした状況で進む選考について、自民関係者は「『勝てる候補』という条件よりも、過去のしがらみが優先されかねない」と懸念する。各勢力の動きに対し、市政界のしがらみが少なく行政経験が豊富な蝦名氏を推す声も強まっている。
 選考委員は森内之保留支部長や津島淳衆院議員、山崎力参院議員ら8人。委員の一人は「誰に決まっても自民として一枚岩で支えるのが重要」と話すが、しこりが残れば3カ月後に迫る市長選への影響は避けられない。
 一方、再選を目指す鹿内氏は今月中に出馬を正式表明する見通しだ。(今井崇雄)

2475チバQ:2013/01/13(日) 10:33:59
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130112ddlk02010009000c.html
選挙:青森市長選 自民、一本化に波乱? 3候補、割れる市議の支持 /青森
毎日新聞 2013年01月12日 地方版

 任期満了に伴う次の青森市長選(4月7日告示、同14日投開票)に向け、自民党市支部は来週中にも、県議の高橋修一氏(42)、前市議長で市議の花田明仁氏(60)、前副知事の蝦名武氏(67)の3氏から推薦候補を一本化する方針だ。選考委員の半数は国会議員や県議で「党幹部との付き合いが深い蝦名氏が有利」との見方がある一方、党員市議の7割は高橋、花田両氏を支持し、蝦名氏支持を明言する市議はゼロ。選考委の決定に市議らの反発も予想され、波乱含みの様相だ。【鈴木久美】

 自民党籍を持つ市議は「自民党」と「市政会」の2会派に分かれている。自民党は所属する全7人が党籍がある。一方、市議会最大会派の市政会では11人中6人が党籍を持ち、名乗りを上げた花田氏も所属している。

 毎日新聞が11日までに、3氏の中で誰を支持するかを党籍を持つ市議13人に尋ねたところ、自民党会派では高橋氏5人、未定2人。市政会は花田氏4人、高橋氏1人、未定1人だった。両会派ともに蝦名氏支持を明言した市議はいなかった。副知事時代の業績を疑問視する声や県職員出身で党員になって日が浅いことを指摘する意見が目立った。

 推薦候補を一本化する選考委員は8人中、半数の4人は市議。このうち、渋谷勲議員と里村誠悦議員は、同じ市政会の花田氏支持を明言した。自民党会派会長の大矢保議員は高橋氏支持を表明、同会派の小豆畑緑氏は態度を保留した。

 選考委員のうち残る半数は、森内之保留支部長(県議)▽津島淳衆院議員▽山崎力参院議員▽山谷清文県議の4人。選考委は17日午前中に3氏を面接し、午後にも推薦候補を一本化する方針だ。その後、18日に支部役員会の承認を経て、同総務会で推薦候補を正式決定する。議論が長引いたとしても、19日までに決定するという。

 森内支部長は「選考委では多数決せず、議論で総合的に判断する」と選考方法を説明。その一方で「役員会と総務会から選考委に一任は取り付けておらず、選考委の結果が、総務会で覆る可能性はありうる」と慎重に話す。

 役員会は市議11人と県議4人、幹事2人の計17人、総務会は役員会の17人と党員30人からなる。総務会長でもある渋谷議員は「選考委の決め方が納得できなければ、(選挙に)協力できないと総務会で突きつけることもある」とけん制する。高橋氏を支持する自民党会派の市議は「選挙の“実働部隊”となる市議の納得が得られなければ、(出馬が見込まれる)現職に有利になるだけ」と言い切る。

 ただ、高橋氏支持を表明した市議の中には「選考委が決めた決断には組織の一員として応援すべき」との意見も。態度保留とした別の市議は「誰を支持するか決めていないが、後援会の中には蝦名氏の行政手腕を評価する声が多い」と話すなど流動的な要素もある。

 推薦を待つ3氏は、高橋氏が「選考結果に従う」、花田氏が「納得のいく選考をしてほしい」、蝦名氏は「党員としての日は浅いが自民党との付き合いは長い」と話している。

 鹿内博市長(64)は同支部に推薦願を提出しておらず、今月中にも出馬表明する方針。

2476チバQ:2013/01/13(日) 16:51:52
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130112-OYT1T00082.htm?from=ylist
タンクローリーと衝突、車運転の市議が死亡

 宮城県亘理町の常磐自動車道で11日、タンクローリーが乗用車と衝突して高速道路下に転落、炎上した事故で、乗用車を運転していた同県角田市尾山、同市議玉手安博さん(64)が頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。


 タンクローリーの同県利府町神谷沢、会社員中川孝治さん(50)は頭に軽いけがを負った。

 県警高速隊などによると、現場は片側1車線の対面通行区間で、上り線を走行中のタンクローリーがセンターラインをはみ出したとみられる。事故の影響で、常磐道・亘理―山元インターチェンジ間の上下線が、約6時間半にわたって通行止めとなった。

(2013年1月12日00時42分 読売新聞)

2477チバQ:2013/01/15(火) 01:15:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130114/lcl13011422030000-n1.htm
福島県知事が入院 大腸から出血し治療
2013.1.14 21:59

福島県の佐藤雄平知事
 福島県は14日、佐藤雄平知事(65)が大腸憩室出血の治療のため、13日から福島市内の病院に入院していると発表した。症状は落ち着いており、1週間から10日程度の入院を見込んでいる。

 県秘書課によると、佐藤知事は13日午後、体がふらつくと体調不良を訴えて検査入院し、大腸憩室出血と診断された。手術の予定はなく、安静にして服薬などで治療する。

 佐藤知事は、13日に林芳正農相、14日に民主党の細野豪志幹事長との会談を予定していたが、いずれも中止した。15日の公務は副知事が代行し、16日以降も代行か中止で調整する。

2478チバQ:2013/01/16(水) 23:49:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130115-OYT8T01303.htm
[クローズアップ]大槌旧庁舎 保存か解体か

 東日本大震災で全壊した大槌町役場旧庁舎を巡り、町内で意見が割れている。「後世に被害の大きさを示す大切な遺構だ」と保存を主張する意見がある一方、「見たくない」「町の復興を優先すべきだ」と解体を求める声も多い。保存した場合に町が負担する維持管理費用も悩みの種だ。町は、周辺の復興計画に遅れがないよう3月下旬までに結論を出す予定だが、難しい判断を迫られている。(宮下洋介)

 「壊れた旧庁舎を見ると、今でも足が震える。でも、実物を残すことで、将来の町民に防災の大切さを訴えることができる。映像や写真では伝わらない」

 昨年11月10日に発足した旧庁舎の扱いを協議する検討委員会(委員長=豊島正幸県立大教授)の初会合。長女(当時33歳)を亡くした女性委員(70)は保存の必要性を強調した。

 兄(当時29歳)を亡くした別の男性委員(29)は「残すなら別の建物でもいい。もう、見るのも嫌だ。早く壊してほしい」と反論。議論は平行線をたどった。

                        ◇

 1月12日の第2回の検討委で、町は議論の「たたき台」として、保存、解体それぞれの手法や費用を試算した資料を提示した。

 保存案では、倒壊を防ぐ補強に2億円、内部整備に1億円がかかると試算。観覧用施設を建設すると計7〜8億円が必要と見積もった。建物で囲めば、見たくない人に配慮できるが、維持管理費用が課題になる。

 一方、解体案の費用は1億円。慰霊碑や映像施設などを設けた場合は、計1億1600万〜1億3600万円となる。維持管理費用は少なくて済むが、震災遺構としての役割は薄まり、役場があったことすら忘れられる可能性がある。

 町は中間案として壁面や床などの一部を保存する案も提示。計1億6500万〜4億円が見込まれる。

 保存にかかる費用には国の予算を活用できる可能性があるが、維持管理費用は約50年で建設費の4〜5倍かかる。町議会は昨年、保存を求める請願を不採択としたが、財政負担の重さが主な理由だ。阪神淡路大震災後に兵庫県と淡路市などが計約40億円をかけて建設し、第3セクターが運営する記念公園でも、昨年度は管理運営費に約2800万円の赤字が出たという。

                        ◇

 「旧庁舎への思い入れが少なく、費用負担を心配する意見が多い」

 昨年末までに町民から寄せられた意見を分析した町幹部の印象だ。ただ、回答者は51人。豊島委員長は「今は自らの復興が優先で、旧庁舎の扱いを考えられない人が多い」とも感じている。

 豊島委員長は「町の財政を考えれば、金銭の問題があるのは事実だが、将来的に(残すべき)特別な場所と感じる人も多いのではと思う。鎮魂という意義を忘れずに検討したい」と議論を慎重に進める意向だ。

◇現実的な妥協点探る

 津波で宅地・市街地の約52%が浸水し、人口の約1割が死亡・行方不明となった大槌町。被害の爪痕を深く残す町旧庁舎は、他県からの訪問者が手を合わせる慰霊の場所にもなっている。周囲の建物が解体された後も残されていたことには、そんな背景もあっただろう。

 遺族の中には、震災の記録という意義とは別に、「早く壊してつらい記憶を忘れさせて」との思いと、「思い出の場所を壊さないで」という割り切れない感情がある。考える時間があれば議論は深まるが、周辺の復興工事が始まる前までに判断を迫られているのが現状だ。

 それぞれの思いを尊重するならば、中間案も一つの手法。そのためには、将来にわたる維持費用の負担を覚悟しなければならない。

 町幹部は、「町民の意見をできるだけ取り入れたいが、負担は重い。被害範囲が広い今回の震災では、国に負担を頼むのも難しい」と話す。町民の思い。将来にわたる負担。町は検討委の議論を見守りながら現実的な妥協点を探っている。

(2013年1月16日 読売新聞)

2479チバQ:2013/01/17(木) 00:27:27
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/16/kiji/K20130116004987830.html
「放射能から頭が離れ、すっきり」福島市長が発言

 
 瀬戸孝則福島市長は15日、大阪市役所で橋下徹大阪市長を表敬訪問した際、冒頭のあいさつで「久しぶりに放射能から頭が離れまして、すっきりしているところでございます」と発言した。

 瀬戸市長は表敬訪問後、記者団に発言の真意を問われ「毎日放射能に追っ掛けられているから、放射線量とか食品検査とか風評被害だとか賠償だとか、そんなことで(頭が)いっぱいですからね」と釈明した。

 東京電力福島第1原発事故を受け、除染で生じる廃棄物の取り扱いについても、記者団に「持っていくところがないんです。どうしているかというと、自分のところの庭に安全に(保管している)。意外と(放射性)セシウムっていうのは安全に保管できるんですよ。近づかなければ、あるいは遮蔽(しゃへい)すれば、(セシウムは)飛んできませんから」との認識を示した。

 原発事故の除染で出た汚染土壌や廃棄物をめぐっては、安全に保管するための中間貯蔵施設や、その前段階の仮置き場の設置が進まず、福島県の復興の妨げになっている。瀬戸市長の発言は、住民の自宅保管でも安全だと強調したものとみられ、波紋を呼びそうだ。

[ 2013年1月16日 06:00 ]

2480チバQ:2013/01/19(土) 13:34:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130118-OYT8T01652.htm
青森市長選 自民支部は蝦名氏を推薦

 4月の青森市長選に向け、自民党市支部は18日、前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補とすることを決定した。記者会見した蝦名氏は「党の支援を受け、何としても市政を奪還したい」と述べた。

 支部は、推薦願を提出していた蝦名氏、県議の高橋修一氏(42)、前市会議長の花田明仁氏(60)の3人から候補の一本化を進めてきた。この日、市内で開かれた選考委員会で、行政手腕が高いとして蝦名氏に絞り込まれ、続く役員会、総務会で承認された。

 3人と役員が並んで行った記者会見で蝦名氏は、「決断と実行を掲げ、青森市を県都にふさわしい都市にしたい。党や市議の意見を聞きながら政策をまとめたい」と抱負を語った。支部長の森内之保留県議は「一丸となり、勝つための態勢を構築したい」と語った。

 蝦名氏は青森市出身。1969年に県庁に入庁し、商工観光労働部長などを歴任して2003年8月に副知事に就任した。11年6月に退任、市内に税理士事務所を開設している。昨年11月、市長選に出馬したいと名乗りを上げた。

 一方、再選を目指す現職の鹿内博氏(64)は近く出馬表明する。

(2013年1月19日 読売新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000008-mailo-l02
選挙:青森市長選 自民市支部、蝦名前副知事を推薦候補に決定 行政手腕を評価 /青森
毎日新聞 1月19日(土)10時38分配信

 任期満了に伴う次の青森市長選(4月7日告示、同14日投開票)で、自民党市支部は18日、推薦願を提出した3人の中から、前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決定した。前日に続き、市内のホテルで開かれた選考委員会で蝦名氏に絞り込み、役員会と総務会で了承した。副知事時代の行政手腕を評価した一方、立候補は初めてで知名度不足などを懸念する声もあり、同支部は選挙戦への態勢作りを急ぐ。【鈴木久美】
 この日の記者会見で蝦名氏は「青森市の発展が県の発展につながる。県や国と連携し、県都にふさわしい品格ある都市にしたい」と抱負を述べた。市政の課題として、若者の雇用対策や執行部と市議会の協力、財政改革などを挙げた。
 蝦名氏のほかに、県議の高橋修一氏(42)と前市議長で市議の花田明仁氏(60)が推薦願を提出していた。森内之保留支部長は3人の中で蝦名氏が評価された理由として「行政手腕とやってきた実績」を挙げた。知名度不足や後援会組織がないことなどの課題には「いろいろな人に会ってもらい、知名度不足を克服していく。自民一丸となって戦っていく」と強調した。
 会見に同席した高橋氏は「私に対する党の評価が低いと率直に受け止めて精進を重ねていく」と話した。花田氏は「決まった以上は当選のため全力を尽くしたい」と語った。
 選考委員らによると、午前中の選考委では高橋氏と花田氏を推す声もあったが蝦名氏に一本化することで合意し、続く役員会と総務会でも、異論もあったが、最終的に了承を得たという。
 蝦名氏は青森市出身。69年に県職員に採用され、03年8月から11年6月まで約8年間、三村申吾知事の下で副知事を務めた。
 市長選を巡っては、現職の鹿内博氏(64)が再選に向けて意欲を示しており、今月中にも正式に出馬表明する見通し。
1月19日朝刊

2481チバQ:2013/01/19(土) 13:50:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130119t21029.htm
青森市長選 自民支部、蝦名氏推薦 全会一致ならず
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)で、自民党青森市支部(支部長・森内之保留青森県議)は18日、役員会と総務会を開き、元青森県副知事の蝦名武氏(67)の推薦を決めた。
 蝦名氏は「現市政に停滞感がある。何としても奪還したい」と意欲を語った。
 同支部には県議の高橋修一氏(42)と前青森市議会議長の花田明仁氏(60)も推薦願を提出。国会議員、市議ら8人の選考委が、16日から面接などを行い一本化した。
 森内支部長は「候補者の調整は難航したが、党支部として方向性は見いだした。一丸となって支援したい」と述べた。選考の過程については明らかにしなかった。支部の決定を受け、党県連も近く推薦を決める。
 関係者によると、同日午後の役員会では「(蝦名氏は)選挙経験がないが大丈夫なのか」「副知事としての仕事を市民はどこまで知っているのか」と不満の声も上がったという。
 選考委は当初、17日午後に結論を出す予定だったが、花田氏を支持する選考委員との間でまとまらず、18日になった。党支部幹部は「最後まで全会一致とはならなかった。これからの体制づくりが大変」と話した。
 現職の鹿内博氏(64)は来週にも立候補を表明する見込み。
 鹿内氏は「蝦名氏とは県政で何度も議論してきた間柄。どこをもって市政の停滞と言っているのか聞きたい」と話した。


2013年01月19日土曜日

2482チバQ:2013/01/19(土) 13:57:53
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201301194
無投票の公算大きく 双葉町議選双葉町の井戸川克隆町長への不信任決議案可決をめぐる町議会解散を受け、24日告示、2月3日投開票で行われる町議選(定数8)は、無投票となる公算が大きくなった。

18日、町役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で立候補予定者の事前審査が行われ、審査を受けたのは前職の8人だけだった。

14日の立候補予定者説明会に出席した新人の1人は審査を受けなかった。

審査を経なくても告示日に立候補を届け出ることは可能で、選挙戦となる可能性も残されている。

井戸川町長への不信任決議案には前職全員が賛成している。

仮に前職全員が当選し、再び不信任決議案を可決した場合、井戸川町長は自動的に失職し、町が町選管委に失職を通知した翌日から50日以内に町長選が行われる。

可決には議員の3分の2以上の出席と、その過半数の賛成が必要となる。

町長選には失職した町長も立候補できる。


2013年01月19日 10時00分 配信

2483名無しさん:2013/01/20(日) 11:16:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130120t31008.htm
閣僚、岩手に来ない… 野党寄りの知事の影響?

 第2次安倍内閣が発足して以来、岩手県に視察に入る閣僚が宮城、福島両県に比べ極端に少ない状況が続いている。岩手県政界では「衆院選で達増拓也知事が野党を全面支援した影響ではないか」と臆測を呼んでいる。
 宮城と福島両県を訪れた主な閣僚は表の通り。1月に入り、両県には連日のように閣僚が入る。岩手はゼロだったが、ようやく20、21日に根本匠復興相が訪れる。
 安倍晋三首相は昨年12月29日に福島県に入り福島第1原発などを視察。1月12日には石巻市の造船会社などを訪れた。現時点で岩手訪問の予定は決まっていない。
 閣僚らの岩手入りが少ない理由を、ある民主党県議は「達増知事の政治姿勢」とみる。知事は日本未来の党の発足に関わり、衆院選で同党候補の応援に奔走した。「復興支援に差をつけることはないだろうが、政府与党は快く思っていないだろう」と推測する。これに対し岩手県幹部は「岩手の被災地だけは東京から日帰りが難しいため」と一笑に付す。「まとまった時間が取れれば、来てくれるはずだ」と期待する。


2013年01月20日日曜日

2484チバQ:2013/01/20(日) 21:11:27
http://mainichi.jp/select/news/20130121k0000m040048000c.html
福島県双葉町:井戸川克隆町長 体調不良を訴え入院
毎日新聞 2013年01月20日 20時00分(最終更新 01月20日 20時25分)

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場ごと避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長(66)は20日、宿泊先の同県郡山市のホテルで「頭が重い」と職員に訴え、市内の病院に入院した。意識はあり21日以降に検査するという。

 町によると、町長は19日に同県いわき市で開いた町政懇談会に出席し郡山市に宿泊。20日朝、体調不良を訴えた。20日に福島、郡山両市であった懇談会を欠席し、井上一芳副町長が代理出席した。21日の加須市での懇談会も代理出席する予定。

 双葉町では昨年末、不信任決議を受けて町長が議会を解散。今月24日に町議選が告示される。【神保圭作】

2485チバQ:2013/01/22(火) 21:47:58
http://mainichi.jp/select/news/20130123k0000m040055000c.html
双葉町議選:無投票か 出馬意向、前職の8人のみ
毎日新聞 2013年01月22日 20時26分(最終更新 01月22日 21時02分)


双葉町役場が移転し住民が暮らす埼玉県加須市の旧高校に初めて設置された町議選の選挙ポスター掲示板。昨年末の衆院選などでは、福島県内の仮設住宅などにだけ設置されていた=埼玉県加須市で2013年1月22日正午ごろ、神保圭作撮影
拡大写真 東京電力福島第1原発事故で役場ごと埼玉県加須(かぞ)市に避難中の福島県双葉町で、不信任決議を受けた町長が議会を解散したことに伴う町議選(定数8)が24日告示される。前職8人の他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。新議会が再び不信任決議をすれば失職に伴い町長選も実施されるため、町政停滞が長期化する懸念もある。町民は「他町に比べ復興が遅れている」と不満を募らせる。

 加須市の役場支所で町職員が嘆く。「役場機能移転などの議会との打ち合わせができず、選挙準備で来年度予算案の編成作業も遅れている」。福島県いわき市への機能移転や警戒区域再編、中間貯蔵施設の現地調査などの懸案も動きが鈍い。役場機能では、早期の福島帰還を求める町議会に、慎重な井戸川克隆町長という構図。県や他町が受け入れを決めた現地調査でも、井戸川町長は慎重姿勢だ。

 対立が高じ町議会は昨年12月、不信任決議案を全会一致で可決。町長は解散で対抗したが、町長支持派の新人擁立は進んでいない。2月3日投開票の日程だが、無投票で議員の構成も同じなら、不信任決議案再可決の可能性が高まる。その場合、地方自治法に基づき町長は失職し、50日以内に町長選がある。

 こうした状況に町民の不満は募る。「けんかせず仲良くやってもらいたい。他の町と比べて復興の遅れは明らかだ」。21日に加須市であった町政懇談会。町民の発言に、会場は大きな拍手で応え「その通り」と掛け声も飛んだ。いわき市での懇談会でも井戸川町長を前に「町民約7000人の半数以上が戻らない決断を固めている」と厳しい意見が出た。

 双葉町でバラ園を営んでいた岡田勝秀さん(68)は「2年近く足が止まったままの生殺し状態だ」と憤る。避難先の茨城県つくば市から一時帰宅する度に、荒れ果てていく園を見るのがつらい。「町長が考えを貫くのはいいが、少しは頭を冷やしてほしい」と話す。

 いわき市の仮設住宅に暮らす40代女性は「自前の学校(町立小中学校の仮設校舎)がないのは双葉町だけ」と町政を批判。「いつまでも国や県の対応を批判するだけではだめ。町民と一体になって自立した町の将来像を示すためにも、決断力・実行力のある新しい議員と町長で出直すべきだ」と話した。【神保圭作、中尾卓英】

2486チバQ:2013/01/23(水) 23:37:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000589-san-pol
双葉町長が辞職表明「一生懸命やってきた。今が潮時…」
産経新聞 1月23日(水)19時41分配信

 東京電力福島第1原発事故で、汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の候補地になったことへの対応をめぐり、議会に不信任決議をされた福島県双葉町の井戸川克隆町長が23日、辞職する意向を明らかにした。

 双葉町は原発事故のため、役場機能を埼玉県加須市の旧県立高校に移転している。町関係者によると、井戸川町長は町職員に「一身上の都合」と説明した。

 井戸川町長は中間貯蔵施設をめぐり、昨年11月に福島県知事と双葉郡7町村長が現地調査受け入れを決めた際、協議を欠席。「環境省に調査について質問し、回答を待っている」と理由を説明していた。

 町議会(定数8)は12月「賛否があっても、汚染土壌の処分問題は避けて通れない。町長は自分の考えだけで事に当たろうとした」と全会一致で不信任決議を可決。

 これに対し、町長は辞職せず、議会を解散した。町議選は24日に告示の予定。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000094-mai-soci
井戸川・双葉町長>辞意を表明 不信任案提出など理由に
毎日新聞 1月23日(水)21時15分配信



辞意の理由について答える福島県双葉町の井戸川克隆町長=埼玉県加須市の旧騎西高校で2013年1月23日、大平明日香撮影
 東京電力福島第1原発事故で全域が警戒区域になっている福島県双葉町の井戸川克隆町長は23日、町議会側に辞意を伝えた。役場ごと避難している埼玉県加須市で毎日新聞の取材に「町民の皆さんに(町政について)理解されなかった」と語った。事故で避難区域が設定された市町村で首長の辞職は初めて。出直し町長選まで混乱が続き、復興の遅れにつながるのは必至だ。

 井戸川氏は取材に「町政懇談会などで理解を得られていないと感じた。不信任案も3回提出された」と説明。国が同町などへの設置を目指す中間貯蔵施設に関し「前政権は拙速な進め方をしたので体を張って止めたかった。新政権は話し合いながら進めようとしている」ことも辞意の理由に挙げた。次期町長選の出馬は否定した。

 町によると、井戸川氏は23日、議会解散で空席の議長に代わり議会事務局長にあて「一身上の都合により辞職したい」との文書を議会事務局に提出。地方自治法の規定で20日後に辞職が決まる。佐々木清一前議長は「辞めた理由は聞いていない」と話した。

 井戸川氏は、町の放射線量が高く住民の健康を守れないことを主な理由に、中間貯蔵施設設置や警戒区域再編など国の方針に反対を表明。役場機能の福島帰還を求める町議会とも対立、国や県との会合を欠席するなどの「手法」には批判もあった。町議会が昨年12月に3度目の不信任決議案を可決すると、議会を解散。だが、24日告示の町議選は前職8人の無投票当選の公算で、新議会が再び不信任決議をすれば自動的に失職する。【大平明日香、神保圭作】

2487チバQ:2013/01/24(木) 22:27:44
http://mainichi.jp/select/news/20130125k0000m040043000c.html

福島県双葉町:町議選告示 9人が立候補して選挙戦に
毎日新聞 2013年01月24日 19時53分(最終更新 01月24日 21時06分)

 福島県双葉町で24日、議会解散に伴う町議選(定数8)が告示され、無投票の公算から一転、9人が立候補して選挙戦に入った。井戸川克隆町長が23日に辞意表明(2月12日付で辞職)したばかりで、町長と町議会ともに「空席」状態となり、原発事故からの復興に向け、町政の正常化が急がれる。

 急きょ立候補したのは元職で、前職8人が無投票当選の見込みと知り「町長と対立する議会(のあり方)はおかしい。町民に考えて選んでもらうのがいい」と24日に出馬を決めたという。一方の前職は「町民に『選挙どころじゃない』と言われた。申し訳ない」と話し、別の前職は「町民の願いに応えるという原点に戻って再スタートしたい」と語った。

 昨年12月に不信任決議を受けた井戸川氏が対抗して議会を解散した。投開票は2月3日で、23日現在の有権者数は5381人。

 一方、町選管は24日、町長選は2月28日告示、3月10日投開票と決めた。

 町は事故で警戒区域に指定され県内自治体で唯一、福島を離れ役場ごと埼玉県加須市に避難。福島県いわき市への役場機能移転や警戒区域再編、中間貯蔵施設の現地調査などの懸案を抱える。【大平明日香、神保圭作】

2488チバQ:2013/01/24(木) 22:38:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130123-OYT8T01213.htm
「復興へ歩み停滞」 双葉町長辞意に懸念や驚きの声

 双葉町議選の告示を翌日に控えた23日に突然発表された井戸川克隆町長(66)の辞意。昨年12月に町議会が不信任決議を可決し、井戸川氏が議会を解散した経緯があり、周辺自治体の首長や住民らからは「復興への歩みが停滞する」と懸念する声が相次いだ。

 井戸川氏は今月20日、体調不良を訴え郡山市内の病院に検査入院していたが、23日退院したばかり。辞職申し出の知らせに、佐藤知事は「突然のことで正直、驚いている」とコメントした。

 大熊町の渡辺利綱町長は「なぜ今の時期なのか。復興に向けて一緒に取り組んできただけに残念だ。双葉郡で足並みをそろえてきた中間貯蔵施設などの問題が停滞する」と懸念した。

 浪江町の馬場有町長は「郡全体の再生を目指して頑張っている中で、極めて残念」と述べた。国との協議を欠席したことについては「手順が間違っていた。意に反する会議でも出席して、堂々と意見を言うべきだった」と語った。

 井戸川氏の後任として双葉地方町村会長に就いた山田基星・広野町長は「議会との関係などで苦渋の選択をされたのだと思う。郡は一つになって力を合わせてやっていきたい」と述べた。

 葛尾村の松本允秀村長は「町議会を解散したのに町長職を辞任すると、『なぜ解散したのか』ということになる」と疑問を呈した。中間貯蔵施設の問題も「影響が出るのでは」と述べた。

 飯舘村の菅野典雄村長は「被害者の意識が強すぎ、問題ある対応につながったのでは」とみる。「双葉地方町村会長として国との交渉に立ち、追いつめられたのでは。県全体で考える仕組みが必要だ」と語った。

 富岡町の遠藤勝也町長も「速やかに後任の町長を選出し、郡が一つになって復興のためにやるしかない」と語った。

 避難生活を送る双葉町民も複雑な反応を示す。福島市内の仮設住宅で暮らす須藤三枝子さん(64)は「住民には何も説明がない。補償がどうなるのかなど、ちゃんと話を進めてほしい」と訴えた。いわき市内に避難した会社員福田一治さん(40)は「民意と合わない点もあった。今後はスピード感を持って取り組んでほしい」と話した。

(2013年1月24日 読売新聞)

2489チバQ:2013/01/24(木) 23:05:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130123-OYT8T01445.htm
青森市長選 蝦名氏推薦に市議ら異論

 4月の青森市長選を巡り、自民党市支部が前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決定したことに対し、同党市議の間で異論が噴出している。

 一部市議が、支部の選考から外れた県議の高橋修一氏(42)に出馬を改めて要請。支部幹部が目指してきた挙党態勢にほど遠い状況となり、選考過程からくすぶる“しこり”が顕在化した。

 22日に市議を中心に開かれた会合で要請を受けた高橋氏は、「支部が決定した以上、出馬の意思はない」と断ったが、選考への反発は収まらず、最終的に高橋氏は「預かりたい」と回答した。

 取材に高橋氏は、「愛党精神を持って(推薦候補に)手を挙げた。支部決定に対して市議の不満が大きいことに驚いている」と戸惑いを隠せない。

 蝦名氏を選んだ理由として支部が役員会などで説明したのは、行政手腕と党としての「まとまりやすさ」。

 これに対して市議からは「(蝦名氏は)市議との接点がない。支持が広がらず、無党派層を取り込めない」と疑問の声が上がり、選挙応援の動きも鈍い。

 一方で、高橋氏の若さや、党への貢献度などを重視する意見が高まり、市議会の自民会派によると、党籍がある市議13人中7割ほどが高橋氏支持でまとまったという。市議の1人は「離党は覚悟の上」と語気を強めた。

(2013年1月24日 読売新聞)

2490チバQ:2013/01/24(木) 23:27:17
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/01/24/new1301240903.htm
青森市長選 自民党に不協和音(2013/01/24 09:05)
 任期満了に伴う4月の青森市長選で、自民党に不協和音が広がっている。元青森県副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決めたが、選考過程をめぐって市議が反発。選考に漏れた県議の高橋修一氏(42)に離党しての出馬を促す事態となった。現時点で本人に出馬の意思はないが、周囲は収まりそうにない。
 党青森市支部の選考には、蝦名、高橋両氏のほか、前市議会議長の花田明仁氏(60)が名乗りを上げた。国会議員2人、県議2人、市議4人による委員会で選考を進めた。
 選考では、二つに割れる市議会の自民勢力が、それぞれ高橋氏、花田氏を推す状況も考慮。18日に、市政界でしがらみの少ない蝦名氏を「自民が一丸となれる人物」として推薦候補に決定した。
 だが、蝦名氏を推す勢力がなかった市議会は「国会議員や県議が仕組んだ出来レースだ」と反発。長く争ってきた両勢力が一致団結して異議を唱える、皮肉な事態となった。
 22日には両勢力が合同で会合を開き、一部市議が高橋氏に出馬を要請。高橋氏は「自民がまとまって現職に挑むべき」と固辞したが、市議側は最後まで譲らなかったという。
 また、自民同士が争った衆院中選挙区時代の名残や、県議・市議の勢力争いで生じた複雑な政治状況が混乱の一因として、両勢力の市議会会派の合流を目指す方針を確認。加わらない議員もいるとみられ、自民勢力の流動化が進む気配だ。
 一方、市議会の動きに対し、自民内には「誰が選ばれても混乱は避けられなかった。だが、決定が気に入らないからといって従わないのはおかしい。現職を利するだけだ」と冷ややかな声もある。
 高橋氏は23日の取材に「出馬しない旨を何度も言ったが、収まらなかったのでひとまず要請を預かる形になっている」と説明。当面は事態の推移を見守る構えを見せる。(今井崇雄)

2491チバQ:2013/01/26(土) 01:23:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130125t11027.htm
1日の差、同日選困難 参院選と仙台市長選 公選法が壁に

揺れる仙台市長選の日程


 今夏に予定される仙台市長選が、わずか1日の差で参院選と同日選にならない公算が大きくなっている。公選法の規定が壁となるためで、別々に行えば選挙事務経費は同日選に比べて1億9000万円余計に掛かる。復興事業で財政事情が厳しい中、市幹部からは「何とか一緒にできないものか」とため息が漏れる。

 公選法は参院選について、「参院閉会日から24日以後30日以内に行う」と定める。今月28日召集の通常国会の会期は6月26日までで、7月21日の投票が有力視される。
 一方、奥山恵美子市長の任期満了は8月21日。市長選は「任期が終わる日の前30日以内に行う」と規定され、7月22日が最も早く設定できる投票日になる。
 同日選の最大のメリットは、コスト削減だ。市選管の試算では、参院選の事務経費は2億5000万円、市長選は3億2000万円。同日選なら3億8000万円で済み、1億9000万円を圧縮できる。
 投票率向上の効果も見逃せない。12年前、2001年の市長選は参院選と同日選となり、投票率は56.26%と前回を24.29ポイントも上回った。ベテラン議員は「費用が節減できる上、有権者もまとめて1回で投票できる。願ったりかなったりだ」と同日選の実現を訴える。
 現時点で想定される市長選の投票日は7月28日と8月4、11、18日。仙台七夕まつりとお盆を避けると、7月28日と8月4日が濃厚で、前者に決まれば2週続けての大型選挙、後者の場合は告示(7月21日)が参院選の投開票と重なる。
 同日選となるよう、奥山市長が仮に任期途中で辞職して再選すれば、任期は8月21日までで再び選挙をする必要がある。自分の選挙に有利な時に首長が辞職するのを防ぐことなどを理由に、公選法の特例があるためだ。
 市長選と市議選が半年ほど離れている埼玉県所沢市と神奈川県鎌倉市は構造改革特区を利用して同日選実現を目指すが、総務省は「特例は変えられない」との姿勢を崩していない。
 通常国会の会期が延長されれば、同日選となる可能性が残る。仙台市選管は3〜4月に市長選の日程を決める予定。自力では打つ手がない悩ましい状況が当面、続く。


2013年01月25日金曜日

2492チバQ:2013/01/26(土) 01:25:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130125t61013.htm
町議と町民不満、失望 双葉町長辞職へ

辞意表明する井戸川町長=23日夜、埼玉県加須市の仮役場


 福島県双葉町の井戸川克隆町長(66)の辞意表明から一夜明けた24日、町議と町民に不満と失望が広がった。この日は井戸川町長が解散に追い込んだ町議会の出直し選挙の告示日。候補者は「何のための解散だったのか」と不平を鳴らす。町は福島第1原発事故で全町避難が続き、課題は山積。町長選の日程も割り込んで町政空白が長引き、町民は「復興が遠のく」と嘆いている。
 埼玉県加須市の仮役場で町議選の立候補届け出をした前議員(55)は「今辞めるのなら不信任決議を受けた時に身を引くべきだった。どこまで町を混乱させたら気が済むのか」と憤る。
 町議会は昨年12月、「原発事故からの復興が進んでいない」として井戸川町長の不信任決議案を全会一致で可決した。町長は受け入れず、議会を解散する対抗手段に打って出た。その揚げ句の退陣に、失職に追い込まれた前議員の間に不平が充満している。
 井戸川町長は2月12日に辞職予定。町選管は24日、町長選の日程を2月28日告示、3月10日投開票と決めた。議会解散と町議選で生じた町政空白がさらに長期化する。
 福島市の仮設住宅に避難する町民男性(79)は「こんな時期に辞めれば避難区域再編や賠償をめぐる国との交渉がますます遅れる」と気をもむ。
 町はほかの避難区域の市町村に比べ、区域再編や復興計画の策定が遅れ、町民の多くは焦りを募らせている。
 郡山市の仮設住宅で暮らす養蜂業小川貴永さん(42)は「重要会議で欠席を重ね、町民の思いをくみ取れなかった。町民の声に耳を傾ける機会も少なかった」と話した。
 井戸川町長はこの日、静養を理由に役場に顔を出さなかった。辞意表明した前日には「いろいろ考えて結論を出した」と述べるにとどめ、この時期になってからの辞職理由については明確に答えなかった。


2013年01月25日金曜日



http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130125/CK2013012502000116.html
双葉町議選告示 「町民同士の溝 埋めて」 町長は辞意
2013年1月25日

福島県双葉町議選が告示され、届け出をする立候補者ら=加須市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市に避難している福島県双葉町。井戸川克隆町長への不信任決議から始まった混乱の中、議会解散に伴う町議選(定数八)が二十四日告示され、選挙戦に突入した。町長が前日に辞意を表明したため「井戸川町政の是非」は争点ではなくなったが、候補者たちは今後の町政への決意を語った。一方、町民からは、震災後の町のかじ取りを担ってきたリーダーの不在に不安も漏れた。 (石井宏昌、宮本隆康、増田紗苗)

 「まず福島県いわき市への役場機能移転に全力を挙げる。町の課題は山積しており、少しずつ解決していく」

 役場機能を置く旧騎西高校(加須市)で立候補の届け出を終えた前職の男性は、こう力を込めた。同校の避難所については「福島県外の避難者のため、役場支所としての機能は残す」としつつ「避難所は解消できるようにしたい。町民は自立していかないといけない」と語った。

 ベテランの前職は、町長の突然の辞職表明に「議会を解散しておいて、このタイミングでの辞職は無責任」と批判。町長選に向けては「議会として候補者を一本化したい。これまでは町長とかみ合わなかった部分があるので、話し合いで町政を進めていきたい」と意欲を見せた。

 一方、旧騎西高で暮らす町民の男性(56)は「町長が代われば、いつまでここにいられるのか。出ることになれば、どうやって生活していけばいいのか」と不安を漏らす。別の男性(64)は「井戸川町長はよくやってくれたと思う。ただ議会と対立して混乱したのも事実。次の町長にはうまくやってもらいたい」と要望した。

 加須市に住む町民の男性(61)は「議会との対立の原因は、町が分散し、町民同士で溝ができてしまったことにあると思う。その溝を埋められるよう新しい議会や新町長には期待したい」と語った。

2493チバQ:2013/01/26(土) 01:25:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130125/fks13012502430000-n1.htm
町政混乱に住民ため息 双葉町議選告示 「まとまるべき時に」 福島
2013.1.25 02:43
 双葉町は24日、議会解散に伴う町議選に突入した。井戸川克隆町長が直前に辞意を表明したため、町議選後には町長選も控えることに。避難生活が続く中での政争に、町民からは「リーダーを中心にまとまるべき時に」とため息交じりの声が聞かれた。

 この日朝、埼玉県加須市の旧騎西高校で町議選の立候補が受け付けられ、前職8人全員が立候補。議会解散後の辞職表明に、立候補者は「無責任だ」などと口々に井戸川町長を批判した。ある前職の男性候補は「選挙をやっている場合ではないが、賠償問題を前に進められる町の態勢を作りたい」と話し、福島県内の仮設住宅へと選挙活動のために出かけた。

 町議選は無投票当選の可能性もあったが、午後になって元職の男性が急遽(きゅうきょ)、立候補したため選挙戦に。男性は「無投票では町民の選択肢がなくなってしまう」と語った。

 町議選後には町長選も控える。町関係者によると、町長選では、2陣営が出馬の準備を進めているという。

 旧騎西高校では、辞職表明した井戸川町長に同情的な声が上がっている。元会社員の相良信義さん(66)は「今はリーダーを中心にまとまるべき時。散り散りになっている状態では、むしろ町長を助けるべきだ」と主張する。

 一方、福島県いわき市内の仮設住宅の自治会長、斉藤宗一さん(62)は「辞めるなら不信任決議を受けた時点で辞めるべきだった」と井戸川町長に批判的だ。

2494チバQ:2013/01/27(日) 12:28:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130126-OYT8T01094.htm
青森市長選 高橋氏を独自に推薦

 4月の青森市長選を巡り、自民党浪岡支部は26日、市内で役員会を開き、市支部の選考から外れた県議の高橋修一氏(42)を独自に推薦することを決めた。

 非公開の協議後、取材に応じた浪岡支部長の小倉尚裕市議によると、「(高橋氏は)県議選の選挙区でトップ当選し、知名度もある」などの意見が上がり、高橋氏の推薦で一致した。近く党県連へ報告する。

 推薦候補の選考を巡っては、県連から一任された市支部が既に、前副知事の蝦名武氏(67)に決めている。最終的な決定権限がある県連は、両支部からの推薦を受けて協議する。

 県連関係者によると、両支部は昨年、市長選対応を協議。浪岡支部は市支部の意向に従うことを申し合わせていたという。その後、浪岡支部内で「浪岡の意見が反映されない。意思を示したい」との声が強まった。ある県連幹部は「組織として、市支部の意向を尊重することになりそうだ」と話し、小倉市議も「県連の判断に任せる」としている。

 高橋氏は、この動きとは別に自民市議の一部からも改めて出馬を要請されているが、態度を保留している。蝦名氏は取材に対し、「最後には、まとまると思っている」と語った。

(2013年1月27日 読売新聞)

2495チバQ:2013/01/27(日) 12:42:19
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130127ddlk02010037000c.html
選挙:青森市長選 自民市支部の候補一本化、市議らが反発 浪岡支部、高橋氏の推薦決定 /青森
毎日新聞 2013年01月27日 地方版

 4月の青森市長選で、自民党市支部が前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決めたことについて、党内の“しこり”が表面化している。22日には、一部の市議が、選考から外れた高橋修一氏(42)に出馬を要請。26日には党浪岡支部が高橋氏を独自に推薦することを決めた。高橋氏は要請を「預かりたい」としたが、一部市議たちの反発は収まる気配がなく、このまま党が一枚岩で選挙に臨めるかは不透明な状況だ。【鈴木久美】

 同党市支部の推薦候補には、蝦名氏、高橋氏、前市議会議長の花田明仁氏(60)の3人が名乗りを上げていた。市支部は18日の選考委員会で「前副知事時代の行政手腕と実績がある」として、蝦名氏を推薦候補に選んだ。

 しかし、選考委の決定を承認する支部役員会と総務会で一部市議から異論が上がった。最終的には蝦名氏で了承されたものの、一部市議から「全会一致ではない」と批判の声が上がっていた。

 推薦候補決定から4日後の22日には党員の市議らが会合を開いた。その場には高橋氏も訪れ、一部の市議が出馬を要請。高橋氏は「困ったことになった」と辞退を申し出たが、最終的には「預かりたい」と回答した。

 26日には党浪岡支部(支部長・小倉尚裕市議)の役員会が開かれ、独自に高橋氏を推薦することを決定。浪岡支部が市支部とは違う推薦候補を決めるのは前例がない。小倉支部長は「浪岡支部と青森市支部は対等の立場。高橋氏は浪岡地区に後援会がある上、知名度もあり、浮動票を取れる候補と判断した」と説明した。週明けにも県連に報告する。

 ◇「根回し不足」
 なぜ市議たちは蝦名氏に反発するのか。市議からは、知名度不足や党員としての実績が少ないことのほか、市議への「根回し不足」を指摘する。

 市議会会派・市政会の渋谷勲会長は「昨夏までに蝦名氏に市長選への出馬を何度か打診したが、蝦名氏に断られた」と語る。このため渋谷氏は同じ会派の花田氏に出馬を要請して花田氏は承諾したという。一方、自民党会派は大矢保会長を筆頭に高橋氏を支持。両会派が花田氏、高橋氏支持で固まりつつあったところに、蝦名氏の出馬が取りざたされた。渋谷会長は「早く出ると言ってくれれば、こんな混乱は起きなかった」と語る。

 高橋氏の出馬を要請した市議の一人は「選考委だけ根回しすればよい思ったのだろうが、選挙の最前線に立つ市議を軽んじたのは大失敗だ」と語る。

2496チバQ:2013/01/30(水) 23:38:23
http://www.minpo.jp/news/detail/201301306325
双葉町議選後半戦入り 見えぬ争点町民困惑
 双葉町の井戸川克隆町長への不信任決議案可決、町議会解散に伴う町議選(定数8)は29日から後半戦に入った。24日の告示以来、前職8人、元職1人の計9人は全国に避難する有権者に懸命に支持を訴えている。告示前日に井戸川町長が辞職届を提出。争点が見えず、町民の困惑も広がる。異例続きの町議選。町長選を見据え、各候補者の思惑が錯綜(さくそう)している。
 「町議選の争点は井戸川町長と議会のどちらの姿勢を支持するかになるはずだった。振り上げた拳の行き場がなくなった」。前職の1人は複雑な表情を浮かべる。
 有権者に届き始めた選挙公報。前職8人は賠償や健康管理などの問題への取り組みを訴えた。元職は「議会と執行者の対立は町民の不利益」を主張したが、選挙公報を手にした町民の1人は「不信任決議案を可決してまで町議会が町長を批判した理由が選挙公報からは分からない。誰に投票するか判断できない」と困惑する。
 候補者の1人は電話で町民から詰問された。「町議としての抱負は聞いた。でも町長選に立候補はしないのか」。候補者は電話を切ると「町議選の最中。町長選は白紙だ」とため息をついた。
 井戸川町長辞職に伴う町長選は2月28日告示、3月10日投票で行われる。候補者は町長選を見据えた選挙活動を強いられている。町議選の当選者が町長選に立候補する場合、当選後すぐに町議を辞職することになる。「町長選に出る人は町議選立候補を辞退し、町議選を無投票とした方が選挙費用がかからなかった」。町民の指摘が候補者を悩ませる。
 候補者の1人は県内のある仮設住宅で街頭演説をしていた。しかし聞いているのは時々ほえる犬1匹。「寒くて誰も出てこない。自分の思いが有権者に伝わっていないのではないか」。各候補者とも大きな不安の中で選挙活動を展開している。
 別の候補者は全国に散らばっている有権者に向けて支持を訴えるはがきを出した。日中仮設住宅などを巡り、夜は電話をかける作戦の候補者もいる。

( 2013/01/30 09:01 カテゴリー:主要 )

2497チバQ:2013/01/31(木) 22:21:44
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130131ddlk05010013000c.html
選挙:湯沢市長選 前市長の鈴木氏、共産党を離党し返り咲き目指す /秋田
毎日新聞 2013年01月31日 地方版

 任期満了に伴う湯沢市長選(4月7日投開票)で、前市長の鈴木俊夫氏(62)は30日の集いで、共産党籍を離脱して返り咲きを目指す意向を表明した。鈴木氏は支持者らを前に「完全無所属で戦う。2月に入り円満に党籍を離れ、出馬できる環境が整う」と述べた。

 共産党員で元県議の鈴木氏は、02年の旧市長選と05年の新市長選に党籍を残したまま無所属で出馬、当選し通算2期を務めた。09年の前回も党籍を残したまま無所属で戦い、斉藤光喜氏(66)に敗れた。

 次期市長選は鈴木氏が昨年1月に、現職で2期目を目指す斉藤氏が同年3月に、それぞれ出馬を表明。前回と同じく無所属同士による一騎打ちになる公算が大きい。【佐藤正伸】

2498チバQ:2013/01/31(木) 22:22:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130131t21015.htm
青森市長選 現職VS自民の公算大 推薦候補めぐり波乱も

 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)は、再選を目指す無所属の現職鹿内博氏(64)が29日に出馬表明し、自民党推薦の新人候補との対決の構図が強まった。市政運営をめぐって市長と対立している同党だが、内情は一枚岩と言えず、予断を許さない状況だ。
 自民党推薦の立候補予定者は、党青森市支部(支部長・森内之保留青森県議)の推薦を受けた元青森県副知事の蝦名武氏(67)。党県連が選考を青森支部に一任し、18日に蝦名氏、県議の高橋修一氏(42)、前市議会議長の花田明仁氏(60)の3人から選んだ。
 表面的には「行政手腕に優れる」(森内支部長)と蝦名氏で一本化したが、他の2人を推した自民系市議の多くが支持しない構えで、足並みがそろっていない。
 同じ青森市の党浪岡支部(支部長・小倉尚裕青森市議)は26日、選考に漏れた高橋氏を独自に推薦すると決定。別の複数の自民系市議も高橋氏に出馬を要請した。
 高橋氏は一連の動きについて意思を明確にしておらず、浪岡支部も「県連の推薦に従って行動する」(小倉支部長)として、県連が最終判断を任された格好となった。
 一方の鹿内氏は、これまでと同様に政党や団体に推薦を求めない「市民派無所属」を掲げて戦う。前回、鹿内氏を独自に支援した共産、社民は態度を明らかにしていないが、ほぼ同様の対応になる見込み。
 青森市議会では、多数派の自民系市議と市長との関係が昨年から悪化している。3月議会で震災がれきの受け入れを全会一致で決議したのに、鹿内氏が「安全が確保できない」と突っぱねたのがきっかけだった。
 12月には、議員報酬を月額15%引き下げる条例改正案と、官製談合に絡み元市幹部への損害賠償訴訟の提起を、今度は議会側が「市長のパフォーマンスだ」などと反対多数で否決した。
 自民党は衆院選で大躍進したが、鹿内氏は「前回の市長選(2009年4月)も自公政権で、相手は自民候補だった。その後、民主政権になったが、私には何も影響はない」と意に介さない。
 鹿内氏は来月中旬、今後4年間のマニフェスト(公約集)を公表する予定。自民も、来月以降の県連役員会などを経て正式な推薦候補を決定する方針で、本格的な選挙戦がスタートする。


2013年01月31日木曜日

2499チバQ:2013/02/02(土) 12:43:56
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130124060430001.html
2013年01月24日
吉村流 2期目の課題


(1)へき地医療
車いすの高齢患者を診察する渡辺孝弘医師=戸沢村古口の村中央診療所
 ∞ 続く深刻な医師不足 「拠点病院充実、波及を」


 雪が舞う1月中旬の平日。戸沢村古口にある村営の村中央診療所に、幼子を抱えた母親や杖をついた高齢者らが続々と集まってきた。


 人口約5千人の村に診療所は1カ所だけ。多い日は100人以上が訪れる。村内5地区が「準無医地区」で、本数がまばらなバスで遠方から訪れる患者も少なくない。車で30分ほどの距離に県立新庄病院があるが、とくに高齢者は移動手段がなかったり、長い待ち時間が負担になったりするため、診療所が頼りという人が多い。


 村出身の渡辺孝弘医師(58)が診療所を構えたのは24年前。当時は新庄病院の勤務医だった。「本音を言えば、あまり来たくなかった。大きな病院で経験を積みたかった」。しかし当時の村長らに半年間口説かれ、村に戻ることを決めた。専門は消化器科。皮膚科や小児科の知識は独学で身につけた。夜間は電話を自宅に転送し、24時間体制で診療したこともある。


 来年夏に還暦を迎える。「そろそろ後任を探さないといけないが、教育過疎地でもある村に子を持つ医者が来てくれるとは思えない。雪国の生活にもなじめるのか」。先は見えない。


 県内の人口10万人あたりの医師数(2010年末現在)は全国28位の221・5人で全国平均の230・4人を下回る。地域別で全国平均を上回るのは村山地域(278・1人)だけ。最上地域(137・6人)は特に医師不足が深刻になっている。


 09年のまとめで、県内の無医地区と準無医地区は4町村9地区。県は環境改善を目指しているが、地域の拠点病院に医師を回すので手いっぱいなのが実情という。


 県地域医療対策課は「へき地医療の改善には医師の絶対数を増やすしかない」と言う。鍵は「山形大卒の医師の県内定着」「県外に出た医学生の呼び戻し」「医師志望の高校生の増加」の3点だ。


 県は10年、山形大と事業連携を結び、本格的な医師確保対策に乗り出した。


 「山形では最先端医療が学べない」との不安を取り除くため、卒業後も専門医研修が受けられる特別講座を山形大に設置。県内で一定期間勤めれば返還が免除される奨学金も設けた。県内外の医学生を対象に病院ガイダンスを催したり、高校生向けの医療体験セミナーを行ったりもしている。


 だが取り組みの成果が見えてくる時期は不透明だ。「数年は我慢の時期が続く」と同課は話す。


 県医師会副会長を務める日本海総合病院(酒田市)の栗谷義樹理事長は、中小規模の病院を統廃合し、医師が多くの症例を経験できる環境づくりが重要だと指摘する。医師の技量を上げるには手術や診察を繰り返すほかないが、県内は中小の病院が乱立してい
て扱う症例が少なく、若手医師から敬遠されるという。


 栗谷理事長は「人材は成長できる環境に集まる。拠点病院の医師が充実すれば、へき地医療にも波及効果が生まれる。県には旗振り役として大胆な決断をしてほしい」と話している。(遠藤隆史)


  ×   ×


 吉村知事が無投票で再選を決めた。県民から高い支持を集め、県議会にオール与党状態を築いてスタートする2期目。知事が掲げる「あったかい県政」が積み残した課題を探る。

2500チバQ:2013/02/02(土) 12:45:01
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130125060430001.html
2013年01月25日
吉村流 2期目の課題


(2)障害者施策
自室でアコーディオンを演奏する松田吉男さん。「盲学校時代に覚えたんだ」=天童市田鶴町3丁目



 ∞ 遅れる入所施設整備 雇用率、全国平均下回る


 天童市田鶴町3丁目の介護付き有料老人ホーム「ソーレ天童」。和やかな雰囲気の新しい施設に42人が暮らす。


 生まれつき視力がほぼない松田吉男さん(76)もその1人だ。県立山形盲学校を卒業後、マッサージ師として北海道や宮城県の病院などに勤務。50代で天童市に鍼灸(しん・きゅう)の診療所を構えた。山形県視覚障害者福祉協会の副会長を務めるなど精力的に活動していたが、健常者の妻が認知症で別の施設に入り、自身も昨年に消化器を患ったことを機に、ソーレ天童に入所を決めた。


 職員の配置も手厚く、「不自由のない生活ができる」と松田さん。入居費は家賃と食費などで月約15万円。介護費も別途必要だ。入居時の敷金などもあり、だれもが入れる施設ではない。松田さんも「財政的に余裕がある自分は恵まれている」と話す。


 県内には、少ない負担で入れる視覚障害者向け福祉施設の整備を求める声が根強い。音声案内などを備えた「盲養護老人ホーム」や「盲特別養護老人ホーム」がないのは全国で山形を含む4県だけだ。


 県はようやく今月、山形市に盲養護老人ホームを、朝日町に盲特別養護老人ホームを整備する方針を決めた。「これまで施設整備を申し出る市町村がなく、実現に時間がかかった」(長寿社会課)と釈明するが、県視覚障害者福祉協会の山内文夫会長は「県が先導しないと障害者に配慮した環境づくりは難しい。県は反応が鈍い」と指摘する。


 障害者の雇用対策も急務の課題だ。


 山形労働局によると、昨年6月現在、県内の障害者雇用率は1・64%で、全国平均の1・69%を下回る。景気悪化に伴って県内の中小企業が障害者を雇う体力をなくし、数値が伸び悩んでいるという。


 法定雇用率(民間は1・8%)に達した企業は52・4%で全国平均(46・8%)は超えたものの、ほぼ半数にとどまる。4月に割合が2・0%に引き上げられるうえ、国は精神障害者の雇用義務化も実施する方針で、ハードルはさらに高くなりそうだ。


 山形労働局の高木勉担当官は「雇用率を上げるには、知的障害者の雇用促進が重要」と強調する。企業が優先的に採りたがるのは業務や意思疎通に支障がない軽度の身体障害者で、知的障害者を積極的に受け入れている企業はごくわずかだという。


 県は知的障害者の一般就労に向け、職業訓練制度の利用促進を掲げている。しかし障害者自立支援法をめぐる国の動きが二転三転していることもあり、職業訓練を手がける団体の昨年度の月平均利用者数は1団体当たり81人で目標の3割程度にとどまった。


 県や市町村では、山形市が11年に知的障害者6人の雇用に踏み切るなどしたが、全県には広がっていない。高木担当官は「公的機関が率先して知的障害者の採用に踏み込んでいく姿勢が必要だ」と話している。(遠藤隆史)

2501チバQ:2013/02/02(土) 12:45:29
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130128060430001.html
2013年01月28日
吉村流 2期目の課題


(3)中山間地域
地区で男性最年長の渡辺博さん。冬の日課は雪かきだ=山形市門伝荻の窪






 ∞ 支援及ばず進む過疎 「幅広い面から下支えを」


 雪が1メートル以上積もった山形市西部の門伝荻の窪地区。市立双葉小学校は昨年3月、56年の歴史に幕を下ろした。周辺地区からの通学者も含め、1958年のピーク時には181人の児童がいたが、最後の年は8人だった。


 「児童が減って学校がなくなると、ますます住む人がいなくなってしまう」。同地区で男性最年長の渡辺博さん(88)は声を落とす。40年ほど前は35世帯が住んでいたが、現在は19世帯。このうち小学生がいるのは2世帯だけだ。


 地区は典型的な中山間地の農村だ。農業の大規模化が難しく、平野部よりコストがかかる。かつては多くが専業農家だったが、戦後世代から兼業農家が増加。地区を出る人も後を絶たない。「いまコメを作っているのは1軒だけ。機械は値段が高いし、作れば赤字だ」と言う渡辺さんも約20年前にコメ作りをやめた。


 県は2008年度に地域づくりの専門家を派遣する「過疎・中山間地域元気づくり事業」を始め、過疎地の活性化に本腰を入れ始めた。昨年度は9市町村に23回派遣した。同時に始めた「農山漁村活性化プロ派遣事業」でもすでに40地域を支援してきた。


 それでも、過疎法で定義される過疎地域(県内は現在20市町村)の人口減少率には歯止めがかからないままだ=グラフ参照。減るのは人口だけでない。2010年の県内の中山間地の耕作放棄面積は5298ヘクタール。1995年からの15年でほぼ倍になった。


 過疎化に伴い、地域コミュニティーの中核を担う小中学校の統廃合も急速に進んでいる。県内ではこの10年間で101校が閉校した。特養老人ホーム(白鷹町・中山小)や郷土資料館(尾花沢市・牛房野小)に利活用され雇用に結びついたケースもあるが、約半数は活用されず、15校は解体か解体予定だ。


 山形市の双葉小は地区集会所として利用されているが、地域の活性化に結びついているとは言い難い。荻の窪自治会長の黒沼忠良さん(65)たちは「日本一のそばまつり」などの活性化策に取り組んできたが、大きな成果を得られぬまま5年ほど前に休止した。


 「何百年もの歴史がある地区を守ろうと始めたが、再開は難しい」と黒沼さん。現在も「双葉小を近くの『県民の森』と連携させるなど、行政とタイアップして地域活性化の核にできないか」と思案するが、具体的な動きはない。


 農村問題に詳しい東北文教大の大川健嗣教授は「自然豊かな農村をどう生かすかは行政の重要な課題だ。地域の活性化には、住民自身が地域のこだわりを見つけ出すことが大切。県は、農業の6次産業化や観光、廃校活用、空き家対策など幅広い面から過疎地を下支えしていくべきだ」と話している。(西尾邦明)

2502チバQ:2013/02/02(土) 12:46:50
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130128060430002.html
2013年01月28日
吉村流 2期目の課題


(4)中小企業支援
新たな融資も受けられず、「倒産」の不安に直面しているという製造会社の社長=天童市内






 ∞ 独自2制度 利用ゼロ 「経営指導にも力入れて」


 「返済を迫られれば、倒産するしかない」。天童市内のある製造会社の40代社長の表情は暗い。中小企業の借金返済を猶予する金融円滑化法が3月末で終わることを心配している。金融機関からの借り入れが約1億円ある。


 昨年5人をリストラし、従業員を13人にした。「13年目のベテランに辞めてほしいと言うのはつらかった」。2008年秋のリーマン・ショックで1億2千万円あった売り上げは半分に落ち込み、東日本大震災では取引先が被災した。会社が生き残るには人件費の圧縮が不可欠だった。


 東京商工リサーチ山形支店によると、1998年以後毎年100件を超えていた県内企業の倒産件数(負債1千万円以上)は10年に95件、ここ2年は60件程度で推移している。だが、峯田純一支店長は状況が改善しているわけではないと分析する。「円滑化法が倒産の歯止めになっている。適用を受けた企業には再建が難しいところが少なくない。銀行は4月以降も返済猶予を続けるとしているが、倒産は徐々に増える可能性もある」


 県内に本店を置く金融機関が09年12月施行の円滑化法を適用させた中小企業向け債権は、12年9月末時点で2万5688件5207億円に上る=グラフ参照。帝国データバンクの先月の調査では、県内の6割の企業が、金融機関の返済猶予の姿勢が4月以降「厳しくなる」と答えた。


 県は経営再建に取り組む企業を支援しようと、県商工業振興資金に「中小企業再生支援資金」を設けている。県が原資の一部を金融機関に無利子で預けることで通常より低い金利で貸し付ける制度(限度額8千万円)だ。


 昨年11月には、円滑化法の期限到来を見据え、5億円の融資枠の「金融円滑化対応貸付」も創設。同法が適用された企業を対象にした低利の長期貸付制度で、吉村美栄子知事は記者会見で「積極的に活用してもらい、経営の改善を図ってほしい」と強調した。


 だが、両制度とも利用した企業はまだゼロ。支援策としての実効性に疑問符がつく。


 ネックの一つは、金融機関の審査とみられる。冒頭の天童市の社長は「新たに融資を受けて、売り上げを増やしたい。県信用保証協会の保証もあり、銀行には何度もかけ合っているが、取り合ってもらえない」と嘆く。県にも相談しているが、銀行の反応はかんばしくないという。


 雇用や設備投資、中小企業の販路拡大にも結びつく県外からの企業誘致も低調だ。


 経済産業省の工場立地動向調査によると、県外資本による工場新設は08年以降1〜4件にとどまっている。


 「つや姫」のトップセールスに奔走する吉村知事だが、昨年、県外での企業誘致活動に自身が足を運んだのは名古屋でのセミナーと東京都内での企業訪問だけだった。


 吉村知事自身も「企業誘致は確かに不振だった。製造業のトップセールスをしてくれという声が業界にあるのは分かっている」と認める。そこで、昨年12月に発表した選挙公約では「産業振興200億円・融資枠3000億円」などを掲げた中小企業振興策を打ち出した。


 県商工会議所連合会の清野伸昭会長は「厳しい経営が続く県内企業は多い。融資制度に加え、産業振興による景気改善や、再建中の中小企業への経営指導にも県は力を入れてほしい」と求めている。(西尾邦明)

2503チバQ:2013/02/02(土) 20:10:22
http://www.news24.jp/nnn/news8764400.html
高橋県議出馬せず
(青森県)4月に行われる青森市長選挙で自民党の浪岡支部から推薦されるなどしていた県議会議員の高橋修一さんが2日、自民党県連の木村太郎会長と会談し青森市長選挙への出馬を見送る考えを伝えた。青森市長選挙を巡り高橋さんは自民党青森市支部が行った推薦候補の選考から漏れたが党所属の市議9人から改めて出馬要請を受けたほか浪岡支部も県連に推薦し判断が焦点となっていた。これで自民党は青森市支部が推薦を決めた前の副知事の蝦名武さんに一本化されることになる。一方、現職の鹿内博市長は1月29日、再選をめざして出馬表明している。青森市長選挙は4月7日に告示、14日に投票が行われる。
[ 2/2 11:16 青森放送]

2504チバQ:2013/02/04(月) 20:08:14
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130204ddlk07010090000c.html
選挙:双葉町議選 解散町議選で元職当選 前職は7人、1人落選 /福島
毎日新聞 2013年02月04日 地方版

 福島第1原発事故で役場ごと埼玉県加須市に避難している双葉町で、不信任決議を可決された町長が議会を解散したことに伴う町議選(定数8)は3日、投開票され、前職7人元職1人の当選が決まった。任期は3日から4年。

 投票は加須市と郡山市にある各町役場支所で、開票作業は加須市の町役場支所で行われた。投票率は56・66%(前回63・65%)。当日有権者数は5376人(男2599人、女2777人)。

 12月定例町議会で当時の井戸川克隆町長に対する不信任決議案が全会一致で可決され、町長は昨年末に議会を解散。その後、町長も辞意を表明し、町議選告示前に辞職した。選挙戦は争点が見えず、町民は困惑していた。【神保圭作】

==============

 ◇双葉町議選開票結果(定数8−9)
当 475 岩本久人  55 無前

当 397 佐々木清一 64 無前

当 376 高萩文孝  46 無前

当 359 伊沢史朗  54 無前

当 325 羽山君子  63 無前

当 314 谷津田光治 71 無元

当 262 菅野博紀  42 無前

当 261 清川泰弘  71 無前

  180 白岩寿夫  55 無前

 =選管最終発表

2505チバQ:2013/02/04(月) 20:25:02
http://www.minyu-net.com/news/news/0204/news3.html
双葉町民「何のための選挙」 町長辞職で争点喪失

 3日投票が行われた双葉町議選は、議会を解散した井戸川克隆町長が辞職を表明したことで、井戸川町政の是非という最大の争点が失われ、低調な選挙戦となった。 定数8に対し立候補者は前職8人と元職1人のみ。井戸川町政の継続を訴える候補者も、新たな方向性を唱える新人の出馬もなく、町民には新鮮さのない、町政刷新への期待感も薄い選挙だった。一方、3月10日投票で行われる町長選への出馬が有力視される候補者が複数いて、むしろ町長選の前哨戦としての意味合いさえ強まった。
 全町避難の中で行われた2011(平成23)年11月の前回町議選から、まだ約1年3カ月。当選議員が町長選にくら替え出馬すれば落選者の繰り上げ当選の可能性も高く、実質的に落選者の出ない選挙に町民からは「何のための選挙か」と疑問の声が上がった。
(2013年2月4日 福島民友ニュース)

2506チバQ:2013/02/07(木) 20:44:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130206-OYT8T01222.htm
秋田市議会 一般質問、辞退相次ぐ

. 15日に開会する秋田市の市議会2月定例会が、当初の予定より1日早く、3月14日に閉会することが決まった。一般質問の辞退が相次いだため、議会運営委員会で会期を1日短縮した。市民からの負託を裏切る行為とも受け取れるが、市議の間では「権利の放棄だ」「会派で協議した結果で問題はない」などと見解が分かれている。

 秋田市議会では、年4回の定例会で全議員が1回は一般質問に立てるよう、各会派の人数に応じて質問枠を配分している。新年度予算案を審議する2月定例会では、一般質問とは別に、3人以上が所属する会派は「交渉会派」として代表質問にも立てる。

 今回の2月定例会では当初、6会派による代表質問と、5会派計8人分の一般質問の枠が設定されていた。だが、今月1日の議会運営委員会で、代表質問には権利を持つ全会派が手を挙げたのに対し、一般質問に名乗り出たのは3会派計4人のみだった。このため、一般質問の期日を当初予定していた3月4、5の両日から同4日だけにした。

 一般質問の辞退は過去の定例会でも相次いでいる。特に代表質問が行われる2月定例会で多く、昨年度は8人枠に対し、6人だった。市議会事務局は「一般質問は義務ではない。会派の協議次第で、(辞退しても)問題はない」としている。

 質問の機会が年1回しかない1人会派「護憲・わんぱくの会」の倉田芳浩市議は「議員として発言する貴重な場を放棄するのは理解に苦しむ。職責の放棄ではないか」と指摘する。

 代表質問に立てない「社会・市民連合」(2人)の工藤新一市議も「各会派の事情はあるだろうが、市民の負託に応えるため、与えられた権利は使うべきでは」と疑問を呈した。

 最大会派の「秋水会」(14人)は、今年度6、9、11月定例会で一般質問に毎回3人立つなど辞退は少ないが、2月は3人枠に2人を立てる。赤坂光一会長は「代表質問と一般質問は趣旨が異なり、本来なら両方に(最大限)出るのが望ましい。我々も含め真摯に反省すべきだ」と述べた。

 一方、2月定例会の一般質問を辞退した「希望」(5人)の鳥井修会長は「会派で協議した結果、代表質問で包括して尋ねることにした」と話す。

 あるベテラン議員は「市政の疑問点は市長や当局に直接尋ねているので、(質問の)ネタがない。議会のためにわざわざ質問を残すのは本末転倒だ」と話した。

(2013年2月7日 読売新聞)

2507チバQ:2013/02/07(木) 23:17:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000020-mailo-l05
選挙:知事選まで2カ月 現職以外、動き鈍く 戦いの構図固まらず /秋田
毎日新聞 2月7日(木)10時58分配信

 知事選(3月21日告示、4月7日投開票)は投開票日まであと2カ月に迫った。これまでに立候補を表明したのは現職の佐竹敬久知事(65)だけ。前回選で佐竹氏を支持した自民党県連は今回も佐竹氏支持に回るとみられる。他党で対立候補の擁立を模索する動きはあるものの、現職に対抗できるような候補の名前はなかなか挙がらず、選挙戦の構図は固まっていない。【坂本太郎、小林洋子】
 佐竹敬久知事は昨年の9月議会で「来春には再度、県民の皆様の選択を受けるとの覚悟を持って、残す任期に全力を尽くす」と無所属での出馬を表明した。現在は後援会が選挙事務所の選定を進めている程度で目立った動きは見られないが、知事就任後は1カ月か2カ月に1回程度、各地で県政報告会を開き、週末は各種会合に参加して県民に意見を伝えてきた。今月下旬から3月上旬には公約を発表する。6日開会した定例会2月議会では、2期目を視野に「秋田の将来ビジョン」に言及するなど、続投への意欲を強調した。同議会は1期目の総括が焦点の一つとなる。
 一方、民主党と共産党は党公認の対立候補擁立を模索する。民主党県連は当初、昨年内に対立候補を擁立するかどうかを決定する方針だったが、衆院選の影響もあり先送りに。来週末をめどに常任幹事会を開き、改めて知事選の対応について話し合う。沼谷純県連幹事長は佐竹県政について「雇用や少子化対策などで実感できる成果があったのか」と批判的。「県民の皆さんが知事をどのような感覚で見ているかを見極めたい」と話す。
 共産党は過去17回の知事選で14回公認候補を擁立。今回も公認候補擁立を検討している。同党県委員会の米田吉正委員長は「関係者と会合を重ねている。早急に方向性を結論付けたい」と話す。
 前回選で佐竹知事を支持した自民党県連の渋谷正敏幹事長は「2月議会での答弁を聞き、過去の実績を検証しながら議会最終日までに支持するかどうか決める」としている。
 公明党県本部の田口聡代表は「知事と良好な関係を築いている」と話し、独自候補は擁立しない考え。知事から支持などを求められれば検討するという。
 前回選で佐竹知事を支持した社民党は独自候補は擁立せず、24日の定期大会までに方針を決める。前回佐竹知事を支持した連合秋田は14日の会議で知事選の対応について話し合うとしている。
2月7日朝刊

2508チバQ:2013/02/11(月) 16:06:03
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130208/akt13020802060000-n1.htm
秋田市選管「4重選」の懸念 4月7日投開票
2013.2.8 02:06
 ■知事や市長選…人手・投票箱不足

 県内は3月下旬から4月はじめにかけて熱い政治の季節を迎える。県知事はじめ、秋田市など7市と2町の首長選が4月7日に投開票されるためだ。前回の統一地方選(平成23年)であった首長選は1市1村だけ。統一地方選がそっくりこの春に引っ越してきた格好だ。当初は「選挙が重なれば経費が節約できる」と歓迎していた地元選管だったが、予想外に重なった同日選による人手・資材不足に悲鳴を上げている。(石田征広)

                   ◇

 4月7日に投票、即日開票されるのは、県知事▽秋田市▽男鹿市▽湯沢市▽由利本荘市▽潟上市▽大仙市▽北秋田市▽羽後町▽小坂町−の10の首長選。告示日は県知事選が3月21日、7市長選が3月31日、2町長選が4月2日になっている。

 10もの首長選が集中するようになった最大の要因は平成の大合併だ。7市のうち男鹿▽湯沢▽由利本荘▽潟上▽大仙▽北秋田−の6市は新設合併で平成17年3月22日に誕生、これに伴う首長選が行われた。また、21年の県知事選には、秋田市長を辞職した佐竹敬久現知事が出馬、秋田市長選もこの時期に重なった。

 秋田市選管は当初、「知事との同日選は経費を節約でき、投票率も上がる」と歓迎していた。ところが、今回は浮かぬ顔だ。県議の衆院くら替えで秋田市選挙区(定数15)の県議補選が知事選と同日程で行われることが決定。その県議補選に市議の出馬がうわさされ、1度に4つの選挙の投開票作業を強いられる可能性があるからだ。

 「選挙が4つも重なると全投票所で投票用紙係をさらに1人増やさなければならず、全体で120人の増員をお願いしなければならない。投票箱も選挙ごとに別々にすると、手持ちの460個では足りなくなってしまう」(秋田市選管)というわけだ。

 4つの選挙になった場合は、苦肉の策として市長選と市議補選を同じ投票箱にする方針だが、「前回の知事選、市長選、県議補選の同時選挙の際は、午前1時半前後に終わった開票作業が、この仕分け作業も加わり、午前2時半ぐらいまではかかるでしょう」(同)という。

 最悪のシナリオは県議補選の前倒しだ。秋田市選挙区で15日までにさらに辞職者が出た場合は規定で50日以内に補選を実施しなければならない。その場合は補選が前倒しされ、同日選のメリットもなくなってしまう。秋田市選管の関係者はその動向に神経をすり減らす毎日だ。

2509チバQ:2013/02/14(木) 20:03:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130213-OYT8T01333.htm
山田町議会 NPO不明金追及の百条委設置に消極論

 NPO法人「大雪りばぁねっと」(北海道旭川市、岡田栄悟代表理事)の使途不明金問題を巡り、真相解明のため地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を決めた山田町議会に、「調査する対象が絞り込めない」(町議)などと設置への消極論が広がっている。14日に3月定例会は開会するが、議会の対応に町民の注目が集まっている。

 百条委を巡っては、1月22日の事業調査特別委で全会一致で設置方針を決定した。しかし、3月定例会開会日の14日に百条委設置議案は提出されない見通しだ。定例会中の百条委設置には、事業調査特別委が追加議案として発議することが必要だが、特別委の佐々木良一委員長は「いろんな角度から勉強する必要がある。(一般質問が始まる)26日あたりに結論を出したい」と述べ、慎重な姿勢だ。

 複数の町議によると、2月9日に弁護士を招いた勉強会で、百条委では前町執行部らを招致しての事実関係の確認が中心で、町の第三者委員会と差別化が図れないことなどが明らかになり、町や法人の責任追及を目的として設置を目指していた町議の間に認識のズレが浮かび上がったという。

 町議の一人は「今は町を批判するより、資料を集め、元従業員から情報収集する方が良いのではないか」とし、百条委設置を見送る可能性を示唆した。

 こうした町議会の姿勢に、法人元従業員の50歳代男性は「法人の予算は議会を通して出ており、この問題は町議にも責任があるはずだ。議会は速やかに調査するべきなのに、機能していない」と批判している。

(2013年2月14日 読売新聞)

2510チバQ:2013/02/17(日) 10:43:24
http://www.minpo.jp/news/detail/201302176680
双葉町長選混戦か 説明会県内外から6人
 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴い28日告示、3月10日投票で行われる町長選の立候補予定者説明会が16日、町役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で開かれ、全国各地から立候補予定者・関係者計6人が出席した。井戸川前町長への不信任決議案可決、町議会解散、町議選を経て行われる。4人以上立候補すれば同町長選最多となる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後初めてで、放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備にも影響する町長選は混戦となる可能性が出てきた。

■4人立候補なら過去最多

 出席した立候補予定者・関係者は説明会の受け付け順で、IT開発業代表尾形彰宏氏(54)=いわき市=、団体役員久保添隆資氏(60)=千葉県浦安市=、会社役員丹野恒男氏(71)=福島市=、前双葉町議会副議長伊沢史朗氏(54)=埼玉県久喜市=、会社役員笹田淳氏(47)=横浜市=、無職染森信也氏(52)=山梨県上野原市=。
 いずれも新人で、震災と原発事故を受け、前例のない対応に追われる同町のために立候補を検討しているとみられる。町は原発事故により全域が警戒区域に設定されており、中間貯蔵施設の他、避難区域の再編や町外コミュニティー(仮の町)の整備など喫緊の課題が山積している。
 立候補予定者のうち、久保添氏と元県議の丹野氏は立候補する方向で検討している。笹田氏と染森氏は立候補するかどうか検討中だという。丹野氏は26日にも記者会見する予定。染森氏は事前審査が行われる22日までに決断する考えを示した。
 元双葉町議の尾形氏は立候補の意思を固めている。伊沢氏は立候補を表明している。
 説明会で鴻崎太郎町選管委員長は「選挙区内に有権者が一人もいない状況。正しく効果的な選挙運動を展開してほしい」と述べ、異例の町長選となることを強調した。出席者は立候補届け出の手続きなどの説明を受けた。


( 2013/02/17 08:52 カテゴリー:主要 )

2511チバQ:2013/02/17(日) 10:47:09
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201302150279.html
2013年2月15日23時54分
福島県議会議長、怒りの退席 自民会合、再稼働の声多く

 自民党の資源・エネルギー戦略調査会が15日、原発がある13道県の議長を招いた意見交換の場で、出席者から原発再稼働を求める声が相次いだ。これに福島県議会の議長が怒り、会合から退席した。

 「民主党政権に止められた浜岡原発は今後どう対応するのか」(静岡)

 「再稼働の手続きを速やかに詰めて、お知らせいただきたい」(北海道)

2512チバQ:2013/02/17(日) 10:53:03
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/02/17/2.html
2013年02月17日(日)

参院選山梨 自民、森屋県議擁立へ 
公募選考で最高得点


 夏の参院選山梨選挙区の候補者選考を進めている自民党山梨県連(清水武則会長)は16日、県議の森屋宏氏(55)に立候補を打診することを決めた。候補者選考・擁立委員会を開き、県連の候補者公募に応募があった14人を評価したところ、森屋氏が最高得点を獲得した。

 県連は17日にも森屋氏と立候補に向けた交渉に入る。森屋氏は取材に対し「コメントすることはない」としているが、県連総務会長を務める立場にあり、県連内では「要請を受け入れ、出馬を決断するだろう」との見方が強い。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/1988
2010年03月25日(木)
県議会議長選、自民系が分裂
2票差で武川氏選出

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2506
県議会:新会派「明全会」結成 自民など6議員 /山梨

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/4628
政権復帰:自民は変わったか/下 県議会2会派、反目続く 参院選へくすぶる懸念 /山梨
毎日新聞 12月21日(金)13時0分配信

2513チバQ:2013/02/17(日) 11:07:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130214-OYT1T01451.htm
連合が現職推薦、民主は独自に擁立?秋田知事選

 連合秋田は14日、秋田市で地方委員会を開き、4月の秋田県知事選について、無所属で立候補を予定している現職の佐竹敬久氏(65)を推薦する方針を決め、連合本部に上申した。

 連合本部が承認すれば推薦が正式に決まる。

 連合秋田の執行部は、佐竹県政の1期目について、人口減や少子高齢化、厳しい経済・雇用情勢などの状況下、緊急雇用対策や行財政改革に取り組み、「夢を持てる秋田県」づくりに向けて展開しているとし、佐竹氏の推薦を提案し、採決された。また、東海林悟会長は先の衆院選で支援した民主党の大敗について、「最大の敗因は『決められない政治』やマニフェスト違反など。党の再生を強く求めたい。自公政権の安定を絶対に許すわけにはいかない」としたが、今夏の参院選秋田選挙区で民主党候補を支援するかどうかは、今後検討するとした。

 知事選に立候補を表明しているのは佐竹氏のみ。佐竹氏からは今月7日に推薦依頼の文書が届いたが、候補擁立を検討している民主党から依頼はないという。東海林会長は地方委後、同党が候補を擁立した場合の対応について、「組合員に方針を周知するのに2か月かかる。民主党が候補を立てても(佐竹氏支援の)決定は覆らない」と話した。

(2013年2月16日16時54分 読売新聞)

2514チバQ:2013/02/17(日) 11:41:52
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130214-OYT1T01358.htm?from=ylist
数円差「際どい額で落札の業者」…入札妨害容疑

 岩手県花巻市発注工事の指名入札を巡り、競売入札妨害容疑で逮捕された高橋真也容疑者(35)が副社長を務めていた建設業「たかしん興業」(花巻市)が、2011、12年度に市が行った5件の下水道工事の入札で、事前公表されない最低制限価格を数円から数十円上回る僅差の請負額で落札していたことが14日、分かった。


 同容疑で逮捕された市上水道課副主任、佐々木和美容疑者(38)が11年度に積算を担当し、同社が落札した2件の工事の差額も43円と7円だった。

 市の入札担当の職員によると、同社は「際どい額で落札する業者」として知られていたという。県警では、佐々木容疑者が工事の設計書のコピーを入手した方法や同社側に渡した動機などを調べると共に、一連の同社の落札について確認を進めている。

 市では10年12月から、ダンピング防止などを目的に、あらかじめ落札額に下限を設ける最低制限価格制度を導入。上限の「予定価格」から最低制限価格までで最も低い請負額を示した業者が落札する仕組みにした。

 市によると、同社が受注した工事で、最低制限価格と落札額との差額が1円から10円単位だったのは、11年度の下水道工事3件と12年度の2件。12年4月と6月の入札では、最低制限価格がそれぞれ4182万7358円、7769万3172円で、落札額との差はいずれも2円だった。

 市によると、同制度導入後、同社を中心に数社が最低制限価格にごく近い金額で落札するケースが続き、市では「過度に最低制限価格を意識させることは、労働者の解雇などにつながりかねない」と判断。12年8月から、工事金額によって市長や副市長、部長など異なる決裁権者が係数を掛けて最低制限価格を算出するようにした。変更後、僅差の落札はなくなったという。

 市総務課は「数千万円かかる工事で、1円単位の請負額を出していることを疑問視する声があったのは事実だ」と認めながら、「当時は情報漏えいは考えていなかった」としている。

(2013年2月16日22時28分 読売新聞)

2515チバQ:2013/02/17(日) 12:10:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130216t11024.htm
大崎市議会、定数4減30へ 議員提案予定 可決の公算大
 19日開会予定の宮城県大崎市議会(定数34)の2月定例会で、定数を4減の30とする議員定数条例の改正案が議員提案されることが15日、分かった。改正案には大半の議員が賛成するとみられ、可決の公算が大きい。
 市議会では議会改革特別委員会(18人)が中心となり、市の財政事情を考慮し、産業構造や財政規模などが似ている他都市とも比較しながら、4減と2減を軸に検討してきた。「議員の資質を高めれば、市民の意見を吸い上げられる」などとして4減案をまとめ、共産党会派(4人)以外は賛成しているという。
 提案者となる議会改革特別委員長の佐藤勝市議は「昨年9月施行の市議会基本条例に『年1回以上の議会報告会』などを掲げ、市民とより多く意見交換できるようにした。財政難の中、議員が(人件費削減で)率先したい」と話す。
 一方、共産党市議団長の小沢和悦市議は「市町合併して7年目。市としての一体感はまだ醸成されておらず、住民の多様な意見が届く議会が必要だ」と、定数の現状維持を訴えている。
 議会解散などがなければ、任期満了に伴う次期市議選は来年4月の予定。


2013年02月16日土曜日

2516チバQ:2013/02/18(月) 22:34:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130218t11028.htm
登米市長選 市議の遠藤氏出馬へ 8年ぶり選挙戦確実
 任期満了に伴う宮城県登米市長選(4月14日告示、21日投票)で、登米市議の遠藤音氏(56)が無所属で立候補する意思を固めた。同市長選には現職の布施孝尚氏(51)が3選を目指して立候補する意思を表明しており、8年ぶりの選挙戦が確実な情勢となった。
 遠藤氏は17日、取材に対し「今の市政は課題解決の手法が場当たり的で希望を見いだせない。現場の声に耳を傾け、自ら先頭に立って市政の在り方を変えたい」と述べた。既に複数の関係者に立候補の意思を伝えた。
 現在開会中の市議会定例会が終わる3月上旬に議員辞職し、記者会見を開いて正式に表明する。
 遠藤氏は登米市出身。東北福祉大社会福祉学部卒。旧津山町議を2期務め、旧津山町など9町の合併に伴う2005年4月の登米市議選で初当選し、現在2期目。市内の寺院住職も務める。
 同市長選では現職の布施氏が昨年12月、市議会で立候補の意思を表明した。09年4月の前回市長選は布施氏が無投票で再選された。


2013年02月18日月曜日

2517チバQ:2013/02/21(木) 23:00:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130221/fks13022120560000-n1.htm
前双葉町長再出馬へ 議会や町民の反発避けられず
2013.2.21 20:56

退任式で、時折悔しそうな表情を浮かべながら淡々と辞職理由を述べる井戸川克隆町長=7日、埼玉県加須市
 福島県双葉町の井戸川克隆前町長(66)が21日、「退任」を翻意し、来月10日投開票の町長選に出馬する考えを示した。埼玉県加須市の旧騎西高校での退任式からわずか2週間。約1カ月前の辞職届提出の際には「再出馬はない」と明言していた。町民不在ともいえる行動に、議会や町民からの反発は避けられそうにない。

 井戸川氏は21日、産経新聞の取材に対し、「町は非常に大きい問題を抱えている。辞職した時は決意は固かったが、周囲から声をいただいた。決断はもう変えない」と、再出馬の理由を説明した。

 28日告示、3月10日投開票の双葉町長選をめぐっては、町議を辞職した伊沢史朗氏(54)や元町議の尾形彰宏氏(54)ら数人の新人が立候補を予定している。井戸川氏は16日の立候補予定者説明会にも、関係者は出席していなかった。

 仮に町長選に当選しても議会との対立が解消される可能性は少ないとみられる。この点について井戸川氏は、「議会と対立するつもりはない。私の何が問題だったのか、しっかり整理しないといけない。分かり合えばいいのではないか」と語った。ただ、再度、不信任案が提出されれば、町政混乱の長期化が予想される。

 7日の記者会見で、「よもや埼玉の地で、このような場面で最後を迎えるとは予想だにしませんでした」と語っていた井戸川氏。

 町民の中には好意的に受け取る人もいる。加須市の借り上げ住宅で暮らす主婦(37)は「国にきちんと物が言える人なので(再出馬は)ほっとしている。ただ、同じことにならないよう議会との関係を直し、きちんと結果を出してほしい」と話した。

 それでも、告示1週間前の翻意は、多くの町民にとっては理解に苦しむ事態。中間貯蔵施設の候補地や警戒区域の再編など、復興に向けた問題が山積する中で、前町長の行動はさらに波紋を広げるとみられる。

2518チバQ:2013/02/21(木) 23:38:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130220-OYT8T01263.htm
知事選現職の対抗馬は? 告示まで1か月



常任幹事会後の記者会見で、「(独自候補擁立の結論を)持ち越した」と説明する民主党県連の沼谷純幹事長(左)と松浦大悟代表(17日、秋田市で) 4月19日の任期満了に伴う県知事選は、3月21日の告示まで残り1か月となった。立候補を表明したのは佐竹敬久知事(65)だけで、民主党と共産党が候補擁立を検討している。投開票日の4月7日は秋田市など9市町の首長選と重なり、「ミニ統一選」の様相を呈しているが、秋田市長選も穂積志市長(55)が出馬表明したのみで、選挙の行方は不透明だ。

 2009年の前回知事選は新人4人の争いとなり、自民、社民両党の支持を受けた佐竹氏が、元小坂町長の川口博氏(65)らを破って初当選した。

 佐竹氏は12年9月の県議会で、無所属で再選を目指す意向を示した。11年4月、軽い脳出血で入院し、約2か月間公務を離れるなど不安材料とみられる健康面についても、現在は良好な状態で支障はないとしている。特定の政党に支援を求めない姿勢を示す一方、「応援していただくのはやぶさかではない」とし、既に連合秋田や自治労県本部が佐竹氏を推薦する方針を決めた。

 今月12日の県議会本会議で、1期目の総括を問われた佐竹氏は、緊急の経済・雇用対策や新エネルギー関連産業の創出などの成果を強調し、「道半ばの施策もあるが、飛躍に向けた土台作りを結実させていくには、これからが正念場」と2期目への意欲をみせた。中小企業振興や農林漁業の6次産業化といった選挙公約についても、「政策集として取りまとめ、3月上旬までに示したい」と述べた。

 前回、佐竹氏を支持した自民党県連は、3月上旬をめどに常任総務会を開き、対応を決める考え。渋谷正敏幹事長は「佐竹県政1期目の総括として、今議会でのやり取りを踏まえた上で、県連として対応を判断したい」としている。

 社民党県連も、独自候補を擁立しないという従来の方針を維持し、24日に開く県連定期大会までに対応を決めるとしている。

 民主党県連は当初、昨年末をめどに知事選への対応を決めたいとしていたが、12月の衆院選で大敗。年明け以降に持ち越したが、今月17日の常任幹事会でも意見がまとまらず、今月末を最終期限として独自候補擁立の結論を出すとした。

 前回選、告示の約1週間前に独自候補擁立を表明した共産党県委員会は今回、候補擁立の前提として、佐竹氏の1期目の成果や政治姿勢を評価する作業を関係団体と進めている。米田吉正委員長は「評価を定めた上で、(候補擁立などの)方向性を3月上旬までに固めたい」としている。

 一方、秋田市長選は、穂積氏が再選を目指すほか、共産党は独自候補を擁立する方針で人選を進めている。同党秋田地区委員会が複数人に打診しており、同委は「できるだけ早く決定したい」としている。

(2013年2月21日 読売新聞)

2519チバQ:2013/02/22(金) 20:21:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130222-00000043-mailo-l05
選挙:北秋田市議補選 予定者説明会、出席者ゼロで流会 定数6減影響か /秋田
毎日新聞 2月22日(金)11時21分配信

 北秋田市議補選(3月31日告示・4月7日投開票、改選数1)の立候補予定者説明会が21日、同市庁舎で開かれたが、出席者がなく流会した。市始まって以来の珍事に市選管も「どうしたものか」と首をかしげている。
 説明会は同日午前、まず市長選立候補予定者向けが開かれ、再選を目指し立候補を表明している現職と新人の2陣営が出席した。しかし同日午後1時半から予定されていた市議補選には開始時間になっても出席者はなく、市選管は開始時間を10分余り遅らせたが、1人も来なかったため流会を決めた。
 市選管によると、立候補予定者への必要事項の説明は市選管窓口でも行われるため、説明会に出席しなくても立候補できるが、市議選は毎回激しい戦いを繰り広げており、補選とはいえ出席者ゼロは異例という。
 同市は「平成の大合併」で05年3月、鷹巣、森吉、合川、阿仁の4町が新設合併して発足した。09年4月に行われた市議補選は1議席を3氏で争う構図だった。今回は立候補が取りざたされる具体的な名前も挙がっておらず「妙に静か」と地元事情通。市議会は定数26で、来年3月31日の任期切れまで約1年の上、次期改選から定数が6減の20となることから「厳しさを増す選挙の影響」「模様眺め」と、市民の間で臆測が飛んでいる。【田村彦志】
2月22日朝刊

2520チバQ:2013/02/22(金) 20:23:55
http://www.minpo.jp/news/detail/201302226770
前職出馬表明に驚き 双葉町長選 町民に驚き、戸惑い、期待交錯
 双葉町長を辞職したばかりの井戸川克隆氏(66)が28日告示、3月10日投票の町長選に立候補表明してから一夜明けた21日、町民には驚きや戸惑い、期待などが交錯した。「辞めたばかりなのに、なぜ…」「豊富な町政経験を生かしてほしい」。井戸川氏を含め現段階で4人が立候補の意思を示し、他にも複数の立候補の動きがある町長選。東京電力福島第一原発事故で避難を続ける町民はさまざまな思いを抱え、前哨戦を見守っている。
 21日、白河市で開かれた双葉町住民説明会に出席した町民は町長選を気に掛けた。栃木県那須塩原市に避難している主婦池田美智子さん(39)は「予想もしなかった。賠償を迅速に進めるなど町民目線に立った人を見極めたい」と受け止めた。
 郡山市の仮設住宅で自営業の男性(42)は、井戸川氏への不信任決議案を可決した町議のほとんどが再び当選した町議選の結果を挙げ、「町議選の民意をどう思っているのか」と井戸川氏の立候補表明に首をひねった。
 一方、井戸川氏の行政手腕に期待する町民もいる。埼玉県加須市に避難中の無職男性(56)は、井戸川氏が町外からの立候補の動きを決断の理由の一つに挙げていることに触れ「気持ちは分かる。実績や町の現状を理解している点でふさわしいのではないか」と語った。
 いわき市で避難生活を送る会社員中谷祥久さん(32)は埼玉県内に避難している妻や子どもと離れ離れの生活が続く。「町に戻るために復旧・復興を急がなければならない時なのに、選挙ばかりやっている印象だ」とため息をつく。井戸川氏について「町の状況に一番詳しい」と評する一方で「立候補するなら、自ら辞める必要はなかったのではないか」と複雑な胸中を語った。

立候補予定者「主張戦わせる」

 双葉町長選には井戸川氏の他、元町議でIT開発業代表の尾形彰宏氏(54)、前町議会副議長の伊沢史朗氏(54)、元県議で会社役員の丹野恒男氏(71)の3人が立候補の意思を示している。
 立候補予定者の一人は「候補者が多いことで、注目度が高まり、投票率も上がるのではないか」とし、井戸川氏については「互いに主張し合い、いい選挙にしたい」と語った。別の立候補予定者は「重要なのはリーダーシップだ。町民が賢明な判断をしてくれるのを期待する」と話した。
 町長選をめぐっては、16日に埼玉県加須市の旧騎西高内の町埼玉支所で開かれた立候補予定者説明会に出席した三人も立候補を検討している。
 町長選事前審査は22日午前9時から町埼玉支所で行われる。

仮設住宅などにポスター掲示場

 双葉町選管委は21日、ポスター掲示場の設置を始めた。
 ポスター掲示場が設置されるのは、埼玉県加須市の町埼玉支所(旧騎西高)、郡山市の町福島支所の他、福島、郡山、いわき、白河、猪苗代の5市町にある仮設住宅で、県内外計9カ所。町選管委によると、22日までに完了するという。

( 2013/02/22 10:27 カテゴリー:主要 )

2521チバQ:2013/02/23(土) 11:29:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130223-00000015-mailo-l02
選挙:青森市長選 民主は自主投票 現職推す声が大勢 /青森
毎日新聞 2月23日(土)11時9分配信

 民主党青森市支部は22日、役員会を県庁で開き、4月の青森市長選を自主投票とする方針を決めた。市長選には、再選を目指す現職の鹿内博氏(64)と、自民党が推薦する前副知事の蝦名武氏(67)の無所属2氏が出馬を決めているが、役員会では鹿内氏を推す声が大勢を占めたという。
 会合は役員8人が出席し、非公開で行われた。終了後取材に応じた支部長の渋谷哲一県議は、自主投票の理由を「どちらの候補からも推薦願を受けていない。両候補とも良いところと悪いところを指摘する意見があった」と説明。その上で、蝦名氏について「自民の候補を推すことはできないという意識は共有されている。大半は現職に肯定的な意見が出た」と述べた。【酒造唯】
2月23日朝刊

2522チバQ:2013/02/23(土) 12:13:46
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1302220700002.html
2013年2月23日
事前審査に6陣営/双葉町長選
  
●混戦は必至


 双葉町長選の届け出書類の事前審査が22日、役場を移している埼玉県加須市の旧騎西高校であり、6陣営が審査を受けた。町によると、全員が立候補すれば町長選では過去最多の候補者数になるという。


 元町議でIT関連業の尾形彰宏氏(55)は「復興計画の策定と区域再編、中間貯蔵施設に対してすぐに対応できる態勢をつくりたい。町としての道徳と理性を大事にしたい」と話す。


 山梨県上野原市の無職、染森信也氏(52)は「原発と共生してきたことに対する謝罪と、放射性物質のゴミを引き受ける贖罪(しょくざい)、原発作業員や警察官らへの感謝を訴える」と話す。


 前町議で獣医師の伊沢史朗氏(54)は「町民の気持ちを一番分かっているという確信を持って臨む。雇用をつくる施策を提示していく。議会と話し合い、ベストの判断をしていく」。


 衆院議員の秘書を務めた経験のある横浜市の会社社長、荒井英夫氏(54)は「同級生の親類が双葉町から避難している。嘆いているのを見て立候補を考えた」と話す。


 福島市の元県議で会社社長の丹野恒男氏(71)は「原発の被害を受けているのは町民。速やかな賠償とともに、生活の基盤となる仮のまちをつくらないといけない」と話した。


 前町長の井戸川克隆氏(66)は「町民の健康と生活再建、町民の救済を求める。町民の声を受けて新たな気持ちで立つことにした。今までの行動の総括になる」と話した。


 16日の立候補予定者説明会への参加は6人だったが、うち2人はこの日の事前審査に参加しなかった。自ら辞任した前町長の立候補表明で、混戦は必至だ。町長選は28日告示、3月10日に投開票される。

2523チバQ:2013/02/23(土) 13:30:30
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130223ddlk07010142000c.html
選挙:双葉町長選 出直し選、事前審査に6陣営 復興巡り混戦の可能性 /福島
毎日新聞 2013年02月23日 地方版

 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴う出直し町長選(28日告示、3月10日投開票)の立候補予定者の届け出書類事前審査が22日、埼玉県加須市の町役場支所であり、前職1人、新人5人の計6陣営が出席した。

 町はいわき市への役場移転や避難区域再編などの重要課題が山積しており、原発事故からの復興を巡り、混戦となる可能性が高まっている。

 審査に出席したのは、元町議の尾形彰宏氏▽前町議の伊沢史朗氏▽元県議の丹野恒男氏▽元看護師の染森信也氏▽会社役員の荒井英夫氏▽前町長の井戸川氏−−の計6陣営。

 16日に開かれた立候補予定者説明会には、この6陣営の他に2陣営が出席しており、さらに立候補予定者が増える可能性もある。【神保圭作】

 ◇正副議長、前町議支援 「議会と新町長は一体に」
 双葉町議会の佐々木清一議長と岩本久人副議長は22日、出直し町長選で「議会と新町長は一体になって復興に向かわねばならない」と述べ、立候補表明している前町議の伊沢史朗氏の支援を明らかにした。

 佐々木議長らは同日、6月に役場機能を移転する予定のいわき市の渡辺敬夫市長に、改めて受け入れを要請するために訪問。要請を受け、渡辺市長は「住民票の扱いなど制度設計を早期作成するよう国に要望しており、できることはしっかりやっていく」と了承した。

 また、佐々木議長らは、井戸川克隆前町長が退任会見で「町議会の圧力に屈して(いわき市)移転を決定してしまった」などと発言したことについて、「いわき市の放射線量は毎時0・09マイクロシーベルトで年間1ミリシーベルトに満たない。いわれなき風評被害を助長する結果となりご迷惑をおかけした」と陳謝した。【中尾卓英】

2524チバQ:2013/02/23(土) 19:17:42
スレ間違えた
4736 チバQ 2013/02/22(金) 20:33:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130222/CK2013022202000188.html
町民に反発と歓迎 双葉町長選 井戸川前町長の一転出馬
2013年2月22日

避難指示区域再編案の住民説明会。出席者の間でも井戸川氏出馬に波紋が=福島県白河市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市に役場機能を移している福島県双葉町の町長選。二十八日の告示まで一週間を切ったが、辞職した井戸川克隆前町長(66)が一転して立候補する意向を明らかにし、町民の間では批判と歓迎の声が交錯した。

 「再出馬なんて論外」と語気を強めるのは、福島県郡山市の仮設住宅で暮らす男性(37)。避難指示区域の再編案が示されたことを受け、同県白河市内で二十一日に開催された住民説明会に出席。説明会後、井戸川氏の出馬について「退任の際に、放射線量を理由に『今の福島には住めない』などと言ったというが、現地の住民や町民の気持ちを考えてほしい」と反発した。

 白河市の仮設住宅で暮らす男性(45)も「『町長職の限界を感じた』と言ったではないか。このままでは町民同士の溝が埋まらない」と懸念した。

 一方、井戸川氏への期待も根強い。白河市に住む別の男性(54)は「前町長の方針は間違っていない」と話した上で、「もっと情報公開して町民に丁寧に理解を求める姿勢が必要。町長選で議論を深めてほしい」と注文した。加須市の旧騎西高校の避難所で暮らす女性(64)は「子どもたちのためにも、放射線に対して妥協しない姿勢を貫いてほしい」と出馬を歓迎した。

 町長選では、これまでに前町議の伊沢史朗氏(54)と元町議の尾形彰宏氏(54)の新人二人が出馬表明し、ほかに立候補を模索する動きがある。(石井宏昌)

2525チバQ:2013/02/27(水) 23:27:56
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130227ddlk05010085000c.html
選挙:県議補選 佐藤元羽後町長、正式に出馬表明 /秋田
毎日新聞 2013年02月27日 地方版

 元羽後町長の佐藤正一郎氏(60)は26日、同町内で記者会見。4月7日投開票予定の県議補選(湯沢市雄勝郡選挙区、改選数1)に無所属で立候補することを正式表明した。

 佐藤氏は町長3期目の05年に県知事選に出馬し落選、09年にも再挑戦したが落選。

 これまでの政治活動で訴えたことを踏まえ、「閉塞(へいそく)感漂う秋田県を再生させるため、豊富な地域資源を生かし元気な秋田をつくりたい」と決意を述べた。【佐藤正伸】

2526チバQ:2013/02/27(水) 23:33:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130227t61017.htm
双葉 渦中の乱戦 町長選あす告示、最大7人出馬も

仮設住宅に設置された双葉町長選のポスター掲示板。立候補予定者が多く、スペースを広げた=福島市


 28日に告示される福島県双葉町長選(3月10日投票)が乱戦の様相を見せている。6人が立候補の意思を示し、1人が検討中だ。福島第1原発事故の避難自治体の首長選として全国的に注目され、乱立を促した。辞職した井戸川克隆前町長(66)も再出馬し、混戦に拍車を掛ける。町と直接縁のない関東圏の立候補予定者もいて、町始まって以来の「大合戦」になりそうだ。

 6人は井戸川氏のほか、前町議伊沢史朗氏(54)、元町議尾形彰宏氏(55)、山梨県上野原市の無職染森信也氏(52)、横浜市の会社役員荒井英夫氏(54)、福島市の元福島県議丹野恒男氏(71)。染森、荒井、丹野の3氏は双葉町と直接的なつながりはない。
 染森氏は「当初立候補者は2人だと思い、町民に十分な選択肢が示されていないと考えて立候補を決めた」と出馬理由を語る。荒井氏は「町に入ったことは一度もないが、中学時代の同級生の親戚が町で被災した話を聞き、自分の知恵で新しいことができないかと決断した」と述べる。
 町長選は避難自治体の行方を占う選挙としてクローズアップされたほか、井戸川前町長が町議会との対立から議会を解散して自分も辞職した経緯が話題になった。16日の立候補予定者説明会には6陣営が顔を出し、関心の高さを裏付けた。
 井戸川氏は再出馬を否定していたが、「立候補予定者に町民が少ない。町民代表として出馬する」と一転して参戦を決めた。
 町選管によると、これまでの町長選で最も多い候補者は2009年の3人。町外の人が出ることはなかったという。選管は今回、選挙ポスター掲示板のサイズを急きょ大きくした。
 有権者の一人で福島市の仮設住宅に住む無職男性(65)は「全町避難という異常事態が生んだ乱立劇だ。候補者が入り乱れて町が世間から『何やっているんだ』と笑われないかと心配になるが、町の将来を多角的な視点で議論する好機と捉えたい」と話している。


2013年02月27日水曜日

2527チバQ:2013/02/27(水) 23:40:04
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130227b
市議の佐藤氏出馬へ 潟上市長選
 潟上市議会議員の佐藤義久氏(68)は26日、任期満了(4月16日)に伴って4月7日に投開票される市長選に無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選への出馬表明は、現職で3選を目指す石川光男氏(73)に次いで2人目。前回の市長選では、石川氏が無投票で再選された。

 佐藤氏は「現市政は市民の要望に応えず、強引に新庁舎建設を進めている。現職への対抗馬擁立を模索した末、自分が出るしかないと決断した」と話した。天王グリーンランド近くへの新庁舎建設について「凍結して必要性を検討し、浮いた財源を住環境整備に回す」とした。

 佐藤氏は秋田工高卒。1986年から昭和町議を5期務め、2005年の合併に伴う在任特例を含め潟上市議3期目。同市昭和大久保字宮の前115。

(2013/02/27 09:00 更新)

2528チバQ:2013/02/27(水) 23:41:56
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/115117/
サスケ事務所社長が町長選に名乗り
2013年02月27日 20時00分
ザ・グレート・サスケ
 東京電力福島第1原発の事故に伴い、いまだ警戒区域になっている福島県双葉町の町長選(28日告示、3月10日投開票)に、1人の男が名乗りをあげた。現役プロレスラーのザ・グレート・サスケ(43=元岩手県議)の所属事務所社長でもある、福島維新会議幹事長の荒井英夫氏(54)だ。

 住民のほとんどが今も避難生活を強いられている双葉町が揺れている。井戸川克隆前町長(66)が昨年12月、町議会から全会一致で不信任案を決議され、議会を解散。町議選後の7日に退任式が行われた。ところが21日、井戸川氏が一転して町長選出馬の意思を明らかに。他にも前町議など複数の候補者が乱立し、大混戦の様相を呈している。

 そこに“参戦表明”したのが荒井氏だ。中央大学法学部卒の荒井氏は衆議院議員秘書などを経て、現在は芸能プロダクション社長。所属するサスケの岩手県議選出馬時には、選対本部長を務めた。荒井氏が目指すのは「世界一裕福な町 双葉町」だ。公約は「50年以上にわたって1世帯あたり年間500万円の支援金」。震災前の双葉町は2400世帯弱。仮に現在2000世帯に減ったとして、50年間で5000億円が必要だ。どうやって調達するのか?

 荒井氏は「双葉町は今後100年は人が住むことのできない地域」という前提に立ち、プランを練り上げた。具体的には広大な面積の太陽光発電所を建設、放射能汚染ガレキ処理施設を誘致して住民に分配するというもの。震災ガレキでモニュメントを建設することも計画している。

 荒井氏は「『絵に描いた餠』『よそ者が…』と言われるかもしれないが、夢のあるストーリーを作って、町民の人たちに笑顔になってもらいたい。100年後、孫の時代に笑顔で町に帰れるようにしたい。夢のある遠大な計画だと思います」と意気込んだ。

 荒井氏は神奈川県横浜市生まれ。避難してきた住民の話を聞いて、計画を立案、立候補することを決めたという。

2529チバQ:2013/02/28(木) 00:02:50
http://mainichi.jp/select/news/20130228k0000m040109000c.html
福島・広野町:進まぬ帰還…でも待つ 町役場、再開1年
毎日新聞 2013年02月27日 23時52分(最終更新 02月27日 23時59分)

 福島第1原発事故で一時、緊急時避難準備区域だった福島県広野町は3月1日、隣のいわき市から町役場を戻して1年を迎える。同区域が11年9月に解除され、避難区域が設定された県内12市町村で最も早く「住める町」となったが、人口の約9割(約4600人)は同市などに避難したままだ。復興にはほど遠い古里で、同町下北迫のNPO法人理事長、鈴木正範さん(67)は、町民が集える広場を手作りしている。

 一代で築いた建設会社の経営を次男(39)に譲り引退後、町内の阿武隈山系を切り開いた約12万平方メートルの里山公園で、子どもたちと炭焼きや菜園作り、キノコ栽培などに生きがいを見いだしていた。

 1号機の水素爆発が起きた11年3月12日午後、家族6人が車で南へ避難し、県内外の避難所を転々とし夏、仮設住宅に入った。震災前、里山の開墾も共にした父三郎さん(当時85歳)は避難生活のストレスで翌年1月に亡くなった。せめて08年に亡くなった母と一緒にと、鈴木さんは地震で傾いた家に戻った。

 それから1年。春の山菜や希少なアケボノツツジ、夏のアユ、秋のサケや山のキノコ−−。古里の四季が巡り、里山公園に掲げられた「自然の営みと移ろいを子どもたちに。人間は自然の一部である」という文面そのものだ。町内の放射線量も除染でほぼ毎時0.23マイクロシーベルト以下になった。

 だが、山菜やキノコ、川魚の放射性物質は基準値を超えた。「年寄りは生きがいを奪われたに等しい」。今春から稲作も再開されるが、種もみ配布に応じた農家は震災前の約3分の1の94軒(105ヘクタール)にとどまる。

 将来を担う子どもたちの帰還も進まず、町内で昨秋再開した広野小に戻ったのは17都道府県に避難した275人中64人、中学校では15都道県138人中34人にとどまる。鈴木さんの小中高生の孫5人も「卒業まで、いわきの学校に通いたい」と話す。放射能汚染への不安、いわきから1時間のバス通学では好きな部活動ができない−−など理由はさまざまだ。

 27日朝、町を貫く浅見川河口などを一望する高台で、鈴木さんは朝日を受けてチェーンソーをふるった。河口は3人が犠牲になった町の津波被害を象徴する所だ。毎月11日にカメラを構えている。

 高台に作る広場は、この地に暮らした芥川賞作家で、生前親交があった富沢有為男(とみさわういお)(1902〜70年)にちなみ「文学の丘公園」と名付けた。3月11日、しだれ桜6本を植える。「一時帰宅した町民の方々の憩いの場となり、復興の道しるべになれば」。希望は捨てない。【中尾卓英】

2530チバQ:2013/02/28(木) 22:11:43
>前職の井戸川氏は、健康上の理由から出馬を見送った
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000136-jij-pol]
新人4氏の争いに=福島県双葉町長選
時事通信 2月28日(木)17時12分配信

 井戸川克隆前町長の辞職に伴う福島県双葉町長選は28日告示され、午後5時に立候補届け出を締め切った結果、いずれも無所属新人で、元町議の尾形彰宏(55)、元町議の伊沢史朗(54)、元県議の丹野恒男(71)、無職の染森信也(52)の4氏による争いが確定した。投開票日は3月10日。
 立候補の意向を示していた前職の井戸川氏は、健康上の理由から出馬を見送った。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000593-san-pol
前町長、一転不出馬「のどが痛い」 福島・双葉町長選告示
産経新聞 2月28日(木)18時48分配信

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町で、井戸川克隆氏(66)の辞職に伴う町長選が28日告示され、元町議ら4氏が立候補を届け出た。投開票は3月10日。

 出馬を表明していた井戸川氏は「のどの痛み」などの体調不良を理由に出馬しなかった。井戸川氏は議会解散後に自ら辞職し、町長選には出馬しないとしていたが、2月21日に一転して出馬を表明していた。

2531チバQ:2013/03/02(土) 02:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000152-mailo-l11
選挙:福島・双葉町長選 告示 新人4人立候補 乱立騒動に怒りの声、町民「恥ずかしい」 /埼玉
毎日新聞 3月1日(金)12時52分配信

 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴う福島県双葉町長選(投開票10日)は28日告示され、新人4人が立候補を届け出た。町選管によると、町長選の立候補者数としては過去最多。投票は10日に加須市(午前7時〜午後6時)と福島県郡山市(午前7時〜午後5時)の町役場支所で行われる。
 届け出たのは、前町議の伊沢史朗氏(54)▽元町議の尾形彰宏氏(55)▽元福島県議の丹野恒男氏(71)▽元看護師の染森信也氏(52)−−の4人。出身地は、伊沢氏と尾形氏が双葉町、丹野氏は福島市、染森氏は大阪市。
 加須市から福島県いわき市への役場機能移転について、4人の主張はほぼ一致しているが、「仮の町」(町外コミュニティー)構想を巡っては各氏が持論を展開している。
 伊沢氏は「集約型か分散型か、町民の意見を聞いて判断する。町立学校の再開も早期に実現したい」。尾形氏は「町の復興住宅近くに花と緑の工場を作り、町のブランド商品を販売する」。丹野氏は「財政面から、仮ではなく本来の町に近い形の町を、福島市松川町に作る」。染森氏は「仮の町の整備に金をかけず、避難先で生活が安定するよう支援する」と、訴えている。
 町長選には当初、町内外から8人が出馬意向を示していたが、取りやめが相次いだ。いわき市南台の仮設住宅に暮らす主婦(69)は「期待させておいて、町民をバカにしている」と憤り「復興や町政が停滞し、町民として恥ずかしい」と吐き捨てた。【神保圭作】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇双葉町長選立候補者(届け出順)
伊沢史朗(いざわ・しろう)  54 無新
 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大
尾形彰宏(おがた・あきひろ) 55 無新
 [元]町議▽インターネット企業役員▽茨城大
丹野恒男(たんの・つねお)  71 無新
 [元]県議▽会社役員[歴]衆議員秘書▽東洋大
染森信也(そめもり・しんや) 52 無新
 [元]看護師▽都立南多摩看護専門学校
3月1日朝刊

2532チバQ:2013/03/02(土) 02:49:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130301/CK2013030102000148.html
双葉町長選告示 町民、前町長不出馬には驚き
2013年3月1日

双葉町長選不出馬を表明する井戸川前町長=加須市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市の旧騎西高校に役場機能を移している福島県双葉町。井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い二十八日告示された町長選は、出馬表明していた井戸川氏が急きょ出馬を断念し町民に驚きや落胆、非難の声が広がった。立候補した新人四人に対しては、生活再建や復興への要望が相次いだ。 (石井宏昌、宮本隆康、増田紗苗)

 茨城県つくば市に避難中でこの日、旧騎西高を訪れた主婦(54)は「賠償でも何でも双葉は遅れている。本当は選挙をしている場合じゃない。避難している人は毎日、いつまでここに住めるのか、と不安を抱えている。新町長には、安心して住めるように不安を解消してほしい」と求めた。

 井戸川氏の出馬断念には「出ると言った時は『今までの頑張りを無駄にしたくないと思ったのだろう』と理解できたけど…」とややあきれ顔だった。

 同校避難所の堀川光男自治会長(56)は、井戸川氏の出馬断念に落胆しつつ「新町長には町民重視の姿勢を貫いてほしい。町民が一カ所に住むのは難しいかもしれないが、地に足をつけ安心して生活していけるよう支援してほしい」と訴えた。

 福島県いわき市の仮設住宅で暮らす無職大浦勝美さん(73)は「前町長の時は復興が進まなかった。新しい町長には、町がどうなるのか道筋を示してほしい。そこをじっくり聞いて投票する」。

 同市南台応急仮設住宅の斎藤宗一自治会長(63)は「双葉町の学校を再開してほしい。町の校歌を知らない子どもがどんどん増えてしまう。学校がないと、町がなくなるのと同じ」と要望し、「学校についての政策を掲げている候補に投票したい」と話した。

2533チバQ:2013/03/03(日) 18:01:39
>>2154>>2497
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130303ddlk05010009000c.html
選挙:湯沢市長選 鈴木前市長、返り咲きに意欲 /秋田
毎日新聞 2013年03月03日 地方版

 前湯沢市長の鈴木俊夫氏(62)は2日、同市内で記者会見。任期満了に伴う市長選(31日告示、4月7日投開票)に、長年在籍し政治活動を続けてきた共産党を離党、「完全無所属」で返り咲きを目指す決意を改めて表明した。

 鈴木氏は02年の旧市長選と05年の新市長選に党籍を残したまま出馬し、当選。農業に「活路」を見いだしながら、「市民と協働で、市民と同じ目線で」再び市政を担っていく意欲を示した。

 湯沢市長選には、鈴木氏が昨年1月に、また、現職で1期目の斉藤光喜氏(66)=無所属=が同年3月に出馬表明した。【佐藤正伸】

2534チバQ:2013/03/04(月) 23:45:34
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130304ddlk05010011000c.html
選挙:北秋田市長選 立候補予定の2陣営が火花散らす 同地区、同時刻に集会 /秋田
毎日新聞 2013年03月04日 地方版

 任期満了に伴う北秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)に立候補を表明している現職の津谷永光氏(61)、新人の元公立米内沢総合病院事務長の成田元晴氏(63)の両陣営初の大集会が3日、合川地区で同時刻に開かれた。双方支持者らは思わぬハプニングに早くも火花を散らしていた。

 集会を主催したのは、津谷陣営側は女性の支援者でつくる「ひまわり会」。一方の成田陣営側は後援組織「住みよい北秋田市をつくるみんなの会」で、いずれも午後2時から始まった。

 合川地区は成田氏の出身地だが、両陣営は「合川での集会を決めたのは、うちが先」と主張。双方支援者からは「何も同じ日に同じ地域で同時刻に開かなくともよかったのでは」と困惑する声も。

 再選を目指す津谷氏は、300人を超える支持者らを前に、国・県とのパイプで市政の継続を主張。成田氏は、250人余を前に地域医療の充実など目指す上で、市政の改革が必要と訴えた。【田村彦志】

2535チバQ:2013/03/06(水) 23:32:58
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130306a
民主県連、候補者擁立を断念 知事選、「無投票」の可能性高まる
 民主党県連(松浦大悟代表)が、知事選(21日告示、4月7日投開票)への候補者擁立を断念したことが5日、分かった。昨年12月の衆院選本県小選挙区での全敗が尾を引いているとみられる。

 県政野党として、再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)の対抗馬擁立を模索してきたが、告示まで約半月を残すだけとなった時期の断念により、佐竹氏の無投票再選の可能性が高まった。

 県連は6日に会見を開き、断念を発表する。

(2013/03/06 08:30 更新)

2536名無しさん:2013/03/07(木) 03:22:25
ロリ画像掲示板

http://d4u88bqk.seesaa.net/

2537チバQ:2013/03/07(木) 21:21:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130306-OYT8T01211.htm
民主が知事選擁立断念



独自候補擁立を断念した理由を説明する沼谷氏(6日、秋田市で)  3月21日告示、4月7日投開票の県知事選で、独自候補の擁立を目指していた民主党県連は6日、秋田市内での役員会後に記者会見し、独自候補の擁立を断念したと発表した。県政野党の同県連は前衆院議員の寺田学氏(36)と川口博氏(65)に出馬を要請したが、断られた。知事選は1947年の第1回以降、初めて無投票となる可能性が高まってきた。

 役員会には、顧問の寺田氏や虻川信一代表代行ら役員5人が出席し、擁立しないことを決めた。国会会期中のため、県連代表の松浦大悟参院議員は欠席した。虻川氏と県連の沼谷純・幹事長兼政調会長が会見に臨んだ。

 沼谷氏は冒頭、擁立を断念した最大の理由として、夏の参院選への対応を挙げ、「自民党政権になり、TPP(環太平洋経済連携協定)など国益を守るどころか譲る状況。既に公約が破綻してきている」と厳しく指摘した。その上で、「非自民の総力を結集し一つの旗頭として、参院選での松浦氏の再選を最優先すべきだ」と述べた。

 また、知事選の候補者として、年明けから寺田、川口の両氏に出馬を要請していたことを明らかにした。川口氏は寺田氏を推し、寺田氏は参院選への注力を理由に固辞したという。

 さらに沼谷氏は、再選を目指して立候補すると表明した現職の佐竹敬久氏(65)について、「(県議会の)2月議会で健全な財政運営をお願いし、知事からも強い同意を得た」と一定の評価をしたが、県連として支援しない。ほかに立候補を表明する人が出た場合、政策を見て支援するかどうか検討する。

 県連は当初、昨年末までに知事選への対応を決めるとしていた。だが、先の衆院選で寺田、川口ら前議員2人を含む県内3小選挙区の候補全員が落選し、県連幹事長だった寺田氏が責任を取って退任した。2月17日の常任幹事会では「不戦敗は避けるべきだ」「参院選に注力するために擁立を見送るべきだ」と相反する意見が出て、結論を先送りしていた。沼谷氏は会見で、「非自民の総力を結集できなかった。忸怩(じくじ)たる思い」と話した。

 知事選を巡り、社民党県連と連合秋田は佐竹氏の支持や推薦を決め、自民党県連も2月末、佐竹氏の支持を発表した。共産党県委員会は、関係団体に佐竹氏を評価する声があることを踏まえ、無所属の党推薦候補を擁立しないことを決め、党公認候補を擁立するかどうか検討している。

(2013年3月7日 読売新聞)

2538チバQ:2013/03/07(木) 21:54:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130307ddlk05010017000c.html

選挙:秋田市長選 現職のみ出馬表明 共産系団体、候補者選定に難航 /秋田
毎日新聞 2013年03月07日 地方版

 知事選と同日選の秋田市長選は、31日の告示まで3週間あまりとなった。これまで立候補を表明しているのは再選を目指す現職の穂積志市長(55)のみ。前回選で穂積氏を支持した市議や県議、労組や経済団体などが今回も支持する意向を示している。これに対し、共産党系の団体などは候補者擁立を目指し複数の人物に打診を続けているが選定は難航しており、市長選の構図も固まっていない。

 穂積市長は昨年12月の市議会定例会で市長選への立候補を表明した。後援会は先月、同市旭北錦町に選挙事務所を設置。選挙対策本部も近く発足する。穂積市長は40項目の選挙公約もほぼまとめた。これまでに秋田商工会議所や秋田県医師会の政治団体、連合秋田中央地域協議会などが推薦を決めている。

 自民党県連は市長選への対応は決めていないが、渋谷正敏幹事長は「穂積陣営から打診があれば対応を検討する」としている。既に支持の意向を示している県議については「個々の判断」という。公明党県本部は近く穂積氏支持を表明する見通し。このほか前回選に続き多くの市議が支持に回る見通しで、自民系会派市議は「いざ選挙となれば、党派・会派を超えての支持となるだろう」とみる。

 民主党県連は候補擁立は見送る構え。対応は所属議員の個々の判断になるとみられる。

 一方、市立病院の地方独立行政法人化など穂積市長の市政運営について「市民目線を無視したトップダウン型」と批判を強める共産党秋田地区委員会は、市民団体の発足準備を進めるなど、擁立に向けた作業を2月上旬から本格化させている。

 同委の奥井淳二委員長は「複数の人物に打診しているが、イエス・ノーいずれの回答もない」としながらも、前回選では告示20日前に立候補を表明した経緯もあり、「最後まで可能性を探る」としている。【仲田力行】

2539チバQ:2013/03/07(木) 22:01:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130307t21012.htm
青森市長選告示まで1ヵ月 鹿内市政4年の評価が鍵
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)は告示まで1カ月となった。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)と新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)。政党に推薦や支持を求めない「市民派無所属」を掲げる鹿内氏に対し、蝦名氏は自民党の推薦を受けて組織戦で挑む構え。鹿内市政に対する市民の評価が勝敗の鍵を握る。

 鹿内氏は1月29日に立候補を表明した。市議会や豪雪災害対応など公務の傍らで、30年近く続けている早朝の街頭演説は回数を増やし、市民に直接支持を訴える。
 マニフェスト(公約集)では、議員報酬削減や庁舎建て替えといった市が直面する課題について、「特別プロジェクト」と銘打った政策を提示。政治信条でもある「市民のための市政」の推進を目指す。
 前回市長選(2009年)で、鹿内氏を独自に支援した共産、社民両党は同様の対応になる見込み。民主党は自主投票を決めたが、県議らが個々に支援する動きもある。
 蝦名氏の立候補表明は2月8日にずれ込んだ。自民党の選考作業が遅れたためで、蝦名氏推薦をめぐっては党県連幹部と党系列市議の足並みの乱れも表面化した。
 それでも選挙態勢は急ピッチで整いつつある。津島淳衆院議員(青森1区)が選対本部長に就き、渋谷勲市議ら市議十数人も支援団を結成。県庁OBや経済界に支持を求める。近く公明党も推薦を決める見通し。
 庁舎建て替えや第三セクター運営で経営不振が続く複合商業施設「アウガ」の再生などに対する現市政の対応を「市をどうしたいのかグランドデザインがなく、停滞につながっている」と批判する。行政経験を生かした県都活性化を掲げる。
 鹿内、蝦名両氏はかつて、それぞれ県議と県幹部として対峙(たいじ)した旧知の仲。反核燃運動を主導する鹿内氏の質問に、エネルギー政策分野では「知事以上のしきり役」と呼ばれた蝦名氏が原稿なしで答弁するやりとりは、県議会の名物だったという。
 前回市長選では、5期20年続いた前市政の刷新を訴えた鹿内氏が、7万2401票を獲得して初当選した。今回は「市政のリセット」をうたう蝦名氏を相手に、4年間の市政運営の評価を市民に問うことになる。
 連合青森は前回、自民党の支持する前市長を応援したが、6日現在、両氏から推薦願が届いていないとして態度は未決定。市職員で構成する市労働組合連合会も対応を決めていない。


2013年03月07日木曜日

2540チバQ:2013/03/08(金) 23:12:23
>>357>>414-415
現職細越は非川口派

8456 名前:チバQ 投稿日: 2013/03/08(金) 23:09:43
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010012000c.html
選挙:小坂町長選 川口前衆院議員、出馬へ きょう表明、民主離党を検討 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 前民主党衆院議員で元小坂町長の川口博氏(65)が、4月2日告示・7日投開票の小坂町長選に立候補する意向を固めた。8日に正式表明する。関係者によると、無所属で立候補し、民主党は離党することを検討しているという。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人で会社役員の成田一君氏(62)の2人が出馬表明しており、返り咲きを目指す川口氏と三つどもえの争いとなる公算が大きい。

 川口氏の後援会関係者によると、現町政に飽きたらなさを抱く地元後援会が約1カ月前に、川口氏に町長選への出馬を要請。川口氏は当初、「若い世代が頑張ればいい」と固辞。一方で川口氏は、民主県連が擁立を断念した知事選(21日告示、4月7日投開票)の候補者と目されていたため、動向が注目されていた。

 地元後援会は川口氏に同町長選への立候補を再三要請。川口氏は「前向きに考えたいので、(返事を)待ってほしい」と意欲を示したという。

 川口氏は小坂町長5期目の任期途中で09年4月の前回知事選に立候補し、落選した。同年8月の衆院選に無所属で臨み、政権交代の波に乗って当選。その後民主党に入党した。川口氏の辞職に伴う前回の同町長選では川口氏の後継と目された新人候補が落選している。【田村彦志】

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130308b
川口前衆院議員、出馬へ 小坂町長選
 前衆院議員の川口博氏(65)は7日、任期満了(4月11日)に伴い4月2日告示、同7日投開票の小坂町長選に無所属で立候補する意思を固めた。きょう8日、表明する。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人の会社役員成田一君氏(62)がともに昨年12月に無所属で出馬を表明。前町長の川口氏の出馬で三つどもえの選挙戦となる公算が高まった。

 川口氏には、町議を中心とするグループが昨年末、後援会が2月上旬にそれぞれ町長選への出馬を要請していた。

 川口氏は法政大卒。小坂町議を2期6年、町長を5期19年間務め、2009年4月の知事選に出馬し落選。同年8月の衆院選に秋田2区から無所属で出馬し初当選した。翌年6月に民主党へ入党。同党公認で出馬した昨年12月の衆院選で落選した。現在、党県第2区総支部長、党県連総務会長。小坂町小坂字野口1。

(2013/03/08 08:39 更新)

2541チバQ:2013/03/08(金) 23:12:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010016000c.html
選挙:鹿角市長選 元市議の石川氏、出馬の意思表明 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 任期満了(7月2日)に伴う鹿角市長選に、元市議の石川徹氏(48)=鹿角市十和田錦木=が7日、無所属で立候補する意思を示した。同市長選への出馬表明は、現職で3選を目指す児玉一(ひとし)氏(66)に続き2人目。

 石川氏は、市経済の低迷打破に向け、次世代にツケを回さぬまちづくりを実現する必要があるとして、雇用創出や福祉施策の充実、クリーンエネルギー政策の推進などを公約に掲げている。毎日新聞の取材に「後世にツケを残す総事業費40億円を超える文化施設を計画するなど現市政には民意が反映されていない」と批判している。

 石川氏は明治大卒。地元地域紙記者を経て97年の市議選で初当選。市議3期目の任期を終える直前に辞し、09年6月の市長選に立候補し落選。11年の県議選では次点に終わった。【田村彦志】

2542チバQ:2013/03/08(金) 23:16:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130307-OYT8T01606.htm
県議会岩手選挙区 区割り変更検討会議

 県議会は4日の議会運営委員会で、議員定数等検討会議を設置することを決めた。

 滝沢村が2014年1月に市制移行を目指すのに伴い、村と雫石町を含む県議会岩手選挙区(定数3)の区割りや名称変更などについて検討する。6月定例会に、条例改正案を提出する方針。

 村が市に移行した場合、公職選挙法の規定により、両自治体に選挙区を設けるため条例の改正が必要となる。

 従来通り、両自治体で1選挙区とする場合にも、任意合区とする条例改正をする必要がある。

 また、現行の県議の定数等に関する条例では、市が含まれる選挙区は、市の名称を選挙区名とすることが定められている。

(2013年3月8日 読売新聞)

2543チバQ:2013/03/08(金) 23:31:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000060-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/1 農業 新たなブランド化模索 産出額が低迷、東北5位 /秋田
毎日新聞 3月1日(金)11時31分配信

 4月7日投開票の知事選告示(3月21日)まで3週間を切った。今のところ現職の佐竹敬久氏(65)以外に立候補の表明はない。少子高齢化や厳しい雇用情勢をはじめ、秋田が抱える課題に直面してきた佐竹知事の1期4年間を、佐竹知事が先頭に立って策定した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」を軸に検証する。
 「枝豆を園芸拡大のけん引役と位置づけ、全国一の産地となるナショナルブランドへの躍進に取り組んでまいります」。佐竹知事は10年2月の県議会で宣言。こうして米どころ秋田で枝豆日本一を目指すプロジェクトが始まった。
 枝豆の生産拡大を図るのは、米以外の作物との複合経営を進めるためだ。秋田は農業産出額(11年)が1732億円で東北5位と低迷。その産出額で米が占める割合は61%と東北で最も高い。新たな農林水産ビジネスを確立しなければ、農業のじり貧は避けられない。
 ターゲットを枝豆に定めたのは、他の農産物に比べ比較的生産量が多く、県内で広く作付けされており、農作業の機械化が確立され転換が図りやすいなど、「日本一」を狙える作物だったからだ。
 県は10年度から枝豆栽培に必要な機械の導入費用の3分の1を助成する制度を開始。11年度からは「えだまめ日本一総合推進事業」と銘打ち、11年度に9480万円、12年度は8814万円を計上した。県農業試験場は「あきた香り五葉」「あきたさやか」など独自品種を開発。販路を確保するため、首都圏のスーパーや居酒屋などで市場調査も実施している。
 栽培面積は09年度の429・5ヘクタールから12年度は580・2ヘクタールに拡大。東京中央卸売市場への年間出荷量とシェアは10年度は788トンで全国5位の12%だったが、年々上昇。今年度(昨年12月まで)は1436トンで全国2位の22%に上昇している。9月と10月は秋田が2年連続で月間シェア1位となった。
 07年2月に設立した秋田市豊岩豊巻の集落営農組織「白華(はっか)の里生産組合」は08年度から枝豆の栽培を始めた。初年度は1・5ヘクタールだった栽培面積は今年度には3・6ヘクタールに。数百万円だった売り上げが11年は1000万円を超えた。
 だが、同組合代表の武藤真作さん(60)は「取り組もうとする農家はまだ少ない」と感じている。武藤さんは個人や小規模な農家では機械化のための投資が難しいのが原因とみる。同組合でもこれまでに枝豆関連で1000万円の設備投資をした。「もっと集落営農など規模拡大を進めることで取り組もうという気持ちが芽生えると思う。そのためには若いリーダーの育成も必要だ」と話す。さらに「秋田の枝豆の売りは何かということにもう少し力を入れなければならない」とブランド化と販路拡大の強化が課題だと指摘する。
 県は枝豆の他にも、和牛品評会で2位を獲得した県雄種有牛「義平福」の子牛を売り出すことや、リンドウやダリアのブランド化も計画。来年度当初予算案に関連経費を計上した。「秋田の枝豆」やその他、新たな「秋田ブランド」が誕生するか。手探りの状態が続く。【坂本太郎】
3月1日朝刊

2544チバQ:2013/03/08(金) 23:32:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000035-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/2 自殺・がん対策 予防運動や検診に力 全国最悪は脱却できず /秋田
毎日新聞 3月2日(土)11時10分配信

 「今日はいのちの日ですからね。命を大事にね」
 「秋田県いのちの日」の1日早朝、通勤通学の乗客で混み合うJR秋田駅で、佐竹敬久知事は緑色の上着をはおり、高校生らにパンフレットなどを配り自殺予防を呼びかけた。
 県いのちの日は「民・学・官」が連携して10年7月に発足した「秋田ふきのとう県民運動」が定めた。佐竹知事は県民運動の顧問を務めており、この日を含め年3回ある自殺予防の街頭キャンペーンで自ら先頭に立つ。
 県内の自殺率(人口10万人当たりの人数)は11年まで17年連続で全国ワースト。県は長期総合計画「ふるさと秋田元気創造プラン」で県内の自殺率を08年の37・1から13年には33・5にする目標を掲げた。自殺者数は08年の410人を20年に300人未満にすることを目指す。11年は自殺率32・3と早くも目標をクリアしたが、全国ワーストは変わらず、自殺者数は346人と300人を上回る状態が続いている。
 秋田市長時代から熱心に自殺対策に取り組んできた佐竹知事は、知事に就任した09年、全庁をあげて対策にあたる「県自殺予防対策推進会議」を設置。10年12月には多重債務や心の病など支援内容ごとに分かれていた相談窓口を整理したガイド本を作製した。
 ふきのとう運動は民間主導だが佐竹知事は積極的に参加、広告塔の役割も務める。運動実行委の袴田俊英会長は「3年前に比べ、パンフを受け取ってもらえるようになった」と変化を感じている。運動事務局のNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」の佐藤久男理事長も「民学官で役割分担して連携しないと自殺は減らない」と佐竹知事の参加を歓迎する。
 佐藤理事長は「自殺対策の実力はついてきた」とみる。従来は年ごとの自殺者数は一進一退だったが、「減った翌年も反動で増えることはなくなった」という。自死遺族の支援をしてきた秋田グリーフケア研究会の涌井真弓代表は「一定の人が声を上げるだけではなく、これまでの活動成果を広く波及させなければ県民運動にならない」と、取り組みはまだ道半ばだと指摘する。
  ◇   ◇
 厚労省が先月28日に発表した都道府県別平均寿命(10年)によると、秋田の男性は78・22歳と46位の短さだった。原因の一つはがん死亡率の高さで、97年から15年連続で全国ワーストとなっている。「ふるさと秋田元気創造プラン」は75歳未満のがん死亡率(人口10万人当たり)を08年の91・8から13年に80・3に下げることを掲げた。
 主要対策はがん検診の受診率を50%以上に引き上げること。県内の10年度の胃がん検診の受診率(市町村実施分)は15・6%、子宮がんは24・9%にとどまる。専門家の試算では受診率が50%になると、がん死亡率が4%下がるとされる。
 効果が上がっているのは、対象者に案内書を送り(コール)、個別に受診を勧める電話をかける(リコール)「コール・リコール」事業だ。県総合保健事業団が事業を受託し、一部市町村を対象に試験的に実施している。
 仙北市で11年度に胃がんを対象に実施したところ、同年度の受診者は1302人と前年度に比べ倍増した。しかし、子宮がんに対象を移した12年度は、胃がん受診者は例年並みに戻った。12年度の子宮がん受診者は増えており、市は事業の継続を求めている。
 県がん対策室は「コール・リコールや検診無料クーポンは一定の効果がある。さまざまな手法で息の長い取り組みをしていきたい」と話す。【小林洋子】=つづく
3月2日朝刊

2545チバQ:2013/03/08(金) 23:32:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130303-00000110-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/3 少子化対策 若者の出会いを支援 特殊出生率、2年連続増加 /秋田
毎日新聞 3月3日(日)12時3分配信

 ままごとのおもちゃを手に、あどけない表情を見せる赤ちゃんの写真。「子どもってこんなにかわいい、愛(いと)しいものなのかという幸せを感じる毎日です」と母親の喜びのコメントが添えられている。
 「あきた結婚支援センター」のウェブサイトに掲載された「ご成婚報告」の一つだ。同センターは未婚の男女の出会いを支援しようと、11年4月に県が25市町村などと協力して設置した。センターを通じて結婚した人は今年1月31日現在で190人。さらに約10人が婚約中という。結婚する人数は、今年度は昨年度の倍近いペースになっている。
 県が結婚支援に乗り出した背景には、深刻な少子高齢化がある。10年国勢調査(確定値)によると、県内は15歳未満の人口が11・4%と全国で最も低く、65歳以上が29・6%で全国最高。また11年人口動態統計によると、出生率は人口1000人当たり6・2で17年連続全国最低。婚姻率も同3・8と12年連続全国最低だった。出生率や婚姻率は人口を母数に計算するため高齢者が多い秋田は数値が低めに出るものの、「息の長い取り組みが必要」(県少子化対策局)な状況であることには変わりがない。
 県は「ふるさと秋田元気創造プラン」で出生数を08年の7421人から13年には8000人まで増やす目標を掲げた。10年度には少子化対策局を新設。11年4月には少子化対策のプランの目玉事業、同センターを開設した。予算も「出会い・マッチング(結婚)支援事業」として10年度2844万円、11年度3763万円、12年度3812万円と緊縮財政の中で積極的に配分した。
 出生数は10年6688人、11年6658人と減少が続くが、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率(11年)は1・35と2年連続の増加となった。「結婚を機に秋田に戻りたい」と考える人など県外の秋田出身者約40人が登録しているのも明るい材料。県少子化対策局は「出生数は下げ止まったとは言えないが、下げ止まりつつある」とみる。
 同センターと連携し、「婚活」を支援する企業や団体で作る「すこやかあきた出会い応援隊」の活動も広がっている。秋田市の任意団体「スゥイートメモリー」が同市内の居酒屋で2月の週末に開いた出会いイベントには独身男女計6人が参加。初めはぎこちなかったものの、同団体の保坂博文さんが「おやじギャグ」も交えて会話を促すと少しずつ緊張がほぐれ、笑い声も上がった。2時間の会合でメールアドレス交換までたどりついた。
 スゥイートメモリーのイベントには平均で10人程度が参加。全員がゆっくり話せるようにし、行政の子育て支援制度を説明するなど結婚への不安材料を取り除く工夫をしている。しかし、各地で開かれる婚活イベントの中には、参加人数が多すぎて十分話せなかったり、「サクラ」が交じっているなど質の悪いものもあるといい、保坂さんは「中身が大事」と指摘する。
 保坂さんは「県は子育て支援を継続してやってほしい。若い世代が結婚して子供が生まれれば、地域の活性化にもつながる」と訴える。【小林洋子】=つづく
3月3日朝刊

2546チバQ:2013/03/08(金) 23:34:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000080-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/4 観光の再生 DCに2億円の予算 均等な経済効果には限界も /秋田
毎日新聞 3月5日(火)12時19分配信

 「秋田の観光の再生の意味を込め全力を尽くしたい」
 今年10月に始まるJRと県が実施する大型観光キャンペーン、秋田デスティネーションキャンペーン(DC)を控え、佐竹敬久知事は昨年10月に秋田市のホテルで開かれた全国宣伝販売促進会議で、旅行業界関係者ら800人を前に決意を述べた。
 DCキャンペーンではJR6社がグループを挙げて秋田を全国に宣伝する。16日には秋田新幹線の新型車両「スーパーこまち」もデビュー。東日本大震災以降、県内への観光客は落ち込みが続いており、県がDCに寄せる期待は大きい。13年度当初予算案にはDC推進事業費2億2755万円を盛り込んだ。
 佐竹知事は観光について、宿泊業だけでなく、運輸業や食品加工業、小売業など幅広い分野が関わり、大きな経済波及効果が期待されるとして「総合戦略産業」と位置付けて重点を置く。「ふるさと秋田元気創造プラン」では、県外(海外含む)からの年間延べ宿泊客数を08年の214万人から13年に235万人にすることを掲げた。10年には秋田でロケをした韓国ドラマ「アイリス」の人気で観光客が増加し、その年の目標220万人を達成。しかし震災のあった11年は、全数調査から推計調査に変更されたため単純比較できないが、187万人に減少した。アイリスは続編「アイリス2」のロケが今年1〜2月に県内各地で行われ、今月から韓国で放映が始まっている。
 県は12年からは新たなキャッチコピー「あきたびじょん」を掲げ、東京・銀座4丁目の交差点に巨大看板を取り付けた。同年4月には組織改編して観光文化スポーツ部を新設。部長にはJTB関連会社のJTBコミュニケーションズ社長だった前田和久氏を迎えた。前田部長は観光について「行政がいくらこうやろうと言っても全てうまくいくとは思っていない。民間事業者の意向を取りまとめて方向性を示せる組織がカウンターパートとして存在しない限りはうまくいかない」と民間とともに観光振興を図る考えを示す。13年度当初予算案には、旅行会社から社員2人を県観光連盟に派遣してもらい、営業力の強化や地域の魅力を掘り起こした新たな旅行商品作りをしてもらうための予算を盛り込んだ。
 県観光振興課によると、昨年10月から3カ月間実施したプレDCでは、新規55を含む136のイベントが関連事業として開かれ、同期間のイベント来場者数は前年度に比べ13万4625人増えた。JRの旅行会社「びゅう」を利用して秋田を訪れた観光客数も前年比約3割増となった。
 しかし地域によってはDCの効果を疑問視する人もいる。小坂町の十和田湖畔で温泉旅館を営む男性(69)によると、震災で客数は半減したがプレDCによる効果はほとんど感じられず、2月の鹿角国体の開催期間の方が観光客が増加したという。十和田湖は秋田新幹線が通るJR田沢湖駅や角館駅、秋田駅から遠く、観光客総数が増えたとしても「交通の便が良いエリアに客を奪われ、マイナスになりかねない」と懸念する。
 県観光振興課は「DCは秋田に観光客を引っ張ってくるが、そこからは地域間競争になる」と認める。県内に等しく経済効果をもたらすには、DCキャンペーンだけでは限界があるのが実情だ。【坂本太郎】=つづく
3月5日朝刊

2547チバQ:2013/03/08(金) 23:35:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000075-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/5止 産業・雇用対策 成長分野への取り組み進む 空き工場が実証試験場に /秋田
毎日新聞 3月6日(水)11時48分配信

 県経済のリード役となるべき製造業。県内総生産額(名目)に占める割合は10年度で12・7%と全国に比べれば低いものの、その中では電子部品・デバイス産業のウエートが3割と高いことを生かし、成長分野の育成・参入を目指す取り組みが進んでいる。
 にかほ市のTDK秋田工場内の空き工場。建物の中にはパイプハウスが設置され、植物工場実証試験場に生まれ変わった。約20度に保たれた室内で、従業員らはホウレンソウの芽が出たウレタンを細かく切り、培地へ移植する作業を手際よくこなしていた。このホウレンソウは腎臓病患者向けの低カリウムの特別な品種だ。病院などへの納入を想定している。このほかスーパーなどに出荷する高糖度のトマトなど、高付加価値の野菜作りを目指している。
 試験場は一部に太陽光や風力発電による電力を用いながら、屋内で人工光を使って野菜を栽培する予定。運営するのは、フィデア総合研究所やTDK、横手精工などで作る共同体。15年度に本格事業化することを予定している。今年度の総事業費は1億1300万円で、そのうちの3分の1を県が補助する。
 県は植物工場のほかに、EV(電気自動車)バスの開発にも乗り出している。11、12年度で計1億1382万円を計上し、バスは昨年完成。その後は試験走行を実施して性能の改善を図っており、今年夏には秋田市中心部で営業運転することを目指している。
 県の「ふるさと秋田元気創造プラン」では08年に1兆5500億円だった製造品出荷額を13年に1兆8000億円以上にすることを掲げた。しかし、10年の実績はリーマン・ショックなどの影響で1兆3176万円と東北最下位。従業員1人当たりの付加価値生産性も東北最下位だった。ただ、10年度の県内総生産額は名目は3兆5261億円で前年度比0・1%増、実質は3兆7188億円で同1・2%増と、4年ぶりのプラス成長だった。とはいえ、10年度の国内総生産(GDP)は実質で前年度比3・2%増だったため、全国的な成長には追いついていない。
 一方、雇用情勢は県内有効求人倍率が09年8月の0・28倍で底を打ったが、昨年5月からは0・7倍前後で横ばいの状況が続く。今年1月は0・67倍で、東北では青森県に次いで2番目に悪い。震災復興需要もあり1倍を超す宮城、福島、岩手や、0・95倍の山形に大きく水をあけられ、厳しい情勢だ。
 県はリーマン・ショックから12年9月の補正予算までに金融対策や緊急雇用対策事業に4176億円を予算化。13年度当初予算案には中小企業への貸付資金制度の創設や離職者を採用した場合の人材育成経費の助成など経済・雇用対策として計765億円を盛り込んだ。
 今月末には経営難に陥った中小企業の借金返済猶予に応じるよう銀行に求めた中小企業金融円滑化法の期限が切れる。秋田労働局は「製造業も含め、体力が回復していない企業には厳しい。金融はやると言っても引き締めはあるはず。危機感を持っている」と倒産の増加を懸念する。
 成長産業と見込んで支援している植物工場やEVバスはまだ研究段階で、実際に採算が合うか、あるいは関連部品の販売などでどこまで県内産業の振興につなげられるかは未知数だ。人口が減少する中で経済を活性化させ雇用を創出するのための“特効薬”は見当たらない。【坂本太郎】=おわり
3月6日朝刊

2548チバQ:2013/03/11(月) 00:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20130311k0000m040088000c.html
双葉町長選:伊沢史朗氏が初当選
毎日新聞 2013年03月10日 21時49分(最終更新 03月10日 23時26分)
 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い新人4人が争った福島県双葉町長選は10日投票が行われ、役場ごと避難している埼玉県加須(かぞ)市で開票、前町議の伊沢史朗氏(54)が初当選した。東京電力福島第1原発事故で警戒区域になった同町は、井戸川氏と議会の対立などのため、避難区域再編や中間貯蔵施設建設といった課題で遅れが目立つ。復興の加速が最大の課題だ。

 元町議や元県議、元看護師を破った伊沢氏は「震災から明日で2年。早く生活を立て直してほしいとの町民の声を聴き、早急に対応していく」と意欲を語った。選挙戦では、中間貯蔵施設問題などで関係が悪化した県や周辺市町村との「信頼関係回復」を訴えた。

 投票率は過去最低の56.59%で、前回(77.55%)より大幅に下がった。井戸川氏が不信任決議を受けて町議会を解散するなど、昨年末から続く町政混乱に対する「嫌気」が要因とみられる。

 茨城県つくば市に避難する町民で自営業の岡田勝秀さん(68)は「双葉町は他の避難自治体と比べて対応が遅い。他自治体と足並みをそろえ、賠償や除染問題をきっちり進めてほしい」と期待を込めた。【大平明日香、神保圭作】

2549チバQ:2013/03/11(月) 00:51:23
http://www.minyu-net.com/news/news/0310/news12.html
双葉町長に伊沢氏、大差で初当選

 前町長の辞職に伴う双葉町長選は10日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人の元町議尾形彰宏氏(55)、元県議丹野恒男氏(71)、無職の染森信也氏(52)の3人を大差で破り、初当選した。
 同町は全町避難が続く中、議会解散や前町長の辞職などで町政が混乱、復興への歩みが停滞していたが、新たなリーダーが決まり、町復興に向けた本格的な取り組み開始に期待が高まる。
 伊沢氏は、これまで続いた前町長と議会の対立を踏まえ、町民、議会との対話を重視した町政運営と、双葉郡内の他町村との連携を訴えた。町議会副議長を務めた経験や実績も強調、支持を集めた。
(2013年3月10日 福島民友ニュース)


http://www.asahi.com/politics/update/0310/TKY201303100236.html
福島・双葉町長に前町議の伊沢氏 投票率は過去最低[PR]

 東京電力福島第一原発の事故で役場を埼玉県加須市に移している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、前町議で新顔の伊沢史朗氏(54)が初当選した。井戸川克隆前町長(66)が告示日当日に出馬をとりやめ、町内外から新顔4人が立候補した。投票率は56・59%で、前回2009年(77・55%)を大きく下回り、過去最低となった。

 避難区域再編や賠償、中間貯蔵施設の現地調査受け入れの可否など、町政の課題は多い。伊沢氏は福島県いわき市の事務所で「(議会や住民との)対話を重視していきたい。町民の要望に一つ一つ確実に応えていく」と述べた。

 井戸川前町長は町議会の不信任決議を受け、昨年12月に議会を解散。1月の町議選告示日前日に辞職を申し出て、町長選には出ないと明言していたが一転、立候補を表明。しかし、告示日、立候補をとりやめた。

2550チバQ:2013/03/11(月) 21:12:22
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130311ddlk05010035000c.html
選挙:知事選 共産、擁立見送りへ 佐竹知事、無投票再選の可能性 /秋田
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 21日告示、4月7日投開票の知事選で、共産党県委員会(米田吉正委員長)が候補者擁立を見送る意向を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。これまで知事選に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)だけ。既に民主は擁立を断念、自民、社民、公明3党は佐竹氏支持を決めており、佐竹氏の無投票再選となる可能性が極めて高くなった。知事選が無投票になれば、県では1947年の第1回選挙以来、初めてとなる。

 共産党は知事選を巡り、友好団体幹部で作る「県民本位の新しい県政をつくる会」が先月27日、会としての擁立を断念。佐竹氏の県政運営で「特定の政党にくみせずやっている」点を評価した。その後は県委員会が公認候補の擁立を模索していた。

 共産党県委員会は11日、記者会見を開く。県委員会は知事選候補の擁立の有無について「発表以前に話すことはない」としている。

 一方、佐竹氏は10日、秋田市内で選挙事務所開き。佐竹氏支持を決めた政党の国会議員や県議、県内の市町村長らが顔をそろえた。【小林洋子】

2551チバQ:2013/03/11(月) 21:13:04
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130311ddlk11010111000c.html
選挙:福島・双葉町長選 伊沢氏が初当選 「協調態勢を最優先」訴え /埼玉
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 加須市に役場ごと避難している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、無所属新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人で、元町議の尾形彰宏(55)、元福島県議の丹野恒男(71)、元看護師の染森信也(52)の3氏を破り、初当選した。

 当日有権者数は5360人(男2588人、女2772人)、投票率は56・59%(前回77・55%)だった。

 町は原発事故後、中間貯蔵施設の現地調査の受け入れを巡り、双葉郡の他の町村や福島県との関係が悪化。伊沢氏は町民が暮らす福島県内の仮設住宅や加須市の町役場支所をこまめに回り、「信頼関係を早く回復し、協調態勢を築くことを最優先する」と訴えた。他の3氏は「町外コミュニティー(仮の町)」について独自の考えを訴えたが及ばなかった。【大平明日香、神保圭作】

==============

 ◇双葉町長選開票結果=選管最終発表
当 2470 伊沢史朗 54 無新

   187 丹野恒男 71 無新

   153 尾形彰宏 55 無新

    49 染森信也 52 無新

==============

 ◇双葉町長略歴
伊沢史朗(いざわ・しろう) 54 無新(1)

 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大

2552チバQ:2013/03/11(月) 21:16:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130310-OYT8T00619.htm
県議補選秋田市 出馬表明2人目

 県議の辞職に伴う29日告示、4月7日投開票の県議補選秋田市選挙区(欠員1)について、新人で同市の秋田椿台エフエム放送社長の黒崎一紀氏(54)が10日、読売新聞の取材に対し、立候補する意向を明らかにした。みんなの党に公認申請中で、決定次第、正式に表明するという。

 同選挙区での出馬表明は、自民党の新人で会社社長の最上英嗣氏(46)に次いで2人目。同選挙区は選挙戦になる見通しとなった。

 黒崎氏は取材に対し、「県政与党の自民党は、安定多数のため緊張感がなく、おごりがみえる。県民目線で議会をチェックする役割が必要」と出馬理由を話した。

 黒崎氏は、国際商科大学卒。衆院議員秘書を経て、2007、11年の県議選、09年の同補選秋田市選挙区に出馬し、いずれも落選している。

(2013年3月11日 読売新聞)

2553名無しさん:2013/03/12(火) 18:45:02

寺田学氏が出馬に意欲、秋田市長選 週内にも最終判断
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130312a

 民主党の前衆院議員、寺田学氏(36)は11日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)への出馬を前向きに検討していることを明らかにした。週内にも最終判断する。出馬する場合は離党し、無所属で立候補する考えだ。

 市長選に出馬表明しているのは、再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。ほかに共産党秋田地区委員会が、党が推薦する形での候補者擁立を目指している。

 寺田氏は取材に「秋田を良くしたいという気持ちがある。無投票になれば、市民が意思を示すことができない。出るとしたら離党することになると思う」と意欲を示した。

(2013/03/12 08:30 更新)

2555FLEESEDRYPE:2013/03/13(水) 17:30:36
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2556チバQ:2013/03/13(水) 22:02:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130312-OYT8T01468.htm
寺田・前衆院議員 秋田市長選出馬を検討

 3月31日告示、4月7日投開票の秋田市長選について、民主党の前衆院議員で同党県連顧問の寺田学氏(36)が12日、取材に応じ、立候補を前向きに検討していることを明らかにした。

 ◆民主離党し、無所属で

 近く決断し、出馬する場合は同党を離党して無所属で立候補する方針という。同市長選への出馬を表明しているのは、現職の穂積志氏(55)のみ。同市長選は告示まで3週間を切り、選挙戦となる可能性が高まってきた。

 寺田氏は、秋田市の事務所で取材に応じ、「出る気持ちが選択肢の一つにある」と話した。穂積市政について、「新市庁舎を130億円で建てていいのか」と話し、市の家庭ごみ回収の有料化や大雪対策についても厳しく批判した。その上で「一市民として市政に疑問がある。選挙になって選択肢があることが大事で、無投票は良くない」と出馬への意欲を見せた。

 寺田氏は「首長は特定の党籍を持つべきではない。出馬する場合に党を離れるのは自然」とし、出馬する場合は民主党を離党する考えを示した。

 一方で、昨年12月の衆院選で民主党が大敗したことを踏まえ、「『泥舟から逃げる』というような言われ方をするのは悔しい。7月の参院選もあり、悩んでいる」とも付け加えた。

 寺田氏は同党県連から、21日告示、4月7日投開票の知事選への出馬を要請されたが、固辞した。このことについて寺田氏は「無投票にするべきではないが、(知事の)佐竹さんはあまり特徴的なことをやらなかったので、(選挙戦になっても有権者は)選択する余地がない。市政に対する疑問の方が強い」と話した。

 寺田氏は横手市出身。中央大学卒。2003年の衆院選秋田1区で初当選。3期連続で当選し、菅、野田政権で首相補佐官を務めた。先の衆院選秋田1区で落選し、他の2区でも同党候補が敗れた責任を取り、県連幹事長を退いた。父親は前知事で、みんなの党の寺田典城参院議員(72)。

 一方、再選を目指して無所属での出馬を表明した穂積氏は、自民党秋田市支部、社民党秋田市総支部から支持を、民主党支持団体の連合秋田から推薦を、それぞれ得ている。

 連合秋田の東海林悟会長は12日、「(寺田氏から)立候補の相談は何も受けていない。要請があれば検討するが、今は何とも言えない」と話した。

 同市長選を巡っては、共産党秋田地区委員会が候補の擁立を検討しており、近日中に結論を発表する。

(2013年3月13日 読売新聞)

2557チバQ:2013/03/14(木) 22:24:10
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130314ddlk04010038000c.html
選挙:石巻市長選 元東北大講師・福島氏出馬へ /宮城
毎日新聞 2013年03月14日 地方版

 任期満了に伴う石巻市長選(4月14日告示、同21日投開票)で、元東北大講師の福島満里恵氏(58)が13日、立候補予定者説明会に出席し、出馬する意向を明らかにした。

 福島氏は北海道大院を中退後、東北大で25年以上、講師として留学生に日本語を教えてきた。父は元石巻市長で3期12年務めた青木和夫氏(85)。

 福島氏は「石巻の復興は遅い。遅れれば遅れるほど石巻は沈んでいくので、できるだけ早く復興して町を明るくしたい」と語った。

 市長選を巡っては、これまでに現職の亀山紘氏(70)と、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が出馬を表明している。【須藤唯哉】

2558チバQ:2013/03/14(木) 22:25:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000071-mailo-l02
選挙:青森市長選まで1カ月 現新の県都決戦か 鹿内氏と蝦名氏、政党間対決の様相 /青森
毎日新聞 3月14日(木)11時32分配信

 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示)は14日で投開票まで1カ月となる。再選を目指す無所属現職の鹿内博氏(65)、無所属新人で前副知事の蝦名武氏(67)=自民推薦=の2人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。昨年12月の衆院選後初の大型選挙で、政党間対決の様相も見せる。“県都決戦”の構図をまとめた。【鈴木久美、酒造唯】
 ■公約
 鹿内氏はマニフェスト(公約)で前回同様に「市民主役」を強調。広聴の目玉である市民100人委員会の継続やまちづくり協議会の設立を訴えている。
 市議会の猛反発を受けた特別職の報酬削減については、市長の諮問機関の審議会の答申を尊重。市長の給料は条例で23%削減した上、15%を自主的に削減するとしている。
 また、東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発依存社会を目指す市の方針策定も盛り込んだ。
 蝦名氏は「停滞から発展へ、決断と実行で青森市をリセット」をスローガンに掲げ、現市政からの転換を主張。副知事時代に培った国や県とのパイプを強調し、除排雪の促進やJR青森駅舎建て替えなど、公共事業による地域振興を掲げた。
 一方、現市政が進める青森市役所の現在地への建て替えは、都市グランドデザインを策定した上で候補地を見直すとした。旧県青年の家の取得や市民100人委員会も「廃止」と明言した。
 ■支持
 鹿内氏は前回選挙で「市民派無所属」を掲げ、自民党の支援を受けた佐々木誠造前市長を大差で破った。特定の政党の推薦を受けない代わり、「勝手連」と呼ばれる自主的な支援グループが20以上作られた。
 今回も前回同様“草の根”の選挙戦に挑む構え。民主党市支部は自主投票を決めたが、支部長の渋谷哲一県議ら大半は支援を表明。前回は自主的に支援した共産党と社民党は、現時点で対応を決めていない。
 蝦名氏は、自民党市支部に推薦願を出していた県議の高橋修一氏(42)、市議の花田明仁氏(60)との争いに勝ち、同支部の推薦を得て候補者に選定された。選考によるしこりも懸念されるが、10日の事務所開きでは、党国会議員、県議、市議らが顔をそろえ、自民党の「全面支援」の様相。公明党も14日に推薦を決める見込みだ。ともに県政を担った三村申吾知事も出席し、蝦名氏を「うちの女房」と持ち上げて支持を表明した。
 ■舌戦
 かつては県議と副知事、「反核燃」対「核燃推進」の立場で、県議会で舌戦を交わした2人。早くも両陣営の舌戦が始まっている。
 9日の事務所開きで鹿内氏は「前副知事が市政奪還というが、私は特定政党のため奪還するのは望まない」と力説。「市政の停滞」を批判する蝦名氏には「自民党中心の30年間の市政で青森市は良くなったのか」と強調し企業誘致に失敗した「クリスタルバレイ構想」など蝦名氏が主導した県政時代の政策を挙げて「そういうやり方を青森のまちづくりに認めるわけにはいかない」と批判した。
 蝦名氏は「鹿内氏の批判は避けたい」と話す一方で、鹿内氏が4年前の初当選時に掲げたマニフェストに反対する公約を多く盛り込み、対決姿勢を鮮明にしている。
 10日の事務所開きでは、陣営の選挙対策本部長を務める津島淳衆院議員が、ねぶたの全国発信を訴える鹿内氏を「ねぶたしかない人にはもはや市政を任せておけない」と皮肉交じりに批判した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補予定の2氏のマニフェストや公約など◇
 鹿内博氏                        蝦名武氏
市民とともにつくる市民のための市政  基本方針     停滞から発展へ、決断と実行で市をリセット
継続し、さらなる充実         100人委員会  廃止
現在地に2期計画で建て替え      市庁舎の建て替え グランドデザインを作って見直し
駅、港、中心市街地が一体のまちづくり 中心市街地活性化 青森駅建て替え推進、大学移転で若者を呼ぶ
審議会の答申を尊重し15%削減    市議報酬     市議が判断すること
昨年9月に受け入れを断念       震災がれき    議会の被災地支援決議を尊重して受け入れ
3月14日朝刊

2559チバQ:2013/03/14(木) 22:37:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130314t11025.htm
宮城・4市長選告示まで1カ月 石巻現新三つどもえ
 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市の市長選(4月14日告示、21日投票)は、告示まで1カ月に迫った。東松島を除く3市はそれぞれ、現職と新人が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。東松島は、現職以外に出馬への目立った動きはない。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

<石巻>
 石巻市長選は、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)とボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が立候補を表明、東北大非常勤講師の福島満里恵氏(58)も13日、出馬の意向を明らかにした。亀山氏と距離を置く市議の一部も候補者擁立を模索している。
 亀山氏は昨年12月3日の記者会見で「復興半ばで身を引くことは許されない」と述べた。2月23日に事務所を設けたが、「復興が最優先」と強調し、選挙戦に向けた動きは活発化させていない。
 藤田氏は2月13日、「今の市政は被災者の声を聞いていない。新しいリーダーが必要だ」として立候補を表明した。住宅再建の早期実現などを掲げ、渡波地区を中心に活動する。
 市議会議長の阿部和芳氏(53)は2月8日に市民団体から出馬を要請されたが、態度を明らかにしていない。

<登米>
 登米市長選にはいずれも無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)と、新人の元市議遠藤音氏(56)が立候補を表明した。他に立候補の動きはなく、両氏による一騎打ちが確実視されている。
 布施氏は昨年12月に立候補を表明した。産業の活性化や地域医療体制の強化、教育の振興などを重点政策の4本の柱として打ち出し、「誰もが安心して暮らし続けられるまちの実現」を掲げる。10日に後援会の事務所開きを行った。
 遠藤氏は今月8日に市議を辞職し、立候補を表明した。17日に後援会の事務所開きを行う。「問題解決を実行する政治の実現」を訴え、産業育成政策の推進や開業医との連携強化などによる地域医療体制の構築など4項目を重点政策に挙げる。

<栗原>
 栗原市長選にはともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=と、新人の元市議千葉健司氏(56)が立候補を表明した。一騎打ちとなる公算が大きい。
 佐藤氏は昨年9月の市議会で3選出馬を表明。岩手・宮城内陸地震、東日本大震災で発揮した危機管理能力と2期8年の実績を強調し、「情熱、改革、実行で『市民が創る暮らしたい栗原』を実現する」と訴える。
 千葉氏は昨年10月に出馬の意思を明らかにした。祖父と実父が旧築館町長を務めた。「合併前に比べ、農業の衰退や児童の学力低下が進んだ」と現市政を批判。「地元出身」を前面に出し、商店街活性化や市民参加型の行政実現などを唱える。

<東松島>
現職の阿部氏無投票3選か
 東松島市長選は、現職の阿部秀保氏(57)が1月15日に「復興を加速させることが使命だ」として、無所属で3選を目指す意向を明らかにした。他に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。


2013年03月14日木曜日

2560名無しさん:2013/03/15(金) 19:17:29
寺田学氏、秋田市長選への出馬固める 民主党から近く離党
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130315a


 民主党の元衆院議員、寺田学氏(36)は14日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。取材に「現市政に強い疑問を持っている。問題意識をきっちり訴えていきたい」と答えた。近く民主党を離党する。18日に正式表明する予定だ。

 これまで市長選への立候補を表明したのは再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。寺田氏が出馬を決めたことで、選挙戦となる見通しとなった。他に共産党秋田地区委員会が候補者擁立の準備を進めている。

 寺田氏は「新庁舎建設や除排雪など変えなければいけないことがある。市民が選択できる場をつくりたかった」と出馬を決めた経緯を説明。新庁舎については、総事業費約130億円の現行計画より小規模な建て替えや秋田駅周辺の施設の利用を検討し、市民の意見を踏まえて判断したい考え。

(2013/03/15 08:30 更新)


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