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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1752
:
チバQ
:2011/06/06(月) 22:23:07
カルテットスコアとはすごい
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110606/plt1106061226000-n1.htm
菅、国民から総スカン!民主またまた大惨敗…得票差は4倍2011.06.06
民主党がまた歴史的惨敗を喫した。5日投開票された青森県知事選は、自民、公明推薦の無所属現職、三村申吾知事(55)が、民主、国民新推薦の無所属で元県議の山内崇氏(56)ら2新人を破り3選を果たした。注目は得票差。三村氏が約34万9000票を獲得したのに対し、山内氏は4分の1にも満たない約8万3000票だった。
「被災地の選挙でこういう結果が出たのは、菅直人政権への不信任と言わざるを得ない。菅首相の早期退陣の上に、新しい政治体制を作り、復旧、復興に向けて努力をしなければならない」
自民党の大島理森副総裁(衆院青森3区)は5日夜、三村氏の勝利を受けて、こう語った。
昨年6月に菅政権が誕生して以来、民主党は7月の参院選で大敗し、12月の茨城県議選でも24人を擁立して当選はわずか6人。今年4月の統一地方選でも惨敗している。菅首相は狡猾な延命工作を画策しているが、国民は「菅首相ノー」「民主党ノー」を突き付けているともいえそうだ。
1753
:
チバQ
:2011/06/06(月) 22:36:42
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/06/16567.html
自民圧勝 衆院選へ弾み
4月の県議選に続き、知事選でも勝利した自民党は強固な支持基盤を一層確かなものとし、次期衆院選に向け弾みを付けた。一方、民主党は政局混迷のあおりも受け、党勢回復に多くの課題を残した。
自民、民主の国政与野党対決となった今回の知事選。自民が推薦する三村申吾氏が圧倒的な勝利を収め、4月の県議選に続いて民主に連勝した。自民県連の木村太郎会長は「対決型の選挙で全国的にも注目された。結果を出せてうれしい」と語り、表情には満足感が漂った。
自民にとっては政権奪回への足掛かりとなる意味合いも持つ今回の選挙戦。木村会長は「私たちにとっていい流れをつくってもらえたと思う。きちんとした政策をつくり実行する、責任政党の姿が大事だ」とし、今後に弾みをつけたい考えを強調した。
一方、今回は二大政党対決として注目を集めながら、投票率は前回をわずかに上回るなど有権者の関心は低調だった。県連の神山久志幹事長は、内閣不信任案の提出をめぐる中央政局の混乱が投票行動に影響を与えた可能性を示しつつ、「政治不信につながらないよう(投票率については)しっかり総括したい」と引き締めた。
組織の脆弱(ぜいじゃく)さに加えて政権運営をめぐる混迷などもあり、厳しい戦いを覚悟した民主は大差で敗退した。
党本部も今回の知事選を重視。告示前から党役員を次々と投入し、岡田克也幹事長が2度にわたって来県するなど、互いのパイプを強調。しかし震災対応などで閣僚クラスを呼ぶまでには至らず「候補の政策実現力をアピールし切れなかった」(松尾和彦県連幹事長)と悔やんだ。
その中で、選挙戦最終盤には首相の進退問題をめぐり政局が混迷。県連内からも「党への逆風が影響したと言わざるを得ない」との声が上がった。
昨夏の参院選、4月の県議選に続く敗退。選挙のたびに支持基盤拡充の必要性が指摘されるが、人材発掘も含めて妙案は見つからない。横山北斗県連代表は「いい政治をやりたいと政界に飛び込んでくる人が現れなければ」と苦しい事情を吐露した。戦いの場は衆院選などに移るが、立て直しには厳しい道のりが予想される。
1754
:
チバQ
:2011/06/06(月) 22:38:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110606t21025.htm
原発政策違い少なく、関心低調に 青森県知事選
3選を決め、支持者にあいさつする三村氏=5日午後8時20分ごろ、青森市東大野2丁目の事務所
青森県知事選は無所属現職の三村申吾氏(55)が、県議会で6割の議席を占める自民党の全面支援で3選を決めた。有権者は知名度が高く、2期8年で目立った失点がない三村氏に県政運営のかじ取り役を託した。
民主党が新人を擁立し、選挙戦は自民党と民主党による政党対決の様相を呈した。その中で三村氏は自民党の強固な全県組織に加え、ほとんどの首長の支援も取り付け、盤石の態勢を築いた。
民主党は4月の北海道など3知事選に続く敗戦で、ことし予定された与野党対決型の知事選で全敗となった。青森でも地方組織の弱さや候補者の知名度の低さに加え、内閣不信任決議案をめぐる混乱など、国政の迷走が選挙戦に影を落とした。
選挙の論戦では東日本大震災の復興策や、福島第1原発事故を受けた県内の原子力施設への対応が問われた。だが肝心の政策論争は、三村氏と民主党が推した新人が原発で原則推進の立場にあるなど明確な違いがなく、盛り上がりに欠けた。選択軸がはっきりせず、有権者の関心も高まらず投票率は低調に終わった。
県経済で原子力産業は一定の存在感を持つ。だが政府は原発事故でエネルギー政策見直しを表明し、県内の原子力施設が今後どうなるかは不透明だ。原子力施設の安全性に対する県民の懸念に、三村氏はどんな答えを出していくのか。そして産業としての原子力が担ってきた役割の代替策を講じる必要はないのか。
六ケ所村のむつ小川原開発地域で次世代産業の集積を目指した「クリスタルバレイ構想」の破綻処理も大きな課題だ。長年の懸案が具体的な問題として噴き出している今、3期目のリーダーシップを執る責任はこれまでに増して重い。(解説=青森総局・佐藤理史)
1755
:
チバQ
:2011/06/06(月) 22:40:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110606-OYT8T00076.htm
三村知事大差で3選
知名度生かし幅広い支持
3選を決め、支持者とリンゴジュースで乾杯する三村氏(右、5日午後8時42分、青森市東大野の事務所で)=三上津与美撮影 知事選は5日、投開票され、現職の三村申吾氏(55)が、前民主党県連幹事長・山内崇(56)と共産党県委員会書記長・吉俣洋(37)の新人2氏を破り、3選を果たした。三村氏は知名度を生かして幅広い層に浸透。自民、公明両党も公認候補並みの支援を展開し、大差で逃げ切った。山内氏は知名度不足に加え、推薦を得た民主党の低迷で支持を広げられなかった。吉俣氏は原子力政策の抜本的転換を訴えたが、票に結びつけることができなかった。県政には東日本大震災からの復興や原子力施設に対する不安の払拭など課題が山積みで、3期目を迎える三村氏の手腕が問われそうだ。投票率は41・52%(前回38・45%)。
投票終了の午後8時と同時にもたらされた「当選確実」の一報。青森市東大野の三村氏の事務所は大きな拍手と歓声に包まれた。三村氏は詰めかけた支持者や自民、公明両党関係者らとがっちり握手。「支持してくださった県民の皆さまに感謝申し上げたい。ふるさと青森県民のために、一歩一歩元気再生を進めたい」。涙で顔をくしゃくしゃにしながら感謝の言葉を述べると、深く頭を下げた。
出馬表明は昨年11月の県議会本会議。年明けには過去2回の知事選と同様、自民と公明両党の推薦を取り付け、万全の布陣を敷いた。特に自民党県連は、4月の統一選を経て県議会(定数48)の議席数を30に増やした勢いに乗って、支部や支持団体がフル回転、「保守王国」の地力をみせつけた。
訴えでは、2期8年の実績を前面に打ち出した。「企業誘致・増設200社」「医学部進学者の増加」などを訴え、県政継続を主張した。ただ、争点となった原子力政策については、「県が独自に原子力施設の安全性を検証する」と繰り返すにとどめた。原発新設の凍結を掲げる山内氏や、原発・核燃依存からの脱却を訴える吉俣氏との論戦はかみ合わなかった。
(2011年6月6日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110606-OYT8T00079.htm
陣営一体感欠く 山内氏
落選が決まって敗戦の弁を述べる山内氏(5日午後8時34分、青森市青葉の事務所で) 「訴えることは訴えたが『時の利我にあらず』だった。大変申し訳ない」。青森市青葉の事務所に集まった支持者らを前に、山内氏はうっすらと目に涙を浮かべて敗戦の弁を述べた。
主張は明確だった。「三村県政8年の停滞を打ち破る」との思いから「県政刷新」を旗印に。「クリスタルバレイ構想への県費投入29億円の即時見直し」などと県政を鋭く批判し、低迷する経済に不満を持つ有権者の取り込みを狙った。
しかし、県議4期と前県連幹事長の経歴はあるが、知名度不足は明らか。支援に回った民主党も、投開票日直前に内閣不信任決議案の採決をめぐってゴタゴタぶりを露呈。山内氏が社民、自民、民主各党を渡り歩いたことへのわだかまりもあり、陣営は最後まで一体感を欠いた。県連は2009年の政権交代後、県内の大規模選挙は負け続きで、組織の立て直しが迫られるのは必至だ。
(2011年6月6日 読売新聞)
1756
:
チバQ
:2011/06/07(火) 23:22:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110607-OYT1T00324.htm
26万…対自民得票差で新記録だった青森知事選
5日に投開票された青森県知事選で、民主推薦の山内崇氏(56)は、自民推薦の三村申吾氏(55)に26万6000票差で敗れた。
民主が2009年に政権交代を果たして以降、民主、自民系が直接対決した知事選としては、最大の得票差での敗北。
民主党青森県連は一層の危機感を募らせている。
政権交代後、青森県知事選前は15知事選があり、民主と自民の事実上の2大政党対決型となったのは4選挙。うち民主は3敗した。最も大敗したのは、10年11月の和歌山県知事選で、その差は18万票余り。ほかの2敗は約6〜9万票差だった。
今回の知事選は、和歌山県知事選を8万票も上回る差をつけられただけに、民主党青森県連関係者に走った驚きも大きい。
ある県連幹部は8万3000票あまりだった山内氏の得票に対して「せめて15万くらいはいくと思っていた」と肩を落としながら、「大敗が風化しないうちに、敗因を早急に総括しないといけない」と、表情は険しかった。
(2011年6月7日10時38分 読売新聞)
1757
:
チバQ
:2011/06/07(火) 23:23:19
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001106070002
応援・集票 自民に借り
2011年06月07日
自民党の谷垣禎一総裁(左)の激励を受ける三村申吾氏=5月30日、青森市の青い森公園
知事選投開票まで1週間となった5月30日の日曜日。降りしきる雨の中、県庁前の青い森公園に、自民党の谷垣禎一総裁が、菅政権の震災対応を批判する声が響いた。「私たちが代わってそれをやるんだという意思も、示す必要がある」と踏み込んだ演説は、こう締めくくられた。
「そのためにも、三村申吾さんを県庁に圧倒的なお力で送って頂きたい」
自公などが内閣不信任案を提出する2日前だった。
国政で民主と自民の対立が深まる中、自民は推薦する三村氏の応援に、次々と「大物」を送り込んだ。
告示日には地元選出の大島理森副総裁、2日後には石破茂政調会長がマイクを握り、終盤には谷垣総裁に加え、小池百合子総務会長も。不信任案提出日と重なりキャンセルされたが、石原伸晃幹事長も来県の計画が組まれていた。
自民の県連幹部は「(知事選が)国政のいいダシに使われたね。こっちにもいいダシだったけど」と、まんざらでもない表情だ。
「無所属の会」から衆院議員になった三村氏。当初の政治活動の基盤は、地元、南部地方の企業経営者らが中心で、津軽地方の足がかりは弱かった。
3期目の知事選で前面に出たのが、自民党の国会議員や県議、市町村議の後援会を中心にした自民系の組織力だ。実際、津軽での街頭演説に集まった聴衆は「(自民党衆院議員の)後援会の人に誘われて来た」と、口をそろえた。古参の三村氏の後援会員は「すっかり自民の選挙になった」と苦笑いする。
圧勝を導いた自民側には、三村氏に求めたいことがある。
三村県政の2期8年で、前知事時代に9千億円台に膨らんだ当初予算を、約7千億円にまで減らした。数十億円レベルだった県の貯金(財政調整的基金)の切り崩しは今年度、9億円にまで抑えられた。
緊縮財政で、箱モノはほぼ造っていない。自民県議の間には「支持者にアピールできない」との恨み節もあった。
一方の三村氏は5日夜、圧勝に沸く陣営でのあいさつで「財政規律を念頭に」と強調した。牽制(けん・せい)なのか。遊説でも多用した言葉だ。
県の借金(県債)を見れば、三村氏就任直前の2002年度には1兆2086億円だったが、09年度までに約900億円増えた。県の家計はようやく上向きの兆しが見え始めただけだ。すでに総額331億円の予算を組んだ震災復興費も、重い負担になる。
自民への「借り」の中、3期目の三村県政がどこまで倹約を貫けるのか。難しいかじとりが迫られる。(長野剛)
1758
:
チバQ
:2011/06/08(水) 20:45:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110608t11022.htm
村井知事の姿勢めぐり白熱 宮城県議会
宮城県議会5月定例会は7日、東日本大震災の発生以来、初めて一般質問を行った。いずれも沿岸地域を選挙区とする5人が登壇し、村井嘉浩知事と論戦を交わした。がれき処理や仮設住宅の建設、農水産業の再生など議題は多岐にわたり、浮き上がった最大の論点は「非常事態」に直面したトップの政治姿勢。動きが鈍い国政を尻目に、激論を繰り広げた。
須田善明氏(自民党・県民会議)は、村井知事が政府の復興構想会議で持論の「災害対策税」創設を提起したことを疑問視。「増税を提言する以上、(被災地も)自ら血を流す覚悟を示すのが筋だ」と逆説的に主張を展開し、増税は時期尚早と指摘した。
仁田和広氏(同)も知事の増税路線を批判し、「まずは歳出抑制と公務員の給与削減が先だ。どうも増税ありきの姿勢に見える。全国の知事で増税容認派は数少ない」と声を荒らげた。
知事は「国に復興財源がなく、国民の応分負担はやむを得ない状況だ」と説明。「被災地から増税を言い出さないと、国は動けないだろうと思った」と理解を求めた。
震災以来、村井知事の積極的な言動は県内外で注目を集めてきた。復興構想会議でも増税提案、水産業復興特区など具体的な提案を披露し、議論をリードしてきた。
足元の災害対応に目を転じると、派手さは影を潜め、「待ち」の姿勢が際立つ。
須田氏は離島航路の支援や東北電力女川原発の再稼働などに触れ「国の動きを待つことなく」と主体的な取り組みを促したが、知事らは「国に支援を求める」との答弁に終始した。「何でも国頼みか」。会議室にはやじが飛んだ。
肝いりの「水産業復興特区」でさえ、議員から再三撤回を迫られると、知事は「最終的なジャッジは国だ」と結論を丸投げしてしまい、議場の失笑を買う場面もあった。
壊滅的被害からの復興は、多額の財源と大胆な規制緩和が必要になる。知事の国に対する姿勢の強弱の付け方は、十分な譲歩を引き出す流儀だろうが、この日の論戦では空回りを印象付けた。(長谷美龍蔵)
2011年06月08日水曜日
1759
:
チバQ
:2011/06/10(金) 19:37:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110609-OYT8T01189.htm
市川・山形市長出馬へ
市議会で答弁「3期目目指す」
山形市の市川昭男市長は9日、市議会6月定例会で、「微力ではあるが、3期目に向けて(市長選に)出馬したいと考えている」などと述べ、同市長選(9月11日告示、同18日投開票)に3選を目指して、立候補する意向を表明した。市議の質問に対し、答弁した。
市川氏は、市総務部長、市助役などを経て、吉村和夫・前市長の死去に伴う2003年の市長選で初当選。07年には、有力な対抗馬がいない中、大差で再選を果たした。
市川氏の出馬表明を巡っては、本人は3期目への意欲を見せたものの、難航する新清掃工場建設問題の責任などを巡り、市議会の与党会派内の一部などから、市川氏の出馬表明の容認について、異論が出ていた。このため、9日の議会冒頭での出馬表明について、8日深夜まで関係者による最終的な調整が続いた。
市川氏はこれまで、民主党や社民党などの支援を受け、所属議員の後援会などを活用して選挙戦を戦ってきた。これまでの支援組織の中には、今も市川氏の出馬に否定的な見解もあることから、今後、支援の広がりに注目が集まる。
市川氏は議会後、報道陣から政党や団体の支援状況について問われ、「話をしてみないとわからない。支援を頂く自信があるか否かは現状で言えないが、支持を頂けるよう努力する」などと述べた。
現時点で市川氏以外に、同市長選への出馬を正式に表明した候補者はいないが、自民党が擁立に向けて調整を続けている。また、そのほかにも候補者擁立に向けた動きがある。
(2011年6月10日 読売新聞)
1760
:
チバQ
:2011/06/12(日) 01:09:53
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110611o
横手市議会議長の石山氏死去 増田町長も5期
元増田町長で横手市議会議長の石山米男(いしやま・よねお)氏が11日午前6時20分、肺がんのため横手市の平鹿総合病院で死去した。70歳。自宅は横手市増田町増田字石神西111の15。葬儀は14日午後1時半から横手市増田町増田字新町285、横手市増田まんが美術館で。喪主は長男直(なおし)氏。
旧増田町出身。大曲農業高校卒業後、1962年に同町役場入り。収入役職務代理者兼企画財政課長などを歴任し86年に退職。同年の増田町長選に初出馬し当選、5期19年務めた。県町村会長も務めた。
市町村合併では同町が、参加した横手平鹿合併協議会から離脱した後、再び合流するなど迷走した責任を取り、2005年4月に町長を辞職した。
同年10月の横手市議選に初当選。2期目の09年11月から議長。
(2011/06/11 23:12 更新)
1761
:
チバQ
:2011/06/12(日) 17:34:35
>>1759
山形市・市川昭男市長
2003年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/882-883
検証・山形市長選/上 「与党」になりたい市議や政党 /山形
“前哨戦”鹿野氏に軍配 山形1区…市長選から読む
2007年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6664
選挙:山形市長選 現職信任投票か 自民、目当ての人物擁立失敗 /山形
1762
:
チバQ
:2011/06/14(火) 20:49:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110614t71015.htm
岩手・大槌町長選に宮城・利府町議立候補へ
東日本大震災に伴う特例法で延期している岩手県大槌町長選で、同町出身の宮城県利府町議太田賢氏(68)が無所属で立候補する意向を固めたことが13日、分かった。時機を見て正式表明する。
太田氏は河北新報社の取材に対し「地元のため、命を懸けて復興に取り組みたい」と語った。複数の大槌町議が震災後、出馬を要請していた。
太田氏は釜石商高卒。1995年の利府町議選で初当選、現在4期目。同町議選は震災の影響で9月に延期されている。
大槌町長選には、元町総務課長の碇川豊氏(60)が昨年12月、立候補の意思を表明している。震災で死亡した町長の職務代理者を務める東梅政昭副町長(66)は20日で任期満了を迎えるが、町長選への立候補について態度を明らかにしていない。
大槌町は町長選を8月末までに実施する方針。ただ、町は住民の正確な人口を把握できておらず、選挙人名簿作成の進み具合に応じて、日程は変わる可能性がある。
2011年06月14日火曜
1763
:
チバQ
:2011/06/14(火) 20:50:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110613-OYT8T00947.htm
山形市長選 自民 大内県議に出馬要請
過去2回独自候補擁立できず
山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)での独自候補擁立を目指す自民党山形市支部(支部長=斎藤武弘市議)の幹部が、大内理加県議(48)(山形市区)に出馬を要請していることが13日、関係者への取材でわかった。大内氏は、読売新聞の取材に対し「何もお答えすることはできない」と話した。
大内氏は、県内の民放社員などを経て、県議を7期務めた父・孝一氏の引退を機に、2007年の統一地方選・県議選に自民党公認で出馬し、初当選した。今年4月の県議選で再選されている。
同市長選で自民党は、前回選(07年)、前々回選(03年)ともに独自候補を擁立できず、事実上の不戦敗となっていた。
同支部では「候補者擁立が最優先。今回こそ、失敗は許されない」(同党所属市議)として危機感を強め、今年初めから、中央官僚などにも打診していた。
しかし、県議選で1万3615票と山形市区で2番目の得票だったことや、「女性候補の清新さがPRポイントになる」(別の同党所属市議)などの理由から、5月下旬までには大内氏に候補者を絞り込んだ。
その後、大内氏への打診を重ね、先週末に同支部幹部が同党関係議員の同意を得て、改めて出馬を要請したという。
6月19日には、同党県連大会も予定されており、今後、最終的な調整が行われると見られ、注目が集まる。
同市長選には、現職の市川昭男氏(69)が今月9日、3選を目指して出馬する意向を表明している。
(2011年6月14日 読売新聞)
1764
:
チバQ
:2011/06/15(水) 23:08:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001106150003
大槌町長選、三つどもえの様相か
2011年06月15日
津波で市街地が壊滅して町長が不在となった岩手県大槌町で、延期されていた町長選が、選挙戦になることが確実になった。すでに立候補表明している元総務課長の碇川豊氏(60)に対し、東梅政昭副町長(66)も議会で前向きな検討を表明した。同町出身の太田賢・宮城県利府町議(68)も近く正式に表明する。
◇
ゼロからの出発となる町政のリーダーを選ぶだけに、しがらみ選挙と決別できるかが課題だ。
碇川氏は7年5カ月総務課長を務め、加藤宏暉町長を支えてきたが、副町長就任を断って昨年末に退職。各地区の防災対策強化や地域活性化を掲げて集会を開いていた矢先に震災が起き、活動を休止していた。
東梅氏は、歴代町長のもとで総務課長などを歴任。加藤町長に起用されて副町長になった。町長が震災で死亡した後、職務代理者を務めている。一部町議から立候補を打診されていた。
14日の町議会一般質問では、「まだ迷っている」といいながら、「前向きに考えてみたい」と答弁。議会後、支援組織などについては「まだ考えていない。一晩で考えが変わることもある」とも述べた。
太田氏は、同町出身。利府町議を4期務め、9月に選挙を控えていたが、大槌町議や小、中学校の同級生らに推され、立候補の意思を固めた。「復興は容易ではないが、役所の体質を変えたい」と語る。
大槌は「政争の町」ともいわれ、特に町長選は「町長派、反町長派の争いで、政策は見えなかった」(30歳代男性)。それだけに、「地縁・血縁の争いで、相手陣営とは顔も合わせない。そんな選挙をするなら話し合いで決めてほしい」(50歳代男性)との声もあるくらいだ。
地縁といっても、人口の半数近くが家を失い、ばらばらに避難している。今までのしがらみも、雇用さえどうなるかわからない状況では影響力がない。復興の政策を競う選挙をしないと、町の存亡に関わるだけに、有権者が何を判断基準にするかが問われる。
.
1765
:
チバQ
:2011/06/17(金) 22:47:15
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110617_3
水面下の動き活発化 震災延期の知事選
東日本大震災で延期された知事選が早ければ9月にも実施される方向で、各党の水面下の動きが活発化している。復旧・復興の実績を強調する現職・民主党に対し、独自候補の擁立を模索する自民党は野党統一候補も視野に作業を加速。他の野党も政府・与党も含めた震災対応の遅さに批判を集中させる。出馬断念を検討する候補予定者が出るなど戦いの構図は流動的。現職に対して、新たな有力対抗馬が現れるかが最大の焦点になっている。
知事選には現時点で民主党推薦の現職達増拓也(47)、共産党推薦のいわて労連議長鈴木露通(60)、元衆院議員中村力(49)、会社役員芦名鉄雄(66)の4氏が出馬を表明した。
だが、中村氏は「沿岸部で選挙態勢が整わない」として断念も視野に検討中で、月内にも結論を出す方針だ。
達増氏は6日の記者会見で知事選への対応を問われ、「全然考えていない」と震災対応に集中する考えを強調。補正予算の前倒し編成や復興基本計画案の早期策定などスピード感をアピールする。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2011/06/17)
1766
:
チバQ
:2011/06/20(月) 18:43:47
>>1763
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110620ddlk06010038000c.html
選挙:山形市長選 自民支部、大内県議に出馬要請 「決断できる人に市政を」 /山形
任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党は19日、同党公認(山形市区)で4月の統一地方選で2回目の当選をした大内理加県議(48)に立候補を要請した。この日開かれた県連大会後、山形市支部長の斎藤武弘市議と遠藤利明衆院議員が「正式に出馬要請します」と伝えた。大内氏は「県議選が終わったばかりで公約の実現に向けて仕事をするのが私の使命。すぐには答えられない」と即答を避けた。
山形市の市川昭男市長は3選を目指して立候補を表明している。具体名を出さず記者会見した遠藤衆院議員は「現在の山形市長はごみ処理場計画などなかなか決まらず停滞している。震災後の混乱状況で決断できる人に市政を任せたい」と語った。自民党は03、07年の市長選で候補擁立を目指したが、2回とも自主投票だった。
県連大会では加藤紘一会長が留任し、大内氏を県連4役初の女性となる幹事長代理に指名。志田英紀幹事長、舩山現人総務会長、児玉太政調会長ら幹部が決まった。斎藤支部長は「大内さんは地元がよく分かっていて足で稼ぐ人」と評価している。
大内氏は同志社大卒、86年山形テレビ入社。父は元県会副議長の大内孝一氏。【和田明美】
1767
:
チバQ
:2011/06/20(月) 18:44:26
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110620ddm041010127000c.html
岩手・大槌町:副町長きょう退任 新代理に総務課長 8月末までに町長選実施
東日本大震災で加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した岩手県大槌町で職務代理者を務める東梅(とうばい)政昭副町長(66)は20日、副町長の任期切れに伴い退任する。新たな職務代理者には、町の規則で平野公三総務課長(55)が就く予定。総務省によると、一般職員が職務代理者になるのは極めて異例だ。町は8月末までに町長選を実施する準備を進めている。
東梅副町長は町総務課長や教育次長を歴任。07年に副町長に起用された。津波に襲われた際には、屋上に逃れて救助されたが、町長のほか、7人の課長を含む33人の職員を一挙に失った。以来、陣頭指揮を執ってきたが、住民からは復興に向けた取り組みが遅いとの声も上がる。
町は町議が任期満了を迎える8月末に合わせ、町長選を実施したい考えだ。東梅副町長は14日の町議会で立候補について「前向きに考えたい」と意欲を見せた。震災前に立候補を表明していた元町総務課長、碇川(いかりがわ)豊氏(60)と、町出身の宮城県利府町議、太田賢氏(68)も出馬の意向を示しており、選挙戦になる公算が大きくなっている。【神足俊輔】
毎日新聞 2011年6月20日 東京朝刊
1768
:
チバQ
:2011/06/20(月) 18:47:42
http://mainichi.jp/select/today/news/20110620k0000m040072000c.html
東日本大震災:大槌町 副町長20日退任「政治家不在」に
2011年6月19日 21時5分 更新:6月19日 22時40分
東日本大震災で加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した岩手県大槌町で職務代理者を務める東梅(とうばい)政昭副町長(66)は20日、副町長の任期切れに伴い退任する。新たな職務代理者には、地方自治法に基づく町の規則で平野公三総務課長(55)が就く予定。総務省によると、一般職員が職務代理者になるのは極めて異例だ。復興を主導する政治家不在の状態で、町は8月末までに町長選を実施する準備を進めている。
東梅副町長は町総務課長や教育次長を歴任。07年の加藤町長の就任とともに副町長に起用された。
津波に襲われた際には、町長らと庁舎前で対策会議に臨もうとしていた。屋上に逃れて救助されたが、町長のほか、7人の課長を含む33人の職員を一挙に失った。以来、陣頭指揮を執ってきたが、住民からは仮設住宅の建設など復興に向けた取り組みが遅いとの声も上がる。
町は町議が任期満了を迎える8月末に合わせ、町長選を実施したい考えだ。東梅副町長は14日の町議会で立候補について「前向きに考えたい」と意欲を見せた。震災前に立候補を表明していた元町総務課長、碇川(いかりがわ)豊氏(60)と、町出身の宮城県利府町議、太田賢氏(68)も出馬の意向を示しており、選挙戦になる公算が大きくなっている。【神足俊輔】
1769
:
チバQ
:2011/06/21(火) 22:35:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001106210004
東梅副町長が退任 町長選は不出馬/大槌
2011年06月21日
震災後、岩手県大槌町長の職務代理者を務めた東梅政昭副町長(66)が20日退任し、21日から平野公三総務課長(55)が引き継ぐ。町長・副町長不在の異例の事態に、町は8月28日を目標に町長選の実施準備を急ぐ。
14日の町議会では立候補に「前向き」と答弁した東梅氏は退任会見で「体力的に自信がない。復興は2期8年継続してやれる人がいいと、変わってきた」と一転して立候補しない意向を表明した。
東梅副町長は、18日の合同慰霊祭や19日のお別れ会で、献花した町民や関係者一人一人に頭を下げ続けるなど、3カ月余、町民の気持ちに寄り添うことを基本にしてきた。一方、復興計画の道筋をなかなか打ち出せなかった。
町は、8月中に準備委員会が復興計画構想を取りまとめ、新町長のもとで9月から再度住民説明会を開いて年内の策定を目指す方針。ただ、新町長の方針次第で策定の過程や構想が変更される可能性もある。そのため準備委では、住宅や商店をどこで再建するかなど具体的な話し合いが難しくなっている。
町長選は、昨年末に碇川豊・元町総務課長(60)が立候補を表明。大槌出身で宮城県利府町議の太田賢氏(68)が出馬の意向だ。
1770
:
チバQ
:2011/06/22(水) 21:40:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001106220005
猪苗代・磐梯町 一騎打ち
2011年06月22日
●4町長・3町村議・2町議補選告示
会津地方6町村で4町長選と3町村議選、2町議補選が21日、告示された。町長選のうち、会津坂下町では現職の竹内なお俊氏(63)の4選、柳津町は現職の井関庄一氏(63)の3選がともに無投票で決まった。猪苗代は新顔2人、磐梯は現職と新顔による一騎打ちとなった。これら2町長選とすべての町村議選、補選は26日に投開票される。
現職が今期限りで引退する猪苗代町長選には、ホテル社長の渡部英一氏(59)と、元町課長の前後公氏(69)の無所属新顔2人が立候補した。渡部氏は観光誘客策の強化や地産地消の徹底を訴え、3回連続で立候補した前後氏は行財政改革を掲げる。町議補選(被選挙数2)には、無所属新顔4人が届け出た。
磐梯町は町長選と町議選が告示された。町長選は、3選を目指す現職の五十嵐源市氏(61)と、新顔で元町農業委員会長の足利忠江氏(61)がともに無所属で立候補し、20年ぶりに選挙戦に突入した。五十嵐氏は磐梯中の新築や史跡慧日寺跡の整備などを主張し、足利氏は「町民の声に耳を傾ける政治」の実現を訴える。町議選(定数10)には現職7人、新顔4人の計11人が立ち、8年ぶりの選挙戦となった。党派別では無所属9人、共産2人。
西会津町議選(定数14)には現職8人、前職1人、元職1人、新顔8人の計18人が立候補した。党派別では無所属17人、共産1人。
昭和村議選(定数10)はいずれも無所属の現職6人、新顔6人の計12人が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦に入った。
柳津町議補選(被選挙数1)には無所属新顔の2人が立った。
◇
選挙戦がある5町村の選挙人名簿登録者数(20日現在)は次の通り。
猪苗代町 1万3326人▽磐梯町 3125人▽西会津町 6509人▽柳津町 3475人▽昭和村 1420人
■町長選候補者
届け出順。数字は当選回数。経歴などは原則として候補者の回答に基づいて掲載しています。
◇磐梯町
五十嵐源市 61 無現2 農業 元・町助役・小学校教諭▽日大中退
足利忠江 61 無新 元・町農業委員会長・県酪農協理事▽会津農林高
◇猪苗代町
渡部英一 59 無新 ホテル社長 元・猪苗代観光協会副会長・町議▽亜細亜大
前後公 69 無新 元・町教委障害学習課長・町公民館長▽日大東北工高
■町長選の当選者
◇会津坂下町
竹内なお俊 63 無現4 住職 元・県町村会副会長・町議▽駒沢大
◇柳津町
井関 庄一 63 無現3 只見川ライン観光協会長 元・町議長▽会津中央高
1771
:
チバQ
:2011/06/23(木) 20:48:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110622-OYT8T00059.htm
外部から補佐職を 大槌町
職務代理者の総務課長
大槌町長職務代理者としての抱負を語る平野・総務課長 震災で町長が死亡した大槌町で、東梅政昭前副町長(66)から町長の職務代理者を引き継いだ平野公三総務課長(55)が21日、就任記者会見をした=写真=。任期は、町長選が実施される8月28日までとなる。
平野課長は「重責を担うに当たって、職務全般をサポートしてもらう人が必要。多角的な視点を持つ人に頼みたい」と、補佐職を外部から招く意向を示した。そのうえで、「県や民間と相談して、災害復興や選挙などについてアドバイスしてもらえる人を探したい」と述べ、27日までに人選する考えを明らかにした。
平野総務課長は駒沢大卒。1980年に入庁し、総務課長補佐などを経て今年4月から現職。また会見では、18日に営まれた町の合同慰霊祭で、町側が男性2人、女性1人の死者の名前を読み上げなかったことも明らかにされた。死亡届から被災者名簿への転記ミスで、町は遺族に謝罪したという。
(2011年6月22日 読売新聞)
1772
:
チバQ
:2011/06/23(木) 20:55:26
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001106230004
議長不信任、また可決 天童市議会
2011年06月23日
▽ 議会運営「不公正」
天童市議会は22日の本会議で、議員定数を現行の22から20に削減する議案を反対多数で否決した。一方、この議案を取り扱う議会運営を巡り、伊藤護国議長に対する不信任決議案が提出され、賛成多数で可決された。伊藤議長への不信任決議は2度目。決議に法的拘束力はなく、伊藤議長は「後ろめたいことは一切ない。辞める理由はない」と話している。
定数削減議案は鈴木照一議員=会派かがやき=が「議会改革を進めるため」として議員提案した。本会議では「性急すぎる」「すでに4年前に4減らした」など反対意見が続出。議長を除く採決の結果、反対13、賛成7で否決された。
削減案の提出を巡って、狩野佳和議員=民主天童クラブ=が伊藤議長に対する不信任決議案を緊急動議として提案した。「議会の取り決めに反し、会派代表者会で協議せず、議会案として上程しようとした。公平公正な議会運営を行っていない」などと説明。結果、不信任案は賛成13、反対6で可決された。
伊藤議長は、昨年3月の議会でも、市の下水道工事を巡り、施工主の地権者と市幹部との話し合いに同席した問題で、不信任決議案を可決されている。
本会議後、伊藤議長は取材に対し「定数削減は議論が平行線になると思い、代表者会ではなく本会議で論じるべきだと考えた。(不信任決議は)9月の市議選やその後の議長選をにらんだ政局だ」と話した。(中野龍三)
1773
:
チバQ
:2011/06/25(土) 00:09:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110624-OYT8T00086.htm
知事・県議選 「9月11日」不安の声
盛岡、大槌 期日前投票で重複
東日本大震災で延期された知事選と県議選について、県選管が9月11日投開票の日程で最終調整していることに、一部の自治体から、不安視する声が出ている。期日前投票の重複など事務作業が膨大になることが主な理由だ。県は応援職員の派遣を検討中だが、被災した沿岸市町村は、より一層の支援を求めている。
4市町は「18日」希望 県選管は各市町村選管に対し、〈1〉延期期限の9月22日までに知事選・県議選の実施は可能か〈2〉希望する投開票日――の2点を文書で回答を求めた。
その結果、9月22日までの選挙実施について「不可能」と回答した市町村はなかった。希望投開票日については、盛岡、釜石、花巻、大槌の4市町が「18日」とした以外は、「9月11日」か「11、18日のどちらでも可能」と答えた。
事務と人手が負担に 「9月18日」を希望した盛岡市と大槌町はともに、8月28日に首長と議会のダブル選を控えている。知事選が9月11日投開票となれば、告示日は8月25日となる。選挙期間が重なり、事務作業や人手の確保が大きな負担になる。
2市町の選管が特に問題とするのは期日前投票だ。知事選の期日前投票も8月26日から始まるため、26、27の2日間は、首長、議会、知事の三つの期日前投票が重なる。同28日は首長、議会選の投開票日の作業とも両立させねばならない。
大槌町幹部は「ただでさえ職員がいないのに……。11日は本当にやめてほしい」と訴える。
県は応援職員派遣へ 津波被害が甚大だった大槌町では、現在、専従で選挙事務をさばいているのは山形県川西町からの応援職員2人とOBら臨時職員2人の計4人。7月からは、東京・千代田区などから計4人が応援に入る予定だが、人手不足は否めない。
そこで、県は大槌町に、知事選の期日前投票が始まる8月26日から多数の県職員を派遣する。県が事実上、知事選の期日前投票事務を引き受ける形になる。
一方、盛岡市は、職員数が多いため、県職員の応援は断る方向。市長選、市議選と県知事選と重なる3日間は、期日前の投票場を増やし、配置する職員を増やすことも検討している。
(2011年6月24日 読売新聞)
1774
:
チバQ
:2011/06/26(日) 22:07:33
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110625_12
宮古市副市長に消防庁課長補佐 33歳名越氏
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宮古市議会は24日の臨時会で、2人目の副市長に総務省消防庁総務課長補佐の名越(なごし)一郎氏(33)を起用する人事案に全会一致で同意した。名越氏は7月4日に就任し任期は4年間。
名越氏は2009年7月から約1年4カ月間、内閣官房副長官補付として政府の安全保障や危機管理、自然災害対応に携わった経験がある。市議会の同意後、議場で「宮古市の一日も早い復興に向けて全力で努力したい」と決意を述べた。
市は、震災に対応する行政機能の強化を目的に副市長2人制導入を決め、6月定例会で定数条例を改正。外部からの招聘(しょうへい)を目指し、総務省に職員の派遣を要請していた。
市によると、同氏は震災対応の職務に専念し、山口公正副市長と役割分担する。山本正徳市長は「新副市長を加え、職員一丸で復旧・復興に取り組む」としている。
(2011/06/25)
1775
:
チバQ
:2011/06/28(火) 22:16:17
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110628091018.asp
相馬氏の発言めぐり懲罰委設置へ
県議会質疑が行われた27日、県の特別保証融資制度に関連する相馬〓一議員(無所属)の発言をめぐり、7時間以上にわたり本会議が空転した。議事録からの発言削除と陳謝を求める議会運営委員会の決定に相馬議員が従わなかったため、自民党会派は相馬議員の懲罰動議を提出。賛成多数で可決され、懲罰特別委員会が設置される見通しだ。懲罰特別委の設置は1988年5月以来、23年ぶり。※相馬〓一議員の〓は金へんに昌
1776
:
チバQ
:2011/06/29(水) 19:58:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110629t11021.htm
臨戦モード、今ひとつ 2カ月切った仙台市議選
東日本大震災の影響で延期され、8月19日告示、28日投票で行われる見通しとなった仙台市議選(定数55)まで2カ月を切った。市議会6月定例会が28日に閉会し、通常なら臨戦態勢に入るタイミングだが、被災地を抱え、選挙へと気持ちを切り替えられずにいる現職が少なくない。前哨戦はお盆をまたいで繰り広げられることになり、元議員、新人を含めた各陣営は戦略の練り直しも迫られている。
「地元には宅地被害があった団地や仮設住宅が立地した地区がある。選挙をする気分ではないし、お祭りのような雰囲気は抑えられると思う」
本会議を終え、議場を後にした太白区の議員はこう話した。
震災で749人の死者・行方不明者を出した市内では、つましい選挙に徹しようとする動きが広まりつつある。甚大な津波被害を受けた宮城野区、若林区となればなおさらだ。
宮城野区の現職は「選挙を行い、新しい顔触れで復興に向けた議論を進めるのは当然だが、とても神経を使う戦いになる」と明かす。
自らも津波被害を受けた別の現職は「地域の心の傷は癒えていないが、震災と復興を語らなければ有権者の共感も得られない」と話した。
お盆と夏休みを挟んだ選挙戦は運動員が減ることが予想され、沈静ムードに拍車が掛かるとみられる。そこで浮かび上がるのが、「現職有利」の観測だ。
あるベテラン現職は「条件は皆同じだが、恐らく投票率は下がる」と話した上で、「基礎票を持ち、即戦力になる現職に追い風なのは間違いない」と説明した。
若林区から立候補を予定している新人は「選挙は現職有利と言われているが、震災後の議員の動きに物足りなさを感じている有権者もいる。新人が受け入れられる余地は十分にある」と真っ向勝負に挑む。
2011年06月29日水曜日
1777
:
チバQ
:2011/06/30(木) 21:53:24
>>1501
>>1522
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110630_7
中村力氏が出馬を断念 知事選
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知事選への立候補を表明していた盛岡市の元衆院議員中村力氏(49)は29日、岩手日報社の取材に対し、出馬を断念する考えを明らかにした。
中村氏は、震災で沿岸部の有力支援者が被災したことなどを挙げ「選挙態勢が構築できない」と指摘。後援会幹部などと協議の結果、出馬を取りやめることを決めたという。
(2011/06/30)
1778
:
チバQ
:2011/07/02(土) 00:11:07
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107010001
いわき市議書類送検/市議会が辞職勧告
2011年07月01日
いわき市議会は定例会最終日の30日、交通事故を起こして書類送検された松本正美市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。松本氏は「議会の意思として重く受け止めるが(議員辞職は)司直の判断を待って身の振り方を考えたい」と答えた。
冒頭で松本氏が謝罪し、責任を取る形で市民福祉常任委員長の辞任を表明。休憩後、高橋明子氏(共産)が「接触事故と立ち去った事実を認めており、議員としての道義的責任は免れない」と議員辞職勧告決議案を提出した。
松本氏が所属する政新会の諸橋義隆会長は「いわき区検の決定を踏まえてから決めるべきだ」と反対した。採決の結果、市議32人中、同会派の7人を除く全員が賛成した。(佐々木和彦)
1779
:
チバQ
:2011/07/02(土) 00:23:43
下が見つからない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110628-OYT8T00028.htm
むつ市の課題市長選を前に(上)
人口減から患者数が減っている脇野沢診療所。むつ市の財政に重くのしかかる 背後に山が迫る、むつ市の脇野沢診療所。下北半島の5市町村で組織する一部事務組合が運営する。駐車場に止まっている車は数台だけで、1階の受け付けロビーは高齢者の姿が目立つ。診察を受けに来た男性会社員(56)は「車を持たないお年寄りはここの診療所がないと困る。市中心部のむつ総合病院まではバスで1時間半はかかるので」と話し、診療所が地域医療で大切な役割を担っていると強調した。
会社員がそう思うのは訳がある。中心部から40キロほど離れた脇野沢地区は5月末現在、人口2017人で3年前より230人も減少。診療所の患者数も減っている。こうしたへき地医療を担う診療所は、脇野沢地区を含めて市内に3か所ある。毎年生じる人件費負担などの赤字は、市が一般会計から「負担金」として補填(ほてん)しているが、3診療所の一時借入金は膨れあがり、返済のメドがたたない不良債務は2010年度決算見込みで総額約40億円に上る。
むつ市は、同じく一部事務組合が運営する、むつ総合病院の高度医療整備などにかかった債務負担33億円を抱える。合わせた73億円について今後11年かけて一般会計から繰り出す計画で、今年度だけでも約22億円を支出する。
市財政課の職員は「医療過疎地域で自治体病院は最後のとりで。高度な医療体制を整える必要があり、採算を度外視してもやらなければならない」と、さらなる公費投入に理解を求めている。
しかし、市財政の見通しは明るいとは言い難い。国の普通交付税は今年度104億5000万円を計上したが、合併後10年が経過した15年度から合併に伴う国の財政措置が段階的に減少するため、20年度までの5年間で計18億円が減額となる見込みだ。
原子力施設が立地する下北半島。むつ市に国が支払った電源三法交付金は過去23年間の総額で250億円に上る。昨年度は一般会計の8%を占める電源立地地域対策交付金28億8000万円も交付された。
この原発マネーも、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、不透明感を増している。菅首相は5月10日の記者会見で今後のエネルギー政策について「従来の計画を白紙に戻して議論する」と発言。むつ市では、市の財政を支えてきた原発関連の補助金が削減されるのではないかという観測が広がっている。
実は、一般会計で1998年度から赤字を計上してきたむつ市。大畑、川内、脇野沢の3町村と合併した直後の05年度決算で、赤字は24億9000万円に膨らんだ。合併時から職員数を100人減らすなどの経費削減を図り、10年度決算で13年ぶりに累積赤字を解消する見通し。6月定例市議会の議案説明で、宮下順一郎市長は「計画より1年先行しての赤字解消の達成が確定的」と、1期目の実績として胸を張った。
一般会計が黒字に転換しても、住民税など自前の財源比率は24%(11年度)と依然として低いのも事実。地方行政に詳しい弘前大学の児山正史准教授は「病院への債務負担で一般会計が再び赤字に転落しないか不安。中長期的な収支見通しを作るべき」と指摘する。脆弱(ぜいじゃく)な財政基盤からの脱却に向けて、市政を担うリーダーの責任は極めて重い。
◇
むつ市長選が7月3日に告示され、10日に投開票される。これまでに再選を目指す宮下氏と、市議の新谷泰造氏が立候補を表明した。市の課題を探る。
(2011年6月28日 読売新聞)
1780
:
チバQ
:2011/07/02(土) 00:26:10
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110626110159.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
現新2氏の争いか/むつ市長選
任期満了に伴うむつ市長選(7月3日告示、10日投開票)は、26日で告示まで1週間となった。出馬を表明しているのは、いずれも無所属で、2期目を目指す現職の宮下順一郎氏(59)=自民党推薦=と、新人で市議の新谷泰造氏(61)の2人。対抗馬擁立を模索していた共産党は、25日までに擁立見送りを決定し、現新2氏の争いとなる可能性が高い。
宮下氏は杉山粛前市長の死去に伴う2007年7月の市長選に、自民、公明両党の推薦を受けて出馬し、初当選。「1期目の政策をさらに深め、市の飛躍につなげたい」と、今年1月に出馬を正式表明した。市議は28人中24人が現職を支援する議員団を結成している。
一方、連続3度目の挑戦となる新谷氏は、24日に出馬会見。現市政を批判し、職員採用試験の第三者機関委託などを訴えている。
対抗馬擁立を断念した共産党下北地区委員会の吉田麟地区委員長は「9月の市議選に力を集中し、(現有)2議席の確保に全力を挙げたい」と述べた。
1781
:
チバQ
:2011/07/03(日) 22:05:23
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107020002
白河市長選、現新の争いか
2011年07月02日
●あす告示 白河・本宮市議も選挙戦か
白河市長選、同市議選と本宮市議選が3日、告示される。いずれも10日に即日開票される。
白河市長選は、現職で元県企業局長の鈴木和夫氏(61)と新顔の元設備工事業金山屯氏(71)が立候補を予定している。
鈴木氏は三菱ガス化学など大型企業の誘致を進めた1期目の実績を強調。さらなる企業誘致や災害に強い街づくりを公約に掲げる。
金山氏は前回市長選に続いての立候補となる。企業進出に頼らない街づくりや首都機能や県庁機能の白河市への移転を訴えている。
白河市議選は定数26。今のところ、現職21人、元職1人、新顔6人の計28人が立候補を予定している。党派別では公明1人、共産2人、無所属が25人。6月2日現在の有権者数は5万1890人。
本宮市議選は定数24。立候補の準備をしているのは現職20人、前職1人、新顔4人の計25人。党派別では公明1人、共産1人、無所属23人。6月2日現在の有権者数は2万5283人。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110701t61021.htm
原発から50マイルも余波 白河市長選3日告示
順調に企業立地が進んだ白河市の工業団地。原発事故で移転する企業の「受け皿」としての役割も期待されている=白河市豊地
任期満了に伴う白河市長選が3日に告示され、7日間の選挙戦が繰り広げられる。2期目を目指す無所属現職の鈴木和夫氏(61)に、無所属新人の無職金山屯氏(71)が挑む見通し。東北にとって首都圏との玄関口に当たる白河市は、企業立地で際立つ実績を上げてきた。だが、福島第1原発事故は白河市など県南地方にも影を落とし、今後の市政運営に影響を与えそうだ。(郡山支局・勅使河原奨治)
<「受け皿」なるか>
「福島第1原発から50マイル(約80キロ)以上離れている」。原発事故後、白河市の企業誘致担当者は訪問先の企業などで、そう付け加える。
距離の単位としてキロでなくマイルを使うのは、原発事故後に米国が自国民に呼び掛けた退避基準にちなんでいる。米国などへの工業製品輸出に際しても、「50マイル圏内」かどうかで扱いが違うという。
県工業統計(2009年)によると、白河市の付加価値額は743億円で県内4位、従業員数も7466人で5位。県南地方随一の工業都市だ。
ここ数年、インターネット検索で国内最大手のヤフーのデータセンター、三菱ガス化学の新工場などの立地が決まった。東日本大震災によって多少の遅れは出るかもしれないが、立地計画そのものに変更はなさそうだ。
白河市の和知政彦企業立地課長は「首都圏に近いという地の利を生かし、さらに企業誘致を加速させたい」と話す。
県内有数の工業集積を土台に、白河市は原発事故で移転せざるを得ない企業や人材の「受け皿機能」(金沢洋一産業部長)を果たすことも期待されている。福島県浜通り地方などの企業や従業員が、いつ現地に戻れるか分からない状況だからだ。
<風評被害で打撃>
その一方で、農業や観光の面では、県内のほかの地域と同様に風評被害などに見舞われている。
特に農業の影響は深刻だ。大手外食業者や食品加工業者と契約していた市内の農家は、ことし3〜5月、取引停止によって約3000万円の損害を受けたという。
白河市は原発から遠く、福島市や郡山市などより放射線量も低い。それでも「福島県」とひとくくりにされて被害を受けるのは、会津地方などと同じ構図だ。
浜通り地方と異なり、コメも自由に作れるが、白河市の農業金内幸重さん(79)は「秋に収穫しても、値段が付くかどうか分からない」と原発事故の影響が長引くことを心配する。
2011年07月01日金曜日
1782
:
チバQ
:2011/07/03(日) 22:08:02
白河市長選(2007年7月29日投開票)
当 15,656 鈴木和夫 無・新
11,859 桜井和朋 無・新
8,256 吉田好男 無・新
540 金山屯 無・新
1783
:
チバQ
:2011/07/07(木) 19:15:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110707/elc11070718270000-n1.htm
宮城県議選、9月は困難 選管「再延期を期待」
2011.7.7 18:27
宮城県選挙管理委員会は7日の会合で、東日本大震災の影響で4月の統一地方選から延期されていた県議選を、延期特例法に基づく期限の9月22日までに実施するのは「困難」との結論を出した。被災地から避難した有権者の把握や、投開票所の確保が難しいことなどを重視した。県は国に現状を報告した上で「延期特例法の再延期を期待したい」としている。
1784
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:03:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000007-mailo-l07
選挙:延期の地方選、「選挙期間が短い」 特例法で延長できず /福島
毎日新聞 7月8日(金)10時42分配信
東日本大震災と福島第1原発事故の影響で、住民が避難している町村に「選挙期間が短すぎる」との問題が浮上している。被災自治体の選挙延期を決めた臨時特例法は、選挙期間を5日と定めているが、県内外に住民が避難している現状では、不在者投票の手続きなどに日数が足りない。公職選挙法では延長できるが、特例法との齟齬(そご)で延長できなくなっている。
町村の選挙期間は通常、5日間(火曜告示、翌週日曜投開票)。公選法で告示日を「少なくとも投票日の5日前」と定めているため。特殊事情によっては、告示日を前倒しして、選挙期間を延ばすことができる。火山噴火の影響で全住民が避難した東京都三宅村では04年議員選の際、この規定を使って告示日を2日前倒しして、期間を1週間とした。
一方、特例法では告示日を「5日前」と定め、「少なくとも」の文言はない。阪神大震災時の特例法を参考に「災害対応が終わって落ち着いたら、選挙期間は5日間で十分」と想定していたからという。このため、被災自治体は現行では選挙期間の延長ができない。
県内の町村で、首長選や議員選の実施のめどが立っていないのは、川俣町▽広野町▽双葉町▽新地町▽大熊町▽川内村▽葛尾村−−の7自治体。選挙を行うには、全国各地に避難した住民に期日を周知しなければならない。また、多くの避難者は不在者投票の可能性が高く、5日間では、町村選管に不在者投票の請求手続きをして、票を送り返すのは困難な状況になっている。
新地町選管の担当者は「不在者投票の手続きを考えると、実務的に5日は厳しい。選挙期間はもう少し長い方が助かる」と打ち明ける。県選管も、告示期間を延長できる措置が必要との見解を示している。【種市房子】
7月8日朝刊
1785
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:04:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t11029.htm
神妙・困惑、陣営に動揺 宮城県議選先送り
東日本大震災の影響で9月22日まで延期されていた宮城県議選(定数61)は7日、「実施は困難」とする県選管の判断で、先送りの可能性が一気に高まった。震災前、立候補を予定していたのは88人。被災の少ない内陸部の現職が、神妙な表情で県選管の結論を受け止める一方、新人・元議員の間には、地域を問わず困惑と焦燥が広がった。
「準備した金はとっくに底をついた。4月以降は借金続きだ。新人は皆同じだろう」
仙台市内の選挙区から立候補を目指す新人は、「先送り」の報に動揺を隠さなかった。4月の統一地方選に備えて建てた事務所は震災で使用不能の状態。自宅も被災したという。「被災地はもっとひどい」と自らに言い聞かせるように話した。
県選管は「9月選挙」で最終調整を進めていたが、判断は一転した。肩透かしに遭った仙台市内の元議員は「なぜ延期なのか。被災市町が厳しい状況なら県が応援職員を派遣してでも行うべきだ」と怒りをぶちまけた。
被災自治体から立候補を予定する新人は「街頭活動や名刺印刷など選挙準備を本格化させたばかりだった。9月に実施してほしかったが、仕方ない」と唇をかんだ。
任期がさらに伸びることになる現職の反応は、賛否が分かれた。
仙台市の選挙区に立つ予定のベテラン議員は「被災者が苦しんでいる真っただ中に、選挙はできない。的確な判断だ」と再延期を支持。別の現職も「壊滅的な被害を受けた被災地への配慮が重要だ」と同調する。
一方、比較的被害が少なかった大崎市内の現職は「選挙は早く行うべきだ。有権者も投票機会を待っている」と訴えた。沿岸部の議員は、仮設住宅の整備にめどがついたことを理由に選挙の早期実施を主張。「県の復興計画を本格的に議論するのに今の身分では不十分。民意の審判を受けるのが筋だ」と強調した。
2011年07月08日金曜
1786
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:04:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t11010.htm
「課題山積、延期助かる」沿岸自治体 宮城県議選先送りへ
東日本大震災で延期され、「9月2日告示、11日投票」で調整が進められてきた宮城県議選(定数61)が7日、先送りされることになった。投票所が避難所になっていたり、投票箱など選挙備品が流出したりした被災自治体は「準備期間が少しでも長くなるのは助かる」と胸をなで下ろした。一方、首長選と議員選の同日選を実施する自治体の担当者は「経費節減を考えるなら、県議選と合わせてトリプル選の方が良かった」と複雑な思いを漏らした。
「実施を遅らせることはありがたいし、歓迎している」。「9月11日の実施は非常に難しい」と訴えてきた石巻市の亀山紘市長は、ほっとした表情を浮かべた。
市選管によると、震災により、市内137の投票所は震災で約40カ所が使用できない。選挙人の所在確認や、選挙事務の人員確保といった難題も抱える。
亀山市長は「選挙よりも先にやるべき課題が山積している。被災者がある程度安定した生活が送れるようになってから選挙を実施してもらいたい」と要望する。
南三陸町の佐藤仁町長も「町は依然として、選挙ができる状況にはない。延期は助かる」と歓迎した。山元町の斎藤俊夫町長は「広域的に行われる県議選では各市町村の足並みがそろうまで待つしかないのだろう」と話した。
9月11日に市長選、市議選の投開票が決まっている塩釜市。トリプル選の回避に「市長選・市議選と県議選では告示日が異なるので選挙人名簿も2種類必要になる。混乱の元になるのではないかと懸念していたので、方向性が決まってほっとした」と選管の担当者は受け止める。
一方で「県議選とのトリプル選であれば、震災対応で財政が苦しい中、人件費を大幅に削減できた」とも説明した。町長選、町議選の同日選を控える七ケ浜町選管も「経費節減を考えるならトリプル選の方が良いが、どちらが良いかは一概には言えない」と話した。
1787
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:04:59
◎「当然」「復興へ早く」/有権者さまざま
「まだ選挙どころじゃない」「新しい議員で早く復興を」―。津波で被災した有権者は県議選が先送りされたことを、さまざまな思いで受け止めた。
石巻市北上町の相川子育て支援センターに家族3人で避難する相川地区自治会長の鈴木学さん(66)は「住民感情を考えれば先送りは当然」と話す。
「地区には仮設住宅の抽選に当たらない人や仕事を探している人がいる。選挙をしても関心を持てないし、実際、話題にも上っていない」
気仙沼市南町の自宅が全壊し、避難所生活を送る無職岩井清吉さん(75)は「被災地にとってはいいこと。被災者は生活の再建で精いっぱい。仮設住宅やアパートなどへの引っ越しが続き、住居も落ち着かないようでは、選挙をやっても混乱するだけだ」と話した。
一方、早期実施を望む声もあった。家族5人で石巻市成田の市河北総合センターに避難する自営業の高橋定さん(63)は「既に任期を過ぎており、議員自身も不安定な状況だと思う。新議員を選び、腰を据えてしっかりと復興に取り組んでもらったほうがいい」と語った。
2011年07月08日金曜日
1788
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:05:30
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20110708_07.htm
宮城県議選先送り「第二の浦安」懸念も 混迷政局ほんろう
東日本大震災で9月22日まで延期された宮城県議選は7日、県選管が期限内の実施は困難との結論を出し、先送りされる見通しとなった。県選管は最後まで「9月2日告示、11日投票」を模索したが、石巻市の同意が得られなかった。期限を再延期する法案提出の動きが急浮上するなど、混迷政局にもほんろうされ、悩んだ末の方針転換だった。(1.16.23面に関連記事)
県選管が「9月選挙」へ走りだしたのは、前回6月24日の会議からだ。石巻市など被災10市町は「実施困難」と訴えたが、県が選挙事務を支援すれば実施できると見込み、「説得」に当たった。
同じ被災県の岩手が県議選の「9月11日投票」を決め、津波で壊滅的被害を受けた同県大槌町でさえ、8月28日投票で町長選と町議選の実施に踏み切った。「大槌ができるなら宮城もできる」との思いが県選管にあった。
多賀城市と七ケ浜町は同意。被害の大きい南三陸町や女川町など7市町も「県選管が実施を決めれば、従うしかない」と渋々受け入れた。だが、石巻市は「県の支援を得ても選挙は難しい」とかたくなだったという。
県選管の頭をよぎったのは4月にあった千葉県議選。震災復旧を優先した浦安市が選挙事務を拒否し、同市選挙区だけ当選人がいない異例の事態に陥った。県選管関係者は「第二の浦安市はつくれない」と頭を抱えた。
県選管が「9月選挙」に走ったのは、6月下旬の段階で国会に9月22日の期限を再延期する動きがなかったためだ。被災市町にも「期限内に実施しなければ、法律違反になる」と理解を求めた。
状況が一変したのは今月4日。政府・民主党が再延期法案を提出する方針を固めた。「与野党合意はあるのか」。県選管は情報収集に追われたが、衆参両院で法案が通る確証は得られなかった。
再延期は、菅直人首相の衆院解散・総選挙を封じる狙いもあるとされ、法案の行方には不透明感が漂う。「再延期の保証もなく先送りできるのか」「強行すれば石巻市が怒る」。県選管は最後の最後まで迷った。
県選管の方針が一転するまでの経過をつぶさに見た県幹部は「もっと早く再延期の動きが浮上すれば話は違った。国政に振り回されただけだ」と県選管に同情した。
(長谷美龍蔵)
2011年07月08日金曜日
1789
:
チバQ
:2011/07/09(土) 00:06:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t21004.htm
10日投票・むつ市長選 原子力政策、争点にならず
任期満了に伴う青森県むつ市長選(10日投票)は、最終盤の戦いに入った。同市とその周辺には原子力関連施設の立地や建設計画が集中するが、立候補した2陣営は原子力政策について「国の対応を待ちたい」とし、熱い論戦にはなっていない。福島第1原発事故を受け、原子力施設への対応は大きな焦点に浮上。政府の迷走を不安視する有権者からは「自分の主張を持つべきだ」との批判も上がる。(むつ支局・菅谷仁)
市長選に立候補しているのは、無所属現職で再選を目指す宮下順一郎氏(59)=自民・公明推薦=と、無所属新人で元市議の新谷泰造氏(61)。
宮下氏は、市内に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設に推進の立場を取ってきた。施設立地に伴い、国から入る電源交付金を活用した事業などには前向きだ。
選挙戦で宮下氏は「原発事故で価値観が変わった。慎重にならざるを得ない」と強調するが、貯蔵施設に対する姿勢は「安全性や計画の可否は国の議論を見守りたい」と明確にしていない。
新谷氏は将来の自治体運営について原子力依存からの脱却を訴えるが、「基本的には菅直人首相に従う。むつ市での即時計画中止は、経済への影響を考えると現実的ではない。原子力はメーンの争点になりにくい」と言う。演説でも原子力に多くの時間を割かない。
中間貯蔵施設の建設工事は震災を受けてストップしたまま。市内では建設事業者や、作業員を泊める旅館業、飲食業などに影響が出ている。
建設を請け負う土木工事会社社員の男性(32)は「貯蔵施設があるのは不安だが、今の生活を守らないといけない」と複雑な胸中を明かす。
1月に長男が生まれたという。「事故があって子どもが被ばくしたらと思うと泣きたくなる。候補者は、市民を守る指針を示すべきではないか」と話す。
福島第1原発の事故による被害は周辺自治体に広がる。むつ市にとっては東通村の東北電力東通原発の安全対策も懸念材料。九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働問題をめぐり、菅政権がちぐはぐな姿勢を示したこともあり、自治体の枠を超えた強い発言力を望む声は多い。
漁業男性(61)は1981年に原子力船「むつ」の母港がむつ市関根浜となったことを振り返って言う。「あれ以来、むつ市は国の施策に従ってきた。待ちの姿勢ではなく、下北半島の中心市としてどうするのかを真剣に考えてもらいたい」
2011年07月08日金曜日
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1790
:
チバQ
:2011/07/10(日) 09:49:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107090004
民主、候補擁立断念へ 盛岡市長選
2011年07月09日
民主党岩手県連は8月21日告示、同28日投開票の盛岡市長選で独自候補の擁立を見送る方向で調整に入った。震災の発生で「激しい選挙戦をしている雰囲気ではない」という判断もあり、擁立作業は時間切れになる公算が大きい。
県連ではこれまで数人に立候補を打診したが、震災の発生で「選挙どころじゃない」と断られるなどして擁立作業は難航。作業に当たってきた県連幹部は朝日新聞の取材に「独自候補の擁立は厳しい」と話した。14日の市選挙管理委員会による市長選の立候補届け出説明会までの擁立は事実上難しい状況だ。
さらに、震災で盛岡市議選が延期され、市長選と同日選になったことも影響している。市議選は定数が前回より四つ減るため、「市議は自分の議席を守ることで精いっぱい」(同党関係者)で、擁立作業は暗礁に乗り上げている。
市長選に立候補を表明しているのは、県議会議長や自民党県連幹事長を務め、3選を目指す現職の谷藤裕明氏(61)のみ。民主党(旧自由党)は過去2回の市長選で自主投票としており、今後はどのようなスタンスで臨むか、引き続き検討を進める。
1791
:
チバQ
:2011/07/12(火) 22:57:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110712_2
民主県連、谷藤氏と「復興協力」 盛岡市長選
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8月21日告示、同28日投票の盛岡市長選で、民主党県連副代表で1区総支部長の階猛衆院議員と3選出馬を表明している現職谷藤裕明氏(61)=無所属=は10日、盛岡市内で会談し、震災復興に向けて協力していくことで一致した。谷藤氏は同県連1区総支部が近く提言する政策を自身のマニフェストに反映する意向も示したとされ、同県連は独自候補擁立を見送る方針だ。
盛岡市長選で現在出馬の意向を示しているのは谷藤氏のみ。谷藤氏は連合岩手、岩手友愛会に推薦要請しており、両団体とも推薦の方向。ほかに共産党県委員会が独自候補擁立を模索している。
(2011/07/12)
1792
:
チバQ
:2011/07/12(火) 22:59:48
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY201107120722.html
福島県議選、延期期限内の実施は困難 国に再延期要請へ
福島県選挙管理委員会は12日、震災と福島第一原発事故の影響で延期されている県議選について、特例法が延期期限とする9月22日までの実施は困難との結論を出した。13日にも再延期を国会と総務省に要請する。
県選管によると、県内では予定通り実施が難しい選挙に指定された22市町村の選挙のうち、相馬市、川俣町、広野町、川内村、双葉町、葛尾村、新地町、大熊町の8市町村は今月上旬、総務省の照会に対し、有権者の居住状況を把握しきれないなどとして、期限内の実施は困難と答えていた。
県選管は、市町村選が実施できることが県議選実施の前提になるとして、現状では適正に執行できないと結論づけた。(井上亮)
1793
:
チバQ
:2011/07/13(水) 18:44:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110712-OYT8T01138.htm
運転代行料 政調費で処理
昨年度、総額25万 秋田市議ら13人
秋田市議と前市議計13人が2010年度、飲食を伴う懇親会などの後に使った運転代行料を、政務調査費として処理していたことが12日、わかった。総額は25万円以上で、1人で合計5万4000円を充てた現職議員もいた。
同市議会の場合、各会派に所属議員1人当たり年間最高120万円の政調費が支給され、10年度は42人に支給された。10年度の政調費収支報告書によると、運転代行料を政調費で処理していたのは、秋水会9人、フォーラム21と市民クラブが各2人。いずれも、研修会や研究会後の懇親会などに出て帰宅する際、運転代行を使っていた。
同市議会の政調費の運用指針では、運転代行料に関する規定はないが、同市議会事務局によると、研究研修費の中の「交通費」として慣例的に充てられている。同事務局は「勉強や調査目的であれば、交通費として運転代行料は指針に触れるものではない」としている。
一方、政調費を運転代行料に充てないことを申し合わせている会派もある。公明党の石塚秀博会長は「運転代行料の領収証は手書きも多く、あいまいな支出に政調費を充てるべきではない」と説明する。
新潟市議会では、政調費の運用指針で「調査研究活動に適さない経費」として運転代行料を挙げ、明確に禁止している。
(2011年7月13日 読売新聞)
1794
:
チバQ
:2011/07/13(水) 19:09:27
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107130003
大槌町長選、動き出す 2氏立候補表明
2011年07月13日
宮城県利府町議の太田賢(まさる)氏(68)は12日、岩手県大槌町で会見し、8月23日告示、28日投開票の大槌町長選に立候補を表明した。元町総務課長の碇川豊氏(60)も近く改めて立候補表明し、第3の候補者の動きもある。復興の先頭に立つ町長を決める選挙戦は、すでに動き出している。
「何とかしなきゃいけないと思った」。12日、震災後4カ月経っても廃虚の市街地を見下ろす小鎚神社。屋外で会見した太田氏は汗もぬぐわず語った。公約には、森林と海を活用した雇用創出と、町長報酬や退職金を原資にした臨時職員雇用などを掲げた。町長は3代20年間、町職員経験者が続く。「役所の発想ではできない。スピード感を持たないと」
支援者は地元中学の同級生ら。その一人は「この町には外からの改革が必要だ」と話す。50年間大槌を離れていただけに知名度も組織もない。あいさつ回りと後援会作りに忙しい。
対する碇川氏は12日、自宅で震災後初の後援会女性部役員会を開き「過疎で高齢化が進む元の大槌に戻しても仕方がない。平時できなかったことを思い切ってやる」と意気込みを見せた。震災以来、選挙活動を自粛し、ボランティア活動などをしていた。今後、住民に積極的に訴えていく。
一方、震災前まで現職の加藤宏暉氏を推していた町議らの一部から、震災後の混乱期に指揮を執った東梅政昭前副町長を担ぎ、碇川氏を副町長にすることを条件に、一本化して町長選を回避する動きがあった。「選挙で争う場合ではない」という理由だった。碇川氏は立候補の意思を曲げず、東梅氏は体調を理由に辞退した。
擁立に失敗した町議らは新たな候補者の模索を始め、議長経験のある町議が前向きな意思を示している。「28日の立候補予定者説明会までには決めたい」と町職員OBら加藤氏の支持勢力の再結集を狙う。
かつて加藤氏を支持していたある町民は「1人出れば、反対勢力が別の人をかついで政争になる町だ。政策対立でなく好き嫌いならやらない方がいい」と話した。
1795
:
チバQ
:2011/07/14(木) 23:25:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/plc11071418400019-n1.htm
被災地の地方選、12月末まで再延期 与野党合意
2011.7.14 18:36
与野党は14日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会の理事懇談会で、東日本大震災被災地の地方選について、現行の延期期限である9月22日までに実施するのは困難な自治体があるため、12月31日までさらに延ばすことで合意した。松崎公昭委員長が地方選延期特例法改正案を提出し、月内にも成立する見通しだ。
宮城、福島両県選挙管理委員会は津波被害や福島第1原発事故の影響が残っているとして、与野党や総務省に期限を再度延期するよう要望していた。
ただ、与党内には首相の衆院解散権との関係上、あまり地方選を先に延期するのは好ましくないとの意見もあり、当面は12月末までとするのが適当と判断した。
1796
:
チバQ
:2011/07/15(金) 21:18:22
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110715b
家賃分46万円返還へ 大里県議会議長、収支報告書を修正
自己の所有物件の一室を事務所として使い、家賃を政務調査費(政調費)から支払っていた問題で、県議会の大里祐一議長(鹿角市郡選挙区、自民)は14日、2007〜10年度に支出した計46万5900円を県に近く返還する考えを明らかにした。
大里議長は取材に対し「(事務)処理の仕方に不手際があったかもしれない。県民に誤解を与えかねない」と述べた。11日に政調費収支報告書を修正し、賃借料をさかのぼって支出ゼロとした。大里議長の返還金は、県の諸収入として一般財源に繰り入れられる。
事務所は鹿角市花輪の「大里病院」の一室にあり、登記簿上、病院の建物は大里議長の所有。大里議長は、院長で病院を運営する医療法人春生会の理事長を務めている。
収支報告書などによると、大里議長は同法人に対し、領収書提出が必要になった07年度に11万円、08、09年度は各12万円、10年度は11万5900円を家賃として政調費から支払っていた。支出額は同法人の雑収入となっていた。
(2011/07/15 08:44 更新)
1797
:
チバQ
:2011/07/21(木) 20:36:12
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110721b
自宅事務所に政調費108万円支出 大野元県議会議長
自民党県連会長で、元県議会議長の大野忠右エ門県議(大仙市仙北郡選挙区)が自宅の一部を事務所に使い、2008〜10年度の政務調査費(政調費)から、家賃計108万円を支出していたことが20日、分かった。県議会の政調費マニュアルは自宅を事務所として使う場合、政調費を充てることを不適切としている。大野氏は使途基準を知っていたが、「県議会事務局に不適切と指摘されたことがなく、問題ないと判断した」と釈明している。
08〜10年度の政調費収支報告書によると、大野氏は政調費から、家賃として月3万円を「大野忠右エ門後援会」宛てに支出。領収書は後援会長が発行していた。
大野氏によると、大仙市長野の自宅の一室(約33平方メートル)が政務調査活動の事務所となっており、後援会事務所を兼ねている。後援会は使用料折半分として月3万円を負担。政調費分の月3万円と合わせて月6万円を土地所有者の長男に支払っていた。
登記簿上、自宅建物は大野氏、土地は長男が所有。大野氏は「(建物と土地は)自分の親から、長男が相続したと思っていた」と説明。事務所は自宅の一部にあるが、「居間などと兼用しているわけではなく、しっかりとした事務所スペースになっている」としている。
(2011/07/21 08:40 更新
1798
:
チバQ
:2011/07/22(金) 22:52:20
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110722b
政調費から家賃支出、小松副議長も 自己所有物件に12万円
県議会の小松隆明副議長(大仙市仙北郡選挙区、自民)が自己所有の建物の一室を事務所に使い、08年度の政務調査費(政調費)から家賃として12万円を支払っていたことが21日分かった。
小松氏によると、事務所は大仙市刈和野の自宅と同じ敷地にある「三光製材」に設けられている。小松氏はかつて同社の代表取締役で、現在は取締役。今は妻が代表取締役を務めている。登記簿上、同社の建物を所有する小松氏は、「建物は会社のものだと思っていた」としている。
自分が所有する建物への政調費からの家賃支出をめぐっては、大里祐一議長(鹿角市郡選挙区、自民)も同様に行っており、自分が理事長を務める医療法人に支払った約46万円を県に返還する手続きを済ませた。
自己所有物件に政調費から家賃を支出することについては、本県以外の東北5県がマニュアルで不適切と定めている。
(2011/07/22 08:38 更新)
1799
:
チバQ
:2011/07/24(日) 19:24:15
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110724_1
「首相退陣を」発議提案へ 県議会・民主党ゆうあいク
--------------------------------------------------------------------------------
県議会会派の民主党・ゆうあいクラブ(佐々木順一代表)は、8月9日に招集される県議会臨時会に、菅直人首相の即時退陣を求める議員発議案を提案する方針を固めた。他会派にも賛同を呼び掛ける構え。首相の身内である党県連が同様の議案を出すのは極めて異例だ。
発議案は、退陣表明をしながら「震災対応に一定のめどが付くまで」として退陣時期を明確にしない菅首相に対し、「首相の存在が復旧・復興を妨げている」などとして、即時退陣を迫る内容となる見通し。
議案の具体的な文面や決議案もしくは意見書案など、どのような形式で提案するかは、今後詰める方針だ。
(2011/07/24)
1800
:
チバQ
:2011/07/24(日) 19:30:16
>>1763
>>1766
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110724ddlk06010020000c.html
選挙:山形市長選 自民山形市支部、大内県議の擁立断念 長谷川市議に要請 /山形
任期満了に伴う山形市長選(9月11告示、18日投開票)で、自民党山形市支部は、出馬要請していた同市選出の大内理加県議(48)
の擁立を断念した。告示まで2カ月を切る中、市支部は23日、長谷川幸司市議(51)=山形市江俣3=に正式に出馬要請した。長谷川市議は、市支部長の斎藤武弘市議と遠藤利明衆院議員から立候補の要請を受けたことを明らかにし、「後援会など支援団体に相談して、今月中に結論を出したい」と答えた。
斎藤支部長らによると、市支部は22日夜、常任幹事と県議の顧問を集めた緊急会合を開いた。斎藤支部長らが、擁立作業の経緯と、大内氏の擁立を断念したことを報告。別の候補者を擁立する方針を決め、遠藤衆院議員に対応を一任することにしたという。
市支部は先月19日に大内県議に立候補の要請をした後、大内氏の支援団体などに働きかけ、水面下で環境整備を進めてきたが、作業が難航していた。
大内県議は「市議のみなさんや先生方が一丸となって応援してくださるということで、一時は立候補に気持ちが傾きましたが、私の支援団体など周辺の環境が整いませんでした」と辞退した理由を述べた。「支援してくださった市議の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。【和田明美】
1801
:
チバQ
:2011/07/24(日) 19:32:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110723-OYT8T00825.htm
山形市長選 長谷川市議に出馬要請
自民 大内県議の擁立断念
山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党山形市支部は23日、出馬を要請していた大内理加県議(48)(山形市区)の擁立を断念し、新たに同支部幹事長の長谷川幸司山形市議(51)に出馬を要請した。同日夕に遠藤利明衆院議員と斎藤武弘支部長(山形市議)が本人に伝えた。取材に対し、長谷川氏は「市長選出馬は考えたこともなかった。後援会と相談し、今月中に回答したい」などと答えた。
長谷川氏は1999年に初当選。今年4月の市議選は2番目に多い得票で4選を果たした。
同市長選では自民系が過去2回連続で独自候補擁立を断念、事実上の不戦敗となったことから、同支部などは危機感を強めている。
遠藤氏と同支部では、6月中旬までに大内氏に出馬を要請。しかし、大内氏は4月の県議選を戦ったばかりであることや、後援会内に消極的な意見もあったことなどから、出馬の可否を慎重に見極めていた。大内氏は23日、「環境が整わなかった。県議の仕事をしっかりと務めたい」と話した。
一方、7月に入り、大内氏の擁立作業が難航する状況が伝わると、関係者の間で「不戦敗だけは絶対に回避するべき」との声が強くなり、大内氏の擁立作業にも携わった長谷川氏の出馬を待望する声が浮上。最終的に候補者選考は遠藤氏に一任され、強固な後援会組織を持つことや若さを前面に押し出せることなどから今回の出馬要請となった。
同市長選には現職の市川昭男氏(69)が6月に出馬を表明。既に企業・団体へのあいさつ回りなど、活動を始めている。
(2011年7月24日 読売新聞)
1802
:
チバQ
:2011/07/27(水) 23:02:22
http://news.ibc.co.jp/item_16565.html
知事選 非民主3会派が統一候補擁立へ (2011年07月26日 19:09 更新)
9月11日に投開票が行われる知事選に向けて県議会の3つの会派が近く新しい政治団体を設立して非民主の統一候補を擁立する意向を明らかにしました。きょうは新しい政治団体の呼びかけ人となる県議会の会派「自由民主クラブ」、「地域政党いわて」、「社民党」の代表者がそろって記者会見をしました。近く設立される政治団体の名前は『いわて復興県民の会』。設立の趣旨、目的は「一党一派に偏り、発進力に乏しい現県政を正す」「震災からの復旧・復興を情熱とスピード感をもって進める体制を構築する」などとしています。新しい政治団体『いわて復興県民の会』は幅広い県民に参加を呼びかけ、今月中には体制を固めるとともに知事選に擁立する候補者を明らかにするとしています。
震災で延期されていた知事選挙は来月25日告示、9月11日に投開票が行われます。
これまでに知事選には民主党推薦で現職の達増拓也氏、共産党推薦でいわて労連議長の新人・鈴木露通氏、会社役員で新人の芦名鉄雄氏の3人が立候補を表明しています。
1803
:
チバQ
:2011/07/28(木) 22:53:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110727-OYT1T01272.htm
市議16人が居酒屋で総会、政務調査費で処理
秋田市議会の議員16人が2010年7月、同市内の居酒屋で開いた総会と懇談会の会費1人当たり5000円を、政務調査費で処理していたことが27日、わかった。
政調費が支給される秋田県内10市議会のうち、秋田市以外の9市議会では、飲酒をともなう会合への政調費の支出を原則認めないか、自粛している。会に出席した議員は今後、返還すべきかどうか検討するという。
総会と懇談会に出席したのは、同市議会4会派の議員でつくる「市史跡整備促進議員の会」の16人。昨年7月12日、「藤倉水源地」など3か所を視察した後、同市山王の居酒屋で総会を開き、事業計画や予算について審議した後、懇談会に移行した。
同市議会の政調費の運用指針では、使途として「飲食を主目的とした会合は認めない」と定めているが、「調査研究活動の意見交換の場としての懇談会は、報告書に内容の記載があれば認める」としている。
同会会長の相場金二議員(79)は「主たる目的は総会でやましいところはないが、今後運用指針を見直すかどうかについて問題提起する必要がある」と話している。
(2011年7月28日17時40分 読売新聞)
1804
:
チバQ
:2011/07/28(木) 22:57:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110728t31027.htm
岩手県知事選 自民など3会派の擁立候補 高橋博之県議浮上
8月25日告示の岩手県知事選(9月11日投票)で、県議会の自民クラブと地域政党いわて、社民党の3会派が近く設立する政治団体「いわて復興県民の会」が擁立を目指す候補者に、地域政党いわての高橋博之県議(36)=花巻選挙区=が浮上していることが分かった。3会派で調整を進めており、今月中にも決まる見通し。
地域政党いわての幹部は27日、高橋氏が現在、擁立を検討している複数の候補予定者の一人で、現在3会派が最終調整していることを認めた。
関係者によると、高橋氏は既に出馬の意思を固めているもようで、知事選と同日に投票が行われる県議選に、自らの後継候補を立てることも決めているという。
高橋氏は花巻市出身。衆院議員秘書やNPO事務局長などを経て、2006年の県議補選で初当選し現在2期目。
知事選をめぐっては、再選を目指す現職の達増拓也氏(47)=民主推薦=、いずれも無所属新人の、県労連議長鈴木露通氏(60)=共産推薦=、会社社長芦名鉄雄氏(66)の3人が出馬を表明している。
1805
:
チバQ
:2011/07/29(金) 21:26:30
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201107290522.html
岩手知事選、県議の高橋博之氏が立候補表明
9月11日投開票の岩手県知事選に、同県議の高橋博之氏(36)が29日、無所属で立候補すると表明した。各党への推薦要請はしないが、県議会の自由民主クラブ、地域政党いわて、社民党の3会派が設立する政治団体が支援する。高橋氏は出馬表明に伴い、県議を同日、辞職した。
1806
:
チバQ
:2011/07/29(金) 21:29:11
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110729_1
43歳小原氏が出馬の意向 県議選花巻選挙区
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花巻市北笹間の会社役員小原康二氏(43)は、9月2日告示、同11日投票の県議選花巻選挙区(定数4)に立候補する意向を固めた。知事選への出馬が有力視されている地域政党いわての県議高橋博之氏(36)の後継とみられる。週内に正式表明する見通し。
同市北笹間出身で1985年に花北商高(現・花北青雲高)を卒業。同市で保険代理店を父と開業する。2009年から笹間第一小PTA会長。
花巻選挙区では民主党の佐々木順一氏(59)と小田島峰雄氏(60)、社民党の木村幸弘氏(51)の現職3人と、無所属で新人の名須川晋氏(43)=民主党推薦=が出馬を予定する。
(2011/07/29
1807
:
チバQ
:2011/07/30(土) 15:36:34
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_25104.html
高橋前県議出馬へ いわて復興県民の会が推薦 (07/30)
8月25日告示、9月11日投開票の知事選に、前県議高橋博之氏(36)=花巻市=が無所属で立候補する。県議会の自由民主クラブ、地域政党いわて、社民党の3会派が中心となって組織する政治団体「いわて復興県民の会」(畠山さゆり会長)が推薦候補の形で擁立したもので、県庁で29日に記者会見を開き、正式に発表した。高橋氏は「小沢王国」に終わりを告げる戦いにしたい旨の考えを示しており、「非民主」の政治勢力を結集して挑む。
会見で高橋氏は東日本大震災に触れ、復旧・復興には相当のエネルギーを必要とすることを強調。その上で「エネルギーの源は情熱だが、今の県政からはエネルギーや情熱は伝わらない」と批判した。
また、知事選候補として自身が擁立されたことに関して「天命」とも語り、一党一派に偏らず、不偏不党、公正で透明な県政運営で復興に取り組む考えを示した。
さらに、民主党元代表の小沢一郎氏を中心とした本県の政治勢力については「『親小沢』『反小沢』と小沢さんを主語にして政治を語る時代を終わりにしたい」 「小沢さんに引導を渡すのは、菅(直人)さんでも国政政党でもない。われわれ県民自身が『ご苦労さまでした』とお引き取り願おう」と語った。
知事選への出馬を踏まえて高橋氏は同日、所属していた地域政党いわてを離党したほか、県議も辞職した。
高橋氏は、2000年に青山学院大を卒業。衆議院議員秘書やルポライター、NPO法人事務局長などを経て、06年から県議を2期務めていた。
被災県で初めて行われる知事選には、これまでにいずれも無所属で表明順に現職達増拓也氏(47)=民主党推薦=、新人でいわて労連議長鈴木露通氏(60)=共産党推薦=、同会社役員芦名鉄雄氏(66)が立候補を予定している。
【写真】高橋博之氏
1808
:
チバQ
:2011/07/30(土) 16:37:31
>>1414
>>1436
>>1523
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000008-khks-l07
次期衆院選の「代理戦争」 会津若松市長選、あす告示
河北新報 7月30日(土)6時10分配信
任期満了に伴う福島県会津若松市長選は31日に告示され、7日間の選挙戦に入る。いずれも無所属新人で、会津若松市と合併する前の河東町長だった栗城春夫氏(60)と、元福島県議の室井照平氏(55)が立候補する予定だが、両氏を後押しするのが、衆院福島4区の現職で民主党の渡部恒三氏(79)と、現市長の菅家一郎氏(56)。菅家氏は自民党から4区に立候補する予定で、次の衆院選で両氏はぶつかる。栗城氏と室井氏の政策に大きな違いはなく、市長選は次期衆院選の「代理戦争」の様相を呈しつつある。(会津若松支局・菅野俊太郎)
栗城、室井氏とも「市民党」を掲げるが、渡部氏が栗城氏を支援し、菅家氏が室井氏をバックアップする構図になっている。
活発な動きを見せてきたのは栗城氏。前回市長選(2007年)にも立候補し菅家氏に敗れたが、「4年前から(今回の選挙の)準備を進めてきた」と意欲を示す。市内をこまめに回り、支持拡大に努めてきた。
対する室井氏は当初、県議選への立候補を目指していた。ところが3期目の菅家氏が昨年12月、次期衆院選へ回るために市長選には立候補しないことを表明。室井氏はことし1月「疲弊する地元経済を立て直したい」と市長選立候補に方針転換し、ミニ集会を重ねて知名度を高めている。
渡部氏は前回市長選でも栗城氏を支援した。まだ栗城氏陣営の集会に顔を出していないが、渡部氏に近い地元関係者は「栗城氏への支援は前回以上。これまでの市長選で最も力を入れている」と強調する。
一方、菅家氏は今月3日に市内で開かれた室井氏の支援者の集会に出席し、「任期中に決めた観光政策などを生かしてくれるのは室井さん。まちづくりのため今後も2人で連携していく」と全面支援を訴えた。
会津地方の政界は衆院中選挙区時代から、渡部氏と故伊東正義衆院議員の双方の支持勢力のせめぎ合いが続いてきた。菅家氏は伊東氏の支持基盤を受け継いだ形になっている。次の衆院選で激突する可能性が高い渡部、菅家の両氏にとって、市長選の結果は今後に重大な影響を及ぼしかねず、どちらも全面支援の態勢で市長選に臨む。
変革(栗城氏)と継続(室井氏)の差はあるものの、雇用の確保や行財政改革の推進、福島第1原発事故への対応といった基本的な政策で、両者に大きな違いはない。
それだけに、立候補予定者よりも、背後にいる渡部、菅家両氏の存在感が増しており、市長選の行方を大きく左右しそうだ。 .
1809
:
チバQ
:2011/07/30(土) 16:38:15
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107300001
会津若松市長選、新顔同士か
2011年07月30日
●あす告示 市議選も選挙戦か
会津若松市長選と同市議選が31日、告示される。市長選にはいずれも無所属新顔で、元河東町長の栗城春夫氏(60)と、元県議の室井照平氏(55)が立候補を表明している。両選挙は8月7日に投開票される。6月2日現在の有権者数は10万1291人。
3期務めた菅家一郎市長(56)が引退を表明し、12年ぶりに市のリーダーが代わる。原発事故による風評被害で落ち込む観光業の立て直し、中心市街地の空洞化対策や雇用創出など、課題が横たわる。
栗城氏は前回に続き2度目の挑戦。「マンネリ化した市政の刷新」を訴え、渡部恒三衆院議員や民主党県議らが支える。室井氏は菅家市長から後継指名を受け、「民間の視点で会津を再生させる」と主張し、自民党の支援も取り付けた。
市議選(定数30)には32人が立候補の準備を進めている。
1810
:
チバQ
:2011/07/30(土) 18:11:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110730t11022.htm
震災対策よそ「内輪もめ」町民あきれ顔 宮城・涌谷町長選
任期満了に伴う宮城県涌谷町長選(8月2日告示、7日投票)は、現職に3新人が挑む構図がほぼ確定した。退任の意向だった現職が突然の方針転換で5選を狙う。新人の元副町長、元町議らが多選批判を展開して立候補する。東日本大震災後、県内で初めて行われる首長選は、政策論争そっちのけの混戦となっている。
現職の大橋荘冶氏(75)が立候補を表明したのは6月6日。「未曽有の震災を受け、多数の町民から続投するよう要請された」と述べた。
4月の町議会では「任期満了までは震災復興に全力で当たる」と退任を示唆。大橋氏の「後継」を目指す形で5月に立候補表明した元副町長安部周治氏(63)の後援会顧問だっただけに、唐突な「心変わり」は関係者を慌てさせた。
大橋氏は「震災対応の途中で副町長職を投げ出したのは無責任」と腹心だった安部氏を批判。4期務めた抜け目なさを見せた。
対する安部氏も「震災直後、現職は町長室にこもるばかりだった。災害対策本部で陣頭指揮に当たったのは私だ」と多選批判でやり返す。
2人の確執の背景には、町議グループ同士の勢力争いがあるようだ。
町議14人はおおまかに「町長派」と「副町長派」に分かれる。大橋氏が退任するとみられた時期は、町長派が別の有力者の擁立を模索したが実現しなかった。逆に副町長派は、安部氏が立候補を決断し着々と態勢を固めた。焦った町長派は、現職の大橋氏に続投を迫るしかなかった。
町を二分する争いに割って入る勢力もある。町議会で無派閥だった元町議の久勉氏(63)が7月8日に立候補表明。「役場内は自由に意見交換できる雰囲気がない」と強調し、町政批判票の取り込みを狙う。
6月に立候補を明らかにした会社社長沢田哲夫氏(80)は「人口と雇用の2割増大」を公約に、観光に力を入れる方針を掲げる。
小さな町のトップ選びは政争の側面ばかりが際立ち、肝心の政策論争は盛り上がらない。
町の本年度の一般会計当初予算は約63億円。震災では公共施設だけで約28億円の被害があった。震災復興と財政健全化をどう両立させるか、各陣営の主張に明確なビジョンは見えない。
福島第1原発事故の影響で放射性セシウムが県内の稲わらから検出され、県産肉牛が出荷停止となった問題も急浮上。町内にも畜産農家があり、町がどう支援していくかも待ったなしの課題だ。
震災直後にめぐってきた選択機会。50代の商店主男性は「役場の中の内輪もめをしているようにしか見えない。何を基準に選択すればいいのか分からない」とあきれた表情を見せた。
1811
:
チバQ
:2011/07/31(日) 11:56:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107290001
ゼロからの選択 大槌町(上)
2011年07月28日
がれきが撤去され、更地が広がる市街地。新町長が町づくりを決めるまで、このまま放置される=大槌町、相場郁朗撮影
大槌町長選、町議選まであと1カ月。市街地が壊滅し、町長不在が続く中、「ゼロ」からのかじ取りに誰が名乗りをあげ、どう選ぶかは、かつてない重みを持つ。被害の甚大さと、政治判断できない状態が重なり、復興の遅れが不安視される。立候補予定者、有権者、町議とその周辺の変化を追った。
◇
町長選に7月、相次いで立候補表明の会見をした2人は、過去の選挙戦との決別に力を込めた。
碇川豊・元町総務課長(60)「大槌の古い体質やしがらみは、津波で流された。町の新たなスタートになるべき選挙だ」
太田賢・宮城県利府町議(68)「次元の低い争いはしない。選挙戦では、町の将来像について論戦したい」
大槌は「政争の町」と言われる。港町特有の気の荒さに、祭り好きの気質が重なってか、町長選となれば町が二分された。だが、その争点について、ある町議は「政策なんて関係ない。好きか嫌いかだ」。
副町長経験者の一人は「支援者は、あきっぽくて足を引っぱり合う。出る杭は打たれてしまう」。実際、過去半世紀近く、6人の町長が最長で連続2期しか続かなかった。前回の07年も、3選をめざした山崎三雄氏が元助役の加藤宏暉氏に敗れた。「加藤さんを町長にしたい、というより、山崎さんを辞めさせたい、という勢力が勝った」
その流れは、今回もあった。加藤氏が津波で死亡し、候補が碇川氏1人になると、それを阻止しようとする動きが起きた。
「東梅政昭町長―碇川副町長でどうだ」。一部の町議は、震災後、町長代理として苦労した東梅氏を担ぎ、碇川氏を支持する町議を切り崩しに回った。「外堀」を埋めて碇川氏を断念させ、無投票に持ち込もうというわけだ。
関係した議員らは「碇川氏は吉里吉里出身。町方(市街地)は支持しない」「今、町に選挙で争う余裕はない」と説明するが、碇川氏は立つ意思を貫き、一度は議会で前向きな発言をした東梅氏も副町長退任時に、「他に出る人がいると知らなかった」と断念。もくろみは崩れた。
それでも「反碇川」勢力は「50年も町を離れていた太田氏ではだめだ」と、第3の候補を模索する。その動きに関連し、碇川氏との差を強調できる「被災者」「民間経験者」であり、加藤氏を支持していた議長経験者も、立候補に意欲を示している。
太田氏は、そんな政争とは一線を画し、役場の意識改革や林業中心の雇用創出などを政策の柱に掲げているが、支持の頼みは小中学校時代の同級生。やはり地縁・血縁の戦いからは抜け出せない。
通常の首長選ならば、前町長の路線や大型事業への是非などが問われるが、今回の大槌町の争点は「すべて」だ。どこに住み、どこで働き、どこで物を買うのか。公立の学校や病院は、どこに建てるのか。そこから決めなければならない。
碇川氏は「壊滅的な打撃を受けただけに、思い切ったまちづくりが可能だ。白地のキャンバスに力強く絵を描きたい」。太田氏も「復興のために何とかしなきゃいけないと思った。サケがふるさとの川に戻るように、私は故郷に帰ってきた」と意欲満々。だが、実際は厳しい。
廃虚になった市街地を捨て、住宅や商店をすべて高台に移すには、山を大規模に削らねばならないし、漁師らを納得させねばならない。最大の雇用を生む水産加工場の引き留めは急務だが、元あった場所には大量のがれきが積まれている。
小学校は仮校舎の場所でさえPTAの反対などで2度変更された。本校舎に向け、統廃合話は避けて通れない。県立病院は、山田町と統合して機能強化を図るべきだという町議もいる。
それらを決めても、その財源を確保しなければならない。碇川、太田両氏とも「今、財源を考えては何も言えない。まず住民や議会とじっくり話して計画を立てることが基本」と口をそろえている。
1812
:
チバQ
:2011/07/31(日) 11:57:05
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107290002
ゼロからの選択 大槌町(中)
2011年07月29日
仮設住宅を背に、お茶を飲んで語り合う町民ら。有権者の多くは仮設暮らしだ=大槌町大槌の和野地区、三輪写す
津波で壊滅状態になった大槌町の大槌漁港安渡地区。がれきや絡まった漁網、ひっくり返った船が積み上げられている。700隻あった漁船も、30隻しか残っていない。
漁協で募集したがれきの仕分けアルバイトを続ける男性(67)は、定置網漁をしていたが、漁港近くの自宅が被災。市街地から山手に6キロ入った和野地区の仮設住宅から自転車で通う。
海のそばで育ち、仕事は漁業しか知らないが「続けるかどうか迷っている」と、海を背にうなだれた。
「海に近い仮設住宅に移りたい」と役場に要望したが、かなわなかった。「早く町長を決めて、現状が変わらないと困る」と危機感を持ち、投票する人をすでに決めているという。
しかし、その人がどんな考えを持っているかは詳しく知らない。
「だって約束したから。地縁血縁が大事なことは変わらない。一生懸命やる、と言ってくれたのだから、それでいいじゃないか」
一方で、今回の震災を機に、選ぶ意識が変わったという有権者もいる。
「今度の選挙は今までと違う。しがらみなんて気にしていられない。町の復興がかかっている」。同じ和野地区の仮設住宅で暮らす無職女性(60)は、風を通すため開放した玄関から田んぼを見ながら言う。家族6人で住んでいた市街地の末広町と違い、家の前を通る人はほとんどいない。
以前は、選挙が近づくと、井戸端会議では選挙の話題ばかり。あの人はどっち派、あの家はこっち派―。家にいても「親戚が選挙に出るから」と知人が来る。「何だか、監視されているような感じだった」
どちらにも色よい返事をしておき、実際は自分の地域に近いとか、より近い親戚だとかで選んだ。政策など、気にかけなかった。
だが、避難所で、津波のショックで泣く子や女性を見ながら、「こういう時は頼りになる人に町をまとめてほしい」と思い始めた。
仮設住宅に入って住む所もばらばらになり、支持を求める話も今は来ない。「誰かの顔色をうかがうこともない。演説に耳を傾け、大槌の復興に一から真剣に取り組んでくれる人を選びたい」。選挙戦で、候補者の考えを聞く機会を心待ちにしている。
新町長に「お任せ」するために選ぶのではなく、自分たちの考えも伝えよう、という動きも芽ばえた。
安渡地区で15年間経営していた居酒屋を津波で失った柏崎浩美さん(50)は7月、支援団体の力を借り、廃虚になった市街地に屋台を開いた。10月に仮設店舗ができるまでの店だが、「それまで何にもしないわけにはいかない」。
6月、地元の若者と「大槌復興まちづくり住民会議」を立ち上げた。「まちづくりには全く関心がなかった」が、避難所でたき火を囲みながら、大槌の将来を語り合っていて、考えが変わった。
町長選候補の公開討論会の構想も練る。「民間の意見も取り入れ、一緒にまちづくりをしてくれる人がいい」。
1813
:
チバQ
:2011/07/31(日) 11:57:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107300006
ゼロからの選択 大槌町(下)
2011年07月30日
定数13に削減される町議選の事前説明会には20陣営が集まった=29日、大槌町役場仮庁舎、東野写す
大槌町役場仮庁舎で29日に開かれた町議選の事前説明会。定数は前回の18から13に減るものの、関係者の予想を上回る20陣営が席を並べた。
辞職や震災の犠牲などで現職は15人。3人が引退を表明していて、うち2人は親類から後継を立てる。説明会では、それ以外に30代3人と50歳の新顔計4人と、元職2人が出席した。30代の新顔の一人は「住宅関係の仕事をしていたので、その知識を復興に生かしたい」と意気込む。
「他に若い人が出るなら辞めるかも」と話しつつ、無投票を望んでいたベテラン議員は、「こんなに来るとは」。
一方で、「町長は選ばねばならないが、町議は……」という有権者が多い。理由は、その存在感だ。
平均年齢63・2歳。15人中11人が60歳以上。震災で9人が家を失ったこともあり、動きは鈍かった。
「今頃になって来るというのは遅すぎるのではないか」。震災から3カ月たった6月上旬、避難所になっている安渡小学校のまとめ役、佐藤稲満対策本部長(72)は、視察に来た町議会の震災復旧・復興対策特別委員会のメンバーに詰問した。
及川伸委員長は「申し訳なかった。いろいろ事情があって遅くなった」。4日間で21カ所を回ったが、どこも同じ反応。町議らは頭を下げるしかなかった。
がれきの撤去、ライフラインの整備、街灯の設置。要望は山ほどあった。佐藤さんは
「地域、地域で事情も異なる。早く現場を見ないと対策の立てようがないのに」とあきれる。
同じ頃、被災者が企画した町づくりを語る住民懇談会で、60代の男性が手を挙げた。
「町議は何人いるのか」
「15人だ」
「いや、町議と言えるのは何人いると聞いたんだ」
苦笑いや拍手が起きた。
震災後、避難誘導や避難所の世話役をしたり、地域の要望と役場からの情報の橋渡しをしたりした町議もいた。しかし、役場は不眠不休で仕事しても対応しきれない。不満の矛先は町議に向かい、町議も避難者を避けがちになった。
「地域のためだけでなく、町全体の復興を考えるのも議会の重要な仕事だ」。そう考えた議員もいた。震災1カ月後、避難所の中央公民館の談話室に集まった。集まった3人のうち2人はここに避難している。「議会を早く開き、特別委員会を設置しよう」
しかし、阿部六平議長は「この時期に役場に手間をかけられない」。3人も突き上げることなく立ち消えに。特別委ができたのは議会事務局が機能し始めてからだった。
有権者からは「町長には投票しても、町議には白票が増えるのでは」という声さえ聞こえる。
野崎重太副議長(68)にも、そんな声は伝わっている。「今回は、目立った選挙運動はできない。現職は震災後、何をしてきたかを問われる信任投票になる」
1814
:
チバQ
:2011/08/01(月) 23:00:34
>>1800-1801
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110801-OYT1T00255.htm
山形市長選、自民から出馬要請の市議が辞退
山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党山形市支部(支部長・斎藤武弘山形市議)から出馬要請を受けていた同支部幹事長の長谷川幸司山形市議(51)は31日、要請を辞退し、出馬を断念する意向を明らかにした。
長谷川氏は、読売新聞の取材に対し「選挙戦を戦う支援態勢が整っていない。選挙まで時間が短すぎた」などと答えた。告示まで1か月余りに迫る中、長谷川氏の不出馬で、自民党系の独自候補擁立に向けた作業は振り出しに戻った。
同市長選では、自民系が過去2回連続で独自候補の擁立を断念し、事実上の不戦敗となったため、同支部や遠藤利明衆院議員らが、擁立作業に全力を注いでいた。
ただ、同支部が立候補を要請した大内理加県議(山形市区)が7月下旬、出馬を辞退。その後、候補者選考を一任された遠藤氏が23日、長谷川氏に出馬を要請していた。
長谷川氏は要請の後、複数の関係者に辞退する意向を伝えていたが、30日には「自民党公認ならば不出馬だが、自民党を含む多くの党派の推薦を受けられるのなら出馬したい」と発言し意欲を示していた。しかし、翌31日、遠藤氏や斎藤支部長と最終的な話し合いをしたものの、合意には至らなかった。
長谷川氏は31日夜、「出馬要請は大変名誉だが、今の私では市長としては力不足。これまで山形市の課題について周囲から寄せられた意見などを、市議として解決していきたい」と述べた。
同市長選には現職の市川昭男氏(69)が6月、出馬を表明している。
(2011年8月1日10時27分 読売新聞)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001108010001
長谷川市議が固辞 山形市長選
2011年08月01日
▽ 自民の出馬要請に
9月18日投開票の山形市長選で、自民党県連山形市支部から立候補を要請されていた同市議の長谷川幸司氏(51)は31日、遠藤利明衆院議員や斎藤武弘支部長に立候補しない意向を伝えた。「意欲はあったが、支援体制が整わず時間がない」と、厳しい戦いになると判断した。市長選には3選を目指す現職の市川昭男氏(69)が出馬表明している。
自民は過去2回の市長選で候補を公認・推薦しておらず、6月の党県連定期大会で斎藤支部長が「今回はぜひ候補を」と表明した。だが当初出馬を要請した県議の大内理加氏(48)にも断られており、候補者選びが難航している。
市議4期目の長谷川氏は7月23日に支部から立候補の要請を受け「7月末までに結論を出す」としていた。遠藤衆院議員らが説得したが、「山形市の課題を前進させたい思いがあったが、今の私では力不足」と固辞したという。斎藤支部長は「大変残念だが、本人の意思の固さをくみ、了承した」と話している。
1815
:
チバQ
:2011/08/01(月) 23:02:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000083-mailo-l06
選挙:山形市長選 長谷川氏、一転出馬断念 「支援組織間に合わず」 /山形
毎日新聞 8月1日(月)12時8分配信
任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党市支部から立候補の要請を受け、意欲を示していた長谷川幸司市議(51)は31日、遠藤利明衆院議員と斎藤武弘同党市支部長に「立候補を断念する」と伝えた。長谷川氏は「やる気は十分にあるが、告示まで時間がなく、経済団体などの支援組織の組み立てが間に合わなかった」と理由を述べた。
長谷川氏によると、先月23日、自民党市支部から立候補要請を受け、「前向きに受け止めたい」と話して正式な結論を出すまでに1週間待ってもらったという。
企業などに支援要請をしたところ、積極的な支援を申し出る企業もあったが、市長選の選挙態勢を整えるには、不十分だったという。
長谷川氏は「現段階では力不足と判断した。今でも立候補したいという気持ちはある」と話した。【和田明美】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110731-00000109-mailo-l06
選挙:山形市長選 長谷川氏、出馬表明へ 「支援体制固めて」 /山形
毎日新聞 7月31日(日)12時51分配信
任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党市支部から立候補の要請を受けた長谷川幸司市議(51)=写真=は30日、立候補する意欲を市支部に伝え、遠藤利明衆院議員と斎藤武弘市支部長に31日会って支援体制について合意できれば立候補表明することを明らかにした。毎日新聞の取材に答えた。党市支部は一両日中に総会を開き、推薦を決める。長谷川氏は自民党を離党し、無所属で立候補するという。
長谷川氏は取材に対し「なかなか進まない市政を前に進めたい」と立候補への意欲を述べた。政策面では「市内の道路網は整備されておらず、市の都市計画は失敗だ。ブレーンとともにまち作りを進め、高齢者に優しい市政にするため、高齢者特区を作りたい。企業誘致も実行したい」と抱負を述べ、「告示まで時間がなく、知名度不足を克服したい」とも話した。
長谷川氏は山形市出身の会社役員。99年4月、山形市議に初当選し現在4期目。4月の山形市議選で2番目に得票が多かった。
5月に自民党市支部の幹事長となり、山形市長選に向け、大内理加県議の擁立に動いていたが今月24日、市支部が大内県議の擁立を断念したことから、長谷川氏に白羽の矢が立っていた。
市長選には現職の市川昭男氏(69)が3選を目指し6月市議会で立候補を表明している。【和田明美】
7月31日朝刊
1816
:
チバQ
:2011/08/01(月) 23:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110801-OYT1T00221.htm
何が原因?…福島市議選、過去最低投票率42%
東日本大震災などの影響で春の統一地方選から延期されていた福島市議選(定数38)は31日、投開票が行われ、新議員の顔ぶれが決まった。
東北の被災3県の県庁所在市で震災後初めての選挙。定数を6人上回る、現職31人、新人12人、元議員1人の計44人が立候補した。原発事故で市民の不安が高まる中、放射線対策や「脱原発」などを掲げて、激しい選挙戦が展開された。
当日有権者数は23万2788人。投票率は42・36%で、過去最低だった。
(2011年8月1日10時08分 読売新聞)
1817
:
チバQ
:2011/08/01(月) 23:08:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110731-OYT8T00711.htm
民主県連 新代表選び長期化も
民主党県連は31日、青森市内で常任幹事会を開き、横山北斗代表の辞任を正式に了承し、後任となる代表選びに着手した。しかし、手順などを協議する選考委員会の設置を決めただけで、本格的な議論開始には至らなかった。執行部からは当初、早期の決着を目指す声もあがっていたが、長期化する様相も見え隠れする。(小田倉陽平)
「できるだけ速やかにと言う表現しかできない」
常任幹事会後の会見で、新代表の決定時期を聞かれた松尾和彦幹事長は厳しい表情で語った。選考委員会設置で決まっているのは、小選挙区ごとの複数の代表で組織するということだけ。選考委が代表候補まで決めるのか、選考方法だけなのか、さらには設置時期や委員数すら未定だ。
それでもこの日の会合では、選考委設置について異論はでなかった。昨夏の参院選から大規模選挙で敗退が続き、まとまりを欠く県連だけに、性急な決着では混乱に拍車がかかるためだ。松尾幹事長は、「(選考委で)協議した上でないと、一枚岩の県連を作るのは難しい」と結束重視の考えを強調した。
実際、新代表選びでは、さや当ても演じられている。有力候補の1人である田名部匡代・農林水産政務官のおひざ元・県南地域では、田名部氏を代表に推す声があがっているが、複数の国会議員は「辞任の正式決定前にそういう動きが出るのはおかしい」「今大事なのは、どういう手続きで選ぶかだ」とけん制した。また、7月26日に都内で国会議員と県議による会合が開かれたが、一部の県連関係者からは「津軽地域の県議・元県議がいない」「何の規定もない会議なぞ開くべきではない」との不満が漏れる。そのうちの一人は常任幹事会後、「選考委を設置したのは評価するが、今後の内容次第では党員・サポーターによる選挙を求める」と息巻いた。
(2011年8月1日 読売新聞)
1818
:
チバQ
:2011/08/02(火) 19:43:44
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2011/08/01/20110801ddlk07010156000c.html
選挙:福島市議選 新議員決まる /福島
任期満了に伴う福島市議選(定数38)は31日投票が行われ、新議員が決まった。当日有権者数は23万2788人、投票率は42・36%だった。
投票は、原発事故の影響で従来より2時間繰り上げられ、午前7時〜午後6時、83カ所で行われ、国体記念体育館で即日開票された。【種市房子】
==============
◇福島市議選開票結果(定数38−44)
当 4009 萩原太郎 56 無新(1)
当 3560 大平洋人 46 無現(2)
当 3395 小野京子 55 公現(3)
当 3088 半沢正典 49 無現(2)
当 2987 黒沢仁 55 無現(2)
当 2970 中野哲郎 62 無現(3)
当 2965 高木克尚 56 無現(3)
当 2925 丹治誠 44 公現(2)
当 2877 佐藤一好 55 自現(6)
当 2853 尾形武 60 無現(2)
当 2841 後藤善次 50 公現(2)
当 2779 村山国子 53 共現(2)
当 2615 斎藤朝興 68 共現(5)
当 2598 渡辺敏彦 56 無現(4)
当 2529 土田聡 49 共現(4)
当 2433 須貝昌弘 58 公現(4)
当 2353 宍戸一照 60 無現(3)
当 2345 白川敏明 55 無新(1)
当 2307 梅津政則 44 無現(2)
当 2276 山岸清 63 民現(6)
当 2258 梅津一匡 35 社新(1)
当 2205 佐藤真知子 64 共現(2)
当 2186 二階堂武文 55 無新(1)
当 2160 丹治仁志 60 無現(7)
当 2128 阿部亨 44 無新(1)
当 2074 羽田房男 52 無現(3)
当 2056 杉原二雄 67 社現(4)
当 2054 小島衛 69 無現(4)
当 2017 粕谷悦功 61 無現(4)
当 1956 佐久間行夫 56 無現(5)
当 1913 真田広志 40 無現(3)
当 1882 誉田憲孝 36 無新(1)
当 1824 粟野啓二 59 無現(3)
当 1730 小松良行 49 無現(2)
当 1558 菅野輝美 55 無新(1)
当 1531 田畝誠司 47 無新(1)
当 1515 西方正雄 63 無現(2)
当 1483 大内雄太 28 無新(1)
1141 目黒恵介 51 無元
1014 鈴木康広 29 民新
1010 早川哲郎 51 無現
982 阿部儀平 77 無現
973 斎藤正臣 36 無新
631 紺野隆 60 無新
=選管最終発表
1819
:
チバQ
:2011/08/02(火) 21:32:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110802-OYT8T00049.htm
会津若松市長選横一線
世論調査争点原発事故対策8割
■情勢
現職の菅家一郎市長の後継指名や地元の自民党の推薦を受ける室井氏は、自民党支持層の6割、民主党支持層の3割、支持政党なしの「無党派層」の3割の支持を得ている。世代別では、30歳代、40歳代、50歳代でリード。地域別では、地元の会津若松中心部を含む東部地区、町北町を含む西部地区でリードする。
地元の民主党から支持を受けている栗城氏は、民主党支持層の5割強、自民党支持層の3割、無党派層の3割から支持を得ている。世代別では、20歳代、60歳代でリードしている。地域別では、地元の旧河東町を含む北部地区でリードしている。
■関心度
今回の調査では、「大いに関心がある」が37%、「多少は関心がある」が43%となっている。「投票に行くか」との問いに対しては、「必ず行く」が70%、「なるべく行くつもり」が24%となり、関心の高さがうかがえた。
■重視する政策
市長選の争点として、とくに重視したい問題(複数回答可)は、「原発事故への対策」が81%でトップ。続いて、「少子高齢化対策」が77%、「地震などの防災対策」が76%となり、東日本大震災と原発事故の影響が如実に表れた。両氏がともに重要政策と位置づけた「商工業の振興と雇用対策」はその後に続き、74%だった。
新人同士の一騎打ちとなった会津若松市長選(7日投開票)について、読売新聞社は、福島民友新聞社と共同で世論調査を行い、取材情報を加味して情勢を分析した。元県議の室井照平氏(55)と旧河東町長の栗城春夫氏(60)(ともに無所属)が横一線となっている。約3割が態度未定で終盤に向け激しい戦いを繰り広げそうだ。
調査方法
調査は告示日の7月31日午後から8月1日にかけて会津若松市を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1329世帯の中から782人の有権者の回答を得た。回答率は59%。
調査方法 調査は告示日の7月31日午後から8月1日にかけて会津若松市を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1329世帯の中から782人の有権者の回答を得た。回答率は59%。
(2011年8月2日 読売新聞)
1820
:
チバQ
:2011/08/05(金) 00:15:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110803t11025.htm
「決意」「断念」新人、葛藤の夏 仙台市議選
沿岸部の住民の声に耳を傾ける新人の立候補予定者。震災を機に公約や戦術を練り直す陣営は少なくない
東日本大震災により、4カ月半余り延期された仙台市議選に挑む新人たちは、さまざま葛藤を抱えながら19日の告示日を迎える。折れそうになる心を立て直し、決意を新たにする立候補予定者がいる一方で、被災者支援に奔走し、一市民として被災地の街づくりを支えようと翻意した男性もいる。市議を志した市民の心の機微を追った。
保守系の新人が1日、震災後初めて、津波被害に遭った仙台東部道路以東の住民の集まりに顔を出した。「被災者の気持ちを思うと、選挙のあいさつはしにくかった」と、7月末まで沿岸部には足を運ばずにいた。
木材会社の事務所に集まった住民は4人。壁には、高さ2メートルほどの所に浸水した跡が残る。新人は住民の窮状を丁寧にノートに書き込んだ。
「会社の被害は5億円になる。公的な助成がなければとてもやっていけない」「これでは生活再建に踏み出せない」―。
新人は災害対応のノウハウに自信があり、震災直後から地元の避難所の運営に関わった。3カ月ほど、ボランティア活動に軸足を置いた。
「各地から届いた支援物資の分配の遅れ、避難者のケアに戸惑う市職員にいら立ちを覚えた」
選挙準備を再開したのは7月10日。「議員の問題処理力、危機管理力、行動力が必要だと痛感した。震災で、議員として仕事をしたいという気持ちが一層強くなった」
県北の港町出身の新人は、震災で実家を流された。親類5人が亡くなり、2人が行方不明になった。
「ショックから出馬をやめようと思った」
20年近く付き合いのあった親友も失った。生前、市議選への立候補を相談すると、「絶対大丈夫。好きなようにやれよ」と選挙カーの運転手役を買って出てくれた。
3月末、親友の亡きがらと対面し、迷いが消えた。新人は「この悲劇を無にしてはいけない。市全体の震災対策が必要だと訴えたい」と自らを鼓舞した。
行政経験のある男性は、出馬の意思を固めた昨年秋、災害対策を公約の最優先項目にしようと考えていた。
「仙台東部道路を津波の避難所に」
震災前から、津波対策の必要性を住民に説いて歩いた。
悪夢のような3月11日。津波で約700人の市民が犠牲となった。男性はボランティアとして被災者を支援したが、6月に体調を崩して約2週間入院した。
「被災者の心情を考えると、選挙をする気持ちになれなかった。体調にも不安がある」
7月中旬、立候補の見送りを決め、友人たちと復興に向けた街づくりの活動に力を注ぐことを決心した。
2011年08月03日水曜日
1821
:
チバQ
:2011/08/05(金) 00:37:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110804-OYT8T00182.htm
代表辞任 県議が口火
なおくすぶる不協和音
民主党の横山北斗衆院議員(47)が7月31日、同党県連代表を辞任した。県議選と知事選の敗北の引責辞任を求める声をはねつけ、一時は続投に意欲をみせていた横山氏の突如の辞任劇。その舞台裏を検証する。(小田倉陽平)
「代表を辞任して、けじめをつけることも一つの方法だ」
先月16日、知事選後初めて開かれた県連常任幹事会。口火を切ったのは当選5回の重鎮県議、北紀一だった。県議選の惨敗、知事選の大敗についての総括の協議中、横山が続投を示唆するような発言をしたことに、北がかみついたのだ。県議選で落選した三上隆雄、今博も続く。「参院選で負け、統一選で負け、知事選で3連敗。もうどうしようもない」
一方、「代表だけの責任ではない」と擁護する声もあり、その日は結論は出なかった。会合後の記者会見で横山は「責任を放り出して、県民の理解を得られるのか」と辞任を明確に否定した。実は知事選後も横山は、代表続投に「並々ならぬ決意をみせていた」(県連執行部の1人)という。
しかし、地方議員の間には不満が深く浸透していた。昨年の参院選で県議4人が出馬に名乗りを上げたが、絞り込めなかった。党本部の介入を招き、落下傘候補を担ぐことになった。知事選でも、事前の協議もなく、当時幹事長だった山内崇の擁立を事実上決めた。「議論を避ける。組織運営のあり方が根本的におかしい」。ベテラン県議はそうぶちまける。こうした中で起きた先月16日の追及劇。出席者の1人は「やっぱり出たか」と受け止めた。
翌17日夜、県連幹事長の松尾和彦の携帯電話に横山から着信が入る。「突然で大変申し訳ないが、代表辞任を決断したので、あとはよろしくお願いします」。わずか2、3分のやりとりだった。
「一瞬にしてそう思う瞬間があるのではないですか」。2日後の辞任会見。横山はそう語るだけで、翻意の理由は説明しなかった。県連内でも本心をいぶかしがる声が上がるが、ある県議は「批判されることに慣れてなくて、ショックを受けたんだろう」と推し量る。
松尾に辞意を伝える直前、横山は「菅政権を批判して怒られるような組織のトップにいることはできない」と周囲に漏らしていたという。辞任会見でも自身による政権批判が県連内で追及されたことを辞任理由の一つに挙げており、組織運営のまずさを問題視する県議らとの溝は埋まっていない。
焦点は次期代表選びに移ったが、県連はくすぶる不協和音に配慮し、慎重に手続きを進める構えだ。松尾は強調する。「密室にならないよう、できるだけオープンにやっていく。そうでなければ一枚岩を作るのは難しいし、やらないといけない」(敬称略)
(2011年8月4日 読売新聞)
1822
:
チバQ
:2011/08/05(金) 23:19:41
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001108040004
活気再び 会津若松市長選(上)観光客減少
2011年08月04日
夏休みに入っても飯盛山を訪れる観光客はまばら。土産店は静かだ=会津若松市の飯盛山参道
●不安の中、復活の兆し
白虎隊の悲劇の舞台となった会津若松市の飯盛山。同市への修学旅行では定番の訪問先だが、この春から夏、大型バスを見かけることはほとんどなかった。東京電力福島第一原発の事故後、修学旅行客が昨年から9割以上減ったためだ。
国の重要文化財「さざえ堂」に通じる参道に軒を連ねる土産物店や和菓子店からも、威勢のいい呼び込みの声が聞かれない。「7月の売り上げは例年の3割ほど。平日はさっぱり。夏休みなのになあ」。そう話す店は多い。ある店の女性は「話しかけても、福島なまりの方ばかりだよ」。
旅館やホテルも苦戦している。東山温泉では大熊町から避難してきた住民を一時、2250人受け入れていた。現在は約950人に減り、全体的に観光客を受け入れる部屋は増えたが、ある人気老舗旅館では「観光の宿泊客は例年の半分弱。避難されている方を含めても、部屋は約6割しか埋まっていない」という。
7月28日午後2時、鶴ケ城近くの「鶴ケ城会館」に市内の観光関連業者約30人が集まった。旅館業、食品卸売業、菓子製造業、運輸業など幅広い。同会館社長の下平剛さん(58)が会長を務める「会津若松観光産業福島原発風評被害対策協議会」の会合だった。今後、市内外の約200社に同協議会への参加を呼びかけ、東京電力に十分な賠償金、県や市には風評被害対策を求めていくという。
政府の原子力損害賠償紛争審査会が5月にまとめた2次指針では、県内で営業している観光業の解約や予約控えなどによる減収は、原発事故と因果関係があると認めた。東電は「独自の算定基準を基に交渉を進めたい」としている。
文部科学省の担当者は、「賠償対象は土産店、出入り業者など幅広く認められる」と説明するが、関係者の不安は収まらない。風評被害対策協議会の事務局員で、飯盛山の土産店「とらぞう」の支配人、井関一浩さん(38)は「個々に声をあげても相手にされないのではないか。業界を超えて団結したい」と話す。
明るい兆しもある。会津観光の中心地・鶴ケ城公園の4月以降の入場者は、例年の約7割にあたる37万2千人。天守閣への有料入場客は震災から約1カ月間、例年の約3割にとどまっていたが、今は約6割まで回復してきた。
最近は旅行会社による「応援ツアー」が増えているほか、観光庁が外国人旅行客の受け入れ拠点の一つとして同市を整備する方針も打ち出した。
観光商工部の松川和夫部長は「鶴ケ城に人は戻ってきたが、周辺に足を運んでいない。滞在時間が短く、宿泊客を増やすのが大きな課題」と指摘する。
例年、県内で最も多い年間約260万人の観光客が訪れる会津若松市街地。鶴ケ城や飯盛山などのにぎわいは、県内の観光全体の底上げのカギを握る。県観光交流課の担当者は「観光客は震災の直接的な被害が少なかった会津若松を拠点に多くの観光地に足を運んで欲しい」と期待する。
◇
震災前から「活気がなくなった」と指摘されて久しい会津若松市。市長選を前に現場を巡り、市の課題を考えた。(池田拓哉)
1823
:
チバQ
:2011/08/05(金) 23:20:10
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000701108050001
活気再び 会津若松市長選
(下)市街地空洞化
2011年08月05日
夏休みに入っても飯盛山を訪れる観光客はまばら。土産店は静かだ=会津若松市の飯盛山参道
●中心街、迷走する再開発
JR会津若松駅前で27年営業し、まちのにぎわい作りを担ってきた大型スーパー「会津サティ」。2009年6月に閉店した跡地はいま、135台収容の駐車場になっている。
この跡地と周辺の商店街計約9500平方メートルを再開発し、新たな商業施設を作る構想があるが、順調に進んでいるとは言えない。
地元の地権者20人が参加する「再開発協議会」。閉店後から会議を約20回重ね、商業施設の構想もまとめたが、出席者は毎回5、6人で同じ顔ぶれ。再開発に対し、慎重な地権者が多数を占めているのだ。
跡地を管理する流通大手「イオンリテール」(千葉市)は、サティの撤退理由に建物の老朽化を挙げ、市も「売り上げは落ち込んでいたが、採算は取れていた」とみる。協議会の会長で、飲食店を営む鈴木平助さん(57)は「決してもうけられない土地ではない。時代にあった商業施設ならば集客できる」と見通す。
協議会は来春までに再開発案をまとめたい意向で、鈴木さんは市に再開発の「旗振り役」を期待する。
一方、地権者の過半数は60代以上で、後継者がいない店が多い。そんな地権者の一人は言う。「商売を大きくしたいとは思わない。時代も不透明だし静かに暮らしたい」。郊外店が増えた中、中心部ににぎわいが戻るとは思えないようだ。
市中心部の神明通り。昨年2月、会津唯一の百貨店「中合会津店」が46年の歴史に幕を下ろし、9階建ての建物だけが残った。
休日の人通りは10年前から半減。中合の撤退が空洞化に拍車をかける不安が高まった。昨年11月、市の第三セクター「まちづくり会津」が商業施設や会津若松商工会議所が入居する2階建て複合施設を計画した。市も後押ししたが、地元の神明通り商店街が「集客が期待できない」と反対。3月、計画は頓挫した。
計画に反対した同商店街の菊地和義理事長は「定住者を増やす視点が欠けていた」と指摘。商業施設とマンションを組み合わせた施設の建設に向け、商店街として動きたいという。
市は中心市街地の空洞化について「市のイメージを下げ、観光にも悪影響」との認識だが、再開発に直接関わることには慎重だ。松川和夫・観光商工部長は「市外の再開発の事例を見ても、市が関われば成功するとは限らない。市は道路などのインフラ整備や国とのパイプ作りなど側面から支援したい」と話す。
では、市は中心市街地のにぎわい作りに、どんな形で役割が果たせるのか?
市内の土地利用に詳しい第一不動産鑑定所会津支店長の小椋満幸さん(49)は、市街地で人口や雇用の場を増やし、消費に結びつける仕組みづくりを市が提案して欲しいという。「市営アパートを造って雪対策に悩む高齢者の入居を進めるのも一案だし、会津大を卒業した若いIT起業家を空き店舗に呼び込むこともできる。にぎわい作りに福祉や就業支援などの視点を取り込む柔軟さが、市街地を活気づけると思います」(池田拓哉)
1824
:
チバQ
:2011/08/05(金) 23:24:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000007-mailo-l07
大震災の年に:2011会津若松市長選/上 観光 /福島
毎日新聞 8月4日(木)10時42分配信
◇原発の風評被害が直撃 立て直しへ難問山積
「心配ない、と説明しても『福島は福島だから』と……。首都圏でキャンペーンをすると、励ましはいただくのですが、客足はなかなか戻りません」
会津若松市の奥座敷、芦ノ牧温泉観光協会の星弘子会長はため息をつく。同温泉の4〜5月の一般客の宿泊は前年比6割減。東山温泉と合わせてもこの間の宿泊客は5万1228人で、前年より約8万人も減った。震災直後の自粛ムードは解けても、福島第1原発事故による風評被害が観光を直撃している。
宿泊だけではない。屋根を赤瓦にふき替え、誘客効果が期待された鶴ケ城の入場者も3割減。武家屋敷や白虎隊記念館などの民間施設、県立博物館は6割減の惨状だ。
象徴的なのが、修学旅行など小中学生の「教育旅行」の激減だ。昨年4〜7月、県外から530校4万3074人が訪れたのに対し、今年は27校2346人と20分の1。秋の予約も前年の311校に対し44校にとどまる。
市や市内258の観光関連業者が加盟する会津若松観光物産協会は、常連だった千葉、埼玉、宮城県などを重点に「会津は安全」と説得する行脚を続けるが、反応ははかばかしくない。協会の渋谷民男統括本部長は「学校側の理解は得られても、学校が保護者すべてを納得させられるかは、また別の問題」と難しさを指摘する。放射性物質の拡散で首都圏の保護者たちの心に刻まれた放射線への恐怖は、簡単には消せないとみている。
一方で、原発事故からの避難者の存在が苦しい業界を支えるという皮肉な現実もある。2次避難所になった同市内の旅館、ホテルには4月以降、大熊、楢葉両町民を中心に多い時で3600人が避難し、現在も1700人が暮らす。この間、県は災害救助法に基づき、1人当たり1日5000円を旅館側に支払い続けており、10億円規模の公費が投入された。しかし、県のスケジュールでは、2次避難所は8月末で役割を終える。
国の原子力損害賠償紛争審査会は県内観光業の風評被害を賠償対象とする指針を示しており、同市内の被害も救済が見込める。また、13年のNHK大河ドラマが旧会津藩出身の山本八重を主人公にした「八重の桜」に決まり、大規模誘客キャンペーンも予定される。
星さんは「先行きに明るさも見えるが、それまでどう耐えていくか。9月からが正念場。机上で考えるのではなく、現場感覚が大事。入湯税をすべて観光対策に使うぐらいの積極対応がほしい」と新市長に注文をつける。渋谷さんも「会津との出会いとなる教育旅行は、会津ファンをつくる契機。各学校が来年の旅行日程を決めてからでは遅い。今こそ官民一体で知恵を出さなくては」と危機感を募らせる。
経済波及効果の大きい観光の低迷は、他産業にも影響を与えている。約2000人が働く同市の宿泊業界では4月以降、すでに150人が職を失った。苦境にあえぐ観光の立て直し。7日に誕生する新市長は、いきなり難問に直面する。
* * *
かつて経験したことのない災害の年に告示された会津若松市長選。同市が抱える課題を探る。【太田穣】
8月4日朝刊
1825
:
チバQ
:2011/08/05(金) 23:29:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108040001
盛岡市長選 上)被災地支援、動き鈍く
2011年08月04日
支援物資を積んで盛岡市役所を出るトラック=3月19日、市役所前、市提供
3月11日夕刻。盛岡市中心部にある桜城小学校に親子や高齢者らが続々と避難してきた。
震度5強の揺れに襲われた同市は、東北電力の火力発電所が停止した影響で、全域で停電。「暖房が使えなくて寒い」「マンションが断水した」。帰宅難民も加わって避難者は約150人にふくれ、五つの教室に分かれて入った。
同市には64避難所が設けられ、最大約4500人が避難。市は各避難所に職員2人を派遣した。「通信が途絶え、当時は沿岸の情報が入らなかった。まず市民の安全を確保することが第一だった」と市消防防災課の担当者は振り返る。沿岸への支援は後手に回った。
被災市町村への職員派遣は「ニーズを把握しないで派遣するとかえって迷惑になる」として、県の要請を受ける形で開始。物資も3月19日に谷藤裕明市長がトラック2台を連ねて宮古市に入ったのが最初だった。同市川井地区の旧校舎にボランティア活動拠点を設けたのは、震災から約4カ月後の7月上旬だった。
■
対照的に、早くから後方支援拠点の役割を果たしてきたのが、遠野市だ。
県消防防災課長を務めた本田敏秋市長の下、2007年から宮城県沖地震の津波に備え、沿岸8市町村(当時)と協議会を設立。内陸と沿岸の中間に位置し、地盤が安定している強みを生かそうと取り組んできた。
実は、遠野市も震度5強の揺れで市役所が全壊している。市全域が停電し、50避難所に約2千人の市民が避難した。そんな中で、発生15分後には、運動公園を開放。自衛隊や警察が結集する場所を確保した。
「手を貸して欲しい」。翌12日未明、一人の男性が市災害対策本部に駆け込み、大槌町の避難所の窮状を訴えた。市は毛布、非常食、水、灯油を用意し、消防職員が車で向かった。13日には後方支援活動本部を設置し、全国から寄せられた支援物資を届けた。
物資を届けた職員が現地で情報を集め、遠野に戻る仕組み。「情報があれば次の支援を展開できる」と市の担当者は解説する。
19日からは市単独で職員派遣を開始。「被災地は要請どころじゃない。行けば何か仕事はある」(同)。3月末にはボランティア組織が発足し、静岡県はじめ多くの自治体や機関、団体が遠野市に支援拠点を置いた。いま、全国から視察や問い合わせが絶えない。
■
出遅れた盛岡市は「県都として物足りない」「被災地を応援する視点が必要ではないか」という批判にさらされた。盛岡市の市民団体「SAVE IWATE(セーブ岩手)」の加藤昭一事務局長はこう指摘する。
「私自身、盛岡市は津波と無縁だと思っていたが、無縁ではなかった。何ができるかという意識が市や市民に欠けていたのではないか」〓(吉川一樹)
◇
東日本大震災では沿岸が津波で甚大な被害を受け、内陸に避難してきた被災者も多い。盛岡市は十分に支援の手を差し伸べてきたのか。28日投開票の同市長選、市議選を前に検証する。
1826
:
チバQ
:2011/08/05(金) 23:30:16
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108050001
盛岡市長選 下)内陸避難者「仕事がない」
2011年08月05日
支援物資の提供施設には連日、開場前に被災者が並ぶ=7月29日、盛岡市鉈屋町、吉川写す
盛岡市鉈屋町に、震災の被災者が次々と訪れる場所がある。市民団体「SAVE IWATE(セーブ岩手)」が支援物資を提供している市消防団第2分団の旧番屋だ。食料品や日用品などが所狭しと並ぶ。
7月下旬に訪れた沢口和彦さん(44)、玉枝さん(44)夫婦は釜石市の自宅を流された。盛岡市にある和彦さんの母親宅に一時避難した後、同市内の借家に移った。「もっと早く知っていればよかった」とかごいっぱいに水やしょうゆ、食器などを入れていた。
夫婦で製パン工場を営んでいた。「もう釜石には帰れない」と和彦さんはハローワークに通ったが、仕事は見つからなかった。ある会社には「腰掛けでしょ」と言われた。結局、釜石市に帰り、仮設の工場を建てることにした。「本当に再建できるか不安はある」と玉枝さんは話す。
宮古市の漁業の男性(41)は7月上旬、盛岡市内のアパートに。「盛岡に来ればどうにかなる」と思ったが、仕事は見つからず、介護の資格を取ることを考えている。「義援金でいつまで暮らせるかわからない。先の不安はいっぱいある」
■
震災後、沿岸部や宮城、福島両県から盛岡市に転居した人は6月末で約2200人。多くが被災者とみられる。仕事を求めて内陸を選んだ被災者が、就職の壁にぶつかっている。
盛岡市など内陸の8市町村を管轄するハローワーク盛岡には4〜6月、沿岸部で被災した369人から求職があったが、実際に就職できたのは62人だ。
企業が「被災者」を雇うと1人当たり30万〜90万円支給される雇用開発助成金制度は、沿岸の被災者だけでなく、県民全体が対象。ハローワーク職員は「沿岸の人も内陸の人も同じ土俵での選考になると、いずれ沿岸に帰りたい被災者は敬遠されることもある」。
盛岡市の震災対応の緊急雇用創出事業の予算は約2億5千万円で、100人分。誰を採用するかは事業者に委ねられ、市企業立地雇用課の担当者は「なるべく沿岸で実際に被災した人を採用してほしいとお願いはしている」という。
■
連合岩手の砂金(いさご)文昭会長は7月25日、盛岡市長選で推薦する谷藤裕明市長に「震災復興のためには県都・盛岡が頑張らなければならない」と訴えた。被災者の支援には産業振興と雇用の下支えの両輪が必要だが、今のところ有効な対策を打ち出せずにいる。
被災者を復興事業に雇う手法を提唱する関西大の永松伸吾准教授(災害経済学)は言う。「沿岸出身で県都に住む被災者の強みを生かすビジネスをつくることが解決策の一つ。例えば、被災地へのボランティアや視察の希望者は多く、盛岡からの交通やガイドの需要はあるはずだ。行政にはそうした起業への支援を期待したい」
1827
:
チバQ
:2011/08/06(土) 14:03:41
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110806_06.htm
仙台市議選 震災で延期、かさむ経費 各陣営四苦八苦
ようやく見つかった新事務所に荷物を搬入するスタッフ。震災で複数の陣営が事務所移転を余儀なくされた=1日
仙台市議選(19日告示、28日投票)に立候補を予定する各陣営が、選挙費用の負担増に頭を悩ませている。東日本大震災に伴う期日の延期で事務所費がかさみ、中には被災して移転を余儀なくされた予定者もいる。震災対策が市政の最優先課題になり、パンフレットの刷り直しも迫られた陣営は、経費節減に懸命に取り組んでいる。
中堅議員が1日、選挙に向けて事務所を移転した。スーツからジャージーに着替え、スタッフ14人と荷ほどき作業や備品の配置に汗を流した。
ことし2月に設けた事務所が入るオフィスビルは「全壊」と判定され、立ち入り禁止になった。
地元商店街を中心に移転先を探したが、空き物件は見つからない。途方に暮れていたところ、大通りにある菓子店の閉店を聞きつけた。7月29日に室内を見学し、入居を即決したという。
この議員は「いい場所に事務所を開設できて本当に良かったが、移転で住所が変わる。震災で訴える内容も差し替えるため、印刷物は刷り直しが必要。選挙準備費用は相当かかっている」と語った。
1日夕、ベテラン議員は選対幹部ら約20人を集め、2度目の事務所開きを行った。農地を借りて建てたプレハブで事務所開きを行ったのは3月6日。その5日後、大地震に襲われた。
震災後のプレハブ需要の高まりや農地の耕作再開に伴い、解体と移転を迫られた。物件を探し歩いた末、事務所として借りたのは築40年の民家。出入り口は縁側で、6畳間にパイプ椅子を並べて事務所の体裁を整えた。
ベテラン議員は「ようやく戦いのとりでが決まった。プレハブは建てるだけで100万円かかるが、この事務所は家主の厚意で安く借り受けた。経費はできるだけ抑えたい」と説明する。
震災で市政課題が一変したため、保守系の新人はパンフレットやビラの作り直しを検討する一方、経費削減に向けて印刷物の原本2枚を並べてコピーし、それを裁断して使っているという。
選対幹部は「第4コーナーを回ったと思ったら、もう1周走ることになった格好。選挙費用は既に予定の1.5倍かかっている」とこぼした。
<仙台市議選の選挙運動費用の上限>選挙区内の選挙人名簿登録者数を定数で割り、一定数を乗じた額に370万円を足して算出する。6月2日の登録者数を基に計算すると、各区の費用上限は約590万〜約600万円。運動の適法、違法を問わず、選挙運動行為、立候補準備行為にかかった費用は、選挙カーやポスター印刷などに要した経費など一部を除き、選挙運動に関する支出となる。
1828
:
チバQ
:2011/08/07(日) 21:16:15
http://www.minyu-net.com/osusume/election2011/news/110805/news1.html
若松市長選「終盤の情勢」 互角の戦い、激しさ増す
7日投開票の会津若松市長選は終盤に入り、元県議の室井照平候補(55)、元河東町長の栗城春夫候補(60)が市内全域を精力的に遊説し、支持を訴える。互角の戦いは激しさを増し、両陣営ともデッドヒートは投票日直前まで続くとみている。
室井候補は街頭演説や個人演説会で、市議や県議、民間企業での経験を通した「民間目線の市政運営」を強調。自民党会津若松支部や現職の菅家一郎市長(56)の後援会の支援とともに、市内全域に組織した地区後援会などをフル稼働させ、票の上積みを図る。
栗城候補は連日の個人演説会で、河東町長のキャリアや会津若松市職員の経歴を通した「豊かな行政経験と即戦力」をアピール。民主党県第4区総支部や会津若松地区連合が組織の引き締めを図るとともに、後援会や女性の会などが支持拡大に全力を挙げる。
両陣営とも大票田の旧市内を決戦場と位置付け、遊説最終日の6日は旧市内に絞って巡る。
(2011年8月5日 福島民友ニュース)
1829
:
チバQ
:2011/08/07(日) 21:16:57
http://www.minyu-net.com/osusume/election2011/news/110802/news1.html
室井、栗城氏“横一線” 若松市長選本社世論調査
7日投開票の会津若松市長選は、ともに新人で元県議の室井照平候補(55)=無所属、元河東町長の栗城春夫候補(60)=無所属=の2人が一騎打ちの選挙戦を繰り広げている。福島民友新聞社は7月31日と1日、読売新聞東京本社と共同で世論調査を行い、これまでの取材を加味して序盤の情勢を探った。室井候補は東部、栗城候補は北部の地盤を中心に支持を固めつつあり、横一線の展開。3割の有権者が投票する候補を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。今後、票の上積みを目指す両陣営の激しい争奪戦が予想され、予断を許さない情勢だ。
(2011年8月2日 福島民友ニュース)
1830
:
チバQ
:2011/08/07(日) 23:45:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011080700248
会津若松市長に室井氏(福島)
元県議の室井照平氏(55)=無所属・新/自民推薦=が、元旧河東町長の栗城春夫氏(60)=無所属・新/民主支持=を破り初当選。市長選は4月の統一地方選挙で実施の予定だったが、東日本大震災のため延期されていた。(7日投開票)(2011/08/07-23:26)
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1831
:
チバQ
:2011/08/08(月) 23:07:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001108080005
会津若松市長に室井氏
2011年08月08日
支持者とバンザイをする室井照平氏=7日午後10時55分ごろ、会津若松市南花畑
●民間感覚に支持/投票率59.99%
東日本大震災のため4月の統一地方選から延期されていた会津若松市長選は7日、投開票された。新顔同士の一騎打ちとなり、元県議の室井照平氏(55)が、元河東町長の栗城春夫氏(60)を破って初当選した。8日、市長として初登庁する。当日有権者数は10万195人、投票率は過去最低の59.99%(前回69.51%)だった。
7日夜、同市南花畑の室井氏の事務所に当選確実の知らせが入ると、拍手と歓声が一気にわき起こった。室井氏は「厳しい選挙戦だった。長い選挙戦はくじけそうになったが、支持者のおかげで戦えた。支持者と相談して政策を具体的に進めたい。風評被害対策は早急に取り組む」と話した。
一方、栗城氏は同市北青木の事務所で「大勢の皆様のお力を結集して頂いたにもかかわらず結果を出すことが出来なかった。栗城春夫、不足を感じています」と敗戦の弁を語った。
室井氏は「民間感覚を持った経営者」、栗城氏は「市役所勤務25年の行政のプロ」。選挙戦を通じ、両氏が有権者に売り込んだ自らの顔は対照的だった。
原発事故による観光業の風評被害、中心市街地の空洞化、市内に集積する半導体企業の縮小……。沈滞ムードが募る中、有権者は、室井氏が演説で繰り返した「民間人の目線」に現状打破を期待した。
室井氏はスローガンに「汗働(かんどう)と協働による全員参加のまちづくり」を掲げ、官民の総力で疲弊した地域経済を立て直す決意を示した。若者の職場づくりにも強い意欲を見せ、4年間で「若者1千人を市内に定着させる」「企業10社を誘致する」など具体策を提案。保育や教育など児童行政を一元化した「子ども課」の創設も掲げた。
選挙戦にあたり、市長を3期12年務めた菅家一郎氏(56)の後継指名を受け、自民党関係者に支えられた。地元の市中心部で支持を着実に広げ、栗城氏の切り崩しをしのいだ。
これに対し、栗城氏は「マンネリ化した市政が続き、引き継がれようとしている」として、前回に続いて立候補した。渡部恒三衆院議員(79)の後援会が支持を広げ、民主党県議らが後押しした。
雇用の場を増やし、教育に力を入れ、生きがいをづくりを進めることで「会津を元気にする」と訴え、行財政改革を進める考えも示した。会津17市町村を合併する「会津市構想」を主張し、会津の全国的な存在感を高める必要性も唱えたが、及ばなかった。
1832
:
チバQ
:2011/08/08(月) 23:12:35
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108080002
知事選、立候補予定者が始動
2011年08月07日
9月11日に投開票される岩手県知事選の立候補予定者が動き始めた。週末から演説会や街頭演説が本格化、震災で活動が自粛された分、真夏の戦いは一気にヒートアップしている。
再選を目指す現職の達増拓也氏(47)は6日午後、一関市と北上市のホテルで開かれた民主党の講演会を行脚した。震災以来着ていた防災服からスーツ姿に切り替え、活動をスタート。「仮設住宅の完成率、がれきの撤去率、他県と比較しても頭一つ抜けている」と復旧・復興の進展を訴えた。
北上市は小沢一郎民主党元代表の選挙区。小沢氏は姿を見せなかったが、応援で駆けつけた谷亮子参院議員が「達増知事は小沢一郎先生と緊密な連携を図り、復興計画で様々な提言をしている」と連携をアピールした。
「一党一派に偏向した今の県政では、岩手の再生はあり得ない。全力で情熱とエネルギーをぶつけたい」
反民主勢力「いわて復興県民の会」が擁立する前県議の高橋博之氏(37)は盛岡市であった自民党県連支部代表者会議に出席し、決意を語った。
同県連は高橋氏を「強く支持する」立場を全会一致で決定。推薦はしないものの、「投票の呼びかけはまったく同じ扱い」(鈴木俊一県連会長)だ。
7日には地域政党いわての県議選の立候補予定者と奥州市で街頭演説する。
県労働組合連合会議長の鈴木露通氏(60)は盛岡市内で開かれた三つの行事に出席、7日は北上市内の行事に出る予定だ。労働組合やNPOなど支持団体が開く行事を回って支援を訴えている。先週は被災地の大槌町と宮古市を回り、「県政への有権者のいら立ちを感じた」と話す。
一方、産業廃棄物処理会社社長の芦名鉄雄氏(66)は会社の業務の傍らで草の根で支援をお願いしている程度で表だった活動はしていない。「震災復興で県のやることはすべて遅い。民間の感覚を生かして職員を動かしたい」と訴えている。
1833
:
チバQ
:2011/08/08(月) 23:21:16
>>1810
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110808t11018.htm
涌谷町長選、安部氏が初当選 56票差、大橋氏の5選阻む
初当選を果たし、支持者と万歳をする安部さん(中央)=7日午後9時10分ごろ、宮城県涌谷町本町
任期満了に伴う涌谷町長選は7日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元副町長安部周治氏(63)が、5選を目指した無所属現職の大橋荘冶氏(75)らを破り、初当選を果たした。安部氏は大橋氏を56票差で振り切った。東日本大震災後、県内で初めて行われた首長選だった。
当選確実の知らせは午後9時すぎ、同町本町の事務所に入った。安部氏は約100人の支持者を前に「現職の壁は厚く高かったが、この選挙戦が私を大きくしてくれた。変えていこうという町民の思いがあっての結果だ」と述べた。
安部氏は、5月に立候補を表明。若者の起業支援による「産業おこし」を重点公約に掲げ、町長交代による人心一新を主張した。町議5人の支援を得て、市街地を中心に幅広く浸透した。
大橋氏は、退任する意向を示していたが6月に一転して立候補を表明。震災対応の継続と4期16年の実績を強調し、後援会組織が回転したが、多選批判も響き、わずかに及ばなかった。
いずれも無所属新人で元町議久勉氏(63)は、批判票の取り込みを狙ったが出遅れが響き、会社社長沢田哲夫氏(80)は広がりに欠けた。
当日の有権者数は1万4779人。投票率は65.21%で、2007年の前回(66.70%)を1.49ポイント下回った。
◎政争脱却し政策本位に
【解説】涌谷町長選は、新人の安部周治氏が現職の大橋荘冶氏との事実上の一騎打ちを制し初当選を果たした。56票差という数字が、町を二分した激戦だったことを示す。町民の合意形成を慎重に図りながら、震災対策などにどう素早く対応するか。新町長は就任早々、難題に直面することになる。
安部氏は選挙戦で、「企業誘致と起業支援で産業を活性化させる」と強調した。有権者は産業創出に期待し、4月まで副町長を務めた安部氏の行政経験にその実現を託したと言える。
5選を目指した大橋氏は、震災復旧や福祉の充実を掲げたが、公約に新味はなかった。
町長選をめぐる動きは特異な経緯をたどった。大橋氏が退任の意向を示し、副町長だった安部氏が「後継」として立候補を表明。6月になって大橋氏が突然翻意し、因縁めいた構図になった。
町長と、その腹心だった元副町長の戦いに町議らの支援も分かれ、政争の色合いがにじんだ。その分、町の将来を見据えた政策論争は乏しくなってしまい、物足りなさを感じた有権者は少なくないだろう。
涌谷町は市町村合併に傾かず、単独立町を選択した県北では数少ない自治体の一つ。町の一体感は強いが、財政運営は厳しさを増している。本年度の一般会計当初予算は約63億円。震災の復旧工事費27億円のうち町支出は1億8000万円に上り、「新規事業を打ち出す余裕はない」(町総務企画課)という。
それに加え「震災後」という特殊条件が重くのし掛かる。農業地帯の町にとって、福島原発事故の影響は風評被害を含めた警戒が不可欠だ。農家への的確な情報提供や状況に応じた支援は町の責任でもある。
政争を脱却して政策本位の町政へ。新町長が取り組むべき課題である。(小牛田支局・野内貴史)
<涌谷町長選開票結果(選管最終)>
当 3,936 安部周治 無新(1)
3,880 大橋荘冶 無現
1,104 久勉 無新
613 沢田哲夫 無新
2011年08月08日月曜日
1834
:
チバQ
:2011/08/09(火) 22:55:03
>>1811
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108090001
大槌町長選、岡本前議長も立候補表明
2011年08月09日
立候補表明で「被災者の気持ちは一番よくわかる」と語る岡本大作氏=大槌町赤浜
大槌町の岡本大作・前町議会議長(62)は8日、同町赤浜の避難先の弟宅で記者会見し、23日告示28日投開票の町長選に立候補すると表明した。震災で加藤宏暉町長が死去して以来、トップ不在が続いている同町の町長選は、新顔3人を中心とする争いになった。
岡本氏は「防潮堤も水門も役に立たなかった。素早く逃げられる避難路が一番」と述べ、道路整備を最優先課題にあげた。
立候補表明に至った経緯については「無投票が望ましいと思っていたが、複数の候補予定者が出た。加藤前町長の支援者から強い要望があった。私も被災者。町民を自立させ、支援の恩返しをしたい」と述べ、8日、議員辞職した。
造船会社社長の岡本氏は「私は民間の人間。震災後の役場の対応を見て、臨機応変にやるべきだと思っていた」と震災後の対応を批判した。
同町長選には、元町総務課長の碇川豊氏(60)と、宮城県利府町議の太田賢氏(68)が名乗りをあげている。
碇川氏は防災対策への姿勢など、加藤町政に反旗を翻して昨年末退職。情報公開や、住民や議会との徹底した対話を掲げる。太田氏も、臨時職員120人採用による雇用確保と役場の迅速化を公約の第一にしている。こうした役場改革も、選挙の争点になりそうだ。
大槌町長選には、ほかに名古屋市内の環境保全団体理事長小川文一氏(64)が立候補を検討している。
1835
:
チバQ
:2011/08/11(木) 01:52:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110810-00000019-khks-l06
山形市長選 新人佐藤氏、立候補へ 民主系現職と対決
河北新報 8月10日(水)9時8分配信
任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投票)で、元経済産業省官僚で東京財団研究員の新人佐藤孝弘氏(35)が立候補する意志を固めたことが9日分かった。自民党山形市支部に候補者の選定を一任されていた遠藤利明衆院議員(比例東北)の打診に応えた。近く正式に表明する。
佐藤氏は函館市出身、東大法学部卒。経産省、経営コンサルタント会社を経て、2007年から現職。雇用政策、企業法制などが専門で、約1年前から遠藤氏の政策立案を支援していた。
佐藤氏は河北新報社の取材に対し「以前から地域の再生に関心を持っていた。地元の人間ではないが、お役に立たせてほしい」と立候補への決意を語った。10日以降、県内各党に支援を依頼する見通しだ。
遠藤氏は9日、山形市内であった自民党山形市支部の会合で、経緯を説明。その後報道陣に対し「最高の人材を見つけられた。低迷する山形のために働いてもらいたい」と述べ、選挙での支援に前向きな考えを示した。
山形市長選では、民主党などの支援を受けた現職の市川昭男氏(69)が、3選出馬を表明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110810-00000047-mailo-l06
選挙:山形市長選 元経産省、佐藤氏出馬へ 自民要請「雇用改善を」 /山形
毎日新聞 8月10日(水)10時54分配信
任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、元経済産業省官僚で、シンクタンクの東京財団研究員、佐藤孝弘氏(35)が、自民党の遠藤利明衆院議員に立候補の意思を固めたことを伝えた。佐藤氏は9日、取材に対し「遠藤衆院議員から山形市長選に立候補しないかというお話をいただき、8日に『ぜひ立候補したい』と伝えた」と述べた。【和田明美】
自民党山形市支部によると、同支部が大内理加県議擁立を断念した後、候補者選定を遠藤衆院議員に一任。その後、長谷川幸司山形市議の擁立も探ったが断念していた。
佐藤氏は北海道函館市生まれ。東大法学部卒業後、経産省入省。同省では中小企業庁で、会社法・会計関連制度改正への提言とりまとめなどに携わった。退官後、都内で飲食店経営などを経て、07年3月から東京財団研究員。遠藤衆院議員の政策作りにかかわってきた。父は山形大卒。
佐藤氏は取材に対し「遠藤先生には、経済政策や山形をどのようにしていくかという政策面で手伝ってきた」と話した。山形市長選へ立候補の意思を固めた理由については「日本の地域再生を実現したい。それには地方の中核都市の雇用を生み出すことが一番だ。山形は工業や農業など潜在的能力が高い地域なので、強みを伸ばしていけたらと思う」と話した。
現在、市長選には現職の市川昭男氏(70)が3選を目指し立候補の意思を表明している。
◇本人と面談後に市支部支援協議
自民党山形市支部(斎藤武弘支部長)は9日、山形市内で緊急の常任幹事会を開き、遠藤利明衆院議員から佐藤孝弘氏の経歴や立候補要請の経緯について報告を受けた。出席した市議らから「山形出身ではないが、候補者として大丈夫か」などの意見が出された。10日に常任幹事会を開き、佐藤氏と会って政策などについて意見交換する。その上で市支部は支援について協議する。
遠藤衆院議員は「山形の雇用改善のために、力になってもらいたいと思っている」と述べた。
また佐藤氏と会った斎藤支部長は「人間味があって柔らかい人」などと話した。【和田明美】
8月10日朝刊
1836
:
チバQ
:2011/08/14(日) 20:30:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110814_2
大槌町議・及川氏、出馬の意向 県議選釜石選挙区
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大槌町議の及川伸氏(50)は13日、東日本大震災で延期され9月2日告示、11日投開票の県議選釜石選挙区(定数2)に立候補する意向を固めた。政党への公認申請を検討している。同選挙区は民主党、自民党の両現職が出馬を予定しており選挙戦が確実となった。
及川氏は釜石市出身で明治大卒。衆院議員秘書などを経て、1999年大槌町議に初当選し連続3期目。同町議会の震災復旧・復興対策特別委員長を務めている。
同選挙区はいずれも昨夏の補選で初当選した民主党の小野共氏(42)、自民党の岩崎友一氏(32)が出馬を予定している。
(2011/08/14)
1837
:
チバQ
:2011/08/14(日) 20:33:04
>>1827
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110814t11017.htm
任期延長の議論低調 現職議員に厳しい指摘 仙台市議選
東日本大震災の影響で任期が延び、仙台市議選(19日告示、28日開票)が迫る市議の仕事ぶりに、市民団体や立候補を予定する新人らから厳しい指摘が出ている。市議会が3日に開いた「復興会議」は、議論を交わすことなく今任期中の幕を引いた。復興関連予算を審議した6月定例会では一部に、居眠りや私語を繰り返す議員もいて、「切迫感が全く感じられない」との批判が強い。
既存の震災関連組織を再編統合し、機動的に対応する目的で6月末に発足した復興会議。3日の会議は、奥山恵美子市長ら幹部と議員が勢ぞろいした。
議題は、各常任委員長の審査状況報告や重点要望の決定など。双方が直近の取り組みを説明して小一時間で終了し、議員たちは足早に議事堂を後にした。
ベテラン議員は「一体何のために集まったのか。これでは、任期最後の単なる顔合わせと言われても仕方がない」と自嘲気味に話した。
総額約374億円に上る補正予算案や津波に襲われた沿岸部、宅地被害が出た丘陵部の再建策を議論した6月定例会。本会議場や特別委員会室で議論が進む傍らで、居眠りや私語、途中離席をする議員の姿がちらほら見受けられた。携帯電話の着信音が鳴り響く日もあった。
傍聴した、市議選に初挑戦する新人は「随分と緩い雰囲気。市民の代表としての意識が足りない議員が多い」とあきれ顔だった。
市議会は今任期中、定数5減を決めたほか、政務調査費の支出の透明化といった改革を進めた。
「定数を多少減らした程度では有権者は評価しない」と言うのは立候補を予定する元議員。「議会の外にいて痛感したのは議会の機能不全。与野党の意識を改め、政策立案能力を高めることが有権者への最大の貢献になる」と強調する。
市民団体「議会ウオッチャー・仙台」はことし2月、本会議での態度と質問内容を採点した「仙台市議会議員の通信簿」を公表し、「学級崩壊状態」と指摘した。
上原仁代表(77)は「震災後さらに質が落ちた印象だ。学級崩壊状態を改めさせるという気持ちが市民に芽生えないと議会は変わらない。選挙後も自分の目で議会の様子をチェックしてほしい」と促している。
2011年08月14日日曜日
1838
:
チバQ
:2011/08/14(日) 20:42:45
http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120510.html
2011年8月13日11時16分
1600世帯、所在確認できず 岩手・山田町、選挙に影
岩手県山田町が7月、住民の所在確認の郵便物を、町内全6800世帯に送ったところ、1600世帯から返信がないことが分かった。所在が確認できない住民が多数いることで、9月11日投開票の知事選、県議選、町議選のトリプル選挙への影響が懸念される。
同町の人口は約1万8千人。調査は、6月23日時点の住民基本台帳データをもとに返信用封書を同封して送った。
宛先不明が約100世帯あったが、中には義援金の申請者リストに名前がある人もおり、町役場は住所の把握を急いでいる。宛先不明だと、投票所入場券を届けられないが、町選管は「本人確認できれば、投票可能」としている。
調査した町民課は「被災していない地域でも未返信がある。出稼ぎでいないか、転居直前で返事をしていないか。深刻な事態かどうかは何ともいえない」としている。(伊藤智章)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108110443.html
2011年8月11日20時15分
有権者2%、198人所在つかめず 岩手・大槌町選管 町長・町議選が28日にある岩手県大槌町で、町選挙管理委員会が有権者1万1528人に送った「お知らせ」のはがきのうち、460通が届かなかったことがわかった。その後、仮設住宅の入居者名簿などで262人を確認。残りは198通で、有権者の2%弱となっている。
「宛て所不明」のうち16人が死亡。188人が仮設住宅に、55人が避難所に、3人が入院していた。町選管は「一人でも多く選挙に参加してほしい」と、親戚や知人から聞き取り調査を続けている。
同町では有権者の約半数が被災して自宅に住めない状況で避難したが、住民票を移した人はほとんどいない。郵便局に転送届を出していなければ投票所入場券が届かない。あまり多いと投票率が下がって選挙の意義が薄れかねなかった。
町長選は今春の統一地方選で予定されていたが震災で延期された。町長選には新顔4人、8月末に任期満了となる町議選(定数13)は新顔を含む19人が立候補を予定している。
大槌町の北隣で9月11日に町議選と知事選、県議選のトリプル選挙を控える山田町も所在確認の郵便物を町内全6800世帯に送ったが、「宛て所不明」で約100世帯から戻ってきている。(秦忠弘)
1839
:
チバQ
:2011/08/14(日) 20:44:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110813t11021.htm
選挙前哨戦「開店休業」塩釜市長選に名乗りの4氏
東日本大震災で延期されていた宮城県の塩釜市長選(9月4日告示、同11日投票)の構図がほぼ固まった。4人が名乗りを上げる混戦にもかかわらず、前哨戦は極めて低調。当の立候補予定者たちは、全員が震災対応に忙しく、「とても選挙戦どころじゃない」と悲鳴を上げている。
立候補を予定しているのは、いずれも無所属で現職の佐藤昭(69)と新人の県民主医療機関連合会事務局長天下みゆき(55)=共産推薦=、市議伊藤博章(48)、市議今野恭一(63)の4氏。
3選を目指す佐藤氏は10日に事務所を開設したが、必勝祈願などの行事は見送った。「震災対応を後回しにして選挙を優先させたら、市長として後悔することになる」と話し、告示前のスケジュールは震災関連の公務で埋め尽くした。
支持者を集めての集会も未定で、佐藤氏は「告示後も果たして選挙カーに乗り込む時間があるかどうか…」と天を仰ぐ。
天下氏が事務局長を務める県民主医療機関連合会は震災直後、塩釜市内の病院に現地対策本部を設置した。自身も一時は本部に寝泊まりしながら陣頭指揮に当たった。
公約も震災を踏まえて作り直した。ようやく10日に事務所を開設し、新たなチラシも完成した。天下氏は「投票日から逆算したスケジュールは大幅に遅れている。何とか有権者への浸透を図りたい」と話す。
10日に立候補表明したばかりの伊藤氏は「有権者の声を聴いて告示までに政策を練り上げる」と語る。
所属する全国若手市議の会のネットワークを生かし、震災直後には酒田市から支援物資を搬送。関西から被災地視察に訪れた市議を案内したり、被災した子どもたちの夏休みホームステイの準備に奔走したりと目まぐるしく動き回っている。
「開店休業」と苦笑いするのは今野氏だ。2月4日に開設した選挙事務所は、震災直後から地元の食料炊きだし基地に様変わりした。
8日の陣営幹部会では、総決起集会を1回だけ行い、地区ごとの立会演説会は断念することを決めた。Tシャツに作業ズボンの今野氏は「選挙用のネクタイなんて、しばらく締めてないなあ」とつぶやいた。
2011年08月13日土曜日
1840
:
チバQ
:2011/08/16(火) 22:43:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110816_6
碇川氏と岡本氏の一騎打ちか 大槌町長選
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東日本大震災で延期されていた大槌町長選は23日告示、28日投開票される。元町総務課長碇川豊氏(60)、元町議岡本大作氏(62)、宮城県利府町議太田賢氏(68)の新人3人が無所属で立候補を表明していたが、太田氏は15日、出馬を断念した。津波で加藤宏暉町長(69)=当時=が死亡しリーダー不在が5カ月も続く非常事態の同町。復興計画策定などが遅れる中、再生の「青写真」提示と復興策の加速が焦点となる選挙は、碇川氏と岡本氏の一騎打ちの公算が大きくなった。
太田氏の陣営は15日の事前審査に姿を見せなかった。同氏は岩手日報社の取材に「仮設住宅を回っていて『選挙どころではない』との声が多く、疑問を感じて出馬を断念した」と述べた。総決起大会の出席者が22人にとどまるなど、態勢が整わなかったことも背景にあるとみられる。
(2011/08/16)
1841
:
チバQ
:2011/08/17(水) 00:24:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110816t31015.htm
市政運営ちぐはぐ 盛岡市長選21日告示
盛岡市中心部の市役所。約29万人が暮らす県都は、さまざまな政策課題を抱える
任期満了に伴う盛岡市長選(21日告示、28日投開票)は告示まで5日となった。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す谷藤裕明氏(61)の1人だけ。無投票の公算が大きくなり、市の将来像をめぐる論戦はわき起こっていない。谷藤市政は手堅い財政運営に定評があるが、市民目線を欠く政策決定が多いとの指摘も強い。市民の間には少なからず閉塞(へいそく)感が募る。県都・盛岡の課題を探った。(菊間深哉)
◎財政堅実、政策決定に市民目線欠く/「大胆」「丁寧」求める声
<被災証明で混乱>
「盛岡市流通センター南1丁目4番8号」
農業資材卸商社「岩手農蚕」の松田博之社長(71)は、名刺に本当ではない所在地を記している。本来の住所である「矢巾町」を「盛岡市」に置き換えているのだ。
「本社が町にあると県外の商談でどうしてもけげんな顔をされる」と松田社長。長年、盛岡市の住所で通しているせいか、郵便物はきちんと届くという。
約160の卸会社が集まる流通センターは盛岡市と矢巾町にまたがる。働く人の大半は盛岡市民で、市と町の合併を望む声が多い。合併話は2004年に矢巾町が法定協議会への参加を見送り、立ち消えになった。
松田社長は「南部藩の城下町で行政、教育機関が集まっていることに安住し、まちづくりに独自の方針が感じられない。矢巾町民が合併を望まないのも理解できる」と指摘。県都としてのリーダーシップを発揮しない市政に歯がゆさを感じる。
市政運営に細かい「不手際」は多い。東日本大震災の被災者を対象に6月20日に始まった高速道路無料化では、被災証明書発行の是非をめぐり右往左往ぶりが際立った。
矢巾町など周辺自治体が被災証明書の発行を決める中、盛岡市は出さない方針を決定。実施が迫った6月17日の市議会定例会でも「停電程度では被災と言えない」と繰り返した。
それが同日夜、一転して発行することを発表。不公平感を訴える流通団体や議会の要望に押された。市幹部の一人は「市役所全体が世間の動きに疎過ぎる。だから方針も定まらず、ちぐはぐになる」と漏らす。
昨年9月には突然、市中心部の岩手公園に接する国史跡内の飲食店街、桜山地区に藩制時代の土塁や勘定所を設ける整備案を提示。地区内の飲食店などの猛烈な反対に遭い、白紙撤回を余儀なくされた。
<反対押して伐採>
ことし7月に同公園内に開館した文化施設「もりおか歴史文化館」をめぐっても09年6月、付近の針葉樹ヒマラヤシーダ59本の伐採を唐突に発表した。市民から多くの反対意見が寄せられたが、数本を残して伐採。その理由の一つだった観光用大型バスの出入り口の確保はできておらず、いまだにバスの乗り入れは実現していない。
見通しの甘い政策決定が目立つ一方で、行財政改革では堅実さも見せる。05年度に1414億円あった市債残高は、10年度には1304億円まで圧縮。03年度に11億円だった財政調整基金も、10年度に71億円まで回復させた。
岩手県立大の倉原宗孝教授(地域環境計画)は盛岡市政に「大胆」と「丁寧」を求める。「財政状況がさらに改善すれば、市独自の大胆な施策を打ち出す余地も増える。そのときに備え丁寧に市民と意見を交換し、信頼関係をつくる必要がある」と話している。
2011年08月16日火曜日
1842
:
名無しさん
:2011/08/18(木) 20:11:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110818-OYT8T00140.htm
再興へ選挙準備 大槌
東日本大震災の津波で壊滅的被害を受け、加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した大槌町で17日、町長選と町議選のポスター掲示板の設置が始まった。町長選には元町総務課長の碇川豊氏(60)と前町議会議長の岡本大作氏(62)がいずれも無所属で立候補を表明。今月末に任期満了となる町議選(定数13)には18人が立候補する予定だ。いずれも23日に告示、28日に投開票される。
町シルバー人材センター職員がこの日、役場仮庁舎前から順次作業を開始。仮設住宅前など全91か所に掲示板を設ける。同町はこれまでの選挙で、町内112か所に掲示板を設置していたが、被害の大きかった町中心部など約30か所での設置を見送った。同町の主婦金崎薫さん(35)は「津波が来ても安心して暮らせる町づくりをしてくれる人に先頭に立ってほしい」と話していた。
(2011年8月18日 読売新聞)
1843
:
チバQ
:2011/08/19(金) 23:29:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110819t11047.htm
震災復興の在り方争点 仙台市議選告示、72人が立候補
東日本大震災で4カ月半余り延期された仙台市議選(28日投票)が19日告示され、5選挙区で72人が立候補を届け出た。2007年の前回に比べ4人少なく、政令市移行後の市議選としては最少。議会改革の一環で定数が5減の55となり、全市の競争率は前回比0・04ポイント増の1・31倍となった。
震災後、東北の被災地で行われる初の大型選挙で、震災復興の在り方が最大の争点。一部陣営が選挙カーの使用を控えたり、拡声器の音量を絞ったりするなど、被災者に配慮した選挙戦が展開されている。
定数は青葉区が2、宮城野、若林、太白の3区が1減った。各選挙区の候補者数は青葉区(定数15)が19人、宮城野区(10)が13人、若林区(7)が9人、太白区(12)が17人、泉区(11)が14人。
新旧別の内訳は現職が47人で、前回より8人減った。元議員は4人、新人は21人でともに2人増えた。女性は前回より1人減の14人。
党派別では民主が12人(前回9人)、自民が14人(11人)、公明が8人(8人)、共産が7人(8人)、社民が6人(6人)。初参戦のみんなの党は6人を擁立。全候補者に占める政党候補の割合は73・6%で、前回より18・3ポイント上昇。無所属は19人で、前回を14人下回った。
区割り選挙は今回で6回目で、地域密着型の選挙戦が定着した。政党対決の側面も強まり、民主党の消長を軸にした各党の攻防も焦点。18日現在の有権者数は83万3203人。
◎仙台市議選立候補者
【青葉】(15―19)
石森正洋 48 会社役員 無新
東山竜起 37 元衆議員秘書 民新
大泉鉄之助 70 団体役員 自現(9)
熊谷善夫 69 元衆議員秘書 自現(7)
鎌田城行 48 党県政策局長 公現(2)
早坂敦 40 元会社員 み新
菅野直子 39 党地区常任員 共現(1)
跡部薫 46 大学講師 無現(1)
村上一彦 54 保護司 民現(2)
加藤和彦 44 会社役員 自現(1)
鈴木繁雄 67 会社役員 無現(6)
花木則彰 51 党県委員 共現(3)
岡部恒司 52 保護司 自現(3)
嶋中貴志 51 元衆議員秘書 公現(2)
西沢啓文 56 町内会長 無現(4)
加藤健一 42 東北電力社員 無新
屋代美香 48 会社員 自新
佐藤わか子 58 NPO役員 民現(3)
樋口典子 52 管理栄養士 社新
【宮城野】(10―13)
伊藤新治郎 74 会社役員 無現(5)(自推)
田村稔 57 宮司 自現(3)
佐々木真由美 47 党県女性次長 公新
渡辺敬信 32 参議員秘書 民新
小野寺淳一 45 元会社員 み新
野田幸代 59 会社役員 自元(1)
池田友信 68 党県常任幹事 民現(8)
辻隆一 60 党県組織局長 社現(5)
小野寺利裕 55 党県役員 公現(1)
渡辺公一 61 地区社協会長 民現(6)
渡辺博 61 元衆議員秘書 無元(6)
赤間次彦 54 党県政調会長 自現(5)
高見紀子 54 党県委員 共現(1)
【若林】(7―9)
菊地昭一 60 党県副幹事長 公現(3)
庄司あかり 26 元銀行員 共新
菅原健 39 元参議員秘書 自現(1)
佐藤正昭 52 団体役員 自現(5)
岡征男 68 団体役員 無現(7)
菅原正和 51 会社役員 無新(自推)
菊地崇良 43 元陸上自衛官 自新
木村勝好 60 党県役員 民現(5)
相沢和紀 57 元仙台市職員 社現(1)
1844
:
名無しさん
:2011/08/19(金) 23:29:41
【太白】(12―17)
赤間学 63 元会社員 無新
高橋次男 67 農業 無現(3)
舩山由美 43 元保健師 共現(2)
嵯峨サダ子 63 党県委員 共現(4)
熊沢孝雄 51 元労働省職員 み新
及川英樹 37 整体院経営 み新
大槻正俊 61 元団体役員 社現(4)
佐藤和子 52 党県女性次長 公新
野田豊 62 会社役員 無新
岡本章子 47 党県副幹事長 民現(3)
佐々木両道 67 元商社員 自現(7)
横田匡人 46 党県常任幹事 民現(2)
柿沼敏万 73 自営業 無現(5)
沼沢真也 30 参議員秘書 民新
鈴木勇治 60 元仙台市職員 無現(4)
鈴木広康 49 党県広宣局長 公現(2)
小山勇朗 63 党県副代表 社現(6)
【泉】(11―14)
日下富士夫 59 東北電力社員 無現(4)
斎藤範夫 57 団体役員 自現(2)
小田島久美子 49 党県女性次長 公現(1)
安孫子雅浩 49 元介護福祉士 民現(3)
古久保和子 44 党地区委員 共元(2)
甲田涼司 46 学習塾経営 み新
橋本啓一 45 元衆議員秘書 無現(2)
柳橋邦彦 70 会社役員 み元(5)
野田譲 49 元衆議員秘書 自現(4)
大内順 39 元会社員 無新
庄司俊充 62 商工会理事 無現(3)
小野寺健 39 NPO役員 民現(1)
秋山満 51 元海保職員 無新
石川建治 53 元国鉄職員 社現(3)
〔注〕19日午後5時現在
2011年08月19日金曜日
印刷用ページ
1845
:
チバQ
:2011/08/19(金) 23:34:14
>>1777
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110819_4
中村氏(元衆院議員)出馬の意向 県議選盛岡選挙区
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盛岡市の元衆院議員中村力氏(49)は9月2日告示、同11日投票の県議選盛岡選挙区(定数10)に無所属で出馬する意向を固めた。19日に記者会見し、正式表明する。
中村氏は岩手日報社の取材に対し「震災復興に向け、これまでの経験を生かして県政の場で頑張りたい」と決意を語った。
みんなの党の党籍を持つというが、政党への推薦要請などはしない方針。主な公約に農林水産業の振興、医療と介護の連携強化などを掲げる。
中村氏は同市出身。東京大卒業後、旧郵政省職員を経て、1993年の衆院選旧岩手1区に無所属で出馬し初当選。その後、衆院選と参院選に計4回挑戦したが落選した。2月に知事選への出馬を表明したが、「選挙態勢が整わない」などとして6月に断念した。
同選挙区はこれまでに現職9人、新人5人の計14人が出馬表明している。党派別は民主4人、自民3人、公明1人、共産1人、社民2人、地域政党いわて2人、無所属1人。
(2011/08/19)
1846
:
チバQ
:2011/08/19(金) 23:35:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110819t11018.htm
元町長内田氏が出馬表明 松島町長選
任期満了に伴う宮城県松島町長選(9月6日告示、11日投票)で、元松島町長の内田鉄夫氏(63)が18日、無所属で立候補する意向を表明した。
記者会見した内田氏は「町の震災対応に不満を募らせる町民から、強いリーダーシップで町政運営を担ってほしいと推され、決意した。今の町政は、町民への説明が不足している」と述べた。選挙戦では、観光振興や宅地開発による人口増を訴えるという。
内田氏は松島町出身で東北学院大卒。1996年に町長初当選。
3期目の途中だった2006年11月、町発注工事に絡む汚職事件で逮捕、収賄罪で起訴され、町長を辞職。07年3月に懲役2年、執行猶予3年の判決が確定した。公民権も3年間停止されたが、現在は回復している。
事件について内田氏は「町民の信任を裏切ってしまい、大変申し訳なく思っている。松島のため、生まれ変わって頑張りたい」と話した。
松島町長選は4月の統一地方選で行われる予定だったが、東日本大震災のため延期されていた。
町長選には、いずれも無所属で、再選を目指す現職の大橋健男氏(60)、新人で元教員の伊藤均氏(52)と松島町議会副議長の小幡公雄氏(62)の3人が出馬を表明している。
2011年08月19日金曜日
印刷用ページ
1847
:
チバQ
:2011/08/21(日) 00:18:12
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108200003
大槌町議選 自粛・倹約、支持者捜し苦労
2011年08月20日
連呼なし、費用は倹約――。23日告示の大槌町議選に立候補を予定している18人全員に、選挙の戦い方を尋ねたところ、震災の影響を反映したこんな答えが返ってきた。13議席を争う激戦だが、今回はいつもとは勝手が違うようだ。
◇
「連呼すれば逆効果」。ほとんどの立候補予定者が口をそろえる。選挙カーは11人が使う予定だが、「連呼するつもり」と答えたのは新顔の三浦諭氏(33)だけだ。同じく新顔の芳賀潤氏(46)が「様子を見て」。16人は「しない」。
18人の半数が家を被災し、金銭的にも苦しい。選挙にかける費用は11人が50万円以下だ。「掲示板のポスターだけで、後援会パンフレットも配らない」が4人いた。自宅以外に事務所を置くのも7人だけだ。現職らは「派手な選挙戦はしない」と申し合わせようとする動きもあった。ある前職は選挙費用を稼ぐため、東京に出稼ぎしたという。
家を流された野崎重太副議長(68)は、ポスターは前回の残りをカラーコピーした。事務所は仮設住宅のひさしを伸ばし、大工の腕を生かした自作の長いすと机を置いただけだ。
阿部六平議長(72)は「被災者感情を考えて」、告示前は支援者回りをする程度。パンフレットは前回の残りで間に合わせる。
4期目を目指す後藤高明氏(75)の地元は津波と火事で1軒残らずなくなり、支持者約70人が死亡・不明という。ばらばらになった支援者を捜しに、仮設住宅を回る。会えた人には「今回はあなただけでなく、ご家族全員の支持を」と頭を下げる。
だが、新顔は地味な活動だけでは当選は難しい。奥野琢也氏(34)は「電話より、みんなの目に触れないと」と、街頭演説を繰り返す予定だ。
◇
立候補を予定しているのは次の通り。阿部俊作氏=共産=以外は全員無所属。
◇現職 赤崎幾哉(69)▽阿部勝浩(66)▽阿部六平(72)▽阿部義正(53)▽伊藤安男(75)▽岩崎松生(64)▽小松則明(51)▽後藤高明(75)▽里舘裕子(61)▽東梅康悦(47)▽野崎重太(68)
◇前職 金崎悟朗(60)▽佐々木隆太郎(74)
◇新顔 阿部俊作(58)▽奥野琢也(34)▽下村義則(50)▽芳賀潤(46)▽三浦諭(33)
1848
:
チバQ
:2011/08/21(日) 00:19:49
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110820_1
迫る告示、戸惑う陣営 沿岸部「どう活動したら…」
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東日本大震災の影響で延期されていた市町村議選などの告示が迫る沿岸部で、立候補予定者が事前活動に頭を悩ませている。住民が生活再建に追われ「選挙どころではない」というムードが漂う中、仮設住宅などへのあいさつ回りはためらいがちに。事務所の確保に苦戦する陣営もある。従来の手法が通じず戸惑う現職に、知名度アップのすべが見つからない新人。被災者の心情に配慮しながら、手探りの戦いが続く。
沿岸部では23日の大槌町長選、同町議選、田野畑村議選を皮切りに25日は知事選が告示。9月2日に県議選、4日の釜石、陸前高田の両市議選、6日の山田町議選告示と続く。
目前に迫る大槌町議選。平時なら、あいさつ回りに忙しい時期だが動きは控えめだ。定数13に対し18人が出馬を予定し激戦が見込まれるだけに、各予定者の顔にはもどかしさもにじむ。
ベテラン現職は地盤の海沿いの地域が軒並み被災。「支持者を探し回っているが、どこの仮設に住んでいるか分からない」とため息をつく。新人の一人は「初めてなので地道にやるしかないが、どこまで活動していいのか分からない」と悩む。ひとまず役場で地元有権者の住所を閲覧し、はがきの宛名書きに精を出す日々だ。
【写真=仮設住宅前に設置された町長選や町議選などのポスター掲示板。立候補予定者は震災の影響で思うような事前活動ができずにいる=大槌町小鎚】
(2011/08/20)
1849
:
名無しさん
:2011/08/21(日) 01:01:29
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001108200003
「県議政調費から賃借料」禁止決定
2011年08月20日
所有する建物や自宅を事務所に使っている複数の県議が、政務調査費(政調費)から賃借料の一部を支出していた問題で、県議会議会運営委員会は19日、県議や配偶者らが所有する建物などに政調費を充てることは認めない、と決めた。
県議や配偶者、親族が所有する建物に加えて、県議、配偶者、親族が役員を務める法人や団体が所有する建物についても、政調費から賃借料を支出することを禁止する。ともに親族の範囲は3親等以内。
また、事務所費に政調費を充てている県議については、県議会9月定例会中に、政務調査活動の拠点としている事務所の所在地を、議長に提出することも決めた。これまでは届け出の必要がなく、自宅が事務所を兼ねているのか否か、わかりにくかった。
いずれも9月定例会最終日までに政調費のマニュアルを改定し、10月以降の支出分から対象とする。
この日の議運では、政調費を運転代行料金などに充てることを禁じ、第三者機関を設けて支出内容を点検し、議会のホームページで県議ごとの支出内訳を公開することなどが民主党会派から提案された。各会派で持ち帰り、9月9日の議運で改めて協議する。
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1850
:
名無しさん
:2011/08/21(日) 01:05:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1313613469421_02/news/20110818-OYT8T00131.htm
復興への選択 盛岡市長選 〈上〉構想説明住民より議会
「勘定所」風の建物などを復元する構想が白紙に戻った桜山神社参道地区(17日、盛岡市内丸で) 「計画案の提示が少し唐突で、内容に対する説明が不十分だったこともあり、ご迷惑をおかけしました」
市が7月21日、桜山神社(盛岡市内丸)の参集殿で開いた勘定所構想の説明会で、鈴木幸雄・市都市整備部長が冒頭、地元商店主ら約50人を前に構想の白紙撤回を表明した。昨秋に打ち出し、地元住民らが約3万3000人分の反対署名を集めるまで混迷した問題をいったん収束させようとしたのだ。
市は、住民と意見交換しながら構想を一から練り直すと約束。しかし、商店主らの不安は収まらず、出席者からは「市の目指す街並みのモデルが数か月で『江戸』から『昭和』に変わった。方針をまたすぐに変えるのでは」といった指摘が相次いだ。
市内の一等地にある同地区の再開発が暗礁に乗り上げたのは、市の手続きの不備が大きい。地元住民への影響を知りながら、市議会への説明を優先し、地元住民は構想について、報道で初めて知った。
長年、同地区で商店を営む女性は「この場所だから、古いなじみ客も来てくれる。急にどこかに行けといわれても困る」と話す。岩手大工学部の南正昭教授(都市計画)は「長年の懸案だったこの地区の再開発の重要性より、行政運営に対する住民の不満に注目が集まり、問題の論点がすり替わってしまった」と嘆く。
◇
谷藤裕明市長は市民の声をもっと市政に取り入れようと、前回(2007年)の市長選の公約に「市民起点の市政運営」を掲げた。市長らが各地区で要望を聞き取る「まちづくり懇談会」を毎年開催したり、市長が市民活動の場に出向いて意見交換する「市長のおでかけトーク」の参加者を募ったりしてきた。
その一方で、勘定所構想と同様、09年には岩手公園内のヒマラヤ杉伐採計画が市民の批判を受けて中断。この時も、事の発端は計画が「決定事項」として、突然発表され、報道されたことが原因だった。市は急きょ、住民説明会や市民から意見を募る「パブリックコメント」を行った末、計画は「すべて伐採」から「一部を残す」に変更を余儀なくされた。
谷藤市長は3期目の公約発表の記者会見で、「市民起点の市政運営」を挙げたが、市民の行政参加を問われると、「パブリックコメントをしているが、コメントが出てこない。PRの仕方が悪いのかな」と歯切れは悪かった。
◇
市は4月、地域と一体となってまちづくりを進める「市地域協働推進計画」を策定した。計画では、地区ごとに配置した担当職員が地区の会合に出席し、地域の要望を吸い上げたり課題解決のために働きかけたりする。今年度は市内3地区で試行し、今後5年間で市内全域に取り組みを広げる予定だ。
◇
29万人余の市民の声をいかに市政に反映させるか。21日告示の市長選に今のところ唯一、立候補を表明している谷藤市長の2期目4年間を検証する。(熊倉由佳)
(2011年8月18日 読売新聞)
1851
:
名無しさん
:2011/08/21(日) 01:06:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1313613469421_02/news/20110819-OYT8T00075.htm
〈中〉企業家育成 道のり遠く
コラボMIUの実験室で、カメラのレンズ部品を組み立てるテナント企業の従業員(18日) 盛岡市は今年、3年ぶりに県外企業の誘致に成功した。電話代行業「東京テレマーケティング」(本社・東京)が7月、コールセンターを同市菜園に開設したのだ。既に、パート従業員32人が電話応対の仕事を始めている。
同社は東京で起業し、新たに東北に進出する拠点として盛岡市を選んだ。当初、同市より人口の多い仙台市や青森市のほうが誘致に熱心で、進出企業の雇用に対する補助金支給などの条件面でも勝っていた。しかし、「2市には既に多くのコールセンターがあるが、盛岡市は少ない」(同社担当者)と、消極的な理由から同市を選んだ。
05年の国勢調査によると、同市の産業別就業人口で、3次産業は80・9%を占め、同市が2006〜10年度に誘致した企業の大半が、電話代行業などの3次産業だ。県によると、誘致した県外企業数は北上市の16社、一関市の14社に比べ、盛岡市は7社と少なく、3次産業の誘致さえ、ままならない状況だ。
◇
市は思うように企業誘致が進まないため、起業家を育成することも始めた。2007年、岩手大(盛岡市上田)と提携して起業・誘致を促そうと、同大キャンパスに市産学官連携研究センター(コラボMIU)を建設。また、同年には、研究機関が立ち並ぶ盛南地区で9区画を売り出した。
市企業立地雇用課の村井淳課長は「MIUを卒業した企業が盛南地区などに事務所を構えてもらえるよう誘導したい」と期待するが、9区画中、8区画は売れ残ったまま。
12年7月末、「MIU第一期生」の7社が入居期限を迎える。このうち、本社が埼玉県にある1社は、岩手大との共同研究の結果、自動車部品の品質を向上できたことなど効果を認めながらも、「事務所開設費用などを考えると、(盛岡に拠点を構えるのは)そう簡単ではない」と、撤退の可能性も示唆する。施設を整備しても、企業を定着させる道のりは遠い。
◇
明るい材料もある。谷藤裕明市長が行財政改革を進めた結果、谷藤市長就任前の02年度に比べ、市債残高は2791億円から10年度の2340億円に減少。市の「貯金」に当たる財政調整基金は15億円から10年度に71億円と大幅に増加した。
谷藤市長は7月、選挙公約発表の会見で、「(財政が)ようやく普通の市くらいに近づいた。これからはもう少し、私なりの色を出せるような形に持って行ければ」と発言。それに先駆けて4月から、首都圏で企業訪問などを行う「企業誘致推進員」1人を都内に置き、「待ち」の姿勢から「攻め」に転じた。
(2011年8月19日 読売新聞)
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