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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1270名無しさん:2010/09/12(日) 11:59:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100912t41039.htm

民主秋田県連が県議選候補者公募 党勢と党員拡大狙う

 民主党代表選が繰り広げられる中、秋田県連は来春の県議選の候補者を公募し、党勢拡大に力を注いでいる。代表選で県議ら地方議員の票の行方は焦点の一つだが、秋田は東北で最も少ない。県連は県議選で改選議席が複数の選挙区すべてに党の候補を擁立する方針だが、今夏の参院選などで支援を受けた県議との兼ね合いもあり、支持基盤の拡大は一筋縄にはいかないようだ。
 秋田県を地盤にする民主党の国会議員は5人を数えるが、県議は1人だけ。市町村議を含めても地方議員は4人にとどまり、東北で2番目に少ない宮城県(28人)にも大きく水をあけられている。党員・サポーターも2760人と最低だ=表=。
 秋田県連にとって、代表選は政権与党をアピールし、東北の他県と比べて少ない党員・サポーターを増やす絶好の機会。県議選など来春の統一地方選に向けても弾みをつけたいところだ。
 県連は来春の統一選で県議選にターゲットを絞り、今月1日に公募を始めた。県議会は定数45(欠員1)のうち自民党が過半数を上回る27を占める。県議会で自民党の牙城を崩せれば、党勢拡大を強く印象付けられる。
 県連幹事長の寺田学衆院議員(秋田1区)が県議選を「自民党の現職を落とすための選挙」と強調するのもそのためだ。
 県連は県内14選挙区のうち、改選議席が複数の9選挙区に公認候補を擁立する考え。五つの1人区は公認候補にこだわらず、推薦するなどして自民党以外の勢力との共闘を視野に入れる。
 民主党の県議選への積極的な候補者擁立は、標的となった自民党はもちろん、他会派の県議にも波紋を広げている。
 県議会第2会派「新みらい」の6人も心中穏やかでない。ほとんどが民主党の支持団体である連合秋田の支援で当選し、支持層が重なるからだ。参院選では民主党候補を応援した。
 県内すべての複数人区に民主党公認候補が立てば、新みらいの6人中5人が前回より激しい選挙戦を強いられる可能性がある。新みらいの土谷勝悦会長は「もし民主党が候補を立てるなら、国政では応援できない」と警戒する。
 こうした反応に、寺田幹事長も「考え方が一致する人とは手を組むことを考えたい。いきなりけんかを売るようなことはしない」と新みらいなど「友好勢力」との協議に含みを持たせている。

2010年09月12日日曜日

1271名無しさん:2010/09/14(火) 18:47:35
4党相乗り、選択肢少ない? 知事選告示まで1カ月
2010年9月14日
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009130340.html

 10月14日の知事選の告示が1カ月後に迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で1期目の佐藤雄平氏(62)のみ。前回選挙で支援した民主、社民に自民、公明も加わった4党が相乗りで支援する。これに対し、共産党などでつくる市民団体は候補者擁立が難航。5人が立候補した前回とは様変わりし、有権者にとって選択肢が少ない選挙戦になる可能性がある。
 
「引き続き(知事の)任を尽くしたい」

 佐藤氏が正式に立候補を表明したのは6月議会初日の同月15日。農協をはじめ各種団体などから出馬要請を受け、満を持しての表明だった。

 前回2006年の知事選では、民主、社民両党の推薦を受けたが、今回は、特定政党に偏らない「県民党」の立場を強調しており、政党の推薦は受けない方針だ。

 ただ、推薦に至らない「支援」となると話は別。民主、社民に加え、前回は現参院議員の森雅子氏を推薦して戦った自民、公明両党も佐藤氏の支援を決め、4党相乗りの様相だ。政党ではないが、連合福島や、農協の政治団体である県農業者政治連盟は推薦を決めている。

 佐藤氏は立候補表明後の8月6日、福島第一原発3号機でのプルサーマル計画の受け入れを表明。県政の主要課題への態度を明らかにすることで立候補への地ならしを進めた。告示を1カ月後に控え、各党や団体の選挙態勢づくりも活発になりつつある。

 民主、自民、公明、社民の4党は9日に知事選での支援態勢について協議。前回、民主、社民が佐藤氏を応援した経緯をふまえて、両党などで選対を構成する方針となった一方、自民、公明は選対の枠組み外での支援を模索することになったという。

 佐藤氏の連合後援会は20日、福島市内に事務所を開き選挙の準備を本格化させる。

 共産党などでつくる市民団体「みんなで明るい県政をつくる会」は今週前半にも、知事選への立候補予定者を発表する予定だ。

 だが、6月に立候補を表明し、政党や団体を取り込みながら支持基盤を広げている佐藤氏に比べ、出遅れ感は否めない。共産党県委員会の久保田仁委員長も「8月前半に発表したいという思いはあったが、難しかった」と、擁立作業が難航したことを認める。

 その原因の一つは、7月の参院選。共産党は福島選挙区に候補者を立てつつ比例区で10万票の得票目標を掲げ、比例区候補の当選を目指した。久保田委員長は「我々には参院選に全力を注がなくてはいけない事情があり、年明けからの取り組みが参院選中心になっていた」と明かす。

 知事選で同党などは、佐藤氏の1期4年間を検証し、プルサーマル計画受け入れについて佐藤氏の説明が不十分だったと指摘するほか、子どもの医療費無料化の年齢引き上げ、景気雇用対策の充実などを訴えたいとしている。(井上亮、村上晃一)

1272チバQ:2010/09/14(火) 22:40:56
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100914ddlk07010233000c.html
ニュースBOX・福島:知事選告示まで1カ月 佐藤氏、政党色消し再選挑む /福島
 ◇自公も取り込む
 任期満了に伴う知事選は10月14日の告示まで1カ月(投票は同31日)。出馬表明している現職の佐藤雄平氏(62)に対し、従来の民主と社民だけでなく、前回選挙で戦った自民と公明も支援を決めた。自民と公明は他に有力な候補が見当たらず、佐藤知事が標榜(ひょうぼう)する県民党に乗りかかった形。それを拒否しなかった民主と社民には、議会対策で自民と公明に気を使う佐藤氏への配慮が垣間見える。【種市房子】

 ◇態勢固め着々と
 佐藤氏は県議会6月定例会で再選へ向けて出馬表明。今月20日には福島市曽根田町に立候補に向けた事務所を開設する。連合後援会長には安田寿男・JA福島中央会最高顧問を迎えて、着々と準備を進める。

 初当選した前回(06年)は、民主と社民の推薦を受けたが今回はなく、特定政党との強いつながりを消した。全方位的な「県民党」を前面に打ち出した結果、自民と公明の支援も呼び込んだ。

 4党の間では今回、不思議な現象が生まれている。通常、候補者の陣営では公認や推薦をした政党の政治家が幹部に名を連ねるが、それがなくなりそうだ。ある自民党県議は「4党の政治家を選対に入れると、ポストと政党間の数の調整が大変。ならば表向きは政党色を消すのが無難」と指摘する。

 民主党県連の安瀬全孝幹事長は「県議や国会議員が集票マシンになるのではなく、個々の支持者が機能する選対にしたい」と党内事情を語る。

 ◇県民党を標榜
 現職の辞職に伴う前回知事選は、民主と社民が推す佐藤氏と、自民と公明の森雅子氏(現参院議員)の事実上の一騎打ちだった。

 「自民党による意趣返し」とささやかれたのが、07年3月の県議会定例会だった。佐藤氏が提出した組織改編の条例案が自民党会派を中心とした反対勢力により否決された。知事提出の条例案否決は戦後初だった。

 「あの時から知事は、民主や社民以外にも気を使うようになった」と県幹部は振り返る。自民や公明の県議ともこまめに接触し、要望を予算や政策に反映させた。この3年余りの“気配り”が与野党相乗り構図に結びついた。

 民主内には「独自候補を自民に乗っ取られた」「佐藤氏は民主の候補」との声も聞かれた。しかし、安瀬幹事長は佐藤氏の立場を考慮。4党とも政党色を消した目立たない布陣で臨もうとしている。

 ◇一騎打ち歓迎
 一方、共産党などで作る「みんなで明るい県政をつくる会」は13日に会合を開き、人選の最終調整をした。1月から候補者選定を進めていたが、7月に参院選を挟んだため、作業は大幅に遅れている。

 ぜがひでも候補を擁立する方針だが、決まっても告示が迫っており十分な準備期間はない。選挙は佐藤氏との一騎打ちになりそうで党県委員会の久保田仁委員長は「5人立候補した前回の乱立構図よりは、1対1の方が現職の問題点がはっきりし、対立軸が明確になる」と強気だ。この4年間の県民の暮らしや県内経済、プルサーマル計画受け入れ過程の検証を通して、佐藤県政を追及する戦略だ。

1273名無しさん:2010/09/15(水) 10:45:37
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/fukushima/100915/fks1009150207000-n1.htm
1期目は「及第点」 再選目指す佐藤知事 福島
2010.9.15 02:05

 再選を目指し10月31日投開票の県知事選に立候補を表明している佐藤雄平知事は14日、1期目最後となる定例会見に臨み、就任から4年間の成果について「及第点はつけられると思う」と評価した。

 知事は、企業誘致や医師不足への対応などを具体的な成果としてあげた。

 佐藤知事は無所属で立候補し、民主、自民、公明、社民各党の県内組織が相乗りで支援する方向だ。

                   ◇

 共産党県常任委員の佐藤克朗氏(55)が14日、福島市で記者会見し、党公認で知事選に立候補することを表明した。

 佐藤氏は会見で、福島第1原発3号機(大熊町)でのプルサーマル実施を了承した佐藤知事を批判。「県民の命と安全を守る県政を実現させたい」と述べた。

 佐藤氏は秋田市出身で福島大卒。平成17年の衆院選で福島2区から立候補し、落選した。

1274名無しさん:2010/09/15(水) 12:07:20
選挙:知事選 共産が18年ぶり公認候補 佐藤克氏擁立を決定 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100915ddlk07010161000c.html

 共産党県委員会は14日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)に、新人で同党県常任委員の佐藤克朗氏(55)を擁立すると発表した。共産は過去4回、広く支持を集めるため関係団体を通じて無所属候補を出馬させてきたが、今回は適任者が見付からず、92年以来18年ぶりに直接公認候補を擁立する。

 佐藤氏は秋田市出身で福島大卒。同党県議団事務局や県書記長などを歴任し、今年2月から現職。05年郡山市長選、06年衆院選福島2区などに出馬し、落選した。

 県庁で会見し、「この4年間で県立病院や福祉施設の譲渡などで社会保障費が削減されてきた。プルサーマル計画も受け入れを決め、現県政は県民の命と安全を軽く考えている。県民の暮らしを応援し、国や巨大資本にものを言う県政を実現する」と語った。

 同党は当初、関係団体の「みんなで新しい県政をつくる会」を通じ、党員以外の人を中心に人選していた。県委員会の久保田仁委員長は会見で「県議会がオール与党化しており、政党としての責任が問われる選挙になる」と語った。

 知事選には既に、現職の佐藤雄平氏(62)が民主、自民、公明、社民の4党の支援を受けて再選を目指すことを表明している。今のところ他に立候補の動きはなく、選挙は両氏の一騎打ちになりそうだ。【関雄輔】

毎日新聞 2010年9月15日 地方版

1275名無しさん:2010/09/15(水) 19:21:09
民主党代表選結果に県内各党は・・・ (2010年09月15日 19:13 更新)
http://news.ibc.co.jp/item_14538.html

 民主党岩手県連代表である小沢氏が予想以上の大差で敗れた代表選挙について県内各党に聞きました。
 自民党県連千葉伝幹事長「今回大差で敗戦したということからすれば、小沢さんの求心力というものは今までよりは低下してくるんじゃないかと思う」地域政党いわて飯澤匡代表「むしろこれからではないか。党の三役人事はじめ、重要なポストの選任がこれから始まるし、検察審査会の動向がやはり気になるところ」社民党県連合久保孝喜組織局長「県政与党といわれる民主党が、現在過半数ギリギリだが、どういう形になっていくのか。議会として私たちの立場からいえば、、二大政党だけでなく、第三極の存在が今後とも議会の中にきちんと根付いてほしい。」公明党県本部小野寺好代表「岩手県の場合は知事も民主党籍を持って積極的に民主党の政治活動を展開しているし、県議会でも過半数を単独で民主党・ゆうあいクラブが占めているので、もつれるようなことはないだろう」日本共産党県委員会斉藤信副委員長「私たちは民主党県政が自民党政治と全く変わらないと実感していたが、そこを乗り越えて、雇用や暮らし、福祉、医療を守る県民本位の県政実現という方向がわかりやすくなる」

1276名無しさん:2010/09/17(金) 10:43:08
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100917ddlk07010180000c.html
’10知事選:連合福島が現職を推薦 /福島

 連合福島は16日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)で立候補を表明している現職の佐藤雄平氏(62)を推薦することを決めた。佐藤氏には既に、民主、自民、公明、社民が支援を表明している。

 同選挙には、共産党新人で党県常任委員の佐藤克朗氏(55)も立候補を表明している。【種市房子】

毎日新聞 2010年9月17日 地方版

1277名無しさん:2010/09/17(金) 11:58:57
2010/9/17 金曜日
自民県連、複数定数区に擁立へ 11年県議選で
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/09/13176.html

 自民党県連(木村太郎会長)は16日、青森市内のホテルで役員会を開き、来春の県議選への対応について協議した。県議会で安定過半数を獲得するため、複数定数の選挙区に立候補者を擁立し議席を拡大すべきとの意見が出され、県選出国会議員が近く会合を開き方向性を示すこととなった。同党は定数1の7選挙区と、定数2の平川、十和田両市選挙区を独占しており、定数3人以上の7選挙区で議席拡大を図りたい考えだ。

 役員会は一部非公開で行われ、終了後に木村会長と神山久志幹事長が記者団の取材に応じた。神山幹事長は「県議会の定数は48で、党会派は25人とぎりぎり過半数の状況。安定過半数を取り党勢拡大を図ることが重要で、国会議員で大筋の話を決めてほしいということになった」と説明。これを受けて木村会長は「なるべく早い機会に国会議員で集まり、大局的な話をしたい」と述べた。
 また同日の役員会では、10月24日告示の青森市議選について青森市、浪岡両支部から申請があった現職市議12人の公認を決定した。

1278名無しさん:2010/09/18(土) 13:13:55
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100918ddlk05010013000c.html
県議会:「新みらい」「民主」合流 7人の統一会派を結成 /秋田

 17日、県議会第2会派の新みらい(土谷勝悦代表・6人)に1人会派である民主党の小田嶋伝一県議が合流し、統一会派「民主・新みらい」を結成した。新会派でも土谷氏が代表を務める。

 同日、小田嶋氏が民主党会派の解散届を、土谷氏が新みらいの名称変更と小田嶋氏の所属をそれぞれ冨樫博之議長に届け出た。

 小田嶋県議と土谷代表によると、8月に民主党県連(松浦大悟代表)の国会議員や小田嶋県議と新みらい県議との懇談会で、同党の京野公子衆院議員が提案した。合流の意義について小田嶋県議は「(新みらい県議とは)過去に一緒に活動したことがあり、『どうせなら一緒に』となった。政策や選挙が目的ではない」と語った。松浦代表も理解を示しているという。土谷氏は「同じ意識を持つ人数が増えることで発言力も増す」と述べた。

 これにより県議会の会派構成は、自民党27▽民主・新みらい7▽社民党3▽いぶき2▽県民の声2▽共産党1▽公明党1▽国民新党1−−となった。【岡田悟】

毎日新聞 2010年9月18日 地方版

1279名無しさん:2010/09/19(日) 11:47:26
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100919ddlk07010081000c.html
’10知事選:社民も現職支持「妥協は必要」 /福島

 社民党県連は18日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)で立候補を表明した現職の佐藤雄平氏(62)を支持することを正式に決めた。

 この日、支部役員を集めた会議で決定した。一部から「プルサーマル計画を受け入れた現職を応援できない」との声もあったという。しかし、加藤雅美幹事長は「県議会で影響力を持つためにも妥協は必要。高度な政治判断として理解してもらった」と語った。

 佐藤氏には民主、自民、公明も支持を決定・表明している。

 同選挙には、共産党新人で党県常任委員の佐藤克朗氏(55)も立候補を表明している。【種市房子】

毎日新聞 2010年9月19日 地方版

1280名無しさん:2010/09/20(月) 11:58:55
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100920ddlk07010061000c.html
選挙:桑折町長選/桑折町議補選 あす告示 /福島

 任期満了に伴う桑折町長選は21日告示される。いずれも無所属で▽現職の林王喜久男氏(61)▽新人、前町議会議長、高橋宣博氏(53)▽同、前町議、斉藤謙氏(62)−−の3氏が立候補を表明しており、三つどもえの争いとなる公算が大きい。

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、町役場で。投開票は26日。2日現在の選挙人名簿登録者数は1万997人。

 高橋、斉藤両氏の辞職に伴う町議補選(改選数2)も同日程で行われ、新人2氏が立候補の動きを見せている。【関雄輔】

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1281名無しさん:2010/09/20(月) 12:00:28
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100920ddlk07010059000c.html
選挙:中島村長選 加藤氏が初当選 格差解消など訴え /福島

 小室康彦村長の死去に伴う中島村長選は19日投開票され、無所属新人の前村議、加藤幸一氏(58)が、同、藤田利春氏(59)を破り、初当選した。16年ぶりとなった同村長選の投票率は88・25%(前回95・23%)。当日有権者数は4112人だった。

 加藤氏は、専業農家から03年村議選に初当選し、2期目途中での出馬。農家の後継者確保や小中学生の学力向上、村内の均衡ある発展などを重点施策に掲げていた。「村民の幅広い声に応え、農家の後継者確保や学力向上に力を入れたい。村内格差の解消を図り、平等なインフラ整備を進める」と訴え、村南部の吉子川地区から支持を広げた。

 藤田氏は、首都圏へのアンテナショップ開設など農業や商業の振興を掲げ、村北部の滑津地区を中心に支持拡大を図ったが及ばなかった。【関雄輔】

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 ◇中島村長選開票結果=選管最終発表
当 2044 加藤幸一 58 無新

  1548 藤田利春 59 無新

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 ◇中島村長略歴
加藤幸一(かとう・こういち) 58 無新(1)

 農業▽JAしらかわ理事[歴]村議2期▽岩瀬農高

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1282名無しさん:2010/09/20(月) 12:01:57
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100920ddlk06010028000c.htm
選挙:白鷹町長選 関町議が出馬表明 /山形

 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選(28日告示、10月3日投開票)に、関千鶴子町議(52)が19日、出馬の意向を表明した。関氏は毎日新聞の取材に「司法判断が出ていない中で佐藤前町長が当選すれば、町の信頼を損ねてしまう。町民の怒りを聞き決意した」と述べ、「町民目線に立ち、対話を重視した公平な行政を推進したい」と意欲を語った。

 関氏は県立荒砥高卒。燃料販売会社社員を経て04年町議選で初当選。21日にも辞職願を出す方針。

 他に、佐藤前町長と新人で会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明している。【林奈緒美】

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1283名無しさん:2010/09/20(月) 12:03:36
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100920ddlk04010048000c.html
選挙:七ケ宿町長選/七ケ宿町議選 町長に梅津氏 前職・高橋氏破り再選 /宮城

 任期満了に伴う七ケ宿町長選と町議選は19日投開票され、いずれも無所属で前職と現職の一騎打ちとなった町長選は、現職の梅津輝雄氏(66)が、返り咲きを狙った前町長の高橋国雄氏(69)を破り、再選を果たした。当日有権者数は1485人。町長選の投票率は92・26%(前回93・88%)だった。

 梅津氏は混乱した町森林組合の再建・解決など4年間の実績を強調。「だれもがだいすきな水守の郷しちかしゅく」をスローガンに、第5次町長期総合計画の着実な推進を公約に掲げた。道の駅移転に伴う雇用創出など町民と協働の町づくりを訴え、有権者の支持を集めた。

 高橋氏は「キラリと輝く町づくり」を合言葉に、「自立・持続できる町づくり」を主張したが、及ばなかった。

 ◇新町議も決まる

 定数10に12人が立候補し少数激戦となった町議選は、19日夜に新議員10人が決まった。【豊田英夫】

 ◇七ケ宿町長選開票結果
 =選管最終発表

当 710 梅津輝雄 66 無現

  643 高橋国雄 69 無元

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 ◇七ケ宿町長略歴
梅津輝雄(うめつ・てるお) 66 無現(2)

 町長▽会社社長[歴]町議▽県スキー連盟理事長▽湯原中

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 ◇七ケ宿町議選開票結果(定数10−12)
当 159 吉野一夫  61 無現

当 158 小林喜一郎 69 無元

当 138 今野三喜男 59 無新

当 129 山村文吾  74 無現

当 128 武蔵重幸  68 無現

当 115 村上満   76 無現

当 113 梅津政志  60 無現

当 109 高橋茂美  53 無現

当 109 管原研治  58 無現

当  90 森雄一   58 無現

   60 奥野令二  46 共新

   53 高橋聴萌  55 無新

 =選管最終発表

1284名無しさん:2010/09/20(月) 12:05:48
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009208
桑折町長選21日告示 現新3人の選挙戦か
2010年09月20日 09時29分配信

任期満了に伴う桑折町長選は21日告示、26日投票で行われる。

現職で三選を目指す林王喜久男氏(61)=無所属=と新人で元町議会議長の高橋宣博氏(53)=無所属=、新人で元町議の斉藤謙氏(62)=無所属=の3人が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。

立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで町役場で受け付ける。

投票は26日午前7時から午後6時まで町内4カ所で行われ、午後7時から町民第2体育館で開票される。

2日現在の有権者数は1万997人(男5千189人、女5千808人)。

同日程で町議補選(欠員2)が行われる。

これまでに新人2人が立候補の意思を固めている。

1285名無しさん:2010/09/20(月) 12:09:49
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009201
加藤氏が初当選/16年ぶり中島村長選
2010年09月20日 09時29分配信

村長死去に伴う中島村長選は19日、投開票され、新人で前村議の加藤幸一氏(58)=無所属=が2044票を獲得し、新人で前村議の藤田利春氏(59)=無所属=に496票の差を付け初当選を果たした。

任期は同日から4年。

平成6年以来、16年ぶりの選挙戦となり、激しい選挙戦を展開してきた。

同村二子塚の加藤氏の選挙事務所に当選の連絡が入ると、大きな歓声が上がった。

加藤氏は妻孝子さん(55)らとともに万歳三唱し喜びを分かち合った。

当選証書付与式は20日午前10時から村役場で行われる。

当日有権者数は4112人(男2007人、女2105人)。

投票率は88・25%で平成六年の95・23%を6・98ポイント下回った。

1286名無しさん:2010/09/20(月) 12:12:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100920t11018.htm
七ケ宿町長選 梅津氏、再選果たす 前町長高橋氏に67票差

 任期満了に伴う七ケ宿町長選は19日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の梅津輝雄氏(66)が、返り咲きを狙った無所属の前町長高橋国雄氏(69)を67票差で振り切り、再選を果たした。
 梅津氏は選挙戦で、2006年に発覚した町有林伐採問題を受けた高橋氏の町議会解散、町長辞職によって失われた町政の立て直しと信頼回復の実績を強調。「(3月策定の)町長期総合計画を着実に推進したい」と訴えた。
 町内外の各種団体から推薦や支持を取り付け、現職の強みも生かして優位に戦いを進めた。
 高橋氏は「過疎に歯止めをかける具体的な施策が出ていない」と現町政を批判。町職員や町長2期を務めた行政手腕をアピールしたが、わずかに及ばなかった。
 当日の有権者数は1485人。投票率は92.26%で、前回(93.88%)を1.62ポイント下回った。

◎長期総合計画、着実に推進を
 【解説】2006年出直し町長選と同じ顔触れによる一騎打ちとなった七ケ宿町長選は、失墜した町政の立て直しと信頼回復に奔走した梅津輝雄氏が、雪辱に懸けた高橋国雄氏を再び小差で退けた。
 06年は町有林伐採をめぐる町の不適切な事務が発覚し、町長だった高橋氏の不信任決議案を町議会が可決。高橋氏が町議会解散のカードで応じつつ辞職したことから、出直し町長選が行われた。
 当時、町議会多数派の一人だった梅津氏は町長に辞職を迫った責任を取る形で立候補。町民の審判を仰ごうと出馬した高橋氏を87票差で破った。
 梅津氏は町政混乱の発端となった町有林問題を解決。町職員を挙げて集落自治を支援する事業などを進め、役場と町民の間の垣根を取り払う施策も講じた。
 再選は、民間出身ならではの政治手法に有権者が一定の評価を与えた表れだ。梅津氏は公約にも掲げた町長期総合計画を着実に推進することで、町民の大きな負託と期待に応える責務がある。
 高橋氏は具体的な公約を挙げて政策論争に持ち込もうとしたが、過疎の町では争点が「町の活力をどう回復するか」に集約されがちで、対立軸を明確に打ち出すことができなかった。
 新町長とともに新町議の顔触れも決まり、梅津氏に親しいグループと批判的な勢力は6対4で拮抗(きっこう)する結果となった。
 反町長派が数的に優位だった改選前は、議論が感情的になる場面がしばしばあった。人口1800に満たない県内一小さな町に、議場で選挙の意趣返しをする余裕などないことを肝に銘じてほしい。(白石支局・佐々木篤)

◎「住民と協働でこの町元気に」/当選の梅津さん
 19日投開票が行われた宮城県七ケ宿町長選は、現職の梅津輝雄さん(66)が接戦を制した。梅津さんは「町長と町職員、町民が心を通わせる町づくりが形になった。皆さんの支援に感謝したい」と喜びを語った。
 同町峠田地区の事務所には午後8時40分ごろ、当選の知らせが入った。梅津氏が姿を見せると、集まった約100人の支持者から拍手がわき起こった。
 梅津さんは「今後10年間の町長期総合計画を一つ一つ形にしていくことが、わたしの大きな仕事。町民との協働で、この町を元気にしたい」と抱負を述べた。
 一方、4年前に続き惜敗した前町長の高橋国雄さん(69)は同町関地区の事務所で「人口減などの問題に取り組もうと選挙に臨んだが、残念な結果になった」と支持者に頭を下げ、「町民の判断は重い。今後、町が何とか振興するよう望みたい」と話した。

 ◇七ケ宿町長選開票結果
(選管最終)
当 710 梅津輝雄 無現(2)
  643 高橋国雄 無前

2010年09月20日月曜日

1287名無しさん:2010/09/20(月) 12:26:29
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009190300.html
前村議の加藤幸一氏が初当選 中島村長選
2010年9月20日

 現職村長の死去で、前村議の2氏による16年ぶりの選挙戦となった中島村長選は19日投票があり、即日開票の結果、新顔で無所属の加藤幸一氏(58)が同じく新顔、無所属の藤田利春氏(59)を破り、初当選した。当日有権者数は4112人。投票率は88.25パーセントだった。

 加藤氏は、地域間格差の解消や農業振興、高齢者介護施設の整備を訴えて、支持を広げた。

1288名無しさん:2010/09/20(月) 12:30:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20100920-OYT8T00144.htm
中島村長に加藤氏

 中島村長選は19日、投開票が行われ、新人で前村議の加藤幸一氏(58)(無所属)が、同じく新人で前村議の藤田利春氏(59)(同)を破り、初当選を果たした。

 小室康彦前村長が初当選を果たした1994年以来、16年ぶりの選挙戦となった。加藤氏は、「基幹産業の農業はあと10年たつと、深刻な担い手不足に陥る」として、外国人労働者を研修生として招くことや、地域間格差の是正、教育水準向上などを訴えて支持を集めた。当日有権者数は4112人。投票率は88・25%。

(2010年9月20日 読売新聞)

1289とはずがたり:2010/09/20(月) 12:36:43
>>1286
七ケ宿町人口(少なくとも有権者)少なっ(;´Д`)

1290二階席:2010/09/20(月) 13:38:09
>>1289

本当に少ないんですよ。
しかしその町にあるダムからの水が仙台市の貴重な水源だったりする訳で・・・。

1291とはずがたり:2010/09/20(月) 14:39:25
ダムある町って印象は確かにありますね〜。ダムしかなかったか(;´Д`)

1292名無しさん:2010/09/20(月) 15:35:00
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001009200001
白鷹町長選に関町議出馬へ
2010年09月20日

 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選(28日告示、10月3日投開票)に、関千鶴子町議(52)が立候補する意思を明らかにした。19日、朝日新聞の取材に「公選法違反容疑で書類送検され、辞職した佐藤前町長が再出馬するのはおかしい」と話し、21日にも町議を辞職して立候補を正式表明するという。


 関氏は2004年の町議補欠選挙で初当選し、現在2期目。有権者に中元・歳暮を贈ったとして佐藤前町長を刑事告発した「政治倫理を考える会」の世話人の一人。「地検の判断が出ないうちに、佐藤前町長が『起訴されない、公民権停止はない』と会見でいうのはおかしい」と話した。


 町長選には、佐藤前町長のほか、会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明している。

1293名無しさん:2010/09/21(火) 11:24:34
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001009210004
佐藤知事陣営、事務所開き/後援会
2010年09月21日

 ●連合・民主など選対入り


 10月14日告示、同31日投開票の知事選で、現職の佐藤雄平氏(62)の連合後援会事務所開きが20日、福島市曽根田町であった。


 市町村長、議員、共産党以外の県議会会派、各種団体などから約500人が参加。神事の後、佐藤氏は「地方空港の厳しさをまざまざと見せつけられるなど、厳しい4年間だった。リーマンショックもあり私の任期の3分の2は景気雇用対策だった」と振り返った。2期目に向け、「子どもたちが『生まれ育ってよかった』、他の地域から『住んでみたいな』と思われるような県を作るために全力でがんばる」と抱負を語った。


 事務所開きに先立って、選挙対策本部の準備会もあり、本部長に安田寿男・連合後援会長が就任することが決まった。前回知事選でも支援した連合福島、民主党、社民党、県議会会派・県民連合も選対入りした。今月末までに衆院の小選挙区ごとに選対を立ち上げる予定だという。

1294名無しさん:2010/09/21(火) 11:45:25
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009214
佐藤雄平連合後援会福島本部が事務所開き
2010年09月21日 09時54分配信

知事選告示後、佐藤雄平氏の選挙事務所となる連合後援会の福島本部事務所開きは20日、福島市曽根田町の現地で行われた。

総合選対本部長の安田寿男連合後援会長があいさつ。

吉田泉、石原洋三郎、山口和之の各衆院議員、金子恵美参院議員、佐藤憲保県議会議長、影山道幸連合福島会長らがマイクを握った。

佐藤雄平氏は「活力、安全安心、思いやりをテーマに住みよい福島県をつくるため全力で頑張りたい」と再選に向けた意欲を語った。

共産党公認で立候補する党県委員会常任委員佐藤克朗氏(55)の事務所開きは10月上旬、福島市で行う予定。

1295名無しさん:2010/09/21(火) 20:14:11

民主党県議候補に8人応募
(秋田県)
http://www.news24.jp/nnn/news8614130.html

民主党県連では、今後は常任幹事会で協議しながら必要に応じて面談を行うなどして、人選を進める予定です。民主党県連では、県議会議員選挙の全ての選挙区に公認候補を擁立する考えを示す一方、定数1の選挙区については、他の政党との共闘も検討する事にしています。[ 9/21 19:19 秋田放送]

1296やおよろず ◆N22LLUydY2:2010/09/21(火) 20:41:25
>>1291
こけしとか温泉なんかもあります。

1297名無しさん:2010/09/22(水) 19:29:06
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100922191136.asp
2010年9月22日(水)
定数3減、三たび否決/青森市議会

 青森市議会は定例会最終日の22日、議員定数を現行の41から3減する条例改正案を審議し、賛成18、反対19の小差で否決した。10月31日投開票の市議選を見据えて、3月と6月の両定例会に続いて3回目の議員発議だったが、「議会が行財政改革の範を示すべきだ」「議論がまだ不十分」と、提案側と反対側の主張はこれまで同様、最後まで平行線をたどった。

1298チバQ:2010/09/28(火) 00:59:08
現職落選
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100927ddlk07010093000c.html
選挙:桑折町長選 高橋氏が初当選 行財政刷新掲げ /福島
 任期満了に伴う桑折町長選は26日投開票され、無所属新人の前町議会議長、高橋宣博氏(53)が、いずれも無所属の▽現職で3選を目指した林王喜久男氏(61)▽新人の前町議、斉藤謙氏(62)−−を破り、初当選した。8年ぶりの町長選で、投票率は73・60%(前回82・85%)。当日有権者数は1万914人だった。

 高橋氏は87年に町議に初当選し、03年から議長を2期務めた。町政刷新を前面に掲げ、「福島蚕糸」工場跡地への宅地開発など、町民の声を反映した公正公平な執行を訴えた。地元桑折地区を中心にミニ集会を重ね、現職への批判票を固めた。

 林王氏は2期8年の実績を強調し、国見町との乗り合いタクシー運行など新規施策もPRしたが及ばなかった。斉藤氏は町長報酬削減や情報公開徹底など行財政改革推進を訴えていた。【関雄輔】

==============

 ◇桑折町長選開票結果
 =選管最終発表

当 3467 高橋宣博  53 無新

  2671 林王喜久男 61 無現

  1837 斉藤謙   62 無新

==============

 ◇桑折町長略歴
高橋宣博(たかはし・のぶひろ) 53 無新(1)

 会社役員[歴]町議6期・議長▽立教大中退

1299チバQ:2010/09/28(火) 20:43:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001009280006
みちのくワイド 「動き出した地域政党」
2010年09月28日

 来春の統一地方選をにらみ、「地域政党」が動き始めた。橋下徹・大阪府知事の「大阪維新の会」、河村たかし・名古屋市長の「減税日本」のようにカリスマ首長の事実上の政策遂行手段もあるが、「地域政党いわて」や「京都党」のように地域に根ざした政策実現を目指す党もある。身近なマニフェストを求める声がある中、どこまで住民に届く具体策を実現できるか。


    ◇


 盛岡市郊外の公民館。17日夜、吉田敬子・岩手県議(32)が畳に正座して話し始めた。


 「県議で視察した時の昼食(自費)が3千円。びっくりしました」「なんで先生と呼ばれるのか。辞書で調べてもわからない」


 7月上旬の補選に「地域政党いわて」公認で当選。これが2度目の県政報告会だ。知り合いもいない地域で、1週間前から70世帯すべてを回って人集めした。


 だが、向かい合った住民はたった3人。「若くないと、そういう感覚は持てないかも知れないな」「もっと人を集めたいなら、町内会長に話を通さないと」


 やりとりはぎこちないが、何とか一歩を踏み出した。吉田氏は「たくさん集まって欲しいけど、話の中身も大事。今まで当たらなかったところに光をあてたい」。


 東京の大学を卒業後、ボリビアで青年海外協力隊に参加、NPO法人の職員もした。政治経験はゼロ、マイクを握ったのはカラオケぐらい。「32歳の女性が議員になれば議会も変わる」と訴え、県政史上最年少の女性県議になった。


 以来、政治の外側にいた同世代からメールが届く。「子宮頸がんワクチンの補助はどうなってるの?」「受動喫煙で困っている。分煙を進めて」。補助制度を調べ、実現のための手段を考え――。


 いわての党綱領に「住民の縮図としての地方議会の実現」とある。メンバーの高橋博之県議(36)は「県議会(定数48)は、自分も含めて元議員秘書や行政の長や職員がほとんど。女性は5人。これで住民や女性の思いが分かるのか」という。


 6月中旬、盛岡のホテルでの結党集会には設立メンバーの県議5人、市議1人のほか、首長や市町村議20人余が参加。八幡平市の田村正彦市長は来賓あいさつで訴えた。「中央政党の言いなりにならず、県政に訴える存在が地方分権には必要だ」


 苦い記憶があった。


 再選を目指した昨年9月の市長選。政権交代を果たした「小沢民主党」が擁立した対立候補の出陣式には国会議員7人が並び、選挙中には赤松広隆農水相(当時)も駆けつけ「国とのパイプ」を強調した。「地域密着」を訴えた田村氏が1199票差でかろうじて逃げ切った。


 田村氏自身、小沢一郎氏が率いた新進党の元県議。自戒を込めて振り返る。「有権者の前と党内とで言っていることが違った。党の方針や親分に従うのが第一で、主義主張が判断基準じゃなかった」


 いわての党綱領には「中央政党本部や国会議員に(中略)縛られずに主張する」とも。代表の飯沢匡県議(48)は「中央政党の下請けにはならない。意見書の扱いをいちいち党本部にお伺いを立てるようなことはしない」と強調する。


 これには国会の議席すべてを民主党が独占、県議会も「知事与党」の民主党系会派が過半数という岩手独自の事情もある。


 いわては県議会の先例を変え、人事案の質疑を実現した。だが、存在感はまだ見えない。基本政策に住民組織の拡充や地域医療、教育の充実を掲げるが、県議選で「下請け」では発想できない政策をどう打ち出すか。10月、首長らも参加する「県民シンクタンク」会議を開き、マニフェストの議論を始める。


 東北の地域政党は今のところいわてだけ。ただ、全国では相次ぐ。


 8月末に京都で産声を上げた「京都党」。来春の市議選で全選挙区に擁立を目指す。代表の村山祥栄・元市議(32)は、残暑のなか立候補予定者と連日街頭に立ち、演説を手取り足取り教えている。


 まず、議案提出できる6議席獲得が目標。政策はこれから住民アンケートや意見公募で「走りながら」練る。そして「企業・団体に頼らず、市民だけに応援してもらう」。

1300チバQ:2010/09/28(火) 20:45:03
>>1231
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001009280001
北秋田市長選公選法違反事件
2010年09月28日

 2009年4月の北秋田市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収、事前運動)の罪に問われた元鷹巣町長岩川徹被告(61)=北秋田市栄=の公判が27日、秋田地裁(馬場純夫裁判官)であった。岩川被告は現金を渡した時期について、検察側の主張と異なる日時を証言し、無罪を訴えた。


 起訴状によると、岩川被告は09年2月16日と3月17日ごろ、男性運動員(63)=同法違反で懲役10カ月執行猶予3年の二審判決が確定=に票のとりまとめの報酬として、コンビニの駐車場などで現金計30万円を渡し、告示前に選挙運動をしたとされる。


 弁護側の被告人質問で、岩川被告は運動員に現金を渡した時期について「1月19日と2月18日ごろの2回で、運転手と道案内の報酬だった」と証言。検察側が指摘する日時には人と会っていたり、別の用事をしたりして、アリバイがあると訴えた。


 一方、検察側の証人として運動員を取り調べた検事が証人として出廷。検事は「(運動員から)調書の内容の訂正を求められたことはなかった」と証言した。票のとりまとめのために現金を受け取ったとする運動員の調書の信頼性を主張した。


県警の捜査員が証人接触試みる/元町長側弁護士抗議


 この日の公判で、裁判に出廷した証人に県警の捜査員が接触しようとしたとして、岩川徹被告の弁護人は、裁判所に意見書を提出したと明らかにした。


 主任弁護人の西畠正弁護士によると、9月1日の公判に証人として出廷した男性に、22日に県警の捜査員から任意で事情を聴きたいと連絡があったという。西畠弁護士は「証人はすでに証言を終えており、捜査の必要性はない。今後、予定されている証人が不安を覚える」と抗議した。


 県警捜査2課は「確認したいことがあったので事情を聴こうとしただけ。問題があるとは考えていない」とコメントした。

1301チバQ:2010/09/28(火) 20:46:54
>>1264-1265>>1282>>1292
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001009280002
前職ら3氏の争いか
2010年09月28日

 ∞白鷹町長選きょう告示


 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選は28日告示、10月3日投開票される。有権者数十人に歳暮や中元でコーヒーセットなどを贈ったとして6月に公選法違反(寄付の禁止)容疑で書類送検された佐藤氏は、8月末に辞職した後、立候補を表明。前町議の関千鶴子氏(52)と元会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明しており、無所属3人の戦いになりそうだ。9月27日現在の有権者は1万3047人


 佐藤氏は「後援会や町民から行政の流れを変えないでほしいと出馬要請があった」として、今月16日に立候補を正式に表明。「辞職でけじめはついた」と強調した。後援会は町内を6支部に分け、組織力の強さを誇る。「けじめよりも実績や今後の政策を訴えていきたい」という。


 一方、佐藤氏を刑事告発した「政治倫理を考える会」は佐藤氏の立候補を予想し、対立候補の擁立に動いていたが、人選が難航。結局、世話人の一人の関氏を擁立した。関氏は21日の立候補表明で、佐藤氏の出馬について「司法当局の判断も出ていないのにおかしい。けじめはついていない」として、選挙戦で訴える方針だ。


 真っ先に名乗りを上げた樋口氏も「けじめがついたとは思わない」と佐藤氏を批判。ただ、23日の事務所開きのあいさつでは「町民に是非を問うのも必要だが、緊急にやるべきことはたくさんある」と人口減などの行政課題の解決を優先する姿勢を示した。(内藤文晴)

1302チバQ:2010/10/02(土) 00:11:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101001-OYT1T00406.htm?from=area6
6時間ストップ…青森県議会、自民・民主バトル

 青森県議会で30日、約6時間にわたって一般質問が中断した。

 民主党県議が、三村知事と関係の深い企業の公共工事受注率などを尋ねたのに対し、県政与党の自民党が「不適切」として追及し、議事録からの削除を求めたためだ。一般質問初日の27日にも、知事選をめぐり民主党県議が知事との間でさや当てを演じたばかり。両者の対立は激化する一方だ。

 問題となったのは、民主党の渋谷哲一県議の質問。渋谷氏は「B社」という匿名を使って、「他の業者が受注額を減らす中、このB社はあまり減少していないと聞いている」と言及。さらにB社の上位株式保有者が三村知事であるとした。

 これに自民党県議が「あたかも入札で不正があったかのような誤解を招く」と激しく抗議。自民党は議事録からの削除と渋谷氏による謝罪を求め、民主党は「発言には問題はない」と反論した。

 水面下での折衝や断続的に議会運営委員会を開いて協議し、最終的には民主党が議事録削除のみ受け入れて決着した。一般質問が再開したのは午後5時半で、午前11時45分ごろのストップから6時間が過ぎ、この日のすべての質疑が終了したのは、午後9時だった。

 共産党の諏訪益一県議は議運委で、「時間がかかりすぎている。知事や県側が不正はないと答弁すれば済むことだ」と今回のドタバタ劇を批判していた。

(2010年10月1日11時23分 読売新聞)

1303チバQ:2010/10/04(月) 19:53:09
>>1301
http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201010030284.html
公選法違反で出直し選、白鷹町長に佐藤氏返り咲き
2010年10月4日


返り咲きを果たし、支持者らに深々とお辞儀をする佐藤誠七氏(中央)。本人は万歳をしなかった=白鷹町十王の山峡体育館

 公選法違反容疑で書類送検された佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選は3日投開票され、前町長の佐藤氏が、前町議の関千鶴子氏(52)と元会社員の樋口与一朗氏(54)の新顔2人を破って町長に返り咲いた。佐藤氏の「けじめ」が争点になったが、有権者は佐藤町政の継続を選択した。任期は辞職前の残り任期の2012年10月25日まで。当日有権者数は1万2959人。投票率は78.35%(前回86.32%)だった。

 佐藤氏は同町十王の体育館で、約100人の支持者らと開票結果を待った。「当選」の報が伝わったのは午後9時50分ごろ。歓声の中、佐藤氏は「私が原因で選挙になり、ご迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べて万歳はせず、「皆様が喜ぶ町づくりをしたい」と抱負を語った。

 佐藤氏は08年10月、町長に初当選。しかしコーヒーセットなどを地元有権者数十人に贈ったとして今年6月、公選法違反(寄付の禁止)容疑で書類送検された。8月末に辞職したが、9月に「辞職でけじめはついた」などとして立候補を表明した。

 選挙戦は後援会組織を活用して各地で集会を開くなど序盤から優位に進めた。町長と特別職の給与半減や荒砥橋架け替え早期実現など2年の実績と継続の訴えが奏功した。

 敗れた関氏は、佐藤氏を刑事告発した「町政治倫理を考える会」の世話人の一人。舟山康江参院議員ら女性議員の応援も得たが及ばなかった。

 樋口氏は、町議3人の支援を受け、民間感覚を生かした行財政改革を重点的に訴えた。だが知名度不足も響き、浸透しきれなかった。

1304チバQ:2010/10/08(金) 20:34:20
http://www.news24.jp/nnn/news8614219.html
大館市長選 近江屋氏が出馬へ
(秋田県)■ 動画をみる 来年春に行われる大館市の市長選挙に元衆議院議員の近江屋信広氏が出馬を正式に表明しました。近江屋氏は大館市出身で60歳。自民党本部の総裁幹事長室長などを経て、2005年の衆議院議員選挙で比例・南関東ブロックから立候補して初当選し、衆議院議員を1期つとめました。記者会見で近江屋氏は「これまでの経験や人脈をふるさと大館市のために生かしたい」と述べました。近江屋氏はことし3月に自民党を離党していて、来年の春の市長選挙には無所属で臨む考えです。大館市の市長選挙に出馬を表明したのは近江屋氏が初めてで、現職の小畑元氏はまだ態度を明らかにしていません。[ 10/8 19:44 秋田放送]

1305チバQ:2010/10/09(土) 01:19:18
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/10/08/new1010080901.htm
青森県議選まで半年 自民30議席目指す(2010/10/08)
 任期満了に伴う青森県議選(定数48)は、来年4月10日に予想される投開票まで半年に迫った。最大勢力で過半数を握る自民党は、現有の25議席に上積みし、30議席の獲得を目標に掲げる。一方、現有11議席の民主党は、自民を過半数割れに追い込むため全選挙区への候補者擁立を目指している。二大政党以外の各勢力も徐々に選挙態勢を整えており、臨戦ムードが高まりつつある。
 自民は前回の改選で28議席を確保したが、2議員が民主に移るなど議席を三つ減らした。来春の改選では前回全勝した七つの1人区を固めつつ、定数が多い八戸市(定数8)などの都市部では半数を獲得する戦略を描く。
 県連の木村太郎会長は「党本部も統一地方選を重視している。県内では選挙区ごとに公約を作成するなど、選挙準備を具体的に進めていきたい」とする。11月18日まで公認申請を受け付ける。
 一方、民主は改選時に6議席だったが、自民から移った2議員のほか、09年の衆院選前後に民主系の2議員(いずれも八戸市)らを加えるなど、政権交代の勢いを背景に勢力を拡大してきた。
 来春の県議選は全16選挙区に候補を擁立する方針で、県連の山内正孝選対委員長は「年内に顔触れをそろえたい」と意気込む。ただ、候補者の公募に名乗りを上げたのは現段階で4人にとどまるなど難航も予想される。
 公明党は既に、八戸市と青森市の現職2議員の公認を決めている。強固な組織力を生かし、長年保ってきた現有2議席の確保に全力を挙げる。
 共産党は青森市(定数10)で、現職に加えて新人の擁立を決めており、同選挙区で初の2議席を狙う。八戸市には新人が、弘前市(定数6)には現職が出馬する。
 社民党は青森市での1議席を死守するのが最重要課題。前回は次点との差がわずかの最下位当選で、陣営の危機感は強い。
 このほか、無所属の現職、元職、新人もそれぞれに出馬準備を進めている。
 県議の任期満了は来年4月29日。

1306とはずがたり:2010/10/09(土) 01:24:05
>>1305
しぶといイメージの青森社民(国政選挙で候補者出してくるし)だが,もうこんなに弱体化してるのか。
>社民党は青森市での1議席を死守するのが最重要課題。前回は次点との差がわずかの最下位当選で、陣営の危機感は強い。
どうせなら落としてしまいたいが。。

1307名無しさん:2010/10/09(土) 01:46:52
そういえば今の青森市長って共産・社民推薦じゃなかったけ。

1308名無しさん:2010/10/09(土) 06:08:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101009-OYT8T00098.htm

統一地方選 4月24日投票
4首長、14議員選

 来年の統一地方選の日程を定める臨時特例法案が8日閣議決定され、県知事選と県議選が前半の4月10日投票、市町村長、市町村議選が後半の同24日投票の見通しとなった。県選管によると、北上、矢巾、大槌、普代の4市町村長選が統一地方選の対象となる。市町村議では、盛岡、陸前高田、久慈、二戸の4市と、矢巾、雫石、西和賀、山田、洋野、軽米、滝沢、野田、田野畑、普代の10町村で選挙が実施される。前回2007年の統一地方選で実施された釜石市長選は、前市長の死去に伴い同年11月に再び市長選が行われたため、対象から外れた。

(2010年10月9日 読売新聞)

1309チバQ:2010/10/09(土) 19:04:02
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010070003
雄平知事ってどんな人(上)
2010年10月07日

 ●気が利く「雄ちゃん」/付き合い上手 敵はなし


 戦後まもない1947年、下郷町のしょうゆ屋「いちます醸造」を営む佐藤家に生まれた長男は、父から「平」の字を継ぎ、「雄平」と名付けられた。子ども時代の雄平を知る人は皆、「気が利いた」「人なつっこかった」と口をそろえる。


 ある年の大みそか、雄平少年は家から雪道を歩いて商店に向かった。お目当ての品はアメと、まんじゅう。ただ、自分で食べるための買い物ではなかった。


 夜。集落で唯一、テレビのある自宅は、紅白歌合戦を見るために近所の人が家族連れで集まった。テレビの前には大勢が座り、自宅はさながら映画館。雄平少年は人と人のすきまをぬって、子どもにはアメを、年寄りにはまんじゅうを配った。ニコニコと笑顔も振りまくと、「雄ちゃん、気が利くねえ」と喜ばれた。


 父は郵便局員として外で働き、しょうゆ屋はもっぱら母が切り盛りしていた。年の瀬の佐藤家は特に忙しかった。「弟2人はわんぱくだったけれど、雄平はまじめで気配りができた。天性の人柄だろう」と、幼なじみの堀金洋子(68)は語る。


 気配りと、人なつっこさ。それは果たして、生まれながらのものだけなのか。


 実家の下郷町から10キロほど離れた南会津町田島(旧田島町)。母の実家・渡部家は佐藤家と同じく、この町でしょうゆ醸造業を営む大商店だった。ここでは「雄ちゃんは田島の子だ」とも言われる。幼少時から大学進学で上京するまで、夏休みなどの長期休暇のほとんどを、渡部家で過ごしたからだ。


 渡部家は政治家が輩出する家でもあった。祖父の故・渡部又左衛門は、県議と田島町長を務めた名士。その三男は民主党最高顧問で衆院議員の渡部恒三(78)だ。雄平からは叔父にあたる。


 渡部家は商売上、人の出入りが多く、政治家もよく訪れる。住み込み従業員は15人もいてにぎやかだった。同じ年代の子どもがいない隣近所の家へも、よく遊びに行っていたという。


 渡部家で幼少時からかわいがられ、顧客や目上の人との接し方を自然と身につけた、と弟の洋次郎(59)はみる。「渡部家は人付き合いが上手で、佐藤家とは違う。あの性格は、子ども時代の多くを向こうで過ごしたことにルーツがあると思う」


 競争社会に育った団塊の世代。田島高校に進学した年、普通科が2クラスから3クラスになり、雄平は増設された進学クラスにいた。この時期にも、付き合い上手という印象を周囲に残している。


 同校で保健体育を教えた堀金良臣(75)は、雄平が他の生徒とケンカをするところを見たことがない。体育のバスケットボールで他の生徒から激しくぶつかられても、怒らずにカラッとしていて、敵を作らなかった。


 チャイムが鳴ったら必ず席についていたし、しかっても「すみません」と礼儀正しかった。「成績も上の上。強いて短所を言えば、『おれについて来い』という元気さは足りなかったかなあ」


 神奈川大学経済学部への進学に合わせて上京。雄平は当初、卒業したら実家のしょうゆ屋を継ぐつもりだったらしい。実家の家族も、雄平が戻るのを待っていた。


 人生の歯車が意外な方向に動いたのは、大学4年の12月だった。叔父の渡部恒三が衆院議員に当選した。身内を1人秘書に置いておきたいと考えた恒三から誘われ、秘書になることになった。


 それでも初めは数年で下郷に戻るつもりだった。「帰らなきゃなあ」。弟の洋次郎にこぼすこともあった。


 だが、人付き合いのうまさが求められる秘書の仕事に雄平はぴたりとはまった。複数の秘書の中でも高く評価され、28年間秘書を続けた。その経験が、当時は望んでいなかったと思われる政治の表舞台に自身を押し上げた。(敬称略、村上晃一)

1310チバQ:2010/10/09(土) 19:05:20
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010080003
雄平知事ってどんな人?(中)
2010年10月08日

 ●渡部氏と「二人三脚」


 「私が国会議員の秘書になった時、『お客さんを大事にしなさい』と最初に言われた。誠実さと、人に会った時の対応が大切です」


 4月、県庁に入庁したばかりの新職員に、佐藤雄平知事はとうとうと語りかけた。「人を大事にする」は秘書時代からの教訓だという。


 神奈川大を卒業する直前の1969年、衆院選に初当選した叔父の渡部恒三の秘書になった。それから参院議員に転身するまでの28年間余り、渡部と二人三脚で永田町を歩んできた。


 渡部本人は「何もかも任せていた」と証言する。秘書の主な仕事の一つが地元首長の陳情の対応。当時は中選挙区制。党内の争いもあり、陳情対応の重要性は今よりはるかに高かった。「福島2区(当時)には5人議員がいたが、私のところに一番来た。議員会館でも一番だったらしい」と渡部。「雄平君が陳情をよくやってくれたから国政に専念できた」と振り返る。


 「気配りの人」「面倒見がいい」――。秘書時代の雄平を知る人は、口をそろえてこう評する。秘書仲間も「悪い評判は聞いたことがない」とその手腕を認めていた。


 秘書時代の終わりごろ、地元に戻っていた雄平は車で秘書仲間と2人、郡山から東京に向かうことになった。同僚が運転を買って出たが、「長時間の運転で眠くなったらいけない」と心配した雄平は、高校、大学と合唱部で鍛えた声で約4時間、助手席で歌い続けた。同じ曲はほとんどなかったという。「うますぎて逆に眠くなったんだけどね」と同僚は笑う。


 自民党の竹下派七奉行として頭角を現し、1980〜90年代に厚生相や通商産業相などを歴任した渡部とともに雄平もステップアップした。早くに筆頭秘書になり、渡部が自民党を飛び出し、新生党、新進党の結党に参加してからは、両党の秘書会長に。95年には衆院秘書協議会副会長にも就いた。


 今年6月、雄平は後援会の会合でこんなことを言っている。「たまたま渡部恒三が当選し、たまたま秘書を手伝えということで、1年くらいはいいかなと思っていたら、気がついたら30年近くになっていた」。政治の世界に飛び込んだことを「ハプニング」と表現した。


 渡部の地元の秘書を務め、現在は民主党県連幹事長の安瀬全孝は「(雄平)本人は『たまたま』と言うが、いずれは国会議員、そして知事にという人材だと以前から考えていた」と明かす。


 実際はどうだったのか。


 初めて立候補した98年の参院選福島選挙区(改選数2)。過去最多に並ぶ8人の候補者が乱立したが、雄平は民主、公明、社民などの推薦を受けて「非自民勢力結集」が実現。その波に乗り、2位に約8万票差をつけてトップ当選を果たした。


 2期8年の在任中は、沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長などを務めた。ただ、参院議員時代を通じ、政策を積極的に発信していた形跡はうかがえない。


 参院議員時代の雄平に陳情に行ったことのある県職員は「アポ無しでも議員会館にいれば必ず会ってくれたし、色々な情報をくれた」と思い出す。黒衣に徹した秘書時代そのままに、人を大事に、利害調整に心を砕いていた。(敬称略、井上亮)

1311チバQ:2010/10/09(土) 19:06:26
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010090003
雄平知事ってどんな人?(下)
2010年10月09日
 ●カラー見えぬ調整型/「攻めの県政」ほど遠く/当選から現在まで


 福島第一原発3号機(大熊町)で始まったプルサーマル発電。佐藤雄平知事が計画受け入れを表明後、初の県議会となった9月議会で、共産党の神山悦子県議が質問に立った。計画の安全性や適切な監視態勢など8項目にわたって県の姿勢をただした。


 雄平は、原子力安全・保安院の経済産業省からの分離について「国の議論を注視するとともに、実現に向けて強く働きかける」と従来の考えを答えたが、その他の質問への答弁をしたのは生活環境、企画調整両部の部長だった。共産党が「県の到達点」とする核燃料サイクル政策に疑義を突きつけた「中間とりまとめ」(2002年)について知事の答弁を強く求めたが、実現はしなかった。


 神山は「県政の大転換であるのに、知事が自らの言葉で説明しないのはおかしい」と主張する。


 談合事件で佐藤栄佐久・前知事が辞任したのに伴う06年の知事選で初当選した雄平。いろいろな意味で前知事と対照的だ、との声は随所で聞かれる。


 「前知事は自分の考えを部下に指示した。雄平知事は下から意見が上がってくるようにする。そこは全く違う」。ある県幹部はこう語る。県政運営の手法が「調整型」だと評されるゆえんだ。


 ただ、その手法が庁内でうまく機能してきたかには疑問符がつく。県幹部は「我々にはまだ、待ちの姿勢になっているところがある」と明かす。前知事が強力なリーダーシップを発揮した時代、職員は厳しい注文に青息吐息でついて行った。その時染み込んだ「待ちの姿勢」がまだ残っているというのだ。


 先月20日、福島市内であった後援会の事務所開き。雄平は「ほんっとうに厳しい、つらい4年間でした」と1期目を振り返った。福島空港からの日本航空の撤退、リーマンショックに端を発する世界的不況などに触れ、「私の任期の三分の二は景気、雇用、金融対策だった」。対応を迫られる課題に追われ、攻めの県政運営が十分できなかった悔しさもにじませた。


 06年の知事選で、雄平は民主党や同党中心の県議会会派・県民連合などの支援を受けて当選した。その後待っていたのは、第1会派の自民党とどう付き合うかという課題。県政を円滑に進めるには、自民党や他会派の協力を得ることが必要だった。


 「我々がいろいろ答申すると、知事は『わかりました』とすぐ飲む」。自民党県連幹事長の斎藤健治は知事選が議題に上がった6月の会合でこう話した。例に挙げたのは、今年1月の補正予算。同党の要望に応じる形で、県は経済・雇用対策として公共事業を中心に補正予算を組んだ。「2月に定例会があるのに、わざわざ1月に臨時議会を開いてくれた」と評価した。


 同党県連政調会長の平出孝朗も雄平について、議会の意見を尊重している、とみるがこうも付け加える。「自分で進める政策がないと言えばないのかもしれない」


 雄平を古くから知る秘書仲間だった男性は、雄平と政策論議をしたことがないと言う。前回知事選で雄平を支援した県民連合の県議も「多くの意見に耳を傾けるが、政治的理念が見えない。現状維持の安全運転では将来につけがくる」との心配を口にした。(敬称略、井上亮、村上晃一)

1312チバQ:2010/10/09(土) 19:16:31
>>1228-1230>>1238
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101009t23030.htm
同数くじ引き、当選者変わらず 青森・大鰐町長選点検で1票差
 2候補の得票が同数となり、くじ引きで当選者を決めた青森県大鰐町長選(6月27日投開票)で、県選管は8日、落選した二川原和男前町長(68)の後援者による審査申し立てを棄却し、元町議山田年伸氏(58)の当選の効力を認める裁決を出した。票の点検では二川原氏の得票1票が無効とされ、得票数は1票の差が付く結果となった。
 裁決によると、後援者が二川原氏の得票と主張した「油川和男」票について「全体としての視感、音感が明らかに異なる」として、町選管と同様に無効と判断した。
 県選管による票の点検では5票の疑問票が見つかり、うち二川原氏の得票とされていた1票を公選法が禁止する他事記載と認定し、無効票に振り分けた。その結果、町長選の得票数は山田氏が3524票、二川原氏は3523票となった。
 県選管は県庁で、審査申立人に裁決書を渡した。申立人らが30日以内に県選管の裁決取り消しを求める訴訟を仙台高裁に起こさない場合、裁決が確定する。
 申立人は「大変悔しい。対応は今後、後援会内で話し合うが、恐らく提訴はしないだろう」と述べた。二川原氏は「1票差なら明確でいい」と話し、山田町長は「相手陣営は結果を素直に認めてほしい」と語った。
 町選管の開票とは違った得票数になったが、県選管によると、当選者に変更はないため、町選管はあらためて選挙会を開く必要はなく、得票が同数となった結果も残るという。


2010年10月09日土曜日

1313とはずがたり:2010/10/09(土) 20:34:09
>>1307
市民派って感じで社共共闘候補って印象はあんま無いですが,そういえばそうでしたねぇ。

1314チバQ:2010/10/10(日) 18:12:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t11026.htm
統一地方選まで半年 自民党の勢力維持が焦点 宮県議選

統一地方選で行われる宮城県内の選挙


来春の統一地方選が半年後に迫った。宮城県内では県議選と仙台市議選が4月10日投票、塩釜市長選と5町長選、10市町村議選が4月24日投票の日程で行われる。政権交代後、初の統一選に臨む民主党は、県議選を中心に公認候補を積極的に擁立し、地方で支持基盤が厚い自民党に対抗する。公明、共産、社民各党は党勢拡大を狙う。今夏の参院選で躍進したみんなの党も参戦する。

 県議選は、県政与党の自民党が圧倒的な勢力を維持するかが焦点。現在は最大会派の自民党・県民会議が38議席、民主党系会派の改革みやぎが11議席を占める。定数は現行61のまま改選を迎える見通しで、選挙区は気仙沼と本吉が合区される。
 仙台市議選は現行定数60が55に減る。泉(定数11)は変わらないが、青葉(17)は2減、宮城野(11)、若林(8)、太白(13)はそれぞれ1減で、前回2007年に比べ激戦が予想される。
 民主党は8月末、県議9人と仙台市議9人の現職18人を公認した。県議選は全選挙区に公認・推薦候補を擁立する方針。党国会議員が人選を進めているほか、県連が11月に政治スクールを開講して人材発掘に乗り出す。
 自民党は16日に県連が県議選、仙台市議選の第1次公認・推薦候補を発表する。引退する現職は少ないとみられる。
 公明党は9月末に県議3人を公認した。共産党は県議選で4人、仙台市議選で7人の公認候補を発表している。社民党も県議選6人、仙台市議選7人の公認・推薦を決めている。
 みんなの党は、県議選の仙台5選挙区と仙台市議選を中心に公認候補の擁立作業を進めている。
 統一選の後半戦は、首長選が塩釜市長選と村田、川崎、松島、七ケ浜、色麻の5町長選。現職はいずれも態度を明らかにしておらず、色麻町長選で元町議が立候補の意思を表明している。
 議員選は塩釜、白石、多賀城の3市議選と亘理、山元、七ケ浜、利府、富谷、女川、大衡の7町村議選が行われる。


2010年10月10日日曜日

1315チバQ:2010/10/10(日) 18:12:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t61030.htm
現職を事実上4党支援 緊張感欠如の念も 福島知事選
 福島知事選(14日告示、31日投開票)は、再選を目指す現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党公認で新人の党県常任委員佐藤克朗氏(55)の一騎打ちとなる公算が大きい。佐藤知事は今回「県民党」を掲げており、2006年の前回選挙で推薦した民主、社民両党は一歩引いて支援する。一方、前回対立候補を推薦した自民・公明両党も一転、佐藤知事の「支援」に回る。政党色を消したい佐藤知事と、来春の県議選に向けて知事との距離の近さをアピールしたい政党側の思惑が重なった構図は、有権者にとってはなれ合いとも映る。(福島県知事選取材班)

 民主党は、佐藤知事が同党参院議員から知事に就任したこともあり、最も距離が近い。しかし、今回は議論もせずに推薦を見送った。「県民党」に固執する佐藤知事に配慮したためで、同党県連の安瀬全孝幹事長は「本当の与党は、知事の負担になるようなことはしない」と説明する。
 政策協定も締結していない。昨年策定された県長期総合計画(2010〜14年度)がマニフェスト代わりになるという。
 一方で、佐藤知事の選対に副本部長や幹事長を送り込むことにしており、手厚い支援は4年前と変わらない。政党としては推薦せず、政策協定を結んでいないにもかかわらず選挙戦には深くかかわるという、有権者にとっては分かりづらい対応となる。
 社民党も選対に副本部長を出すが、推薦などは行わず、民主党と足並みをそろえる。
 前回知事選で佐藤知事と戦った自民党は当初、対立候補の擁立を目指す構えだったが断念し、佐藤知事の支援を決めた。公明党も佐藤知事支援に回る。
 自民党が方針を百八十度転換したのは、来春の県議選をにらんでのことだ。昨年の衆院選では県内の選挙区で全敗したため、県議選に対する危機感は強い。「県民に向けて県議会の『責任与党』であることを訴えたい」と党県連役員が語るように、知事との距離の近さをアピールすることで、県議選を有利に運びたいという思惑がある。
 自民党県連は佐藤知事を支援する引き換えに、政策協定の締結を求めた。実現はしなかったが、県議団として要望する政策を文書にして手渡した。選対には加わらない見通しだ。
 支援に濃淡はあるものの、佐藤知事陣営は事実上、民主、自民の二大政党に公明と社民も加わる「4党相乗り」となる。知事の「全方位外交」が功を奏したと言えるが、「県議会も含めて、何もしない、緊張感のない県政に陥ってしまう」(連合福島幹部)と危ぶむ声も出ている。
 これに対し、共産党県委員会は「この4年の県政運営がどうだったかを県民に知らせ、審判を問うことに知事選の重要な意義があるはずだ」と批判、選挙戦で支持を呼び掛ける構えだ。


2010年10月10日日曜日

1316チバQ:2010/10/10(日) 18:15:23
>>1261
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t61030.htm
現職を事実上4党支援 緊張感欠如の念も 福島知事選
 福島知事選(14日告示、31日投開票)は、再選を目指す現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党公認で新人の党県常任委員佐藤克朗氏(55)の一騎打ちとなる公算が大きい。佐藤知事は今回「県民党」を掲げており、2006年の前回選挙で推薦した民主、社民両党は一歩引いて支援する。一方、前回対立候補を推薦した自民・公明両党も一転、佐藤知事の「支援」に回る。政党色を消したい佐藤知事と、来春の県議選に向けて知事との距離の近さをアピールしたい政党側の思惑が重なった構図は、有権者にとってはなれ合いとも映る。(福島県知事選取材班)

 民主党は、佐藤知事が同党参院議員から知事に就任したこともあり、最も距離が近い。しかし、今回は議論もせずに推薦を見送った。「県民党」に固執する佐藤知事に配慮したためで、同党県連の安瀬全孝幹事長は「本当の与党は、知事の負担になるようなことはしない」と説明する。
 政策協定も締結していない。昨年策定された県長期総合計画(2010〜14年度)がマニフェスト代わりになるという。
 一方で、佐藤知事の選対に副本部長や幹事長を送り込むことにしており、手厚い支援は4年前と変わらない。政党としては推薦せず、政策協定を結んでいないにもかかわらず選挙戦には深くかかわるという、有権者にとっては分かりづらい対応となる。
 社民党も選対に副本部長を出すが、推薦などは行わず、民主党と足並みをそろえる。
 前回知事選で佐藤知事と戦った自民党は当初、対立候補の擁立を目指す構えだったが断念し、佐藤知事の支援を決めた。公明党も佐藤知事支援に回る。
 自民党が方針を百八十度転換したのは、来春の県議選をにらんでのことだ。昨年の衆院選では県内の選挙区で全敗したため、県議選に対する危機感は強い。「県民に向けて県議会の『責任与党』であることを訴えたい」と党県連役員が語るように、知事との距離の近さをアピールすることで、県議選を有利に運びたいという思惑がある。
 自民党県連は佐藤知事を支援する引き換えに、政策協定の締結を求めた。実現はしなかったが、県議団として要望する政策を文書にして手渡した。選対には加わらない見通しだ。
 支援に濃淡はあるものの、佐藤知事陣営は事実上、民主、自民の二大政党に公明と社民も加わる「4党相乗り」となる。知事の「全方位外交」が功を奏したと言えるが、「県議会も含めて、何もしない、緊張感のない県政に陥ってしまう」(連合福島幹部)と危ぶむ声も出ている。
 これに対し、共産党県委員会は「この4年の県政運営がどうだったかを県民に知らせ、審判を問うことに知事選の重要な意義があるはずだ」と批判、選挙戦で支持を呼び掛ける構えだ。


2010年10月10日日曜日

1317チバQ:2010/10/10(日) 18:17:11
また間違えた

>>1261
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t11029.htm
来月活動を再開、仮想内閣組織 東北州政治家連盟
 東北6県の超党派の地方議員らが4月に発足させた後、活動が休眠状態となっていた「東北州政治家連盟」は9日、仙台市内で役員会を開き、11月6日に研修会を開催し、連盟の活動を本格的に再開する方針を決めた。
 研修会は96人の会員を対象に仙台市内で開く。道州制推進論者の村井嘉浩宮城県知事が講師を務め、地域主権型道州制の実現をテーマに基調講演する。会員との意見交換も予定している。
 この日の役員会では、東北州の仮想内閣「明日の東北州政府」を組織し、財政、経済産業、農林水産業、教育、観光の5部会を設置することを決めた。研修会以降、東北州が取り組む政策の検討を始め、来年4月の統一地方選前に中間報告を行う。
 同連盟は、東北6県議や市町村議ら93人が名を連ね、全国に先駆けて発足した。当初、8月に「明日の東北州政府」を設け、政策の検討に乗り出すことにしていた。しかし、7月の参院選に、連盟代表で元宮城県議の菊地文博氏ら幹部会員の多くが立候補し、活動が休止していた。
 連盟が所属する地域主権型道州制国民協議会によると、全国では東北州に続き、関西州と南関東州の政治家連盟が発足している。本年度中に東海州と北関東州も設立される見通しだという。


2010年10月10日日曜日

1318チバQ:2010/10/10(日) 18:20:36
>>1305
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/10/13507.html
県議選まで半年 二大政党対決が軸


 県議会議員選挙(16選挙区、定数48)は来年4月10日に予定される投開票まで、あと半年と迫った。政権交代後初めての県議選で、最大会派自民党と第2会派民主党の二大政党による勢力争いが中心。自民党は県議会での安定的過半数獲得を目指し、民主党は自民党を過半数割れに追い込むべく、それぞれ総力を挙げる。
 県議会は現在欠員3。会派別の現有議席数は自民党が25人、民主党が11人、公明・健政会が3人、共産党とクラブ林檎、社民党・県民クラブはそれぞれ2人ずつとなっている。
 自民党は“県政与党”として、30議席以上の安定的過半数を目指す。七つの1人区と二つの2人区は議席を独占しているため、定数が3以上の選挙区で勢力拡大を図る。むつ市は現職が過半数に達していることから、青森、八戸、弘前、五所川原の各市、上北、三戸両郡の合計6選挙区での戦いが焦点。
 現職をはじめ元職、前回選で落選した公認、推薦候補を中心に、過半数以上の候補者を擁立する構え。既に公認、推薦に向けた手続きを開始しており、11月18日まで申請を受け付ける。
 民主党は自民党を過半数割れに追い込もうと、10ある空白区の解消を最大の課題とする。現職11人は公認済みで、公募への応募者4人(青森、八戸、むつの各市選挙区、上北郡選挙区)の審査を始めた。県連所属の国会議員、県議が個別に出馬を打診している人物が少なくとも10人程度いるといい、擁立を目指し交渉を進める。
 現職が1人の県都・青森市選挙区では複数議席確保を目指し、自民党の牙城である1人区への対応も重要なポイントと位置付ける。県連は「年内には候補者をそろえたい」(山内正孝選対委員長)としている。
 公明党は現職2人の公認を決定。新人の擁立はせず、青森、八戸両市で議席死守を図る。党県本部は「弘前市からも擁立したかったが、まずは現有議席の確保に全力を挙げる。三村県政を支える立場から、雇用や新産業創出実現へのけん引役を目指す」としている。
 共産党は青森市で現職に加え現職市議を新人として擁立、県都で2議席獲得を目指す。弘前市では現職が立候補し、議席確保を図る。八戸市にも新人1人を擁立する方針を固めており、近く正式に発表する見通し。
 社民党は青森市で現職が立候補し、議席を死守する構え。大票田の弘前、八戸両市での候補者擁立も模索するが、「現状では難しい」(党県連)。10月31日投開票の青森市議選後に、県議選の戦い方を具体化する方針。
 このほか、無所属も弘前市選挙区や青森市選挙区で現職、元職、新人が立候補する。

1319チバQ:2010/10/11(月) 12:32:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101011ddlk05010005000c.html
民主県連:県議選公募に8人 /秋田
 民主党秋田県連は10日、秋田市で常任幹事会を開き、統一地方選・県議選の公募に8人の応募があったことを報告した。また同日は岡田克也党幹事長も来県。統一地方選や県内の課題について県連や連合秋田と意見交換をした。

 公募は9月1日から21日まで実施。今後は11月をめどに8人のうちから候補者を絞り込む。一方、松浦大吾代表は改めて県議選全選挙区での擁立を掲げ「8人はまだまだ少ない」と話し、現職の小田嶋伝一氏と前回の県議選に出馬した吉方清彦氏の他に、総支部を通じて候補を選ぶ方針を示した。【野原寛史】


http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201010100257.html
岡田幹事長交え県議選方針確認 全区擁立目指す民主県連
2010年10月11日

 民主党県連(松浦大悟代表)は10日、同党の岡田克也幹事長を交えた常任幹事会を秋田市内で開き、来年4月に予定されている県議選(定数45)に向け話し合った。

 冒頭のあいさつで岡田幹事長は、地方選での候補者擁立の基準として「すべての選挙区から候補者を立てることや、女性候補者を増やすこと」などを確認。「足元がしっかりしていれば、多少の逆風には耐えられ、乗り切ることはできる」と話した。

 全14選挙区での候補者擁立を目指す同県連。現在、県議会で過半数を占める自民党会派との差を埋め、党の基盤を強固にしようと公認候補者を募り、8人が応募している。

 常任幹事会後の会見で松浦代表は公認候補について、応募のあった8人のほか、現職やそれ以外の人にも働きかけるといい、「最低でも、複数選挙区では公認を1人、1人区では公認にこだわらず推薦などを含めて必ず応援する候補者をつくる」とした。

1320チバQ:2010/10/13(水) 12:23:14
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/10/13539.html
「空白区解消を」 県議選で民主県連へ岡田幹事長


 民主党の岡田克也幹事長は11日、統一地方選に向けた全国行脚の一環で来県。党県連関係者と会談し、県議選の空白区解消を目指して候補者擁立に努めることを確認した。
 岡田幹事長は同日、視察先の弘前市内のリンゴ園で報道陣の取材に応じ、「空白区をつくらない、3人区以上では複数の候補者を擁立する、女性候補者をなるべく擁立する、という党の三原則があり、それに基づき(県連側に)なるべく擁立するようお願いした。(県連に)期待したい」と語った。
 県連の山内崇幹事長は取材に対し「岡田幹事長から積極的に擁立するよう話を受けた。特に青森市選挙区のような大選挙区では複数擁立するよう強い要請があった。県連として最大限努力する」と述べた。
 また、岡田幹事長はこの日、弘前市悪戸にあるJAつがる弘前の河東地区りんご施設を視察。同農協の西澤幸清組合長らから果樹経営安定対策の復活などの要請を受けた。
 要請について岡田幹事長は「1次産業をしっかりさせないと、地域の疲弊は止まらない。持ち帰って検討したい」とした。
 今夏の猛暑でホタテへい死の被害が出ている野辺地町漁協では、来年度の漁業補償対策について、むつ湾漁業振興会から「漁業共済の契約時期(1月)に合わせて前倒ししてほしい」との要望があり、岡田幹事長は政府とともに、どのような形で対応できるか検討する考えを示した。
【写真説明】弘前市悪戸のリンゴ園を視察した岡田幹事長(中央)

1321名無しさん:2010/10/13(水) 12:33:59
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001010130002
大鰐町長、決着へ 裁決受け入れ
2010年10月13日

 得票同数に伴いくじ引きで当選者を決めた6月の大鰐町長選について、落選した前町長の二川原和男陣営は12日までに、当選無効の申し立てを棄却した県選挙管理委員会の裁決を受け入れ、仙台高裁に出訴(提訴)しないことを決めた。当選者をめぐり3カ月半、混迷した同町長選はこれで決着した。


 二川原氏は12日、「これ以上町政を混乱させたくないということで、11日に後援会と話し合い決めた」と話した。


 県選管の裁決では、二川原氏の有効票1票が「町お良くして 山壮なくしない」という他事記載のため無効票と判断され、当選した山田年伸町長よりも1票少ない3523票とされた。しかし、投票用紙には「二川原和男」と候補者名も書かれていた。このこともあって二川原氏は「後援会も私も、裁決内容に疑義がないわけではないが、町政への影響を考えた」と述べた。


 同陣営の裁決受け入れについて山田町長は12日、「これで町長職が確定すると思うので、安心して職責を全うしていきたい」と話した。今季からエリアを縮小し町直営にする大鰐温泉スキー場関連の予算案も「今月下旬には町議会に諮りたい」としている。

1322チバQ:2010/10/13(水) 21:24:33
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010130004
定員9人やっと/南相馬市 事業仕分け人
2010年10月13日


 ●応募締め切り2度延長


 南相馬市が公募していた11月20、21両日の2回目事業仕分けの評価員(仕分け人)が、定員の9人に満たなかったことから締め切りを2度延ばしてやっと決まった。この中には、5月の1回目の仕分けの評価員経験者4人が含まれている。


 募集期限は9月24日だったが、それまでに応募動機をまとめた小論文は8人からしか届かなかった。同30日、10月5日と期限を2回延長。この結果、10人が応募し、「市税を滞納していない」などの応募資格を満たす男性7人、女性2人が選ばれた。


 応募が低調だった理由の一つとして市は、市民生活にかかわる事業に物申す役割が敬遠されたとみている。また、応募資格は20歳以上だが、今回選ばれた評価員は60代が5人と最も多く、50代が3人、70代1人。仕分け前の平日に対象事業の現地視察や仕分けリハーサルがあるため、若い世代は応募しにくかったのではないかとしている。


 仕分けの対象となるのは、企業立地促進事業助成金、就学サポート事業、海資源活用推進事業など54事業で、予算額は計1億7818万9千円。(田村隆)

1323名無しさん:2010/10/14(木) 01:21:35
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1324チバQ:2010/10/14(木) 19:05:44
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2010大船渡市長選、告示まで残り1カ月
新人3氏の争いへ
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 11月14日(日)の大船渡市長選告示まで、残り1カ月となった。これまでに、元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)=猪川町=と、市議で会社役員の鎌田和昭氏(64)=赤崎町、同じく市議の平山仁氏(41)=大船渡町=が立候補を表明。4期務めた現職の甘竹勝郎市長は出馬せず、新人3氏による争いの公算が強まっている。現時点では争点や支持の構図が見えにくく、混戦ムードが広がっている。
 12月2日(木)の任期満了に伴う市長選は、昭和27年の市制施行から通算17回目、合併後は3回目。投開票は11月21日(日)で、今月27日(水)には市役所で立候補予定者説明会が開かれる。
 4期16年務めた現職の甘竹市長は、8月に勇退表明を行った。これまで新人3氏が立候補を表明しているが、他に擁立の動きは見られず、三つどもえの争いが濃厚となっている。
 戸田氏は8月10日に出馬表明を行ったほか、今月3日の事務所開きでは支持者約200人を前に、地域課題克服などへの意欲を示した。市内全戸を回る活動を続け、有権者との対話を重ねている。
 鎌田氏は8月21日に出馬表明を行い、事務所開きは24日(日)に予定。今月中旬からは、赤崎町内で地域住民を前にした「市政報告会」を始めており、産業振興など自らの重点施策を訴えている。
 平山氏は今月2日の記者会見で、「第三の選択」を強調しながら選挙戦への意気込みを示した。事務所開きは16日(土)を予定。通勤時間帯に合わせた街頭活動などを積極的に展開している。 
 3氏とも無所属での出馬予定だが、今後の注目点の一つは政党や団体による推薦・支援の動き。すでに水面下で調整が始まっており、政党によっては絞り込みに入っている。一方で、どの候補にも推薦しない方針を早々に組織決定した業界団体もある。
 また、政策面でどのような対立軸や争点が生まれるかも有権者の大きな判断材料となりそう。3氏とも、これまでの甘竹市政に対しては一定の評価を寄せている。争点について戸田氏は「景気回復、雇用」、鎌田氏は「実行力」、平山氏は「政策の具体性」を挙げる。
 戸田氏は前回も挑戦し、現職に約2000票差にまで迫る1万3000票を獲得した。鎌田氏は市議以外にも水産や消防分野で要職を歴任し、地元・蛸ノ浦地区の支持が厚い。最も若い平山氏は浮動層の取り込みに加え、市議時代の行動力に期待を寄せる声も多い。
 三者三様の強みがある一方、各陣営からは「今はお願いしやすいところを回っている」「組織としての動き出しはこれから」「新たな支持開拓は難しい」といった声も漏れる。現職の甘竹市長は、後継候補の擁立を否定。これまでの現職支持層がどのような投票行動に出るかも、今選挙戦の大きなカギとなりそうだ。
 3人以上の立候補は昭和59年に4人が出馬して以来26年ぶりとあって、選挙戦の構図が読みにくく、現時点では混戦ムードの様相を呈している。
 16年ぶりの新リーダー選出に向け、流動要素を多く残したまま、各陣営による活動は今後さらに活発化するとみられる。
 市選管によると、市議である鎌田氏、平山氏のいずれかが11月3日(水)までに議員辞職届を提出すれば、市長選と同じ告示、投開票日程で市議補選が行われる。両氏とも、辞職するかどうかの対応に関しては、現時点で明言を避けている。
 9月2日現在の市内有権者数は、3万4034人(男1万5970人、女1万8064人)となっている。

2010年10月14日付 1面

1325チバQ:2010/10/16(土) 00:59:45
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101014140747.asp
木村系町議の県議選出馬で波紋

 藤崎町の鶴賀谷貴町議(48)が13日午前、来年4月の県議選南郡区(定数1)に出馬を検討していることを明らかにしたことが、町内や自民党関係者に波紋を広げている。同町は自民党県連会長を務める木村太郎衆院議員と、同政調会長の阿部広悦県議(62)の地元。阿部氏は県議選出馬が確実視されている。これまで両氏と緊密な関係にあった鶴賀谷氏の出馬検討の動きを、“木村王国”の内部分裂とみる関係者もおり、さまざまな憶測を呼んでいる。

1326チバQ:2010/10/16(土) 20:49:03
>>944>>952>>963
激戦だった選挙は影響してるのか?
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101016t51008.htm
全教育委員が辞職願 教育委員長不再任理由に 酒田市
 山形県酒田市議会9月定例会で、任期満了に伴う高橋修教育委員長の再任案が否決されたことを受け、石川翼久教育長ら5人の委員全員が、阿部寿一市長に辞職願を提出したことが、15日分かった。来年4月に統合する酒田一中、五中の新校名をめぐって保護者らに混乱が生じた責任を取る格好となった。
 石川教育長によると、辞職願は9月末、高橋委員長を含む5人全員で阿部市長に提出。「仕事を続けてほしい」と慰留した阿部市長の預かりとなっている状態だという。
 高橋委員長の任期は11月28日に切れるため、任命権者の阿部市長は9月定例会に再任を求める人事案を提出。市長を後押しする会派は賛成したが、反対多数で否決され、不同意となった。
 背景にあるのは来年4月に酒田一中、五中が統合する新設校の校名問題。2008年7月、PTA役員や校長などで組織する統合準備委員会が設置され、新校名候補として「光ケ丘中」を提案した。市教委は「ナンバースクールを残したい」として、新設中の校名を酒田一中に決めた。
 しかし、市教委の説明不足が指摘されるなど混乱。結局、統合準備委の了承を取り付けて臨んだ9月定例会で、新校名を酒田一中とする学校設置条例の一部改正案が可決されたが、高橋委員長の再任案は否決された。
 石川教育長は「不同意は、校名問題の責任を問う議会の意思と受け止めている。委員長が『要らない』と言われれば、われわれも続けられない」と話している。
 否決に回った市議によると、阿部市長に対し高橋委員長の人事案件の提出を見送るよう求めたが、聞き入れられなかったという。
 この市議は「校名問題の余波で否決されることは目に見えていた。委員長の不再任を理由に全員で辞職願というのはおかしい」と指摘している。


2010年10月16日土曜日

1327チバQ:2010/10/18(月) 12:50:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101018110620.asp
自民、分裂選挙か/県議選南郡区

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 来春の県議選の注目区として、南郡選挙区(定数1)が浮上してきた。自民党県連会長・木村太郎衆院議員(45)と、側近の同政務調査会長・阿部広悦県議(62)の地元・藤崎町で、木村系の同町議・鶴賀谷貴氏(48)が無所属で出馬する意向を明らかにしたためだ。木村陣営のほころびが自民の分裂選挙に発展する可能性をはらむ一方で、空白区解消を目指す民主党が、鶴賀谷氏の取り込みに動くという観測も流れている。

1328チバQ:2010/10/18(月) 12:54:44
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001010180003
統一選まで半年…県議選、公認探し急ぐ
2010年10月18日

  来春の統一地方選まで半年を切った。政権交代後、初となる県議選を控え、民主、自民両党は公認候補の擁立を急いでいる。民主が現有議席の倍増を狙うのに対し、自民は現状維持を目指し、安定多数を確保したい考えだ。公明、共産、社民各党も勢力拡大を目指し、みんなの党も新たに参戦する。(上田学、安仁周)


  「統一選は国政選挙以上に大切な選挙。(県議数を)倍増するという意識で取り組みたい」。9日、仙台市内のホテルであった民主党県連の幹事会後の記者会見で、安住淳・衆院議員は統一選への意気込みをこう語った。


  防衛副大臣に就任した安住氏は県連代表を退くことになり、新しい代表と執行部が発足する。幹事会では新代表を承認する11月の県連大会の日程などを確認、統一選に向けて態勢を整え始めた。


  県議会の定数61のうち、民主党系会派「改革みやぎ」の議員は11人で、自民党議員の38人より圧倒的に少ない。3人区以上は複数候補を立てるのが党本部の方針だが、県連は「まずは空白区で勝負」。


  2007年の県議選では民主党は擁立した9人全員が当選。だが全24選挙区のうち、候補者を立てなかった選挙区は17あった。「空白区に候補者を立てるだけでも、議員数の増加は十分期待できる」と木村勝好・県連幹事長代理。仙台市内で唯一議席のない若林(定数3)と、大崎(同4)に伸びしろがあると見込む。


  県連は8月末に現職9人を1次公認。10月末をめどに県連の各総支部や支援団体の推薦を集約し、11月初めには2次公認を決める予定だ。


  一般公募の窓口は、11月から始まる「民主党みやぎ政治スクール」が側面を担う。06年に続き2回目で、候補者発掘や育成が目的の一つ。党本部の幹部や国会議員らが講師となり、県内の政治課題を掘り起こす。前回は受講した6人が県・市議選に立候補、4人が当選した。今回も3次公認は受講者を含めて決める。


  ただ、党勢拡大には不安要素もある。「党への期待値が高かった4年前と取り巻く状況が違う。楽観はできない」。木村氏は表情を引き締めた。


   ◇   ◇


  「地域でしっかりとした地盤を持つ我が党が、しっかりとした成果を出していかなければ、これからの政権もあり得ない」


  16日にあった自民党県連の選挙対策委員会で、須田善明・幹事長は出席者に発破をかけた。続く総務会でも、高橋長偉・会長代理が「政権復帰を果たすためにも、地方組織のさらなる強化をしていかねばならない」と強調した。


  県議会の自民党会派「自民党・県民会議」は定数の6割以上を占める。だが、政権交代で国政につながるパイプを失ったこともあり、須田氏は「今まで以上の大変な厳しさと激しさとなる政治的状況にある。4年前とは全く違う状況での戦いになる」。


  県連がこの日、県議選の1次公認・推薦候補として発表したのは公認29人、推薦1人。現職優先で公認・推薦の候補者を決めていた従来方針を改め、地域支部が認めれば新顔でも1次から応募できるように門戸を広げた。だが、ふたを開ければ、元職2人を除いてすべて現職。結果として従来と変わらなかった。


  3期以下の「若手」現職は24人。「若返りはすでに果たしている」といい、今回で引退する議員も少ないとみられる。こんな事情もあり、「新人は1次の発表を模様眺めしてから、応募しようとしているのではないか」と須田氏はみる。


  県連は17日から2次公認・推薦の希望者の受け付けを始めた。候補者をまだ立てていない名取、亘理、宮城、本吉の各選挙区を中心に選考を進め、11月7日に締め切り、8日に決定する。最終的に計40人ほどを擁立し、現有議席の維持を目指す。


  今後、業界や団体との会合を重ねて協力態勢を築き上げていく方針だ。参院選で使った県内版の公約集「県民との約束」を引き継ぎ、経済対策を中心に支持を訴えていく。


   ◇   ◇


  公明党は現職3人の公認を発表。共産党は現職2人を含む4人を公認した。社民党は現職と前職の4人の公認を決め、みんなの党は今月末をめどに公募で数人を公認、追加公認も検討する。


  来春の県議選は定数61のまま改選を迎える見通し。選挙区は本吉(同1)と気仙沼(同2)が統合される。

1329栃木都民:2010/10/20(水) 11:42:15
www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101020t11019.htm
宮城県議会、尖閣問題の意見書可決 民主系会派は反対
 宮城県議会9月定例会は19日の本会議で、自民党・県民会議と公明党、21世紀クラブ3会派が提出した、尖閣諸島の中国漁船衝突事件に関する意見書を賛成多数で可決した。民主党系の改革みやぎは反対し、社民党と共産党は採決を棄権した。
 意見書は「領有権問題は存在しないとの基本原則を毅然(きぜん)と中国政府に示すべきだ」と指摘し、(1)海上保安庁が撮影した衝突映像の公開(2)漁船船長釈放の経過説明―などを国に求めた。
 自民党・県民会議の佐々木喜蔵会長は提案理由説明で、「船長釈放は外交的敗北」などと菅政権の対応を批判した。
 改革みやぎは反対討論を行わず、自民党議員から「反対理由を明確にすべきだ」との声も上がった。本会議終了後、改革みやぎの藤原範典会長は取材に「意見書の感情的な表現に賛同できなかっただけだ」と説明した。
 意見書は全会派の合意で提出するのが原則だが、会派間の調整が不調に終わり、自民党など3会派が提出を強行した。
 19日の議会運営委員会で社民党と共産党は「提出に賛成だったが、全会派合意の原則をほごにすることは容認できない」と抗議。自民党は「合意できなければ多数決しかない」と突っぱねた。
 尖閣諸島問題に関する意見書は、青森を除く東北5県議会と仙台市議会が可決した。民主党系会派が反対に回ったのは秋田と宮城だけ。
河北新報 2010年10月20日水曜日

なさけねえ、旧社会党系がごねたんだろうけど、せめて社民党並みに棄権したらどう。
ちなみに、改革みやぎの会長さんは旧民社党の本部でホープといわれた人物。媚中派を改革する必要があるのでは。

1330名無しさん:2010/10/22(金) 12:31:17
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101019ddlk07010294000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/1 教育 /福島
 ◇学テ不振、妙案なく 予算計上も効果上がらず
 南会津町立檜沢中学校1年生の数学の時間。パソコンルームに集まった20人が教壇のスクリーンを見つめる。通信教育大手「ベネッセコーポレーション」(本社・岡山市)の女性講師が映し出され、方程式の問題を出題した。「分かった人はこっそりチャットで回答してください」と呼び掛けた。

 インターネットを利用した授業。同中と舘岩中の生徒が同時に受けていた。生徒は手元の端末で回答を入力。東京都多摩市の同社東京本部にいる講師の元に瞬時に届く。制限時間が来ると、講師は回答例を示し、最後に「正解は○○さん、○○君」と名前を読み上げた。

 同町は、このネット授業を5中学校で実施している。民間のノウハウを生かして過疎地の生徒の学力を向上させようと06年度に県事業として開始。昨年度から町事業に移行したが、県は今も事業費2500万円のうち約1200万円を補助している。

 檜沢中の渡部早苗校長は「他校とネットで結ばれ、多くの生徒の成績を知ることができて刺激になっているのでは」と意義を語る。一方で県教育委員会には「具体的な効果が数値で把握できず、検証しにくい」との声もある。

   ◇  ◇

 県は、全国に先駆けて02年度に少人数学級を導入するなど教育には力を入れてきた。今年度も予算2108億円を計上して、独自性のある授業を実施するモデル校事業などを盛り込んでいる。南会津町の取り組みもこうした事業の一環で始まった。

 ところが、4月に小学6年生と中学3年生の3割を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)では、正答率が全国平均を上回った科目は一つもなく、取り組みの再考を迫られる結果だった。ある県幹部は「予算を掛けても結果が出なかった。では何をすればいいのか」と嘆く。

 県教委は7月の結果発表直後、小中学校に「定着確認シート」の活用徹底を通知した。今年度から2カ月に1回、授業の確認問題として配布していたが、使っていない学校が多かった。確認問題によって教師も指導法を振り返り、さらに工夫することが期待できる。

 県教委学習指導課は「シートの活用を徹底し、まず授業の質改善につなげたい。学力向上はその延長。コツコツ取り組むしかない」と話す。反復が求められる地道な取り組み。大きな予算をつぎ込むだけが学力向上の対策ではないことを身に染みて感じている。【種市房子】=つづく

   ◆  ◆

 31日投開票の知事選は中盤戦に入り、再選を目指す無所属現職の佐藤雄平氏(62)と共産党新人の党県常任委員の佐藤克朗氏(55)が政策論争を繰り広げている。現場で争点を点検する。

1331名無しさん:2010/10/22(金) 12:31:53
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101020ddlk07010162000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/2 商業振興 /福島
 ◇条例来年度改正? 商店街保護か大型店誘致か
 国道4号に面した伊達市堂ノ内地区の10万平方メートルを超す広大な農地。県内最大級となるイオン(千葉市)のショッピングセンター(SC)建設が計画されている。

 計画が持ち上がったのは99年。買い物客を奪われることを懸念する周辺市町から反対の声が相次いで上がり、県は出店に必要な都市計画変更に慎重姿勢を貫いてきた。さらに大型店の出店を規制する「県商業まちづくり推進条例」が06年10月に施行され、着工は事実上不可能になった。

 それでも地元の伊達市は推進の立場を堅持している。現在策定中の「都市計画マスタープラン」にもSCを盛り込む方針だ。先月から仁志田昇司市長や市議らが相次いで県や県議会にSCを認めるよう要望に訪れている。

 同条例は、強制力はないものの店舗面積6000平方メートル以上の大型店の出店先を福島市や郡山市などの市街地に限定し、郊外出店を事実上不可能にしている。全国一厳しいとされ、施行後に湯川村のSC計画が断念されるなど効果は絶大だった。

 ただ、同条例のもう一つの大きな目的、市街地への出店誘導のもくろみは外れ、大型店の県内進出自体が全くなくなった。07年以降、宮城県名取市や栃木県那須塩原市など、隣接県の近い場所に相次いで大型SCが進出し、県内から数百億円の消費流出を招いたとの指摘もある。

 SC誘致を進める「伊達市堂ノ内市街化促進協議会」の直江市治会長は「3000人以上の雇用が生まれ、県外から来た客が観光もするなど、新たな人の流れを生む。商店街と競合するのはスーパーなどの中規模施設。SCを市街地に誘導するのも机上の空論だ」と批判する。

   ◇  ◇

 一方、周辺市町の商店街ではSCに反対する声が依然根強い。

 福島市が3年に1回行う歩行者・自転車通行量調査では、市街地9地点の合計で、94年の1日約7万2000人が06年に同3万人に激減。同条例施行後の09年には同3万3000人とやや持ち直した。

 同市中心部の「文化通り商店街振興組合」の高田比佐之理事長は、「この数年で空き店舗が減り、にぎわいが戻ってきた。大型店が進出すれば再び人の流れが変わる可能性がある」と心配する。

 同条例は5年ごとの見直しを定めており、来年度がその時期にあたる。商店街保護か大型店による商業振興か、来期を担う知事は難しい判断を迫られる。【関雄輔】=つづく

1332名無しさん:2010/10/22(金) 12:32:22
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101021ddlk07010173000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/3 医療 /福島
 ◇医師不足に解決策なく 地域で高度医療に不公平感も
 県内でも特に医師不足が深刻な相双地域。危機的な状況だった南相馬市小高区の市立小高病院(99床)は住民運動のかいあって、09年4月に外科医1人が新たに加わり、どうにか常勤医が4人になった。

 もともと、内科と外科、眼科の3医師だけだった。危機感を抱いた地元住民は08年11月、「小高病院を守る会」を結成。同年末、約1万1000人の署名を集め、県や同市に医師の派遣や、定着のための待遇改善を訴えた。守る会の高野逸夫事務局長(66)は「住民運動で常勤医を1人加えることができた。成功と言っていい」と喜ぶ。今年3月で退職予定だった眼科医の継続勤務も決まった。

 一方、別の会員は「医師4人がいつまでいるか分からず、まったく安心できない」と話す。大規模病院の施設充実を図ることで医師を呼び込む県の政策を挙げ、「医師が田舎には見向きもしなくなる。県と市が連携して対策を取ってほしい」と願う。

   ◇  ◇

 国の統計によると、県内10万人当たりの従事医師は176・1人(06年度)と、全国平均206・3人よりかなり低い。特に相双地域は110・2人と半分程度で、県内7医療圏では最低だ。

 県は今年度、医師不足を含めた総合的な地域医療の崩壊をくい止めようと、相双医療圏で総額25億円の再生計画を本格スタートさせた。救急患者を搬送する拠点病院への高度医療機器配備、へき地診療所への医師派遣システムの強化などを掲げている。

 一方、相双地域内でも医療格差があり、不満を感じている住民もいる。地域内のうち双葉地区の患者が高度医療を求める場合、相馬地区やいわき市で受診する人が多い。県は来年4月、双葉地区の双葉厚生病院と県立大野病院を統合して、地区の中核拠点にして打開する方針。再生計画でも、両病院の施設を充実させるため、多額の資金を計上している。

 これについて南相馬市の幹部職員は「県の資金配分は両病院の統合を重視している。南相馬市の病院でも、高度医療機器の購入費が補助されるが不公平感は残る。医師不足を解消する根本的な解決策にもなっていない」と批判した。県地域医療課は「不均衡な部分は確かにあるが、他の政策と併せて総合的に対応している」と説明している。【神保圭作】=つづく

1333名無しさん:2010/10/22(金) 12:32:49
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101022ddlk07010141000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/4止 福島空港 /福島
 ◇3億円超の赤字県補てん ウルトラマンで人は集まるが
 日曜日の17日の昼下がり、福島空港(須賀川市、玉川村)の空港ビル内は子供の歓声があふれていた。同市出身の故円谷英二監督が手掛けたウルトラマンのショーが開催され、家族連れがビル内をパトロールするヒーローを取り囲みながら歩いた。ビル職員は「まるで大名行列」と、イベントの成功を喜んだ。

 ショーは利用客数低迷にあえぐ同空港が、「にぎわい創出」の目玉イベントとして数カ月に1回開催しており、毎回300人は集まる。「まずは一度空港に足を運んで親近感をもってもらい、利用増につなげたい」と県空港交流課。

 ただ、来場者の評価は辛い。会津若松市から長男(6)を連れて来た女性会社員(34)は、同空港を使ったのは沖縄(路線は09年に廃止)に行った時の1回だけ。「便が多い羽田空港や成田空港の方が使いやすい」と語る。

   ◇  ◇

 福島空港はピークの00〜01年度に定期便9路線が運航され、搭乗客は最高の99年度に75万人いた。

 しかし、昨年度は28万人で、93年の開港以来最低を記録した。ジャンボ機が離着陸できる2500メートル滑走路など、現在の施設規模の根拠とされる国の航空需要予測(93年策定)は、10年度で158万人と見込んだが遠く及ばない。

 00年の航空法改正により、国が路線を割り振っていたのを航空会社の判断に任せるようになると、不採算路線は次々と廃止になり、現在は札幌、大阪、上海、ソウルの4路線しかない。特に最近では、大阪と沖縄に飛んでいた日本航空の09年の完全撤退は痛手だった。

 就航便が少なければ着陸料収入も減る。08年度決算で、施設管理費などの支出4億7000万円に対して、主に着陸料である収入は1億6400万円にとどまり、3億円以上の赤字分は県予算で補てんした。

 不況で航空需要が冷え込んでいるだけでなく、今年3月の茨城空港開港、今月の羽田空港の4本目の滑走路使用開始とライバルが増え、経営環境はますます厳しい。特に両空港には、福島空港のセールスポイントでもあるハブ空港・ソウル便もある。縮小し続ける市場を、空港間で奪い合うことが予想される。

 県空港交流課の橋本典男課長は、空港があるから福島進出を決めた県外企業があることを挙げ、「地方の空港は必要。空港のみの収支ではなく、経済や文化交流といった波及効果も含めて価値が議論されるべきだ」と強調する。

 一方、空港への県支出を違法と主張する「県市民オンブズマン」代表の広田次男弁護士は「県民の税金で赤字補てんを続けるのは公金の合理的な使い方とは言い難く、福島空港は廃止が望ましい」と指摘。この問題に限らず、知事には「全体の公共性を考えて施策を進めてほしい」と主張している。【種市房子】=おわり

1334名無しさん:2010/10/25(月) 20:45:59
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101025_3
深谷氏が初当選、中屋敷氏3選阻む 雫石町長選

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 任期満了に伴う雫石町長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元雫石スキー場支配人深谷政光氏(66)が、3選を目指す現職中屋敷十氏(59)を破り、初当選を果たした。前回の2006年と同様、両氏による一騎打ちとなった今町長選は、住民主権の実現へ変革を訴えた深谷氏が、町政継続を唱えた中屋敷氏に957票差をつけて勝利した。投票率は75・29%。

 深谷氏は8月に出馬を表明した。町議19人のうち4人が支持。地元の林崎地区を中心に後援会(上森合騎市会長)を再構築し、支持を拡大した。

 中屋敷氏は5月に出馬を表明し、後援会(中川一会長)と町議13人を軸に運動を展開。12の政策を掲げ、結いの心を基にした自立の町づくりを訴えた。

 投票は24日午前7時から午後6時まで12投票所で行われ、同7時半から町中央公民館で即日開票された。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】

(2010/10/25)

1335チバQ:2010/10/25(月) 23:42:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010250005
議員報酬は生活給?会津若松市議会で議論
2010年10月25日


 議員活動の日数や議員報酬のモデルを試算した会津若松市議会の報告書案が、25日の同市議会で賛成多数で了承された。報酬のあり方を中心に議員同士が討論。生活給の水準が必要かなどを巡って、賛否両論の考えを述べ合った。
 市議会の全議員が参加する政策討論会が開かれ、報告書をまとめた議会制度検討委員会の土屋隆委員長がその内容を説明。その後、賛成、反対の双方の立場の議員が内容の是非を巡り、討論に入った。
 報告書は議員の活動日数を年間169日間分、報酬の上限を770万円と試算している。「報酬のあり方を議員自身はどう考えるのか」との市民の疑問にこたえるため、2009年1月から計25回の委員会を開いて議論。議員活動だけでも暮らせる生活給の水準が必要だ、と位置づけた。
 賛成の立場の議員は「色々な立場の人が議員になる必要があり、仕事をなげうってなることもある。生活給の考えは必要」と説明。
 反対の議員は「生活給だと、その職務に専念するということ。ほかに職を持つ人が議員になる道を閉ざす」「報酬は市民の収入より高く、市民の理解を得られない」などと声をあげた。
 採決の結果、欠員と議長を除く28人の議員のうち、25人が賛成、3人が反対。賛成多数で了承された。市議会は来月から始める市民との意見交換会で報告書の内容を説明し、市民の理解を求める。
 この日の市議会では、現在30の議員定数のあり方を巡っても議論。定数は29、30、33の三つの案が話し合われてきたが、30に賛成する議員が最も多かった。議員定数のあり方も意見交換会で報告し、市民の声も聴いて結論を出す。

1336チバQ:2010/10/26(火) 23:06:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101026t11031.htm
与党候補支援 知事、自民など3会派 宮城県議選
 来年春の統一地方選で実施される宮城県議選(4月1日告示、10日投票)まで半年を切り、村井嘉浩知事は25日の定例記者会見で、「政策を認めてくれる人に当選してもらうよう努力するのは当たり前のこと」と述べ、県政与党系の候補者を全面的に支援する姿勢を明確に打ち出した。
 自民党出身の村井知事は、7月の参院選で早々に「中立」を表明し、各党と距離を置いた。県議選では、再び旗印を鮮明にすることになる。
 支援対象として、県政与党や知事選で応援を得た現職と元議員、現職の後継候補となる新人を挙げた。「自民党・県民会議」や「公明党県議団」、「21世紀クラブ」の3会派を念頭に発言したとみられ、議席の過半数を占める圧倒的な支援勢力の維持を目指す。
 この日は、2期目の当選を果たした昨年10月の知事選から丸1年。村井知事は選挙戦を振り返りながら「(県議選では)知事選や県政運営に協力してくれた人に誠意を持った対応をする。応援したいと思う人から要請があれば積極的に応援したい」と語った。既に自民党県議の県政報告会などに出席している。
 村井知事は「知事の提案にすべて賛成する人を増やすべきではない。議員個々人が政策を判断すべきで、(首長に無批判の)与党づくりをするつもりはない」との見解も示した。

1337チバQ:2010/10/28(木) 23:19:10
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010280005
「党の顔」の応援は?
2010年10月28日





 31日投開票の知事選はもう終盤だが、無所属現職の佐藤雄平氏(62)、共産党新顔の佐藤克朗氏(55)の両陣営とも政党の党首級の著名議員は応援に来ていない。民主対自民の対決が鮮明だった前回知事選と違って現職陣営が政党色を薄め、衆院補選など各党が重視する選挙が続いていることも影響している。(井上亮、村上晃一)


 ●雄平氏陣営/政党色を出さない方針


 現職として県の総合計画の推進を訴える雄平氏の陣営は「県民党」を掲げ、ことさらに政党色を出さないようにしている。前回知事選でも同様のスタンスだったが民主、社民両党の推薦を受けていた。今回は推薦も受けないうえ、民主、自民、社民3党の「支持」、公明の「支援」のいずれも、党本部ではなく県レベルの応援を受けるにとどめ、県民党の色合いを強めた。


 前回も党幹部ら著名議員は呼ばなかったが、他県の知事らの応援は得た。今回はそれも要請していない。選挙戦終盤に都市部で開いている個人演説会は、県選出の国会議員が中心となって盛り上げている。選対本部の安瀬全孝幹事長は「派手な演出より着実に県民に声を届けることが大切」としている。


 もっとも、前回推薦を得た民主党は今、ねじれ国会の対応に苦しい。選対には「今は風が吹いていない」と同党本部の応援を受けても効果が薄いとの声が聞かれる。


 ●克郎氏陣営/要請も日程調整つかず


 克朗氏の陣営には、14日の告示日に共産党の高橋千鶴子衆院議員(比例東北)、17日には同党の大門実紀史参院議員(比例区)が応援に入った。両氏とも、自身の選挙で県内を重点地区と位置付けているだけに県内では一定の知名度があるが、党委員長をはじめ幹部は来ていない。


 党幹部を招けなかった理由は、国会が開会中であることに加え、衆院北海道5区補選や、青森市議選など党が重要と位置付ける選挙が全国で続いているためだ。党県委員会の久保田仁委員長は「要請はしたが、日程的に調整がつかなかった」と明かす。


 ただ、市街地の人通りが首都圏などと比べて少ない県内では、党幹部クラスを招いたとしても事前に十分告知しないと人が集まりにくいという。候補者自身が県内各地を回り、街頭に立って政策を訴えることに徹する現在のやり方は「党の支持層以外からの反応も良い」(久保田委員長)という。

1338チバQ:2010/10/29(金) 23:01:54
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010290004
現職支持 県議に温度差
2010年10月29日





 ●自民:前回が尾を引き/県民連合「わが候補」意識


 31日投開票の知事選で、現職の佐藤雄平氏(62)を支持する県議会最大会派の自民党と、民主、社民両党で構成する第2会派「県民連合」の間に温度差がある。2006年の前回知事選で雄平氏と自民側が激しく争ったことが尾を引いているためだ。一方、新顔の佐藤克朗氏(55)を公認する共産党は「党の主張が際立つ」として、4党相乗りVS.共産の構図を好意的にとらえている。(村上晃一)


 27日、白河市と須賀川市であった雄平氏の個人演説会。県民連合からは2人の県議が出席し、雄平氏の隣でマイクを握って支持を呼び掛けた。一方の自民は、招かれた3人のうち1人しか姿を見せなかったうえ、マイクを握ることはなく、来賓の一人として名前を紹介されただけだった。


 「かなり温度差がある」と県民連合の宗方保県議(須賀川市)は話す。前回から雄平氏を支持している県民連合内では「雄平氏は我々の候補」との意識が強い。一方、ある自民県議は「演説会には参加するが、積極的な選挙運動はしていない」という。


 自民党県連は、森雅子・現参院議員を擁立して雄平氏と激しく争った前回からは一変し、今回は対立候補を立てられず、雄平氏の支持に回った。ただ、「選挙対策本部の組織に入らない」「遊説でマイクは握らない」と決めており、演説会の人集めなど裏方に徹している。斎藤健治幹事長(岩瀬郡)は「『県民党』を掲げる雄平氏への配慮だ」と説明するが、「前回争ったことが尾を引いているのも現実」とも認める。


 県議にとって、知事選で候補者の隣でマイクを握ることは、来春の県議選に向けて自分の顔と名前を売るチャンスでもある。今回の知事選でも、雄平氏の演説会場で自身の名刺を有権者に配る県民連合の県議もいる。


 来春の県議選では民主、自民の両党が30人超の候補者を擁立する方針で、共に過半数の確保を目指すことになる。それだけに、ある自民県議は、裏方に徹さざるを得ない状況を「支持はするのに表に立たなければ、一般の有権者と同じ。政界に身を置く者なら他人の選挙で汗をかかなければ評価されないのに、かやの外だ」と嘆く。


 ◎共産「主張 際立つ」


 佐藤克朗氏の街頭演説では、県議選の立候補予定者が自身への支持を訴えている。


 福島市のほうらい団地であった街頭演説。県議選に立候補を予定する新顔が克朗氏の隣でマイクを握り、県議会は共産党を除いてオール与党化していると指摘。「共産党の役割が大きくなっている。来年の県議選では私にお力添えください」と訴えた。


 やはり県議選に立候補予定の神山悦子県議(郡山市)は「知事の役割と県議の役割は違うが、向き合う県政課題は同じ。今訴えていることを県議選に結びつけてチャンスにしたい」と話す。


 オール与党VS.共産の争いとなった今回の知事選の構図を、共産党は「我々の主張が際立ちやすい」と喜ぶ。党県委員会の久保田仁委員長は「相乗りの4党の主張がぼやけている分、共産党の訴える政策が際立っている。来春の統一地方選にもつながるだろう」と期待する。

1339チバQ:2010/10/29(金) 23:45:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101029t11022.htm
宮城県議会、外郭団体「充て職」辞退 来春改選後で詰め




 宮城県議会は、正副議長や議員の「充て職」となっている県外郭団体の役員就任を辞退する方向で検討に入った。経営責任を問う立場の議員が問われる側にいると、外郭団体に対する議会の監視機能が低下しかねないのが理由だ。来年4月の改選後の実現に向け、全会派で構成する「議会改革推進会議」の場で詰めの協議を進めている。
 正副議長と議員が役員を務める主な外郭団体は表の通り。多額の累積債務を抱えて経営が悪化し、県が改善支援団体に指定した団体も多い。
 県林業公社は、業務執行を監査する立場の「監事」を議員が務めている。同公社は借金164億円の返済めどが立たず存続の危機に直面。監事の責任は重さを増している。
 県農業、道路の2公社も議長や議員が監事を務める。県住宅供給公社は副議長が理事、県土地開発公社は議員5人が理事、議長が監事に就任。赤字経営が続く第三セクターの阿武隈急行は、議長が取締役に就いている。
 各団体は、定款で「理事や監事は知事が任命」「監事は知事が委嘱する県議」などと決めている。知事は慣例に従い、議会側に就任を要請。正副議長や各常任委員らが順次、役員になってきた。
 ベテラン議員は「役員に就くメリットは実際、肩書が増える程度。半面、議員が役員だと議会も厳しい追及がしにくく、経営難を問われたくない外郭団体の隠れみのになっている」と指摘する。
 外郭団体側は「理事会でさまざまな角度から意見をもらい、事業の方向性を定めるのがベター。議員が役員で何の過不足も感じない」(県土地開発公社)と現時点の慣例見直しには消極的だ。
 推進会議は、就任を求められる役職の性質、就任メリットなどを精査した上で、議会として「原則就任辞退」の方針を明確に打ち出し、知事に就任要請しないよう申し入れることも検討する。
 県議会では、県審議会など「付属機関」の委員就任も、原則辞退する方向で検討を進めている。
 東北では、秋田県議会が2000年10月の議会運営委員会で、外郭団体充て職役員への就任自粛を申し合わせ、現在は議長が一部役員を務めているだけとなっている。


2010年10月29日金曜日

1340チバQ:2010/10/29(金) 23:52:54
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101028ddlk07010262000c.html
’10知事選:候補者同姓、佐藤 その1票はどっち? 31日の投開票日迫る /福島
 ◇知事選投票用紙 佐藤 現職?新人?どちらに投票したの?
 知事選は31日の投開票日が迫り、再選を目指す無所属現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党新人の佐藤克朗氏(55)が終盤の戦いを展開している。今回、立候補者は同姓。投票用紙に「佐藤」しか書かれていない場合、その1票はどうなる?【種市房子】

 ◇「知事」は地域事情で
 投票の記載が有効か無効か、有効なら誰に入れたものかは、各市町村選管から委嘱された各開票所の立会人(投票管理者)が、開票日前日までに各選管が作成する判定マニュアルを参考に判断する。マニュアルは全国の過去の事例や判例に基づいて作るが、県全体で統一されたものではなく、地域事情がはたらく場合がある。

 例えば「知事」。立候補者に現職がいるが元職はおらず、投票された地域で過去に知事になった人がいない場合など、混同の心配がなければ現職の1票となりそう。今回、現職の地元の会津地方など、県内の多くの市町村選管はマニュアルで現職の票とする可能性が大きい。

 一方、佐藤栄佐久前知事の地元の郡山市選管は「前知事への支持票かもしれないし、新知事への期待を込めた票かもしれない」と話し、現職の票としない可能性を示唆。76年まで知事を務めた木村守江氏(96年死去)の地元・いわき市でも同様だ。

 ◇「佐藤」は案分に
 「雄平」「克朗」など名前のみの記述は有効とみられる。しかし「雄」「克」など名前の一部では過去も無効とされている。「佐藤『勇』平」「佐藤克『郎』」など誤字があっても、候補者名が認識できれば有効とされそうだ。

 「佐藤」ではどちらに入れたのか不明。両候補のその他の有効票の得票率に従って配分する「案分票」となる見込みだ。1961年知事選でも「佐藤」氏2人ら計3人が対決し、案分票が発生した。

 今回、「佐藤」票が多数あると予想され、南相馬市選管は専用の仕分け箱を用意。有効票の集計後、ただちに案分作業に入る。一方福島市選管は、186人が立候補して同姓候補が多数いた7月の参院選比例代表を挙げて「今回は2人。それほど複雑な仕分けではない」と話している。

1341チバQ:2010/10/30(土) 08:31:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20101029-OYT8T01110.htm
倍増狙う民主 死守誓う自民
統一選まで半年
 来年4月の統一地方選まで半年を切り、各党の候補者擁立の動きが活発化している。政権交代後初の統一選で、議席数の倍増を目指す民主に対し、県議会などで多数派を構成する自民は議席堅持を誓う。公明や共産、社民も党勢拡大を目指し、みんなも都市部を中心に候補を擁立する予定で、乱戦となる見込みだ。

 来年4月の統一選については、前半戦の同月10日投開票で県議、政令市議が行われ、同24日投開票の後半戦に市町村議選などを行うことが決まっている。県内では前半に県議、仙台市議選、後半には6市町長選、10市町議選が行われる見通しだ。

 「県議会、市議会の議席数は国政に比べ劣勢。統一選で倍増させる」。民主党の安住淳県連代表は10月上旬の記者会見で強調した。県議会の定数61のうち、民主系会派の議員は11人で、自民系会派の38人を大幅に下回る。最終的には全選挙区での擁立を目指す。木村勝好・県連幹事長代理は「昨夏の衆院選で1〜5区の議席を獲得したため、新人候補を擁立しやすい」としながらも、「県議や仙台市議の候補擁立に集中し、他の市町村議の擁立に手が回っていない」と語る。

 自民党県連は意欲ある新人を発掘しようと、選考方法を従来の現職優先から、公募に切り替えた。だが、今月16日に発表された1次公認・推薦の候補者では県議30人、仙台市議9人すべてが現職か元議員だった。県連は「新人を引き続き募る」としている。須田善明・県連幹事長は16日の総務会後の記者会見で、「国政で与党だった4年前とは違い、野党で厳しい戦いになる」と危機感を募らせる。

 公明党県本部は現有議席の死守を目指し、石橋信勝代表は「定数が減る選挙区もあり厳しい戦い」とみる。共産党県委員会は、県議選で4人、仙台市議選に新人を含む7人を擁立する構え。社民党県連からは県議選に6人、仙台市議選に新人を含む7人の公認・推薦候補が出馬する予定だ。

 みんなの党県支部は来週にも1次公認候補を決める。菊地文博県支部長は「都市部での支持拡大を目指す」と意気込む。

(2010年10月30日 読売新聞)

1342チバQ:2010/11/01(月) 23:50:31
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20101101ddlk02010152000c.html
選挙:青森市議選 新議員41人決まる 投票率過去最低47.55% /青森
 青森市議選(定数41)の投開票が31日あり、新議員41人が決まった。党派別内訳は▽自民12▽共産6▽公明4▽社民4▽民主1▽無所属14。新旧別は▽現職28▽元職3▽新人10。当日有権者数は24万8826人(男11万4083人、女13万4743人)。投票率は47・55%で、旧浪岡町との合併前の旧市時代を含め、過去最低だった前回(55・61%)と比べ8ポイント以上低下した。

 今回は09年4月の鹿内博市長就任後、初の市議選で、計46人が立候補。JR青森駅前の再開発ビル「アウガ」の経営問題や東北新幹線新青森駅開業後の町づくりなどが市政課題で、各候補は、中心市街地活性化▽雇用の創出−−などを訴えた。【山本佳孝、三股智子】

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 ■視点

 ◇市民の中に閉塞感も
 鹿内市政下で初めての市議選は投票率が47・55%と過去最低を記録した。多くの候補者は、雇用の創出や高齢化社会への対応など差し迫った問題への取り組みを訴えたが、半数以上の有権者は投票に足を運ばない事態となった。

 12月には東北新幹線新青森駅が開業する。経済や雇用が振るわない市にとって、振興を図る好機といえる。「経済を活性化するビッグチャンス」と、市民のおもてなし意識の向上を図り、青森駅前の整備を進めている。

 だが新幹線利用者がまず降り立つ新駅周辺は、商業用の土地区画が不況などの影響で大半が売れ残り、受け入れる態勢が整っているとは言い難い。5年後には北海道新幹線新函館駅開業が控える。「このままでは北海道への通過駅になってしまうのでは」と心配する声もあるほどだ。

 目立った争点にはならなかったが、官製談合や再建のめどがたたないアウガの経営など、市にとって早急な解決が求められる課題は多い。だが、議会はこれまで有効な対策を示せてはいない。解決の糸口がない閉塞(へいそく)感が、市民の中に「誰が市議でも変わらない」といったあきらめムードを作りはしなかっただろうか。

 新青森駅の開業効果を十分に生かし、通過駅となる心配をぬぐうためにも、今後の4年間の活動は大切になる。市政を託された41人は低投票率をしっかり受け止め、新たな青森市像を描いていってほしい。【山本佳孝】

1343チバQ:2010/11/01(月) 23:52:15
 ◇青森市議選開票結果(定数41−46)
当 4772 花田明仁  58 自現(2)
当 4007 大矢保   60 自現(2)
当 4002 竹山美虎  49 無新(1)
当 3702 奈良祥孝  50 民現(2)
当 3467 赤木長義  48 公現(2)
当 3438 奈良岡隆  59 無現(2)
当 3348 柴田久子  60 公現(2)
当 3347 小田桐金三 76 自現(2)
当 3319 山本武朝  52 公新(1)
当 3282 渋谷勲   60 自現(2)
当 3223 藤田誠   57 社新(1)
当 3194 中田靖人  39 自現(2)
当 3130 村川みどり 37 共現(2)
当 3116 里村誠悦  62 自現(2)
当 3114 仲谷良子  70 社現(2)
当 3019 木下靖   50 無現(2)
当 2931 長谷川章悦 61 無元(1)
当 2777 藤原浩平  64 共現(2)
当 2740 小豆畑緑  64 自現(2)
当 2631 秋村光男  63 無現(2)
当 2619 木戸喜美男 57 無新(1)
当 2602 渡部伸広  43 公現(2)
当 2548 三上武志  59 社現(2)
当 2503 舘田瑠美子 63 共現(2)
当 2439 海老名鉄芳 60 無元(1)
当 2388 間山勲   66 自現(2)
当 2337 舘山善也  43 無新(1)
当 2304 奥谷進   76 自現(2)
当 2302 丸野達夫  44 無現(2)
当 2301 小倉尚裕  53 自現(2)
当 2262 斎藤憲雄  58 社現(2)
当 2224 工藤健   53 無新(1)
当 2185 嶋田肇   64 自現(2)
当 2155 山本治男  53 自現(2)
当 2060 山脇智   28 共新(1)
当 2041 神山昌則  62 無現(2)
当 1929 中村節雄  50 無現(2)
当 1876 橋本尚美  48 無新(1)
当 1871 葛西育弘  44 共新(1)
当 1618 天内慎也  36 共新(1)
当 1520 上林英一  60 無元(1)
  1233 福士信幸  43 無新
  1218 今哲広   66 無新
   935 工藤敏秀  71 無元
   707 瓜田松夫  64 無新
   195 小山内力  51 無新

 =選管最終発表

1344チバQ:2010/11/02(火) 00:05:31
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/fukushima/101101/fks1011010255000-n1.htm
福島知事に佐藤雄平氏再選 呉越同舟…しらける県民
2010.11.1 02:55
 汚職事件に絡む佐藤栄佐久・前知事の辞職に伴い新人5人が立候補し、与野党が激戦を展開した前回(平成18年)とは、極めて対照的な「無風」の知事選だった。

 民主党参院議員から知事に転身した佐藤雄平氏は1期目、一貫して党派色を排し、県議会第一党の自民党への配慮を重視。県政は昨年の政権交代後も、「オール与党」の状況を維持し続けた。

 このため、前回は対立候補を出した自民、公明は、雄平氏を全面否定する理由を得られず、来春の県議選を「与党」として臨みたいという県議の思惑も絡み、結局は相乗りで臨んだ。

 民主県連には当初、「知事はもっと党と連携すべきだ」(吉田泉県連会長)との不満も根強かったが、陣営の意向を受け入れ、実質的に選挙を仕切ったものの、党推薦を断念した。

 まさに、「呉越同舟」の知事選。雄平氏陣営は信任投票と位置づけ、「県内有権者の半数(83万票)が目標」と繰り返したが、選択肢なき選挙の構図に有権者の反応は鈍かった。

 むしろ、焦点は来年の県議選に移っている。自民が勢力を維持・拡大した場合、同党はどう対応するのか。逆に民主が議席を伸ばしたとき、知事は全方位外交を改めるのか。福島県政の方向性が問われるのは、むしろ来年の統一地方選後だろう。(中川真)

1345和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/11/02(火) 01:12:53
旧政和系は民主公認得られるのか?
県議選1次公認20人決定 民主県連
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101101_7
民主党県連は31日、盛岡市内で総務会・常任幹事会を開き、来春の県議選の第1次公認候補者20人を決定した。近く党本部に上申する。一方、知事選について、代表代行の菊池長右エ門衆院議員(比例東北)は終了後の記者会見で「達増知事の再選出馬を前提に準備する」と述べ、県議選と連動した取り組みを行う考えを示した。

 国会議員6人と県議ら計29人が出席。非公開で約1時間、来春の統一地方選対応などを協議した。

 来春の県議選の公認候補者は新人2人、現職18人。今回入らなかった候補者は2次公認を行い、年内に候補者をまとめる。会見で佐々木順一幹事長は「過半数確保が目標。現職の擁立は当然で空白区をなくし、2人区にも複数擁立を目指す」と述べた。

 既に県連代表の小沢一郎元党代表にも、統一地方選対応を報告し、了承を得たという。 また会合では、19日まで2011年度予算の自治体や各種団体からの陳情・要望をまとめ、党本部に申請することも報告された。

 選挙区ごとの公認候補者は次の通り。(敬称略、新人以外は現職)

 ▽盛岡(定数10) 佐々木博(58)三浦陽子(59)高橋但馬(35)、軽石義則(50)=新▽紫波(2)高橋昌造(65)▽宮古・下閉伊(3)伊藤勢至(63)▽久慈(2)中平均(38)▽二戸(2)五日市王(41)▽岩手(3)大宮惇幸(63)喜多正敏(64)▽九戸(1)工藤大輔(40)▽遠野(1)新田敏彦(32)=新▽一関(5)岩渕誠(40)▽釜石(2)小野共(41)▽花巻(4)佐々木順一(58)小田島峰雄(59)▽北上(4)高橋元(58)▽奥州(5)渡辺幸貫(64)及川幸子(64)郷右近浩(45)






(2010/11/01)

1346チバQ:2010/11/03(水) 10:46:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20101103-OYT8T00226.htm
市民との距離 遠く
検証・青森市議選 争点かすみ 組織力で差
 31日投開票が行われた青森市議選は過去最低の投票率で終わった。東北新幹線開業と街づくりなど課題は山積だが、有権者の半数以上は「無投票」を選択した。一方で、比較的投票率の高かった浪岡地区を地盤とする候補者の躍進などの「番狂わせ」もあった。市議選を検証する。(森山雄太、木瀬武)

 ■投票率最低更新

 「どの候補者の訴えも、抽象的で響いてこなかった。なんとなく盛り上がらなかったので、投票しませんでした」。20代の男性会社員は率直に語った。投票率47・55%は過去最低だが、争点は多かったはずだ。市中心部に機能を集約する「コンパクトシティ構想」が足かせとなって新青森駅前の開発は進まず、市議会9月定例会では定数削減をめぐって議論が割れ、談合問題は今なおもやが晴れないでいる。

 地方自治が専門の佐藤淳・青森中央学院大講師は低投票率の背景に、〈1〉市政に関心がない市民〈2〉政策を伝える努力をしない議員側の問題――などをあげる。その上で、定数や議員報酬などについて市民の意見を聞くなどの開かれた議会改革を求める。「市民にとって市議会がいかに遠い存在か浮き彫りになった。当選者は投票率50%割れの現実を肝に銘じないといけない」

■浪岡地区高い関心

 全般的に冷めたムードの中で、浪岡地区の関心の高さが目立った。期日前投票と不在者投票をのぞいた当日投票率を比較すると、旧青森市が38・89%だったのに対し、浪岡地区は46・33%と約7ポイント上回った。その結果、同地区を地盤とする5人の候補者のうち4人が当選し、前回選の2人から倍増した。

 浪岡地区では2005年の合併に対して一部で不満がくすぶっており、選挙への関心につながったとの見方は根強い。同地区を地盤に今回選で返り咲きを果たした合併慎重論者の海老名鉄芳氏は、「推進した人もすっきりしない。皆いろいろな思いがある」と語る。

■民主低調、共産1増

 党派別で見ると、民主党の低調ぶりが目立った。当選者が前回選と同じ1人にとどまったからだ。対する市議会与党の自民党は12人が立候補し、全員が当選した。民主党県連幹部は「政権交代からまだ1年あまり。市議選のような自治体単位の選挙では組織力の差がはっきりと出る」とため息をつく。

 逆に、喜びに沸いているのが共産党だ。前回選より1人多い6人当選。しかも擁立した候補者全員を市議会に送り込むことに成功した。「大きな勝利だ。参院選での後退の後だけに、これからの選挙に向けて展望を開くと思っている」。党県委員会の畑中孝之・東青地区委員長は強調し、県議選で目標に掲げる青森市区での2人当選に手応えをつかんでいた。

(2010年11月3日 読売新聞)

1347チバQ:2010/11/03(水) 14:08:30
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201011020454.html
各党、視線は県議選へ 県知事選を終えて
2010年11月3日

 知事選で再選された佐藤雄平氏(62)を支持した民主、自民両党県連は、前回知事選では激しくやり合った仲だ。来春の県議選に向け、佐藤氏を「我々の知事」とアピールしたい民主と、佐藤氏との距離を縮めたい自民の「呉越同舟」は終わり、ともに次の大一番に目が向いている。

 民主党は、4年前の前回知事選で、社民党、県議会会派の県民連合、連合福島とともに佐藤氏を担ぎ出した経緯から、「雄平氏は我々の知事」との自負がある。今回は「今さら推薦しなければいけない関係ではない」として、県連での「支持」にとどめた。筆頭副幹事長の高橋秀樹県議は「佐藤雄平を4年間支えて来たのは自分たちだ」と話す。

 県議選の一番の焦点は、最大会派の自民党(26人)と第2会派で民主党中心の県民連合(20人)のどちらが最大会派になるか。自民、民主両党は30人以上の公認候補の擁立を目指す。知事と一緒に県政を動かしているのは自分たちだ、と有権者にアピールできる意味は大きい。

 前回知事選で森雅子氏(現参院議員)を推薦し、佐藤氏と激しく争った自民は今回、佐藤氏に接近した。ある民主党県議はこれを「抱きつき作戦」と評し、嫌悪感を示す。佐藤氏を4年間支えてきた自分たちの実績がかすむ恐れもあるからだという。

 ただ、自民の県議らは応援演説でマイクを握るなど表だった支援はせず、動員の手伝いなどを裏方として支え、応援演説や企業・団体回りの実動部隊は民主党の県議らだった。ある民主県議は「いくら自民が『応援しました』といってもそれは外から。有権者はちゃんと見ている」と意に介さない。佐藤氏への応援を「ある意味では知事選を利用して(県議選の)リハーサルをやった」ととらえている。

■自民「縮む距離」期待

 自民の思惑はどうだったのか。「我々もある程度応援さえしておけば、知事は民主の候補者だけを応援したりはしないだろう」。ある自民県議が明かした。「知事の政治能力に満足はしていないが、勝てる人材がおらず、これ(相乗り)しかなかった」

 県議選では、民主との違いを出すため、数値目標を盛り込んだ党県連のマニフェストを出し、政策集団であることをアピールする考えだ。

 一方、共産党は、佐藤克朗氏の街頭演説で、県議選の立候補予定者がマイクを握り、来春の県議選に向け支持を呼び掛けていた。党の現職県議は「知事選での訴えを県議選に結びつけたい」と話す。

 党県委員会の久保田仁委員長も「知事選で訴えた施策は、統一地方選でも生きるだろう」と期待をかける。(井上亮、村上晃一)

1348チバQ:2010/11/04(木) 23:04:24
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201011010420.html
投票率低迷、浮かぶ消極的支持 県知事選振り返る
2010年11月2日

 投票率が過去最低だった県知事選は、佐藤雄平氏(62)が88%の得票率で圧勝した。ただ、雄平氏が全有権者のどの程度から信任を得たかを示す絶対得票率(有権者数に対する得票数の比率)は37%。過去の共産系候補との一騎打ちの知事選で最も低い。共産系候補も前々回の一騎打ちから、得票数が大きく減少。県政への関心は高まらず、選挙結果は「勝者なき戦い」とも言える姿になった。

 雄平氏は知事公館で1日、報道陣の取材に喜びをかみしめるように今後の抱負などを述べた。ただ、投票率に話題が及ぶと表情を引き締め、「42.42%は、ちょっと残念な気持ち」と答えた。

 民主、自民、公明、社民の4党が現職に相乗りし、共産党公認の新顔佐藤克朗氏(55)と一騎打ちになった知事選。この構図が決まった時点で、雄平氏陣営からは低投票率を気にする声が出ていた。

 陣営が投票率60%、有権者の半数の83万票の得票という高めの目標を立てたのは、その雰囲気を消し、安泰ムードを引き締めるためだった。ただ、相乗り、争点のなさ、天気の悪さなどが重なって、結果は目標を大きく下回った。

 「最後まで『大丈夫だろう』という安心ムードを払拭(ふっしょく)できなかった」と、雄平氏の陣営幹部は低投票率の要因を振り返る。雄平氏自身は1日、「88%という得票率は、そういう風(信任を得た)に解釈したい」と語った。

 現職への圧倒的な信任が数値に表れたかにみえる今回の知事選。ただ、有権者の積極的な支持の度合いを示す絶対得票率で見ると違う姿が浮かぶ。これまでの知事選で、現職対共産系候補の一騎打ちの構図は6回。現職の絶対得票率は前々回の佐藤栄佐久氏の42.3%が最低だったが、今回は37%と大きく下回った。

 雄平氏の選対事務局長を務めた今泉裕・連合福島事務局長は「4年間の県政に対し、3分の1強しか支持していないというのは『無言の拒否』ともとれる。県としてもつらいのでは」と話す。一方で、「我々応援団からすれば選挙が終わればおしまいというわけでない。反省的な視点に立って総括しないと、今後プラスに働かない」という。

 朝日新聞福島総局が31日に投票所で有権者50人にアンケートしたところ、雄平氏を選んだ人は「非共産候補だから」「1期目に特に不満がなかった」「現職だから」といった理由が目立った。投票に行った人のなかでも、消極的な支持の姿が浮かびあがる。

 一方、克朗氏は4.8%だった自らの絶対得票率について、「訴えを届けきれなかったと思っている」。雄平氏の絶対得票率については、「信任投票という位置づけで選挙に臨んだと思うが、(低投票率は)単なる棄権でなく、現職知事に対する不信任なのではないかと思う」と語る。

 「04年の知事選と比べると落ちたが、そこそこの結果だったと言える」と党県委員会の久保田仁委員長は振り返る。ただ、党派色を強く出さない無所属系候補の擁立を当初探ったものの断念し、公認候補を決めたのは告示1カ月前。告示後も現職への批判票の結集はできなかった。(井上亮、村上晃一)

1349チバQ:2010/11/06(土) 09:42:04
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201011050541.html
県議選、自民11人を公認 知事選は年内にも候補擁立へ
2010年11月6日

 自民党県連は4日、来春の県議選で8人の現職と3人の新顔計11人の立候補予定者を公認し、1人の推薦を決めた。今後、全選挙区で候補者を立てる方針で、定数が複数の選挙区では可能な限り複数擁立し、最終的に20人程度の擁立を目指し、順次公認していく。

 千葉伝・県連幹事長は5日、知事選については「達増(拓也)知事は姿勢が民主党に偏っている」として、「非民主や反民主の勢力を集め、県民党的な立場での擁立を目指したい」と述べた。民主党以外の各会派間での協力を模索し、年内にも候補者を選び出したい考えを示した。

 自民党県連が一次公認・推薦した立候補予定者は次の通り。(敬称略。選挙区、定数、氏名、当選回数の順)

 公認 盛岡(10)樋下正信(3)、村里洋子(新)▽宮古・下閉伊(3)佐々木大和(4)、城内愛彦(新)▽久慈(2)嵯峨壱朗(2)▽遠野(1)工藤勝子(2)▽一関(5)神崎浩之(新)▽釜石(2)岩崎友一(1)▽八幡平(2)千葉伝(4)▽岩手(3)柳村岩見(3)▽紫波(2)熊谷泉(1)

 推薦 二戸(2)工藤篤(5)=元職

1350名無しさん:2010/11/06(土) 10:41:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000077-mailo-l08
転換期の茨城政界:’10県議選 引退表明山口氏、影響力保持に意欲 /茨城
毎日新聞 11月5日(金)11時18分配信

 ◇「一兵卒で党に役立つ」
 12月の県議選に出馬せず、今期で55年に及ぶ県議生活に終止符を打つ考えを示している自民党県連最高顧問の山口武平県議(89)は4日、県議会議事堂で記者会見し、引退後の活動について「一兵卒として(党に)役立つ仕事をしたい」と、今後も自民県連内での影響力保持に意欲を見せた。また、昨年8月の知事選で対立した橋本昌知事に対し「見識はあるが非常に視野が狭い」と述べ、最後まで辛口批判を見せた。
 約50分間にわたり報道陣の質問に答えた山口氏は、橋本昌知事への評価を問われ、「故・梶山静六衆院議員から、橋本以外はないぞと言われた」と93年の知事選で橋本氏を擁立した際のエピソードを披露。視野の狭さを指摘したうえで「『汝(なんじ)の敵を愛せよ』という政治をやってほしい」と注文を付けた。
 1966年の県議長選に絡み自身も執行猶予付きで有罪判決が確定した「県議会黒い霧事件」については、「55年の議員生活の中で一番バカを見た事件」と評した。「飲み食いだの金の(やりとりが)あったのは間違いない」としながら、「最高裁まで20年以上も争った。その間、(関係者で)生きている人は皆亡くなった」と述べ、事件の真相が明らかにされなかったとして悔しさをにじませた。
 県議選坂東市区(定数1)から出馬予定の石塚仁太郎氏(60)への支持表明が遅れたことについては「(石塚氏の出馬が決まらないので)報道陣の前で話す訳にはいかなかった。葛藤(かっとう)していた」と話した。【大久保陽一】

11月5日朝刊

1351名無しさん:2010/11/06(土) 10:43:39
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101024ddlk08010088000c.html
山口武平県議:坂東の会合で引退表明 全国最長14期 石塚氏「全面支援」 /茨城
 ◇「卒寿の90歳が限界」
 全国最長の県議14期を務める自民党県連最高顧問の山口武平氏(89)が23日、坂東市内で開かれた党岩井支部女性部主催の会合で「皆さんに支えられて55年間頑張った。長い間お世話になりました」と述べ、今期限りでの政界引退を正式表明した。会合終了後、山口氏は、報道陣に「卒寿の90歳が限界」と引退理由を明らかにし、地元の県議選坂東市区(定数1)で県連が22日に推薦を内定した新人の石塚仁太郎前市長(60)を「全面的に支援する」と明言した。【大久保陽一、宮本寛治】

 同市内の飲食店で開かれた同会合で山口氏は、集まった女性支援者約90人を前に約50分マイクを握り、55年の県議生活を振り返った後、引退を表明。県議選については「(石塚氏の)奥さんが学校の教師を辞めて選挙の支援に入る。素晴らしいことだ」と石塚氏を支援する考えを示した。また、「様変わりはないと思うが、議員になる人には政策を立案し、協力してやっていく体制を構築してほしい」と石塚氏に注文を付けた。最後に「皆さんもプライドを持って活動してほしい」と締めくくった。

 会合後、山口氏は報道陣に対し、引退を決意したのは前回(06年)県議選だったと初めて明らかにし、高齢のため支援者の大半が亡くなっていることを挙げ「感無量だ」と声を詰まらせた。一方、県土地改良事業団体連合会などの会長職は続投する考えを表明し、政治的影響力保持に意欲を示した。

 会合を主催した自民岩井支部の木村智恵子・女性部長は「一つの時代が終わったという感じだ。さみしさでいっぱいだ」と感無量の様子。そして「自民党の後見人として頑張ってほしい」と語った。

 昨年8月の衆院選で、山口氏が選対本部長を務めた永岡桂子衆院議員(7区)は毎日新聞の取材に「(引退表明は)聞いていないが、今後も山口氏の世話になると思う。県議選では石塚氏を全力で応援する」と話した。

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 ■山口氏のこれまでの道のり■

1921年 神大実村(現坂東市)生まれ

1944年 秋田鉱山専門学校(現秋田大)卒業

1947年 神大実村収入役

1955年 県議選猿島郡区(定数4)に初出馬、4位当選

1959年 県議選(2期目)。6人の戦いで2位当選。トップは中村喜四郎氏の父

1963年 県議選(3期目)。2位当選

1966年 県議会議長選を巡る「黒い霧事件」で、受託収賄罪で起訴

1967年 県議選(4期目)。トップ当選

1970年 県議選(5期目)。トップ当選

1972年 参院補選に立候補。12万5570票獲得したが、29万票余を集めた中村氏母に惨敗。その後、同年の県議補選岩井市区(定数1)で当選し、県政復帰

1974年 自民県連幹事長就任(87年まで)。県議選(6期目)で共産新人破り当選

1978年 県議選(7期目)。無属新人破り当選

1982年 県議選(8期目)。無投票当選

1986年 県議選(9期目)。無投票当選。県ゲートボール連合会長就任

1987年 県連会長就任

1989年 黒い霧事件で、執行猶予付き有罪判決が最高裁で確定

1990年 県議選(10期目)。無投票当選

1992年 県土地改良事業団体連合会長就任

1994年 県議選(11期目)。無所属新人を破り当選

1998年 県議選(12期目)。自由新人破り当選

2002年 県議選(13期目)。無所属新人の古谷英明氏を破り当選

2003年 県体育協会名誉会長就任

2005年 全国都道府県議長会から県議在職50年表彰

2006年 県議選(14期目)。無投票当選

2009年 衆院選と知事選敗北の責任を取り、県連会長を辞任。県連最高顧問に就任

2010年 県議引退を正式表明

1352名無しさん:2010/11/06(土) 10:45:16
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101024ddlk08010091000c.html
山口武平県議:引退表明 一問一答 /茨城
 会合後、山口氏が報道陣に答えた主なやりとりは次の通り。

 −−今日の会合の意味合いは?

 ◇(石塚氏を)事実上の後継者として皆さんに紹介した。
 −−引退を決意したのはいつ?

 ◇前回の県議選の時だ。次(当選すれば)90歳(卒寿)。卒寿の「卒」は卒業の「卒」だ。「死ぬまでやってほしい」という声も周囲にあったが、90歳が(体力的な)限界だ。家族に迷惑をかけるわけにはいかない。辞めるのは立候補するより難しい。
 −−55年の議員生活を振り返ると?

 ◇初当選時は鳩山一郎氏が首相だった。感無量だ。選挙を手伝ってもらった人たちもほとんど亡くなった。
 −−後継者擁立にはどう関与?

 ◇仲間が夏ぐらいから動いた。当初は市議から選ぼうと思ったが断られ、意中の人物が見つからなかった。
 −−後継の石塚氏擁立の決め手は?

 ◇石塚氏は市長や市議も経験しており、「適任だろう」という話になった。擁立が決まったのは10月ごろ。石塚さんも奥さんが学校の教師を辞めて選挙の支援に入るそうで、本気になっている。
 −−石塚氏をどのように支援するか?

 ◇自民党推薦が決まったので、全面的に支援するつもり。
 −−後輩の自民党議員へのアドバイスは?

 ◇石塚氏にも話したが、演説では余計なことは話さず要点だけしゃべれということだ。
 −−県土地改良事業団体連合会や県河川協会の会長職は続投するか?

 ◇今後も続けるつもりだ。

1353名無しさん:2010/11/06(土) 10:47:46
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101102ddlk08010121000c.html
転換期の茨城政界:’10県議選 県議55年、自民・山口武平氏について語る /茨城
 ◇県内政治、どう変わる
 12月の県議選は、全国最長の55年にわたり県議を務める山口武平・自民県連最高顧問(89)が今期限りでの引退を表明し、大きな転換点に差し掛かっている。山口氏が県連会長を務めた20年余、茨城は「自民王国」と言われ、政治とカネはトップダウンで動いてきた。“県政のドン”が影響力をもった時代が終わる今、政治はどう変わろうとしているのか。山口氏の残した業績と課題、功罪について、県出納長として山口氏と接してきた鶴見和満さん(82)と、94年の県議選で争った衆院議員の神風英男さん(49)に語ってもらった。【大久保陽一】

 ◇議会運営で「苦労」−−元県出納長・鶴見和満さん
 −−山口氏引退をどう受け止めますか?

 ◆よく決断されたと思う。議員として14期・55年も在籍したのは、地元の支援がなくてはあり得ないこと。それだけ地元への貢献が高かったということだ。

 −−昔の山口氏を振り返ると?

 ◆1959年の県人事異動の際、引っ越しを手伝ってもらって以来の付き合い。当時は、若手県議のエース格として活躍しており、議会質問も鋭く勢いがあった。岩上二郎元知事を理路整然と批判していた姿を思い出す。また、私が秘書課長として仕えた竹内藤男前知事も山口氏を常に意識していた。

 −−山口氏のこれまでの活動をどう評価しますか?

 ◆(功績は)工業団地の県内誘致をいち早く唱えたこと。これは、後の鹿島港開発や筑波研究学園都市構想にもつながった。山口氏の先見の明はたいしたものだ。また、ゲートボールの普及などスポーツ振興も挙げられる。国体にも長年携わり、入場行進で先頭を歩く姿は忘れられない。

 −−山口氏引退後、政界はどう変わると思いますか?

 ◆県議会で出される案件については、すべて山口氏が了承したという「暗黙の了解」が県の理事者側にはあった。これからはそれがなくなる。議会の「重し」がなくなることで、理事者側も議会運営で苦労することになるのではないか。

 ◇後継者擁立に不安−−民主衆院議員、神風英男さん
 −−山口氏とのかかわりは?

 ◆1994年の県議選で、それまで山口氏の無投票当選が続いていた岩井市区から無所属で出馬した。閉鎖的な風土に風穴を開けようと必死だった。ホームページにも掲載しているが、右翼や暴力団関係者からの脅しもあった。(選挙は敗北したが)それでも自分への「風」を感じた。

 −−山口氏が県連会長として影響力を持ち続けたことをどう評価しますか?

 ◆「政治とカネ」を巡る問題が挙げられる。山口氏は、93年のゼネコン汚職事件で逮捕された竹内藤男前知事と、事実上二人三脚で県政を動かしてきた経緯がある。山口氏は同事件に絡んで東京地検特捜部に参考人聴取されているが、事件を巡るけじめをつけていないのではないか。もちろん、山口氏が県政の発展に寄与した人物であることは認める。

 −−今回の県議選をどう見ますか?

 ◆地元・坂東市区では、山口氏の後継者擁立が難航した。あれだけの人物なのに、後継者を育成してこなかったという面も県政界にとっては大きなマイナスだろう。今回の選挙は本来、石塚仁太郎氏と山口氏とで争うべきだったのではないか。

 −−山口氏引退後の県内政界の展望は?

 ◆全国最強の自民党県議団をつくったが、昨年の衆院選を見ても、民主への期待も増えてきた。保守王国も変わり始めている。

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 ■人物略歴

 ◇つるみ・まさみつ
 1928年、旧水海道町生まれ。旧陸軍予科士官学校、早稲田大卒業後、49年県庁入庁。旧鹿島町出向、税務課勤務、秘書課長などを歴任。91年7月、出納長を最後に県庁を退職。現在は茨城郷土部隊史料保存会長を務める。

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 ■人物略歴

 ◇じんぷう・ひでお
 1961年古河市生まれ。法政大卒業後、94年の県議選岩井市区(定数1)に出馬。6855票を獲得したが、1万3776票を得た山口氏に敗れた。出馬の経緯は自身のホームページに掲載。その後、03年衆院選で初当選し、現在3期目。

1354名無しさん:2010/11/06(土) 11:01:07
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101023ddlk08010087000c.html
選挙:県議選・坂東市区 自民県連、石塚氏推薦 山口氏引退表明待たず /茨城
 ◇候補の確定急ぐ
 自民県連(岡田広会長)は22日、12月の県議選坂東市区(定数1)で、出馬の意向を示している新人で前坂東市長の石塚仁太郎氏(60)に推薦を内定した。同市区を地盤に全国最長の県議14期を務める党最高顧問の山口武平氏(89)は正式に引退表明をしていないが、県連は近く後援会会合で表明すると見込み、外堀を埋めた格好だ。毎日新聞の取材に岡田氏は「引退は正式に聞いていないが、推薦が決まり、(山口氏は県議選に)出ないと思っている」と言明。山口氏引退と石塚氏後継の構図は確定的になった。【大久保陽一、宮本寛治】

 県連関係者によると、石塚氏は自民党に入党したうえで、21日までに「公認」依頼を県連に提出した。県連は今月7日の選対会議で、新人の場合は公認申請が出されても推薦とする方針を確認し、公認申請をしていた新人3人に推薦を出した経緯がある。石塚氏の申請について岡田会長ら県連選対委員で断続的に協議した結果、基本方針通り推薦にすることが22日内定した。

 岡田氏は、山口氏の意思を確認するため数回にわたり電話で協議。明確な引退表明はなかったが、公認依頼もなかった。山口氏の引退表明を待たずに県連が判断した背景には、県議選まで2カ月を切り、同選挙区で出馬予定の無所属保守系の候補に対抗するためにも、県連が支援する候補を早期に明確にする必要があった。推薦内定は山口氏に引退表明を促す狙いもあるとみられる。

 同市区からは、中村喜四郎衆院議員(無所属)の元秘書で建設会社役員の古谷英明氏(55)も出馬する意向を表明している。

 ◇水面下で神経戦
 20年以上にわたり県連会長を務め、県政界を主導してきた山口武平氏は、自身の引退について側近にのみ意向を伝えただけで、公式表明をしないという異例の事態が続いている。表明を遅らせる背景には、自らの政治的影響力保持のため有利な環境をつくろうと、地元・坂東市の吉原英一市長と石塚前市長との間で三すくみの神経戦を水面下で続けているとみられる。

 山口氏の引退について後援会関係者は「引退は暗黙の了解」としながらも「このまま何もなく、12月の県議選を迎えるのではないか」との見方を示した。一方、県連関係者は「石塚氏の推薦も決まったことで、近く開かれる後援会会合で、去就についての説明がある」と明言。山口氏の思惑を巡り、情報は混線している。

 坂東市で力を持つ山口、吉原、石塚3氏の力関係について、ある県内政界関係者は「山口氏は第3極」と指摘する。同市では旧岩井市長のポストを巡り石塚氏と吉原氏が長年争い、その都度、いずれかの陣営に山口氏が支援に回るという構図が続いてきた。山口氏は政治的ライバルに地盤を禅譲する考えはなく、けん制しつつ協力関係を模索しているとみられる。

 一方、山口氏後継候補を巡っては、吉原氏も若手擁立で動いていたが、「『県議は石塚、市長は吉原』に住み分けることにした」(県西の地方議員)と2氏の“密約”が成立したとの見方が地元関係者に広がっている。

 3氏は同市を含む衆院7区の中村喜四郎衆議員を“政敵”とみることでは一致しており、石塚氏の支援を表明していない山口、吉原両氏とも中村氏元秘書の古谷氏を応援する可能性はない。山口氏は石塚氏支援における条件を見極めている可能性が高い。

毎日新聞 2010年10月23日 地方版

1355チバQ:2010/11/06(土) 13:08:49
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101106ddlk05010043000c.html
統一地方選:’11年あきた 大館市長選、水面下の動き活発化 /秋田
 ◇近江屋氏、出馬表明 無風一転、激戦か
 来春の統一地方選が半年後に迫った。県内は市町村合併が相次いだことなどから、市長選は大館市のみ。これまでに立候補表明をしたのは同市出身の元自民党衆院議員、近江屋信弘氏(60)だけだが、地元では小畑元(はじめ)市長(62)の6選出馬が既成方針と受け止められている。さらに市議経験のある元衆院議員秘書が立候補するかも話題に上っており、水面下の動きが活発化。無風だった前回とは一転して、激しい選挙戦になる可能性が出ている。【田村彦志】

 ◇小畑市長6選出馬か 多選批判の声も
 同市長選は1951年の市制施行以来、保守と革新が激しい選挙戦を繰り広げてきた。

 しかし旧建設省出身の小畑氏が保守の切り札として無所属で立候補した91年の選挙で、相手候補に1万票以上の差をつけて初当選して以来、様相は大きく変わった。

 小畑氏は95年、99年と2期連続で無投票当選。12年ぶりの市長選となった03年は新人の元中学校教諭を退け、田代、比内両町編入後初の市長選となった07年も無投票で再選を果たした。同市長で5期20年は歴代最長。次期について小畑氏は正式に態度表明をしていないが、30日に開会予定の市議会定例会で去就を明らかにするとの見方が広がっている。

 短大誘致や県北部の高速道路網の整備、エコタウン構想の実現などにハード面に重点を置いてきた小畑市政について「手堅い」との評価がある半面、人口減に歯止めがかからず商業者からは「産業振興で有効な手を打てずにいる」と厳しい意見がある。

 09年衆院選で比例東北ブロック落選後に自民党を離党した近江屋氏は10月8日の出馬表明会見で「雇用なくして活性化はない」と強調。「市を中心とした北鹿地区全体の発展を模索していく必要がある」と訴えて市政の転換を求める。

 一方、元衆院議員秘書は10月末に秘書を辞めた。40代前半と若く、市内の若手経済人の間で支持する動きがある。

 市長選の前には、県議選もある。小畑氏を支援する自民党県議の一人は「“保守分裂”となればやっかい。自分の後援会の内部も割れるかもしれない」と警戒感を募らせている。

 旧社会党時代に市長を輩出してきた社民党、国政与党の民主党の動向も注目される。その関係者は「市民は長期にわたる地域経済の冷え込みにいらだちを募らせており、不満が根強くマンネリも否めない」と指摘する。

 市内部からも多選批判の広がりを懸念する声が上がり、小畑氏の態度表明を機にそれぞれの動きが本格化するとみられる。

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 【大館市長選の結果】

 ◇91年
小畑元  当 27,979

川田繁幸   17,843

 ◇95年
小畑元 無投票当選

 ◇99年
小畑元 無投票当選

 ◇03年
小畑元  当 23,474

島内重昭   17,658

 ◇07年
小畑元 無投票当選

1356チバQ:2010/11/09(火) 00:27:38
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101108ddlk05010025000c.html
統一地方選:’11年あきた 民主県連、公募の8人擁立せず /秋田
 ◇「ふさわしい人おらず」
 民主党秋田県連は7日、秋田市で常任幹事会を開き、11年の統一地方選の公募に応募した8人の擁立を見送ることを決めた。県連は9月1日から21日にかけて公募を実施。8人が応募したが、寺田学幹事長は「ふさわしい人がいなかった。大変残念で大変申し訳ない」と述べた。

 県連は原則全選挙区に候補者を立てる方針で、今後は松浦大悟県連代表らが中心となって候補者を選び「年内をめどに一定数の候補者を擁立できると思う」という。

 また、県議選では現職で横手市選挙区の小田嶋伝一氏(75)と、07年に能代市山本郡選挙区に出馬し落選した吉方清彦氏(39)を公認候補とすることも決めた。【野原寛史】

1357名無しさん:2010/11/09(火) 23:23:19
秋田民主はなんか消極的だな
そりゃ立てりゃいいってもんじゃないけど、
最初から「無理して立てなくてもいいですよね、ね?」
みたいな姿勢が見えるんだよなあ

1358名無しさん:2010/11/14(日) 15:23:20
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101114ddlk15010002000c.html

選挙:新潟市長選 きょう投開票 古町で最後のお願い 2週間の戦い終了 /新潟

 ◇2氏、2週間の戦い終了

 14日に投開票される新潟市長選の選挙運動最終日となった13日、いずれも無所属で立候補している新人の前新潟民主商工会事務局長、石口徳夫氏(60)=共産推薦=と3選を目指す現職の篠田昭氏(62)は、新潟市中央区の繁華街・古町十字路を10分の差で相次いで訪れ「最後のお願い」を行った。07年に政令市になり選挙運動期間が初めて2週間に延長された今回の戦いについて、両氏は「あっという間」「後半は一気に過ぎた」と振り返った。

 万代シテイから約50人の支援者と練り歩き、先に古町十字路を訪れたのは篠田氏。午後3時50分ごろから10分ほど、通行人に「市政改革の流れを更に大きくするか、ブレーキをかけるかは皆様の判断」「古町、柾谷小路を新潟の顔として立派に再生をさせよう」と訴えた。

 篠田氏は、前回06年の倍に延びた選挙運動を「さわり出すときりがない」と振り返り、「あとはどこまで投票に行ってくれるかがポイント」と投票率を気にする様子を見せた。

 西、東区で街宣した後、午後4時10分ごろ古町十字路に到着した石口氏は、選挙カーの上から「今の市政は高齢化社会に追いついていない。市政を転換できるのは私しかいない」と福祉施策を中心に熱弁を振るった。

 石口氏は「ここ4〜5日で(有権者の反応が)上り調子になってきたが、2週間でもまだ足りない」と語った。「合併地域の反応が良かった。保守とか関係なく、今の事態を何とかしたいという思いの方が上回っていた」と手応えも口にした。【黒田阿紗子】

毎日新聞 2010年11月14日 地方版

1359神奈川一区民:2010/11/22(月) 00:27:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000047-mai-pol
<大船渡市長選>戸田公明氏が初当選 岩手
毎日新聞 11月21日(日)21時49分配信

 大船渡市長(岩手県)元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)が初当選。ともに前市議の鎌田和昭氏(64)、平山仁氏(41)を破る。投票率は76.55%。

 確定得票数次の通り。

当11531 戸田 公明=無新<1>[公]

  7062 鎌田 和昭=無新

  6927 平山  仁=無新[自][た] 最終更新:11月21日(日)21時49分

1360名無しさん:2010/11/22(月) 08:10:18
層化やっぱり強いな。

1361チバQ:2010/11/22(月) 12:26:01
>>990-991>>1324>>1359
公明と自民で推薦が分かれてる。
どんな構図だったんですかね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101122-OYT8T00140.htm
大船渡市長に戸田氏
3新人での選挙戦制す

 無所属の3新人が立候補した大船渡市長選は21日、投開票され、元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)=公明推薦=が、前市議の鎌田和昭氏(64)と平山仁氏(41)=自民、たちあがれ日本推薦=を破り、初当選を果たした。

 16年ぶりの新市長を決める選挙戦となり、注目を集めた。3候補それぞれが現市政に一定の評価をしつつ今後の市政課題を訴えた。

 戸田氏は、民間企業での経験をアピールし、産業振興策によって、所得を向上させることを強調。4年前の市長選での支持基盤を生かし、市内全域で支持を広げた。当選が決まり、支持者が詰めかけた同市大船渡町の事務所で、戸田氏は「市民のみなさんと協力しながら前に進んでいきたい」と意気込みを語った。

 鎌田氏は、親類や水産関係者らを中心に後援会を組織して支持を固めたが、及ばなかった。平山氏は、複数の政党から推薦を受け、街頭演説を精力的にこなして若さをアピールしたが、届かなかった。

投票率4ポイント下回る 当日有権者数は3万3814人、投票率は76・55%で、前回の81・40%を4・85ポイント下回った。

(2010年11月22日 読売新聞)

1362チバQ:2010/11/22(月) 22:45:06
06年大船渡市長選
3865 :とはずがたり:2006/11/30(木) 02:20:10
>>3827
現職はオール与党でそれに対して旧大船渡市vs旧三陸町の対立に多選批判vs実績を持ち込んだ対立候補という構図だった様である。

激戦ルポ:大船渡市長選/上 「市政転換」 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000042-mailo-l03

 ◇熱っぽく訴え、手応え−−戸田公明候補(57)無新
 「当選したら遠慮なく要望をよこしてください。命、体、財産にかかわる順に優先順位を付けて公開し、実現に取り組みます。私を市長の座に押し上げてほしい」
 告示から3日目の21日午前10時過ぎ。戸田公明候補は大船渡市三陸町越喜来の旧三陸町役場近くで、街頭演説のマイクを握った。横殴りの雨が吹き付け、戸田候補の長靴に跳ね返る。
 集まった10人ほどの有権者が傘を差したまま聴き入った。民家の窓辺に姿も。通り過ぎる車から手を振る人も。遊説の遅れを取り戻すため、演説は10分ほどに。小走りで一人一人に握手する戸田候補。従うように妻範子さんも頭を下げて回る。「反応はいい」。運動員が笑みを浮かべた。
 戸田候補は旧三陸町吉浜の出身。範子さんも吉浜小学校時代の同級生。知名度不足も旧三陸町では例外のよう。「ここで6割強固められれば」と選対幹部。
 近くの大船渡市農協三陸支店から出てきた自営業の男性(55)は「あちこちの県庁で不祥事が起きているが、多選のせいだ。3選までだよ」。漁業の男性(57)は「(甘竹勝郎市政の)性急な合併には反対だった。合併で何かいいことあったかな」などと戸田支持の声。しかし、貯金をおろしにきた主婦(46)は「任期は2期8年といってるでしょう。何ができるの。無責任な感じもする」。任期を最初から決める戸田候補の公約は疑問だという。
 前夜、戸田候補は同市盛町の集会施設で個人演説会を開いた。壁には「市政転換」の手書きポスター。会場近くには現職の甘竹候補の自宅があり、いってみれば相手の地盤。50席用意した椅子に空きが目立ったが、幹部の一人は「よく足を運んでくれた。勇気が要ったと思う」と地縁、血縁選挙の難しさを口にした。
 再び21日。戸田候補は越喜来湾の高波を左に見ながら峠越え。甫嶺では旧三陸町長の佐々木菊夫氏と合流。民家の塀には甘竹陣営のスローガン「続投」の文字も。昼前、小石浜に到着。「当選、勝ち取って」。出迎えた漁民らの激励に、戸田候補の表情がゆるんだ。【鬼山親芳
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月22日11時1分更新

激戦ルポ:大船渡市長選/下 「続投を」 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061123-00000049-mailo-l03

 ◇気さくな人柄、心遣い−−甘竹勝郎候補(63)無現
 甘竹勝郎候補は22日午前、前日に回り切れなかった大船渡市猪川町の住宅街から遊説を始めた。選挙カーの助手席から身を乗り出し、周囲に目配り。絶妙のタイミングでマイクを握る。こんな具合。
 「あっ、お父さん、あっ、お母さん。お出迎え、ありがとうございます」「右から、左から手を振っていただき、あっ、両手を振っているおばあちゃん、よく見えますよ。風邪引かないで頑張ってね」
 甘竹候補のねぎらいの言葉に、手を振って支持を伝えるおばあちゃんの腰が折れ、一段と前かがみに。マイクから甘竹候補の気さくな人柄と心遣いがにじむ。
 午前10時過ぎ、選対本部から「日頃市方面で、遊説を待っている人たちがいる」との連絡。急きょ、盛川沿いの国道107号を西進。朱色も鮮やかな長安寺橋たもとに20人ばかり。年配の男性が「必勝」の鉢巻きをかざしている。一人一人握手。即席の街頭演説も。
 この後、山あいの集落に入り小通から平山、上宿へ。お年寄りの姿が目立つ。玄関にたたずみ、畑仕事の手を休め、中にはおぼつかない足取りで寄ってくる男性も。「おじいちゃん、おじいちゃん、本当にありがとう」。甘竹候補の声が感激で心持ちうわずった。
 感激は前夜、旧三陸町吉浜で開いた個人演説会での妻英子さん(62)も同じだった。終了間際、マイクを向けられ、「今回はいつもと違う、微妙な選挙。夫を勝たせて」。夜道にもかかわらず集まった70人の支持者に胸を熱くし、頭を下げた。

1363チバQ:2010/11/28(日) 12:47:40
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201011280
来春の県議選 「30人以上の擁立困難」民
2010年11月28日 11時24分配信
民主党県連の吉田泉代表(衆院本県5区)は27日に郡山市で開かれた党県連政経パーティー終了後の記者会見で、来春の県議選について「全体的な状況を見ると30人擁立は相当大変だ」と述べ、これまで目標としてきた30人以上の擁立が事実上困難との見方を示した。

吉田代表は県議会最大会派の自民党の議席が現在26人であることから「最低でも(自民の議席を)上回る公認候補を立てたい」と述べた。

党県連は同日、県議選の公認候補者として新人4人を決め、党本部に申請した。

現職新人合わせて21人の立候補者が固まった。

自民党県連は28人の公認が決まっており、最終的に30人以上を擁立し、県議会最大会派維持を目指す。

公明党県本部は現職2人と新人1人が福島市、郡山市、いわき市の各選挙区から立候補する。

共産党県委員会は1次公認の5人に加え、会津若松市選挙区で候補者を擁立する方針だ。

社民党県連は現職2人が引退を表明しており、新人2人が郡山市、会津若松市の各選挙区から立候補する。

1364チバQ:2010/12/01(水) 00:34:12
>>1355
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101130ddlk05010055000c.html
.選挙:大館市長選 福原氏が出馬表明 元衆院議員秘書 /秋田
 ◇来春の大館市長選
 元衆院議員秘書の福原淳嗣氏(42)が29日、大館市で会見。任期満了に伴う来春の同市長選に無所属で立候補することを表明した。

 福原氏は「大館市は県北のリーダー。“大館力”を高め、閉塞(へいそく)感を打破して外に打って出る可能性に挑戦していきたい」と強調。子育てや教育環境の充実▽安心、信頼の医療体制確立▽歴史文化伝統を生かしたまちづくり−−に取り組む一方で、アジアパワーを取り込み環境リサイクル時代をリードする産業戦略の展開などを公約に掲げた。

 現職の小畑元市長については「インフラ、ハード事業では県内一の行政手腕がある」と評価する半面「多選の弊害はある」との認識を示し、世代交代の必要性を強調した。

 福原氏は同市生まれで慶大法学部卒。同市議2期を経て03年から野呂田芳成衆院議員の公設第1秘書と政策秘書、09年から金田勝年衆院議員政策秘書を務め、10月に退職した。

 同市長選で正式に立候補表明をしたのは、元衆院議員の近江屋信広氏(61)に続き2人目。【田村彦志】

1365チバQ:2010/12/01(水) 00:44:28
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201011290514.html
三村知事、3選出馬を正式表明 自公は推薦の見込み
2010年11月30日

 三村知事は29日の県議会一般質問に答え、来年6月の任期満了に伴う知事選への「出馬を決意した」と、正式表明した。現在2期目で、自民、公明は前回と同様、推薦する見込み。民主、共産、社民の県政野党は「三村県政の8年は空白の8年」(民主県議)などと批判し、対立候補の擁立をめざしている。

 この日の一般質問で最初に登壇した元議長の成田一憲・自民県議が「3期目に向かって引き続き、強いリーダーシップを発揮してほしい」と決意を促したのに答えた。

 答弁で三村知事は、いつも通り用意した文書を読み上げながら、(1)行財政改革を進め、財政再建団体への転落を回避できた(2)食産業の充実、戦略的な企業誘致、医師確保など成果は着々と表れてきたなどと自らの実績を挙げ、「県の未来を切り開くことが私の責務との強い思いに至り出馬を決意した」と述べた。

 議会が休憩に入ると、三村知事は真っ先に成田県議に近寄り、笑顔で握手を交わすなど、自民との「蜜月ぶり」をうかがわせた。 自民県連幹事長の神山久志県議によると、11月20日に三村知事から推薦願を受け取っており、同党国会議員を含めた県連幹部で推薦の方針を決定したという。党本部の決定をへて、正式に推薦する。

 自民県連は今後、三村知事と政策協定を結ぶ予定。三村県政の公共事業削減には自民県議の不満も高まっているといい、神山幹事長は「3期目は夢を見られる政策を打ってもらう」と求める。

 政策協定の中身の参考になるのが、自民県連が今夏の参院選で掲げた「ふるさとマニフェスト」という。8項目50件の目標のうち、「国道279号の早期完成」など道路整備が最多の15件を占め、三村県政の財政に重くのしかかる可能性もある。

 一方、自民とともに三村県政を支えてきた公明県本部代表の伊吹信一県議は「表明はもう少し先だと思っていた」と話した。日本原燃の工場完成延期のほか、三村知事が大株主の三村興業社(おいらせ町)をめぐって民主県議が「県工事の受注率が非常に高い」と指摘するなど、「時期的に様々な問題があると思っていた」とする。

 ただ、伊吹代表は「三村知事は、公明党が求めてきた若者の雇用対策などを着実に進めた」と評価。推薦依頼はまだ来ていないが、前向きに評価するという。

■民主は知事批判、候補擁立は難航

 「県財政の好転は、民主政権が地方交付税を増やしたから。三村県政は雇用を重視してきたのに、県の有効求人倍率は常に全国最下位レベル。知事には政治力がない」

 この日の一般質問で2番手に登壇した民主の今博県議は冒頭から、知事の実績を「県民の求めるレベルと大きな隔たりがある」と批判。「2期やってできないことは3期やっても無理。出馬は3度あってはならない」と、立候補見送りすら求めた。

 9月議会に続き、三村知事が大株主の三村興業社の県工事受注状況について追及。同社が多くの工事を受注した百石漁港(おいらせ町)の整備事業(百石地区地域水産物供給基盤整備事業)について、「水揚げ高の少ない漁港の整備に41億円もの工事が必要か」とも指摘した。

 ただ、民主は対立候補を擁立できていない。民主県連幹事長の山内崇県議は、報道陣から「絶対に出すのか」と問われると、「そこを含めて意思統一を図っていく」と述べるにとどめた。民主県議の一人は「07年に続き不戦敗の可能性だってある」と話す。

 一方、社民県連合は「最終処分地が決まっていないのに原発の使用済み核燃料を引き受けた」、共産県委員会は「ムダな公共事業が多く、県の借金は増えている」などと知事を批判。それぞれ野党同士の連携も視野に対立候補の擁立をめざすとした。(別宮潤一)
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1366とはずがたり:2010/12/03(金) 11:36:15

代表に松浦氏再選へ、民主党県連 定期大会で正式決定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101202c

 任期満了に伴う民主党県連代表選が1日告示され、現代表の松浦大悟参院議員(本県選挙区)以外に立候補の届け出はなく、松浦氏の再選が事実上決まった。11日に秋田市で開かれる県連定期大会で正式決定する。任期は1年。

 松浦氏は「定期大会で承認されれば、代表として来春の統一地方選に向けて全身全霊を傾けて頑張りたい」と抱負を語った。

 松浦氏は2007年の参院選で初当選し、08年9月に民主党入り。県連幹事長を経て、昨年12月から代表を務めている。
(2010/12/02 08:56 更新)

1367チバQ:2010/12/04(土) 15:34:49
wikiより
市長:中里長門(なかさと ながと・2003年(平成15年)2月13日就任)
無所属。団体「あたらしい陸前高田をつくる市民の声」が推す。
元市議、陸前高田民主商工会事務局長。
日本共産党員(2009年現在、共産党員市長は他に、埼玉県蕨市頼高英雄、東京都狛江市矢野裕の2人がいる)。
なお、自由民主党陸前高田支部の支援をうけていた。自民党が共産党員の首長を支援していたのは日本でもここだけで、民主党は「反小沢一郎と選挙目当ての呉越同舟」と批判している(市議会は民主党系会派が多数を占める)。但し、2つある民主党会派のうちの1つが市長提案の議案に賛成したり、市長の後援団体の代表が自民党を離党するなど、「自民共産vs民主」と一概に言えない流動的な情勢となっている。

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101204ddlk03010044000c.html
.選挙:陸前高田市長選 出馬のため戸羽副市長が辞職 /岩手
 陸前高田市の戸羽太副市長(45)は2日、中里長門市長が辞職願を受理したことを受け、辞職した。任期満了に伴う同市長選(1月30日告示、2月6日投票)に立候補するためで、中里市長は後任の副市長を置かない方針。【鬼山親芳】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101116ddlk03010081000c.html
選挙:陸前高田市長選 市民団体、戸羽副市長を擁立 /岩手
 陸前高田市の市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」は15日、幹事会を開き、来年1月30日告示、2月6日投票の同市長選に、副市長の戸羽太氏(45)の擁立を決めた。戸羽氏も出馬要請を受け入れた。27日の臨時総会後、正式に出馬を表明する。無所属で出馬する。

 戸羽氏は市議3期を経て07年3月、自民党籍を離れて中里長門市政の助役(当時)に就任。中里市長も10月の勇退表明会見で「戸羽副市長は思いを共有するパートナーだ」と語っていた。【鬼山親芳】

1368チバQ:2010/12/04(土) 15:35:49
中里長門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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中里 長門(なかざと ながと、1946年8月30日 - )は、日本の政治家。岩手県陸前高田市長(2期)。

経歴 [編集]
岩手県陸前高田市出身。奥州大学(現・富士大学)経済学部卒業後、民主商工会事務局長、陸前高田市議(日本共産党公認、1987年から4期)を歴任。2003年の市長選に、当時計画が持ち上がっていた、タラソテラピー[1]建設に反対する超党派の住民団体「陸前高田市政を考える市民の会」に推され出馬を決意。

選挙戦では共産党のほか、自民党系会派「爽風会」の支援を受けるという異例の「自共共闘」により、当時5選を目指していた民主党系の菅野俊吾市長を破り、初当選を果たす。2007年の市長選で元県議の吉田昭彦を破り、再選。

1369チバQ:2010/12/05(日) 12:04:08
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001012050001
陸前高田市長選 菅原県議出馬へ
2010年12月05日

 民主党の陸前高田市議団、住田町議団の会合が4日、陸前高田市であり、来年2月投票の陸前高田市長選に、陸前高田選挙区選出の菅原一敏県議(65)を擁立する方針を決めた。


 黄川田徹衆院議員が「全面支援」を約束、菅原氏が「重く受けとめる」と受諾した。近く、無所属で立候補表明する見通しだ。


 同市長選を巡っては、前副市長の戸羽太氏(45)が立候補を表明している。


 菅原氏は市職員を経て2002年から06年11月まで助役を務め、07年県議選で初当選した。戸羽氏は副市長になる前に助役を経験しており、中里長門市長の助役経験者2人が立候補することとなった。

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07年県議選
陸前高田 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,311(50.9%) 菅原 一敏 62 民主 新 1 (元)市助役
□ 9,938(49.1%) 佐々木 茂光 49 無所属 新 (元)陸前高田市議


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