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第22回参議院議員選挙(2010年)

7673チバQ:2010/07/14(水) 22:31:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/saga/20100713/20100713_0003.shtml
【2010参院選・佐賀 第6部 上】自民 大勝が再生のスタート
2010年07月13日 14:56  通り過ぎる車の3台に1台はクラクションを鳴らす。小雨の中、傘も差さずに駆け寄って握手を求める人もいた。参院選投開票の翌12日朝、佐賀選挙区で歴史的な大勝利を収めた自民・福岡資麿(37)は佐賀市与賀町の交差点に立ち、当選のお礼で頭を下げた。

 「反応は悪くないと感じていたが、ここまで開くとは正直思っていなかった」。県内20市町すべてを制した。本人も驚くほどの完勝だった。

 昨年8月に総務相の原口一博に完敗した。衆院からのくら替え。今年2月に党公認となった際には「就職活動か」と心無い中傷にもさらされた。それだけに、「落選した後も可能な限り、有権者とひざを突き合わせてきたことが実ったのかもしれない」。17日間駆け抜けた充実感に満ちていた。

   □   ■

 「バンザーイ」。11日午後8時5分。投票箱が閉まった直後に、同市多布施の福岡の事務所は歓喜の渦に包まれた。その輪の中にいたJAグループ佐賀の元幹部はこぶしを握り締めた。「自民の力を見せつけた。執念というか怨念(おんねん)だよ」

 昨年衆院選で、福岡を含む県内3小選挙区の自民候補を全面的に支援したJAグループ佐賀の政治組織・県農政協。政権交代後、陰に陽に民主政権から圧力を受けたという。「民主を応援しないと陳情は受け付けられない」「自民を応援し続けて交付金が減らされても良いのか」

 “戦犯扱い”を受けたJAは結束する。県農政協は、政権党・民主への配慮から表向き自主投票にしたが、地域ごとの11支部のうち5支部が福岡を推薦するなど水面下でフル回転した。JAだけではない、医師会や建設業協会など福岡を推薦した企業・団体は800を超えた。自民を支えてきた業界団体の多くが民主になびかなかった。

   ■   □

 福岡が獲得した約25万6千票は、自民が、1998年に結党した民主と参院選佐賀選挙区で対決するようになった2001年以降で最高。民主・甲木美知子(39)とは11万3千票開いた。だが、比例で自民が取った約14万票と民主の約11万9千票の2万千票差は福岡と甲木の得票差の5分の1ほどに縮まる。選挙区での大勝ちほど比例では勝てていないのだ。

 一方、民主は比例の得票率を昨年衆院選比12・14ポイント減の28・49%と大幅に減らしたが、自民は同1・22ポイントの微増にとどまった。西日本新聞社の選挙中の世論調査では、昨年衆院比例で民主に投票した人のうち約13%がみんなの党に投票したいと回答していた。県内比例でも躍進したみんなの党(得票率9・36%)が「民主離れ」の受け皿になったようだ。

 福岡の選対本部長を務めた県議・篠塚周城は自分に言い聞かせる。「比例でそれほど勝っていないのを見ると、保守地盤の佐賀でも反自民の層が定着しつつあるのを実感する。民主をけん制するために今回は応援してもらった。党再生は今から始まる」 (敬称略)

   ◇   ◇

 与党が過半数割れした参院選。県内でも、選挙区で圧勝するなど自民が復調し、民主は後退した。来春の統一地方選に向け、双方はどのような戦略を描くのか。選挙戦を振り返りながら考えた。


=2010/07/13付 西日本新聞朝刊=


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