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第22回参議院議員選挙(2010年)

7644チバQ:2010/07/14(水) 20:01:53
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001007130003
《検証・参院選》膨らんだ反民主票
2010年07月13日


連合北海道が全面支援した藤川雅司氏(中央)は落選。民主党北海道の三井辨雄代表(左)も駆けつけた=11日夜、札幌市中央区




《検証・参院選》(上)


■道連と連合、協力に溝


 民主党が敗北した今回の参院選。大きな逆風は「民主党王国」の北海道でも吹いた。
 道選挙区(改選数2)は自民党の長谷川岳氏(39)と民主党の徳永エリ氏(48)が当選した。改選議席を自民党と分け合う結果は5回連続だ。


 ただ、得票数を見ると、民主党への有権者の厳しい反応がうかがえる。


 徳永氏と次点の藤川雅司氏(53)の得票の合計は127万5690票。一方、長谷川氏と「反民主」を掲げたみんなの党の中川賢一氏(43)の得票は計126万9259票と、ほぼ同じだ。前回2007年は民主党の公認・推薦2候補者の合計得票が、自民党候補者の2倍以上だった。


 比例区票は109万1365票で、05年の「郵政総選挙」とほぼ同じ。昨年の総選挙の134万8318票、前回参院選の121万7315票から大幅減となった。


 民主党北海道(道連)幹部は「政権交代の期待への失望があったうえに、消費税が足を引っ張った」と分析。10月に実施される衆院5区(札幌市厚別区、江別市など)の補欠選挙や、来春の統一地方選に向けた立て直しの困難さが予想される。


    □  □


 参院選で浮上したもう一つの課題は、旧社会党時代から続いてきた道連と連合北海道の協力関係のあり方だ。


 「お疲れ様でした」。11日午後10時前。道連の三井辨雄代表は藤川氏の陣営を訪れ、連合北海道の高柳薫会長と握手を交わした。その後、報道陣に「我々と連合は表裏一体。(今後も)手を組んで頑張りたい」と語った。


 藤川氏は連合の「組織内候補」ながら、初めて道選挙区で落選するという憂き目にあった。道連や連合の関係者の多くは「党と連合との戦いになってしまった」と、選挙戦の最中からこの結果を予想するような発言をしていた。


 道連と連合の間には、藤川氏擁立に至る過程から溝が生じていた。当選3回の現職・峰崎直樹財務副大臣を推した連合に、三井氏は「参院議員の任期は3期18年が不文律」と主張。候補者の決定は越年し、1月下旬にずれ込んだ。


 連合が藤川氏を、道連が徳永氏を支える「すみ分け」も失敗した。北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件もあり、高柳氏はたびたび、三井氏に藤川氏へのてこ入れを要請したが、「(連合の)組織を固めるのが先だ」と突き放された。


 終盤には道連が藤川氏への投票を誘導する「藤川シフト」を敷き、三井氏も徳永氏の演説会で「ご主人は徳永さん、奥様は藤川さんと分けてほしい」と訴えた。だが直後に、陣営幹部が「お父さんもお母さんも徳永でよろしくお願いします」と打ち消したように、民主票を両氏の陣営が奪い合うのが実態だった。


    □  □


 ただ、広い道内で党の支部が80カ所程度にとどまることもあり、道連にとって連合との協力関係は不可欠だ。特に来春の統一選では知事選や道議選などが控えている。


 三井氏は11日、連合との関係修復について「(参院選を)教訓にして、連合と話し合いたい」と発言。高柳氏も「基本的なフレームは大切にしたい」と応じた。


 だが道連幹部の一人は「連合が総括してから」と語るのみ。ある道選出国会議員は、徳永氏の勝利を「新しい戦い方で勝てたことは大きい」と評し、連合依存型選挙からの脱却を示唆した。
(天野みすず、若松聡)


     ◇


 民主党が逆風にさらされ、自民党などに追い風が吹いた参院選。「民主1、自民1」に至った内情や、今後への影響を報告する。


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