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非自民非民主系保守

8032チバQ:2016/05/06(金) 20:38:31
「ストレスたまる選挙」

 地元の京都維新の会の関係者は当初、「大阪ガス」や「サッポロビール」といった地域名が入った企業の例をおおさか維新になぞらえていた。

 しかし、京都3区補選の惨敗を目の当たりにし、「いちいち党名の説明をしなければならず、ストレスのたまる選挙だった」と振り返る。別の関係者も「京都で大阪、大阪と言っても支持は広がらない」と改名の必要性をにじませる。

 こうした声が上がり始めているのは、京都3区補選に限らず、大阪以外での選挙で結果が出ていないからだ。

 昨年11月のおおさか維新結成後に行われた大阪府知事、大阪市長のダブル選は松井氏と、橋下氏の後継として出馬した吉村洋文氏が圧勝。今年1月の大阪府熊取町長選も勝利した。

 ところがそれ以降、松井氏ら幹部が応援に駆けつけた京都府八幡市長選や滋賀県草津市長選などで敗北。京都3区補選と同じ4月24日に実施された岡山県倉敷市長選は推薦候補が勝利したが、自民や公明、民進、社民の相乗りだった。事実上、支援した大阪以外での首長選挙はことごとく負けているのだ。

 本来、関西一円では、おおさか維新の母体である地域政党「大阪維新の会」の政策として、橋下、松井両氏が進めた知事、市長の報酬大幅カットや議会の議席削減、高校無償化といった実績は、ある程度浸透しているはずだ。

 ただ、隣県とはいえ、特に京都や神戸は大阪との違いを意識する傾向があり、「大阪」を強調すれば他地域より抵抗感が強いのは当然かもしれない。

 それでも松井氏は「『おおさか』は地域の名称ではなく、大阪で実現した改革の実績の象徴だ」と主張。「党名を選挙のたびに変えると有権者が混乱する」と、今夏の参院選は党名を変更せずに戦う意思を示している。

 おおさか維新という党名は橋下氏が「大阪」にこだわって命名した経緯があり、これも理由のようだ。

「減税」合流の障害

 党名がネックなり、おおさか維新と政策が近い政治団体との合流の障害となっているのは事実だ。

 河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」との参院選前の合流に向けた協議が続いているが、河村氏が「名古屋城の名前が大阪城になるようでは、立つ瀬がない」と党名に難色を示しているため、いまだ実現していない。

 おおさか維新のある幹部は、減税日本との合流を足がかりに「全国の地域政党に連携を呼びかけたい」と党勢拡大に向けた狙いを明かすが、改名が前提となるのは必至だ。

 大阪市長として松井氏と二人三脚で改革を進める吉村氏でさえ、京都3区補選投開票日の翌日、党名についてこう言及した。

 「結果をみれば、京都の方には広がらなかったということ。党の名称も名は体をあらわすというように、有権者への伝え方も含め、総括するべきだ。投票率も低く、民進を支持しない層の受け皿にまったくなっていなかった」

 別のおおさか維新幹部も「今後、『日本維新の会』に戻すなど、大阪以外の地域から党名変更議論が活発化するのは自然な流れだろう」と指摘した。

 夏の参院選まで約2カ月。党名変更の議論は党内で広がりつつあり、おおさか維新は結党から1年もたたないうちに、再び党名変更を余儀なくされる可能性が高まっている。


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