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非自民非民主系保守

7607名無しさん:2015/10/31(土) 11:48:26
>>7606

■追認するほかない
 では、なぜ、橋下さんはこんなことになったのか。私は、橋下さんと松井さんは、元々野党再編路線と政権すり寄り路線の両方の選択肢を持っていたと思います。が、松井さんは住民投票で敗北した後の、それこそ追い詰められた状況の中で、政権すり寄り路線で行くと決めたのではと見ています。

 確かなのは、橋下さんが政権交代可能な野党を作ることを、自分の考えとして持っておられたこと。最近までは。実際、今年の夏に民主党の大臣経験者に突如、電話して「一緒に地方分権をやりましょう」と言っています。橋下さんは、安倍総理や菅官房長官とは親しいが、自民党の他の議員との交流はさほどなく、むしろ前原誠司さんなど民主党の人たちとケミストリー(相性)の合う部分がある。

 しかし、彼は12月で政治家を引退する身。松井さんが、それとは違う政権すり寄り路線を進めて行こうとするのを、止められなくなってしまったのでしょう。松井さんから「だってあなた、引退するんでしょ」と言われたら、何も言い返せません。追認するほかない。

 だから、橋下さんが離党前に送った仲裁メール、つまり党は割らない、柿沢幹事長は辞めない、野党再編を頑張ってくださいという内容のメールについて、大阪組から“それじゃ、困ります”と突き上げられて、豹変したのではないかと思います。

 まあ、橋下さんがそれを認めることは絶対にないでしょうが。あの1日にしての豹変はやはり不可解ですし、恐らく松井さんに引っ張られたのだろうと見ています。そうだとしても、橋下さんがやったことに変わりはない。結果的に橋下さんが今回の色んな過程において、嘘と朝令暮改を繰り返していることは、紛れもない事実です。

 10月24日の“なんちゃって党大会”で、大阪側は何を決めるのかは分からない。分党なのか、解党なのか。橋下さんは3分後には違うことを言うかもしれませんし……。こういう、その場その場で自分の都合が良くなるように嘘をつき、そのうち自分が言ったことと正反対のことを平然とやり始める人が大阪府知事、市長選のダブル選挙で語る約束って何なんだろうなと思います。それを信じて素朴に投票するという行為が成り立つのか。

 かつて、彼は「2万%ない」と言って府知事選に出た。だが、あの時は民間人だったし、テレビの出演契約があるから否定せざるを得なかったと後に説明しています。しかし、今は現職の政治家なので自己都合で前言を翻すのは、国民への背信行為になる。橋下さん、嘘をつくのはもうやめた方がいい、と申し上げたいです。

※「週刊新潮」2015年10月29日号

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