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非自民非民主系保守

7301名無しさん:2015/09/28(月) 22:11:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000054-san-pol
維新分裂に「壊し屋」見え隠れ 小沢氏、代表選で松野氏援護
産経新聞 9月28日(月)7時55分配信

 ■野党再編へ再び出番?

 内輪もめの末に分裂が決定的となった維新の党。結党からわずか1年で破壊への道をたどった背景には何があったのか-。関係者の証言によれば、政界での存在感がとみに薄くなった、あの「壊し屋」の影がまたぞろ見え隠れする。(政治部編集委員 高木桂一)

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 もともと首相官邸の方を向く橋下徹大阪市長らの大阪系と、民主党との連携はじめ野党共闘を目指す松野頼久代表ら非大阪系との間に「溝」があった維新。分裂にアクセルを踏む“大義”となったのが、9月13日投開票の山形市長選だ。

 維新は同市長選を事実上の自主投票としていたが、非大阪系の柿沢未途幹事長(当時)が8月14日、民主党や共産党が推す候補者を勝手に応援演説したとして大阪系が激怒し、柿沢氏に辞任を迫った。

 大阪系には党の金庫を握る幹事長ポストを手中に収め、当初11月に予定されていた党代表選で主導権を握る思惑もあった。しかし松野氏が公然と突っぱねたため、双方の対立は抜き差しならぬものとなった。

 ただ要因はそれにとどまらない。舞台裏で「陰の主役」となった人物がいたのだ。それは生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表である。

 小沢氏といえば、少なくとも数年前までは政党の離合集散で常に中心に存在し、政党を作っては壊し、壊しては作るを繰り返してきた。その「壊し屋」が維新を“壊す”ことにもからんでいた。

 維新は6月、秋に予定していた代表選で党員と所属国会議員の「一票の格差」をなくし、同等に扱う方針を決めた。党員拡大に自信をもつ大阪系の主導だった。狙いはずばり代表選を制することにあった。

 維新の議員たちは代表選の投票権をうたい文句に党員拡大に奔走した。

 その結果、6月上旬で約8千人だった党員は8月末時点で5万人以上にふくれ上がった。

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 ■攻勢にたじろぐ大阪系

 そこで「剛腕」の出番である。小沢氏に近い維新関係者が打ち明ける。

 「小沢氏自身が維新の党員集めに動き、生活の党の現職議員や次期参院選・衆院選に出馬を予定する元議員らにもノルマを課したほど。思惑は代表選で松野氏を勝たせることだった」

 来年夏の参院選に向け野党の「統一戦線」を張る必要性を強く訴える小沢氏にすれば、野党の共闘路線を説く松野氏が「望ましい維新代表」である。民主党幹部時代から松野氏との関係も良好だ。これに対し、労働組合の支持を仰ぐ民主党とは絶対に手を組まないと断言する橋下氏率いる大阪系とは肌が合わない。

 「小沢氏の狙いは、野党としての維新の『純化路線』だ。小沢氏にとって、裏で官邸・自民党と通底する大阪系は邪魔者であり敵でしかない。代表選に向けて松野氏を援護射撃することで維新の分裂を仕掛けた。維新の瓦解(がかい)は時間の問題とみられていたが、小沢氏の動きで早まった」(小沢氏に近い維新関係者)

 「数の力」を信奉する小沢氏の戦略は維新内の“小沢分子”にも浸透したようだ。別の維新関係者によれば、維新の党員集めで蓋をあけてみたら、かつて小沢氏の側近だった松木謙公幹事長代行が一人で約1万人を集めたほか、牧義夫国対委員長は約1千人を確保した。松野氏も3千人集めたという。党員が支払う党費は1人2千円。松木氏はざっと約2千万円を党の金庫に入れた形となる。

 「『小沢ファクター』が維新分裂を誘発したことは間違いない。橋下氏は代表選で大阪系が負ける前に先手を打つ形で党を割った」(維新関係者)

 ここ数年、小沢氏の政治力は確実に低下しているが、こと「壊す」ことにかけては面目躍如だ。ある民主党幹部が打ち明ける。

 「小沢氏のもとには民主党時代の部下だった側近幹部職員がいまも日参している。小沢氏は岡田克也代表への助言をこの幹部職員に託し、岡田氏が党運営に反映させることがあるほど。野党再編に向け小沢、岡田両氏もかつての“距離”が一気に縮まっている」

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 ■志位氏の指南役も

 一方、「安全保障関連法廃止」を旗印に共産党が唐突に他の野党に選挙協力を呼びかけ始めた「国民連合政府」構想の背後にも、小沢氏の存在があるようだ。

 共産党関係者は「志位和夫委員長と小沢氏は7月上旬に極秘裏に会食するなど接近を強めている。小沢氏が志位氏の指南役になっている」とささやく。

 生活という政党だけでは、小沢氏の手勢はわずか5人。はたして野党再編に向けて本当の“出番”はあるのか-。


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