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非自民非民主系保守

712名無しさん:2009/09/05(土) 02:09:56
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20090904ddlk16010665000c.html
激戦を振り返って:衆院選/下 比例 /富山
 ◇単独候補、精力的に街頭活動、県外に組織なく…誤算−−綿貫氏、浮動票つかめず
 「小選挙区から出馬すれば自民候補と接戦になる。長らく『自民の綿貫』を支持してくれた人と、『国民の綿貫』になっても支持してくれている人が対立することになる」。

 14選を目指して比例代表北陸信越ブロックから立候補した国民新党の綿貫民輔前代表(82)。先月9日の演説会では支持者らを前に、富山3区から比例への「転出」の経緯をこう説明し、理解を求めた。

 小選挙区時代は「綿貫党」とも呼ばれる熱心な支持者や地元の自民県議、市議が支援。強固な組織力で連続当選を果たした。しかし国民新党を旗揚げした05年衆院選では、3区で自民公認候補と対決。自民党組織に禍根を残した。

   ◇

 綿貫氏の陣営は今回、北陸信越ブロックで40万票の獲得を目指した。県内の目標は17万〜18万票。前回衆院選の小選挙区で獲得した約12万票を基礎に、県遺族会や県JAグループなどの推薦で、さらに5万〜6万票の上乗せがあると見込んだ。また北陸信越5県に点在する約1500人の特定郵便局長の組織力を生かし、約30万票の獲得も期待した。

 綿貫氏は小選挙区での選挙戦と同様、富山を中心とする5県を回り、個人演説会や街頭演説をこなした。関係者は「比例単独候補で、これだけ街頭で活動する人はいない」と胸を張ったが、「比例の選挙戦は初めて。どうなるかわからない」と不安も口にした。

 一方、激戦の富山3区では各陣営が「綿貫氏の政策に近いのはうち」とアピールしたり、「綿貫さんから『自分の若いころに似ている』と言われた」と公言するなど、「綿貫票」獲得合戦が繰り広げられていた。

 しかし綿貫氏は「3区はノータッチ」として、どの候補に対しても推薦や支持を明確にしなかった。綿貫陣営にとっては、これも戦略の一つだった。ある関係者は「(前回並みの票を獲得するため)こっちはどこにもつかない、というのが生命線だ」と明かした。

 それでも公示後の各種世論調査では、国民新党が比例で議席を獲得できない可能性があると報じられた。期待していた県外の郵政関係者の支持が伸びなかった。終盤、綿貫氏を支援する市議会議員らでつくる「民友会」会長代行の中川一夫射水市議は「結果は天の差配で決まるだろう」と覚悟を決めたような口ぶりだった。

 そして投開票日。県内で国民新党が獲得したのは約10万7000票。前回の綿貫氏の得票を下回り、ブロック全体でも約24万票だった。議席は獲得できなかった。

 選対本部長の森田高・参院議員は「浮動票をつかめなかった」と敗因を分析した。陣営関係者は「前回並みに得票できると思ったが、県外に組織がなく大変難しい選挙になってしまった」と選挙戦略の誤算を認めた。綿貫氏はその後、「次の選挙には立候補しない」と事実上引退を表明した。

 地元、南砺市で後援会連合会長を務める田中幹夫市長(47)は「いつまでも綿貫さんに頼るのではなく、功績を引き継き、我々の世代が頑張らないといけない」と語った。今回は世代交代を印象づける選挙でもあった。【岩嶋悟、花澤茂人】


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