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非自民非民主系保守

6718チバQ:2015/04/22(水) 19:55:33
 国会質疑でも、これまで目立った実績があったとは言い難い。昨年4月の衆院総務委員会で、質問中に「子供を産まないとダメだぞ」とセクハラやじを受けたことが知られている程度だ。

 今年初めごろ、上西氏にまつわる怪文書が大阪界隈(かいわい)で出回った。今回、上西氏との関係が報道された秘書についても触れられていた。

 上西氏は、橋下氏が公認候補の養成機関として立ち上げた「維新政治塾」の1期生だった。平成24年の衆院選のとき、大阪7区の自民党候補が女性であることから、若い女性を擁立するという観点から選ばれた。実父が「地元の有力者に顔が利く」(維新幹部)ということもあり、維新政治塾の同期からは「特別待遇を受けているようだった」との恨み節も漏れる。

 上西氏の実父に関しては、政治団体「上西小百合後援会」(吹田市)が自動車賃貸料として実父に平成25〜26年に計約80万円を支払っていたことも判明している。上西氏は一時期、実父を公設秘書にしていたこともある。ちなみに、民主党は近親者を秘書とすることを原則として禁じている。

 こうした点から前出の幹部は「橋下氏は、もともと上西氏には期待していなかった。今回の問題は上西氏のクビを切る好機ともいえる」と語り、こう続けた。

 「橋下氏は次点の椎木保氏に復活当選してもらいたかった。上西氏が地盤としている大阪7区は大阪市とは関係のないエリアだが、椎木氏は大阪市南部の大阪2区を地盤としている。(大阪都構想実現のため)大阪市内の票を拡大するためには、橋下氏にとって上西氏より椎木氏の方が魅力的だ」

 結局、上西氏が辞職を拒否したために「橋下構想」は失敗に終わった。

 大阪維新幹事長で維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は12日、上西氏の問題が選挙結果に与えた影響について、「影響が全くなかったかといえば、あるんでしょうけど」と述べ、マイナスだったとの認識を示した。上西氏の辞職を求める聴衆の声に応えられないことについて「なかなか分かってもらえないところがあった」と苦い表情で振り返った。

 一方で、早期に除名処分にしたことで、大阪府市議選の影響は最小限にとどまったとの見方もある。大阪維新の府議はこう指摘する。

 「事前調査では、大阪維新は過半数に遠く及ばないという結果が出ていた。しかし、上西問題で毅然(きぜん)とした態度を見せたことで、府議選で42議席と過半数に3議席足りない程度まで盛り返せたともいえる。問題を拡大することでメディアの露出も増やすことができた。やっぱり橋下氏は機を見るに敏だ」

 「維新を滅ぼす」と豪語していた自民党府連幹部も「各種世論調査で大阪都構想への反対が伸び、上西問題もあったからもっと議席を減らすと思ったけど。やはりただでは倒れない」と舌を巻いた。

 しかも、世論調査では都構想への賛成が反対を上回るようになった。5月17日には大阪市で都構想の是非を問う住民投票が行われる。自民党大阪府議はため息交じりに語った。

 「相手にしないことが一番だが、何かと言ってはメディアに出てくる。タレント弁護士だけあって、マスコミへの売り込みにたけ過ぎている。住民投票に向け、何を仕掛けてくるだろうか」

(政治部 沢田大典)


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