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非自民非民主系保守

6621チバQ:2015/02/06(金) 20:43:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150204ddm041010166000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 「あやかり維新」風前 前回選挙で乱立、一時139団体も 風頼み、活動実態乏しく
毎日新聞 2015年02月04日 東京朝刊

東京都選管が公表した都内の「維新の会」の収支報告書。すべてゼロとなっている(一部画像処理しています)
東京都選管が公表した都内の「維新の会」の収支報告書。すべてゼロとなっている(一部画像処理しています)
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 橋下徹氏率いる大阪維新の会が躍進した前回統一地方選では、全国の都市部で「維新」を名乗る政治団体が多数登場した。政治資金収支報告書を見ると、東京都内でも10以上確認できる。大阪維新とは無関係で活動実態のない団体が多い。「風」頼みの傾向が強い都市部の自治体選挙で、有権者の声は身近な政治にしっかり反映されるのか。

 大阪維新と無関係な「維新」では、「号泣会見」で注目された前兵庫県議、野々村竜太郎氏(48)の「西宮維新の会」が有名だ。

 名称に「維新」を使う政治団体で大阪維新の設立(2010年4月)以降、総務省や都道府県選管に設立届が出されたケースを毎日新聞が調べたところ、12年7月時点で139団体に上った。

 東京都内でも、「大田維新の会」「板橋維新の会」「中野維新の会」「ねりま維新の会」「小金井維新の会」などが誕生した。

 このうち、都区部の名を冠した会の代表を務める現職区議は、設立の理由について取材に「(大阪維新に)何というか、インスパイア(触発)された」と話す。団体は今も存在しているが、設立後、橋下氏の考え方に共感できず、「維新」を名乗る活動も、大阪維新との連携もないという。都選挙管理委員会に提出された直近の13年分政治資金収支報告書は、「収入0、支出0、資産なし」となっている。

 埼玉県でも「埼玉維新の会」が設立され、議員選に3人が立候補し1人が当選した。設立時に幹事長を務めた元さいたま市議(66)は、取材に「会が今どうなっているのか詳しいことは分からない」と語ったが、13年6月に解散していた。

 大阪では「吹田・維新の会」「維新の会藤井寺」などが誕生し、トップ当選を飾る議員もいた。野々村氏の「西宮維新の会」は後に「西宮希望の女神」「地域政党最後の希望」などと名を変え、政務活動費着服疑惑が浮上して解散した。こうした「維新」の乱立について、大阪維新幹部は「対処法を考えたが、なすすべはなかった」と振り返る。【本多健、西田真季子、村上尊一】

 ◇「名前だけでは変わらない」
 4年前の統一地方選で「維新の会」を作ったものの、首都圏の首長選で敗北した男性が毎日新聞の取材に応じた。「流行に乗ればいいというものではなかった。いい経験になった」と振り返った。

 地元の会合にまめに顔を出す自治体議員を経験し、風頼みの選挙には抵抗があったという。だが、首長選は、次点より1票でも多ければよい議員選とは異なる厳しい戦いで、現職の壁を破る決め手がなかった。ちょうど、地域名をかぶせた「維新の会」設立が各地で相次ぎ、男性もその流れに乗ろうとした。

 会を作り、チラシや選挙公報に「維新」の文字を入れたが、大阪維新との連携はならず、他陣営との差別化は難しかった。「維新」という言葉の響きに、地域再生への思いを託せるのではとも思ったが、有権者の審判は厳しかった。「維新を名乗れば結果が変わるわけではないという現実を思い知った」

 首長選で敗れ、再び地元を地道に回る日々に戻り、2年前、自治体議員選で当選した。一時的なブームに乗って当選したが、地元をおろそかにして消えていった同僚やライバルもいる。「地域をこまめに歩くことには意味がない、と議員が考えたらおしまいだ」と自らを戒める。休眠中の「維新の会」は折をみて解散するという。【本多健】


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