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非自民非民主系保守

5663チバQ:2013/03/02(土) 11:41:23
http://mainichi.jp/select/news/20130302ddm005010043000c.html
日本維新の会:亀裂、立ち位置の差 世論最優先の橋下氏、国会議員団は異議 連携不足、参院選に不安
毎日新聞 2013年03月02日 東京朝刊

 衆院選後、衆参57人の国政政党となった日本維新の会内部で、意思決定を巡る混乱が続いている。橋下徹共同代表(大阪市長)が国会議員団を「与党ぼけ」と非難する一方、夏の参院選では議員団側が大阪主導の準備の遅れに不満を募らせる。維新の基本戦略は、非国会議員の首長が党首を務め、既成政党と距離を置きながら「永田町の論理」に異議を唱えるスタイルだが、東京と大阪のコミュニケーション不足や、維新自体の既成政党化という現実に直面し始めた。【野口武則、平野光芳】

 「国会の中の相場観で動いたら維新の意味がない。あっという間に国民からそっぽを向かれる」

 橋下氏は2月28日、議員団への不満を記者団にぶちまけた。橋下氏の逆鱗(げきりん)に触れたのは日銀総裁候補の黒田東彦(はるひこ)アジア開発銀行総裁に関し、議員団が早々と容認に傾いたことだ。

 参院選に向けた橋下氏の最大の売りは大阪という足場から東京の既得権益を攻撃することだ。1月に都内であった政策研修会でも「改革政党として参院選に臨む。安全運転をしたら維新は3カ月で終わりだ」と強調した。財務省OBの黒田氏を容認すれば、維新が「永田町化した」と受け取られると危惧。議員団には「維新らしさが伝わってこない」と不満のメールを連発した。

 だがいつまでも外部の批判勢力として振る舞う橋下氏には、議員団から「黒田氏は財務省が推した人事ではないのに、分かっていない」という不満も。日銀人事を巡るあつれきはいったん収束したが、世論受けを最優先する橋下氏と「国民世論だけで決めては道を間違える」(小沢鋭仁(さきひと)国対委員長)という議員団との溝は表で見える以上に深い。

 参院選準備でも「世論頼み・橋下頼み」がちらつく大阪側への不満が国会議員団にくすぶる。選挙区が広い参院選は衆院選より組織・団体の比重が大きく、衆院選以上に「風」は当てにならない。

 大阪側も衆院選の反省から、「足腰、体力を作る」(松井一郎幹事長)と組織作りを急ぎ、3月30日の党大会で、衆院選の落選候補約110人のうち30人程度を改めて小選挙区支部長に再任し、選挙態勢の核とする。

 大阪側幹部は「衆院選より余裕がある。100日あれば戦える」と楽観的だ。しかし、参院選候補の公募は2月28日まで続き、100人を超える応募者の選考はこれから。1次公認は党大会までずれ込む。議員団幹部は「のんびりしすぎだ。候補者選考のノウハウもなく、橋下氏も松井氏も国政選挙を知らない」と危機感を募らせる。

 ◇一斉送信メール、指示手法が波紋
 意思疎通のずれに、橋下氏特有のメールの一斉送信による指示という手法も拍車をかけている。日銀人事を巡る混乱では、議員団幹部が「橋下氏からメールが来ていない」と言いだし、大阪側の当選1回の衆院議員から転送してもらうという喜劇もあった。ベテラン議員は「顔と顔を合わせ、裏で手を握ったり、日々微妙な判断をするのが政治だ」と戸惑いを隠せない。


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