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非自民非民主系保守
5562
:
チバQ
:2013/01/06(日) 20:44:02
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130105/CK2013010502000004.html
一定評価も残る不信 嘉田知事代表辞任表明
2013年1月5日
日本未来の党代表から退く考えを正式に表明した嘉田由紀子知事=県庁で
政治団体「日本未来の党」代表を辞め、「県政に専念できる態勢づくりをしたい」と四日、表明した嘉田由紀子知事。今回の判断に、県内の首長や兼務を批判してきた県議からは一定の評価をする意見が聞かれた。半面、依然として不信感をぬぐえない県議もいる。未来結党後の一カ月。この間の混乱から信用を取り戻し、足元の内政をどう固めるのか。正念場を迎える。
ピンク色の着物姿で今年初の定例会見に臨んだ嘉田知事は、仕事始め式に引き続き、日本未来の党代表から退くことを明らかにした。辞任する理由を「県議会の兼務解消の議決が大変大きい。県民の皆さんからも兼務は難しいという意見を聞いている」と説明した。
党での今後の立場や次期参院選については「代表を退くというだけで、顧問に就任するかなど決めていない」と述べ「ともかく県政に専念できるようにしたい」と繰り返した。
「県議会の議決を重く受け止めた賢明な判断」と述べたのは佐野高典県議長。一方で「知事職に専念できるかどうかは、今後の対応次第。議会としてしっかり見極めていきたい」とくぎを刺した。
年末の県議会一般質問で、国政と知事職の兼務を批判した議員たちの反応はさまざま。
自民の家森茂樹県議は「答弁では国政に出ないと県政の発展もないと言っていたが、代表を退いたらそれができるのか。特定の政党色をどう取り払うのかについても、説明を求めていかなければならない」と追及の姿勢を崩さない。みんなの党の蔦田恵子県議も「決議を受けて辞任を決めたのなら、もっと早く決断できたはず。信念が感じられない」と疑問視する。
民主の江畑弥八郎県議は「知事職への専念は評価したい」と歓迎。「原発問題などには、知事としてのスタンスで取り組んでほしい」と語った。知事を支持する対話の会の沢田享子県議は、決議案には反対したものの、討論で兼職をやめるよう求めた経緯があり「知事職に専念するのは当然のこと」と淡々と語った。
嘉田知事に近い東近江市の西沢久夫市長は「しっかり知事職を全うしてほしいと思う。卒原発など主張を地方から発信することも大切だが、草の根で(支持を)広げないといけない。この失われた一カ月間と信用をいかに取り戻すか。倍の力で頑張ってほしい」とエールを送った。
(梅田歳晴、中尾吟)
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