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非自民非民主系保守
5544
:
名無しさん
:2012/12/30(日) 17:11:54
一番的外れなのは政党助成金に絡めて、「カネ目当て」の分裂劇だとの批判である。約8億円強の政党交付金のうち、約4億円が比例区への投票数に応じた額だそうだ。
では、比例区330万票を嘉田氏と阿部氏だけで得票したと言うのか。そうではないだろう。比例区での当選者7名のうち6名が、生活の党である。
しかも未来の党の立候補者の6割が旧国民の生活が第一からであった。
それよりは、中村てつじ前議員が「今回の選挙で比例区だけでも3億円余りの供託金が没収され、未来の党は現時点で億単位の負債を負っていると思われる。代表である嘉田さんや副代表である阿部さんが、党本部が負担すべき供託金相当の負債について自分は知らないとして未来の党を去ることは許されない」という趣旨のことを述べているが、こちらの方がより深刻な問題だろう。
これまでもマスコミは「政治とカネ」という言葉で小沢氏をさんざん貶めてきたが、今回もその発想の延長で、「カネ目当てで追い出した」との論陣を張るが、供託金以外の選挙運動資金を含め、未来の党の負債を負うのは、政党を承継する「生活の党」である。
4億円の交付金を貰っても「オツリ」も来ない。「カネ目当て」であるはずがない。ましてや「追い出した」訳でもない。
今回の分党は、28日の記者会見で、分党の話を誰が持ちかけたかと訊かれたとき、森ゆう子代表はきっぱりと「嘉田氏から」と答えたのに対し、嘉田氏は「食い違いはあるが、お互いに詮索しないことにしたい」と言葉を濁したことに全て集約される。
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