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非自民非民主系保守

5464名無しさん:2012/12/28(金) 09:13:43
http://www.shinmai.co.jp/news/20121228/KT121227ETI090004000.php
窮地の嘉田氏 地方の声を立脚点に
12月28日(金)

 日本未来の党の代表で滋賀県知事の嘉田由紀子氏が窮地に立たされている。

 未来の党の分党が決まり、滋賀県議会からは党役員と知事の兼務をやめるよう求める決議を突きつけられている。

 嘉田氏は知事と代表をともに務める目的を整理し直し、自らの言葉で県民や党を支持した有権者らに説明しなければならない。

 首長が党首を兼ねることには賛否両論がある。自治体の職責はおざなりにできない。半面、地方の意思を国政に反映させる意義も小さくない。新しい地方政治の在り方として許容できるかどうか。住民、首長、議会それぞれが考える機会にしたい。

 未来の党では幹部人事をめぐり、嘉田氏と小沢一郎氏系議員との間で対立が深まっていた。亀井静香氏も「一体感がない」などとして離党届を提出している。衆院選直前に合流した小沢氏、亀井氏と理念や政策で合意できるのか、当初から疑問があった。

 社会保障費を賄うため増税は必要としてきた嘉田氏は、選挙戦では反増税を訴えた。滋賀県議会は「二枚舌」と批判している。両氏とたもとを分かったことで、むしろすっきりしたのではないか。

 嘉田氏には初心に帰ってほしい。信条の「卒原発」に共感する国民はなお多い。他県の知事や滋賀県内外の市町村長の声を丁寧にくみ取り、自治体の自由を妨げている法令や制度を改革する政策を積み上げれば、支持回復の道も見えてくるに違いない。

 「知事の公務に支障を来す」との滋賀県議会の懸念は理解できる。が、具体的な問題が浮上しないうちに、批判を浴びせる姿勢はふに落ちない。

 地方の視点に立って国政に関与するのなら、滋賀県にとっての利点も生まれてくる。十分に見極めないまま、国政の勢力図を地方政治に持ち込んで首長を追い詰めるようなら、議会も住民の支持を失うことになるだろう。

 日本維新の会など、地方発の政党、政治団体が国政でどんな役割を果たすのか。すべてはこれからだ。過去に「地方から政治を変える」を試みた首長たち、首長から国政に転じた政治家たちの実績と失敗を踏まえ、自治体の多様な声を生かしていってもらいたい。

 長野県の阿部守一知事は、6県知事、2政令市長らと地方自治の課題や政策について話し合うネットワークを発足させた。地域政党とは違う形で、国政に積極的に提言していくことを期待したい。


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