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非自民非民主系保守

5446名無しさん:2012/12/28(金) 07:39:38
http://mainichi.jp/select/news/20121228ddm001070057000c.html
余録:年の暮れの掛け取りをめぐる攻防を描いた…
毎日新聞 2012年12月28日 東京朝刊

 年の暮れの掛(か)け取(と)りをめぐる攻防を描いた井原西鶴(いはらさいかく)の「世間胸算用(せけんむねさんよう)」には「大宮通りの喧嘩(けんか)屋」と呼ばれた夫婦の話が出てくる。毎年、大みそかに詰めかけた借金取りの前で、出てくの死ぬのという派手な夫婦喧嘩を繰り広げるので有名になった▲むろん借金取りがあきれて退散するよう夫婦でしめし合わせた芝居である。まさか毎年同じような喧嘩や別れ話が通用するわけがなかろう……と思うが、考えると今も世の中には年末になると別れ話を持ち出す人々がいた▲去年の今ごろは野田政権の消費増税への動きに反発した民主党所属議員の集団離党騒ぎがあった。で、今年は結党わずか1カ月の日本未来の党が分裂してしまった。こちらの別れ話も年内に決着しないと、政党助成金の行方にかかわるとの胸算用があったようである▲そもそも選挙の顔を求める小沢一郎(おざわいちろう)氏ら「国民の生活が第一」と、選挙の手足を持たない嘉田由紀子(かだゆきこ)滋賀県知事が、衆院選にむけた胸算用で手を組んだ未来の党である。それが惨敗し、同(どう)床(しょう)異夢(いむ)があらわになれば「成田離婚」なる古い流行語が飛び出るのも仕方ない▲「卒原発」の呼びかけに1票を投じた有権者には、夫婦喧嘩を見せられて鼻白(はなじろ)む掛け取りの気持ちが分かるという向きもあろう。分裂は小沢氏らが党を引き継ぐかたちとなり、嘉田代表と議員1人が党を離れる。投じた票が宙に消えたような気分の方もおいでだろう▲「銭金(ぜにかね)がなくては越えられない冬と春との峠」は「世間胸算用」の一節だが、この間の結党から分裂にいたる「政界胸算用」の顛末(てんまつ)、有権者にして納税者である国民はしかと覚えておきたい。


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