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非自民非民主系保守
4991
:
チバQ
:2012/11/28(水) 01:37:15
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121127/waf12112722470028-n1.htm
第三極が完全に二分 嘉田氏、“決別”した橋下氏を意識
2012.11.27 22:44 (1/2ページ)
嘉田由紀子滋賀県知事が27日、次期衆院選に向け、新たな第三極の旗を立てた。新党「日本(にっぽん)未来の党」の結成表明会見では、第三極を牽引(けんいん)してきた日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長への対抗心もにじませた。「本当の第三極を作ってほしいとの声が届いている。多様な社会状況を、維新では反映できない」。1週間後の公示を前に、第三極は完全に二分された。
会見で嘉田氏は、橋下氏から前日に届いたという「応援メール」を読み上げた。「絶対に党首を引き受けるべきだ。原発問題を徹底して論戦しましょう。こういう切磋琢磨(せっさたくま)こそが日本のためになる。地方から声を出す流れを加速させましょう」。嘉田氏は「脱官僚とか脱中央集権では同じ思い」とも語った。
嘉田氏と橋下氏は、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に絡み、反対の立場で共闘した。だが橋下氏は、計画停電のリスクを恐れて容認に転じた。さらに、維新と太陽の党の合流に伴い、原発ゼロの旗まで降ろしたことに「仲間を失った」と失望を感じた。
「琵琶湖は(原発から)30キロ圏内にあるのに、いまだに安全協定さえ結べない。本当に琵琶湖を守っていくなら国政にメッセージを出さないといけない」。近畿の水がめを預かる知事としての思いがあった。
悶々(もんもん)とした思いの中で、第三極の結集を目指す「国民の生活が第一」の小沢一郎代表からアプローチがあった。嘉田氏周辺によると、2人は10月以降、複数回にわたり水面下で接触。小沢氏はしきりに新党結成に踏み切るよう促した。
「知事と国政を両立できるのか」。嘉田氏は乗り気ではなかったが、維新と太陽合併の政策合意で「脱原発」が盛り込まれなかったことに、思いが変わった。「3・11以降、初の衆院選なのに、原発の議論がない。脱原発の受け皿がない」。今月24日、小沢氏と会談した嘉田氏は、自ら歩み寄ったという。
嘉田氏は4月、滋賀で「未来政治塾」を設立し、もともと国政へ意欲を見せていた。ただ、念頭に置いていたのは来年夏の参院選。予定を前倒しさせたのは「仲間」でなくなった橋下氏の存在だった。
“決別”の末、橋下氏と同様に首長兼務の政党幹部となる嘉田氏。会見では橋下氏との違いを強調した。「橋下さんは大都会、自分は田舎から見ていく。日本の未来の選択として何がふさわしいか、議論したい」
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