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非自民非民主系保守

4908チバQ:2012/11/23(金) 12:08:09
 ◇TPP「参加」から2度の後退 政敵に応じ変幻自在
 維新と旧太陽が合流した17日、石原慎太郎、橋下徹の新旧代表が合意した基本政策は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「交渉に参加するが、国益に沿わなければ反対」と記し、参加を明記した維新八策から大きく変わった。9月にTPP慎重派の国会議員を維新に迎え入れた際に「交渉参加」としたのに続く2度目の後退だ。「センターピン(中核)」の政策も橋下氏の判断一つで変幻自在だ。

 全国遊説初日の10月20日、橋下氏は「交渉不参加は臆病だ。農業団体の票を気にする今の政治家は情けない」と既成政党を攻撃した。農業、金融など利害が絡む難題をひとくくりに「今の政治家」に帰すやり方を、閣僚経験者は「スローガンを打ち上げて敵を作る橋下手法」と指摘する。

 裏を返せば「敵」の出方によって橋下氏の政策は左右される。

 今月12日、橋下氏は「TPPは自由貿易圏拡大の一例に過ぎない。総選挙で決める事柄なのか」と一転して冷めた表情で語った。野田佳彦首相がTPPの交渉参加を民主党マニフェストに盛り込む方針を表明し、差別化する道具としての価値が下がったためだ。基本政策の表現は、旧太陽の母体のたちあがれ日本の「国益を損なう国際ルールに反対」と似通う。「国益に反する形での交渉参加に反対」とする自民党との違いも見えなくなった。

 橋下氏は昨年10月、共著「体制維新−大阪都」で、「どこに狙いを定めれば有権者から『それはおかしい。橋下の言うことが正しいから応援する』と理解してもらえるか。その突破口を探っていくのが僕のやり方です」と記した。世論を喚起するための違いを見つけ、際立たせていくことが戦略の中心にある。

 橋下氏は15日、旧太陽やみんなの党との政策協議について記者団に問われ、「世間にはどうでもいいことじゃないか。まあまあ適当に判断します。最後は」と口を滑らせた。

 維新は10月下旬、国会議員団が政調会長の浅田均大阪府議会議長に諮りながら公約素案をまとめた。しかし、橋下氏は「表現が稚拙」と切り捨て、12日、公約素案に代わる「骨太2013〜16」を作ると唐突に表明した。2日後には選挙前の発表は難しいと言って、こう胸を張った。「僕はいつでもしゃべれる。別に書面にしなくても何を聞かれても答えられる」

 維新が衆院選で国民に約束するのは「維新八策」か、「公約素案」か、「骨太」か、「基本政策」か。それとも橋下氏の発言なのか。変幻自在な使い分けが通じるとは限らない。=つづく


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