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非自民非民主系保守

4898名無しさん:2012/11/22(木) 10:45:23

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121122/plt1211220707000-n1.htm
選挙後にキャスチングボート 維新、太陽の合流は野合なのか 2012.11.22

 政治の見方には二通りある。一つは政治家の人物を見る方法。従来のマスコミ、政治評論家はこの手法で、政治家に近づくために「番記者」を置いている。政治家の人間関係を中心として、誰と誰が敵か味方を見ながら、政治の動きを追うモノだ。

 もう一つは政策で見る方法だ。これは政治家がどんな人物かは問題ではなく、何をするかを見ながら、どのような政治行動になるかを考える。

 もちろん、現実の政治には人物軸と政策軸の二つの軸があり、どちらの視点もなければ、政治そのものを理解することはできない。

 こうした観点から、日本維新の会と太陽の党の合流を考えてみよう。新聞報道によれば、太陽側がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など維新の主要政策をほぼ丸のみして決着した。形の上でも維新が太陽を吸収する。一方、維新はみんなの党とは政策協定を結ぶものの、合流はしない。また、減税日本とは合流もなく政策協定もない、と今のところなっている。

 維新と太陽の全面統合の過程で、維新はみんなとの共通政策を提示したようなので、政策面では維新、太陽、みんなはほぼ統合された。

 国民のうち、「政策面で隔たりがあるなら連携しない方がいい」と思う人は「隔たりがあっても連携した方がいい」と思う人よりはるかに多い。つまり、人物軸より政策軸のほうが重視されている。

 維新と太陽の関係は、政策軸で見ると隔たりが大きいと思われていたが、太陽の方が歩み寄ることで政策軸の隔たりがなくなったので、人的軸も統合したというわけだ。これからみると、野合ではなく、小異を捨てて大同についたとなる。

 一方、太陽が政策を修正したのは維新の人気取りのための見せかけの話で、そのうち変わるとみる人もいる。これが野合批判だ。

 筆者は、基本的には前者と思っており、年の差が親子ほどある維新と太陽で、やんちゃで政策指向の強い維新のわがままを太陽が受け入れたとみている。もちろん、大同小異か野合かはこれからわかるので、今後の活動次第であることはいうまでもない。

 総選挙についても、維新は候補者を選考中だし、太陽は現職以外の候補者があまりおらず、候補者での調整がほとんど必要ない点で人的統合が進んだ。この点が、維新とみんなとの違いだ。みんなはすでに100人近くの候補者が決まっていたので、人的調整ができなかったのだろう。このため政策軸だけの統合にとどまった。

 太陽を吸収した維新(政策面ではみんなを含む)の最大の特色は既存政党でないという点。総選挙では、自民が一歩リードだが、維新、民主が追うという三つどもえの闘いになるだろう。維新が総選挙後にキャスチングボートを握るのは確実な情勢だ。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)


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