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非自民非民主系保守

4216名無しさん:2012/10/05(金) 16:00:00
橋下バブルが崩壊か―世論の支持低下と国会議員との反目で

わずか数週間前、橋下徹大阪市長(43)はまさに日本の政治をわがものにせんとしているかのようだった。しかし今、スーパースターの橋下氏は自身の人気だけでは国政で成功しないかもしれないことに気づき始めている。

橋下氏が発足させた全国政党「日本維新の会」は国会議員9人を迎え、正式に国政レベルでの活動を始めたことから、今週は橋下氏にとってお祝いムードの一週間となるはずだった。しかし市場重視の経済政策と挑発的なナショナリスト的見解で知られる橋下氏は代わりに乱気流に直面することになった。

9月12日に「日本維新の会」を発足させた橋下徹大阪市長その最たるものが世論調査だ。国民の注目を集めていた「日本維新の会」が驚くほど冷めた支持しか得られていないことを示していた。読売新聞が3日に発表した調査によると、回答を寄せた人のわずか2%しか橋下氏の政党を支持しておらず、旧政権党の自民党の支持率28%に大きく水をあけられている。また現政権党の民主党支持率は18%だった。朝日新聞でも同様に橋下氏の政党を支持すると答えた人は全体の2%にとどまった。

また既存政党を離党し、できたばかりの「日本維新の会」に加わった国会議員と橋下氏の軋轢(あつれき)も浮上した。公の場で手厳しい言葉でやり合っている。これは、たとえ全国規模への拡大を図っていても、独裁的な地方政治家による組織の限界を示すことになった。

国会議員と橋下氏の軋轢は先週後半に始まった。松浪健太衆議院議員が自身のブログに「橋下独裁にはしない」とタイトルをつけた投稿を掲載した。自民党の離党組で、「日本維新の会」の国会議員団幹事長に就任した松浪氏はブログで、今や国政へのデビューを果たしたのだから、外交問題や安全保障といった国政に関わる政策決定は国会議員が主導すべきとの見解を示した。松浪氏はさらに、韓国と領有権問題で対立している竹島に関する橋下氏の見解について党内から「随分と批判があった」と述べている。

橋下氏は竹島について、日本と韓国による「共同管理」を提唱しているが、これは竹島が日本固有の領土であることは議論の余地がないとする政府の見解とは明らかに合致しない。

政治スタイルがかなり「攻めの姿勢」の橋下氏はこれに激しく反論した。橋下氏は2日、記者団に対し「大きな方針、大きな戦略に関しては、僕のほうが長けている」とし、「国会議員の大きな方針、大きな戦略で有権者が本当についてくるなら、日本維新の会に所属しなくてもいい」と述べた。

こういった反目はおそらく避けられないことだろう。橋下氏が次の総選挙で350人の候補者を立てようとしているが、今のところ日本維新の会は、基本的にはわずか9人の国会議員しかいない地方政党に過ぎない。大阪市および周辺の地方政治家100人余りが党の支配権を堅く握っているためだ。党の政策決定に関して、彼らは国会議員と同等の投票権を持っている。地方の政治家よりはるかに数の多い有権者によって選ばれた国会議員らはもっと発言力があってもいいと感じている。

党の将来の方向性があまり明確でなければ、有権者はますます幻滅を覚えるだろう。新聞の世論調査はどの政党を支持するかとの一般的な質問に加え、次の総選挙の「比例代表」でどの政党に投票するかという質問も行った。

読売新聞の世論調査では、回答を寄せた有権者の13%が「日本維新の会」に投票すると答えた。これは1カ月前に行われた前回調査の16%を下回っている。自民党に投票すると回答した有権者は36%で、前回の31%から上昇したほか、民主党も前回の14%から18%へ上昇している。

朝日新聞の世論調査では、総選挙の比例代表で「日本維新の会」に投票すると回答したのは全体のわずか4%だった。朝日は前回調査では同じ質問はしていない。

記者:Yuka Hayashi
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/14501/


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