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非自民非民主系保守
3064
:
名無しさん
:2012/08/17(金) 06:18:54
大村知事と河村市長が破談 「代理戦争」で主張の違い明確に
更新日:2012年 8月17日 (金)
愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長の亀裂が表面化した。聞くところによると2人の言葉は「だまし討ち」「極めて心外だ」「私をおとしめる発言」と先鋭化。もはや後戻りできそうにない。
早ければ今秋にも実施される衆院の解散総選挙に向けた動きで歩調が合わなかった。昨年2月の知事選、市長選で共同マニフェスト(公約)として掲げた減税、二重行政の解消は立ち消えること必至だ。
振り返ると、転機は東日本大震災だった。有権者を引き付けた「減税」が色あせた。確かにあれほどの自然災害を目のあたりにすると、減税に充てる資金を復興に、という考えが強くなる。その後の選挙で2人が応援する候補者の勢いがなかったのは、その証左といえる。ここに焦りを見つけ、2人は別々の道を歩み始めたのではないか。
今後を考えたい。
衆院の解散総選挙が今秋に実施された場合、大村知事の推す候補と河村市長の推す候補がぶつかるケースがあるかもしれない。知事選と市長選で有権者から「2人は同じ主張」として支持を得たのだ。それが別々の道を歩み始めた以上、たとえ「代理戦争」であっても、自分の主張、相手の主張との違いを明確にするべきだ。共同マニフェストの行方にも言及がほしい。それが有権者への最低限の礼儀ではないか。
愛知県知事と名古屋市長の権限は絶大だ。その2人の間に亀裂があるままでは、まともな行政ができるわけがない。「代理戦争」の結果を2人は真摯(しんし)に受け止めるべきだ。たとえその結果、2人のパワーバランスが大きく崩れても。
気がかりなのは、全国的に支持が広がる橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」に、2人が安易に近寄ろうとしていないかどうかだ。橋下市長は態度を明らかにしていないが、状況からして大村知事、河村市長の2人と同時に連携することは、まず考えづらい。
橋下市長はどこかで選択を迫られることになる。その時、大村知事と河村市長が橋下市長へすり寄り合戦を開始したら、有権者は本当にがっかりしてしまうだろう。協調できるところは協調する。協調できないところは譲らない。大村知事、河村市長には、毅然(きぜん)とした態度で、自らの道を歩んでほしい。それが、絶大な権限を持つ政治家としての責務である。
http://www.chukei-news.co.jp/news/201208/17/articles_18567.php
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