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非自民非民主系保守

2061名無しさん:2010/07/19(月) 22:12:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100719/plc1007190837006-n1.htm
【一筆多論】石井聡 二大政党に伍する政策を (1/2ページ)
2010.7.19 08:37

 民主党の惨敗に終わった参院選の「勝ち組」といえば、与党を過半数割れに追い込んで首がつながった自民党の谷垣禎一総裁とともに、初参戦で10議席を獲得したみんなの党であることは間違いない。

 昨年8月の結党直後の衆院選では、比例代表の得票数でいきなり社民党に匹敵する約300万票を獲得し、今回は公明党を上回る約790万票を得た。次々と老舗政党に肩を並べ、凌駕(りょうが)する勢いを持続している。

 渡辺喜美代表は開票後のインタビューで「大勝利だ」と笑顔を見せたが、心中には「もっと取れた」という悔しさも残っていたはずだ。「選挙区2ケタ、比例代表2ケタ」と掲げた強気の目標も、鳩山政権末期には実現不可能ではないと踏んでいた数字だったからだ。

 政界で選挙通と呼ばれる人たちの間では、各党の獲得議席を予測する目安として、「民主+自民=95」「公明+その他=25」という数式があった。みんなの党の出現で議席予測が難しくなり、今回の参院選でもこの数式が通用するか、修正が必要になるかが注目されていた。

 ちなみに3年前の参院選は「民主60、自民37」、6年前は「民主50、自民49」だったが、今回は「民主44、自民51」で、ピタリとあてはまった。

 比例代表での民主、自民合わせた獲得議席が、前回の34から28に減った意味は小さくない。だが、トータルの議席で考えれば、みんなの党の躍進は「民主+自民」以外のくくりの中での出来事ともいえる。二大政党に代わる受け皿を目指して一定の成果を挙げたが、自民党も「勝利」を得たのだ。主戦場は引き続き二大政党対決にあったとの見方もできるだろう。

 渡辺代表も「自民党は選挙上手というか資金、支援団体などをフル活用した。残念ながらそういう分野で出遅れた」と、政権への批判票を集め切れなかったことを率直に認めていた。

 首都圏で当選したある議員の陣営では、人手不足で宣伝車の乗り手が足らず、見かねた高齢の親族が広い選挙区を回ったという話もある。飛躍を続けるには、陣営の強化や組織づくりの厚い壁が立ちはだかっている。

 参院11議席で国会運営のキャスチングボートに手がかかり、政権への参画も視野に入った段階といえるが、同時に党の政策全般に対する見方も厳しくなるだろう。

 ムダや天下り排除を鮮明に打ち出している点は共感を得ている。だが、外交政策では「核廃絶」や「世界平和」といった理念先行の言葉が並び、「民主党と同じにおいがする」と保守勢力から批判も受ける。党公約にある年率4%の名目経済成長についても、党内から疑問の声が出ている。

 議員個人の人気では渡辺氏を上回ってきた新党改革の舛添要一代表は「みんなの党は公務員制度改革に特化するシングル・イシュー・パーティー」と指摘し、「私はすべての分野について政策を持っている」と牽制(けんせい)している。国家像を競い合うことも必要だ。

 かつて新党ブームを起こした日本新党は最初の参院選で4議席を得て快挙と呼ばれ、後に細川護煕政権を誕生させた。二大政党と伍(ご)していくのは、政権担当能力そのものが問われる過程ともいえる。(論説委員)


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