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非自民非民主系保守

1893名無しさん:2010/05/15(土) 11:36:53
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100515ddlk06040126000c.html
この人に聞く:日本創新党政策委員長・斎藤弘前知事 /山形

 ◇参院選比例代表出馬表明−−斎藤弘前知事(52)

 斎藤弘前知事(52)が首長経験者らでつくる「日本創新党」から参院選に比例代表で立候補すると表明した。「地方経営の経験や実績を国政で生かしたい」と訴える斎藤氏。立候補の動機や政策について聞いた。【和田明美、林奈緒美】

 ◇税財源、地方へ移譲を 国のバラマキは限界
 −−「みんなの党」からも誘いを受けていたと聞いたが。

 「みんなの党」の考え方は立派だと思うが、政策を担うには間口が狭い気がした。「公務員改革一点突破型」というイメージを、多くの国民が持っているのでは。それに対し、創新党は地方経営をやってきた仲間の集まり。間口を広く考え取り組めると思った。首長としての経験もあり、創新党を選んだ。

 −−非自民、非民主の他の新党と連携した方が、票が割れず議席獲得の可能性は高いのでは。

 選択肢がゼロとは言っていない。いろいろな可能性はある。ただ、今の段階では申し上げられない。相手のいる話でもある。

 −−知事時代、県政史上初めて県債残高を減少させた。

 今の県政は(後に国からの地方交付税で賄われる)「臨時財政対策債」などを除いた上での県債残高減少を目標にした。うそではないが、国の財政が税収より借金が多い時に「国が手当てしてくれるからいい」という考え方で、結局は国民の負担になる。「地方の自立」とは真逆の論理だ。

 −−政策に「道州制」を掲げる。

 単なる合併でなく、地方が独立するための枠組み。徴税権や立法権を持つ。地方分権には、権限・財源・人材を地方に移譲することが重要。その受け皿として県では小さい。

 −−道州制は、山形の衰退につながるのでは。

 山形の魅力は、技術力の高さや人材のまじめさ、農産物といっぱいある。道州制で、それがなくなったり薄れたりはしない。むしろ地域の特性としてクローズアップされると思う。また、例えば自動車産業に必要、となれば県境でぶつ切りの日沿道や国道48号などの整備も進むのでは。

 −−「5年以内の国会議員半減、地方公務員の人件費3割削減」を打ち出した。

 政策目標ではなく、他の政策を実行する上での前提と位置づける。必ずやる。そうでなければ国民に負担を求める時に誰もついて来てくれない。民主党は衆院議員80人削減を主張していたが法案すら出ていない。

 −−山形や東北で特に訴えたいことは。

 やはり農業。規制を大幅に緩和し多様な担い手の参入を可能にする。命の大切さを子供に体得させるためにも農業は重要だ。

 −−創新党からの立候補で「裏切られた」と思っている自民関係者もいる。

 知事選の恩義があり、感謝の気持ちは生涯忘れない。一方、これまでのバラマキ政策の延長ではこの国は救われない。応援してくれた人にその気持ちを分かってもらえるようつとめたい。

 −−創新党として参院選後の活動の見通しは。

 統一地方選、衆院選と党勢の拡大を図る。政策実現や公務員改革実行のためには政権与党にならなければいけない。そう簡単ではない。中期的な考え方も持ちながら挑んでいく。

 −−知事選への意欲は残っていますか。

 ありとあらゆる可能性はある。地方を、国をよくしたいという思いを持っていますから。

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 ■人物略歴

 ◇さいとう・ひろし
 1957年10月18日生まれ。山形市出身、東京外語大卒、米ジョンズ・ホプキンス大院修了。日銀、山形銀行勤務を経て、05年の知事選で初当選。09年の知事選で無所属新人の吉村美栄子氏に敗れる。創新党の政策委員長を務める。

毎日新聞 2010年5月15日 地方版


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