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小沢一郎の政権構想

688チバQ:2012/07/04(水) 00:08:14
 元代表は従来、グループ議員に「行動を起こす時には一人一人意見を聞く」と意思確認する考えを示していた。

 そのほかの離党届も、正式な届けに必要な印鑑ではなく、母印が押されたものがあり、執行部の指摘を受けて山岡氏が2時間遅れて再提出した。

 ドタバタ劇が起きたのは、土壇場で翻意する議員が出ることを恐れた元代表が山岡氏らを使って既成事実を作ろうとしたためだ。グループ内には元代表のこうした手法への不満も積もる。当選1回の衆院議員の一人は元代表に「離党届を出す前に連絡ぐらいすべきだ」と苦言を呈し、元代表は「悪かった」と謝ったという。

 被災地の岩手県選出にもかかわらず、政争に明け暮れる元代表への批判もグループ内から出た。同県陸前高田市出身の黄川田徹衆院議員(岩手3区)は離党に同調せず、国会内で記者団に「新党には大義や将来の方向が見えない。被災地では『また政局か』と理解されていない面がある」と語った。

 ◇「不信任案提出」に肉薄 きづな、大地と連携 党首討論に資格

 小沢元代表ら離党届を提出した衆院38人と参院12人が新党を結成すれば、衆院では民主、自民に次ぐ第3会派、参院では民主、自民、公明に次ぐ第4会派となる。衆院では、新党きづな(9人)、新党大地・真民主(3人)と合わせると50人で、内閣不信任決議案を提出できる51人まであと1人と迫る。元代表周辺は「段階離党」や「五月雨離党」で離党者はさらに拡大すると見込み、「不信任案提出カード」で野田政権を揺さぶる構えだ。

 元代表周辺は「2段構えの離党を考えている。第1弾は50人だが、参院での採決前後に鳩山由紀夫元首相とか中間派も含めて加わってくるのではないか」との見方を示した。山岡氏も輿石氏と会談した直後、記者団に「これから(離党者は)五月雨的に出てくる」と自信を示した。

 離党者がこれ以上拡大しない場合でも、「小沢新党」は、衆参両院いずれかで10人以上が必要な党首討論の質問資格を得ることになる。両院での議院運営委員会の理事ポストも獲得できる。証人喚問の舞台となる衆参の予算委員会にも委員を出せるため、全会一致の慣例をたてに、政治資金規正法違反事件を巡る元代表の喚問要求を拒む主張ができる。

 一方、民主党は、小沢元代表らの離党届提出で、衆院は251議席、参院は92議席となる。衆院では単独過半数を維持できるが、野党が多数を占める参院はすでに少数与党の状態にある。

 民主党が提出した衆院選挙制度改革関連法案は、公明党の主張する小選挙区比例代表連用制を一部導入する内容で、審議を通じて公明党との協力関係を構築する狙いもあった。しかし、参院で12人が離党すれば、公明党の賛成を得ても法案は可決できない。【横田愛】


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